JP2019191673A - 管理システム、管理装置及び情報処理プログラム - Google Patents

管理システム、管理装置及び情報処理プログラム Download PDF

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Tomoyuki Izumi
智之 和泉
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Abstract

【課題】イベントで使用されるドキュメントデータの印刷を管理する技術をユーザーフレンドリーとする。【解決手段】出力先再判定部は、勤務地情報と拠点情報とが同じか異なるかを判断し、異なると判断した場合、スケジュールデータベースから、ユーザーIDと、現在日時と同じ日を示す日時情報とが関連付けられたドキュメントデータを取得し、スケジュールデータベースから、ドキュメントデータに関連付けられたユーザーIDを削除し、スケジュールデータベースに、ドキュメントデータと、使用場所情報としての勤務地情報と、日時情報と、ユーザーIDとを関連付けて記憶し、施設データべースから、勤務地情報に関連付けられた位置情報である、勤務地位置情報を検索し、施設データベースから、勤務地位置情報と近い位置情報が関連付けられた第1の画像形成装置を示す情報を検索する。【選択図】図8

Description

本発明は、会議等のイベントで使用されるドキュメントデータの印刷を管理する管理システム、管理装置及び情報処理プログラムに関する。
会議等のイベントで使用されるドキュメントデータの印刷を管理する技術が知られている(特許文献1)。
特開2015−046047号公報
会議等のイベントで使用されるドキュメントデータの印刷を管理する技術では、全ての参加者にとってユーザーフレンドリーであることが望ましい。
本発明の一形態に係る管理システムは、
1以上の記憶装置と、
1以上の制御部と
を具備する管理システムであって、
前記1以上の記憶装置の何れかが、それぞれ、
画像形成装置により印刷されるべきドキュメントデータと、前記ドキュメントデータを使用する使用場所を示す使用場所情報と、前記ドキュメントデータを使用する日時を示す日時情報と、前記ドキュメントデータを使用する複数のユーザーを識別する複数のユーザーIDとを関連付けて記憶するスケジュールデータベースと、
各前記複数のユーザーIDと、各前記複数のユーザーが通常勤務する拠点を示す拠点情報とを関連付けて記憶するユーザーデータベースと、
各前記複数のユーザーIDと、各前記複数のユーザーが現在勤務している勤務地を示す勤務地情報とを関連付けて記憶するための勤怠情報データベースであって、前記勤務地は前記拠点と同じ又は異なる、勤怠情報データベースと、
各複数の施設を示す施設情報と、前記施設の位置を示す位置情報とを関連付けて記憶する施設データベースであって、前記複数の施設は、前記画像形成装置と、前記使用場所と、前記拠点と、前記勤務地とを含む、施設データベースと
を記憶し、
前記1以上の制御部の何れかが、それぞれ、
特定ユーザーが持つユーザー端末装置から、前記特定ユーザーを識別する特定ユーザーIDと、前記特定ユーザーの位置情報を示す特定ユーザー位置情報とを取得し、
前記施設データベースから、前記特定ユーザー位置情報に関連付けられた前記施設情報を、特定勤務地情報として検索し、
前記特定ユーザーIDと、前記特定勤務地情報とを関連付けて、前記勤怠情報データベースに登録する
勤怠管理部と、
前記勤怠情報データベースから、前記特定ユーザーIDに関連付けられた特定勤務地情報を検索する勤務地判定部と、
前記ユーザーデータベースから、前記特定ユーザーIDに関連付けられた特定拠点情報を検索する拠点判定部と、
前記特定勤務地情報と前記特定拠点情報とが同じか異なるかを判断し、異なると判断した場合、
前記スケジュールデータベースから、前記特定ユーザーIDと、現在日時と同じ日を示す特定日時情報とが関連付けられた特定ドキュメントデータを取得し、
前記スケジュールデータベースから、前記特定ドキュメントデータに関連付けられた前記特定ユーザーIDを削除し、
前記スケジュールデータベースに、前記特定ドキュメントデータと、前記使用場所情報としての前記特定勤務地情報と、前記特定日時情報と、前記特定ユーザーIDとを関連付けて記憶し、
前記施設データべースから、前記特定勤務地情報に関連付けられた位置情報である、特定勤務地位置情報を検索し、
前記施設データベースから、前記特定勤務地位置情報と近い位置情報が関連付けられた第1の画像形成装置を示す情報を検索し、前記第1の画像形成装置を示す情報を検索した場合、
前記ユーザー端末装置に、前記第1の画像形成装置を示す情報と、前記特定日時情報とを供給する
出力先再判定部と、
前記第1の画像形成装置に、前記特定ドキュメントデータと、前記特定日時情報とを供給するドキュメントデータ供給部
として動作する。
本形態によれば、会議当日の勤務地が、通常勤務する拠点と異なるユーザーがいる場合、出力先再判定部は、勤務地に近い画像形成装置に、会議で使用するドキュメントデータを供給する。これにより、ユーザーは、勤務地に近い画像形成装置で、会議で使用するドキュメントデータを印刷することができる。
前記1以上の制御部の何れかが、さらに、使用場所判定部と、出力先判定部として動作し、
前記使用場所判定部は、前記スケジュールデータベースから、前記特定ドキュメントデータに関連付けられた、特定使用場所情報と、複数のユーザーIDと、前記特定日時情報とを検索し、
前記出力先判定部は、
前記施設データベースから、前記特定使用場所情報に関連付けられた位置情報である、使用場所位置情報を検索し、
前記施設データベースから、前記使用場所位置情報と近い位置情報が関連付けられた第2の画像形成装置を示す情報を検索し、
管理者端末装置に、前記第2の画像形成装置を示す情報と、前記特定日時情報とを供給し、
前記ドキュメントデータ供給部は、前記第2の画像形成装置に、前記特定ドキュメントデータと、前記特定日時情報と、前記複数のユーザーIDの数に基づき求められた印刷部数とを供給する。
本形態によれば、ドキュメントデータ供給部は、使用場所(会議室)の近くの画像形成装置に、ドキュメントデータと、会議の日時情報と、複数のユーザーの数に基づき求められた印刷部数とを供給する。これにより、管理者は、使用場所(会議室)の近くの画像形成装置で、会議に参加するユーザーの数に応じた部数のドキュメントデータを印刷することができる。
前記出力先再判定部が、前記スケジュールデータベースから、前記特定ドキュメントデータに関連付けられた前記特定ユーザーIDを削除すると、
前記ドキュメントデータ供給部は、前記第2の画像形成装置に、前記特定ドキュメントデータと、前記特定日時情報と、削除後の前記複数のユーザーIDの数に基づき求められた印刷部数とを、さらに供給する。
本形態によれば、会議当日の勤務地が、通常勤務する拠点と異なるユーザーがいる場合、ドキュメントデータ供給部は、使用場所(会議室)の近くの画像形成装置に、会議の日時情報と、使用場所(会議室)に行くことのできないユーザーの数をデクリメントした印刷部数とを、さらに供給する。これにより、使用場所(会議室)の近くの画像形成装置が不要な部数を印刷することがなくなる。
前記出力先再判定部は、
前記施設データべースから、前記特定勤務地位置情報と近い位置情報が関連付けられた第1の画像形成装置を検索しなかった場合、
前記ユーザー端末装置に、前記特定ドキュメントデータを供給する。
本形態によれば、会議当日の勤務地が、通常勤務する拠点と異なるユーザーがいる場合、勤務地にプリンターが無い可能性があるとき、出力先再判定部は、ユーザー端末装置に、会議で使用するドキュメントデータを供給する。これにより、ユーザーは、任意のプリンターで、会議で使用するドキュメントデータを印刷することができる。
本発明の一形態に係る管理装置は、
画像形成装置により印刷されるべきドキュメントデータと、前記ドキュメントデータを使用する使用場所を示す使用場所情報と、前記ドキュメントデータを使用する日時を示す日時情報と、前記ドキュメントデータを使用する複数のユーザーを識別する複数のユーザーIDとを関連付けて記憶するスケジュールデータベースと、
各前記複数のユーザーIDと、各前記複数のユーザーが通常勤務する拠点を示す拠点情報とを関連付けて記憶するユーザーデータベースと、
各前記複数のユーザーIDと、各前記複数のユーザーが現在勤務している勤務地を示す勤務地情報とを関連付けて記憶するための勤怠情報データベースであって、前記勤務地は前記拠点と同じ又は異なる、勤怠情報データベースと、
各複数の施設を示す施設情報と、前記施設の位置を示す位置情報とを関連付けて記憶する施設データベースであって、前記複数の施設は、前記画像形成装置と、前記使用場所と、前記拠点と、前記勤務地とを含む、施設データベースと
を参照し、
特定ユーザーが持つユーザー端末装置から、前記特定ユーザーを識別する特定ユーザーIDと、前記特定ユーザーの位置情報を示す特定ユーザー位置情報とを取得し、
前記施設データベースから、前記特定ユーザー位置情報に関連付けられた前記施設情報を、特定勤務地情報として検索し、
前記特定ユーザーIDと、前記特定勤務地情報とを関連付けて、前記勤怠情報データベースに登録する
勤怠管理部と、
前記勤怠情報データベースから、前記特定ユーザーIDに関連付けられた特定勤務地情報を検索する勤務地判定部と、
前記ユーザーデータベースから、前記特定ユーザーIDに関連付けられた特定拠点情報を検索する拠点判定部と、
前記特定勤務地情報と前記特定拠点情報とが同じか異なるかを判断し、異なると判断した場合、
前記スケジュールデータベースから、前記特定ユーザーIDと、現在日時と同じ日を示す特定日時情報とが関連付けられた特定ドキュメントデータを取得し、
前記スケジュールデータベースから、前記特定ドキュメントデータに関連付けられた前記特定ユーザーIDを削除し、
前記スケジュールデータベースに、前記特定ドキュメントデータと、前記使用場所情報としての前記特定勤務地情報と、前記特定日時情報と、前記特定ユーザーIDとを関連付けて記憶し、
前記施設データべースから、前記特定勤務地情報に関連付けられた位置情報である、特定勤務地位置情報を検索し、
前記施設データベースから、前記特定勤務地位置情報と近い位置情報が関連付けられた第1の画像形成装置を示す情報を検索し、前記第1の画像形成装置を示す情報を検索した場合、
前記ユーザー端末装置に、前記第1の画像形成装置を示す情報と、前記特定日時情報とを供給する
出力先再判定部と、
前記第1の画像形成装置に、前記特定ドキュメントデータと、前記特定日時情報とを供給するドキュメントデータ供給部
として動作する制御部
を具備する。
本発明の一形態に係る情報処理プログラムは、
管理装置の制御部に、
画像形成装置により印刷されるべきドキュメントデータと、前記ドキュメントデータを使用する使用場所を示す使用場所情報と、前記ドキュメントデータを使用する日時を示す日時情報と、前記ドキュメントデータを使用する複数のユーザーを識別する複数のユーザーIDとを関連付けて記憶するスケジュールデータベースと、
各前記複数のユーザーIDと、各前記複数のユーザーが通常勤務する拠点を示す拠点情報とを関連付けて記憶するユーザーデータベースと、
各前記複数のユーザーIDと、各前記複数のユーザーが現在勤務している勤務地を示す勤務地情報とを関連付けて記憶するための勤怠情報データベースであって、前記勤務地は前記拠点と同じ又は異なる、勤怠情報データベースと、
各複数の施設を示す施設情報と、前記施設の位置を示す位置情報とを関連付けて記憶する施設データベースであって、前記複数の施設は、前記画像形成装置と、前記使用場所と、前記拠点と、前記勤務地とを含む、施設データベースと
を参照させ、
前記管理装置の前記制御部を、
特定ユーザーが持つユーザー端末装置から、前記特定ユーザーを識別する特定ユーザーIDと、前記特定ユーザーの位置情報を示す特定ユーザー位置情報とを取得し、
前記施設データベースから、前記特定ユーザー位置情報に関連付けられた前記施設情報を、特定勤務地情報として検索し、
前記特定ユーザーIDと、前記特定勤務地情報とを関連付けて、前記勤怠情報データベースに登録する
勤怠管理部と、
前記勤怠情報データベースから、前記特定ユーザーIDに関連付けられた特定勤務地情報を検索する勤務地判定部と、
前記ユーザーデータベースから、前記特定ユーザーIDに関連付けられた特定拠点情報を検索する拠点判定部と、
前記特定勤務地情報と前記特定拠点情報とが同じか異なるかを判断し、異なると判断した場合、
前記スケジュールデータベースから、前記特定ユーザーIDと、現在日時と同じ日を示す特定日時情報とが関連付けられた特定ドキュメントデータを取得し、
前記スケジュールデータベースから、前記特定ドキュメントデータに関連付けられた前記特定ユーザーIDを削除し、
前記スケジュールデータベースに、前記特定ドキュメントデータと、前記使用場所情報としての前記特定勤務地情報と、前記特定日時情報と、前記特定ユーザーIDとを関連付けて記憶し、
前記施設データべースから、前記特定勤務地情報に関連付けられた位置情報である、特定勤務地位置情報を検索し、
前記施設データベースから、前記特定勤務地位置情報と近い位置情報が関連付けられた第1の画像形成装置を示す情報を検索し、前記第1の画像形成装置を示す情報を検索した場合、
前記ユーザー端末装置に、前記第1の画像形成装置を示す情報と、前記特定日時情報とを供給する
出力先再判定部と、
前記第1の画像形成装置に、前記特定ドキュメントデータと、前記特定日時情報とを供給するドキュメントデータ供給部
として動作させる。
本発明によれば、会議等のイベントで使用されるドキュメントデータの印刷を管理する技術では、全ての参加者にとってユーザーフレンドリーとすることができる。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本発明の一実施形態に係る管理システムを示す。 画像形成装置のハードウェア構成を示す。 スケジュール管理装置のハードウェア構成を示す。 管理システムの機能的構成を示す。 第1の動作を実現するための管理システムの動作フローを示す。 スケジュールデータベースの一例を示す。 施設データベースの一例を示す。 第2の動作を実現するための管理システムの動作フローを示す。 勤怠情報データベースの一例を示す。 ユーザーデータベースの一例を示す。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。
1.管理システムの概要
図1は、本発明の一実施形態に係る管理システムを示す。
管理システム1は、複数の画像形成装置10(図示は1台)と、スケジュール管理装置20と、勤怠管理装置30と、複数のユーザー端末装置40(図示は1台)と、管理者端末装置50とを有する。これらはインターネット等のネットワークNを介して接続される。
画像形成装置(Multifunction Peripheral、以下MFPと称する)10(以下、単数で説明する)は、イベントで使用されるドキュメントデータを印刷する。典型的には、「イベント」は会社での会議であり、以下、イベントを会議と称する。
スケジュール管理装置20は、例えば、パーソナルコンピューター等であり、複数の参加者(以下、ユーザーと称する)が参加する会議のスケジュールを管理する。典型的には、「ユーザー」は、会社の従業員である。
勤怠管理装置30は、例えば、パーソナルコンピューター等であり、複数のユーザーの勤怠状況を管理する。
ユーザー端末装置40(以下、単数で説明する)は、例えば、パーソナルコンピューター、タブレットコンピューター、スマートフォン、ウェアラブルコンピューター等であり、各ユーザー(会議の参加者である従業員)が使用する。
管理者端末装置50は、例えば、パーソナルコンピューター、タブレットコンピューター、スマートフォン、ウェアラブルコンピューター等であり、会議のスケジュールを管理する管理者が使用する。
2.画像形成装置のハードウェア構成
図2は、画像形成装置のハードウェア構成を示す。
MFP10は、制御部11を備える。制御部11は、プロセッサーであるCPU11a(Central Processing Unit)、RAM11b(Random Access Memory)、メモリーであるROM11c(Read Only Memory)及び専用のハードウェア回路等から構成され、MFP10の全体的な動作制御を司る。
制御部11は、画像読取部12、画像処理部14、画像メモリー15、画像形成部16、表示部17aを備える操作部17、記憶装置18、ファクシミリ通信部19及びネットワーク通信インターフェース13等と接続されている。制御部11は、接続されている上記各部の動作制御や、各部との間での信号又はデータの送受信を行う。
3.スケジュール管理装置のハードウェア構成
図3は、スケジュール管理装置のハードウェア構成を示す。
スケジュール管理装置20は、CPU21、ROM22、RAM23、記憶装置24、ネットワーク通信インターフェース25、操作装置26及び表示装置27と、これらを相互に接続するバス28とを有する。
CPU21、ROM22、及びRAM23は、制御部200を構成する。CPU21は、ROM22が記憶する情報処理プログラムをRAM23にロードして実行する。ROM22は、CPU21が実行するプログラムやデータなどを固定的に記憶する。ROM22は、非一過性のコンピューター読み取り可能な記録媒体の一例である。
記憶装置24は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等の大容量の記録媒体である。
ネットワーク通信インターフェース25は、ネットワークNに接続するためのインターフェースである。
操作装置26は、タッチパネル、キーボード、マウス及び各種スイッチ等を含む。操作装置26は、ユーザーからの操作を検出してCPU21に出力する。
表示装置27は、LCDや有機ELディスプレイ等を含む。表示装置27は、CPU21から受け取った情報に基づいて演算処理を行い、生成した画像信号を画面に表示する。表示装置27は外付けの表示装置でもよい。
4.勤怠管理装置のハードウェア構成
勤怠管理装置30のハードウェア構成は、スケジュール管理装置20のハードウェア構成と同様であり、図示及び説明を省略する。
勤怠管理装置30は、CPU31、ROM32、RAM33、記憶装置34、ネットワーク通信インターフェース35、操作装置36及び表示装置37と、これらを相互に接続するバス38とを有する。CPU31、ROM32、及びRAM33は、制御部300を構成する。
5.ユーザー端末装置のハードウェア構成
ユーザー端末装置40のハードウェア構成は、スケジュール管理装置20のハードウェア構成と同様又は類似であり、図示及び説明を省略する。
6.管理者端末装置のハードウェア構成
管理者端末装置50のハードウェア構成は、スケジュール管理装置20のハードウェア構成と同様又は類似であり、図示及び説明を省略する。
7.管理システムの機能の概要
管理システム1の動作は、大きく2つに分けられる。1つは、スケジュール管理装置20が、会議で使用されるドキュメントデータのMFP10での印刷を管理する動作(第1の動作と称する)である。第1の動作の要旨としては、管理者端末装置50によりスケジュール管理装置20に登録された会議のスケジュール(使用場所、日時、ユーザー(参加者)の人数、使用するドキュメントデータ等の情報)に応じて、スケジュール管理装置20が、印刷すべきドキュメントデータ、MFP10、日時、部数を決定しておく。典型的には、第1の動作は会議の前日までに行われる。
もう1つは、ユーザー端末装置40により勤怠管理装置30に登録された、会議当日のユーザー(参加者)の勤怠状況に応じて、ドキュメントデータのMFP10での印刷を再度管理する動作(第2の動作と称する)である。第2の動作の要旨としては、ユーザー端末装置40により勤怠管理装置30に登録された、会議当日のユーザー(参加者)の勤怠状況に応じて、スケジュール管理装置20が、ドキュメントデータを印刷するMFP10、部数(これらは第1の動作で決定済み)を決定し直す。例えば、会議当日、会議参加者のうちの特定ユーザーが、出張や在宅勤務により、使用場所(会議室)に行けなくなったとする。この場合、スケジュール管理装置20が、予定していた印刷部数を変更したり、さらに、特定ユーザーが使用可能な別のMFP10で特定ユーザー分のドキュメントデータを印刷可能としたりする。典型的には、第2の動作は会議の当日に行われる。
以下、スケジュール管理装置20及び勤怠管理装置30の各機能部が、第1の動作の動作フロー及び第2の動作の動作フローにおいてどのように動作するかを、第1の動作及び第2の動作の動作フローをそれぞれ独立して図示および説明する。
図4は、管理システムの機能的構成を示す。
スケジュール管理装置20の制御部200において、CPU21は、ROM22が記憶する情報処理プログラムをRAM23にロードして実行することにより、出力先判定部201、場所判定部202、ドキュメントデータ供給部203、出力先再判定部204、勤務地判定部205及び拠点判定部206として動作する。スケジュール管理装置20の記憶装置24は、スケジュールデータべース210、施設データべース220及びユーザーデータべース230を記憶する。
勤怠管理装置30の制御部300において、CPU31は、ROM32が記憶する情報処理プログラムをRAM33にロードして実行することにより、勤怠管理部301として動作する。勤怠管理装置30の記憶装置34は、勤怠情報データべース310を記憶する。
8.第1の動作
図5は、第1の動作を実現するための管理システムの動作フローを示す。
管理者端末装置50は、ネットワークNを介して、スケジュール管理装置20のスケジュールデータベース210に、会議のスケジュールに関する情報を登録する(ステップS101)。「会議のスケジュールに関する情報」は、具体的には、MFPにより印刷されるべきドキュメントデータと、ドキュメントデータを使用する使用場所を示す使用場所情報(例えば、会議室の名称や番号)と、ドキュメントデータを使用する日時を示す日時情報(例えば、会議開始予定の日時を示す)と、ドキュメントデータを使用する複数のユーザーを識別する複数のユーザーIDである。
図6に示すように、スケジュールデータベース210は、ドキュメントデータ211と、使用場所情報212と、日時情報213と、複数のユーザーID214とを関連付けて、複数組(会議の数だけ)、記憶する。
その後(ステップS101の直後であってもなくてもよく、任意である)、管理者端末装置50は、ネットワークNを介して、スケジュール管理装置20の出力先判定部201に、印刷管理要求を送信する。「印刷管理要求」は、少なくとも、スケジュールデータベース210に登録されたドキュメントデータ(今回印刷管理すべきドキュメントデータ)を特定するための情報を含む。
スケジュール管理装置20の出力先判定部201は、ネットワークNを介して、管理者端末装置50から、ドキュメントデータと、印刷管理要求とを受信する(ステップS102)。「印刷管理要求」は、このドキュメントデータの印刷を管理するための要求である。出力先判定部201は、印刷管理要求を受信すると、場所判定部202に会議情報要求を供給する(ステップS103)。「会議情報要求」は、ドキュメントデータを特定するための情報を含み、このドキュメントデータに関連付けられた、使用場所情報と、複数のユーザーIDと、日時情報とを検索するための要求である。
場所判定部202は、スケジュールデータベース210から、このドキュメントデータにそれぞれ関連付けられた使用場所情報を検索し(ステップS104)、複数のユーザーIDを検索し(ステップS105)、日時情報を検索する(ステップS106)。場所判定部202は、スケジュールデータベース210から検索した使用場所情報と、複数のユーザーIDと、日時情報とを、出力先判定部201に供給する(ステップS107)。
出力先判定部201は、場所判定部202から、このドキュメントデータに関連付けられた使用場所情報と、複数のユーザーIDと、日時情報とを取得する。すると、出力先判定部201は、施設データベース220から、取得した使用場所情報に関連付けられた位置情報を検索する(ステップS108)。
図7に示すように、施設データベース220は、施設を示す施設情報221と、施設の位置を示す位置情報222とを関連付けて、複数組(施設の数だけ)、記憶する。複数の施設は、画像形成装置と、使用場所(会議室等)と、拠点(後述)と、勤務地(後述)とを含む。位置情報222は、例えば、IP(Internet Protocol)アドレス等のネットワークアドレスや、GPS(Global Positioning System)による座標情報でよい。
出力先判定部201は、施設データベース220から、使用場所情報に関連付けられた位置情報と近い位置情報が関連付けられたMFP10を示す情報を検索する(ステップS109)。言い換えれば、出力先判定部201は、使用場所(会議室)の位置と近くに位置するMFP10を検索する。
出力先判定部201は、ドキュメントデータ供給部203に、印刷予約要求を出力する(ステップS110)。「印刷予約要求」は、ドキュメントデータと、MFP10を示す情報と、日時情報と、印刷部数とを含む。ドキュメントデータは、管理者端末装置50から受信したドキュメントデータである(ステップS102)。MFP10を示す情報は、使用場所(会議室)の近くに位置するMFP10を示す情報である(ステップS109)。日時情報は、ドキュメントデータを使用する日時を示す日時情報である(ステップS106)。印刷部数は、検索された複数のユーザーID(ステップS105)の数と同じ値、又は、複数のユーザーIDの数に基づき求められた値(例えば、ユーザーIDの数+予備で2部等)である。
ドキュメントデータ供給部203は、MFP10に、ネットワークを介して、印刷予約情報を送信する(ステップS111)。「印刷予約情報」は、ドキュメントデータと、日時情報と、印刷部数とを含む。
一方、出力先判定部201は、管理者端末装置50に、MFP10を示す情報と、日時情報とを供給する(ステップS112)。
これにより、管理者端末装置50を使用する管理者は、日時情報が示す日時(例えば、会議開始予定の日時)までに、MFP10を用いて、MFP10に供給(ステップS111)されたドキュメントデータを必要な部数だけ印刷することができる。また、MFP10は、日時情報が示す日時(例えば、会議開始予定の日時)を過ぎたら、ドキュメントデータを削除してもよい。
9.第2の動作
図8は、第2の動作を実現するための管理システムの動作フローを示す。
勤怠管理装置30の勤怠管理部301は、特定ユーザーが使用するユーザー端末装置40からネットワークNを介して、ユーザーIDと、ユーザー位置情報とを受信する(ステップS201)。「ユーザーID」は、ユーザー端末装置40にログインしたユーザーを識別するユーザーIDである。「ユーザー位置情報」は、例えば、ユーザー端末装置40のIPアドレス等のネットワークアドレスや、GPSによるユーザー端末装置40の座標情報でよい。
勤怠管理部301は、施設データベース220から、ユーザー端末装置40から受信したユーザー位置情報に関連付けられた施設情報を、勤務地情報として検索する(ステップS202)。「勤務地情報」とは、ユーザーが現在勤務している勤務地を示す情報である。「ユーザーが現在勤務している勤務地」は、このユーザーが通常勤務する拠点と同じ場合もあるし、異なる場合もある。
勤怠管理部301は、ユーザー端末装置40から受信(ステップS201)したユーザーIDと、検索(ステップS202)した勤務地情報とを、勤怠情報データベース310に登録する(ステップS203)。
図9に示すように、勤怠情報データベース310は、ユーザーID311と、ユーザーが現在勤務している勤務地を示す勤務地情報312とを関連付けて、複数組(現在勤務しているユーザーの数だけ)、記憶する。「勤務地」は、本社、支社、営業所、自宅、サテライトオフィス等である。
勤怠管理部301は、ネットワークNを介して、スケジュール管理装置20の出力先再判定部204に、情報更新要求を送信する(ステップS204)。「情報更新要求」は、ユーザー端末装置40から受信(ステップS201)したユーザーIDを含む。「情報更新要求」は、このユーザーIDに関連付けられたスケジュールを再判定し、再判定の結果、必要ならば更新するための要求である。
スケジュール管理装置20の出力先再判定部204は、ネットワークNを介して、勤怠管理装置30の勤怠管理部301から、ユーザーIDを含む情報更新要求を受信する。すると、出力先再判定部204は、勤務地判定部205に、勤務地判定要求を供給する(ステップS205)。「勤務地判定要求」は、勤怠管理装置30から受信した情報更新要求に含まれるユーザーIDを含む。
勤務地判定部205は、出力先再判定部204からユーザーIDを含む勤務地判定要求を取得する。勤務地判定部205は、ネットワークNを介して、勤怠情報データベース310から、勤務地判定要求に含まれるユーザーID311に関連付けられた勤務地情報312を検索する(ステップS206)。勤務地判定部205は、勤怠情報データベース310から検索した勤務地情報を出力先再判定部204に供給する。
出力先再判定部204は、勤務地判定部205から勤務地情報を取得する(ステップS207)。すると、出力先再判定部204は、拠点判定部206に、拠点判定要求を供給する(ステップS208)。「拠点判定要求」は、勤怠管理装置30から受信した情報更新要求に含まれるユーザーIDを含む。
拠点判定部206は、出力先再判定部204からユーザーIDを含む拠点判定要求を取得する。拠点判定部206は、ネットワークNを介して、ユーザーデータベース230から、拠点判定要求に含まれるユーザーIDに関連付けられた拠点情報を検索する(ステップS209)。
図10に示すように、ユーザーデータベース230は、ユーザーID231と、ユーザーが通常勤務する拠点を示す拠点情報232とを関連付けて、複数組(従業員の数だけ)、記憶する。「拠点」は、本社、支社、営業所等である。要するに、ユーザーデータベース230に登録される拠点情報232は、勤怠情報データベース310に登録される勤務地情報312の一部の情報である。
拠点判定部206は、ユーザーデータベース230から検索した拠点情報を出力先再判定部204に供給する。
出力先再判定部204は、拠点判定部206から拠点情報を取得する(ステップS210)。出力先再判定部204は、勤務地判定部205から取得(ステップS207)した勤務地情報と、拠点判定部206から取得(ステップS210)した拠点情報とが、同じか異なるかを判定する(ステップS211)。「勤務地情報と拠点情報とが同じ」とは、ユーザーが現在、通常勤務する拠点で勤務していることを意味する。一方、「勤務地情報と拠点情報とが異なる」とは、ユーザーが現在、通常勤務する拠点以外の勤務地で勤務していることを意味する。出力先再判定部204は、勤務地情報と拠点情報とが同じ場合は処理を終了し、勤務地情報と拠点情報とが異なる場合は以下の処理に進む。
出力先再判定部204は、スケジュールデータベース210から、ユーザーIDと、現在日時と同じ日を示す日時情報とが関連付けられたドキュメントデータを取得する(ステップS212)。「ユーザーID」とは、現在、通常勤務する拠点以外の勤務地で勤務しているユーザーを識別するユーザーIDである。
すると、出力先再判定部204は、スケジュールデータベース210から、取得したドキュメントデータに関連付けられたユーザーIDを削除する(ステップS213)。何故なら、このユーザーIDにより識別されるユーザーは、現在、通常勤務する拠点以外の勤務地で勤務しているため、使用場所(会議室)に行くことができない。このため、使用場所(会議室)の付近のMFPで、このユーザー分のドキュメントデータを印刷する必要が無い。このため、印刷部数の根拠となるユーザーIDを削除することにより、印刷部数をデクリメントできるようにする。
出力先再判定部204は、ドキュメントデータ供給部203に、印刷予約更新要求を出力する(ステップS214)。「印刷予約更新要求」は、少なくとも、MFP10を示す情報と、日時情報と、印刷部数とを含む。MFP10を示す情報は、使用場所(会議室)の近くに位置するMFP10を示す情報である。日時情報は、ドキュメントデータを使用する日時を示す日時情報である。印刷部数は、デクリメントした複数のユーザーIDの数と同じ値、又は、デクリメントした複数のユーザーIDの数に基づき求められた値(例えば、デクリメントしたユーザーIDの数+予備で2部等)である。
ドキュメントデータ供給部203は、MFP10に、ネットワークを介して、印刷予約更新情報を送信する(ステップS215)。「印刷予約情報」は、ドキュメントデータと、日時情報と、デクリメントした印刷部数とを含む。
これにより、使用場所(会議室)の付近のMFP10が、使用場所(会議室)に行くことができないユーザー分のドキュメントデータを印刷しないようになる。
さらに、出力先再判定部204は、スケジュールデータベース210に、ドキュメントデータ211と、使用場所情報212としての勤務地情報と、日時情報213と、ユーザーID214とを関連付けて新規に登録する(ステップS216)。新規に登録するユーザーIDは、現在、通常勤務する拠点以外の勤務地で勤務しているユーザーを識別するユーザーIDである。新規に登録する勤務地情報は、拠点以外の現在の勤務地である。新規に登録する日時情報は、ドキュメントデータを使用する日時を示す日時情報(例えば、会議開始予定の日時を示す)と同じである。新規に登録するドキュメントデータは、会議で使用するドキュメントデータと同じである。
さらに、出力先再判定部204は、施設データベース220から、勤務地情報に関連付けられた位置情報を検索する(ステップS217)。出力先再判定部204は、施設データベース220から、勤務地情報に関連付けられた位置情報と近い位置情報が関連付けられたMFP10を示す情報を検索する(ステップS218)。言い換えれば、出力先再判定部204は、ユーザーが現在勤務している勤務地の近くに位置するMFP10を検索する。
出力先再判定部204は、ユーザーが現在勤務している勤務地の近くに位置するMFP10を検索する場合もあるし、検索しない場合もある。勤務地が支社や営業所であれば、そこに位置するMFP10が施設データベース220に登録されている。一方、勤務地が自宅であれば、自宅のプリンターは施設データベース220に登録されていないこともあるし、自宅にプリンターが無いこともある。以下、出力先再判定部204は、ユーザーが現在勤務している勤務地の近くに位置するMFP10を(1)検索した場合(ステップS220番台)と、(2)検索しなかった場合(ステップS230番台)とに分けて説明する。
(1)出力先再判定部204が、勤務地の近くに位置するMFPを検索した場合
出力先再判定部204は、ドキュメントデータ供給部203に、印刷予約要求を出力する(ステップS221)。「印刷予約要求」は、ドキュメントデータと、MFP10を示す情報と、日時情報と、印刷部数とを含む。ドキュメントデータは、スケジュールデータベース210から取得したドキュメントデータである(ステップS212)。MFP10を示す情報は、勤務地の近くに位置するMFP10を示す情報である(ステップS218)。日時情報は、ドキュメントデータを使用する日時を示す日時情報である(ステップS212)。印刷部数は、このユーザーだけであれば1部である。しかしながら、ドキュメントデータ211と、同じ勤務地情報(使用場所情報212)と、日時情報213との組に関連付けて、複数のユーザーIDが新規に登録されれば(ステップS215)、印刷部数は、複数のユーザーIDの数と同じ値、又は、複数のユーザーIDの数に基づき求められた値でもよい。
ドキュメントデータ供給部203は、勤務地の近くに位置するMFP10に、ネットワークを介して、ドキュメントデータと、日時情報と、印刷部数とを送信する(ステップS222)。
一方、出力先再判定部204は、ユーザー端末装置40に、勤務地の近くに位置するMFP10を示す情報と、日時情報とを供給する(ステップS223)。
これにより、ユーザー端末装置40を使用するユーザーは、日時情報が示す日時(例えば、会議開始予定の日時)までに、勤務地の近くに位置するMFP10を用いて、MFP10に供給(ステップS222)されたドキュメントデータを必要な部数だけ印刷することができる。また、MFP10は、勤務地の近くに位置する日時情報が示す日時(例えば、会議開始予定の日時)を過ぎたら、ドキュメントデータを削除してもよい。
(2)出力先再判定部204が、勤務地の近くに位置するMFPを検索しなかった場合
出力先再判定部204は、ユーザー端末装置40に、ドキュメントデータと、日時情報とを供給する(ステップS231)。ドキュメントデータは、スケジュールデータベース210から取得したドキュメントデータである(ステップS212)。日時情報は、ドキュメントデータを使用する日時を示す日時情報である(ステップS212)。
これにより、ユーザー端末装置40を使用するユーザーは、日時情報が示す日時(例えば、会議開始予定の日時)までに、勤務地の近くに位置するプリンターを用いて、ユーザー端末装置40に供給(ステップS231)されたドキュメントデータを印刷することができる。また、ユーザー端末装置40は、勤務地の近くに位置する日時情報が示す日時(例えば、会議開始予定の日時)を過ぎたら、ドキュメントデータを削除してもよい。
10.変形例
上記実施形態では、スケジュール管理装置20の制御部200が、出力先判定部201、場所判定部202、ドキュメントデータ供給部203、出力先再判定部204、勤務地判定部205及び拠点判定部206として動作し、勤怠管理装置30の制御部300が、勤怠管理部301として動作した。しかしながら、これに限定されない。管理システム1は、1以上の制御部を有し、1以上の制御部の何れかが、それぞれ、出力先判定部201、場所判定部202、ドキュメントデータ供給部203、出力先再判定部204、勤務地判定部205、拠点判定部206及び勤怠管理部301として動作すればよい。
上記実施形態では、スケジュール管理装置20の記憶装置24が、スケジュールデータベース210、施設データベース220及びユーザーデータベース230を記憶し、勤怠管理装置30の記憶装置34が勤怠情報データベース310を記憶した。しかしながら、これに限定されない。管理システム1は、1以上の記憶装置を有し、1以上の記憶装置の何れかが、それぞれ、スケジュールデータベース210、施設データベース220、ユーザーデータベース230及び勤怠情報データベース310を記憶してもよい。
11.結語
本実施形態によれば、会議当日の勤務地が、通常勤務する拠点と異なるユーザーがいる場合、出力先再判定部204は、勤務地に近いMFP10に、会議で使用するドキュメントデータを供給する。これにより、ユーザーは、勤務地に近いMFP10で、会議で使用するドキュメントデータを印刷することができる。
本実施形態によれば、ドキュメントデータ供給部203は、使用場所(会議室)の近くのMFP10に、ドキュメントデータと、会議の日時情報と、複数のユーザーの数に基づき求められた印刷部数とを供給する。これにより、管理者は、使用場所(会議室)の近くのMFP10で、会議に参加するユーザーの数に応じた部数のドキュメントデータを印刷することができる。
本実施形態によれば、会議当日の勤務地が、通常勤務する拠点と異なるユーザーがいる場合、ドキュメントデータ供給部203は、使用場所(会議室)の近くのMFP10に、会議の日時情報と、使用場所(会議室)に行くことのできないユーザーの数をデクリメントした印刷部数とを、さらに供給する。これにより、使用場所(会議室)の近くのMFP10が不要な部数を印刷することがなくなる。
本実施形態によれば、会議当日の勤務地が、通常勤務する拠点と異なるユーザーがいる場合、勤務地にプリンターが無い可能性があるとき、出力先再判定部204は、ユーザー端末装置40に、会議で使用するドキュメントデータを供給する。これにより、ユーザーは、任意のプリンターで、会議で使用するドキュメントデータを印刷することができる。
本技術の各実施形態及び各変形例について上に説明したが、本技術は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1・・・管理システム
10・・・画像形成装置
20・・・スケジュール管理装置
30・・・勤怠管理装置
40・・・ユーザー端末装置
50・・・管理者端末装置
201・・・出力先判定部
202・・・場所判定部
203・・・ドキュメントデータ供給部
204・・・出力先再判定部
205・・・勤務地判定部
206・・・拠点判定部
210・・・スケジュールデータべース
220・・・施設データべース
230・・・ユーザーデータべース
301・・・勤怠管理部
310・・・勤怠情報データべース

Claims (6)

  1. 1以上の記憶装置と、
    1以上の制御部と
    を具備する管理システムであって、
    前記1以上の記憶装置の何れかが、それぞれ、
    画像形成装置により印刷されるべきドキュメントデータと、前記ドキュメントデータを使用する使用場所を示す使用場所情報と、前記ドキュメントデータを使用する日時を示す日時情報と、前記ドキュメントデータを使用する複数のユーザーを識別する複数のユーザーIDとを関連付けて記憶するスケジュールデータベースと、
    各前記複数のユーザーIDと、各前記複数のユーザーが通常勤務する拠点を示す拠点情報とを関連付けて記憶するユーザーデータベースと、
    各前記複数のユーザーIDと、各前記複数のユーザーが現在勤務している勤務地を示す勤務地情報とを関連付けて記憶するための勤怠情報データベースであって、前記勤務地は前記拠点と同じ又は異なる、勤怠情報データベースと、
    各複数の施設を示す施設情報と、前記施設の位置を示す位置情報とを関連付けて記憶する施設データベースであって、前記複数の施設は、前記画像形成装置と、前記使用場所と、前記拠点と、前記勤務地とを含む、施設データベースと
    を記憶し、
    前記1以上の制御部の何れかが、それぞれ、
    特定ユーザーが持つユーザー端末装置から、前記特定ユーザーを識別する特定ユーザーIDと、前記特定ユーザーの位置情報を示す特定ユーザー位置情報とを取得し、
    前記施設データベースから、前記特定ユーザー位置情報に関連付けられた前記施設情報を、特定勤務地情報として検索し、
    前記特定ユーザーIDと、前記特定勤務地情報とを関連付けて、前記勤怠情報データベースに登録する
    勤怠管理部と、
    前記勤怠情報データベースから、前記特定ユーザーIDに関連付けられた特定勤務地情報を検索する勤務地判定部と、
    前記ユーザーデータベースから、前記特定ユーザーIDに関連付けられた特定拠点情報を検索する拠点判定部と、
    前記特定勤務地情報と前記特定拠点情報とが同じか異なるかを判断し、異なると判断した場合、
    前記スケジュールデータベースから、前記特定ユーザーIDと、現在日時と同じ日を示す特定日時情報とが関連付けられた特定ドキュメントデータを取得し、
    前記スケジュールデータベースから、前記特定ドキュメントデータに関連付けられた前記特定ユーザーIDを削除し、
    前記スケジュールデータベースに、前記特定ドキュメントデータと、前記使用場所情報としての前記特定勤務地情報と、前記特定日時情報と、前記特定ユーザーIDとを関連付けて記憶し、
    前記施設データべースから、前記特定勤務地情報に関連付けられた位置情報である、特定勤務地位置情報を検索し、
    前記施設データベースから、前記特定勤務地位置情報と近い位置情報が関連付けられた第1の画像形成装置を示す情報を検索し、前記第1の画像形成装置を示す情報を検索した場合、
    前記ユーザー端末装置に、前記第1の画像形成装置を示す情報と、前記特定日時情報とを供給する
    出力先再判定部と、
    前記第1の画像形成装置に、前記特定ドキュメントデータと、前記特定日時情報とを供給するドキュメントデータ供給部
    として動作する
    管理システム。
  2. 請求項1に記載の管理システムであって、
    前記1以上の制御部の何れかが、さらに、使用場所判定部と、出力先判定部として動作し、
    前記使用場所判定部は、前記スケジュールデータベースから、前記特定ドキュメントデータに関連付けられた、特定使用場所情報と、複数のユーザーIDと、前記特定日時情報とを検索し、
    前記出力先判定部は、
    前記施設データベースから、前記特定使用場所情報に関連付けられた位置情報である、使用場所位置情報を検索し、
    前記施設データベースから、前記使用場所位置情報と近い位置情報が関連付けられた第2の画像形成装置を示す情報を検索し、
    管理者端末装置に、前記第2の画像形成装置を示す情報と、前記特定日時情報とを供給し、
    前記ドキュメントデータ供給部は、前記第2の画像形成装置に、前記特定ドキュメントデータと、前記特定日時情報と、前記複数のユーザーIDの数に基づき求められた印刷部数とを供給する
    管理システム。
  3. 請求項2に記載の管理システムであって、
    前記出力先再判定部が、前記スケジュールデータベースから、前記特定ドキュメントデータに関連付けられた前記特定ユーザーIDを削除すると、
    前記ドキュメントデータ供給部は、前記第2の画像形成装置に、前記特定ドキュメントデータと、前記特定日時情報と、削除後の前記複数のユーザーIDの数に基づき求められた印刷部数とを、さらに供給する
    管理システム。
  4. 請求項1乃至3の何れか一項に記載の管理システムであって、
    前記出力先再判定部は、
    前記施設データべースから、前記特定勤務地位置情報と近い位置情報が関連付けられた第1の画像形成装置を検索しなかった場合、
    前記ユーザー端末装置に、前記特定ドキュメントデータを供給する
    管理システム。
  5. 画像形成装置により印刷されるべきドキュメントデータと、前記ドキュメントデータを使用する使用場所を示す使用場所情報と、前記ドキュメントデータを使用する日時を示す日時情報と、前記ドキュメントデータを使用する複数のユーザーを識別する複数のユーザーIDとを関連付けて記憶するスケジュールデータベースと、
    各前記複数のユーザーIDと、各前記複数のユーザーが通常勤務する拠点を示す拠点情報とを関連付けて記憶するユーザーデータベースと、
    各前記複数のユーザーIDと、各前記複数のユーザーが現在勤務している勤務地を示す勤務地情報とを関連付けて記憶するための勤怠情報データベースであって、前記勤務地は前記拠点と同じ又は異なる、勤怠情報データベースと、
    各複数の施設を示す施設情報と、前記施設の位置を示す位置情報とを関連付けて記憶する施設データベースであって、前記複数の施設は、前記画像形成装置と、前記使用場所と、前記拠点と、前記勤務地とを含む、施設データベースと
    を参照し、
    特定ユーザーが持つユーザー端末装置から、前記特定ユーザーを識別する特定ユーザーIDと、前記特定ユーザーの位置情報を示す特定ユーザー位置情報とを取得し、
    前記施設データベースから、前記特定ユーザー位置情報に関連付けられた前記施設情報を、特定勤務地情報として検索し、
    前記特定ユーザーIDと、前記特定勤務地情報とを関連付けて、前記勤怠情報データベースに登録する
    勤怠管理部と、
    前記勤怠情報データベースから、前記特定ユーザーIDに関連付けられた特定勤務地情報を検索する勤務地判定部と、
    前記ユーザーデータベースから、前記特定ユーザーIDに関連付けられた特定拠点情報を検索する拠点判定部と、
    前記特定勤務地情報と前記特定拠点情報とが同じか異なるかを判断し、異なると判断した場合、
    前記スケジュールデータベースから、前記特定ユーザーIDと、現在日時と同じ日を示す特定日時情報とが関連付けられた特定ドキュメントデータを取得し、
    前記スケジュールデータベースから、前記特定ドキュメントデータに関連付けられた前記特定ユーザーIDを削除し、
    前記スケジュールデータベースに、前記特定ドキュメントデータと、前記使用場所情報としての前記特定勤務地情報と、前記特定日時情報と、前記特定ユーザーIDとを関連付けて記憶し、
    前記施設データべースから、前記特定勤務地情報に関連付けられた位置情報である、特定勤務地位置情報を検索し、
    前記施設データベースから、前記特定勤務地位置情報と近い位置情報が関連付けられた第1の画像形成装置を示す情報を検索し、前記第1の画像形成装置を示す情報を検索した場合、
    前記ユーザー端末装置に、前記第1の画像形成装置を示す情報と、前記特定日時情報とを供給する
    出力先再判定部と、
    前記第1の画像形成装置に、前記特定ドキュメントデータと、前記特定日時情報とを供給するドキュメントデータ供給部
    として動作する制御部
    を具備する管理装置。
  6. 管理装置の制御部に、
    画像形成装置により印刷されるべきドキュメントデータと、前記ドキュメントデータを使用する使用場所を示す使用場所情報と、前記ドキュメントデータを使用する日時を示す日時情報と、前記ドキュメントデータを使用する複数のユーザーを識別する複数のユーザーIDとを関連付けて記憶するスケジュールデータベースと、
    各前記複数のユーザーIDと、各前記複数のユーザーが通常勤務する拠点を示す拠点情報とを関連付けて記憶するユーザーデータベースと、
    各前記複数のユーザーIDと、各前記複数のユーザーが現在勤務している勤務地を示す勤務地情報とを関連付けて記憶するための勤怠情報データベースであって、前記勤務地は前記拠点と同じ又は異なる、勤怠情報データベースと、
    各複数の施設を示す施設情報と、前記施設の位置を示す位置情報とを関連付けて記憶する施設データベースであって、前記複数の施設は、前記画像形成装置と、前記使用場所と、前記拠点と、前記勤務地とを含む、施設データベースと
    を参照させ、
    前記管理装置の前記制御部を、
    特定ユーザーが持つユーザー端末装置から、前記特定ユーザーを識別する特定ユーザーIDと、前記特定ユーザーの位置情報を示す特定ユーザー位置情報とを取得し、
    前記施設データベースから、前記特定ユーザー位置情報に関連付けられた前記施設情報を、特定勤務地情報として検索し、
    前記特定ユーザーIDと、前記特定勤務地情報とを関連付けて、前記勤怠情報データベースに登録する
    勤怠管理部と、
    前記勤怠情報データベースから、前記特定ユーザーIDに関連付けられた特定勤務地情報を検索する勤務地判定部と、
    前記ユーザーデータベースから、前記特定ユーザーIDに関連付けられた特定拠点情報を検索する拠点判定部と、
    前記特定勤務地情報と前記特定拠点情報とが同じか異なるかを判断し、異なると判断した場合、
    前記スケジュールデータベースから、前記特定ユーザーIDと、現在日時と同じ日を示す特定日時情報とが関連付けられた特定ドキュメントデータを取得し、
    前記スケジュールデータベースから、前記特定ドキュメントデータに関連付けられた前記特定ユーザーIDを削除し、
    前記スケジュールデータベースに、前記特定ドキュメントデータと、前記使用場所情報としての前記特定勤務地情報と、前記特定日時情報と、前記特定ユーザーIDとを関連付けて記憶し、
    前記施設データべースから、前記特定勤務地情報に関連付けられた位置情報である、特定勤務地位置情報を検索し、
    前記施設データベースから、前記特定勤務地位置情報と近い位置情報が関連付けられた第1の画像形成装置を示す情報を検索し、前記第1の画像形成装置を示す情報を検索した場合、
    前記ユーザー端末装置に、前記第1の画像形成装置を示す情報と、前記特定日時情報とを供給する
    出力先再判定部と、
    前記第1の画像形成装置に、前記特定ドキュメントデータと、前記特定日時情報とを供給するドキュメントデータ供給部
    として動作させる
    情報処理プログラム。
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