JP2006264772A - 電子部品連及びその製造方法 - Google Patents

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照美 佐藤
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Abstract

【課題】 0603サイズ以下の電子部品であっても、ノズルの中心と電子部品の中心との位置ずれを抑制して、電子部品実装機における電子部品のピックアップ率を向上させ得る電子部品連を提供する。
【解決手段】 電子部品連1は、テーピング材3の幅方向Wに沿っての電子部品2の幅をa、収納穴4の幅をAとした場合に、0.80<a/A<0.95の関係を満たし、テーピング材3の長さ方向Lに沿っての電子部品2の幅をb、収納穴4の幅をBとした場合に、0.70<b/B<0.90の関係を満たし、テーピング材3の厚さ方向に沿っての電子部品2の厚さをc、収納穴4の深さをCとした場合に、0.75<c/C<0.95の関係を満たす。これにより、ノズルの中心と電子部品2の中心との位置ずれを抑制して、電子部品実装機における電子部品のピックアップ率を向上させることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子部品実装機に対してパーツフィーダによりチップ状の電子部品を供給するために用いられる電子部品連及びその製造方法に関する。
従来から、長尺状のテーピング材に設けられた複数の収納穴にチップ状の電子部品(チップコンデンサやチップコイル等のいわゆるチップ部品)が収納されてなる電子部品連が種々提案されている(例えば、特許文献1参照)。このような電子部品連は、電子部品実装機に電子部品を搬送するためのものであり、電子部品実装機では、電子部品がノズルによって真空吸着されて、電子部品連の収納穴からピックアップされる。
特開平10−17070号公報
ところで、上述したような電子部品連においては、電子部品実装機における電子部品のピックアップ率を向上させる観点から、電子部品に対する収納穴の大きさが決定される。しかしながら、近時、0603サイズや0402サイズ(厚さ方向から見た場合の電子部品の外形寸法がそれぞれ、約0.6mm×約0.3mm、約0.4mm×約0.2mmであることを意味する)といった電子部品の極小化に伴い、電子部品に対する収納穴の大きさの決定が困難となってきている。チップ状の電子部品が極小化すればするほど、ノズルの中心と電子部品の中心との位置ずれを抑制しなければ、電子部品実装機における電子部品のピックアップ率が低下してしまうからである。
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、0603サイズ以下の電子部品であっても、ノズルの中心と電子部品の中心との位置ずれを抑制して、電子部品実装機における電子部品のピックアップ率を向上させることができる電子部品連、及びそのような電子部品連の製造方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記目的を達成するために鋭意検討を重ねた結果、(テーピング材の幅方向に沿っての電子部品の幅)/(当該幅方向に沿っての収納穴の幅)、(テーピング材の長さ方向に沿っての電子部品の幅)/(当該長さ方向に沿っての収納穴の幅)、及び(テーピング材の厚さ方向に沿っての電子部品の厚さ)/(当該厚さ方向に沿っての収納穴の深さ)の値に、ノズルの中心と電子部品の中心との位置ずれ量が依存することを突き止めた。そして、本発明者らは、この知見に基づいて更に検討を重ね、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明に係る電子部品連は、長尺状のテーピング材に設けられた複数の収納穴にチップ状の電子部品が収納されてなる電子部品連であって、テーピング材の幅方向に沿っての電子部品の幅をaとし、当該幅方向に沿っての収納穴の幅をAとした場合に、0.80<a/A<0.95の関係を満たし、テーピング材の長さ方向に沿っての電子部品の幅をbとし、当該長さ方向に沿っての収納穴の幅をBとした場合に、0.70<b/B<0.90の関係を満たし、テーピング材の厚さ方向に沿っての電子部品の厚さをcとし、当該厚さ方向に沿っての収納穴の深さをCとした場合に、0.75<c/C<0.95の関係を満たすことを特徴とする。
この電子部品連は、テーピング材の幅方向に沿っての電子部品の幅をa、収納穴の幅をAとした場合に、0.80<a/A<0.95の関係を満たし、テーピング材の長さ方向に沿っての電子部品の幅をb、収納穴の幅をBとした場合に、0.70<b/B<0.90の関係を満たし、テーピング材の厚さ方向に沿っての電子部品の厚さをc、収納穴の深さをCとした場合に、0.75<c/C<0.95の関係を満たす。これにより、0603サイズ以下の電子部品であっても、ノズルの中心と電子部品の中心との位置ずれが抑制されて、電子部品実装機における電子部品のピックアップ率が向上することとなる。
また、本発明に係る電子部品連の製造方法は、長尺状のテーピング材に設けられた複数の収納穴にチップ状の電子部品が収納されてなる電子部品連の製造方法であって、テーピング材の幅方向に沿っての電子部品の幅をaとし、当該幅方向に沿っての収納穴の幅をAとした場合に、0.80<a/A<0.95の関係を満たし、テーピング材の長さ方向に沿っての電子部品の幅をbとし、当該長さ方向に沿っての収納穴の幅をBとした場合に、0.70<b/B<0.90の関係を満たし、テーピング材の厚さ方向に沿っての電子部品の厚さをcとし、当該厚さ方向に沿っての収納穴の深さをCとした場合に、0.75<c/C<0.95の関係を満たすように、テーピング材に収納穴を設けることを特徴とする。
この製造方法により製造された電子部品連は、テーピング材の幅方向に沿っての電子部品の幅をa、収納穴の幅をAとした場合に、0.80<a/A<0.95の関係を満たし、テーピング材の長さ方向に沿っての電子部品の幅をb、収納穴の幅をBとした場合に、0.70<b/B<0.90の関係を満たし、テーピング材の厚さ方向に沿っての電子部品の厚さをc、収納穴の深さをCとした場合に、0.75<c/C<0.95の関係を満たすことになる。従って、0603サイズ以下の電子部品であっても、ノズルの中心と電子部品の中心との位置ずれが抑制されて、電子部品実装機における電子部品のピックアップ率が向上することとなる。
本発明によれば、0603サイズ以下の電子部品であっても、ノズルの中心と電子部品の中心との位置ずれを抑制して、電子部品実装機における電子部品のピックアップ率を向上させることができる。
以下、本発明に係る電子部品連及びその製造方法の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
図1及び図2に示される電子部品連1は、例えば、ロータリーヘッドタイプやロボットタイプといったワンバイワン方式の電子部品実装機にチップ状の電子部品(チップコンデンサやチップコイル等のいわゆるチップ部品)2を搬送するためのものであり、長尺状のテーピング材3を備えている。このテーピング材3は、紙により一体的に形成されたものであるが、紙に樹脂を含浸させたもの等、公知の様々な材料をテーピング材3に用いることができる。
テーピング材3は、電子部品実装機において電子部品2の搬送面と略平行となる表面3aを有しており、この表面3aには、多数の収納穴4がテーピング材3の長手方向に沿って等間隔置きに形成されている。収納穴4は直方体状であり、テーピング材3の幅方向(テーピング材3の長手方向に垂直で且つ表面3aに平行な方向)Wに沿っての幅がA、テーピング材3の長さ方向(テーピング材3の長手方向)Lに沿っての幅がB、テーピング材3の厚さ方向(テーピング材3の長手方向に垂直で且つ表面3aに垂直な方向)Tに沿っての深さがCとなっている。
各収納穴4には、0603サイズ以下の所定サイズの電子部品2が収納されている。電子部品2は直方体状であり、幅方向Wに沿っての幅がa、長さ方向Lに沿っての幅がb、厚さ方向Tに沿っての厚さがcとなっている。例えば、a×b×cは、約0.6mm×約0.3mm×(約0.22mm〜約0.30mm)や、約0.4mm×約0.2mm×(約0.12mm〜約0.20mm)である。なお、テーピング材3は、各収納穴4に電子部品2が収納された状態でトップテープ(図示せず)が表面3aに貼り付けられて、リール(図示せず)に巻き付けられる。
また、テーピング材3の縁部には、厚さ方向Tに貫通する多数のパイロット孔5が長さ方向Lに沿って等間隔置きに形成されている。このパイロット孔5には、電子部品連1が電子部品実装機のパーツフィーダに装填された際に、パーツフィーダに設けられたパイロットピンが挿入され、挿入されたパイロットピンの駆動によって電子部品連1が長さ方向Lに走行させられる。そして、電子部品実装機においては、電子部品連1の走行に伴ってトップテープ(図示せず)が表面3aから徐々に剥がされ、外部に露出した電子部品2がノズルによって真空吸着されて、電子部品連1の収納穴4から順次ピックアップされていく。
以上のように構成された電子部品連1は、0.80<a/A<0.95の関係、0.70<b/B<0.90の関係、及び0.75<c/C<0.95の関係を同時に満たしている。電子部品2の大きさと収納穴4の大きさとがこれらの関係を同時に満たしていると、電子部品2が0603サイズ以下に極小化されたものであっても、電子部品実装機のノズルの中心と電子部品2の中心との位置ずれが抑制されて、電子部品実装機における電子部品のピックアップ率が向上することとなる。
なお、上述した電子部品連1は、0.80<a/A<0.95の関係、0.70<b/B<0.90の関係、及び0.75<c/C<0.95の関係を同時に満たすように、テーピング材3に収納穴4が形成されることで製造される。テーピング材3に対する収納穴4の形成は、例えば、テーピング材3を介在させて雌型に雄型を嵌め込む成型加工により達成される。雄型の形状によって、テーピング材3の幅方向Wに沿っての収納穴4の幅、及びテーピング材3の長さ方向Lに沿っての収納穴4の幅が決定され、雌型の形状によってテーピング材3の厚さ方向Tに沿っての収納穴4の深さが決定される。
本発明に係る電子部品連の一実施形態の平面図である。 図1に示されたII−II線に沿っての断面図である。
符号の説明
1…電子部品連、2…電子部品、3…テーピング材、4…収納穴。

Claims (2)

  1. 長尺状のテーピング材に設けられた複数の収納穴にチップ状の電子部品が収納されてなる電子部品連であって、
    前記テーピング材の幅方向に沿っての前記電子部品の幅をaとし、当該幅方向に沿っての前記収納穴の幅をAとした場合に、0.80<a/A<0.95の関係を満たし、
    前記テーピング材の長さ方向に沿っての前記電子部品の幅をbとし、当該長さ方向に沿っての前記収納穴の幅をBとした場合に、0.70<b/B<0.90の関係を満たし、
    前記テーピング材の厚さ方向に沿っての前記電子部品の厚さをcとし、当該厚さ方向に沿っての前記収納穴の深さをCとした場合に、0.75<c/C<0.95の関係を満たすことを特徴とする電子部品連。
  2. 長尺状のテーピング材に設けられた複数の収納穴にチップ状の電子部品が収納されてなる電子部品連の製造方法であって、
    前記テーピング材の幅方向に沿っての前記電子部品の幅をaとし、当該幅方向に沿っての前記収納穴の幅をAとした場合に、0.80<a/A<0.95の関係を満たし、
    前記テーピング材の長さ方向に沿っての前記電子部品の幅をbとし、当該長さ方向に沿っての前記収納穴の幅をBとした場合に、0.70<b/B<0.90の関係を満たし、
    前記テーピング材の厚さ方向に沿っての前記電子部品の厚さをcとし、当該厚さ方向に沿っての前記収納穴の深さをCとした場合に、0.75<c/C<0.95の関係を満たすように、
    前記テーピング材に前記収納穴を設けることを特徴とする電子部品連の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011195161A (ja) * 2010-03-18 2011-10-06 Tdk Corp 電子部品連及び電子部品連用収納帯

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