JP2006264654A - ヘッダ部ウェザーストリップ - Google Patents

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Norio Takeuchi
紀雄 竹内
Masahiro Kojima
昌博 小島
Kazuhiko Inoue
和彦 井上
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Abstract

【課題】オープンカーのフロントガラス上端を固定するヘッダに沿って取り付けられるヘッダ部ウェザーストリップにおいて、型成形部の外観性を向上させる。
【解決手段】可動または取外し自在な非固定式ルーフ200を有する車両のフロントガラス400上端を固定するヘッダ300に沿って取り付けられる取付基部10と、取付基部10に一体成形され非固定式ルーフ200の先端縁と弾接する中空シール部20とから形成された型成形部1を、ヘッダ300の両端に対応する位置に有するヘッダ部ウェザーストリップ100において、取付基部10に、型成形部1の成形時に中空シール部20を形成するために使用した中芯を抜くための切れ込み11を設ける。
【選択図】図2

Description

本発明は、オープンカーのフロントガラス上端を固定するヘッダに沿って取り付けられるヘッダ部ウェザーストリップに関する。
従来、図3に示すようなオープンカーには、可動または取外し自在な非固定式ルーフ200が備えられている。
また、フロントガラス400の上方には、フロントガラス400の上端を固定するヘッダ300が設けられている。そして、ヘッダ300には、ヘッダ部ウェザーストリップ100が取り付けられて、非固定式ルーフ200が閉じられたときに、ヘッダ300と非固定式ルーフ200の間をシールするようになっている。
図4は、図3のヘッダ部ウェザーストリップ100のうち、ヘッダ300の端部に対応するX部分を示す拡大斜視図である。
図4に示すように、ヘッダ部ウェザーストリップ100のうち、ヘッダ300の端部に取り付けられる部分は、フロントピラー500に取り付けられるフロントピラーウェザーストリップ600とともに、コーナー部を形成している。
このコーナー部におけるヘッダ部ウェザーストリップ100の端部は、型成形により成形される型成形部3である。なお、図4において破線で示す部分は、ヘッダ部ウェザーストリップ100のうち、押出成形により成形される押出成形部2を示している。
図5は、図4に示すヘッダ部ウェザーストリップ100の型成形部3のB−B拡大断面図である。
図5に示すように、ヘッダ部ウェザーストリップ100の型成形部3は、ヘッダ300に取り付けられる取付基部30と、対向する非固定式ルーフ200の先端縁と弾接するシール部40から構成されている。
このシール部40には、非固定式ルーフ200の方向に膨出する二つのシール面41,42が形成されている。さらに二つのシール面41,42の間には、シール面41,42に沿って開口部Yが設けられている。
型成形部3を成形する場合には、成形しようとするシール部40の内部に中芯を入れて成形し、その後、開口部Yから中芯を抜くという方法により行う。
一方、押出成形部2を成形する場合には、中芯を用いる必要はない。従って、押出成形部2においては開口部Yは設けられていない。
しかしながら、上記構成の型成形部3を有する従来例に係るヘッダ部ウェザーストリップ100によれば、以下のような問題が生じる。
すなわち、型成形部3のシール部40に開口部Yが存在するため、ヘッダ300に取り付けたときに、シール部40の内部のバリ残り等が開口部Yを通して見えてしまい、外観性が悪くなってしまうのである。なお、押出成形部2の中空シール部には開口部Yは設けられていないため、このような問題は生じない。
そこで本発明は上記従来の課題を解決するためのものであり、オープンカーのフロントガラス上端を固定するヘッダに沿って取り付けられるヘッダ部ウェザーストリップにおいて、型成形部の外観性を向上させることを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、請求項1に係る発明のヘッダ部ウェザーストリップは、可動または取外し自在な非固定式ルーフ(200)を有する車両のフロントガラス(400)上端を固定するヘッダ(300)に沿って取り付けられる取付基部(10)と、前記取付基部(10)に一体成形され前記非固定式ルーフ(200)の先端縁と弾接する中空シール部(20)とから形成された型成形部(1)を、前記ヘッダ(300)の両端に対応する位置に有するヘッダ部ウェザーストリップ(100)において、前記取付基部(10)に、前記型成形部(1)の成形時に前記中空シール部(20)を形成するために使用した中芯を抜くための切れ込み(11)が設けられたことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の発明において、前記中空シール部(20)は前記非固定式ルーフ(200)の方向に膨出する二つのシール面(21,22)と、前記二つのシール面(21,22)の間に位置し前記二つのシール面(21,22)を連結する連結面(23)とからなることを特徴とする。
なお、括弧内の記号は、発明を実施するための最良の形態および図面に記載された対応要素または対応事項を示す。
請求項1に記載の発明によれば、車両のヘッダに沿って取り付けられるヘッダ部ウェザーストリップの型成形部を構成する取付基部に、型成形時に中空シール部を形成するために使用した中芯を抜くための切れ込みを設けるので、型成形後に中芯を中空シール部側ではなく、取付基部側から抜くことができる。
従って、中空シール部側に開口部を設けて中芯を抜く必要がないため、中空シール部の内部のバリ残り等が外側から見えることがなく、外観性を向上させることができる。
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の作用効果に加えて、型成形部の中空シール部が、非固定式ルーフの方向に膨出する二つのシール面からなるので、ヘッダと非固定式ルーフの間を良好にシールすることができる。
さらに、二つのシール面の間に連結面を設けるので、連結面により中空シール部の内部を覆うこととなり、外観性をさらに向上させることができる。
次に、図1乃至図3及び図6を参照して、本発明の実施形態に係るヘッダ部ウェザーストリップについて説明する。
図1は、本実施形態に係るヘッダ部ウェザーストリップ100を示す斜視図であり、図2は図1のA−A拡大断面図である。また図3は、自動車の外観を示す斜視図である。
ヘッダ部ウェザーストリップ100は、図3に示すように、可動または取外し自在な非固定式ルーフ200が備えられたオープンカーの、フロントガラス400の上端を固定するヘッダ300に取り付けられている。
そして、ヘッダ部ウェザーストリップ100は、非固定式ルーフ200が閉じられたときに、ヘッダ300と非固定式ルーフ200の間をシールするようになっている。
図1は、本実施形態に係るヘッダ部ウェザーストリップ100を示す斜視図であり、図3のX部分を示す拡大斜視図に該当する。
図1に示すように、ヘッダ部ウェザーストリップ100のうち、ヘッダ300の端部に取り付けられる部分は、フロントピラー500に取り付けられるフロントピラーウェザーストリップ600とともに、コーナー部を形成している。
このコーナー部におけるヘッダ部ウェザーストリップ100の端部は、型成形により成形される型成形部1である。なお、図1において破線で示す部分は、ヘッダ部ウェザーストリップ100のうち、押出成形により成形される押出成形部2を示している。
次に、図2は、図1に示すヘッダ部ウェザーストリップ100の型成形部1のA−A拡大断面図である。
図2に示すように、ヘッダ部ウェザーストリップ100の型成形部1は、ヘッダ300に取り付けられる取付基部10と、対向する非固定式ルーフ200の先端縁と弾接する中空シール部20から構成されている。
中空シール部20には、非固定式ルーフ200の方向に膨出する二つのシール面21,22が形成されている。さらに二つのシール面21,22の間には、シール面21,22を連結する連結面23が形成されている。連結面23は、シール面21,22よりも取付基部10側に窪むようにして設けられている。
中空シール部20は、シール面21,22及び連結面23により覆われており、外側から内部を見ることはできない。
また、取付基部10には、切れ込み11が設けられている。この切れ込み11は、型成形部1の成形時に中空シール部20を形成するために使用した中芯を、型成形後において抜くときに用いられるものである。
次に、図1及び図6を参照して、本実施形態に係るヘッダ部ウェザーストリップ100の型成形部1における排水構造について説明する。図6は、図1のC−C拡大断面図である。
図1及び図6に示すように、ヘッダ部ウェザーストリップ100とともにコーナー部を形成するフロントピラーウェザーストリップ600には、水受けリップ4が形成されている。そして、水受けリップ4の下流側(車両前方側)の付け根部には中空部7に連通する穴5が設けられている。そして、ヘッダ部ウェザーストリップ100の連結面23から穴5に向けて排水路6が形成されている。
ヘッダ部ウェザーストリップ100の連結面23上を流れてきた水は、水受けリップ4及び排水路6に導かれて穴5からフロントピラーウェザーストリップ600の中空部7に入り、さらにフロントピラー下端部型成形部端部より車外に排水される。
本実施形態に係るヘッダ部ウェザーストリップ100によれば、車両のヘッダ300に沿って取り付けられるヘッダ部ウェザーストリップ100の型成形部1を構成する取付基部10に、型成形時に中空シール部20を形成するために使用した中芯を抜くための切れ込み11を設けるので、型成形後に中芯を中空シール部20側ではなく、取付基部10側から抜くことができる。
従って、中空シール部20側に中芯を抜くための開口部を一切設ける必要がないため、中空シール部20の内部のバリ残り等が外側から見えることがなく、外観性を向上させることができる。
また、型成形部1の中空シール部20が、非固定式ルーフ200の方向に膨出する二つのシール面21,22からなるので、ヘッダ300と非固定式ルーフ200の間を良好にシールすることができる。
さらに、二つのシール面21,22の間に連結面23を設けるので、連結面23により中空シール部20の内部を覆うこととなり、外観性をさらに向上させることができる。
なお、本実施形態においては、二つのシール面21,22と連結面23を設けた中空シール部20について説明したが、これに限らず、例えばシール面が一つであるような円形、や楕円形の中空シール部であっても同様に取付基部10側に切れ込み11を設けることで、外観性を向上させることが可能である。
また、中空シール部の形状については、型成形時に使用する中芯の型割れ発生や、パートラインが見えてしまうことのないよう形状設定することが好ましい。
本発明の実施形態に係るヘッダ部ウェザーストリップを示す斜視図である。 図1のA−A拡大断面図である。 自動車の外観を示す斜視図である。 従来例に係るヘッダ部ウェザーストリップを示す斜視図である。 図4のB−B拡大断面図である 図1のC−C拡大断面図である。
符号の説明
1 型成形部
2 押出成形部
3 型成形部
4 水受けリップ
5 穴
6 排水路
7 中空部
10 取付基部
11 切れ込み
20 中空シール部
21 シール面
22 シール面
23 連結面
30 取付基部
40 シール部
41 シール面
42 シール面
100 ヘッダ部ウェザーストリップ
200 非固定式ルーフ
300 ヘッダ
400 フロントガラス
500 フロントピラー
600 フロントピラーウェザーストリップ

Claims (2)

  1. 可動または取外し自在な非固定式ルーフを有する車両のフロントガラス上端を固定するヘッダに沿って取り付けられる取付基部と、前記取付基部に一体成形され前記非固定式ルーフの先端縁と弾接する中空シール部とから形成された型成形部を、前記ヘッダの両端に対応する位置に有するヘッダ部ウェザーストリップにおいて、
    前記取付基部に、前記型成形部の成形時に前記中空シール部を形成するために使用した中芯を抜くための切れ込みが設けられたことを特徴とするヘッダ部ウェザーストリップ。
  2. 前記中空シール部は前記非固定式ルーフの方向に膨出する二つのシール面と、前記二つのシール面の間に位置し前記二つのシール面を連結する連結面とからなることを特徴とする請求項1に記載のヘッダ部ウェザーストリップ。
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