JP2006268129A - 行き先情報を通知する方法およびそのシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】従来からあるパソコン端末を利用した行き先情報通知システムは端末の使用者が、予め行き先を登録しておくことが必要である。このように端末の使用者に依存するシステムが持つ欠陥を、近くの座席にいる人の情報で補うことができるより有効な通知システムを提供する。
【解決手段】ネットワークを介してサーバに接続された複数の端末で構成されていて、行き先を探している人(捜索者)が対象とする人(被捜索者)の行き先を知りたいとき、サーバに問い合わせを行うと、サーバは管理表より被捜索者の座席の近くにある端末を抽出し、さらに抽出した端末の動作状態を確認して問い合わせ対象を選択し、対象となった端末の表示装置に前記被捜索者の行き先についての問い合わせを表示し、該端末の使用者が該問い合わせに対して知っていることを回答として送信し、前記サーバが捜索者の端末にその回答を表示する通知の方法とシステム。
【選択図】図6

Description

本発明は、パーソナルコンピュータ端末の使用者の行き先を、ネットワークで接続された離れた場所にある他の端末から知ろうとしたときに、対象になる人の座席の近くにいる人に問い合わせ、知っている情報を取得して通知するシステムに関わる。
パーソナルコンピュータ(PC)端末を各人が占有して使用するようになってくることにより、使用者の在席あるいは行き先等の情報をサーバが管理し、問い合わせに応じて通知するシステムが利用されている。このようなシステムでは各PC端末の使用者が自席のPC端末を操作して行き先の情報を予めサーバに登録しておくことで、他のPC端末の使用者(以下捜索者という)が、連絡を取りたいPC端末の使用者(以下被捜索者という)の行き先情報を自席のPC端末を用いてサーバに問い合わせを行い、PC端末の表示装置に表示させることができる。(特許文献1)
しかし、上記のシステムはPC端末の使用者が必ず予め行き先情報を入力しておくことが前提になっているが、必ずしも全ての人が守るとは限らず、被捜索者の行き先をすぐに知ることができない状況が発生している。
また、急に他の人から呼び出しを受けて行き先を入力することなく離席するようなことも往々にして起こり得る。このような場合に対して補うために、出先で入力しなかったことに気付いたときに手近のPC端末から行き先を更新することができるシステムも存在する。
このような対策を取ったとしても、システムが充分に機能するためには、被捜索者が常に行き先情報を入力していることが前提条件であって、全ての人に守らせることが困難であった。
また他の手段として、近年PHS(Personal Handy phone System)、携帯電話等の携帯端末機器の軽量化、設備の低価格化の進展で各自が携帯端末を所持することによって、出先でも直接連絡を取ることが可能になってきている。(特許文献2)
このようなシステムを備えることで各自が携帯端末を所持するようになったとしても、会議中などで応答を避ける必要があるときや、集中して作業を行っていて中断を避けたい場合などでは電源をオフにする場合がしばしば生じる。このようなときには、被捜索者の所在がわからなくなり急な連絡を取るのが困難になってしまう。
このように連絡が取れない場合の対策として、携帯端末の発信する情報から行き先を特定するシステムも存在するが、被捜索者が携帯端末を自席に置いたまま離席した場合には有効に動作しない場合がある。
このように、近年使用されている行き先情報通知システムは基本的に使用する者の意識に依存したシステムと言うことができる。一方、従来から一般的に用いられてきた机上の電話を使って連絡を取る方法であれば、被捜索者が離席している場合には、近くの座席の人(以下近席、および近席者という)が電話を取り、短時間の離席か、さらには取った人が行き先を知っていればその情報を提供するなどと柔軟に対応することができる。
しかし、個人が携帯端末を所持するようになると、被捜索者が応答しない場合には行き先を知る方法がなくなってしまう。さらに、近席者に問い合わせをしようとした場合、他の場所にいる人には被捜索者がいるフロアの情報を容易に知ることができないため、近席者を見つけ出して問い合わせをするのが困難になっている。
さらに、捜索者が近席者の電話番号を知っていたとしても、電話で別の人の行き先を問い合わすことは業務の邪魔をすることにもなるので、一般的に電話をすることに躊躇する場合が多い。
以上述べたように、PC端末や携帯端末を利用した行き先情報通知システムがカバーしきれない範囲を近くの座席の人が知っていると思われる情報で容易に補うことができるシステムが求められている。
ここで、近席情報には、同じフロアにいる近くの座席の人だけには限られない。例えば、職制上同じ所属の人であれば、互いの業務の遂行状況を知っていて被捜索者の行き先情報を把握する確率が高い場合がある。あるいは、他の職場の人と共同でプロジェクトなどを行っている場合は、座席や職制以外にプロジェクトの関係者同士の方が行き先をよく知っている場合もある。
特開2003−216802号公報 特開2003−163958号公報
以上述べたように、本発明の行き先情報提供システムは、PC端末を利用して被捜索者の行き先情報を取得することを目的としている。従来の行き先情報通知システムは、使用者とシステムの間の直接的な関わりで機能していたものに加えて、座席が近い人の情報を加えるとより有効に機能すると考え、いかに簡便に利用できるかが課題となっている。
すなわち、被捜索者がPC端末に行き先の入力を行わずに離席した場合に、被捜索者の近くの座席にいる人を見つけ出し、その人に被捜索者の行き先情報を問い合わせ、その回答を捜索者に提供することが容易に行われることである。
そのために、PC端末の使用者ひとり一人の近くの座席にいる人が誰であるかの情報を予め取得しておくことが必要である。
さらに、捜索者の問い合わせに応じて問い合わせを行う際に、被捜索者の近席者に問い合わせを行う場合、その近席者が使用する端末が問い合わせを表示できる状態にあるかどうかを確認することも必要である。
さらに、被捜索者の近くの座席の人に限らず、職制情報を元に業務遂行情報からそれぞれのPC端末の使用者の行き先を知っている可能性の高い人を予め特定しておくことが必要である。
あるいは、上記以外にも特定プロジェクトなど、行き先を知っている可能性の高い人を個別に指定することができれば有効に動作すると考えられる。
さらに、捜索者がPC端末に問い合わせを行うだけで、被捜索者の近席の人を見つけ出し、その人に被捜索者の行き先を問い合わせ、その回答が容易に入手できることが求められている。また、この問い合わせによって、近席者が現在行っている業務の邪魔にならず、簡便に被捜索者の行き先情報の回答ができることが必要である。
本発明は上記課題を解決するために、
ネットワークを介してサーバに接続された複数の端末で構成され、第1の端末が発信する第2の端末の使用者の行き先問い合わせに応じ、前記サーバが行き先情報を通知する方法において、前記サーバが、第1の端末の問い合わせを受信するステップと、記憶装置に格納された管理表より前記第2の端末に関連付けられた1または複数の第3の端末を抽出するステップと、前記第3の端末の動作状態情報を受信し、該動作状態に応じて端末を選択するテップと、前記選択された端末の表示装置に前記問い合わせを表示するステップと、前記選択された端末が送信する前記問い合わせの回答を受信するステップと、前記回答に応じて、前記第1の端末に前記回答を表示するステップとを含むことによって、捜索者に被捜索者の行き先情報を通知することを特徴とする方法である。
サーバが被捜索者に関連し、被捜索者の行き先を知っている可能性が高い人の端末を見つけ出し、さらに端末の動作状態から画面表示が可能な端末を自動的に見つけ出し、行き先の問い合わせ表示を行うことができる。表示された画面を見て近席者が知っている情報を回答することで、捜索者は他の人が持つ情報を容易に入手することができる。
さらに、前記管理表は、前記第2の端末が設置された座席配置情報に応じ、前記第2の端末に近い座席の端末と関連付けて作成され、あるいは、前記第2の端末の使用者が所属する職制に応じた端末と関連付けられて作成される方法である。
このように被捜索者の行き先を知っている可能性が高い人として、事務所フロアの座席に近い人、あるいは職制上同じ職場に所属する人を選ぶことが有効である。
さらに、上記の方法で行き先情報を提供するために、本発明は、行き先捜索者が使用する第1の端末と、行き先被捜索者が使用する第2の端末と、前記第2の端末に関連付けられた第3の端末と、前記第1乃至第3の端末とネットワークで接続された行き先情報を通知するサーバを含み、前記サーバは、前記第1の端末から前記被捜索者の行き先の問い合わせ情報を受信し、前記管理表から第3の端末を抽出し、該第3の端末の動作状態に応じて端末を選択し、該選択された端末に前記問い合わせ情報を表示し、該選択された端末が発信する回答を受信し、該回答を前記第1の端末に表示する装置で構成されている。
このように、管理表を備えたサーバと端末とをネットワークで接続することで、別の事務所フロアや、離れた地域にいて、被捜索者の行き先を知っている人を見つけ出すのが困難な捜索者であっても容易にその人を見つけ出し、知っている行き先情報を得ることができる。
本発明は、従来の行き先表示システムにおいて人に依存する箇所があるためにカバーしきれなかった部分を、被捜索者の近くの座席にいる人の情報で補うことに特徴がある。すなわち、従来のシステムでは、捜索者は被捜索者がサーバに対して提供した情報しか得ることができなかったものが、本発明を使用することによって、被捜索者の情報を知っている可能性の高い人を見つけ出し、その人の情報を加えて手に入れることができる。このように、本発明は現在使用されている新しい情報システムと、従来からあった人が関わるシステムとを融合させたものである。
本発明は、行き先情報提供システムを備えたサーバと、本サーバにネットワークで接続された複数のPC端末で構成されている。各PC端末は各使用者に割り当てられていて事務所フロアなどに配置されている。各PC端末は配置された事務所のフロアの座席の情報を元にそれぞれの近席に当たるPC端末を特定し、近席管理表を作成しサーバの記憶装置に格納しておく。
この近席管理表には座席表に基づく近席情報のほかに、職制に基づく所属情報、さらにプロジェクトなど個人的な業務に関連して指定できるオプション設定情報も備えている。
サーバは、捜索者からの問い合わせを受けると近席管理表にアクセスして被捜索者の近席者が使用するPC端末を抽出する。次いで、抽出されたPC端末の中から問い合わせ情報が画面に表示可能な状態にあるものを選択し、選択されたPC端末に対して問い合わせ情報を送信し、その端末の表示装置に行き先問い合わせ画面をポップアップ表示する。
問い合わせを受けたPC端末の使用者は被捜索者の行き先について知っている情報を画面上で入力し、返信ボタンを押すことでサーバに回答する。この間、問い合わせと回答入力の表示は画面上にポップアップするだけなので、現在実行中の業務に支障を与える可能性はわずかである。
回答者から返信された被捜索者の行き先情報は捜索者のPC端末の表示装置の回答画面に表示される。このとき、受信した回答は収集時刻とともに記憶装置に格納され、所定の時間内に他のPC端末から同じ被捜索者の行き先問い合わせがあった場合の回答に使用される。
本発明の詳細について、事務所フロアに設置されたPC端末の使用者の行き先を別の場所のPC端末から問い合わせを行った場合を想定して実施例を用いて説明する。図1は本システムの構成を示している。サーバ11は記憶装置12を備え、本システムのプログラムおよび下記で述べる管理情報が格納されている。PC端末13の中AA乃至CCは同じ事務所のフロア内に設置されていて、それぞれLANを介してサーバに接続されている。PC端末XAは前記PC端末とは別のフロアに設置されていてサーバ11とLANによって接続されている。また、PC端末YAは離れた地域に設置されていて、サーバ11とはインターネットを介して接続されている。
PC端末の使用者は各自の予定に従って、時刻ごとの行き先を登録する。登録された行き先情報はサーバ11の記憶装置12に格納される。各PC端末からは前記ネットワークに接続されたPC端末13から任意の人の行き先を知ることができる。図2は、登録されたPC端末使用者の行き先登録のデータ20を示している。データ20には、氏名、所属、電話番号等の固有情報21は予め登録されている。PC端末の使用者は、他の場所に行く予定が決まったとき、時刻欄22の中の予定時刻に対応する行き先欄23に行き先を記入し、行き先地にいる間の電話等連絡先を連絡先欄24に記入し登録する。
次に、本発明で使用される被捜索者の近くの座席にいる人の情報を登録する方法について説明する。図3はPC端末が設置された事務所フロア30内の座席の配置を示している。図3の例では、各3個並んだ机の列が向かい合わせに対をなし、この対が2列並んでいる。さらに、それらの列から離れて独立の座席が2個配置されている。それぞれの座席には凡例31に示す座席の使用者の情報が記入されている。上段は使用者の氏名32が記載されている。また本例では氏名32の最初の文字は所属する職制名を示すとしている。中段には電話番号33が記載され、下段には、本システムでサーバが各PC端末を識別するために個別に与えられた使用者コード34が記載されている。
使用者コード34は数字の組み合わせ(M、N、L)で構成され、Mは座席の列を示し、Nは座席の行を示しフロア内での座席の位置関係を表している。Lは職制上の所属を数字で示している。使用者コード34は記憶装置12に格納されていて、座席変更あるいは職制変更が行われたときには更新される。これらの数字は後で述べる近席管理表を自動的に作成するときに使用される。
次に、使用者コード34を用いてそれぞれのPC端末の使用者の近くの座席にいる人を特定し、近席管理表を作成する手順について説明する。図4は近席管理表40を示している。氏名欄41にはPC端末の使用者の氏名、所属欄42には所属名が記載される。次の近席欄43には、各氏名欄41に記載の人に近い座席にいる人の氏名が記載されている。所属欄44には職制上同じ部署に所属する人の氏名が記載されている。
さらに、オプション欄45は、座席、職制以外の理由で互いに行き先を知っている確率が高い人を各PC端末の使用者が独自に入力する欄である。
ここで、近席者は同じ列の隣接する左右の座席の人と、同じ行の向かい合う座席の人、および同じ行で背中合わせの人と定義している。このように近席者を定義し、使用者コード34を用いて自動的に近席欄43に近席者氏名を埋める。すなわち、使用者コード34の数字(M、N、L)の人の左右両隣の人を求める場合、列を示す数字Mが同じで、行を示す数字Nの値がN±1の人が該当する。向かい合う座席の人は、列を表す数字Mが偶数と奇数の場合で異なり、偶数列の座席の人の向かいの座席は行を表す数字Nが同じで、列MがM−1の人、奇数列の座席の向かいの座席はNが同じで、列MがM+1の人が該当する。同様に背中合わせの人は、Nが同じで、Mが偶数のときはM+1の人が該当し、Mが奇数のときは列M−1の人が該当する。なお、AAやBAのように少し離れた座席の人については個別に指定する必要がある。
所属欄44は、使用者コード34(M、N、L)のLの数字が同じ人が該当する。従って、職制上同じ所属であれば、別の場所にいる人も選択されてこの欄に記載される。図4の例では、所属Cの場合、CA,CE,CFの人が他のフロアにいることを示している。
このように、近席管理表40は自動的に作成されるが、不都合がある場合は、PC端末の使用者が自席の端末を用いて修正を行うようにしても構わない。
さらに、オプション欄45は、PC端末の使用者が自席の端末を用いて任意に登録を行うことで作成することができる。このようにして作成された近席管理表40は記憶装置2に格納される。
このように近席管理表40は、PC端末が設置されている事務所フロアの座席表30を用いて自動的に作成される。従って、席替えや組織変更が行われたときに座席表30を更新するだけで常に最新の状態に維持することができる。座席表30の更新は、事務所フロアの担当者や、職制管理部門の担当者など予め決めておくことで比較的容易に行うことができる。
次に、問い合わせを行う先のPC端末のステータス情報の収集について説明する。PCステータスはそれぞれのPC端末の動作状態を表している。図5に示すステータス管理表50ではPC端末の動作状態および本通知システムが動作しているときの状態に関する情報が格納されている。氏名欄51と所属欄52の欄はそれぞれ氏名と所属を示す。在席欄53と離席欄54はステータス管理表50を作成した時刻の在席または離席の状況を示している。図2の行き先管理表20を検索し、現在時刻に行き先指定がない場合は在席欄53、行き先指定がある場合は離席欄54に丸印が記載される。
PC−ステータス欄55は各PC端末の動作状態を示し、パワー欄551、モニタ欄552、S.S(スクリーンセーバー)欄553の3つの状態に区分されている。パワーがONの状態であれば使用者が事務所に出勤してきていることがわかる。さらにモニタがONの場合、そのPC端末が使用状態にあり、サーバ11から問い合わせを行ったときに表示装置の画面にポップアップ表示が可能な状態にあることを示している。また、モニタがOFFの状態のときは長時間離席している可能性が高く、また、サーバ11から問い合わせを行っても画面表示されないため問い合わせを行っても無駄になることを示している。
スクリーンセーバーがONの場合は、短時間操作がされていない状態を示していて、使用者が短時間離席している可能性が高い。
各PC端末のステータス情報はパソコンのOSが備えている省電力機能を利用して収集することができる。例えばWindws(登録商標)の場合は電源仮にACPIという規格を採用していて、電源のオンオフ、スタンバイ、スリープなどの設定を行うことができる。それぞれの設定に対して、PC端末のパワー、モニタ、スクリーンセーバーの設定がなされる。
サーバ11は、定期的に配下のPC端末13に対して、ステータスの情報を要求する信号を送信し、要求信号を受けたPCはそれぞれ現在のステータスの情報を返信する。サーバ11は、受信したステータスを図−5のPC−ステータス欄55に順次記載してゆく。
行き先問い合わせ欄56は、本システムを用いて問い合わせを行うときに使用するものであって、後で説明する。
表の記載が完了した時点で表の作成時刻57が記録されステータス管理表が作成される。作成されたステータス管理表50は記憶装置12に格納される。この機能を採用することによって、サーバ11は配下のPCが現在どのようなステータスにあるかの情報を、LANを通じて収集することができる。データの収集は定期的に行えば良い。例えば1分間隔で行えば本発明の目的を満たすものと思われ、この程度の頻度であればLAN回線およびPCに対しては負担とならない。
次に、本システムの動作について図6のフローチャート60を用いて説明を行う。本フローチャートでは操作を行う実体を捜索者、サーバ、問い合わせ対象者と分けて表示している。ここで説明するために選んだ例として、図2で示す座席にいるPC端末BCの使用者(被捜索者)が上記行き先管理表に入力を行わずに離席した場合を仮定し、別の事務所にいるPC端末XAの使用者(捜索者)が被捜索者の行き先を探す手順を想定して説明する。
捜索者XAが被捜索者BCに連絡を取ろうとして電話をかけたが電源切断の応答があり連絡が取れない状態になった。そこで自席のPC端末XAを操作して行き先登録データ20を見ると在席を表示しているので行き先を知ることができない。
(ステップS1)そこで、捜索者XAはPC端末XAを操作して、サーバ11に対して被捜索者BCが使用しているPC端末BCのステータスの問い合わせを行う。
(ステップS2)サーバ11は、ステータス管理表50を参照して、被捜索者のPC端末のステータス検索し、その結果をPC端末XAに回答を返信する。
このとき、仮に被捜索者のPC端末BCのステータスがパワーON、モニタON、スクリーンセーバーOFFの状態であれば、在席中、または離席した場合でも離席後間もないことを知ることができる。従って、メールなどの手段で間もなく連絡がつく可能性が高いことを知ることができる。他方、回答がパワーOFF、またはスクリーンセーバーONであった場合は、いつ連絡が取れるか手がかりが得られない状態なのでサーバ11に対して近席情報の取得を要求することとした。
(ステップS3)捜索者XAはPC端末を操作してサーバ11に対し、被捜索者BCの近席者に問い合わせを要求を送信する。
(ステップS4)サーバ11は、ステータス管理表50の問い合わせ欄561に問い合わせを行う被捜索者になった旨の表示を行う。次に、近席管理表40を参照して、被捜索者BCの近席者を抽出する。図4の例では、BB、AC、BD、BEが抽出される。抽出された氏名はステータス管理票50の行き先問い合わせ欄56の中の近席欄562に抽出対象である旨の表示を行う。
(ステップS5)次に、抽出された近席者の中から問い合わせを行うPC端末を選択する。先ず、上記で抽出されたPC端末の在席欄53、離席欄54を参照して在席している人を選択する。次いで、PCステータス欄55を参照し、PC端末に問い合わせ情報が表示可能かどうかを調べる。パワーONでモニタがON、そしてスクリーンセーバーがOFFの状態であれば対象とするPC端末に問い合わせ表示が可能と判断し、選択対象とする。図5の例ではBDとBEが問い合わせる対象者として選択される。問い合わせ対象者であることを示すために、問い合わせ欄561に問い合わせの表示を行う。
(ステップS6)次に、サーバ11は選択されたPC端末BDとBEに対して、被捜索者BCの行き先の問い合わせ情報を送信する。行き先問い合わせ情報を受信したPC端末BDとBEの表示装置には問い合わせ表示がポップアップ表示される。
図7にPC端末BDへ問い合わせたとき表示される問い合わせ画面70を示す。ポップアップ表示された問い合わせ表示71には、問い合わせ内容72と、回答のための「在席」ボタン73および「離席」ボタン74が表示される。問い合わせ内容72には捜索者、被捜索者の氏名および問い合わせ内容が表示される。
(ステップS7)PC端末BDの使用者は被捜索者BCが在席か、離席かを確認して、どちらかのボタンを選択してクリックして回答を送信する。
被捜索者BCが離席していた場合、「離席」ボタン74をクリックすると表示装置には続いて、行き先を問い合わせる表示75がポップアップ表示される。問い合わせ表示75には、行き先について知っている情報を記入する行き先欄76と、知らない場合に入力する「不明」のボタン78が表示されている。問い合わせを受けた人が被捜索者BCの行き先を知っている場合には行き先欄76に知っている情報を入力し「送信」ボタン77をクリックする。行き先を知らない場合は「不明」ボタン78をクリックする。回答の情報は、サーバ11に送信される。
このようにして、被捜索者の近くの座席にいる人が被捜索者の行き先を知っている場合は、その情報をサーバ11に伝えることができる。ここで、問い合わせ表示71、75はPC端末が現在行っている作業画面にポップアップ表示されるだけであって、作業内容に影響を与えることはない。また、問い合わせを受けたPC端末の使用者が回答するために行う作業は、わずかな数の文字を入力することと、ボタンをクリックするだけなので、現在行っている作業には余り邪魔をすることにはならない。
(ステップS8)問い合わせたPC端末から回答を受けたサーバ11は、回答の内容を記憶装置2に格納する。このとき、ステータス管理表50にある在席欄53、離席欄54の記載内容と異なる結果であった場合は、その内容を修正し更新しておく。こうすることで最新の情報を保持することができる。
(ステップS9)次に、サーバ11は受信した回答の内容を捜索者のPC端末XAの表示画面にポップアップ表示する。図8は回答の表示画面80を示す。ここでは回答内容が異なる複数の回答例を示している。
在席回答例81は現在在席している場合の回答例を示している。被捜索者BCが離席している場合に表示される離席回答例(1)82は行き先がわかった場合を示し、離席回答例(2)83は行き先が不明の場合を示している。それぞれの回答表示には、回答した人の氏名と電話番号、被捜索者の行き先など回答者が書いたコメント、および回答時間が表示される。
また、複数の回答があった場合は、並列して表示するようにしておく。このようにすれば、捜索者XAはより正確な判断をすることができる。
(ステップS10)そして、捜索者XAは回答に満足したとき、本システムの動作を終了の操作を行う。
もし、回答が不満の場合は、
上記の例では、ステップS2で問い合わせを行う対象を、座席が近い近席者の場合を用いて説明したが、図4の近席管理表の同所属、あるいはオプションを選択することもできる。選択のケースとしては、
1)PC端末の使用者が近席管理表40の作成時に予めどの条件を使うかを指定する。
2)ステップS3で問い合わせをするときに捜索者が選択する。
3)最初、近席条件を選択したが、ステップS6で問い合わせ対象者が見つからない場合や、ステップS9で回答の内容が全て「不明」の場合に、サーバ11が自動的に、順番に所属、オプションと順番に選択して問い合わせる。
4)最初から近席、所属、オプションに対して同時に選択して問い合わせる。
等の変形が考えられる。
所属に基づいて抽出する場合はステップ4で抽出された対象者を行き先問い合わせ欄56の所属欄563に表示する。オプションに基づいて抽出するときは、オプション欄564に表示する。
以上説明したように、本発明による行き先情報を通知するシステムを用いることで、従来からある通知システムで欠けていた人と人とのつながりが利用することができるようになる。このようにして、使用者の入力不足に起因する従来からの課題に対して補足、補充することができて、より有効な行き先通知システムを提供することができる。
本発明の特徴は、従来の行き先通知システムが、被捜索者とシステムだけの関係に基づいていたために、被捜索者の近くの座席にいて行き先を知っている人に問い合わせを行うことができなかった。本発明は、行き先通知システムに登録されているPC端末が設置されている場所の情報すなわち座席表から相互に近い座席の人を選んで予め登録しておくことで、本システムに問い合わせがなされたとき、登録されている人に問い合わせをすることができる。従来のシステムで補いきれなかった部分を人が持っている情報で補うことでより有効な行き先情報システムを提供することができる。
さらに、近い座席の人の登録は、座席変更や職制変更があったときもそのとき更新される座席表、職制表を用いて自動的に更新することができてPC端末使用者に依存せずにシステムを維持することができて有効に動作する。
本発明のシステムの構成を示す図である。 行き先登録データを示す図である。 座席表を示す図である。 近席管理表を示す図である。 ステータス管理表を示す図である。 問い合わせのフローチャートである。 問い合わせ画面を示す図である。 回答表示画面を示す図である。
符号の説明
11 サーバ
12 記憶装置
13 PC端末

Claims (5)

  1. ネットワークを介してサーバに接続された複数の端末で構成され、第1の端末が発信する第2の端末の使用者の行き先問い合わせに応じ、前記サーバが行き先情報を通知する方法において、前記サーバが、
    第1の端末の問い合わせを受信するステップと、
    記憶装置に格納された管理表より前記第2の端末に関連付けられた1または複数の第3の端末を抽出するステップと、
    前記第3の端末の動作状態情報を受信し、該動作状態に応じて端末を選択するステップと、
    前記選択された端末の表示装置に前記問い合わせを表示するステップと、
    前記選択された端末が送信する前記問い合わせの回答を受信するステップと、
    前記回答に応じて、前記第1の端末に前記回答を表示するステップとを含むことを特徴とする行き先情報通知方法。
  2. 前記管理表は、前記第2の端末が設置された座席配置情報に応じ、前記第2の端末に近い座席の端末と関連付けて作成されることを特徴とする請求項1記載の行き先情報通知方法。
  3. 前記管理表は、前記第2の端末の使用者が所属する職制に応じた端末と関連付けられて作成されることを特徴とする請求項1記載の行き先情報通知方法。
  4. 前記行き先情報通知方法は、さらに、前記サーバが
    第2の端末の動作状態を受信するステップと、
    該第2の端末の動作状態を第1の端末に表示するステップとを含むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の行き先情報通知方法。
  5. 行き先捜索者が使用する第1の端末と、
    行き先被捜索者が使用する第2の端末と、
    前記第2の端末に関連付けられた第3の端末と、
    前記第1乃至第3の端末とネットワークで接続された行き先情報を通知するサーバを含み、
    前記サーバは、前記第1の端末から前記被捜索者の行き先の問い合わせ情報を受信し、前記管理表から第3の端末を抽出し、該第3の端末の動作状態に応じて端末を選択し、該選択された端末に前記問い合わせ情報を表示し、該選択された端末が発信する回答を受信し、該回答を前記第1の端末に表示することを特徴とする行き先情報通知システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007279906A (ja) * 2006-04-04 2007-10-25 Mitsubishi Electric Corp ネットワークアクセス管理システム
JP2008226024A (ja) * 2007-03-14 2008-09-25 Mitsubishi Electric Corp 行き先表示システム、行き先表示の自動更新方法およびその方法をコンピュータに実行させるプログラム

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