JP2006265974A - 手摺り - Google Patents

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Abstract

【課題】 リフォームにおいて容易に取り付けができて、握力が弱い人でも容易に使用することができる手摺りを提供する。
【解決手段】 断面形状が略矩形状に形成された棒状の手摺り部材2と、この手摺り部材2を支持する手摺り部材取り付け座4と被取付固定部に固定する被固定部取り付け座5とアーム6とを有する手摺り用ブラケット3とからなる手摺りであって、前記手摺り部材2の一辺には長手方向に延びて円弧部7が形成され、この円弧部7に隣接して突出部8が形成されてなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、手摺りに関し、より詳細には、リフォームにおいて容易に取り付けができて、握力が弱い人でも容易に使用することができる手摺りに関する。
近年、リフォームが盛んに行われるようになっており、その際には、特に高年齢者が快適に生活できるように、段差をスロープにしたり、手摺りを階段から廊下まで連続して設けたり等の種々の改良変更が行われている。
ところで、従来より、図5に示すように、手摺り51としては円形断面をした手摺り棒部材52が使用され、手摺り棒部材52は取付ブラケット53により被取付部材である壁、柱等に取り付けられて固定される。取付ブラケット53は、一端側にこの手摺り棒部材52の円弧部を支持する手摺り部材取り付け座54を備え、他端側に取付ブラケット53を被取付部材に固着する被固定部取り付け座55を備えている。
しかしながら、手摺りの棒状部材は握って身体を支えることがあるが、握力が弱くなっている人が円形断面の棒部材を握って支えるということが困難になることがあった。そこで、握っている部分から握力だけで滑りをなくすのではなく、棒部材の長手方向に多数の凹凸加工を施し、滑りに対する抵抗を増すようにした形状の棒部材も使用されている。
また、手摺り棒部材を支持するブラケットとしては、アームの一端に手摺り取り付け座を設け、アームの他端には壁面取り付け座を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1に開示されるブラケットは、壁面取り付け座に取り付けビスを挿通するための取り付け穴を複数個穿設し、壁面前面側にこの前面を覆うようにキャップを被嵌し、壁面取り付け座の前面にキャップ取り付け部を設けてなるものである。
特開2001−32489号公報
しかしながら、従来の円形断面を基本とする手摺り部材では、握力の弱い人が身体を支えるのに使用する場合には、十分に支えきれないという問題があった。また、特許文献1は手摺り部材を取り付けるためのブラケットが開示されているのみであり、握力の弱い人が容易に使用できるような手摺り部材は開示されていない。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたもので、リフォームにおいて容易に取り付けができて、握力が弱い人もより容易に使用することができる手摺りを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、請求項1に係る発明は、断面形状が略矩形状に形成された棒状の手摺り部材と、該手摺り部材を被取付固定部に固定する手摺り用ブラケットとからなる手摺りであって、前記手摺り部材の一辺には長手方向に延びて円弧部が形成され、該円弧部に隣接して突出部が形成されてなり、前記手摺り用ブラケットは手摺り部材を取り付ける手摺り部材取り付け座と被取付固定部に固定する被固定部取り付け座とアームとを有してなることを特徴とする。
また、請求項2記載の発明に係る手摺りは、請求項1記載の発明の構成において、前記突出部は前記円弧部の両側に形成され、該円弧部にそれぞれ連続する辺は外側に傾斜して形成され、略台形状にされている。
また、請求項3記載の発明に係る手摺りは、請求項1又は2に記載の発明の構成において、前記円弧部の頂部は前記突出部の外面より低く形成されてなると共に前記手摺り用ブラケットの前記手摺り部材取り付け座に沿うように弧状に形成されてなっている。
請求項1記載の発明によれば、断面形状が略矩形状に形成された棒状の手摺り部材の一辺には長手方向に延びて円弧部が形成され、該円弧部に隣接して突出部が形成されてなる。従って、簡単な構成でもって、従来の手摺り取付ブラケット等がそのまま使用でき、取り付け作業の工数を減らすことができ、安価にリフォームを行うことができる。また、円弧部と突出部との境界の空間部に指先を差し込んで、引っかけることで身体を支えることができるので、握力の弱い人でも容易に使用できる。
また、請求項2記載の発明によれば、前記突出部は前記円弧部の両側に形成され、前記円弧部に連続する前記突出部の辺は外側に傾斜されて形成されてなるので、請求項1の発明の効果に加えて、指先をより一層容易に突出部に掛けることができると共に、取り付け時に左右の位置決めが要らなくなることからも一層取り付け作業を容易にできる。
さらに、請求項3記載の発明によれば、前記円弧部の頂部は前記突出部の外面より低く形成されてなると共に前記手摺り用ブラケットの前記手摺り部材取り付け座に沿うように弧状に形成されてなるので、請求項1の発明の効果に加えて、各種の手摺り取り付け用ブラケットに適用でき、一層手摺りの使用が容易になる。
断面形状が略矩形状に形成された棒状の手摺り部材の一辺には長手方向に延びる断面形状円弧部を形成し、該円弧部に隣接して突出部を形成することで、容易にリフォームで使用することができ、握力の弱い人でも容易に使用できるようにした。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1はこの発明の一実施の形態の手摺りを示す一部省略した分解斜視図、図2は手摺りを構成する手摺り部材を示す断面図、図3はその手摺り部材の一部の下面図、図4は手摺り用ブラケットを示す正面図である。
この実施の形態の手摺り1は、棒状の手摺り部材2と、手摺り部材2を被取付固定部に固定する手摺り用ブラケット3とからなる。手摺り用ブラケット3は、手摺り部材2を支持する手摺り部材取り付け座4と被取付固定部に固定する被固定部取り付け座5とアーム6とを有してなる。
手摺り部材2は、断面形状が略矩形状をなして棒状に形成され、一辺(下面)2aには円弧部7が長手方向に延びて形成され、円弧部7に隣接してこれと平行に突出部8が両側に配置されて形成されている。手摺り部材2の材質としては、木材、樹脂、金属、これらの組み合わせたもの等手摺りに使用できるものであれば、制限されない。本発明の手摺り部材2は円形断面のものに比べて形状が少し複雑になるが、リフォームで簡単に取り替えができ、握力の弱い人でも容易に使えるようになる。
図2及び図3に示すように、手摺り部材2の円弧部7は、矩形断面の手摺り部材2の一面の中央部に切削されて溝部2bにより形成されている。円弧部7の半径は手摺り部材2を被固定部材に取り付けるための既設の手摺り用ブラケット3に固定するとき、不都合が生じないように形成されている。即ち、円弧部7の半径は、手摺り部材2を受ける手摺り部材取り付け座4の湾曲半径と略等しい半径に形成されている。このように手摺り部材2に円弧部7が形成されているので、同じ手摺り用ブラケットをそのまま使用でき、リフォームでの手摺りの施工工数を削減でき、費用を節減できる。
円弧部7の両側に形成された突出部8は、円弧部7に隣接して配設され、円弧部7に対向する面8aが手摺り部材2の中心から外側の下面2aに向かって円弧部7から離れるように傾斜して形成され、略台形状にされている。そして、円弧部7と突出部8との間に空間を有している。また、突出部8の外側面(下面2a)は円弧部7の頂部7aより高く形成されている。換言すれば、円弧部の頂部7aは下面2aより低くされている。そのため円弧部7と突出部8との間の溝部2bの空間にきわめて容易に指を差し入れて、突出部8に指を引っかけることができ、握力が弱い人でも手摺りを利用できる。
手摺り用ブラケット3は、この実施例では被固定部は壁等の垂直面用のものが示されている。この手摺り用ブラケット3は、手摺り部材取り付け座4と被固定部取り付け座5とをアーム6によって連結している。手摺り部材取り付け座4にはビス等を挿通する取り付け穴4aが設けられ、被固定部取り付け座5には被固定部に手摺り用ブラケット3を固定するビス等を挿通する取り付け穴5aが設けられている。
手摺り用ブラケット3は、リフォームでコスト低減のため、そのまま従来からあるものを使用すればよいので、例えば図4に示すようなものを使用してもよい。図4に示す手摺り用ブラケット13は、水平の被取付固定部に固定するように形成されている点が上記の例と異なっている。手摺り用ブラケット13は、手摺り部材2を支持する手摺り部材取り付け座14と被取付固定部に固定する被固定部取り付け座15とアーム16とを有してなる。被固定部取り付け座15はキャップ17により表面が覆われて、被固定部材に取り付けるのに用いた手摺り用ブラケットのビス等を露出させないようにしている。これにより、手摺りの外観、特に取り付け用ブラケットの見栄えをよくすることができる。
なお、手摺り部材2、手摺り用ブラケット等の身体が接触する部分の各角部は、丸みを持たせて安全を図っていることは勿論である。また、手摺り部材の円弧部に対向する突出部の対向面に長手方向に指掛けがより容易にできて長手方向へ滑りにくくするように、凹凸を設けてもよい。
本発明の1実施例における手摺りの一部の斜視図である。 この手摺りを構成する手摺り部材の断面図である。 手摺り部材の一部の下面図である。 手摺り用ブラケットの他の例を示す正面図である。 従来の手摺りの一部の斜視図である。
符号の説明
1 手摺り
2 手摺り部材
3 手摺り用ブラケット
4 手摺り部材取り付け座
5 被固定部取り付け座
7 円弧部
8 突出部

Claims (3)

  1. 断面形状が略矩形状に形成された棒状の手摺り部材と、該手摺り部材を被取付固定部に固定する手摺り用ブラケットとからなる手摺りであって、
    前記手摺り部材の一辺には長手方向に延びて円弧部が形成され、該円弧部に隣接して突出部が形成されてなり、前記手摺り用ブラケットは手摺り部材を取り付ける手摺り部材取り付け座と被取付固定部に固定する被固定部取り付け座とアームとを有してなることを特徴とする手摺り。
  2. 前記突出部は前記円弧部の両側に形成され、該円弧部にそれぞれ連続する辺は外側に傾斜して形成され、略台形状にされている請求項1に記載の手摺り。
  3. 前記円弧部の頂部は前記突出部の外面より低く形成されてなると共に前記手摺り用ブラケットの前記手摺り部材取り付け座に沿うように弧状に形成されてなる請求項1又は2に記載の手摺り。
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