JP2020052699A - リソース予約システム、通知方法、情報処理装置 - Google Patents

リソース予約システム、通知方法、情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】リソースの予約に関する情報の送信方法又は宛先を変更できるリソース予約システムを提供すること。【解決手段】リソースの予約を管理する情報処理装置30がリソースの予約に関する通知を端末装置60に送信するリソース予約システム100であって、リソースの予約に関する予約情報を取得する予約情報取得手段33と、前記予約情報取得手段が取得した前記予約情報に応じて前記リソースの予約に関する通知の送信方法又は宛先を決定する送信方法決定手段43,44と、前記送信方法決定手段が決定した送信方法で前記リソースの予約に関する通知を前記端末装置に送信するか、又は、前記送信方法決定手段が決定した宛先に前記リソースの予約に関する通知を送信する送信手段45と、を有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、リソース予約システム、通知方法、及び、情報処理装置に関する。
会議室等のリソースの予約を管理するリソース予約システムが知られている。会議室の予約者は端末装置を予約管理サーバと通信させ、端末装置で動作するブラウザで会議室を予約できる。予約管理サーバに登録された会議の予約状況を、会議の参加予定者は端末装置を操作してそれぞれ予約管理サーバと通信することで確認できる。
このようなリソース予約システムは予約者が手軽にリソースを予約できる反面、会議が延期や中止になった場合に、予約者が予約管理サーバに登録された会議室の予約を取り消したり変更したりすることを怠る場合がある。また、会議が延期や中止にならないとしても、会議が開催されることを参加予定者が忘れてしまう場合もある。使用されない会議室が予約されることを空予約といい、空予約は会議室を借りたい者の使用機会を奪うだけでなく、会議室の提供者側の提供機会を奪ってしまう。
そこで、予約した会議の開始時刻の前に会議室が予約されていることをリソースの予約に関する情報を送信する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。リソースの予約に関する情報を送信してリソースの予約を注意喚起することをリマインドという。特許文献1にはスケジュールのイベントを実行するために必要な作業内容を指示するメッセージを予め定められた時点で通知するスケジュールリマインダシステムが開示されている。
しかしながら、従来のリソース予約システムではリソースの予約に関する情報の送信方法又は宛先が固定されているという問題があった。例えば、リソース予約システムがあるSNS(Social Network Service)を使ってリマインドする場合、予め決まったSNSを通じてしかリマインドできなかった。また、リソースの予約に関する情報の宛先を設定することが困難であり、リソースの予約に関する情報の宛先が例えば予約者に限られていた。
本発明は、上記課題に鑑み、リソースの予約に関する情報の送信方法又は宛先を変更できるリソース予約システムを提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、リソースの予約を管理する情報処理装置がリソースの予約に関する通知を端末装置に送信するリソース予約システムであって、リソースの予約に関する予約情報を取得する予約情報取得手段と、前記予約情報取得手段が取得した前記予約情報に応じて前記リソースの予約に関する通知の送信方法又は宛先を決定する送信方法決定手段と、前記送信方法決定手段が決定した送信方法で前記リソースの予約に関する通知を前記端末装置に送信するか、又は、前記送信方法決定手段が決定した宛先に前記リソースの予約に関する通知を送信する送信手段と、を有することを特徴とする。
リソースの予約に関する情報の送信方法又は宛先を変更できるリソース予約システムを提供することができる。
設備予約システムの動作の概略を説明する図である。 設備予約システムに関する事前の登録作業を説明する図の一例である。 会議管理サーバが参加予定者に会議室の予約に関する情報を通知する手順を説明する図の一例である。 設備予約システムのシステム構成図の一例である。 会議管理サーバのハードウェア構成図の一例である。 会議室端末のハードウェア構成図の一例である。 予約管理サーバ、チャットサーバ、及び、会議管理サーバの機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。 端末装置及び会議室端末の機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。 会議情報通知部の機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。 キーワード等の登録を行うキーワード設定画面の一例である。 宛先設定画面の一例を示す図である。 管理者が図10,図11の画面でキーワード等を設定する手順を示すシーケンス図の一例である。 予約管理サーバが提供し端末装置が表示する会議室の予約画面の一例である。 会議管理サーバが会議のリマインドを行う手順を示すシーケンス図の一例である。 会議情報通知部がリマインドする手順の詳細を説明するフローチャート図の一例である。 端末装置に表示される会議室の予約に関する情報の一例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態の一例として、設備予約システムと設備予約システムが行う通知方法について図面を参照しながら説明する。
<設備予約システムの動作の概略>
本実施形態の設備予約システムは、予約された会議室の予約情報に予め設定されたキーワードが含まれる場合、キーワードに対応付けて設定された送信方法と宛先にリマインドする。
図1は、本実施形態の設備予約システム100の動作の概略を説明する図である。
(1)予約者Rは予約管理サーバ20に会議室を予約する。詳細は後述されるが、予約時に会議名、参加予定者などが設定される。
(2)会議管理サーバ30は予約情報を適宜、予約管理サーバ20から取得し、会議の開始時刻に基づいてリマインドのタイミングを管理する。
(3)会議管理サーバ30はキーワードに対応付けられたチャットサーバ10又は宛先の1つ以上を有している。リマインドする場合、会議管理サーバ30は予約情報にこのキーワードが含まれているか否かを判断し、キーワードに対応付けられたチャットサーバ10又は宛先の1つ以上にリマインダーを送信する。
(4)例えば、予約情報に「プロジェクトX」というキーワードが含まれている場合、会議管理サーバ30はチャットサーバ10Aという送信方法を決定し、チャットサーバ10Aに所属するメンバにリマインダーを送信する。
(5)例えば、予約情報に「営業2部」というキーワードが含まれている場合、会議管理サーバ30は電子メールを送信方法に決定し、メールサーバ80を介して「abc@sample.com」という宛先にリマインダーを送信する。
このように、本実施形態の設備予約システム100は、リマインドに使用する送信方法、又は、宛先の少なくとも一方を任意に変更できる。同じ送信方法を使って宛先のみを変更することもできる。従来であれば、例えば、予約者は自分にしかリマインドすることができなかった。このため、例えば庶務が会議室を予約すると参加予定者ではなく庶務にリマインドが送信されるなどの不都合があった。
<用語について>
リソースとは資源をいう。会議室、及び、会議室で使用可能な備品、装置、人(受け付け)、仕組みなどがリソースとなりうる。リソースのうち移動しにくいものを設備という。本実施形態では説明の便宜上、リソースの一例として会議室という用語を使用する。
リマインドとは、何らかの事象を思い出させること、気付かせること等をいう。本実施形態では会議室の予約を思い出させることが対象となる。
設備の予約に関する通知とは、設備が予約されていることをリマインドできる情報であればよい。例えば、後述する予約管理サーバに設定した情報であれば通知の対象となりうる。
設備の予約に関する通知の送信方法は、情報を通知できる何らかの方法であればよい。電子メール又はチャットシステムに限られない。
リソース予約システムはリソースの予約を管理するシステムであり、本実施形態では一例として設備管理システムという用語で説明する。
<事前の登録作業>
本実施形態を説明するにあたり、空予約を低減することができる設備予約システム100が稼動するための事前の登録作業について説明する。
図2は、本実施形態の設備予約システム100に関する事前の登録作業を説明する図の一例である。ネットワークNには、チャットシステムを制御するチャットサーバ10(情報通知装置の一例)、会議室等の設備の予約を管理する予約管理サーバ20、及び、会議室で行われる会議の管理を行う会議管理サーバ30が必要に応じて通信できるように接続されている。
チャットシステムとは、リアルタイムにテキスト等の情報の送受信を1対1又はグループで行うシステムである。図2ではAさん、Bさん、Cさん、Dさんのアカウントがグループ1に対応付けられており、Aさん、Bさん、Cさん、Dさんがグループ1を形成している。Aさんが入力したテキストは、Aさんの端末装置60に表示されると共にBさん、Cさん、Dさんそれぞれの端末装置60に送信される。Bさん、Cさん、Dさんが入力したテキストについても同様である。本実施形態ではこのようなチャットシステムを使用して、会議室の予約に関する情報を会議管理サーバ30が参加予定者(Aさん、Bさん、Cさん、Dさん)に通知することができる。
予約管理サーバ20はスケジュール全般の管理を行うWebサービスを提供するサーバ(情報処理装置)である。予約管理サーバ20は会議室の予約を受け付け、会議の参加予定者が任意のタイミングで会議の予定を確認できる。全ての会議の参加予定者は会議の予定を確認する等のため予約管理サーバ20のアカウントを有している。設備予約システム100は予約管理サーバ20のアカウントを利用してチャットシステムのグループと会議の参加予定者(予約管理サーバ20に対して会議の予約を行った会議の参加予定者)を対応付ける。以下、事前の登録作業の概略を説明する。
(1)設備予約システム100の管理者は登録端末50を操作してチャットサーバ10と通信し、ボット(事前に決められている処理を実行するプログラム)のアカウントを取得する。ボットはチャットシステムに登録された会議管理サーバ30の代理人としてグループに対し発言する。図2ではグループ1に登録されているが、ボットのアカウントが登録されるグループは会議に参加する参加予定者のグループになる。つまり、グループ1は会議に参加する参加予定者で構成されている。
(2)また、設備予約システム100の管理者は登録端末50を操作して会議管理サーバ30と通信し、テキストなどの情報を通知するドメインを登録する。このドメインは予約管理サーバ20が参加予定者に発行したアカウントに共通のドメイン(アカウントがメールアドレスの場合はメールアドレスのドメイン部分)である。例えば企業ごとにドメインが発行されている。原則的に、このドメインにより会議室の予約情報を検索できる。なお、予約情報の取得にはドメインのみが使用されるのではなく、管理者権限をもつ管理者のアカウント情報(アドレスやパスワード)も使用される。この管理者が権限をもつ範囲の(例えばその管理者がドメイン全体の権限を持っていればドメイン全体)の予約情報を取得する。
(3)次に、参加予定者の一人がグループ1とAさん,Bさん,Cさん,Dさんをそれぞれ対応付ける。具体的には、端末装置60を操作して会議管理サーバ30と通信し、予約管理サーバ20が発行した設備予約システム100のユーザ(参加予定者)のアカウントとグループ1のグループ名(チャットシステムにおいてメッセージの通知先を特定する情報。例えばslack(登録商標。以下、省略する。)ではチャンネル名とチーム名が必要。)を対応付けて登録する。なお、対応付けは管理者が行う場合もある。
以上の事前の登録作業で、会議管理サーバ30はチャットサーバ10を使って会議室の予約に関する情報を参加予定者に通知できる。
<通知の概略>
図3は、会議管理サーバ30が参加予定者に会議室の予約に関する情報を通知する手順を説明する図の一例である。リマインドする際の仕組みもこれと同様になる。
(4)参加予定者又は単なる予約者が端末装置60を使って予約管理サーバ20と通信し、会議室を予約する。会議室の予約に関する予約情報が予約管理サーバ20に記録される。予約情報には少なくとも予約した予約者アカウントが記録される。
(5)会議管理サーバ30は任意のドメインを決定する。このドメインを含むアカウントを有する参加予定者に通知するためである。会議管理サーバ30は予約管理サーバ20と定期的に又は任意に通信して、予約管理サーバ20から予約情報を取得する。あるいは、会議管理サーバ30が指定したドメインを含むアカウントで予約された予約情報が自動的に会議管理サーバ30に送信される。
(6)ここでは例えば、予約者アカウントで特定されたAさんの予約情報が見つかったとする。これにより、Aさんに対応付けられたボットを会議管理サーバ30が特定できる。ここではAさんが対応付けられたグループ1が特定されたものとする。従来は、このように予約者が特定されていたが、本実施形態では、通知先のチャットサーバ10又は宛先を任意に変更できる。
(7)会議管理サーバ30はチャットサーバ10と通信し、ボットとグループを指定して会議室の予約に関する情報をグループ1の予約者に通知させる。
(8)チャットシステムは会議室の予約に関する情報を予約者に送信する。これにより、予約者に会議室の予約に関する情報を通知することができる。本実施形態では予約者に限らず任意の参加予定者(又は参加しないが参加予定者にリマインドする立場のような人)に会議室の予約に関する情報を通知することができる。説明の便宜上、リマインダーの通知先のユーザを通知先ユーザという。
このように、本実施形態の設備予約システム100は、チャットシステムを使用して会議室の予約に関する情報を参加予定者に通知できる。チャットシステムのテキストは電子メールと比べて閲覧率が高いという統計があり、参加予定者が見落とすおそれを低減できる。また、チャットシステムではグループの作成が容易であり、会議の参加予定者のグループを設備予約システム100の管理者又は参加予定者等が容易に作ることができる。
<システム構成例>
図4は、設備予約システム100のシステム構成図の一例である。設備予約システム100は、主に社外ネットワークN2と社内ネットワークN1に分けることができる。社内ネットワークN1はファイアウォール73の内側のネットワークをいい、社外ネットワークN2は不特定多数の通信が伝送されるインターネット等のネットワークである。
社外ネットワークN2には、予約管理サーバ20、会議管理サーバ30、及びチャットサーバ10が接続されており、各サーバは必要に応じて通信することができる。社外ネットワークN2に会議の参加予定者が操作する端末装置60が必要に応じて接続されてよい。
予約管理サーバ20は、一般的なサーバOSなどが搭載された1台以上の情報処理装置(コンピュータシステム)によって実現される。予約管理サーバ20が提供する設備の予約に関するシステムを予約管理システムという。予約管理サーバ20はカレンダーシステムを有しており、各種の予定を管理するWebアプリを提供する。具体的には、例えば以下のような機能を有している。
・予定の登録を受け付け、いつでもどこからでも予約者が確認できる
・予定の30分前など、設定した日時に電子メールで通知する
・一人が複数のカレンダー(仕事用、家庭用など)で予定を管理できる
・同じグループの人とカレンダーを共有する
予約管理サーバ20はユーザをアカウントで管理する。アカウントとはユーザがサービスを利用する権利のことである。多くのシステムではユーザはアカウントを使用してシステムにログインする。このため、アカウントはシステムがユーザを一意に特定する機能(識別情報の機能)を有している。本実施形態では、予め登録しておいたアカウント(ドメイン)の予約情報を予約管理サーバ20が会議管理サーバ30に送信する。あるいは、予約管理サーバ20のアカウントを指定して会議管理サーバ30が予約情報を要求することで、会議管理サーバ30が会議室6の予約情報を予約管理サーバ20から取得できる。なお、アカウントは例えば電子メール、ID、電話番号など、ユーザを一意に識別できる情報であればよい。
本実施形態で予定として管理されるのは会議室6の予約であるが、予約管理サーバ20は会議室6に限られず各種の予定を管理できる。会議室6の他、各種の電子機器のレンタル、駐車場の予約など、レンタルオフィス、レンタルスタジオ、レンタルサイクル、レンタカー、ホテル等の宿泊施設、催し物会場・ロッカーなどの貸しスペースなど、各種の設備の予約に利用できる。
なお、予約管理システムとしては、G Suite(登録商標)、Office365(登録商標)等が知られているが、本実施形態で説明する機能を有する予約管理システムであればよい。
また、本実施形態では、社内ネットワークN1の会議室6に関する情報が予約管理サーバ20に予め登録されている。すなわち、設備予約システム100を利用する企業の社内ネットワークにある各会議室6の会議室名、会議室ID、予約可能時間、各会議室6の定員、及び、予約単位等に応じて予約管理サーバ20のWebアプリがカスタマイズされている。したがって、設備予約システム100を利用する企業の会議室6と予約情報が結びつけられる。
チャットサーバ10は、一般的なサーバOSなどが搭載された1台以上の情報処理装置(コンピュータシステム)によって実現できる。チャットサーバ10が提供する複数のユーザにおけるテキスト、音声、映像などの情報のリアルタイムな共有システムをチャットシステムという。チャットサーバ10は端末装置60に会議室6の予約に関する情報を通知する。本実施形態では運営主体が異なる複数のチャットサーバ10が含まれてよい。
共有される情報には画像や音声等もありテキストに限られないが、本実施形態では説明の便宜上、通知には主にテキストが用いられるとして説明している。例えば、チャットシステムは、グループ間の音声通話機能を提供してよい。音声通話は1対1でも1対N(≧2)でもよい。したがって、本実施形態でチャットシステムが会議室6の予約に関する情報を通知する際は、テキストの表示の他、音声メッセージの出力でもよい。なお、チャットシステムとしてはLINE(登録商標。以下、省略する。)、slack、Microsoft Teams(登録商標。以下、省略する。)等が知られているが、ボット(事前に決められている処理を実行するプログラム)から1又は複数のユーザに対して通知が可能なチャットシステムであればよい。
チャットサーバ10も同様にアカウント(予約管理サーバ20のアカウントとは異なる)でユーザを管理するが、原則的に会議管理サーバ30はチャットサーバ10のアカウントを意識する必要はない。しかし、会議管理サーバ30はチャットサーバ10の任意のアカウントを指定して通知することができる。
会議管理サーバ30は、一般的なサーバOSなどが搭載された1台以上の情報処理装置(コンピュータシステム)によって実現できる。会議管理サーバ30は社外ネットワークN2に関する処理として、予約管理サーバ20から会議室6の予約情報を取得し、予約情報に設定されている参加予定者を取得し、設定されているタイミングで参加予定者と対応付けられたチャットサーバ10のグループ(又は予約者など個別の者)に通知を送信する。また、社内ネットワークN1に関する処理として、会議室6へのチェックイン及びチェックアウトを管理したり、予約管理サーバ20から取得した会議室6の予約情報に基づいて電子機器70の電源等を制御したりする。
社内には会議室6や参加予定者の現在地5などがあり、参加予定者は各地から社内ネットワークN1を介して社外ネットワークN2にアクセスできる。社内ネットワークN1は例えばLAN(Local Area Network)である。
会議室6には社内ネットワークN1に接続されたアクセスポイント72が配置されている。会議室端末90、及び電子機器70はアクセスポイント72を介して社内ネットワークN1に接続する。会議室端末90、及び電子機器70はアクセスポイント72を介して必要に応じて通信することができる。会議室端末90、及び電子機器70は有線で通信してもよい。
アクセスポイント72は、会議室端末90と電子機器70が無線LANで通信するための基地局である。アクセスポイント72がルータの機能を有していてもよく、アクセスポイント72は通信の宛先IPアドレスに基づいて宛先が社外ネットワークN2か社内ネットワークN1かを判断して通信の転送先を切り替える。なお、社内ネットワークN1はファイアウォール73の内側にあるため、社外ネットワークN2から社内ネットワークN1への直接の通信は困難になっている。当然ながら有線で通信してもよい。
会議室端末90は、会議室6を利用する参加予定者が操作する情報処理装置(設備端末)である。会議室端末90は会議室6の机の上に配置されていたり、会議室6の入り口に配置されたりしている。1つの会議室6に会議室端末90が複数、配置されていてもよい。会議室端末90は、一般的なOSなどが搭載された1台以上の情報処理装置(コンピュータシステム)によって実現できる。
会議室端末90は会議管理サーバ30に会議室IDを送信し、当日の会議室6の会議管理情報などを表示する。また、電子機器70の電源ON、OFF等の制御情報を会議管理サーバ30から取得する。これにより、会議室端末90は電子機器70の電源をON及びOFFする。
また、会議室端末90はチェックイン、チェックアウトなどのための待ち受け画面を表示し、チェックイン又はチェックアウトを会議管理サーバ30に知らせるために会議管理サーバ30と通信する。チェックインの際、会議室端末90は予約者から入力された会議識別情報と予め保持する会議室IDを会議管理サーバ30に送信するので、会議管理サーバ30は会議識別情報と会議室IDにより、会議室6を予約した予約者が予約した会議室6を使用することを確認できる。
電子機器70は会議室6で使用され得る各種のオフィス機器である。例えば、電子黒板、複合機、プロジェクタ、デジタルサイネージ、デジタルカメラ等である。電子黒板とは、タッチパネル付大型ディスプレイを有しユーザが指示した盤面の座標を検出し座標を接続してストロークを表示する。この他、接続されたPCの映像を表示したり、他拠点の電子黒板と通信してストロークを同期したりすることができる。なお、電子黒板は、電子情報ボード、電子ホワイトボードと呼ばれる場合もある。
複合機は、コピー機、スキャナ、プリンタ、ファクス送受信などの機能を有し、会議中の資料の印刷や資料のコピー、資料の電子化、資料の送信などに利用される。プロジェクタは画像を投影する装置である。例えば、端末装置60がディスプレイに表示する映像をスクリーン等に投影することで参加者の間で共有することを可能にする。デジタルサイネージは大型のディスプレイであり任意の静止画又は動画を表示するために使用される。デジタルカメラは紙の資料や電子黒板に表示された資料を各参加者が撮像して保存するために使用される。
参加予定者の現在地5にはアクセスポイント71があり、登録端末50及び端末装置60はこのアクセスポイント71を介して社内ネットワークN1に接続する。登録端末50及び端末装置60は有線で通信してもよい。また、登録端末50は参加予定者の現在地5にある必要はなく、会議管理サーバに接続できればよい。
端末装置60は、一般的なOSなどが搭載された1台以上の情報処理装置(コンピュータシステム)によって実現できる。端末装置60は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistant)、ウェアラブルPC(サングラス型、腕時計型など)などである。ただし、通信機能を有しブラウザソフトウェア、又は、チャットサーバ10若しくは予約管理サーバ20に専用のアプリケーションソフトウェアが動作すればよい。例えば、カーナビ、ゲーム機、テレビ受像器なども端末装置60となりうる。
端末装置60ではチャットサーバ10に専用のアプリケーションソフトウェア(以下、チャットアプリという)が動作し、更に、設備予約システム100に専用のアプリケーションソフトウェア(以下、会議アプリという)が動作する。ただし、これらはブラウザソフトウェアで代用されてよい。
登録端末50も端末装置60と同様の情報処理装置でよい。ただし、主に会議管理サーバ30に管理者が設定するために使用されるので、チャットアプリや会議アプリはなくてよい。登録端末は主にブラウザソフトウェアで会議管理サーバ30と通信する。
<ハードウェア構成>
<<会議管理サーバのハードウェア構成>>
図5は、会議管理サーバ30のハードウェア構成図の一例である。会議管理サーバ30の概略的なハードウェア構成図の一例である。会議管理サーバ30は、CPU201と、CPU201が使用するデータの高速アクセスを可能とするメモリ202とを備える。CPU201及びメモリ202は、システム・バス203を介して、会議管理サーバ30の他のデバイス又はドライバ、例えば、グラフィクス・ドライバ204及びネットワーク・ドライバ(NIC)205へと接続されている。
グラフィクス・ドライバ204は、バスを介してLCD(表示装置、ディスプレイの一例)206に接続されて、CPU201による処理結果をモニタする。また、ネットワーク・ドライバ205は、トランスポート層レベル及び物理層レベルで会議管理サーバ30を社外ネットワークN2へと接続して、他の機器とのセッションを確立させている。
システム・バス203には、更にI/Oバス・ブリッジ207が接続されている。I/Oバス・ブリッジ207の下流側には、PCIなどのI/Oバス208を介して、IDE、ATA、ATAP80I、シリアルATA、SCSI、USBなどにより、HDD(ハードディスクドライブ)209などの記憶装置が接続されている。HDD209は会議管理サーバ30の全体を制御するプログラム209pを記憶している。HDD209はSSD(Solid State Drive)でもよい。プログラム209pは記憶媒体に記憶された状態で配布されてもよいし、プログラム配信用のサーバから配信されてもよい。
また、I/Oバス208には、USBなどのバスを介して、キーボード及びマウス(ポインティング・デバイスと呼ばれる)などの入力装置210が接続され、システム管理者などのオペレータによる入力及び指令を受け付けている。
なお、図示した会議管理サーバ30のハードウェア構成は、会議管理サーバ30が備えていることが好ましいハード的な要素を示す。
予約管理サーバ20、チャットサーバ10、登録端末50、及び、端末装置60のハードウェア構成図は、会議管理サーバ30と同様であるか、又は、異なるとしても本実施形態の設備予約システム100の説明の上で支障はないものとする。また、会議管理サーバ30、予約管理サーバ20、及び、チャットサーバ10はクラウドコンピューティングに対応するため、これらのハードウェア構成は負荷に応じてハード的なリソースが動的に接続・切断されることで構成されてよい。なお、クラウドコンピューティングとは、特定ハードウェア資源が意識されずにネットワーク上のリソースが利用される利用形態をいう。
<<会議室端末>>
図6は会議室端末90の一例のハードウェア構成図である。なお、図6の会議室端末90はタブレット装置が想定されている。会議室端末90は、CPU601、ROM602、RAM603、EEPROM604、CMOSセンサ605、加速度・方位センサ606、メディアドライブ608を備えている。
CPU601は会議室端末90の全体の動作を制御する。ROM602は基本入出力プログラムを記憶している。RAM603はCPU601のワークエリアとして使用される。EEPROM604はCPU601の制御にしたがってデータの読み出し又は書き込みを行う。CMOSセンサ605は、CPU601の制御にしたがって被写体を撮像し画像データを得る。加速度・方位センサ606は地磁気を検知する電子磁気コンパスやジャイロコンパス、加速度センサ等である。
メディアドライブ608は、フラッシュメモリ等のメディア607に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。メディアドライブ608は、既に記録されていたデータが読み出され又は新たにデータが書き込まれて記憶するメディア607を着脱自在な構成となっている。
なお、EEPROM604には、CPU601が実行するプログラム604pが記憶されている。プログラム604pは実施形態における各種処理を実行するためのアプリケーションソフトウェアやOS等である。プログラム604pはメディア607などに記憶された状態で配布されてもよいし、プログラム配信用のサーバから配信されてもよい。
また、CMOSセンサ605は光を電荷に変換して被写体の画像を電子化する電荷結合素子である。CMOSセンサ605は被写体を撮像することができるのであれば、例えばCCD(Charge Coupled Device)センサであってもよい。CMOSセンサ605はバーコードや二次元バーコードを読み取ることができる。
更に、会議室端末90は、RFタグリーダ/ライタ622、アンテナI/F623、及び、振動アクチュエータ624を備える。RFタグリーダ/ライタ622は例えばNFC(Near Field Communication)などの規格にしたがって通信する。
振動アクチュエータ624は、会議室端末90を振動させるモータである。例えば、会議の終了時刻が迫ると会議室端末90が振動することで参加者にその旨を知らせることができる。
更に、会議室端末90は音声入力部609、音声出力部610、アンテナ611、通信部612、無線LAN通信部613、近距離無線通信用アンテナ614、近距離無線通信部615、ディスプレイ616、タッチパネル617及びバスライン619を備える。
音声入力部609は音声を音声信号に変換する。音声出力部610は音声信号を音声に変換する。通信部612はアンテナ611を利用して無線通信信号により最寄りの基地局装置と通信を行う。無線LAN通信部613はIEEE802.11規格に準拠する無線LAN通信を行う。
近距離無線通信部615は近距離無線通信用アンテナ614を利用して例えばBluetooth(登録商標)、又は、Bluetooth Low Energy(登録商標)の通信規格にしたがった通信装置である。
ディスプレイ616は、被写体の画像や各種アイコン等を表示する液晶や有機EL等である。タッチパネル617は、ディスプレイ616上に載せられ、感圧式又は静電式のパネルによって構成され、指やタッチペン等によるタッチによってディスプレイ616上におけるタッチ位置を検出する。バスライン619は上記各部を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
また、会議室端末90は専用の電池618を備え、電池618又は商用電源のいずれによっても駆動され得る。なお、音声入力部609は音声を入力するマイクが含まれる。音声出力部610は音声を出力するスピーカが含まれている。
<機能について>
図7は、予約管理サーバ20、チャットサーバ10、及び、会議管理サーバ30の機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。
<<予約管理サーバ>>
予約管理サーバ20は、通信部21、及び、予約情報管理部22を有する。予約管理サーバ20が有するこれら各機能部は、図5に示された各構成カテゴリのいずれかが、HDD209からメモリ202に展開されたプログラム209pに従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。
通信部21は、会議管理サーバ30及び端末装置60と各種の情報を送受信する。端末装置60から予約の設定を受信する。また、予約情報を会議管理サーバ30に送信する。通信部21は、図5のCPU201がプログラム209pを実行しネットワーク・ドライバ205を制御すること等により実現される。
予約情報管理部22は、ユーザが登録した予約情報を管理する。予約情報管理部22は会議管理サーバ30から要求された会議室6の予約情報を予約情報DB291から読み出して、通信部21を介して会議管理サーバ30に送信する。あるいは、予約情報が登録(又は変更)されると要求がなくても予約情報を会議管理サーバ30に送信する。予約管理サーバ20に予約者が会議室6を予約する方法としては一般的なWebアプリが使用されるものとする。Webアプリが予約者の端末装置60に表示する画面例を図13に示す。予約情報管理部22は、図5のCPU201がプログラム209pを実行すること等により実現される。
また、予約管理サーバ20は記憶部29を有している。記憶部29は図5のメモリ202及びHDD209等により実現される。記憶部29には予約情報DB291(Data Base)が記憶されている。
表1は予約情報DB291に記憶されている予約情報の一例を示す。予約情報は会議室6の予約状況を管理するための情報である。予約情報には、予約IDに対応付けて予約者アカウント、会議名(議題などのタイトル)、会議室ID、開始時刻、終了時刻、及び、参加予定者アカウントの各項目が登録されている。予約IDは予約情報の1レコードを識別する識別情報である。IDはIdentificationの略であり識別子や識別情報という意味である。IDは複数の対象から、ある特定の対象を一意的に区別するために用いられる名称、符号、文字列、数値又はこれらのうち1つ以上の組み合わせをいう。予約ID以外のIDについても同様である。予約者アカウントは会議室6を予約した参加予定者のアカウントである。会議名は参加予定者が任意に付与した会議の名称である。会議室IDは社内ネットワークにある会議室6を識別する識別情報である。開始時刻は会議室6が予約された予約時間帯の始期(会議が開始される時刻)であり、終了時刻は会議室6が予約された予約時間帯の終期(会議が終わる時刻)である。参加予定者アカウントは会議に参加する予定の参加予定者のアカウントである。なお、表1のアカウントはいずれも予約管理サーバ20が発行したアカウントである。
表1に示す他、予約者名、会議室名、会議室の予約権限範囲、又は、予約日が登録されていてもよい。予約者名は予約者の氏名である。会議室名は会議室の一般的な呼称である。会議室の予約権限範囲は、会議室を予約するために必要な予約者の権限である。例えば、役員専用の会議室などは所定の予約権限がこの会議室に設定されている。予約日は会議が開催される日である。
表1に示す予約情報、予約者名、予約者の所属、会議室名、予約権限範囲、予約時間帯、及び、予約日はキーワードの検索対象となる。
<<チャットサーバ>>
チャットサーバ10は、通信部11、及び、テキスト処理部12を有する。チャットサーバ10が有するこれら各機能部は、図5に示された各構成カテゴリのいずれかが、HDD209からメモリ202に展開されたプログラム209pに従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。
通信部11は、会議管理サーバ30と各種の情報を送受信する。本実施形態では会議管理サーバ30から会議室6の予約に関する情報、ボットを識別する情報、及び、通知先のグループを特定する情報を受信する。特定の通知先が指定される場合は予約者又は通知先ユーザのアカウントを受信する。このボットを識別する情報は、会議管理サーバ30として発言するボットを作成した際に予めチャットサーバ10からボットの識別情報として会議管理サーバ30に通知されている。ボットを識別する情報はトークンと呼ばれ、認証機能を有している。
更に、通信部11は、予約者又は通知先ユーザが会議室6の予約に関する情報を既読した旨、又は、表示された会議室6の予約に関する情報に対する予約者又は通知先ユーザの応答を会議管理サーバ30に送信する。通信部11は、図5のCPU201がプログラム209pを実行しネットワーク・ドライバ205を制御すること等により実現される。
テキスト処理部12は、会議管理サーバ30から通知されたボットを識別する情報及び通知先のグループを特定する情報に基づき、ボットが発言する情報として、グループに属する参加予定者に会議室6の予約に関する情報を送信する。会議管理サーバ30から更に通知先のアカウントが指定された場合は、グループに属する参加予定者の一人に会議室6の予約に関する情報を送信する。したがって、通知は参加予定者の数だけ行われる場合と、予約者などの任意のユーザのみに行われる場合がある。
テキスト処理部12はいわゆるプッシュ通知を行うことができる。仕組みとしては、例えば以下のようなものがある。チャットアプリ60a(後述する)はプッシュ通知用のID(トークン。ボットを識別する情報のトークンとは異なる。)を、OS(Operating System)のメーカが運営するサーバから受け取る。このサーバではトークンとデバイス(端末装置60)を紐付けておく。チャットアプリ60aはトークンとチャットアプリ60aのアカウントをチャットサーバ10に登録しておく。チャットサーバ10がプッシュ通知を行う場合、チャットアプリ60aのアカウントを特定するので紐付いたトークンを特定できる。チャットシステムはトークンを指定して通知内容をOSのメーカが運営するサーバに送信する。このサーバはトークンに紐付いたデバイス(端末装置60)に対しプッシュ通知する。
また、チャットサーバ10は記憶部19を有している。記憶部19は図5のメモリ202及びHDD209等により実現される。記憶部19にはグループ情報DB191が記憶されている。
表2はグループ情報DB191に記憶されているグループ情報の一例を示す。グループ情報は同じグループに属するメンバのアカウントが登録された情報である。グループ情報には、ワークスペースとチャンネルに対応付けて、メンバアカウント1〜n(表2ではn=4)、及び、ボットアカウントが登録されている。通知の際はグループが指定されるのでボットのアカウントはグループに共通でよい。
ワークスペースは企業や部署などの組織を識別するための識別情報である。本実施形態では複数のメンバがワークスペース(例えばA社)に所属している。ワークスペースは例えばURLであるが、一意性があればよい。更にワークスペースはチャットの目的等に応じた複数のチャンネルを有する。チャンネルは例えば、製品A用のグループ、製品B用のグループ等、共通する情報が交換されるメンバの集まりである。チャンネルにはワークスペースに所属するメンバのうちいずれかのメンバが所属している。つまり、通知先はワークスペースとチャンネルによって特定される。ただし、通知先の特定方法はチャットシステムによって異なるため、グループを一意に特定できる識別情報が存在すれば、その情報のみでも良いし、3つ以上の情報によって特定されてもよい。
チャンネルは一意性が保証されている。メンバアカウント1〜nはチャンネルのメンバのアカウントであり、このアカウントはチャットサーバ10により発行されたものである。本実施形態では、会議室6の予約に関する情報を通知するためのメンバとしてボットが登録される。ボットはいわば会議管理サーバ30の代理人又は架空のメンバということができる。ボットの発言(テキスト)がメンバアカウント1〜nの端末装置60に送信される。
ワークスペースとチャンネルは、会議管理サーバ30によって管理され、参加者が属するグループを識別するための情報になる。
<<会議管理サーバ>>
会議管理サーバ30は、通信部31、予約情報取得部33、通知判断部34、制御情報生成部35、制御情報応答部36、会議情報通知部37、及び、チェックイン管理部38、を有する。会議管理サーバ30が有するこれら各機能部は、図5に示された各構成カテゴリのいずれかが、HDD209からメモリ202に展開されたプログラム209pに従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。このプログラム209pは、プログラム配信用のサーバから配信されるか又は記憶媒体に記憶された状態で配布される。
通信部31は、予約管理サーバ20、チャットサーバ10、登録端末50、及び、端末装置60と各種の情報を送受信する。通信部31は送信部31aと受信部31bを有している。受信部31bは予約管理サーバ20から予約情報を受信し、会議室端末90から予約情報の要求を受信する。また、受信部31bは会議室端末90からチェックイン要求を受信する。また、受信部31bは管理者が操作する登録端末50からチャットシステムのグループとアカウントの対応付けを受け付ける。送信部31aはチャットサーバ10に会議室の予約に関する情報を送信し、会議室端末90に予約情報を送信する。通信部31は、図5のCPU201がプログラム209pを実行しネットワーク・ドライバ205を制御すること等により実現される。
予約情報取得部33は、設備予約システム100を利用する顧客のアカウントを指定して予約管理サーバ20から予約情報を取得して会議管理情報として会議管理情報DB493に登録する。あるいは変更があった予約情報を受信する。したがって、予約管理サーバ20の予約情報の少なくとも一部の予約情報が会議管理情報DB493に記憶される。予約情報取得部33は、予約管理サーバ20が保持する予約情報のうち現在から所定期間未来の予約情報を取得する。所定期間はどのくらい先の会議まで会議室6の予約に関する情報を通知するかによって定まる。予約情報取得部33は、図5のCPU201がプログラム209pを実行すること等により実現される。
通知判断部34は、会議管理情報の中に通知する条件を満たす開始時刻の予約があるか否かを判断する。例えば、通知設定DB496を参照し、予約の開始時刻から逆算して設定された日時になると通知すると判断する。なお、例えばリマインダー用のボット、予約受付用のボット等、役割ごとにボットが分けられている場合、処理に応じてボットを特定する。通知判断部34は、図5のCPU201がプログラム209pを実行すること等により実現される。
会議情報通知部37は、通知判断部34が通知すると判断すると、ボットを識別する情報(例えばslackではトークン)及び通知先のグループを特定する情報を指定して会議室6の予約に関する情報を通知することをチャットサーバ10に要求する。通知は参加予定者の数だけ行われる場合と、予約者又は通知先ユーザのみに行われる場合がある。
なお、通知は何回に分けて行われるが、そのうちの少なくとも1回の通知に会議識別情報を含める。会議識別情報は、予約された会議室6を予約した時間帯に予約者が使用する権利を有することを会議管理サーバ30が確認するための情報である。会議情報通知部37は、少なくとも最終的な通知の前に会議識別情報を生成する。なお、会議識別情報は会議識別情報DB494に登録される。会議情報通知部37が行う通知のうち少なくとも1つがリマインドに相当する。リマインドに関する会議情報通知部37の機能については後に詳述する。会議情報通知部37は、図5のCPU201がプログラム209pを実行すること等により実現される。
制御情報生成部35は、会議管理情報を参照して電子機器70の制御情報を生成し、制御情報を制御情報DB497に登録する。例えば、会議の開始時刻の数分前になると電子機器70の電源をONする制御情報を生成し、チェックアウトを検出すると電子機器70の電源をOFFする制御情報を生成する。制御情報は制御情報DB497に記憶される。制御情報生成部35は、図5のCPU201がプログラム209pを実行すること等により実現される。
制御情報応答部36は、会議室6の会議室端末90から制御情報があるかどうかの問い合わせを受け付け、制御情報DB497を参照し、会議室6に対応する制御情報を会議室端末90に送信する。制御情報応答部36は、図5のCPU201がプログラム209pを実行すること等により実現される。
チェックイン管理部38は、会議室へのチェックイン・チェックアウトを管理する。また、主にチェックイン・チェックアウトに伴う会議のステータスを会議管理情報DB493に登録する。チェックインは、予約IDで特定される会議の開始時刻の5〜10分前になると認められる。そして、会議室端末90が送信する会議室IDと会議識別情報の組が会議識別情報DB494に登録されている場合にチェックインを許可する。チェックイン管理部38は、図5のCPU201がプログラム209pを実行すること等により実現される。
また、会議管理サーバ30は記憶部49を有している。記憶部49は図5のメモリ202及びHDD209等により実現される。記憶部49には、送信方法情報DB491、会議管理情報DB493、会議識別情報DB494、顧客ドメインDB495、通知設定DB496、及び、制御情報DB497、が記憶されている。
表3は送信方法情報DB491に記憶されている送信方法情報の一例を示す。送信先情報は設備予約システムのアカウントごとにキーワードと送信方法が対応付けられた情報である。具体的には、自分へのリマインド方法、キーワード、メールアドレス、チャットサーバのアカウント、チャットサーバのグループ情報(ワークスペースとチャンネル)を対応付ける情報である。表3に登録される情報は後述する図10,図11で設定される。表3では一人のユーザのみの送信方法を示すが、リマインドの対象となるユーザは同様の情報を有している。
ユーザは設備予約システムを使用する者であり予約者が想定されている。ユーザは設備予約システムのアカウントで示される。キーワードはこのユーザにリマインドする契機となる日本語、英語,数字、記号等、又は、これらの組み合わせである。キーボードなどから入力可能なコードで表せればよい。メールアドレスは一般的な意味のメールアドレスでよい。チャットサーバ10のアカウントはチャットシステムのアカウントである。チャットサーバのグループ情報はチャットシステムにおいてグループを特定する情報である。
予約情報にキーワードが含まれている場合、電子メール又はチャットシステムが特定され、それぞれの送信方法で指定される宛先にリマインドされる。あるいは、チャットシステムにおいては、チャットサーバのグループ情報で特定されるグループに対しリマインドしてもよい。この場合はグループのメンバ全員にリマインドできる。
このように、送信方法情報DB491では予約管理サーバ20のアカウントとチャットサーバ10のアカウントが対応付けられる。なお、自分へのリマインド方法に、チャットシステムが指定される場合もある。
表4は会議管理サーバ30の会議管理情報DB493が記憶する会議管理情報の一例を示す。表4では表1の予約情報DB291との相違を説明する。表4の会議管理情報はステータスの項目を有する。ステータスは、予約の状況を意味する。例えば、会議室6の予約に関する情報の通知済み、利用確定、チェックイン済み、チェックアウト、又は、キャンセル(取り消し)等の状況が登録される。
表5は会議識別情報DB494に記憶されている会議識別情報管理情報の一例を示す。会議識別情報管理情報は会議室6の予約ごとに会議識別情報を管理する情報である。会議識別情報管理情報は、予約ID、会議室ID、及び、会議識別情報の各項目を有する。これらについてはステータスを除き予約情報と同じであり(予約管理サーバ20から受信した予約情報)、既出であるため説明は省略する。なお、予約IDが登録されているのは、同じ会議室6の予約を識別するためである。ステータスは、予約の状況を意味する。例えば、会議室の予約に関する情報の通知済み、利用確定、チェックイン済み、チェックアウト、又は、キャンセル(取り消し)等の状況が登録される。
表6は顧客ドメインDB495に記憶されている顧客ドメイン情報の一例を示す。顧客ドメイン情報は顧客のドメインと顧客の管理者のアカウントを管理する情報である。顧客ドメイン情報には顧客のドメイン名と顧客の管理者アカウントが対応付けて登録されている。表6の顧客のドメインは予約管理サーバ20が発行したアカウント(メールアドレス)のドメインである。また、管理者アカウントは、顧客の管理者(代表する)のアカウントである。なお、表6のアカウントは予約管理サーバ20が発行したものである。
表7は通知設定DB496に記憶されている通知設定情報の一例を示す。通知設定情報は顧客ごとに通知に関する設定を保持する。通知設定情報には、顧客ドメイン名と通知設定が対応付けて登録されている。通知設定には、会議の開始時刻のどのくらい前に、会議室6の予約に関する情報を通知するかのタイミングが設定されている。あるいは決まった日時が設定されていてもよい。また、タイミングは1つである必要はなく、1つの顧客に複数回の通知設定が登録されていてもよい。
表8は制御情報DB497に記憶されている制御情報の一例を示す。制御情報は会議室6の電子機器70を制御するための情報である。制御情報は、会議室ID、及び、制御内容の各項目を有する。制御内容は、電子機器70の具体的な制御方法である。会議管理サーバ30は電子機器70ごとに詳細な制御内容を設定できる。また、制御する時刻が登録されないのは、社外ネットワークの会議管理サーバ30から会議室端末90に送信することが困難であり、会議室端末90が会議管理サーバ30にアクセスし、この時、制御情報が生成されていれば制御内容を送信するからである。
<<登録端末>>
登録端末50は、通信部51、操作受付部52、及び、表示制御部53を有する。登録端末50が有するこれら各機能部は、図5に示された各構成要素のいずれかが、HDD209からメモリ202に展開されたプログラム209pに従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。このプログラム209pは、プログラム配信用のサーバから配信されるか又は記憶媒体に記憶された状態で配布される。
登録端末50は、会議室の予約者又は設備予約システム100の管理者が使用する端末である。本実施形態では、予約者がキーワード、送信方法、及び、宛先を設定するために使用するものとする。端末装置60が使用されてもよい。登録端末50が有する通信部51、操作受付部52、及び、表示制御部53の機能は端末装置60と同様であり、詳細は端末装置60と共に説明する。
<<端末装置>>
図8は、端末装置60及び会議室端末90の機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。なお、電子機器70の機能については必要に応じて説明する。
端末装置60は、通信部61a、操作受付部61b、表示制御部61c、チャット通信部62、テキスト表示部63、アプリ通信部64、サーバ通信部65、表示制御部66、アプリ通信部67、及び、端末通信部68を有する。端末装置60が有するこれら各機能部は、図5に示された各構成要素のいずれかが、HDD209からメモリ202に展開されたプログラム209pに従ったCPU201からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。このプログラム209pは、プログラム配信用のサーバから配信されるか又は記憶媒体に記憶された状態で配布される。端末装置60ではチャットアプリ60aと会議アプリ60bが動作しているので、プログラム209pにはチャットアプリ60aと会議アプリ60bが含まれる。
通信部61aは、会議管理サーバ30と各種の情報を送受信する。通信部61aは、図5のCPU201がプログラム209pを実行しネットワーク・ドライバ205を制御すること等により実現される。
操作受付部61bは、端末装置60に対する参加者の各種の操作を受け付ける。操作受付部61bは、図5のCPU201がプログラム209pを実行し入力装置210を制御すること等により実現される。
表示制御部61cは、HTML、CSS(Cascade Style Sheet)、及び、JavaScript(登録商標)などで記述された画面情報を解釈してLCD206に各種の画面を表示する。JavaScript(登録商標)で記述されたプログラムをWebアプリという場合がある。
チャットアプリ60aのチャット通信部62は、チャットサーバ10と各種の情報の送受信を行う。本実施形態ではチャットサーバ10から会議室の予約に関する情報を受信し、チャットサーバ10に会議室が利用されるかキャンセルされるかを通知する。チャット通信部62は、図5のCPU201がプログラム209pを実行しネットワーク・ドライバ205を制御すること等により実現される。
チャットアプリ60aのテキスト表示部63は、チャットサーバ10から送信されたテキスト(会議室の予約に関する情報)を表示する。例えば、発言元はボットでありボットが入力したかのようにテキストを表示する。テキスト表示部63は、図5のCPU201がチャットアプリ60aを実行すること等により実現される。
チャットアプリ60aのアプリ通信部64は、会議アプリ60bを呼び出すと共に会議識別情報を会議アプリ60bに送信する。チャットサーバ10は、会議室の予約に関する情報を通知する際、会議アプリ60bを識別する情報を端末装置60に送信しているので、チャットアプリ60aはOSに対し会議アプリ60bを指定し会議識別情報の通知を依頼する。OSは会議アプリ60bを起動することができる。アプリ通信部64は、図5のCPU201がチャットアプリ60aを実行すること等により実現される。
会議アプリ60bのサーバ通信部65は、会議管理サーバ30と通信する。本実施形態では、会議識別情報を含む2次元コードを会議管理サーバ30から取得する。サーバ通信部65は図5のCPU201が会議アプリ60bを実行すること等により実現される。
会議アプリ60bの表示制御部66は、会議管理サーバ30から通知された上記の2次元コード等をLCD206に表示する。表示制御部66は、図5のCPU201が会議アプリ60bを実行しグラフィクス・ドライバを制御すること等により実現される。
会議アプリ60bのアプリ通信部67は、OSを介して、チャットアプリ60aから各種の情報(会議室の予約に関する情報に含まれる会議識別情報等)を取得する。アプリ通信部67は、図5のCPU201が会議アプリ60bを実行すること等により実現される。
端末通信部68は、会議室端末90と通信し会議識別情報等を送信する。端末通信部68は、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信で会議室端末90の存在を検出し、会議室端末90を検出すると会議識別情報を送信する。また、会議室端末90に対し2次元コードを表示する機能を提供する。端末通信部68は、図5のCPU201が会議アプリ60bを実行すること等により実現される。
<<会議室端末>>
会議室端末90はサーバ通信部91、端末装置通信部92、操作受付部93、表示制御部94、及び、電子機器通信部95を有する。会議室端末90が有するこれら各機能部は、図6に示された各構成カテゴリのいずれかが、EEPROM604からRAM603に展開されたプログラム604pに従ったCPU601からの命令により動作することで実現される機能又は手段である。このプログラム604pは、プログラム配信用のサーバから配信されるか又は記憶媒体に記憶された状態で配布される。
本実施形態のサーバ通信部91は、予約情報に変更があれば定期的に予約情報を受信する。また、チェックイン時に、端末装置通信部92が端末装置60から受信した会議識別情報又は手で入力された会議識別情報を会議管理サーバ30に送信する。また、サーバ通信部91は会議管理サーバ30から制御情報を受信する。
定期的に予約情報を受信するタイミングは数秒〜数分ごとの周期である。周期が短い方が早期に予約情報を更新できるが、通信負荷も高くなるため、両者を考量して決定される。サーバ通信部91は少なくとも当日の会議室6の会議管理情報(予約情報)等を受信できる。サーバ通信部91は、図6のCPU601がプログラム604pを実行し無線LAN通信部613を制御すること等により実現される。
端末装置通信部92は端末装置60と通信する。本実施形態では会議識別情報等を受信する。端末装置通信部92は、図6のCPU601がプログラム604pを実行し近距離無線通信部615又はRFタグリーダ/ライタ622を制御すること等により実現される。
電子機器通信部95は、電子機器70と通信する。本実施形態ではサーバ通信部91が受信した制御情報を電子機器70に送信する。電子機器通信部95は、図6のCPU601がプログラム604pを実行し無線LAN通信部613を制御すること等により実現される。
表示制御部94はディスプレイ616に端末アプリ90aが生成する画面を表示する。この画面はチェックイン、チェックアウトなどが可能な待ち受け画面等である。表示制御部94は、図6のCPU601がプログラム604pを実行しディスプレイ616を制御すること等により実現される。
操作受付部93は会議室端末90に対する各種の操作を受け付ける。操作受付部93は図6のCPU601がプログラム604pを実行しタッチパネル617を制御すること等により実現される。
また、会議室端末90は記憶部99を有している。記憶部99は図6のROM602及びEEPROM604等により実現される。記憶部99には会議室ID、及び電子機器70のIPアドレス等が記憶されている。
<会議情報通知部の機能について>
図9は、会議情報通知部37の機能をブロック状に示す機能ブロック図の一例である。会議情報通知部37は、キーワード設定受付部41、キーワード一致確認部42、送信方法判断部43、宛先判断部44、及び、リマインダー送信部45を有する。
キーワード設定受付部41は、図10,図11に示すような画面の画面情報を生成し、この画面情報に基づくWebアプリを端末装置に実行させ、予約者によるキーワードの設定に関する操作を受け付ける。予約者はキーワード、及び、送信方法(チャットシステムの場合、宛先は設定されなくてもよい)を設定するので、キーワード設定受付部41はキーワードに対応付けて送信方法及び宛先を送信方法情報DB491に登録する。
キーワード一致確認部42は、送信方法情報DB491に記憶されているキーワードを含む会議管理情報を会議管理情報DB493から検出する。つまり、会議管理情報をキーワードで検索する。会議管理情報のうち検索の対象となるのは予約情報であるので、予約情報を検索すると言ってもよい。表1に記載された情報又は表1に含まれ得る予約者名、予約者の所属、会議室名、予約権限範囲、予約時間帯、及び、予約日は、キーワードの検出対象となる。予約者名を検索できれば任意の予約者が予約した予約情報の送信方法又は宛先を制御できる。予約者の所属を検索できれば同じ所属(開発チームや営業部)の予約者が予約した予約情報の送信方法又は宛先を制御できる。会議室名を検索できればある会議室で行われる会議の予約情報の送信方法又は宛先を制御できる。予約権限範囲を検索できればある権限を持つ予約者(例えば、秘書など)が予約した予約情報の送信方法又は宛先を制御できる。予約時間帯を検索できればある時間帯の会議(定例会議などの決まった会議)の予約情報の送信方法又は宛先を制御できる。予約日を検索できれば指定の日にちの会議(定例会議などの決まった会議)の予約情報の送信方法又は宛先を制御できる。
更に、予約者の所属がキーワードの検出対象となってもよい。予約者の所属とは部署や役職、職種などをいい、ユーザに関する情報が登録された公知のユーザ情報DBに登録されている。予約者は予約者アカウントで特定されているので、予約者アカウントでユーザ情報DBを検索し、予約者の所属を取得すればよい。
送信方法判断部43は、キーワードを含む会議管理情報が見つかった場合、このキーワードに対応付けられた送信方法を送信方法情報DB491から取得する。送信方法を決定することには個別の宛先の決定も含む場合がある。
宛先判断部44は、キーワードを含む会議管理情報が見つかった場合、このキーワードに対応付けられた宛先(通知先ユーザのアカウント又は電子メールアドレス等)を送信方法情報DB491から取得する。
リマインダー送信部45はキーワードに対応付けられた送信方法で、キーワードに対応付けられた宛先にリマインダーを送信する。
<キーワードの登録例>
図10は、キーワード等の登録を行うキーワード設定画面501の一例である。キーワード設定画面501は主に予約者がキーワードを設定する画面である。設備予約システム100の管理者が設定してもよい。予約者が設定する場合は以下の2つの態様がある。
(i) 予約者が自分にリマインドするための設定を行う
(ii) 予約者が自分以外の参加予定者にリマインドするための設定を行う
(i)の態様としては予約者が自分にリマインドする際にどの送信方法及び宛先に通知するか等を設定する。(ii)の態様としては、庶務や秘書が会議室を予約するが、参加予定者にリマインドする場合、参加予定者にどの送信方法及び宛先で通知するか等を設定する。
予約者は登録端末50を操作して会議管理サーバ30にログインして、HTML、CSS(Cascade Style Sheet)、及び、JavaScript(登録商標)などで記述された画面情報をキーワード設定受付部41から取得して表示する。キーワード設定画面501はキーワード設定受付部41が提供するWebアプリの一画面である。図10の説明では設定に関する操作を説明するため、予約者が登録端末50を操作するが、端末装置60を操作しても差し支えない。
キーワード設定画面501は、タブ欄502、ユーザアカウント欄503、デフォルト設定欄504、及び、オプション設定欄505を有している。
タブ欄502は、リマインダー通知先の設定502a、及びユーザ設定502bの各タブを有している。図10のキーワード設定画面501はリマインダー通知先の設定502aというタブが選択された場合に表示される。リマインダー通知先の設定502aはリマインダーの送信方法を予約者が設定するためのタブである。ユーザ設定502bは、チャットシステムに関するユーザ設定を予約者が行うためのタブである。
ユーザアカウント欄503は、会議管理サーバ30にログインしている予約者のアカウントが表示される欄である。このアカウントは設備予約システム(予約管理サーバ20)が発行するアカウントである。
デフォルト設定欄504には予約者に通知するための送信方法が表示される。すなわち、デフォルト設定欄504は予約者が自分にリマインドする際にリマインダーの送信方法を設定するための欄である。図10では送信方法の一覧で「Mail」504cが選択された状態を示すため、メールアドレス欄504aが表示されている。メールアドレス欄504aには予約者が自分にリマインドするために都合がよい任意のメールアドレスを設定できる。
デフォルト設定欄504に表示されるチャットシステム504bは会議管理サーバ30と連携することが可能なチャットシステムであり予め設定されている。予約者はどのチャットシステムを使ってリマインドするかを選択できる。チャットシステムが選択された場合、チャットシステムにおいてユーザを特定するためのユーザインタフェースがデフォルト設定欄504に表示される。このユーザインタフェースの一例は図11と同様である。
オプション設定欄505には、番号505a、キーワード505b、通知先の設定欄505c、編集ボタン505d、削除ボタン505e、及び、追加ボタン505fが表示される。オプション設定欄505は、予約者が自分以外の者にリマインダーを送信する際の送信方法を設定するための欄である。したがって、オプション設定欄505は空欄でもよい。本実施形態ではオプション設定欄505により、予約者が予約者以外の参加者等にリマインドすることが可能になる。
オプション設定欄505の設定は図11の宛先設定画面511で行われる。編集ボタン505dは一度、設定した通知先の設定欄505cを予約者が編集するためのボタンであり、削除ボタン505eはキーワードと送信方法の設定を削除するためのボタンであり、追加ボタン505fは新たにキーワードと送信方法を管理者が追加するためのボタンである。
図11は宛先設定画面511の一例を示す。宛先設定画面511は、図10で編集ボタン505d又は追加ボタン505fが押下されると表示される。宛先設定画面511は、キーワードと送信方法を予約者が設定するための画面である。宛先設定画面511は、送信方法選択タグ512を有している。管理者が送信方法選択タグ512でチャットシステム512a又はメール(Mail)512bを選択すると、チャットシステム又はメールに対応したユーザインタフェースが表示される。すなわち、選択したチャットシステムで宛先の設定に必要な入力欄が表示される。メール512bを選択した場合は、図10のようにメールアドレス欄504aが表示される。
図11では、slackというチャットシステムが選択されため、チーム名513(ワークスペースに相当)、アカウント514、チャンネル515が選択できるようになっている。チーム名513(ワークスペースに相当)とチャンネル515によりグループが特定され、アカウント514により宛先を特定できる。したがって、予約者がチャットシステムを選択した場合、宛先も指定できる。アカウント514は設定されなくてもよく、この場合、会議管理サーバ30はグループのメンバ全員に通知できる。
また、宛先設定画面511はキーワード欄516と一致判断設定欄517を有している。キーワード欄516には上記のキーワードが入力される。一致判断設定欄517には部分一致、完全一致、前方一致、後方一致などの判断方法が設定される。
これらを設定して、予約者が保存ボタン518を押下すると、図10のキーワード設定画面501に戻り、オプション設定欄505に図11で設定した内容が表示される。図10では、通知先の設定欄505cにリマインドの送信先のメールアドレスが表示されている。図10ではメールアドレスが表示されているが、チャットシステムによってはワークスペース、チャンネル、及びチャットシステムのアカウントなど、チャットシステムにおいてユーザを特定するための情報が表示される。
予約者が図10、図11の画面で設定したキーワード、及び、送信方法は会議管理サーバ30に送信され、情報対応付部32が送信方法情報DB491に登録する。
<キーワードの設定手順>
図12は、管理者が図10,図11の画面でキーワード等を設定する手順を示すシーケンス図の一例である。予約者は登録端末50を操作して会議管理サーバ30と通信させ、登録端末50でWebアプリを実行する。
S1:予約者が図11に示した宛先設定画面511のキーワード欄516にキーワードを入力する。登録端末50の操作受付部52は予約者の入力を受け付ける。
S2:予約者が図11に示した宛先設定画面511の送信方法選択タグ512を選択して、リマインドに使用する送信方法の設定を行う。登録端末50の操作受付部52は送信方法の選択を受け付ける。
S3:管理者が図11に示した宛先設定画面511に宛先を設定する。すなわち、slackの場合は、チーム名513、アカウント514、及び、チャンネル515を設定する。送信方法選択タグ512でメール512bが選択された場合、メールアドレスを入力する。登録端末50の操作受付部52は管理者の入力を受け付ける。
S4:登録端末50の通信部51は、管理者が設定したキーワード及び送信方法を会議管理サーバ30に送信する。
S5:会議管理サーバ30の通信部31はこれらの設定情報を受信し、情報対応付部32が送信方法情報DB491に登録する(更新する)。
このようにして会議管理サーバ30には設備予約システム100のユーザごとに、キーワード、送信方法、及び、宛先が登録される。
<会議室の予約>
図13を用いて会議室の予約について説明する。図13は予約管理サーバ20が提供し端末装置60が表示する会議室の予約画面401の一例である。予約画面401は、会議名入力欄402、開始時刻入力欄403、終了時刻入力欄404、及び、会議室入力欄405を有する。参加予定は予約管理サーバ20のアカウントで予約管理サーバ20にログインし、予約画面401に必要事項を入力する。会議室入力欄405はプルダウンで選択可能な会議室名と通信ID等を表示するので、ユーザは会議室名を選択することで会議室を選択できる。会議室入力欄405に表示されている通信IDは、会議室6の電子機器70が他拠点の電子機器70と通信する際に相手を特定するためのIDである。これにより、電子機器70は自動的に他拠点の電子機器70と通信を開始できる。
また、予約画面401にはカレンダー選択欄406が表示される。カレンダー選択欄406はグループで共有するカレンダーをユーザが選択する欄である。したがってユーザはカレンダーを使い分けることができる。
会議室の予約画面401は一例に過ぎず、予約管理サーバ20が提供する画面によってデザインは変更される。予約者が予約画面401から必要事項を入力すると、表1に示した予約情報が予約管理サーバ20に登録される。
<リマインダーの送信処理>
図14は、会議管理サーバ30が会議のリマインドを行う手順を示すシーケンス図の一例である。
S11:予約管理サーバ20の通信部21は予約情報の登録(変更を含む)を受け付けると、会議管理サーバ30に予約されたことを示す予約通知を送信する。
S12:会議管理サーバ30の通信部31は予約通知を受信し、予約情報取得部33が予約管理サーバ20から予約情報を取得する。例えば、通知された予約情報を取得してもよいし、ドメインを指定して取得してもよい。
S13:予約情報取得部33が予約情報を取得すると、会議情報通知部37のキーワード一致確認部42が送信方法情報DB491に設定されたキーワードで予約情報を検索する。キーワードの検索先は予約情報のどの部分でもよいが、例えば会議名が検索される。検索の詳細を図15で説明する。以下では、キーワードを含む予約情報が見つかった場合を説明する。
S14:送信方法判断部43は、キーワードに対応付けられた送信方法を送信方法情報DB491から取得する。例えば、チャットシステムが特定される。
S15:次に、宛先判断部44は、キーワードに対応付けられた宛先を送信方法情報DB491から取得する。例えば、メールアドレスが特定される。なお、送信方法の決定と宛先の決定が並行して行われてもよい。
S16:リマインダー送信部45は、リマインダーの送信のためのタイマーをセットする。つまり、通知設定DB496により会議開始前のどのタイミングでリマインドするかが設定されているため、通知設定DB496に設定されたタイミングでリマインドできるように、ユーザごとにタイマー(リマインダーを送信する日時)を設定する。
S17:リマインダー送信部45は、設定した日時になるとリマインダーを通知先ユーザに通知する。
図15は、会議情報通知部37がリマインドする手順の詳細を説明するフローチャート図の一例である。
まず、図10,図11で説明したようにリマインダーの送信に使用する送信方法、及び、宛先が設定される(S100)。
キーワード一致確認部42は、予約情報に含まれる予約者アカウントを確認して、この予約者アカウントに対応付けられた送信方法を送信方法情報DB491から取得して、キーワードが設定されているか否かを判断する(S101)。
キーワードが設定されていない場合(S101のNo)、会議情報通知部37はキーワード設定画面501のデフォルト設定欄504で設定された送信方法と宛先でリマインダーを送信する(S102)。したがって、宛先は会議の予約者となる。
キーワードが設定されている場合(S101のYes)、キーワード一致確認部42は予約情報にキーワードが含まれるか否かを判断する(S103)。
予約情報にキーワードが含まれる場合(S103のYes)、宛先判断部44がキーワードに基づいて送信方法情報DB491から送信方法と宛先を決定する(S104)。
次に、送信方法判断部43がキーワードに対応づけられた送信方法と宛先を判断する(S105)。
送信方法がslackの場合、送信方法判断部43は送信方法をslackに決定する(S106)。送信方法の決定により宛先も決定される。
送信方法がMicrosoft Teamsの場合、送信方法判断部43は送信方法をMicrosoft Teamsに決定する(S107)。送信方法の決定により宛先も決定される。
送信方法がMail(電子メール)の場合、送信方法判断部43は送信方法を電子メールに決定する(S108)。送信方法が電子メールに決定されると宛先も決定される。なお、図15ではLINEを省略した。
キーワードを含む予約情報がない場合(S103のNo)、会議情報通知部37はキーワード設定画面501のデフォルト設定欄504で設定された送信方法と宛先でリマインダーを送信する(S109)。したがって、宛先は会議室の予約者となる。
チャットシステムがリマインダーを送信する手順を説明する。会議管理サーバ30はチャットサーバ10を介して端末装置60にリマインダーを送信する。ここでは、例えばslackが選択されているものとする。
a. 会議情報通知部37は予約情報により予約者のアカウントを特定している。
b. この予約者のアカウントに対応付けられた送信方法を送信方法情報DB491で特定する。これにより、チャットサーバ10における宛先(予約者以外)のアカウント、ワークスペース及びチャンネルを特定できる。
c. 会議情報通知部37は、予め割り当てられているボットの識別情報(例えばトークン)、チャットサーバにおける宛先(予約者以外)のアカウント、ワークスペース及びチャンネルを指定してチャットサーバ10にメッセージを送信する。
d. チャットサーバ10のテキスト処理部12はワークスペース及びチャンネルで特定したグループのうち、宛先(予約者以外)のアカウントに対し、トークンで指定されたボットが発言する形で通知する。
<リマインドの例>
図16は、端末装置60に表示される会議室の予約に関する情報の一例を示す。図16(a)は通知設定DB496のタイミングで通知される会議室の予約に関する情報の一例である。このようなメッセージは例えば会議の開始時刻の前日、数時間前、又は、30分前などに通知される。
図16(a)では以下のように表示されている。
「2017−05−18 20:47:00 会議室Aにて、会議(定例)が予約されています。予約通り利用する場合は"利用する"、利用しない場合は"キャンセルする"を選択してください。10分間返答がない場合、自動的に予約はキャンセルされます。」
予約者又は通知先ユーザはメッセージを見て利用するボタン451及びキャンセルボタン452のどちらを押下するか等、適切な対応を取ることができる。また、利用するボタン451及びキャンセルボタン452のどちらも押下しない場合、会議管理サーバ30の会議情報通知部37は10分間で自動的に会議室の予約をキャンセルするので、空予約を低減できる。
なお、利用するボタン451及びキャンセルボタン452の押下は会議管理サーバ30に通知される。利用するボタン451及びキャンセルボタン452の押下は発言者であるボットを指定して行われ、チャットサーバ10に通知される。チャットサーバ10がボットに応答を送信すると、ボットは会議管理サーバ30に相当するので、会議管理サーバ30が予約者又は通知先ユーザの回答を受信できる。会議情報通知部37は再度、チャットサーバ10を介して確定した旨453を端末装置60のチャットアプリ60aに送信する。参加予定者がキャンセルボタン452を押下した場合も同様に、キャンセルされた旨454が表示される。
図16(b)は利用するボタン451が押下され利用が確定された後に、更に、端末装置60に表示される会議室の予約に関する情報を示す。
「会議(定例) 2017−05−18 20:47:00 会議室A」の利用を確定しました。
下記のURLからチェックインしてください。
XXXX://XXX.tk?receptID=NNN…N」
Nは任意の数字又はアルファベットである。利用が確定された場合、所定のタイミングでメッセージに会議識別情報「NNN…N」が含まれる。参加予定者はこの会議識別情報を会議室端末90に入力する(端末装置60が送信してもよい)。
なお、参加予定者は確定後もキャンセルボタン452の押下により予約をキャンセルすることができる。この場合も、会議情報通知部37がチャットサーバ10を介してキャンセルした旨454を端末装置60のチャットアプリ60aに送信する。
図16(b)の「XXXX://XXX.tk」は会議アプリのURLである。このURLがタップされると会議アプリが起動する。パラメータで会議識別情報である「NNN…N」が指定されているので、端末装置60は会議アプリを起動すると共に会議識別情報を会議アプリ60bに通知する。これにより会議アプリ60bは予め保持している会議管理サーバ30のIPアドレス等を用いて会議管理サーバ30と通信し、会議識別情報を含む2次元コードを要求できる。会議管理サーバ30のチェックイン管理部38は「NNN…N」がコード化された2次元コードを生成し、端末装置60に送信する。端末装置60は2次元コードを保持できる。この2次元コードがあれば、予約者又は通知先ユーザが会議識別情報を入力せずにチェックインすることができる。
<まとめ>
以上説明したように、本実施形態の設備予約システム100は、リマインドに使用するチャットサーバ10、又は、宛先の少なくとも一方を任意に変更できる。チャットサーバを選択した場合も任意の宛先を選択できる。
<その他の適用例>
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、会議管理サーバ30は複数、存在してもよいし、会議管理サーバ30の機能が複数のサーバに分散されていてもよい。また、予約管理サーバ20と会議管理サーバ30が一体でもよい。
また、以上の実施例で示した図6,図7などの構成例は、設備予約システム100の処理の理解を容易にするために、主な機能に応じて分割したものである。しかし、各処理単位の分割の仕方や名称によって本願発明が制限されることはない。設備予約システム100は、処理内容に応じて更に多くの処理単位に分割することもできる。また、1つの処理単位が更に多くの処理を含むように分割することもできる。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
なお、予約情報取得部33は予約情報取得手段の一例であり、送信方法判断部43と宛先判断部44は送信方法決定手段の一例であり、リマインダー送信部45は送信手段の一例であり、送信方法情報DB491は送信方法記憶部の一例である。
10 チャットサーバ
20 予約管理サーバ
30 会議管理サーバ
60 端末装置
70 電子機器
90 会議室端末
100 設備予約システム
特開2001−350884号公報

Claims (10)

  1. リソースの予約を管理する情報処理装置がリソースの予約に関する通知を端末装置に送信するリソース予約システムであって、
    リソースの予約に関する予約情報を取得する予約情報取得手段と、
    前記予約情報取得手段が取得した前記予約情報に応じて前記リソースの予約に関する通知の送信方法又は宛先を決定する送信方法決定手段と、
    前記送信方法決定手段が決定した送信方法で前記リソースの予約に関する通知を前記端末装置に送信するか、又は、前記送信方法決定手段が決定した宛先に前記リソースの予約に関する通知を送信する送信手段と、
    を有することを特徴とするリソース予約システム。
  2. 前記情報処理装置は、前記端末装置に情報を通知する複数の情報通知装置とネットワークを介して通信し、
    前記送信方法の1つは前記リソースの予約に関する通知を送信する前記情報通知装置であり、
    前記送信方法決定手段は、前記リソースの予約に関する通知を送信する前記情報通知装置を前記予約情報に応じて決定することを特徴とする請求項1に記載のリソース予約システム。
  3. 前記情報通知装置はチャットサーバであることを特徴とする請求項2に記載のリソース予約システム。
  4. 前記送信方法の1つは前記リソースの予約に関する通知を送信する電子メールであり、
    前記送信方法決定手段は、前記リソースの予約に関する通知を送信する電子メールのメールアドレスを前記予約情報に応じて決定することを特徴とする請求項1又は2に記載のリソース予約システム。
  5. キーワードと前記送信方法が対応付けられた送信方法記憶部を有し、
    前記送信方法決定手段は、前記予約情報に含まれる前記キーワードに対応付けられた前記送信方法で前記リソースの予約に関する通知を送信すると決定することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のリソース予約システム。
  6. 前記送信方法決定手段は、前記予約情報の会議名に前記キーワードが含まれているか否かを判断することを特徴とする請求項5に記載のリソース予約システム。
  7. 前記送信方法決定手段は、前記予約情報の予約者名に前記キーワードが含まれているか否かを判断することを特徴とする請求項5に記載のリソース予約システム。
  8. 前記送信方法決定手段は、前記予約情報の予約者の所属、会議室名、予約権限範囲、予約時間帯、又は、予約日、に前記キーワードが含まれているか否かを判断することを特徴とする請求項5に記載のリソース予約システム。
  9. リソースの予約を管理する情報処理装置がリソースの予約に関する通知を端末装置に送信するリソース予約システムが行う通知方法であって、
    予約情報取得手段が、リソースの予約に関する予約情報を取得するステップと、
    送信方法決定手段が、前記予約情報取得手段が取得した前記予約情報に応じて前記リソースの予約に関する通知の送信方法又は宛先を決定するステップと、
    送信手段が、前記送信方法決定手段が決定した送信方法で前記リソースの予約に関する通知を前記端末装置に送信するか、又は、前記送信方法決定手段が決定した宛先に前記リソースの予約に関する通知を送信するステップと、
    を有することを特徴とする通知方法。
  10. リソースの予約を管理する情報処理装置であって、
    リソースの予約に関する予約情報を取得する予約情報取得手段と、
    前記予約情報取得手段が取得した前記予約情報に応じて前記リソースの予約に関する通知の送信方法又は宛先を決定する送信方法決定手段と、
    前記送信方法決定手段が決定した送信方法で前記リソースの予約に関する通知を端末装置に送信するか、又は、前記送信方法決定手段が決定した宛先に前記リソースの予約に関する通知を送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
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