JP2006302176A - 写真シール自販機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数の編集装置の一つが故障で利用できなくなった場合でも、正常動作している少なくとも1つの編集装置の稼動を続行し、写真シール自販機自体の稼動を停止させず、また、利用者に対しては故障装置による不具合を感じさせない写真シール自販機を提供する
【解決手段】 予め縮退設定として、撮影時間と編集時間とのそれぞれについて稼動予定時間を決めておく。例えば、縮退設定として、撮影3分30秒、編集5分とする。
編集装置の一つが故障した場合、監視装置の判定に基づき、故障している編集装置の稼動を停止する(ステップ1101)。
故障した編集装置以外の編集装置及び撮影装置について処理が続行していた場合には、各装置の処理終了まではそのままの運転を継続する。
各装置の処理終了を確認した後(ステップ1102)、縮退運転条件にパラメータを切り替え(ステップ1103)、次の撮影処理,編集処理を再開する(ステップ1104)。
【選択図】 図11

Description

本発明は、遊技場、遊園地などのアミューズメント施設などで利用者の全身、もしくは上半身を画像撮影するのに最適で、なお、簡易な構成で解像度の高い画像を得る写真シール自販機に関するものである。
従来から写真シール自販機あるいは写真シール自販機というアミューズメント装置が一般に知られている。
この写真シール自販機あるいは写真シール自販機と呼ばれるアミューズメント装置は利用者である被写体をデジタルカメラで撮影し、その撮影画像と利用者が予め選択していた背景(フレーム)画像とを合成した画像をシール紙に印刷する装置である。
最近の写真シール自販機は、撮影筐体、落書きなどを行う編集筐体、さらに印刷筐体がそれぞれ分離独立しており、そのいずれかが故障してしまった場合に故障した筐体の処理は停止させ、他で稼動中の処理はその処理が終了するまで実行させる写真シール自販機が提供されている(例えば、特許文献1参照)
特開2005−57631号公報
前記特許文献1で知られている技術では、撮影装置、編集装置、印刷装置のいずれかの故障を検出した場合、故障した装置がどの装置であるかを特定し、故障した装置を停止する一方、他の装置が実行中の場合、当該装置についてはその処理が終わるまで実行しつづけることが開示されている。この技術では、いずれかの装置が故障したかどうかを監視し、故障した装置は停止し、故障発生時に、他の装置が処理中の場合は処理が終了するまで稼動をつづけ、その処理が終了した段階で、システム全体を停止することとしている。
しかし、前記特許文献1に記載の技術は、編集装置を一つのみ備えた写真シール自販機を前提としたものであるため、複数の編集装置を備えた写真シール自販機については適さないものであった。即ち、複数の編集装置を備えた写真シール自販機において、編集装置の一つが故障した場合には、他の一つが正常稼動している場合であっても、正常な稼動処理を行える編集装置の実行中の処理が終了すると、その後、全てのシステムの実行が停止されることとなっている。従って、他の編集装置が利用可能であるのにも関らず、写真シール自販機自体の利用ができなくなるという問題があった。
本発明の目的は複数の編集装置の一つが故障で利用できなくなった場合でも、正常動作している少なくとも1つの編集装置の稼動を続行し、写真シール自販機自体の稼動を停止させず、また、利用者に対しては故障装置による不具合を感じさせない写真シール自販機を提供することにある。
前記課題を解決するため本発明の写真シール自販機は、被写体を撮影する撮影手段と、撮影した被写体像を表示する表示装置からなる撮影筐体と、表示された被写体像に対する編集操作を行う入力手段を持つ複数の編集装置からなる編集筐体から構成される写真シール自販機において、前記複数の編集装置に対する、稼動の有無を検知する監視装置を設け、
前記監視装置は少なくとも1つの編集装置の稼動異常を検出した場合、検出された編集装置を停止するとともに、正常に稼動している撮影装置及び、編集装置に対して予め定められている処理時間の変更を行うことを特徴とする。
さらに前記監視装置が停止した場合、正常に稼動している撮影装置の撮影時間を延長し、編集装置の処理時間を短縮することにある。
以上の構成により本発明では、1つの編集装置が故障し停止しても、他で稼動中の撮影装置及び、編集装置の利用を止めることなく処理を続行させるため、利用者は継続して、写真シール自販機を利用することが可能となる。
さらに、1つの編集装置が利用不可能になり、撮影装置と、もう一つの編集装置が利用可能である場合に、各装置の利用時間の変更を行うことにより、利用者全般に対する満足度を上げることが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態に係る写真シール自販機について、図面に基づき説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係る写真シール自販機の基本的構成を示す斜視図であり、図2は本発明の一実施の形態に係る写真シール自販機の基本的構成を示す内部平面図及び編集装置の斜視図である。
各図面で示される、1は本体部筐体、2,6は編集部筐体、3は床面、4は背面部筐体、5は通路、7は写真シール排出口、8は屋根部、9A,9B,10A,10Bは通路をそれぞれ表す。
図1に示すように本実施形態に係る写真シール自販機は、その両側部は開口し、利用者がいずれの方向からも出入りできる構造となっており、その両側部は外から撮影筐体内部が見えないようにカーテンで仕切られている、なお、このカーテンは撮影時の遮光を目的としているので遮光性素材を用いたものを用いているが、普通の素材でも構わない。
写真シール自販機は本体部筐体1と、編集部筐体2,6と、背面部筐体4と、床板3と、屋根部8とから構成され、本体部筐体1と背面部筐体4とは床板3および屋根部8の結合部材によって所定間隔の距離を隔てて結合されている。背面部筐体4と編集部筐体2,6は背中合わせに結合されている場合もあるし、背面部筐体に戸を設けて、撮影筐体から編集部筐体に直接通りぬける構造にしてもよい。
図1及び図2(a)では編集部筐体2,6はそれぞれ独立した筐体になっているが、図2(b)で示されるように編集部筐体同士が背中合わせに一体化成形されていても構わない。
図2で示されるように本体部筐体1と背面部筐体4との間の空間は、複数もしくは単体の被写体が本体部筐体1に入室可能となる通路5からなるものである。
また、背面部筐体4の中央部は開口しており、通路9Aまたは通路9Bを通って写真シール自販機の後部へ移動可能となっている。利用者は撮影後、編集部筐体6を利用する場合は通路9Aを通り、編集部筐体6へ移動する。同様に、編集部筐体2を利用する場合は通路9Bを通り、編集部筐体2へ移動する。編集後、それぞれ通路10A、通路10Bを通って、編集部筐体2の側面にある写真シール排出口7へ移動できる。各図で示される写真シール自販機内には撮影対象の被写体を収容可能な空間を有する撮影室を有している。この撮影室には入室した被写体の背面側から照明光を照射する背面照明装置が設けられても構わない。
図3は、本体部筐体1の正面図である。
図3で示される撮影部筐体1には以下の装置が設置されている。被写体の全身画像が撮影可能なカメラ3、撮影した被写体画像その他を表示する表示装置4と、撮影した被写体画像とユーザが選択した背景画像とを合成する画像処理手段を備えた制御装置9と、合成画像を印刷出力するプリンタ10と、被写体の正面側に対して照明光を照射する主照明装置1A,1B,1Cと、課金装置8と、スピーカ6が収容されている。なお、この本体部筐体1は底面に配置されたキャスタロールによって移動可能になっている。
表示装置4の表示部表面には透明性のある入力装置であるタッチパネルが貼り合せた状態で設けられ、表示画面に表示させた操作ボタンや画像などの位置をペン又は指を用いて押圧または接触することによって、動作指示や情報選択指示などの各種入力操作ができるようになっている。
撮影装置本体を詳細に説明すると装置の正面ほぼ中央には被写体を撮影するデジタルカメラ3が設置されている。また、装置本体の上部および左右にはストロボ1A〜1Cが設置されている。このストロボ1A〜1Cはデジタルカメラ3で被写体を撮影するときのみ発光し、その光の強さにより撮影する画像の明るさを調整可能になっている。
また、上方および左右には、常時点灯し、操作中の利用者の周囲を照らすライト2A〜2Cが設置されている。また、デジタルカメラ3の下方には、被写体を撮影するときに、実際に写っている画像を確認するための液晶モニタ4が設置されている。
利用者は撮影のときに液晶モニタ4に表示される自分の像を見ながら、立つ位置やポーズ、顔の位置などを調整、確認する。
制御装置12の胴部付近にはスピーカ6、スイッチパネル7、課金装置8、ストロボ用電源9、パーソナルコンピュータ9、プリンタ10、UPS11が設けられている。
スピーカ6は操作中の音楽やガイダンスの音声を出力する。課金装置8は利用料金の投入を受け付け、収納する。無料設定時を考慮し、取り外し可能なものとなっている。ストロボ用電源9はストロボ1a〜1cに対して利用者が選択した明るさに応じた電力を供給する。
パーソナルコンピュータ9は、撮影制御、撮影画像を加工または編集し利用者に落書き機能を提供する画像編集処理、印刷制御としての機能を有する。
プリンタ10は画像を所定の用紙に印刷して出力する。UPS11は停電時にも電源供給をする無停電電源装置である。スイッチパネル7はテスト用のスイッチやボリュームスイッチを固定したパネルである。
図4は、カメラユニット内の詳細を示す図である。
デジタルカメラ3と、撮影された映像を表示するモニタ4とモーションセンサ5によってカメラユニットは形成されている。モーションセンサ5は赤外線センサが設けられており、任意に設定したある角度、ある距離範囲内で動きを検出して、被写体の位置確認を行う。
図5は編集部筐体を示す斜視図である。編集装置本体の胴部付近には、操作画面や進行状況、ガイダンスなどを表示する表示装置として、タッチパネル付きディスプレイ14が設けられている。利用者が入力装置を構成するタッチペン13でタッチパネル面のアイコンなどをタッチすると、タッチパネル付きディスプレイ14はその位置を検出し、接触位置に表示したアイコンに割り当てられた機能または動作を開始する。
タッチペン13は複数本設けられており、複数の利用者が同時に落書きなどの編集処理を行うことができる。
また、タッチパネル付きデイスプレイ14は複数の表示領域を有し、それぞれの表示領域で複数の利用者によって、タッチペン13で入力編集操作が行われる。
編集部筐体では撮影装置と同様に入力、編集を行う。
図6は、機能構成を示すブロック図である。この実施形態にかかる画像合成装置は、全体の制御を行うCPU(中央処理装置)201を備えている。このCPU201は、メモリ202、I/O制御部203、データ記憶部204、画像出力部205、画像処理部206、パターンメモリ207、データ入力部208、音声出力部209に接続されている。I/O制御部203は、通信制御I/F(インタフェース)210、デジタルカメラI/F(インタフェース)211、インバータ212、センサ213、タッチパネル214、課金装置215、タイマ216、背面部と底面部に設けられた面発光体、及び利用者を前方から照らす照明器具の発光を調整する発光部/調光部217に接続され、これら全体の制御を行う。
画像出力部205は、ビデオプリンタ218、表示装置219にそれぞれ接続されている。
I/O制御部203は、インバータ212を制御し、発光部/調光部217に対して接続されている面発光表示板に電圧を加え、発光面全体を一様に発光させる。デジタルカメラI/F211204は、CCDカメラ220を備える画像入力装置221で撮影した画像データをA/D変換装置(図示しない)によりアナログ信号からデジタル信号に変換する。CCDカメラ220には、広角レンズが装着されているため、近距離でも縦横、撮影範囲の広い映像が撮影できる。さらに背面、底面部に設置してある面発光表示板からの発光の彩度、明度を測定する。
CPU201は、デジタルカメラI/F(インタフェース)211からの圧縮デジタル信号を受信し、被撮影者の全身画像の輪郭を抽出し、その撮影された全身画像の歪み補正を行い、さらに面発光表示板による背景色と撮影した画像の明度と彩度の比較を行い、背景色の彩度と明度に適合するように全身画像の彩度と明度の補正を行った後、メモリ202に格納してあるプログラムによって、利用者が予め選択した任意の背景画像と合成し、プリンタ218ヘプリント出力処理を行なう。 メモリ202には、画像入力部8から取り込んだ画像データが記憶されるほか、CPU201に発する命令と画像合成装置の制御手順となる命令群がプログラムとして記憶されている。また、CPU201の処理データもワークデータとして一時的に記憶する。さらに、撮影時に点灯される背景、底面に設置された面発光表示板からの光の彩度、明度のデータを記憶する。
パターンメモリ207には、被写体の画像と重ね合せる背景画像データが記憶されと共に、表示装置219に表示する操作メニューのガイドが記憶されている。このパターンメモリ207の内容はデータ記憶部204によって書き換え可能になっている。通信制御I/F210は、外部ネットワークとの接続に用いられる。本装置は通信制御I/F210により専用回線を介して、外部にある機器管理サーバに接続される。この機器管理サーバ(図示しない)は故障の有無を管理することを目的とする。この機器管理サーバについては適宜設置される構成のため、通常の場合は設置しなくても良い。
また、新しい背景画像やキャラクタ画像を機器管理サーバから送信し、I/O制御部203を介してデータ記憶部204に記憶する。データ記憶部204ではパターンメモリ207に書き込まれたデータの日付と照合し、データ記憶部208に記憶されたデータが新しいものであれば、パターンメモリ207内のデータを書き換える。
タッチパネル214は表示装置219の表示画面表面に設けられた液晶パネルであり、例えば表示装置画面に操作メニューを表示し、種々の選択条件を押圧操作によって入力するために使用するものである。
例えば、表示装置画面に密着させてセットし、表示させた操作メニューの位置を押圧操作した時の抵抗値をCPU201がA/D変換装置を介して検知し、画面上の座標を算出し、これにより、ユーザがどのボタンを選択したかを判定するようになっている。
センサ213は、例えば赤外線センサによって、操作部位のユーザの存否を検知し、さらに存否が確認された場合、そのユーザがどのような位置にいるのか、その位置確認を行うため、赤外線の送出角度、送出範囲が決められている。
インバータ212は、面発光表示板に対してのちらつき防止制御を行う。外部調光に応じて、手動でちらつき防止周期を変更することもできる。発光部/調光部223は、撮像手段としてのCCDカメラ220に電圧を加える点弧角を制御するために発光機能/調光機能を付加するものである。
面発光表示板は、具体的にはEL板やPISなどを用いる。また、これらの面発光表示板の全面にブルーのフィルムやグリーンのフィルムを圧着し、ブルー、グリーン等の白色や肌色以外の色彩を発光させる。また、表面反射を防止するためにアクリルなどで表面の加工を行う。もちろん、ビーズ加工等であっても構わない。なお、面発光表示板は必ずしも設置されなくても良い。
画像処理部206は、メモリ202に記憶させた被写体の画像データとパターンメモリ207に格納した顔の色データから顔の輪郭を抽出し、メモリ2上の空間の任意の位置に配置する処理や任意の背景画像との合成処理をCPU201と共同してまたは単独で行い、合成した画像データをプリンタ218に送るなどの処理を行う。プリンタ218はカラー画像を葉書もしくはシールに印刷し、出力する。
タイマ216は、外部にある機器管理サーバと専用線で接続できる環境にないときに装置本体内に設けられ、CPU201の命令により動作する。
また、撮影部での撮影時間のカウント、編集部での編集時間カウントの際に処理開始からの時間をカウントし、その終了時間により、処理を制御する。
ユーザの撮影は、課金装置215へのコイン投入後、ユーザへの撮影指示が表示装置219の表示画面で指示されたときに、CCDカメラ220を備えた画像入力装置221により行われる。画像入力装置221としては、CCDカメラ220の他、C-MOS搭載カメラや通常のビデオカメラ等を用いてもよい。カメラ等の画像入力装置220により撮影した画像データは、カメラ等に内蔵されたAE(オートアイリス)機能により露出調整されてメモリ202に記憶される。また、画像入力装置221として例えば、Ir−DA光通信機能を有するデジタルスティルカメラを用いてもよい。その場合には、予め撮影した画像データを受信し転送できるIr−DA光通信機能と複数枚の画像データが格納できるバッファメモリにより、ユーザにメニュー画像の選択条件となるアイコンを選択させて、JPEG圧縮した複数枚の静止画を容易に合成することができるようになる。
撮影料金は、課金装置215で受け付けるが、料金受納手段は、コイン検知器に限られず、紙幣読取器、プリペイドカード読取器、クレジットカード等を用いることも可能である。撮影された画像データは、撮影後、RGBデータに変換され、画像出力部205を介して、表示装置219に表示される。
本画像合成装置に具備する表示装置219には、ユーザが操作する段階で必要なメニュー画面を表示してユーザの作成した合成画像等が適切であるかを確認する表示が必要である。これらの画面表示は、CPU201により制御され、表示される。また、画面への表示や画像処理などは、CPU201によって動作状態が管理されているため、プリント処理中は、予めパターンメモリ207に記憶させてある画像や映像に切り換えて表示することができる。操作画面が不要な時には、メニュー表示を切り換えてコマーシャルや商品広告などを放映する。表示装置219は、CRT型表示装置に限定するものではなく、例えば液晶型LCD表示装置やLED発光による文字表示装置でもよい。
図7は撮影用コンピュータを含む撮影筐体と、編集用コンピュータを含む編集筐体とを分ける構成を示す図である。
装置構成等は、撮影用コンピュータ231と複数の編集用コンピュータ232とに分けている点以外は、図6と同様であるため、同一の符号を付して説明は省略する。なお、一部の構成は図示を省略している。図7で示される撮影用コンピュータ231は撮影処理のみを行い、編集用コンピュータ232は編集処理のみを行う。撮影用コンピュータ231側の画像出力部206には表示装置219のみが接続され、編集用コンピュータ232側の画像出力部206にはプリンタ218及び表示装置219が接続されている。
2つのコンピュータ231,232はI/O制御部203,203がLANなどの通信回線で接続され、撮影部筐体で撮影された撮影データは撮影終了後、編集部筐体に送信され、編集が行われる。
本実施の形態では、撮影用コンピュータ231において、複数の各編集用コンピュータ232が正常に稼動しているか否かを監視する稼動監視部233を備えており、後述する正常稼動判定処理を行う。
図8は本発明における全体処理を示すフローチャートである。
管理側の設定として、まず、電源を投入する。電源が投入されると、機器動作確認として蛍光灯照明機器の点滅確認、制御装置の起動確認が行われ、カメラ撮影準備としてシャッタースピード、絞りの設定が行われ、さらにプリンタの印刷準備、ウオームアップが開始される(ステップ801)。
ステップ801での初期設定が終わると、顧客操作を受け入れるためのデモが開始され、画像合成装置の紹介、操作手順のデモが行われる(ステップ802)。
実際にユーザが装置を使い、撮影を開始するために規定枚数のコインが投入されると、撮影を行うための処理手順が画面上に表示される。
次の処理では被写体画像に合成するフレームを選択させ(ステップ803)、撮影モードとして、顔を中心としたバストアップ撮影とするのか(ステップ804)、全身撮影とするか(ステップ805)近接撮影とするか(ステップ806)を決定する。なお、この撮影モードの決定は、センサ213により検出した被写体の位置に基づき行うものとする。
ステップ803で選択された背景フレームに対して前景画像マスク化を行う(ステップ807)。通常、本装置では前景、背景、被写体と全部で3つの画像を使って合成を行う。ここでまず、任意に選択したフレームの前景画像に対して、マスク処理を行う。マスク処理を行うことで撮影した被写体と前景画像との重なり位置を確認する。
次に、実際に被写体の動画像を取り込み、そのまま動画で表示されている状態で選択したフレームの中に合成表示する(ステップ808)。
ステップ807でマスク化された前景画像とステップ803で選択された背景フレームとの間に、動画撮影されている被写体画像を挟み込むように合成し表示する(ステップ809)。このときに使用されている被写体側の撮影データ、NTSCの低解像の動画画像データが使用されている。ここでは低解像度のデータを利用する。取り込んでいた動画の被写体画像を撮影する(ステップ810)。ここでは静止スチル画像によって撮影を行う。実際に撮影を行う場合は前述の低解像度ではなく、高解像度の画像データでの出力に切り替える。
撮影された静止画像に対して画像の歪み、色、輝度、濃度の補正と、画像の大きさの補正という2つの形態の補正を行う(ステップ811)。
次に撮影画像の記憶を行う(ステップ812)。
画像の大きさを縮小し、選択された背景フレームと合成を行う(ステップ813)。画像を縮小する理由はこの時点ではユーザがどの画像を印刷させるか決定しておらず、撮影し合成した結果をディスプレイの限られた表示領域に複数枚の画像を表示させる必要があるためである。
次に、ステップ807からステップ813までの処理、つまり撮影、補正、合成を規定回数(例えば、3回)繰り返し、撮影、合成された3枚の合成画像はすべてディスプレイ上に表示される。
被写体もしくは操作者によって、ディスプレイ上に表示されている3枚の合成画像のうちから印刷したいものを決定させる(ステップ814)。ステップ814で決定された画像は表示用の縮小された画像であるため、ステップ812で記憶された最初の大きさの画像、実際に印刷される画像を呼び出し、背景との合成を行う(ステップ815)。
ここで合成された合成写真は編集部筐体に送信されて、撮影部側で編集室に移動する旨の案内が撮影者に伝えられる(ステップ816)。ここでの移動の案内は撮影装置に、移動の表示を行っても良いし、音声メッセージを用いて移動させても良いし、また、複数ある編集筐体の入り口を覆うカーテンにより、移動する編集部のカーテンだけ開いて、誘導しても良い。また、編集筐体へのデータ送信は編集筐体の利用の有無を判断し、空いている編集室にある編集筐体に送ることとする。編集筐体の有無は操作イベントが起きているかどうかで判断する。この場合、撮影用コンピュータの稼動監視部233により、後述する正常稼動監視処理を行う。
決定された合成後のスチル画像に対して、編集部筐体において印刷を行う前に当該画像に対して、落書きや任意の色変更を行うことができる(ステップ817)。その変更結果についてはリアルタイムでディスプレイに表示される。
図9は図8から続く、全体処理の流れを示すフローチャートである。
図9に示すように、まず、印刷結果の雛型をディスプレイ上に表示して、プリントタイプ,印刷出力タイプを選択させる。具体的には、16分割のシールに印刷にするのか、8分割または4分割のシールに印刷するのかを選択させる(ステップ901)。選択された結果に基づいて印刷が開始される(ステップ902)。印刷続行中、並行して雑誌への投稿、もしくはHP、表示機能付電話機への投稿の有無を確認する(ステップ903)。ステップ903で投稿を確認した場合、ディスプレイ画面上に属性情報、投稿に必要なデータを入力させる(ステップ904)。入力された内容に間違いがないか、再確認させ本当に投稿を行うかどうかの再確認を行う(ステップ905)。投稿しないことが確認された場合は入力した属性情報については消去した旨を表示する。
次に投稿先をどこにするかを選択させる。雑誌、表示機能付電話機、インターネットの3つの中から選択させる(ステップ906)。雑誌の場合はいくつかの雑誌名を表示させ、その中の一つを選択させる。雑誌の投稿の場合は、画像合成装置内の補助記憶装置内に画像と属性データをリンクさせ格納する(ステップ907)。
ステップ903で投稿しないを選択した場合は、ディスプレイには印刷がどの程度進んでいるかといった印刷状況についてのメッセージが表示される。すなわち、印刷時間について、3分程度かかるので、どれくらい印刷が進んでいるのか、進行状況を表示したり、合成された画像を表示させたりする(ステップ908)。また、このときにミニゲームを表示させることとしてもよい。
印刷が終了し、印刷結果が出力させるとカウントダウンが始まる(ステップ909)。このカウントダウンは続けて同じ種類のシールを印刷させるかどうかを、つまり、撮影したデータについてのデータを記憶させておくかを確認するためのもので、一定の時間内に規定枚数のコインが投入されない場合はそのまま終了し、撮影データはメモリから消去され(ステップ910)、規定時間内に規定枚数のコインが投入された場合はさらに印刷が継続され、印刷されたものと同じ印刷物がさらに印刷される(ステップ911)。
図10は、撮影装置の行う編集室への案内処理手順を示すフローチャートである。
撮影装置において、規定の撮影回数が全て終了した後(ステップ1001)、落書き処理、印刷処理のために編集装置へ移動する旨が利用者に対して表示、もしくは音声に連絡される(ステップ1002)。
このとき撮影装置の稼動監視部は、全ての編集装置が正常に動作しているかどうかを確認する(ステップ1003)。これは撮影した画像データを編集用コンピュータに転送するときに、正常に受け取って動作できるかどうかを確認するため、データ受信及び、編集が可能である状態を確認し、さらに編集装置に空きがあるかどうかを確認して正常動作であるかどうかを判定する。
全ての編集装置について正常動作が確認されたら、編集装置で空いてるところへ利用者を誘導する(ステップ1004)。
一方、正常に動作していない編集装置がある場合には、各編集装置について故障の有無を判定し(ステップ1005)、故障と判定された編集装置については、動作を停止させ店員を呼ぶ(ステップ1006)。
一方、ステップ1005で、正常稼動と判定された編集装置に利用者を誘導して(ステップ1007)、編集処理を行い(ステップ1008)、印刷処理を行う(ステップ1009)。
以上の処理では、故障した編集装置がある場合においても、正常に稼動している編集装置についてはそのまま処理を続行させ、全ての処理が終了した後に縮退運転を開始させる。
図11は、縮退運転の詳細を説明するための図である。
図10で故障している編集筐体が確認された場合には、写真シール自販機に予め設定されているプレイ時間(撮影時間,編集時間)の再設定を行う。
図11(a)は、撮影時間,編集時間の設定を示すプリセットの一例を示す図である。
本例では、設定条件として、通常設定,長め設定,縮退設定の3つを設けており、各設定条件毎に、撮影時間と編集時間とのそれぞれについて稼動予定時間を予め決めておく。
通常は初期設定として、通常設定をパラメータに設定し、例えば撮影時間を2分30秒、編集処理時間を5分とする。長め設定は、長め設定は撮影時間を3分30秒とし、編集処理時間を7分と設定している。通常設定にするか、長め設定にするかは、写真シール自販機を設置しているアミューズメント施設の管理者によって、任意に決定される。
縮退設定は、稼動監視部により編集装置の一つが壊れていることが確認された場合に自動的に設定される。本実施の形態における縮退設定では、撮影3分30秒、編集処理時間を5分とする。
なお、縮退設定においては、例えば、撮影時間を長くする一方、編集処理時間を短くすることにより、各利用者毎の処理時間を通常設定と同程度とするか、または、通常設定よりも短くすることにより、回転率を上げることとしてもよい。
図11(b)は縮退運転への切り替え処理を示すフローチャートである。
まず、監視装置の判定に基づき、故障している編集装置の稼動を停止する(ステップ1101)。
故障した編集装置以外の編集装置及び撮影装置について処理が続行していた場合には、各装置の処理終了まではそのままの運転を継続する。
各装置の処理終了を確認した後(ステップ1102)、縮退運転条件にパラメータを切り替え(ステップ1103)、次の撮影処理,編集処理を再開する(ステップ1104)。
図12は、縮退運転時におけるユーザの誘導を説明するための図である。
図12において、1201A,1201Bは編集装置を含む編集室A,Bそれぞれの入口を示す。
1202a,1202bは編集装置を含む編集筐体A,Bを示す。1203は、撮影装置を含む撮影筐体を示し、1204a,1204bは利用者A,Bを示し、1205a,1205bは編集装置A,Bを示す。
この図では、利用者1204aが撮影室で撮影を行い、利用者1204bが編集室B1201Bで編集を行っており、編集室A1201Aは編集装置A1205aが故障している状態を示す。この場合、編集室A1201Aは利用不可として、編集室A1201Aへの誘導は行わず、編集装置B1205bのみの縮退運転を行うこととなる。
本発明の一実施の形態に係る写真シール自販機の筐体外観構成図である。 本発明の一実施の形態に係る写真シール自販機の内部構成を示す平面図及び編集装置を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態に係る写真シール自販機の撮影装置を示す正面図である。 本発明の一実施の形態に係る写真シール自販機に備えられたモーションセンサを示す図である。 本発明の一実施の形態に係る写真シール自販機の編集装置を示す斜視図である。 一般的な写真シール自販機の機能構成を示すブロック図である。 撮影装置と編集装置とを独立したコンピュータで構成した写真シール自販機の機能構成を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態に係る写真シール自販機の全体処理の一部を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態に係る写真シール自販機の全体処理の残りを示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態に係る写真シール自販機の撮影装置が行う案内処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態に係る写真シール自販機の監視装置が行う運転制御処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態に係る写真シール自販機におけるユーザの誘導を説明するためのイメージ図である。
符号の説明
201 CPU、202 メモリ、203 I/F制御部、204 データ記憶部、205 画像出力部、206 画像処理部、207 パターンメモリ、208 データ入力部、209 音声出力部、210 通信制御I/F、211 デジタルカメラI/F、212 インバータ、213 センサ、214 タッチパネル、215 課金装置、216 タイマ、217 発光/調光制御部、218プリンタ、219 表示装置、220 CCDカメラ、221 画像入力装置、222 スピーカ、231 撮影用コンピュータ、232 変種用コンピュータ、233 稼動監視部。

Claims (2)

  1. 被写体を撮影する撮影手段と、撮影した被写体像を表示する表示装置からなる撮影筐体と、表示された被写体像に対する編集操作を行う入力手段を持つ複数の編集装置からなる編集筐体とから構成される写真シール自販機において、
    前記複数の編集装置に対する、稼動の有無を検知する監視装置を設け、
    前記監視装置は少なくとも1つの編集装置の稼動異常を検出した場合、検出された編集装置を停止するとともに、
    正常に稼動している撮影装置及び、編集装置に対して予め定められている処理時間の変更を行うことを特徴とする写真シール自販機。
  2. 請求項1記載の写真シール自販機において、
    前記監視装置が停止した場合、正常に稼動している撮影装置の撮影時間を延長することを特徴とする写真シール自販機。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100818743B1 (ko) 2007-10-11 2008-04-02 윤석훈 프린터와 탈착되는 일체형 접지봉함기

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