JP2006267668A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 重心の移動による画像形成装置の傾斜を防止可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】 本体ケーシング10内に並んで配される4個の画像形成ユニット30a〜30dは、本体ケーシング10のカバー18を開くことにより4個の画像形成ユニット30a〜30dが弾性体16に弾性力によりスライド移動し、このうち最前部に装着されていた画像形成ユニット30aが着脱部に配されることにより、当該画像形成ユニット30aを取り外すと、2番目の画像形成ユニット30bが着脱可能な着脱部にスライド移動する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
電子写真技術を用いた画像形成装置の一方式として、いわゆるタンデム方式のものが知られている。これは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色ごとに感光体と、その周囲の現像カートリッジ、帯電器等の画像形成プロセス部品とを備え、各現像カートリッジより供給される各色のトナーにより各感光体上に形成された各色トナー像を搬送される用紙に転写することにより画像形成を行うものである。
このような画像形成装置には、本体ケーシング内部に並んで配され現像カートリッジ等からなる画像形成ユニットを積載した引き出しを設け、当該引き出しを全ての画像形成ユニットの着脱が可能な所定位置まで側方に引き出すことで、画像形成ユニットの交換作業が行えるように構成されているものがある。
特開2003−15378公報
しかしながら、画像形成ユニットの交換の際に、全ての画像形成ユニットを着脱可能な位置まで引き出す場合には、引き出しに積載された画像形成ユニットの重さにより重心が側方に移動し、画像形成装置が傾斜するおそれがあり望ましくない。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、重心の移動による画像形成装置の傾斜を防止可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、本体ケーシングと、
前記本体ケーシング内に並んで配されるN個(N≧2)の画像形成ユニットと、
前記N個の画像形成ユニットのうち多くともN−1個の画像形成ユニットが前記本体ケーシングに対して着脱可能に配される着脱部と、
前記画像形成ユニットを前記着脱部まで移動可能な移動手段と、を備える構成としたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記着脱部には、前記N個の画像形成ユニットのうちの1個の画像形成ユニットのみが着脱可能に配されるところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記N個の画像形成ユニットは、略水平位置に並んで配されているところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のものにおいて、前記移動手段は、弾性体の弾性力により前記画像形成ユニットを前記着脱部まで移動させるところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のものにおいて、前記画像形成ユニットの両端部には外方に突出する突部が設けられる一方、前記本体ケーシングの内面側には前記突部と嵌合する窪み部が設けられており、前記画像形成ユニットが前記窪み部に案内されて前記着脱部まで移動するところに特徴を有する。
請求項6の発明は、請求項5に記載のものにおいて、前記移動手段は弾性体の弾性力により前記画像形成ユニットを前記着脱部まで移動させるものであり、
前記弾性体は、前記窪み部に配されるところに特徴を有する。
請求項7の発明は、請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のものにおいて、前記本体ケーシングのうち、前記着脱部の上部には開口部が設けられており、前記開口部を介して前記着脱部に配された前記画像形成ユニットの着脱が可能とされるところに特徴を有する。
請求項8の発明は、請求項1ないし請求項7のいずれかに記載のものにおいて、前記本体ケーシングの側面のうち前記画像形成ユニットの着脱部への移動方向には前記画像形成ユニットの挿通が可能なユニット挿通口が貫通形成されているところに特徴を有する。
請求項9の発明は、請求項1ないし請求項8のいずれかに記載のものにおいて、前記着脱部は、前記本体ケーシング内における端部側に設けられているところに特徴を有する。
請求項10の発明は、請求項8に記載のものにおいて、前記着脱部は、前記本体ケーシング外部のうち前記ユニット挿通口の近傍に設けられているところに特徴を有する。
請求項11の発明は、請求項8に記載のものにおいて、前記着脱部は、前記ユニット挿通口内に設けられているところに特徴を有する。
請求項12の発明は、請求項8ないし請求項11のいずれかに記載のものにおいて、前記ユニット挿通口はカバーで覆われており、
前記カバーは一端側を軸として開閉可能に構成されるとともに、前記カバーの前記本体ケーシング内面側には、前記画像形成ユニットの着脱部への移動を係止する係止部が突設されており、前記カバーを開放することにより前記画像形成ユニットに対する前記係止部の係止が解除されて前記画像形成ユニットが着脱部に移動するところに特徴を有する。
請求項13の発明は、請求項12に記載のものにおいて、前記本体ケーシングの内側壁に設けられるレールの窪み部に前記画像形成ユニットの両端部の突部が案内されて前記画像形成ユニットが着脱部に移動するものであって、
前記カバーが閉状態となるまで回動することにより前記レールが移動して前記N個の画像形成ユニットが正規の装着位置にて位置決めされる位置決め手段と、
前記カバーが開状態側に回動されることにより前記レールが移動して前記N個の画像形成ユニットの前記位置決めが解除される解除手段とを備えるところに特徴を有する。
請求項14の発明は、請求項1ないし請求項13のいずれかに記載のものにおいて、前記N個の画像形成ユニットのうち、前記所定の並び順における装着位置において隣接する画像形成ユニット間の対向面には、一方の面の凸部と当該凸部に対向する面の凹部が凹凸嵌合する嵌合部が設けられるとともに、前記N個の画像形成ユニットのうち、前記並び順とは異なる装着位置において隣接する画像形成ユニット間の一方の面の凸部と当該凸部に対向する面の凹部との間では凹凸嵌合しないところに特徴を有する。
請求項15の発明は、請求項1ないし請求項14のいずれかに記載のものにおいて、前記N個の画像形成ユニットの並び順を検出する検出手段を備え、
前記検出手段で検出した画像形成ユニットの並び順に応じて画像形成を行うところに特徴を有する。
請求項16の発明は、請求項1ないし請求項15のいずれかに記載のものにおいて、前記N個の画像形成ユニットの並び順を入力する入力手段を備え、
前記入力手段で入力した画像形成ユニットの並び順に応じて画像形成を行うところに特徴を有する。
請求項17の発明は、請求項1ないし請求項16のいずれかに記載のものにおいて、前記N個の画像形成ユニットのうち最も消耗の早い画像形成ユニットが最先に前記着脱部から取り外し可能に構成されているところに特徴を有する。
<請求項1の発明>
本構成によれば、全て(N個)の画像形成ユニットが一度に着脱部に移動されないから、重心の移動による画像形成装置の傾斜等を防止することができる。
<請求項2の発明>
本構成によれば、1個の画像形成ユニットのみが着脱部に配されることにより、より重心の移動による画像形成装置の傾斜等を防止することができる。
<請求項3の発明>
N個の画像形成ユニットが略水平位置に並んで配される場合には、N個の画像形成ユニットが高さ方向に並んで配されるよりも画像形成装置が傾斜しやすい。そこで、本構成によれば、画像形成ユニットが略水平位置に並んで配される場合に本発明が適用されるから、より効果的に画像形成装置の傾斜等を防止することができる。
<請求項4の発明>
本構成によれば、弾性体という簡易な構成を利用して画像形成ユニットを着脱部まで移動させることができる。
<請求項5の発明>
本構成によれば、画像形成ユニットを安定した姿勢のまま着脱部まで移動させることができる。
<請求項6の発明>
本構成によれば、弾性体は本体ケーシング内面側の窪み部に配されるから、本体ケーシング内のスペースを有効利用することができる。
<請求項7の発明>
本構成によれば、画像形成ユニットの着脱の際に、画像形成ユニットを本体ケーシングの外部まで引き出す必要がないから、画像形成ユニットの移動により生じる画像形成装置の重心の移動が減少し、より画像形成装置の傾斜等を防止することができる。
<請求項8の発明>
本構成によれば、本体ケーシングの側面側から画像形成ユニットの挿通が可能になる。
<請求項9の発明>
本構成によれば、着脱部が本体ケーシング内に設けられるから、より重心の移動による画像形成装置の傾斜等を防止することができる。
<請求項10の発明>
本構成によれば、本体ケーシング内の狭い範囲で画像形成ユニットの着脱を行う場合と比較して着脱作業が容易になる。
<請求項11の発明>
本構成によれば、本体ケーシング内の狭い範囲で画像形成ユニットの着脱を行う場合と比較して画像形成ユニットの着脱が容易になる。
<請求項12の発明>
本構成によれば、カバーを開放するだけで画像形成ユニットが着脱部に移動し、画像形成ユニットの着脱が可能になる。
<請求項13の発明>
本構成によれば、カバーを閉じるだけでN個の画像形成ユニットを正規の装着位置に位置決めできるとともに、カバーを開くことにより画像形成ユニットの位置決めを解除できる。
<請求項14の発明>
本構成によれば、所定の並び順における装着位置において隣接する対向面は凹凸嵌合するとともに、所定の並び順とは異なる装着位置において隣接する対向面については凹凸嵌合しないという簡素な構成で、画像形成ユニットの装着順序の間違いを認識することができる。
<請求項15の発明>
本構成によれば、自由な装着順序で画像形成ユニットの装着が可能となる。
<請求項16の発明>
本構成によれば、入力手段で入力される並び順で画像形成ユニットを装着することができる。
<請求項17の発明>
本構成によれば、頻繁に交換する最も消耗の早い画像形成ユニットについての交換作業の際に他の画像形成ユニットの取り外しを行う必要がないから、作業性を向上させることができる。
<実施形態1>
次に本発明の実施形態1を図1から図10を参照して説明する。図1は、本実施形態の画像形成装置としてのレーザプリンタの概略構成を示す側断面図である。このレーザプリンタは、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色に対応する4つの感光体ドラムを備えた、いわゆるダイレクトタンデム型のカラーレーザプリンタである。
1.レーザプリンタの構成
レーザプリンタは、図1に示すように、本体ケーシング10内に、記録媒体としての用紙Pを給紙するための給紙部20、給紙された用紙Pにスキャナ部25からレーザ光Lを受けて画像を形成するための画像形成ユニット30a〜30d及び画像形成ユニット30a〜30dに対して用紙Pを搬送する用紙搬送部40などを備えている。なお、以下の説明において、図1における左側を前方とする。
<本体ケーシング>
本体ケーシング10は、図2に示すように、全体として略直方体状をなし、その前端部(図2の左斜め下方)の略上半分が略直方体状に切り欠かれてなる開放部11が設けられており、開放部11の側方の側壁10Aが本体ケーシング10の他の側壁10Bよりもやや薄肉となって残されている。これにより、側壁10Aと他の側壁10Bとの間には、前後方向には段差状の段差部12が形成される一方で、上下方向には段差状であって後述する各画像形成ユニット30a(〜30d)が載置される載置部13が形成されている。ここで、開放部11の前後方向の大きさは、後述する各画像形成ユニット30a(〜30d)の奥行(前後方向の大きさ)とほぼ等しくなっており、図4に示すように、各色に対応した4つの画像形成ユニット30a〜30dのうち、載置部13に載置(この載置部13上に配置された画像形成ユニットが本発明の「着脱部」に配置された画像形成ユニットに相当)された画像形成ユニット30a(前方の画像形成ユニットが既に取り外されている場合には30b〜30dのいずれか)のみの着脱が可能となっている。
一方、載置部13に載置(着脱部に配置)された画像形成ユニット30a(〜30c)の直後(2番目)に位置する画像形成ユニット30b(〜30d)は、上方は本体ケーシング10の上壁10Cに遮られるとともに、前方は載置部13に載置された画像形成ユニット30a(〜30c)に遮られて本体ケーシング10の外部に取り出すことができないようになっている。そして、詳しくは後述するが、載置部13(着脱部)に位置する画像形成ユニット30a(〜30c)を取り外すと、その都度、後方の画像形成ユニット30b〜30dが前方に順次スライド移動するようになっている(図5参照)。
なお、本実施形態では、開放部11の上方及び前方のいずれからも画像形成ユニット30a〜30dの着脱が可能になっているため、開放部11のうち上方が本発明の開口部に相当し、前方が本発明のユニット挿通口に相当する。
また、図2に示すように、載置部13の前端には、位置決め板14が突設されており、この位置決め板14によりスライド移動してきた画像形成ユニット30a〜30dが係止されて画像形成ユニット30a〜30dが載置部13(着脱部)に位置決めされるようになっている。
また、本体ケーシング10の両側壁10Bの内面の略中央部には、窪み部15が水平に延設されており、この窪み部15の前端は段差部12の下端部を貫通し、窪み部15の下面15Aが載置部13と連続するようになっている。一方、窪み部15の後方側は段差状にやや縮径し(図1参照)、その後端15Cは、本体ケーシング10の側壁10Bの内面の後端部付近に形成されている。そして、両側壁10Bの窪み部15内には、共にバネからなる弾性体16が配されている。
弾性体16は、前端側が、正方形状の押し板17の後面側に接続されている。押し板17は、窪み部15に隙間なく密接するように起立しており、画像形成ユニット30a〜30dの装着時には、最後尾の画像形成ユニット30dの後面に当接して弾性体16の弾性力により画像形成ユニット30dを前方側に押圧するとともに、全ての画像形成ユニット30a〜30dが取り外されたときには、段差部12の位置まで弾性力により移動し、当該位置で係止されるようになっている。一方、弾性体16の後端側は、窪み部15の後端に固定されている。したがって、弾性体16が本発明の移動手段に相当する。
そして、本体ケーシング10の開放部11は、画像形成時には、カバー18で覆われることにより外部から閉鎖されるようになっている。
カバー18は、図2に示すように、長方形状の平板部18Aの一端側に起立壁18Bが突出する一方、平板部18Aの他端側が本体ケーシング10の前壁のうち開放部11のやや下方に接続されている。ここで平板部18Aの他端側は、ヒンジ機構(図示しない)により90度のみ回転可能となっており、カバー18の開放時には、カバー18の平板部18Aがぼぼ水平姿勢をなす開放位置に保持される一方で、カバー18を閉じる時には、ヒンジ機構のヒンジ軸(図示しない)を中心に前端(起立壁18B)側を上方(開放部11側)に回動させることにより、本体ケーシング10の開放部11が閉鎖されるようになっている(図1参照)。
また、平板部18Aの表面のうち幅方向の両端部には、一対の山形の係止部19が突出形成されている。この山形の係止部19の高さは、載置部13(着脱部)の長さとほぼ等しくなっており、カバー18を閉じる時には、載置部13(着脱部)に載置される画像形成ユニット30aの前面に当接し、後述する弾性体16の弾性力により前方に付勢される画像形成ユニット30a〜30dを弾性力に逆らって所定(正規)の装着位置まで移動させるようになっている。
<給紙部>
給紙部20は、図1に示すように、本体ケーシング10内の底部に、着脱可能に装着される供給トレイとしての給紙トレイ21と、給紙トレイ21の前端部の上方に設けられるピックアップローラ22と、ピックアップローラ22の上方に設けられる一対のレジストローラ23A,23Bとを備えている。
給紙トレイ21は、薄皿状をなし、その内側に画像を形成するための用紙Pを積載可能となっている。なお、給紙トレイ21は、カバー18の下側から本体ケーシング10の前方へ引き出し可能になっている。
給紙トレイ21の最上位にある用紙Pは、ピックアップローラ22の回転によって、搬送開始され、レジストローラ23A,23Bに搬送される。
レジストローラ23A,23Bは、駆動ローラ23A及び従動ローラ23Bから構成され、用紙Pをレジスト後に、用紙搬送部40の転写ベルト43上へ搬送する。
<スキャナ部>
本体ケーシング10内の最上部には、露光手段としての4つのスキャナ部25が設けられている。4つのスキャナ部25は、所定の画像データに基づいた各色毎のレーザ光Lを対応する画像形成ユニット30a〜30dに設けられた感光体ドラム32の表面上に高速走査にて照射する。各色に対応した4本のレーザ光Lは、各スキャナ部25の底面から下方に向けて射出される。
<画像形成ユニット>
本体ケーシング10内には、4つのスキャナ部25の下側にユニット収容部37が設けられ、このユニット収容部37に画像形成ユニット30a〜30dが収容されている。画像形成ユニット30a〜30dには、像担持体としての感光体ドラム32、帯電手段としてのスコロトロン型帯電器(図示しない)、現像器(図示しない)などが備えられている。
4つの各画像形成ユニット30a〜30dは、本体ケーシング10の前後方向に並んで装着されており、それぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエローの各色に対応し、その配列は最も消耗の早いユニット(トナー容量等により異なるが、同じトナー容量である場合には、最も頻繁に使用されるブラックの画像形成ユニット30a)が前端側に装着されている。
画像形成ユニット30a〜30dは、図2に示すように、本体ケーシング10内面のほぼ全幅に亘る幅をなす略直方体状のユニットケース31を備えており、このユニットケース31の上部側に各画像形成ユニット30a〜30dに対応した色のトナーが充填されるようになっている。また、図1に示すように、ユニットケース31の後面の下部には全幅に亘って後方側に略直方体状に張り出す張出部31Aが形成されており、感光体ドラム32が張出部31Aに覆われた状態でわずかにユニットケース31の下端から露出するようになっている。張出部31Aの上部には貫通孔(図示しない)が形成されており、各スキャナ部25からのレーザ光Lが貫通孔を通って感光体ドラム32に照射されるようになっている。
ここで、図9に示すように、ユニットケース31の張出部31Aの後端面31B(後端部)には、凸部33a(〜33d)が凸設される一方で、ユニットケース31の前面31Cには凹部34a(〜34c)が凸部33b(〜33d)と同じ高さに設けられている。
これら凸部33(33a〜33d)及び凹部34(34b〜34d)の幅方向の位置は、各画像形成ユニット30a〜30dごとに異なる位置に配されており、上述した所定(正規)の並び順における装着位置において隣接するユニットケース31間の張出部31Aの凸部33a(〜33d)とユニットケース31の前面31Cの凹部34b(〜34d)との幅方向の位置が等しい位置とされ、これにより、当該凸部33a(〜33d)と対応(対向)する凹部34b(〜34d)とが凹凸嵌合(当該凸部33と対応する凹部34とが本発明の「嵌合部」に相当)するようになっている。一方、ユニットケース31の凸部33と当該ユニットケース31とは所定の並び順で隣接しないユニットケース31の対向する凹部34との幅方向の位置(所定の並び順とは異なる装着位置において隣接する画像形成ユニット30a〜30d間の一方の面の凸部33と当該凸部33に対向する面の凹部34との間)は異なるようになっているため当該凸部33と対応しない凹部34とは凹凸嵌合しないようになっている。
これにより、図10(a)に示すように、異なる並び順でいずれかの画像形成ユニット30a〜30dが装着された場合には、いずれかの凸部33と凹部34とが嵌合しない分だけ前後方向のスペースが長くなり(同図矢印間)、カバー18を閉じようとした場合に、カバー18を正規の閉鎖位置まで回動させることができないため、画像形成ユニット30a〜30dの装着順序の間違いを認識することができる。
また、例えば、図10(b)に示すように、画像形成ユニット30a〜30dの装着順序を逆にして装着しようとした場合には、更に前後方向のスペースが長くなり、最後の画像形成ユニット30dを装着することができないため、画像形成ユニット30a〜30dの装着順序の間違いをより容易に認識することができる。
また、ユニットケース31の両側面の下端部からは、図2に示すように、外方に向けて鉤状に突出する突部35が前後方向の全体に亘って設けられており、この突部35の下端35A(先端)はユニットケース31の下面よりもわずかに下方に突出している。
この突部35は、本体ケーシング10の両内壁の窪み部15内に配されており(図3参照)、これにより、画像形成ユニット30a〜30dの着脱時には、画像形成ユニット30a〜30dが窪み部15に案内されて前後に摺動移動できるようになっている。
そして、画像形成ユニット30a〜30dが装着された状態では、最後尾に装着されている画像形成ユニット30dの後方から弾性体16の弾性力で前方に付勢されるようになっている。
感光体ドラム32は、図1に示すように、円筒形状をなし、最表層がポリカーボネートなどからなる正帯電性の感光層により形成されるドラム本体32Aと、このドラム本体32Aの軸心において、ドラム本体32Aの長手方向に沿って延びる軸としての金属製のドラム軸32Bとを備えている。
感光体ドラム32は、ドラム軸32Bが軸受部(図示しない)に支持されることでドラム軸32Bを中心に回転自在に設けられている。また、感光体ドラム32は、モータ(図示しない)からの動力がギヤ(図示しない)を介して与えられて回転駆動される。
<用紙搬送部>
用紙搬送部40は、ユニット収容部37に装着される画像形成ユニット30a〜30dの下方に配置されている。この用紙搬送部40は、後側と前側とに間隔をおいて互いに平行に設けられた一対のベルト支持ローラ41,42と、両ローラ41,42間に掛け渡された転写ベルト43(用紙搬送ベルト)とを備え、前側のベルト支持ローラ42がモータの動力により回転駆動されることで転写ベルト43が循環移動する構成になっている。
そして、レジストローラ23A,23Bから送り出された用紙Pは、転写ベルト43の上面前端付近で転写ベルト43の上面に静電吸着して転写ベルト43の循環移動に伴って後方へ搬送される。
感光体ドラム32の表面は、その回転に伴って、まず、スコロトロン型帯電器(図示しない)により一様に正帯電された後、スキャナ部25からのレーザ光Lの高速走査により露光され、用紙Pに形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。
次いで、トナーが感光体ドラム32に対向して接触するときに、感光体ドラム32の表面上に形成されている静電潜像に供給される。これにより、感光体ドラム32の静電潜像は、可視像化され、感光体ドラム32の表面には、反転現像によるトナー像が担持される。
その後、感光体ドラム32の表面上に担持されたトナー像は、転写ベルト43によって搬送される用紙Pが、感光体ドラム32と転写ローラ44との間の転写位置を通る間に、転写ローラ44に印加される転写バイアスによって、用紙Pに転写される。トナー像が転写された用紙Pは、次いで定着器45に搬送される。
定着器45は、本体ケーシング10内における用紙搬送部40の後方に配置されている。この定着器45は、互いに対向配置された加熱ローラ45A及び加圧ローラ45B等から構成され、用紙P上に転写されたトナー像を紙面に熱定着させる。そして、熱定着された用紙Pは、本体ケーシング10の上部に設けられた排紙ローラ46へ搬送される。本体ケーシング10の上面には、前端側がほぼ水平で、後端側が後下がりに傾斜した排紙トレイ47が設けられ、排紙ローラ46から排出された画像形成後の用紙Pがこの排紙トレイ47上に積層される。
2.画像形成ユニットの着脱方法
次に、画像形成ユニット30a〜30dのメンテナンス時等に行われる画像形成ユニット30a〜30dの着脱方法について説明する。
<取り外し>
使用者がカバー18を開放すると、係止部19の画像形成ユニット30aに対する係止が解除される。このとき、画像形成ユニット30a〜30dは、弾性体16の弾性力により後方から付勢されているから、図4に示すように、4つの画像形成ユニット30a〜30dが前方にスライド移動してくる。
次に、使用者は、4つの画像形成ユニット30a〜30dがスライド移動することにより、最前の画像形成ユニット30aが載置部13(着脱部)に位置しているから、画像形成ユニット30aの取り外しを行う。すると、図7に示すように、画像形成ユニット30b〜30dは、弾性体16の弾性力により後方から付勢されているから、3つの画像形成ユニット30b〜30dが前方にスライド移動してくる。
次に、使用者は、3つの画像形成ユニット30b〜30dがスライド移動することにより、最前(2番目)の画像形成ユニット30bが載置部13(着脱部)に位置しているから、画像形成ユニット30bの取り外しを行う。
以下、画像形成ユニット30b,30dについても同様にスライド移動するからこれらの取り外しを行うことにより(図6,図8参照)、全ての画像形成ユニット30a〜30dの取り外し作業が完了する。
<装着>
メンテナンス作業後等の画像形成ユニット30a〜30dの装着時には、まず、最後に取り外した画像形成ユニット30dを載置部13(着脱部)に載置する(図6,図8参照)。
次に、画像形成ユニット30dを弾性体16の弾性力に逆らって後方に押し戻し、これにより空いた載置部13(着脱部)に画像形成ユニット30cを載置する。
以下、画像形成ユニット30b,30aについても同様に、順番に着脱部に載置する(図7参照)。そして、最初に取り外した画像形成ユニット30aを最後に載置部13(着脱部)に載置してから(図4参照)、カバー18を閉じる方向に回動させる。
これにより、最前の画像形成ユニット30aがカバー18の係止部19に押圧され、全ての画像形成ユニット30a〜30dが後方にスライド移動する。そして、カバー18が閉鎖位置に達すると(図1参照)、4つの画像形成ユニット30a〜30dが正規の装着位置に装着され、このとき感光体ドラム32のドラム軸32Bが本体ケーシング10内面の軸受部(図示しない)に軸受けされるとともに、画像形成ユニット30と本体ケーシング10内部の動力伝達のためのギヤ(図示しない)同士が噛み合い画像形成が可能となる。
3.本実施形態の効果
本実施形態によれば、1つの画像形成ユニット30a(〜30dのいずれか)のみが載置部13(着脱部)まで移動することにより、重心の移動による画像形成装置の傾斜等を防止することができる。
また、例えば、4個の画像形成ユニット30a〜30dが略水平位置に並んで配される場合には、4個の画像形成ユニットが高さ方向に並んで配されるよりも画像形成装置が傾斜しやすい。そこで、本実施形態によれば、画像形成ユニット30a〜30dが略水平位置に並んで配される場合に本発明が適用されるから、より効果的に画像形成装置の傾斜等を防止することができる。
さらに、画像形成ユニット30a〜30dの着脱の際に、画像形成ユニット30a〜30dを本体ケーシング10の外部まで引き出す必要がないから、画像形成ユニット30a〜30dの移動により生じる画像形成装置の重心の移動が減少し、より画像形成装置の傾斜等を防止することができる。
さらに、本実施形態によれば、カバー18を開放するだけで画像形成ユニット30aが載置部13(着脱部)に移動し、画像形成ユニット30aの着脱が可能になるとともに、カバー18を閉じるだけで4個の画像形成ユニット30a〜30dを正規の装着位置に位置決めすることができる。
また、本実施形態によれば、所定の並び順における装着位置において隣接するユニットケース31の対向面は凸部33と凹部34とが凹凸嵌合する一方で、所定の並び順とは異なる装着位置において隣接するユニットケース31の対向面については凸部33と凹部34とが凹凸嵌合しないという簡素な構成で、画像形成ユニットの装着順序の間違いを認識することができる。
<実施形態2>
次に、実施形態2について図11〜図16を参照しつつ説明する。なお、実施形態1と同一の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
実施形態2では、画像形成ユニット30a〜30dを案内するための窪み部15は、本体ケーシング10の側壁10Bと別部材で形成されてなるレール51に形成されており(図12,図13)、カバー18を閉鎖位置まで閉じると、当該動作と連動してレール51が下降することにより(図12)、4つの画像形成ユニット30a〜30dが正規の位置に装着されるようになっている。
具体的には、図12に示すように、本体ケーシング10の両内側壁10Bには、前後方向に長くレール51の上下方向の幅よりもやや大きいレール保持凹部52が凹設されている。そして、このレール保持凹部52内にレール51が配されるようになっており、レール51はレール保持凹部52の範囲内において駆動手段(図示しない)により上下移動可能となっている。
このレール51には本体ケーシング10の内方側に水平な窪み部15が形成されており、この窪み部15に各画像形成ユニット30a〜30dの突部35が配される(収容される)ことにより各画像形成ユニット30a〜30dが載置部13(着脱部)までスライド移動する(案内される)ようになっている。
また、図11に示すように、本体ケーシング10の上壁10Cの前端面には、カバー18の閉鎖状態を検知するセンサ部53が設けられている。センサ部53は、カバー18が閉鎖位置まで移動したことを検知すると、駆動手段に閉鎖信号を送信し、カバー18が閉鎖位置から離れたことを検知すると、駆動手段にかかる開放信号を送信する。
駆動手段は、センサ部53から閉鎖信号を受信すると、モータ(図示しない)を動かし昇降機構(図示しない)によりレール51を下降させる。これにより、画像形成ユニット30a〜30dが下降し、感光体ドラム32のドラム軸32Bが軸受けフレーム54の溝部55内に係合されるとともに(図11)、各ギヤ(図示しない)同士が噛み合い(正規の装着位置に装着されて)画像形成が可能な状態となる。したがって、駆動手段が本発明の位置決め手段に相当する。
一方、駆動手段は、センサ部53から開放信号を受信したときには、モータを動かし昇降機構によりレール51を上昇させる。これにより、画像形成ユニット30a〜30dが上昇し感光体ドラム32のドラム軸32Bが、軸受けフレーム54の溝部55との係合が解除(位置決めが解除)される(図14)。したがって、駆動手段は、本発明の解除手段としても機能している。
このとき、画像形成ユニット30a〜30dは、弾性体16の弾性力により後方から付勢されているから、図15に示すように、4つの画像形成ユニット30a〜30dが軸受けフレーム54に沿うように前方にスライド移動してくる。
次に、使用者は、画像形成ユニット30aの取り外しを行うと、図16に示すように、3つの画像形成ユニット30b〜30dが軸受けフレーム54に沿うように前方にスライド移動してくる。以下、他の画像形成ユニット30c,30dについても同様に取り外しが行われる。
このように、実施形態2によれば、カバー18を閉じるだけで画像形成ユニット30a〜30dを正規の装着位置に位置決めできるとともに、カバー18を開くことにより画像形成ユニット30a〜30dの位置決めを解除できる。
<実施形態3>
実施形態3では、本体ケーシング10の上面に、タッチパネル61(入力手段。図2参照)が設けられており、このタッチパネル61を操作することで予め画像形成ユニット30a〜30dの並び順を設定できるようになっている。
使用者は、タッチパネル61に所望の並び順を設定した後に、設定した並び順通りに4つの画像形成ユニット30a〜30dの装着を行う。これにより、内部のCPU(図示しない)が設定された順序に応じた色の画像を形成するための信号を4つのスキャナ部25に送信し、画像形成ユニット30a〜30dにより画像が形成される。
このようにすれば、タッチパネル61(入力手段)で入力される並び順で画像形成ユニット30a〜30dを装着することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記各実施形態では、用紙Pに対し直接転写を行うダイレクトタンデム方式のものを例示したが、本発明は、用紙Pに対して中間転写体(中間転写ベルト)を介して転写を行う中間転写方式のカラーレーザプリンタにも適用することができる。また、例えば、ベルト状感光体が1つだけで、用紙P又は中間転写ベルトがこのベルト状感光体と対向する部位に繰り返し搬送されるようにして、ベルト状感光体に各色のトナー像を順次形成し、その都度用紙P又は中間転写ベルトに重ねて転写することによりカラー画像を形成するいわゆる4サイクル方式のカラーレーザプリンタに適用してもよい。この場合は、ベルト状感光体に沿って配置される複数(N個)の現像ユニットによって画像形成ユニットが構成されることになる。
(2)実施形態2では、電気的にレール51を昇降させる構成としたが、機械的構成により下降させるようにしてもよい。例えば、カバー18の回転軸と同軸に設けられた歯車の周縁部に取り付けたシャフト(図示しない)をレール51と連動させるように構成し、カバー18の回転運動をレール51を下降させる直線運動に変えるようにしてもよい。
(3)上記各実施形態では、画像形成ユニットは4個とし、CMYKの4色の画像を形成する構成としたが、これに限られない。例えば、画像形成ユニットは3個以下又は5個以上でもよく(N個)、2色(赤と黒)や3色又は、5色以上の画像を形成するようにしてもよい。
(4)上記各実施形態では、トナーの量等に応じて最も消耗の早い画像形成ユニット30aを載置部13(着脱部)側に配する構成としたが、トナー以外にも他の部材の寿命等に応じて他の画像形成ユニット30b〜30dに最も消耗が早いものがある場合には、かかる画像形成ユニットを載置部13(着脱部)側に配する構成としてもよい。
(5)上記実施形態では、画像形成ユニット30a〜30dの載置部13(着脱部)は、本体ケーシング10内部に設けられる構成としたが、本体ケーシング10外部に着脱部(載置部)が設けられる構成としてもよい。例えば、4つの画像形成ユニット30a〜30dを載置した引き出し部(図示しない)を前方に所定位置まで引き出し(スライド移動)可能に構成し、当該所定位置で多くとも最後部の画像形成ユニットを除いた3つ(望ましくは最前の1つの画像形成ユニット)を着脱可能に構成してもよい。なお、かかる構成とすると、本体ケーシング10の外部で画像形成ユニット30a〜30dの着脱が可能となるため、本体ケーシング10の上部には開放されていなくてもよい(開口部を有さなくてもよい)。また、載置部13(着脱部)は、本体ケーシング10内部と外部とに亘って(前方から着脱可能なユニット挿通口内に)設けられる構成としてもよい。
このようにすれば、本体ケーシング内の狭い範囲で画像形成ユニットの着脱を行う場合と比較して着脱作業が容易になる。
(6)上記実施形態では、画像形成ユニット30a〜30dの着脱は開放部11の上方及び前方の双方から可能であるが、例えば、本体ケーシング10の上部にのみ開口部を設けて、本体ケーシング10の上方から画像形成ユニット30a〜30dの着脱を順次行う構成や、本体ケーシング10の前部にのみユニット挿通口を設けて、本体ケーシング10の前方から画像形成ユニット30a〜30dの着脱を行う構成としてもよい。また、上記実施形態では、最前の画像形成ユニット30aについても着脱部に移動させるように構成しているが、スキャナ部25が邪魔にならないように工夫すれば、図1に示される最前の画像形成ユニット30aの位置(画像形成位置)を着脱部とすることも可能である。
(7)画像形成ユニットの並び順を検知する検出手段を設け、画像形成ユニットの装着順(並び順)に応じた画像形成動作を行わせるようにしてもよい。例えば、各画像形成ユニットの側面の形状を異ならせるとともに、本体ケーシング10内の各画像形成ユニットごとの所定の装着位置に、各画像形成ユニットの側面形状の読取部(検出手段。図示しない)を設けることにより、読取部で読み取った画像形成ユニットの順番に応じてスキャナ部25を動作させ、画像形成を行うようにしてもよい。また、例えば、各画像形成ユニットにそれぞれ異なる情報の記憶されたICタグ(図示しない)を取り付け、読取部にてICタグに記憶された情報を読み取ることにより、画像形成ユニットの順番を検出するようにしてもよい。このようにすれば、自由な装着順序で画像形成ユニットの装着が可能となる。
(8)上記実施形態では、弾性体16により画像形成ユニット30a〜30dを前方に付勢する(移動させる)構成としたが、これに限らず、他の移動手段であってもよい。例えば、モータの駆動力により画像形成ユニット30a〜30dを前後に移動可能な移動装置を設けるようにしてもよく、また、画像形成ユニット30a〜30dを斜めに配置し、重力により移動する構成としてもよい。
本発明の実施形態1における画像形成装置としてのレーザプリンタの概略構成を示す側断面図 画像形成ユニットが取り外された状態のレーザプリンタの斜視図 画像形成ユニットが装着された状態のレーザプリンタの断面図 カバーを開いた状態におけるレーザプリンタの側断面図 画像形成ユニットが移動する状態を示すレーザプリンタの斜視図 画像形成ユニットが移動した状態を示すレーザプリンタの斜視図 1つの画像形成ユニットの取り外しが行われた状態を示すレーザプリンタの側断面図 3つの画像形成ユニットの取り外しが行われた状態を示すレーザプリンタの側断面図 画像形成ユニットが正規の順序で装着された状態を示すレーザプリンタの平断面図 画像形成ユニットが間違った順序で装着された状態を示すレーザプリンタの平断面図 本発明の実施形態2における画像形成装置としてのレーザプリンタの概略構成を示す側断面図 画像形成ユニットが装着された状態のレーザプリンタの断面図 カバーを開いたときのレーザプリンタの断面図 カバーを開いたときのレーザプリンタの側断面図 画像形成ユニットが着脱可能な位置に移動した状態を示すレーザプリンタの側断面図 1つの画像形成ユニットを取り外した状態を示すレーザプリンタの側断面図
符号の説明
10…本体ケーシング
11…開放部(開口部、ユニット挿通口)
13…載置部(着脱部)
15…窪み部
16…弾性体
17…押し板
18…カバー
30a〜30d…画像形成ユニット
31…ユニットケース
31A…張出部
33…凸部
34…凹部
35…突部
51…レール
53…センサ部(検出手段)
61…タッチパネル(入力手段)

Claims (17)

  1. 本体ケーシングと、
    前記本体ケーシング内に並んで配されるN個(N≧2)の画像形成ユニットと、
    前記N個の画像形成ユニットのうち多くともN−1個の画像形成ユニットが前記本体ケーシングに対して着脱可能に配される着脱部と、
    前記画像形成ユニットを前記着脱部まで移動可能な移動手段と、を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記着脱部には、前記N個の画像形成ユニットのうちの1個の画像形成ユニットのみが着脱可能に配されることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 前記N個の画像形成ユニットは、略水平位置に並んで配されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の画像形成装置。
  4. 前記移動手段は、弾性体の弾性力により前記画像形成ユニットを前記着脱部まで移動させることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記画像形成ユニットの両端部には外方に突出する突部が設けられる一方、前記本体ケーシングの内面側には前記突部と嵌合する窪み部が設けられており、前記画像形成ユニットが前記窪み部に案内されて前記着脱部まで移動することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記移動手段は弾性体の弾性力により前記画像形成ユニットを前記着脱部まで移動させるものであり、
    前記弾性体は、前記窪み部に配されることを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記本体ケーシングのうち、前記着脱部の上部には開口部が設けられており、前記開口部を介して前記着脱部に配された前記画像形成ユニットの着脱が可能とされることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の画像形成装置。
  8. 前記本体ケーシングの側面のうち前記画像形成ユニットの着脱部への移動方向には前記画像形成ユニットの挿通が可能なユニット挿通口が貫通形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の画像形成装置。
  9. 前記着脱部は、前記本体ケーシング内における端部側に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記着脱部は、前記本体ケーシング外部のうち前記ユニット挿通口の近傍に設けられていることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  11. 前記着脱部は、前記ユニット挿通口内に設けられていることを特徴とする請求項8に記載の画像形成装置。
  12. 前記ユニット挿通口はカバーで覆われており、
    前記カバーは一端側を軸として開閉可能に構成されるとともに、前記カバーの前記本体ケーシング内面側には、前記画像形成ユニットの着脱部への移動を係止する係止部が突設されており、前記カバーを開放することにより前記画像形成ユニットに対する前記係止部の係止が解除されて前記画像形成ユニットが着脱部に移動することを特徴とする請求項8ないし請求項11のいずれかに記載の画像形成装置。
  13. 前記本体ケーシングの内側壁に設けられるレールの窪み部に前記画像形成ユニットの両端部の突部が案内されて前記画像形成ユニットが着脱部に移動するものであって、
    前記カバーが閉状態となるまで回動することにより前記レールが移動して前記N個の画像形成ユニットが正規の装着位置にて位置決めされる位置決め手段と、
    前記カバーが開状態側に回動されることにより前記レールが移動して前記N個の画像形成ユニットの前記位置決めが解除される解除手段とを備えることを特徴とする請求項12に記載の画像形成装置。
  14. 前記N個の画像形成ユニットのうち、前記所定の並び順における装着位置において隣接する画像形成ユニット間の対向面には、一方の面の凸部と当該凸部に対向する面の凹部が凹凸嵌合する嵌合部が設けられるとともに、前記N個の画像形成ユニットのうち、前記並び順とは異なる装着位置において隣接する画像形成ユニット間の一方の面の凸部と当該凸部に対向する面の凹部との間では凹凸嵌合しないことを特徴とする請求項1ないし請求項13のいずれかに記載の画像形成装置。
  15. 前記N個の画像形成ユニットの並び順を検出する検出手段を備え、
    前記検出手段で検出した画像形成ユニットの並び順に応じて画像形成を行うことを特徴とする請求項1ないし請求項14のいずれかに記載の画像形成装置。
  16. 前記N個の画像形成ユニットの並び順を入力する入力手段を備え、
    前記入力手段で入力した画像形成ユニットの並び順に応じて画像形成を行うことを特徴とする請求項1ないし請求項15のいずれかに記載の画像形成装置。
  17. 前記N個の画像形成ユニットのうち最も消耗の早い画像形成ユニットが最先に前記着脱部から取り外し可能に構成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項16のいずれかに記載の画像形成装置。
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