JP2006264402A - エンジンマウント装置の異常診断装置 - Google Patents

エンジンマウント装置の異常診断装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 車体の振動を検出する検出手段に異常が発生した場合にその異常を診断することのできるエンジンマウント装置の異常診断装置を提供する。
【解決手段】 エンジンマウント装置11は、アクティブマウント12、車体2の振動を検出する振動センサ14、振動センサ14の検出信号に基づき生成される制御信号によりアクティブマウント12を制御する電子制御装置13を備えている。エンジンマウント装置11は、前記制御信号とは異なる各別の検査信号をアクティブマウント12に入力しエンジン1を強制的に振動させ、その強制振動処理時に検出される検出信号と前記検査信号との相関が低いことに基づいて同装置11に異常がある旨判定する異常振動装置を備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車体に発生する振動を抑制すべくアクティブマウントを制御するエンジンマウント装置の異常を診断する異常診断装置に関する。
従来、エンジンを車体に支持するエンジンマウントについてその振動伝達特性を変更することのできる、所謂アクティブ方式のエンジンマウント(以下、アクティブマウントと称す)を備えたエンジンマウント装置が知られている。こうしたエンジンマウント装置にあっては、機関燃焼によって生じる間欠的な振動と逆位相の振動をアクティブマウントに発生させこれを相殺することにより、エンジンから振動が車体に伝達されるのを抑制するようにしている。また、車体には振動センサ等、車両の振動を検出する振動センサが設けられており、エンジンマウント装置の制御部では、その振動センサから出力される検出結果に基づいて、上述したような振動の相殺が適切に行われるようにアクティブマウントの振動状態をフィードバック制御するようにしている。こうしたフィードバック制御が実行されることにより、車体振動をより適切に低下させることができるようになる。
但し、こうしたフィードバック制御は、車体振動を効果的に低下させてエンジンマウント装置の制振機能を向上させることができるものの、エンジンマウント装置に異常が発生すると、アクティブマウントが適切に制御されなくなるため、車体に不要な振動が生じてしまうことになる。
そこで、例えば特許文献1に記載されるエンジンマウント装置では、クランク軸の回転と同期して生成される基準信号と車体の振動状態を示す振動信号との間に相関がある場合には、アクティブマウントによる制振作用が正常に機能していないと判断して、エンジンマウント装置に異常がある旨診断するようにしている。
特開平8−270723号公報
ところで、車体の振動状態を検出する振動センサやそのセンサ回路に異常が発生し、同振動センサから制御部に対して車体が振動していない旨の検出信号が入力されることがある。そしてこの場合、上記従来の装置にあっては、制御部に入力される検出信号と基準信号との間に相関がないため、仮にアクティブマウントによる制振作用が適正に機能していない場合であっても、エンジンマウント装置は正常である旨判断されてしまうこととなる。このように従来の装置にあっては、車体が振動していない旨の検出信号が振動センサから出力されている場合にあってはその診断結果の信頼性が低く、この点において改善の余地を残すものとなっている。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、車体の振動を検出する検出手段に異常が発生した場合にエンジンマウント装置の異常を診断することのできるエンジンマウント装置の異常診断装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明では、エンジンを車体に支持するアクティブマウントと、前記車体の振動を検出する検出手段と、前記エンジンから前記車体に振動が伝達するのを抑制すべく、前記検出手段から出力される検出信号に基づき生成される制御信号に基づいて前記アクティブマウントを制御する制御部とを備えるエンジンマウント装置の異常を診断する異常診断装置において、前記エンジンを強制的に振動させる強制振動処理を実行する強制振動手段と、前記強制振動処理時に検出される前記検出手段の検出信号に基づいて前記アクティブマウントに異常がある旨判定する判定手段とを備えることを要旨とする。
アクティブマウントの通常制御においては、検出手段の検出信号と制御部の制御信号との間に相関のない、或いは相関が低い場合に、これが検出手段に異常が生じて正常な検出信号が出力されていないことに起因するものであるか、アクティブマウントの制振処理が正常に機能しているものであるのかが判断できない。これに対して、エンジンの強制振動処理時においては、検出手段に異常が発生しているのであれば、制御信号と検出信号との間の相関が低下するようになる。従って、請求項1記載の構成によれば、検出手段に異常が発生した場合においても、エンジンマウント装置の異常を適切に診断することができる。
尚、上記強制振動処理はこれを例えば定期的に行う(走行距離や機関運転時間が所定値に達する毎に行う等)ようにしてもよいが、請求項4に記載の構成によるように、所定の条件が満たされているときに実行するようにするのが望ましい。
請求項2に記載の発明では、請求項1記載の発明において、前記強制振動手段は、前記制御信号とは異なる検査信号を前記アクティブマウントに入力して前記エンジンを強制的に振動させることを要旨とする。
同構成によれば、アクティブマウントの通常制御時に出力される制御信号とは異なる各別の検査信号を同アクティブマウントに入力してエンジンを強制的に振動させることによって、上記通常制御時とエンジンの強制振動時とでアクティブマウントに発生する振動を異ならせるようにしている。これにより、エンジンの強制振動処理を通じて、エンジンマウント装置の異常を一層適切に診断することができる。
請求項3に記載の発明では、請求項2記載の発明において、前記判定手段は、前記強制振動処理時に検出される前記検出手段の検出信号と前記検査信号との相関が低いことに基づいて前記アクティブマウントに異常がある旨判定することを要旨とする。
同構成によれば、エンジンを強制的に振動させるためアクティブマウントに入力される検査信号と、エンジンの強制振動処理時に検出される検出手段の検出信号との相関が低いことを条件にアクティブマウントに異常がある旨を判断するようにしている。これにより、エンジンの強制振動処理を通じて、エンジンマウント装置の異常をより一層適切に診断することができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の発明において、前記強制振動手段は前記検出信号の変化幅を監視し、同変化幅が前記検出信号の最大変化幅よりも小さい状態が所定期間継続したことを条件に前記強制振動処理を実行することを要旨とする。
検出手段に異常が発生した場合、その検出信号はその値が一定になる、或いはその変化幅が極めて小さなものになる可能性が高い。この点に鑑み、請求項4記載の構成では、こうした検出信号の変化を監視し、その変化幅が検出信号の最大変化幅よりも小さい状態が所定期間継続したときに強制振動処理を実行するようにしている。従って、検出手段に異常がある場合にはその異常を速やかに判断することができるとともに、同検出手段に異常がないのにも関わらず強制振動処理が実行されることによって車体に不必要な振動が発生するのを極力抑制することができるようになる。
請求項5に記載の発明では、請求項4記載の発明において、前記強制振動手段は、前記車体が振動していない旨の検出信号が所定期間継続して出力されていることを条件に前記強制振動処理を実行することを要旨とする。
上述したように、車体が振動していない旨の検出信号が出力される場合としては、大きくは、アクティブマウントの制振処理が正常に機能している場合、及び検出手段の異常に起因して車体が振動していない旨の検出信号を出力している場合の二つがある。この点に鑑み、請求項5記載の構成では、車体が振動していない旨の検出信号が所定期間継続して出力されていることを条件に上記強制振動処理を実行するようにしている。同構成によれば、こうした二つの場合を適切に峻別しつつ、車体が振動していない旨の検出信号を車体の振動とは無関係に出力する異常が検出手段に生じている場合にこれを速やかに診断することができるようになる。従って、検出手段に異常が発生していると判定する一方、相関が高いことに基づいて異常が発生していないと判定することができるようになる。
請求項6に記載の発明では、請求項4記載の発明において、前記強制振動手段は、前記検出信号がその最大変化幅における最大値及び最小値のいずれか一方である状態が所定期間継続していることを条件に前記強制振動処理を実行することを要旨とする。
検出手段に異常が発生すると、上述したように、車体が振動していない旨の検出信号を出力するようになる他、同検出信号がその最大変化幅の最大値や最小値になる可能性も高い。この点に鑑み、請求項6記載の構成では、検出信号の最大変化幅の最大値及び最小値のいずれか一方である状態が所定期間継続していることを条件に上記強制振動処理を実行するようにしている。従って、検出手段に異常が発生している場合にこれを速やかに診断することができるようになる。
請求項7に記載の発明では、請求項1〜6のうちいずれか1項に記載の発明において、前記強制振動手段は、前記検出手段の検出信号が最大変化幅をもって変動するように前記強制振動処理を実行する際の検査信号を生成することを要旨とする。
同構成によれば、アクティブマウントを強制振動させる際にその振動を極力大きくすることにより、検査信号をアクティブマウントに入力して生じさせる上記強制振動とは別の振動(例えば車両走行に伴う振動等)による影響を極力抑えることができる。これにより、強制振動処理における検査信号と検出信号との相関を適切に判定することができ、異常診断の精度を高めることができるようになる。
請求項8に記載の発明では、請求項1〜7のうちいずれか1項に記載の発明において、前記強制振動手段は、車両が走行状態であることを条件に前記強制振動処理を実行することを要旨とする。
同構成によれば、強制振動処理を車両走行時に実行するようにしているため、同強制振動処理の実行に際して生じる振動についてこれを車両走行に伴って生じる振動によってマスキングすることができるようになる。従って、強制振動処理の実行によって運転者に違和感を与えるのを極力抑制することができるようになる。
請求項9に記載の発明では、請求項1〜7のうちいずれか1項に記載の発明において、前記強制振動手段は、車両がアイドル運転時であるときに前記強制振動処理を禁止することを要旨とする。
同構成によれば、運転者により振動が体感され易いアイドル運転時には強制振動処理を禁止するようにしているため、同強制振動処理の実行に際して生じる振動によって運転者に違和感を与えるのを極力抑制することができるようになる。
以下、本発明の異常診断装置を車載用エンジンのマウント装置として具体化した一実施形態を図1〜図5に従って説明する。
図1は、エンジンマウント装置11についてその全体構成を示す概略構成図である。同図に示されるように、エンジン1を車体2に支持する複数のアクティブマウント12と、これらアクティブマウント12に制御信号を出力する制御部としての電子制御装置13と、車体2の振動を検出する検出手段としての振動センサ14とを備えている。
まず、アクティブマウント12の構成及びその動作態様について図2(a),(b)を参照して説明する。
図2(a)に示されるように、アクティブマウント12は、車体2に固定される本体ケース20と、エンジン1にブラケット3を介して固定される上部カバー21とを備えている。これら本体ケース20及び上部カバー21は、ゴム等からなる弾性部材22を介して連結されており、その内部には、アクティブマウント12に振動を発生させる振動源としての電磁アクチュエータ23が搭載されている。
電磁アクチュエータ23は、電磁ソレノイド24と、磁性部材からなる平板状のアーマチャ25と、これら両部材24,25の間にばね部材26とを備えている。電磁アクチュエータ23は、そのアーマチャ25を弾性部材22の下部に接触させた状態で本体ケース20内に収容配置されている。そして、アーマチャ25は、ばね部材26により弾性部材22側に付勢されると共に、弾性部材22と電磁ソレノイド24との間の空間において往復動可能に配設されている。
この電磁アクチュエータ23では、電磁ソレノイド24に印加される制御電圧のオン・オフの切り替えにより、電磁ソレノイド24とアーマチャ25との間に電磁吸引力を周期的に発生させることで、同アーマチャ25が往復動する。アーマチャ25は、それ自身が往復動するのに伴って、アクティブマウント12に間欠的な振動が発生するようになる。尚、図2(a)は制御電圧がオフされている状態を示し、図2(b)は制御電圧がオンされている状態を示している。
車両には、振動センサ14の他、クランクシャフト4の回転位相(クランク角CA)を検出するためのクランク角センサや、車速を検出するための車速センサを始めとする各種センサ(エアフローメータや水温センサ等)が設けられている。これらセンサはいずれも電子制御装置13に接続されており、各センサから出力される検出信号が電子制御装置13に取り込まれる。そして、電子制御装置13によって、インジェクタ5の燃料噴射制御、点火プラグ6の点火時期制御等といった各種エンジン制御が実行される(図1参照)。
そうしたエンジン制御に伴い、エンジン1においては、各気筒8での燃焼により点火プラグ6の点火時期(爆発周期)と略同期した間欠的な振動が発生する。そして、エンジン1の機関燃焼による振動が車体2に伝達されることにより、その振動が運転者に違和感を与えるおそれがある。そこで、エンジンマウント装置11にあっては、エンジン1の振動と逆位相の振動を上記したアクティブマウント12に発生させることによって、同エンジン1の振動が車体2に伝達されるのを抑制するようにしている。その際、エンジンマウント装置11では、エンジン1の振動が適切に相殺されるように、車体2の振動状態に基づいてアクティブマウント12のフィードバック制御を実施するようにしている。
こうしたフィードバック制御を実施するため、車体2に伝達される振動を検出するための振動センサ14がアクティブマウント12の側部に取り付けられている。振動センサ14としては、例えば、振動加速度を検出する加速度センサが用いられている。この振動センサ14は電子制御装置13に接続されており、同振動センサ14から出力される検出信号が電子制御装置13に取り込まれるようになっている。
振動センサ14の検出信号はその信号レベルが非常に小さい場合が多く、そうした場合にあっても、上記フィードバック制御を実行するうえでは車体2の振動状態を精度良く検出する必要がある。このため、電子制御装置13内には、検出信号の信号レベルを適正な信号レベルに増幅する増幅回路等を備えたセンサ回路(図示せず)が設けられている。このようなセンサ回路の一例として、例えば、ACカップリングにより検出信号の交流成分のみを取り出し、その交流成分を適正な信号レベルにまで増幅処理した後に、アナログ信号からデジタル信号に変換するようにしたものがある。
上記フィードバック制御を実行するに際し、アクティブマウント12の振動態様は、電磁アクチュエータ23に出力される制御信号(デューティ信号)、具体的には、制御信号の出力周期及びデューティ比を適宜変更することで設定される。出力周期は、エンジン1の点火時期と同期して電磁アクチュエータ23に供給される制御電圧がオンされるタイミング、例えば各気筒の上死点から同制御電圧がオンされるまでのクランク角である。また、デューティ比は、エンジン1の点火間隔に対して制御電圧がオンされている位相(クランク角)の比率である。この場合、出力周期を変更することでアクティブマウント12に発生する振動の発生タイミングが調整され、デューティ比を変更することでアクティブマウント12に発生する振動の大きさが調整される。こうしたアクティブマウント12に対するフィードバック制御は、車両のエンジン制御を統括する電子制御装置13によって実行される。
電子制御装置13は、上記制御信号を生成するに際して、まず、クランクシャフト4が所定角度回転する毎にクランク角センサから出力される検出信号に基づいて基準信号を生成する。電子制御装置13は、その基準信号と振動センサ14から出力される検出信号とに基づき制御信号を生成する。こうして生成された制御信号について、その制御位相及び制御デューティは、エンジン1の振動と逆位相の振動をアクティブマウント12に発生させるべく最適な値に設定されている。そして、その制御信号に応じてフィードバック制御が実行されることにより、アクティブマウント12にはエンジン1の振動を相殺するような振動が発生し、その結果、エンジンの振動が減衰するようになる。こうしたアクティブマウント12による制振処理は、通常、運転者にとってエンジン1の振動が体感され易いアイドル運転時に実行されるが、アイドル運転時以外の車両の走行時においても実行されるようにしてもよい。
ところで、エンジンマウント装置11にあっては、図3に示されるように、アクティブマウント12の制振作用が正常に機能しているとき、エンジン1の振動とアクティブマウント12の振動とが互いに打ち消し合うことによって、車体2の振動が検出されない旨を示す検出信号が出力されることがある。ここで、車体2の振動が検出されない旨を示すとは、エンジン1の振動との相関の低い検出信号のみが出力されている、具体的には、エンジン1の振動と同周期の波形が出現しない検出信号のみが出力されている状態を意味している。その一例として、振動センサ14から、検出信号についてその値が一定な状態で出力される、或いはその変化幅が極めて小さな状態で出力される場合等が挙げられる。
また、上述した振動センサ14及びそのセンサ回路(以下、センサ系統と称す)において、例えば、センサ回路の一部を構成するACカップリングがショートした場合に、車体2の振動が検出されない旨を示す検出信号が車体2の振動状態とは無関係に出力されるようになる。このようなことから、エンジンマウント装置11にあっては、車体2の振動が検出されない旨を示す検出信号が出力されている場合、それがアクティブマウント12の制振作用が正常に機能しているためなのか、或いはセンサ系統の異常(例えばACカップリングのショート)によるものなのかを判別できない。こうした実情を踏まえて、エンジンマウント装置11には、車体2の振動が検出されない旨を示す検出信号が所定時間継続したことを条件に同装置11の異常を診断する異常診断装置が備えられている。
この異常診断装置は、アクティブマウント12のフィードバック制御時に出力される制御信号とは別に、エンジンマウント装置11の異常診断に際してエンジン1の強制振動を実行すべく検査信号を出力する処理(強制振動処理)を実行する強制振動手段を備えている。また、異常診断装置は、前記強制振動手段に加え、強制振動時に検出される検出信号と検査信号との相関に基づいてエンジンマウント装置11の異常判定を行う判定手段を備えている。こうしたエンジンマウント装置11の異常診断に伴う一連の処理は、アクティブマウント12のフィードバック制御を行う電子制御装置13により実行される。
電子制御装置13は、エンジンマウント装置11の強制振動処理を実行するに際しその前提条件が成立しているか否かの判定を行う。電子制御装置13は、振動センサ14から出力される検出信号を監視し、その検出信号の値が所定範囲αにある、具体的には、その変化幅が、振動加速度が0となる値を中心に極めて小さいものであるか否かの判定を行う。そして、電子制御装置13は、検出信号の値が所定範囲αで変化する場合にその継続時間を演算し、同継続時間が所定時間を越えたことを条件にエンジン1の強制振動を実行する。
また、強制振動手段としての電子制御装置13は、強制振動処理を行うに際し上記前提条件が成立したことを条件に、制御位相及び制御デューティが予め設定された検査信号(デューティ信号)を出力する。この検査信号がアクティブマウントに入力されることによって、アクティブマウント12に振動が発生するようになり、エンジン1が強制的に振動させられるようになる。こうした強制振動処理を行うにあたって、電子制御装置13は、エンジン1の負荷状態に基づいて上記強制振動処理を実施すべく検査信号を出力するか否かの判定を行う。但し、電子制御装置13は、例えば車速センサの検出信号に基づいて車両が走行状態でない(例えばアイドリング時)と判断されるときには、仮に強制振動処理の実行にかかる上記前提条件が成立している場合であっても検査信号を出力せず、同強制振動処理を禁止する。
一方、電子制御装置13は、車速センサからの検出信号により車両が走行状態であると判断されるときには、上記前提条件が成立していることを条件に検査信号を出力する、つまりエンジン1を強制的に振動させる制御を行う。ここで、検査信号について、そのデューティ比は、エンジン1の強制振動処理時に振動センサ14の検出信号の値がその最大変化幅をもって変動するように、最大値に設定されている。これにより、アクティブマウント12に振動を発生させエンジン1を強制的に振動させた場合、振動センサ14及びアクティブマウント12が正常であれば、同振動センサ14の検出信号は、上記前提条件となる変化幅を超えて大きく変化するようになる。
また、判定手段としての電子制御装置13は、エンジン1の強制振動処理時に検出される検出信号を監視し、その検出信号が上記強制振動処理時に出力された検査信号と同期しているか否かの判定を行う。電子制御装置13は、強制振動処理を実行したのにも拘らず検査信号と同期した波形が検出信号に現れない場合、即ち強制振動処理時に検出される検出信号と前記検査信号との間の相関が低いこと条件にエンジンマウント装置11に異常があると判定する。一方、電子制御装置13は、検査信号と同期した波形が検出信号に現れる場合、即ち強制振動処理時に検出される検出信号と検査信号との間の相関が高いときにはエンジンマウント装置11に異常は発生していない旨判定する。
本実施形態の異常診断装置を採用すれば、車体2の振動が検出されない旨を示す検出信号が出力されている場合、それがアクティブマウント12の制振処理によりエンジン1の振動が相殺されたことによるものか、或いはセンサ系統に異常が発生して車体2の振動とは無関係に出力されているものなのかを判定することが可能になる。従って、車体2の振動が検出されない旨を示す検出信号が出力されている場合、エンジンマウント装置11の異常を診断する際の診断結果に対する信頼性を高めると共に、同装置11のセンサ系統に異常が発生した場合にその異常を速やかに診断することができるようになる。
以下、異常診断装置による一連の処理について、その手順を図4及び図5のフローチャートを参照して説明する。図4及び図5に示す制御ルーチンは、電子制御装置13を通じて例えば所定時間毎の時間割り込みにて実行される。
図4に示す制御ルーチンでは、強制振動処理を実行するための前提条件が成立しているか否かの判定が行われる。
ここでは、先ず、振動センサ14の検出信号について、その値が所定範囲αにあるか否かが判定される(S100)。尚、検出信号がこの所定範囲αにあるか否かは、例えば検出信号の値Xが次の条件式(1)を満たすか否かに基づいて判定される。

X0−σ<X<X0+σ ・・・(1)
X0:車両が振動していない(加速度「0」)状態にあるときに出力される検出信号の値
σ:σ=α/2

この条件が満たされる場合には(S100:YES)、カウンタのカウント値iがインクリメントされる(S110)。そして、この制御ルーチンが繰り返し実行され、上記カウント値iが所定値以上になると(S130:YES)、上記検出信号は車体2に振動が発生していない旨を示していると判定される。この場合、エンジン1を強制的に振動させるために、強制振動実行フラグがオンされる(S140)。一方、前提条件が満たされない場合には(S100:N0)、強制振動実行フラグがオンされず、カウンタのカウント値が0にリセットされる(S120)。
図5に示す制御ルーチンでは、強制振動実行フラグがオンされていることを条件に、エンジン1を強制的に振動させる強制振動処理が実行される。
ここでは、先ず、車両が走行状態であるか否かが判断される(S200)。そして、車両が走行状態でない場合(S200:NO)、検査信号を出力することなく、本制御ルーチンは一旦終了される。一方、車両が走行状態である場合(S200:YES)、検査信号が出力され(S210)、上記強制振動処理が実行される。続いて、検査信号と同期して検出信号が変化するか否かの判定を行う(S220)。尚、検出信号が検査信号と同期して変化しないことは、例えば検出信号の値Xが次の条件式(2)を満たすか否かに基づいて判定される。

X0−k<X<X0+k ・・・(2)

上式(2)において「k」は所定値であり、正常時において、検査信号がアクティブマウント12に入力され、同アクティブマウント12の振動が振動センサ14によって検出された場合には、検出信号の値Xが条件式(2)を満たさなくなるように同所定値kは設定されている。
上記条件式(2)が満たされていない場合、即ち検査信号と同期して検出信号が変化した場合(S220:NO)、検査信号と相関の高い検出信号が入力されているものと判断される。この判断結果に基づいて、エンジンマウント装置11は正常であると判定される(S:230)。この場合、カウント値がリセットされるとともに、強制振動実行フラグがオフされる。
一方、検査信号と同期して検出信号が変化しない場合(S220:YES)、検査信号と相関の低い検出信号が入力されているものと判断される。その判断結果に基づいて、エンジンマウント装置11に異常が発生していると判定される(S:240)。この場合、エンジンマウント装置11に異常がある旨が電子制御装置13のメモリに記憶される。
上記実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
(1)アクティブマウント12の通常制御においては、振動センサ14の検出信号と電子制御装置13の制御信号との間に相関のない場合がある。この場合、検出信号と制御信号との間に相関の無いことが、エンジンマウント装置11のセンサ系統に異常が生じて正常な検出信号が出力されていないことに起因するものであるか、アクティブマウント12の制振処理が正常に機能しているものであるのかを判断することができない。その点、本実施形態の異常検出装置によれば、車体2が振動していない旨を示す信号が検出される場合、アクティブマウント12に検査信号を入力してエンジン1を強制的に振動させると共に、その強制振動処理時に検出される検出信号と前記検査信号との間の相関を求める。そして、その相関が低いことに基づいてエンジンマウント装置11に異常がある旨判定するようにしている。エンジン1の強制振動処理時においては、仮にエンジンマウント装置11のセンサ系統に異常が発生しているのであれば、検出信号と制御信号との間に相関が低下するようになる。従って、エンジンマウント装置11のセンサ系統に異常が発生した場合においても、同装置11の異常を適切に診断することができる。
(2)エンジンマウント装置11のセンサ系統に異常が発生した場合、振動センサ14の検出信号はその値が一定になる、或いはその変化幅が極めて小さなものになる可能性が高い。その点、本実施形態においては、こうした検出信号の変化幅を監視し、その変化幅が検出信号の最大変化幅よりも小さい状態が所定期間継続したときに強制振動処理を実行するようにしている。従って、エンジンマウント装置11のセンサ系統に異常がある場合にはその異常を速やかに判断することができるとともに、同センサ系統に異常がないのにも関わらず強制振動処理が実行されることによって車体2に不必要な振動が発生するのを極力抑制することができる。
(3)車体2が振動していない旨の検出信号が出力される場合としては、大きくは、アクティブマウント12の制振処理が正常に機能している場合と、エンジンマウント装置11のセンサ系統に異常が発生して車体2の振動とは無関係に出力している場合との二つがある。その点、本実施形態においては、車体2が振動していない旨の検出信号が所定期間継続して出力されていることを条件に、アクティブマウント12に振動を発生させて、エンジン1の強制振動処理を実行するようにしている。同構成によれば、こうした二つの場合を適切に峻別しつつ、車体2が振動していない旨の検出信号が車体2の振動とは無関係に出力されるといった異常が生じている場合に、これを速やかに診断することができるようになる。このため、エンジンマウント装置11のセンサ系統に異常が発生していると判定する一方、相関が高いことに基づいて異常が発生していないと判定することができるようになる。従って、車体2が振動していない旨の検出信号が検出されている場合、エンジンマウント装置11についてその診断結果の信頼性を高くすることができる。
(4)本実施形態においては、振動センサ14の検出信号が最大変化幅をもって変動するようにエンジン1の強制振動処理を実行する際の検査信号を生成するようにしている。つまり、アクティブマウント12に振動を発生させる際にその振動を極力大きくすることにより、検査信号をアクティブマウント12に入力して生じさせる上記強制振動とは別の振動(例えば車両走行に伴う振動等)による影響を極力抑えることができる。これにより、強制振動処理に検出される検査信号と検出手段の検出信号との相関を適切に判定することができ、エンジンマウント装置11についてその異常診断の精度を高めることができるようになる。
(5)本実施形態においては、車両が走行状態であることを条件に検査信号を出力し、エンジン1の強制振動処理を実行するようにしている。これにより、エンジン1の強制振動処理の実行に際して生じる振動についてこれを車両走行に伴って生じる振動によってマスキングすることができるようになる。従って、強制振動処理の実行によって運転者に違和感を与えるのを極力抑制することができるようになる。
尚、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・本実施形態において、電子制御装置13は、強制振動処理時に検出される検出信号に検査信号と同期した波形が現れるか否かに基づいてエンジンマウント装置11の異常判定を行うようにしていたが、これを、上記強制振動処理時の検出信号と検査信号との相関関数に基づいて異常判定を行うように変更してもよい。
・本実施形態において、検出信号の値がその最大値又は最小値で一定になる状態が所定期間継続したことを条件に、エンジン1の強制振動処理を実行するようにしてもよい。通常、振動センサ14に異常が発生した場合、その検出信号の値が検出信号の最大変化幅の最大値や最小値に張り付いた状態になる。こうしたことから、検出信号の値がその最大値又は最小値で一定になる状態が所定期間継続したことを条件に強制振動処理を実行し、強制振動処理時に検出される検出信号と検査信号との相関を求めることによって、振動センサ14の異常を速やかに診断することができるようになる。
・本実施形態において、電子制御装置13は、車両が走行状態であることを条件に強制振動処理を実行するようにしたが、異常診断処理についての前提条件が成立したときに同強制振動処理を常に実行するようにしてもよい。但し、このようにした場合には、強制振動処理の実行に伴い生じる振動に起因して運転者に違和感を与えるのを極力抑制すべく、機関アイドル運転時には同強制振動処理を禁止することが望ましい。
・本実施形態において、強制振動処理を行うに際し検出信号の値が所定範囲αにある状態が所定期間継続したことを条件に強制振動処理を実行していたが、この強制振動処理を例えば定期的に行う(走行距離や機関運転時間が所定値に達する毎に行う等)ようにしてもよい。
・本実施形態において、振動センサ14は加速度センサが用いられていたが、これを、振動速度を検出する速度センサ、振動変位を検出する変位センサに変更してもよい。
・本実施形態において、アクティブマウント12は電磁ソレノイドへの印加電圧に応じて制振特性を可変とする電磁式アクティブマウントであったが、これを負圧制御に基づき制振特性を可変とする負圧式アクティブマウント、或いは油圧制御に基づき制振特性を可変とする油圧式アクティブマウント等に変更してもよい。
エンジンマウント装置についてその全体構成を示す概略構成図。 (a)はアーマチャが弾性部材に接触した状態にあるアクティブマウントの概略断面図、(b)はアーマチャが弾性部材から離間した状態にあるアクティブマウントの概略断面図。 アクティブマウントの振動態様を説明するための説明図。 強制振動処理の処理手順を示すフローチャート。 強制振動処理にかかる処理手順を示すフローチャート。
符号の説明
1…エンジン、2…車体、11…エンジンマウント装置、12…アクティブマウント、13…電子制御装置(制御部),(強制振動手段),(判定手段)、14…振動センサ(検出手段)。

Claims (9)

  1. エンジンを車体に支持するアクティブマウントと、前記車体の振動を検出する検出手段と、前記エンジンから前記車体に振動が伝達するのを抑制すべく、前記検出手段から出力される検出信号に基づき生成される制御信号に基づいて前記アクティブマウントを制御する制御部とを備えるエンジンマウント装置の異常を診断する異常診断装置において、
    前記エンジンを強制的に振動させる強制振動処理を実行する強制振動手段と、
    前記強制振動処理時に検出される前記検出手段の検出信号に基づいて前記アクティブマウントに異常がある旨判定する判定手段とを備える
    ことを特徴とするエンジンマウント装置の異常診断装置。
  2. 請求項1記載のエンジンマウント装置の異常診断装置において、
    前記強制振動手段は、前記制御信号とは異なる検査信号を前記アクティブマウントに入力して前記エンジンを強制的に振動させる
    ことを特徴とするエンジンマウント装置の異常診断装置。
  3. 請求項2記載のエンジンマウント装置の異常診断装置において、
    前記判定手段は、前記強制振動処理時に検出される前記検出手段の検出信号と前記検査信号との相関が低いことに基づいて前記アクティブマウントに異常がある旨判定する
    ことを特徴とするエンジンマウント装置の異常診断装置。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか1項に記載のエンジンマウント装置の異常診断装置において、
    前記強制振動手段は前記検出信号の変化幅を監視し、同変化幅が前記検出信号の最大変化幅よりも小さい状態が所定期間継続したことを条件に前記強制振動処理を実行する
    ことを特徴とするエンジンマウント装置の異常診断装置。
  5. 請求項4記載のエンジンマウント装置の異常診断装置において、
    前記強制振動手段は、前記車体が振動していない旨の検出信号が所定期間継続して出力されていることを条件に前記強制振動処理を実行する
    ことを特徴とするエンジンマウント装置の異常診断装置。
  6. 請求項4記載のエンジンマウント装置の異常診断装置において、
    前記強制振動手段は、前記検出信号がその最大変化幅における最大値及び最小値のいずれか一方である状態が所定期間継続していることを条件に前記強制振動処理を実行する
    ことを特徴とするエンジンマウント装置の異常診断装置。
  7. 請求項1〜6のうちいずれか1項に記載のエンジンマウント装置の異常診断装置において、
    前記強制振動手段は、前記検出手段の検出信号が最大変化幅をもって変動するように前記強制振動処理を実行する際の検査信号を生成する
    ことを特徴とするエンジンマウント装置の異常診断装置。
  8. 請求項1〜7のうちいずれか1項に記載のエンジンマウント装置の異常診断装置において、
    前記強制振動手段は、車両が走行状態であることを条件に前記強制振動処理を実行する
    ことを特徴とするエンジンマウント装置の異常診断装置。
  9. 請求項1〜7のうちいずれか1項に記載のエンジンマウント装置の異常診断装置において、
    前記強制振動手段は、車両がアイドル運転時であるときに前記強制振動処理を禁止する
    ことを特徴とするエンジンマウント装置の異常診断装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009215930A (ja) * 2008-03-10 2009-09-24 Denso Corp ノック検出系異常診断置
US8056396B2 (en) 2008-02-27 2011-11-15 Denso Corporation Knock detection device and knock detection system diagnosis device
JP2015025480A (ja) * 2013-07-25 2015-02-05 日産自動車株式会社 防振装置の制御装置

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