JP2006267873A - 画像プリント作成装置 - Google Patents

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淳之 山本
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Abstract

【課題】画像プリント作成装置の撮影部と編集部にそれぞれ独立してパーソナルコンピュータを設け、それぞれのコンピュータが独自に動作することで、効率的な撮影作業と編集作業を実施すること。
【解決手段】被写体の撮影手段と、撮影画像を表示する第1の表示手段と、撮影画像に対する操作を行う第1の入力手段を備える第1のコンピュータを含む撮影装置と、撮影画像に対する編集操作を行う第2の入力手段と、編集操作した編集画像を表示する第2の表示手段を備える第2のコンピュータを含む編集装置と、印刷装置とからなる画像プリント作成装置であって、第2のコンピュータは撮影画像の存在の有無を検知する検知手段を有し、第1のコンピュータは撮影画像のデータを送信したかどうかを監視する監視手段を有し、第1のコンピュータ21Aは、第2のコンピュータの編集処理動作と無関係に単独で撮影処理を行うこと。
【選択図】図6

Description

本発明は、遊技場、遊園地などのアミューズメント施設などで利用者の全身もしくは上半身を画像撮影するのに最適で、かつ簡易な構成で解像度の高い画像を得る画像プリント作成装置に関するものである。
従来の一般的な技術として、画像プリント作成装置あるいは写真シール自販機と呼ばれるアミューズメント装置は、利用者である被写体をデジタルカメラで撮影し、その撮影画像と利用者が予め選択していた背景(フレーム)画像とを合成した画像をシール紙に印刷するものとして知られている。従来の画像プリント作成装置は表示装置の表示画面上に落書き用の複数のキャラクタ画像を表示させ、この中から任意の前記落書き用画像を利用者に選択させ、その選択した落書き用画像を表示画面の任意の位置に配置させることにより、被写体像に落書き用画像が合成された写真シールを出力するように構成されている。
また、画像プリント作成装置は一般的に被写体を撮影する撮影部と、この撮影部で撮影した撮影画像への落書きや背景合成などの編集処理を行う編集部と、編集画像を印刷する印刷部とから構成されるが、ここで撮影部での撮影処理と編集部での撮影画像の編集処理は1台のコンピュータを用いて順序立てて処理される構成となっている(例えば、特許文献1を参照)。
また、画像プリント作成装置の撮影部での撮影処理のためのコンピュータと、編集部での撮影画像の編集処理のためのコンピュータとをそれぞれ設けて、2台のコンピュータを用いて画像プリント作成を行う装置が提案されている(例えば、特許文献2を参照)。
特開2002−304669号公報 特開2004−29052号公報
しかしながら、従来の画像プリント作成装置においては撮影・印刷画像サイズの増加や、撮影・編集の多重化により、上記の特許文献1に示すように、1台のコンピュータを用いて、撮影と編集のすべてを処理するには負荷が大きすぎるという課題が生じている。
また、上記の特許文献2では2台のコンピュータンを用いて画像プリント作成装置を形成しているが、コンピュータの具体的な用法として、編集用のコンピュータは、撮影の終了したことを検知し、編集部の正常動作確認を行った上で、編集動作を実施するように機能しており、2台のコンピュータは、シリアル動作をするものであってパラレル動作を実行するようには制御されておらず、2台のコンピュータの効率的な運用で課題が残る。
本発明の目的は画像プリント作成装置における撮影部と編集部にそれぞれ独立してコンピュータを設け、それぞれのコンピュータが独自に動作することで、効率的な撮影作業と編集作業を実施できる画像プリント作成装置を提供することにある。
前記課題を解決するために、本発明は主として次のような構成を採用する。
被写体を撮影する撮影手段と、前記撮影手段で撮影した撮影画像を表示する第1の表示手段と、前記撮影画像に対する操作を行う第1の入力手段を備える第1のコンピュータを含む撮影装置と、
前記撮影画像に対する編集操作を行う第2の入力手段と、編集操作した編集画像を表示する第2の表示手段を備える第2のコンピュータを含む編集装置と、
前記編集画像を印刷する印刷手段からなる画像プリント作成装置であって、
前記第1のコンピュータと前記第2のコンピュータは接続されており、
前記第2のコンピュータは前記撮影画像の存在の有無を検知する検知手段を有し、
前記第1のコンピュータは前記撮影画像のデータを送信したかどうかを監視する監視手段を有する構成とする。
また、前記画像プリント作成装置において、前記第2のコンピュータは前記第1のコンピュータにより撮影終了の命令を受け取った後、前記第2のコンピュータは前記検知手段により、撮影された撮影画像データの有無を前記第1のコンピュータ及び前記第2のコンピュータ内で検索を行い、
前記第2のコンピュータは、第1のコンピュータ内に撮影画像データを検知した場合には第1のコンピュータに撮影画像のデータ転送要求を行う構成とする。
また、前記画像プリント作成装置において、前記第1のコンピュータは、前記監視手段によって撮影画像データの転送を確認した後、撮影処理を再開する構成とする。
本発明によると、1台のパーソナルコンピュータで画像プリント作成の全てを処理する画像プリント作成装置と比較し、撮影部及び編集部における処理速度を向上させることができる。
また、2台のパソコンを使用してシリアル動作させる画像プリント作成装置に比べて、本発明の2台のパソコンはパラレル動作を可能とするので、撮影と編集の同時並行的処理を実施させることができる。さらに、一方のパソコンが動作不能になったときのおいても他方のパソコンは撮影又は編集の動作を続行することができる。
本発明の実施形態に係る画像プリント作成装置及び方法について、図1〜図8を参照しながら以下、詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る画像プリント作成装置の全体的な外観を示す見取図である。図2は本実施形態に係る画像プリント作成装置の側面を示す図(図1のA方向から見た側面図)である。図3は本実施形態に係る画像プリント作成装置の撮影部を構成する本体部筐体を示す見取図である。図4は本実施形態に係る画像プリント作成装置の撮影部を構成する本体部筐体を示す正面図である。図5は本実施形態に係る画像プリント作成装置の編集部を構成する背面部筐体を示す正面図である。
図1と図2において、本発明の実施形態に係る画像プリント作成装置は、その片側部が開口し利用者が出入りできる構造となっていて、遮光性素材を用いたカーテンで仕切られている。片側部のみでなくて両側部が開口されていても構わない。本実施形態に係る画像プリント作成装置は、撮影対象の被写体を収容可能な空間を有する撮影室と、この撮影室に入室した被写体の背面側から照明光を照射する背面照明装置が設けられている。
本実施形態に係る画像プリント作成装置は、本体部筐体1と、背面部筐体2と、床板3と、屋根部4とを主たる構成要素としており(他に、撮影室や通路が形成されている)、本体部筐体1と背面部筐体2とは床板3および屋根部4の結合部材によって所定間隔の距離を隔てて結合されている。また、本体部筐体1と背面部筐体2との間の空間は、複数または単体の被写体が本体部筐体1に入室可能となる通路5が形成されており、図1の奥行き方向に通過可能となっている。また、図の奥行き方向から右側方向に向かって、本体部筐体1から背面部筐体2へ通路6を通ることで入出可能となっている。また、背面部筐体2には撮影画像を編集する編集装置が結合されており、その側面には写真シールを排出する排出口7がある。
図3は本体部筐体1の外観を示す斜視図であり、図4は、被写体(利用者)側から本体部筐体1を見た場合の本体部筐体1の正面図を示している。図3と図4において、本体部筐体1の正面ほぼ中央には被写体を撮影するデジタルカメラ18が設置されている。また、本体部筐体1の上部および左右にはストロボ11A〜11Cが設置されている。ストロボ11A〜11Cはデジタルカメラ18で被写体を撮影するときのみ発光し、その光の強さにより撮影する画像の明るさを調整可能になっている。
また、本体部筐体1の上方および左右には、常時点灯して操作中の利用者の周囲を照らすライト12A〜12Cが設置されている。また、デジタルカメラ18の下方には、被写体を撮影するときに、実際に写っている画像を確認するための液晶モニタ15が設置されている。利用者は、撮影のときに液晶モニタ15に表示される自分の像を見ながら、立つ位置やポーズ、顔の位置などを確認し、調整することができる。
本体部筐体1の胴部付近には、撮影の操作画面や進行状況、ガイダンスなどを表示するタッチパネル付きディスプレイ8が設けられている。利用者が入力手段であるタッチペン16でタッチパネル面のアイコンなどをタッチすると、タッチパネル付きディスプレイ8はその位置を検出し、接触位置に表示したアイコンに割り当てられた機能または動作を開始する。
この他に、スピーカ17、課金装置9が設置されているとともに、さらに、本体部筐体1の内部にスイッチパネル13、ストロボ用電源10、撮影用パーソナルコンピュータ21A(以下、撮影用PC21Aと記す)が設けられている。
図5は、被写体(利用者)側から背面部筐体2を見た場合の正面図を示している。背面部筐体2には、落書きの操作画面や進行状況、ガイダンスなどを表示するタッチパネル付きディスプレイ19およびタッチペン20、周囲を照らすライト25、スピーカ26、キャスター24、さらに背面部筐体2の内部に編集用パーソナルコンピュータ21B(以下、編集用PC21Bと記す)、プリンタ22、UPS23(無停電電源装置)が設けられている。
図4と図5において、スピーカ17および26は、操作中の音楽や、撮影または編集のガイダンスの音声を出力する。課金装置9は利用料金の投入を受け付け、収納する。課金装置9は無料設定時を考慮し、取り外し可能なものとなっている。図4でストロボ用電源10はストロボ11A〜11Cに対して利用者が選択した明るさに応じた電力を供給する。
撮影用PC21Aは、課金制御および撮影制御の機能と、撮影したデータに対して、それぞれの画像を区別するためのID(例えば、撮影日時)を付与し、画像データを記憶する機能を有する。また、編集用PC21Bは、撮影画像を加工および/または編集し、利用者に落書き機能を提供する画像編集処理、印刷制御としての機能を有する。プリンタ22は画像を所定の用紙に印刷して出力する。UPS23は停電時にも電源供給をする無停電電源装置である。キャスター14および24は背面部筐体2の移動時に使用し、位置決定後はロックする。スイッチパネル13はテスト用のスイッチやボリュームスイッチを固定したパネルである。
図6は、本発明の実施形態に係る画像プリント作成装置の動作、機能を行わせる構成ブロック図である。本実施形態に係る画像プリント作成装置の撮影及び課金制御を行なう撮影用パーソナルコンピュータ(PC)21A内には、CPU(中央処理装置)201Aを備えている。このCPU201Aは、メモリ202A、I/O制御部203A、音声出力部204A、データ記憶部205A、画像処理部206A、画像出力部207Aにそれぞれ接続されている。I/O制御部203Aは、カメラ18、デジタルカメラI/F(インタフェース)208、タッチパネル27、課金装置9、ストロボ用電源10、ストロボ11A〜Cにそれぞれ接続され、これらの制御を行なう。
また、落書きなどの編集及び印刷制御を行う編集用パーソナルコンピュータ(PC)21B内にはCPU(中央処理装置)201Bを備えている。このCPU201Bは、メモリ202B、I/O制御部203B、音声出力部204B、データ記憶部205B、画像処理部206B、画像出力部207Bにそれぞれ接続されている。I/O制御部203Bはタッチパネル28に接続され、制御を行うとともに、I/O制御部203Aにも接続されていて互いのパソコン21A,21Bの制御情報を通信している。
CPU201Aは、デジタルカメラI/F(インタフェース)208からの圧縮ディジタル信号を受信し、被撮影者の全身画像の輪郭を抽出し、その撮影された全身画像の歪み補正を行い、データ記憶部205Aに保存する。また、CPU201Bは、撮影用パーソナルコンピュータ(PC)のデータ記憶部205Aから撮影画像をデータ記憶部205Bへ移動可能で(CPU201Bによる撮影画像のデータ転送要求によって)、利用者が撮影画像に対し編集を行った後に、プリンタ22ヘプリント出力処理を行う。
メモリ202Aおよび202Bには、画像データが記憶されるほか、それぞれCPU201Aおよび201Bに発する命令と画像プリント作成装置の制御手順となる命令群がプログラムとして記憶されている。また、CPU201AおよびCPU201Bの処理データもワークデータとして一時的に記憶する。
音声出力部204Aおよび204Bはそれぞれ音声再生用のスピーカ214Aおよび214Bに接続し、利用者に対してガイドや音楽、効果音などを再生する。また、データ記憶部205Aおよび205Bには、それぞれ画像補正や合成処理などを行なうためのデータ、タッチパネル用ディスプレイ8および19に表示する操作メニューのガイドが記憶されている。
画像処理部206Aおよび206Bは、それぞれメモリ202Aおよび202Bに記憶させた被写体の画像データと、データ記憶部205Aおよび205Bに記憶されたデータを用いて補正・合成・編集などをするための処理が行われる。画像出力部207Aおよび207Bはそれぞれタッチパネル付きディスプレイ216Aおよび216B(図4と図5では符号番号8と19で示す)に接続し、画像出力部207Bはプリンタ22に接続している。タッチパネル用ディスプレイ216Aおよび216Bは利用者に対する説明や操作のための画面を表示する。プリンタ22は撮影・編集した画像を葉書もしくはシールに印刷する。
I/O制御部203Aは、デジタルカメラI/F(インタフェース)208に接続し、カメラ18で撮影した画像データを受け付ける。I/O制御部203Aおよび203Bはタッチパネル27および28からの操作データを受け付ける。タッチパネル27および28はタッチパネル付きディスプレイ216Aおよび216Bの表示画面表面に設けられた液晶パネルであり、表示画面に操作メニューなどを表示し、種々の選択条件を押圧操作によって入力するために使用するものである。
I/O制御部203Aは課金装置9に接続し、コインの投入の有無や、不正コインの投入などをCPU201Aからの制御に従って検知する。投入されたコインの形状と重さを計測し、真正コインではないコインに対し、さらにコインの表裏の模様を判定し、投入されたコインが真正コインか、不正コインや偽造コインであるかどうかを判別する。また、I/O制御部203Aはストロボ用電源10を制御し、ストロボ11A〜Cに対して電圧を加え、発光面全体を一様に発光させる。
図7は本実施形態に係る画像プリント作成装置の本体部筐体における処理手順を示すフローチャートである。図8は本実施形態に係る画像プリント作成装置の背面部筐体における処理手順を示すフローチャートである。
図7において、管理側の初期設定としてまず、電源を投入する。電源が投入されると、自動的に撮影用PC21Aおよび編集用PC21Bなどの各機器が起動される。本体部筐体1では起動後に、機器動作確認として蛍光灯照明機器の点灯確認、編集用PC21Bの接続確認が行われ、カメラ撮影準備としてシャッタースピード、絞りの設定が行われる。さらに、背面部筐体ではプリンタ22の印刷準備、ウオームアップが開始される。
本体部筐体1ではステップ701での初期設定が終わると、顧客操作を受け入れるためのデモが開始され、画像プリント作成装置の紹介、操作手順のデモ(撮影部デモンストレーション)が行われる(ステップ702)。実際に利用者が本体部筐体1の撮影部を使い、撮影を開始するために規定枚数のコインが投入されると、撮影を行うための処理手順が画面上に表示される。
ステップ703で利用者は撮影の際の明るさを選択する。その際に利用者はタッチパネルに対してタッチペンでタッチすることで選択を行う。このときに利用者が選択したに応じた明るさはストロボ用電源に設定される。ステップ704で撮影が行われ、このときに利用者が選択した明るさでストロボが発光する。
撮影後は撮影した画像を撮影用PC21A内のデータ記憶部205Aに保存する。保存を行う場合にデータ場所位置チェックのため、それぞれの画像に対して、ユニークなIDを付与しておく。
また、編集処理部が複数個ある場合は、データ記憶部を複数箇所設定し、それぞれ区別ができる場所に格納しておくこともできる。
その後、再びステップ704の撮影に戻り、4枚撮影(枚数は適宜の複数枚撮影)するまでこれを繰り返す。この枚数については決められたものではなく、別途任意枚数を決めることができる。
撮影画像が4枚保存されたところで利用者は編集する画像を選択する(撮影した画像をそのまま選択しても良い)(ステップ705)。画像を選択する際に付与されている画像のIDを保存しておく。選択した画像は画像保存領域(例えば、データ記憶部)への取り込みが行なわれる(ステップ706)。その後、後述する撮影部から編集部への選択画像の転送開始から一定時間経過した後に選択画像が背面部筐体2の編集用PC21Bへ移動したかどうかを撮影用PC21Aがチェック(監視)する(ステップ707)。
ここで言うと選択画像の移動とは(後述する図8のステップ804をも参照)、撮影用PC21Aから編集用PC21Bへデータの転写が行われ、対象データが撮影用PC21Aから削除されたどうかを意味する。また、自動写真撮影装置筐体内で、有線LANもしくは無線LANで接続されている撮影用PC21、もしくは編集用PC21Bのいずれかに共有フォルダを持たせ、どちらか一方に共有フォルダをマウントさせ、そのフォルダに対象となる選択データを移動させても良い。
さらに選択画像の移動は撮影終了後、利用者が編集部筐体に移動し、編集用の表示パネルを用いて、タッチやボタンを押すことによって、転送要求命令を送くり、選択画像を移動させても良い。
チェックについては撮影時に各撮影データに付与したID(例えば、撮影日時でもよい)に対して、選択されたIDを呼び出し、撮影用PC21A側で対象となる選択画像のIDリストから選択対象となる画像IDがまず、編集用PC21B内に全て存在しているかどうかを確認し、次に撮影用PC21A内に対して、選択画像のIDリストを用いて、検索を行い、もし一致する画像IDが存在するならば、一致した画像を削除する。
このように、選択画像の移動に伴う確認、検索、IDの一致、削除などは編集用PCによって行われる。撮影選択画像が移動していない場合、ユーザが編集用PC21Bの表示装置上に選択した画像が表示されていないことになる。この場合、店の人(画像プリント装置の管理者)を呼ぶように利用者に対して表示を行う(ステップ708)。撮影用パソコンが選択画像の移動をチェックするのは、このチェック後に被写体の背面部への移動を指示することと相俟って、撮影室への次の被写体(利用者)の進入誘導を円滑にするためである。
すなわち、撮影用パソコンは撮影画像データの転送状態をチェックしているだけであり、撮影部から編集部への転送開始後、タイマーなどを用いて一定時間経過しても選択画像が転送終了しない場合、編集部用パソコン側で装置管理者を呼び出すように表示する。呼び出し表示の後で何らかの故障回復措置が講じられた後に再度、選択画像の編集用PCへの移動を行う(ステップ707)。選択画像データが編集用PCへの移動が完了した場合、利用者を背面部筐体2へ移動するように誘導を行う(ステップ710)。このあとオープニング画面後のデモ(ステップ702)へ戻り、次の利用者は本体部筐体で撮影を行うことができる。
ステップ710において、誘導させる場合、音声を用いて編集部筐体に移動させる他、ライトなどを点滅させて誘導させてもよく、さらに複数の編集部筐体がある場合には編集部処理が行える空間のみのドア、カーテンなどを開けて誘導させてもよい。
また、利用者が編集部筐体に移動後、利用者の操作(タッチパネルの押下、ボタンの押下)によって画像転送要求を出して、画像転送を開始させても良い。この場合、利用者によって任意に画像転送要求を出すことになるため、編集部用パソコンは表示画面に、転送要求を出す旨の表示を画面に表示させてもよい。この転送要求が出されてもなお、画面に画像が表示されない場合には、装置管理者を呼び出すような表示を行うようにしても良い。
図8において、背面部筐体2ではステップ801での初期設定が終わると、編集部デモが開始され、画像プリント作成装置の紹介、操作手順のデモ(ステップ802)が行われる。この間、本体部筐体1の撮影用PCの撮影後に選択される画像を監視(検知)する(ステップ803)。すなわち、編集用PCが撮影側のデータ記憶部に選択画像の有無を監視(検出)している。ここで、選択画像が存在する場合は背面部筐体2の編集用PC21Bへ画像データを移動し(図7のステップ707の監視に対応する動作)、撮影用PCの画像データは削除する(ステップ804)。
このように、編集用パソコンが撮影用パソコンに対して画像の存在状態を監視するためのトリガーを発生させ、これを契機にして編集用パソコンが所要の編集動作を行う。
また、選択画像の具体的移動については、例えば編集用コンピュータが撮影用コンピュータにより撮影終了の命令を受け取った後、編集用コンピュータは選択画像の検知手段により、撮影された撮影画像データの有無を撮影用コンピュータ及び編集用コンピュータ内で検索を行い、編集用コンピュータは、撮影用コンピュータ内に撮影画像データを検知した場合には撮影用コンピュータに撮影画像のデータ転送要求を行うようにする。
次に、落書き処理へ移行し、利用者が画像に対して任意の線を描画したり、ゲームに予め登録されている絵を合成したりすることができる(ステップ805)。利用者が落書きを終了させた、または落書き時間が0になった(落書きのための利用時間が無くなった)場合は、印刷する際のレイアウト選択へ移行する(ステップ806)。レイアウト選択後、編集した画像をプリンタで印刷する(ステップ807)。印刷後処理を終了し(ステップ808)、オープニング画面後のデモ(ステップ802)へ戻る。
以上説明したように、本発明の実施形態に係る画像プリント作成装置は主として次のような特徴を備えるものである。すなわち、撮影用と編集用とにそれぞれパソコンを設け、撮影用パソコンは、編集用パソコンの動作に左右されずにそれ自体で単独に動作し(編集用パソコンによる編集作業に関わらず次から次へと撮影用パソコンを用いて撮影を続けることができる)、編集用パソコンは、撮影部に選択画像が存在することを監視しつつ存在すれば取り出して独自に編集用パソコンで編集処理するものである。したがって、撮影用パソコンで撮影を続けることと並行して編集用パソコンで選択画像の編集処理を実施することができる。このように、編集用パソコンは、撮影した画像の内の選択画像(選択した選択画像に限ることはなく、撮影画像でもよい)が撮影部(撮影部に限ることはなく撮影部と編集部のいずれかの共有ホルダでもよい)に存在することの存否をチェック(検知)することを契機として、その後の編集処理を実行するとともに、撮影用パソコンは、選択画像(撮影画像でもよい)が編集部へ移動したか否かをチェックすることを契機として次の被写体の撮影を可能とする。
また、撮影用パソコンが仮に故障しても、編集用パソコンは取り込んだ選択画像に基づいて編集処理を続行でき、編集処理を完了させることができる(従来のように、パソコン故障で編集処理が不可能となって、撮影し直して編集処理することはない)。また、仮に編集用パソコンが故障しても、編集用パソコンに未だ取り込まれていない選択画像は撮影用パソコンに格納されているので、撮影し直す必要はなく、この格納された選択画面を取り出して故障回復後の編集用パソコンで編集処理することができる。
本発明の実施形態に係る画像プリント作成装置の全体的な外観を示す見取図である。 本実施形態に係る画像プリント作成装置の側面を示す図(図1のA方向から見た側面図)である。 本実施形態に係る画像プリント作成装置の撮影部を構成する本体部筐体を示す見取図である。 本実施形態に係る画像プリント作成装置の撮影部を構成する本体部筐体を示す正面図である。 本実施形態に係る画像プリント作成装置の編集部を構成する背面部筐体を示す正面図である。 本発明の実施形態に係る画像プリント作成装置の動作、機能を行わせる構成ブロック図である。 本実施形態に係る画像プリント作成装置の本体部筐体における処理手順を示すフローチャートである。 本実施形態に係る画像プリント作成装置の背面部筐体における処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 本体部筐体
2 背面部筐体
3 床板
4 屋根部
5,6 通路
7 写真シール排出口
8,19 タッチパネル付きディスプレイ
9 課金装置
10 ストロボ用電源
11A,11B,11C ストロボ
12A,12B,12C,25 ライト
13 スイッチパネル
14,24 キャスター
15 液晶モニタ
16,20 タッチペン
17,26 スピーカ
18 デジタルカメラ
21A 撮影用パーソナルコンピュータ
21B 編集用パーソナルコンピュータ
22 プリンタ
23 UPS(無停電電源装置)
27,28 タッチパネル

Claims (5)

  1. 被写体を撮影する撮影手段と、前記撮影手段で撮影した撮影画像を表示する第1の表示手段と、前記撮影画像に対する操作を行う第1の入力手段を備える第1のコンピュータを含む撮影装置と、
    前記撮影画像に対する編集操作を行う第2の入力手段と、編集操作した編集画像を表示する第2の表示手段を備える第2のコンピュータを含む編集装置と、
    前記編集画像を印刷する印刷手段からなる画像プリント作成装置であって、
    前記第1のコンピュータと前記第2のコンピュータは接続されており、
    前記第2のコンピュータは前記撮影画像の存在の有無を検知する検知手段を有し、
    前記第1のコンピュータは前記撮影画像のデータを送信したかどうかを監視する監視手段を有する
    ことを特徴とする画像プリント作成装置。
  2. 請求項1記載の画像プリント作成装置において
    前記第2のコンピュータは前記第1のコンピュータにより撮影終了の命令を受け取った後、前記第2のコンピュータは前記検知手段により、撮影された撮影画像データの有無を前記第1のコンピュータ及び前記第2のコンピュータ内で検索を行い、
    前記第2のコンピュータは、第1のコンピュータ内に撮影画像データを検知した場合には第1のコンピュータに撮影画像のデータ転送要求を行う
    ことを特徴とする画像プリント作成装置。
  3. 請求項2記載の画像プリント作成装置において、
    前記第1のコンピュータは、前記監視手段によって撮影画像データの転送を確認した後、撮影処理を再開することを特徴とする画像プリント作成装置。
  4. 請求項1記載の画像プリント作成装置において、
    前記第1のコンピュータは、前記監視手段により前記撮影装置から前記編集装置へ撮影画像が移動したか否かを監視し、前記撮像画像の移動を確認した場合に前記被写体に前記編集装置への移動指示を行う
    ことを特徴とする画像プリント作成装置。
  5. 請求項1記載の画像プリント作成装置において、
    前記第1のコンピュータは、前記監視手段により前記撮影装置から前記編集装置へ撮影画像が移動したか否かを監視し、前記撮像画像が移動していないことを確認した場合に装置管理者への呼び出しを表示する
    ことを特徴とする画像プリント作成装置。
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