JP2006264386A - 歩行者用エアバッグ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】取付強度を向上させて、エアバッグをケースに保持させる歩行者用エアバッグ装置を提供すること。
【解決手段】歩行者用エアバッグ装置Mは、エアバッグ34と、エアバッグ及びインフレーター25を収納するケース21と、を備える。エアバッグ34は、ケース側に延びる取付片部59を、ケース21に取り付けて、ケース21に保持される。取付片部59は、エアバッグ側に連結される基部59aと、ケース側に取り付けられる取付端部59bと、を備える。取付端部59bは、断面U字状のループ部61として構成されるとともに、ループ部61の先端61aは、ケースに固定されるリテーナ30によって、ケース21に取り付けられる。基部59aは、ループ部61のケースへの取付位置61aから二又状に延びて、それぞれ、エアバッグ側に連結される二つの連結部60・60から、構成されている。
【選択図】図13

Description

本発明は、車両のフードパネルやカウル等に搭載されて、膨張用ガスの流入時、少なくともカウルの上方付近を覆うエアバッグ、を備えて構成される歩行者用エアバッグ装置に関する。
従来、歩行者用エアバッグ装置では、インフレーターからの膨張用ガスの流入時、少なくともカウルの上方側を覆うように膨張するエアバッグと、折り畳まれたエアバッグ及びインフレーターを収納するケースと、を備えて構成されていた(例えば、特許文献1参照)。そして、エアバッグは、ケースに保持されたインフレーターと接続されるとともに、ケース側に延びる取付片部を、ケースに取り付けて、ケースに保持されていた。
特開2003−252138号公報
しかし、従来の歩行者用エアバッグ装置では、エアバッグから延びる取付片部が、単に、ベルト状として、ケースにボルト止めされているだけであり、展開膨張途中で、前後方向両側等の種々の方向に揺動し易いエアバッグを、ケース側に取り付けておく強度に関し、改善の余地があった。
本発明は、上述の課題を解決するものであり、取付強度を向上させて、エアバッグをケースに保持させる歩行者用エアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明に係る歩行者用エアバッグ装置は、インフレーターからの膨張用ガスの流入時、少なくともカウルの上方側を覆うように膨張するエアバッグと、
折り畳まれたエアバッグ及びインフレーターを収納するケースと、
を備えて構成され、
エアバッグが、ケース側に延びる取付片部を、ケースに取り付けて、ケースに保持される構成の歩行者用エアバッグ装置であって、
取付片部が、エアバッグ側に連結される基部と、ケース側に取り付けられる取付端部と、を備え、
取付端部が、断面U字状のループ部として構成されるとともに、ループ部の先端が、ケースに固定される取付手段、若しくは、ケースに一体化された取付手段、によって、ケースに取り付けられ、
基部が、ループ部のケースへの取付位置から二又状に延びて、それぞれ、エアバッグ側に連結される二つの連結部から、構成されていることを特徴とする。
本発明に係る歩行者用エアバッグ装置では、エアバッグをケースに取り付けておく取付片部が、ケース側の取付端部を、断面U字状のループ部として、形成され、ループ部の先端のケースへの取付位置から、二又状に延びる連結部を、エアバッグ側に連結させる基部としている。
すなわち、インフレーターからの膨張用ガスを流入させて、エアバッグが展開膨張する際、エアバッグが前後両側等の二方向に揺動しても、取付片部におけるケースへの取付位置から二又状に延びる連結部相互が、それぞれ、揺動する際の方向に応じて、分散して、引張力を受けることとなって、取付片部が、安定して、エアバッグをケースに取り付けておくことができる。
また、取付片部のループ部は、基部側にかけて、二又状の連結部に分岐させていても、ケースへの取付時には、単に、取付手段を利用して、ループ部の先端の一箇所を取り付けるだけであって、取付作業が煩雑とはならない。逆に、ループ部内に取付手段を挿入させて、複数のループ部を、一括して、ケースに取付固定したり、あるいは、ループ部内に取付手段を挿入させて、ループ部を単に係止させてケースに取付固定させることもでき、取付片部のケースへの取付作業を簡便にさせることも可能となる。
したがって、本発明に係る歩行者用エアバッグ装置では、取付強度を向上させて、エアバッグをケースに保持させることができ、さらに、エアバッグのケースへの取付作業を簡便にすることも可能となる。
そして、ケースが、折り畳まれたエアバッグを突出可能に、上方を開口させた筒状の周壁部と、周壁部の下方を塞ぐ底壁部と、を備えた箱形状として、エアバッグが、膨張用ガスを流入させて膨らむ膨張部と、インフレーターからの膨張用ガスを膨張部に流入可能な流入口部と、取付片部と、を備えて構成される場合には、取付片部は、膨張部とケースとを連結するように配設するとともに、膨張時におけるエアバッグの周壁部の開口からの突出時、膨張部を、周壁部の上端付近の上方に配置可能な長さ寸法として、構成することが望ましい。
このような構成では、膨張するエアバッグが、膨張用ガスを流入させてケースから突出する際、取付片部による膨張部のケースからの離脱規制が、膨張部をケースの周壁部の上端付近の上方に配置させる状態で、規制することから、膨張部は、周壁部の上端面の内周縁に強く押し付けられた状態で、膨張せず、周壁部の上端内周縁からの傷付けを防止されて、膨張を完了させることができる。
この場合、周壁部の開口からの突出時における膨張部のケースからの離脱を規制する取付片部の長さ寸法が、周壁部の開口からのエアバッグの突出時、流入口部における膨張部までの部位に、エアバッグの突出方向に沿う引張力を作用させない寸法に、設定すれば、エアバッグのケースからの突出時、ケースから突出する膨張部の引張力に対して、取付片部が対抗して、ケースから突出する膨張部の引張力は、インフレーターとエアバッグの膨張部とを連結する流入口部に、直接、作用せず、流入口部と膨張部との連結部位に、ガス漏れ等を生ずるような破損を発生させることを、防止することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明すると、実施形態の歩行者用エアバッグ装置Mは、図1〜3に示すように、車両Vのフードパネル8の後部8a側に搭載されて、エアバッグ34、エアバッグ34に膨張用ガスを供給するインフレーター25、折り畳まれたエアバッグ34とインフレーター25とを収納するケース21、及び、エアバッグ34に押されて開くカバー16、を備えて構成されている。
なお、本明細書では、前後と上下の方向は、それぞれ、車両Vの前後と上下と一致する方向を基準とし、左右の方向は、車両Vの前方側から後方側を見た際の左右の方向を基準とする。
また、車両Vには、図1に示すように、フロントバンパ5に、歩行者との衝突を検知若しくは予知可能なセンサ6が配設され、図示しないエアバッグ作動回路が、歩行者との衝突を検知した信号をセンサ6から入力させた際、インフレーター25を作動させて、インフレーター25から吐出される膨張用ガスによって、エアバッグ34を展開膨張させるように、構成されている。
さらに、フードパネル8は、図1〜3に示すように、曲げ塑性変形可能なアルミニウム(アルミニウム合金)等から形成される板金製として、上面側のアウタパネル13と、下面側に位置して、アウタパネル13より強度を向上させたインナパネル9と、を備えて構成されている。このフードパネル8は、後縁8bの左右両縁付近に配設される図示しないヒンジ部を介して、車両Vのボディ(車体)1側に連結支持されており、前開きタイプとしている。
アウタパネル13には、略長方形形状に上下方向に貫通した配設孔14が開口され、インナパネル9には、配設孔14の開口に対応して、エアバッグ装置Mのケース21を収納する箱形状の配設凹部10が、形成されている。配設孔14の周縁は、配設凹部10の周縁とともに、下方に下がる段差13bを設けて、形成され、段差13bにカバー16の外周縁を嵌挿させた際に、カバー16の上面16aがアウタパネル13の上面13aと連なるように、構成されている。
配設凹部10の底面は、取付座11として構成され、取付座11には、インフレーター25やリテーナ30から延びるボルト27・31を挿通させる図示しない複数の取付孔が、上下方向に貫通されている。
カバー16は、板金製として、外周縁の下面には、複数の係止脚17を下方へ突設させるとともに、後縁の下面側には、複数の可撓性を有した連結片18を連結させている。各係止脚17は、ケース21のフランジ部22aに設けられた係止孔22bに挿入されて、フランジ部22aに係止され、連結片18は、下端側を、ケース21の周壁部22の後壁部22c側に、止めねじ19によって、取り付けられている。このカバー16は、膨張するエアバッグ34に押された際に、エアバッグ34の押圧力によって各係止脚17を係止孔22bから引き抜いて、ケース21の開口21aを開けることとなる。その際、連結片18が、ケース21からのカバー16の離脱を、防止することとなる。
ケース21は、図3・4に示すように、板金製として、略四角筒形状の周壁部22と、周壁部22の下方を塞ぐ底壁部23と、を備えて構成され、周壁部22の上端の開口21aが、カバー16によって、覆われるように、配設されている。周壁部22の上端側の開口21aは、インナパネル9の配設凹部10やアウタパネル13の配設孔14と対応して、フードパネル8の後縁8bに沿うように、左右方向の中央部位を前方側へ突出させるように、湾曲した形状としている。
周壁部22の上端には、アウタパネル13の配設孔14の内周面に突き合わせるようなフランジ部22aが、外方へ突設され、フランジ部22aには、既述したように、係止脚17を挿入係止させる複数の係止孔22bが形成されている。また、周壁部22の後部側の後壁部22cには、既述したように、連結片18の下端が止めねじ19によって固定されている。なお、実施形態の場合、係止孔22bは、係止脚17と対応して、フランジ部22aの前後で、左右の両端付近と左右方向の中央付近との五箇所ずつに、形成され、止めねじ19の固定部位は、連結片18の数に対応して、後壁部22cの四箇所、としている。
底壁部23には、インフレーター25やリテーナ30のボルト27・31を挿通させる複数の取付孔23a・23bが、上下方向に貫通されている。なお、実施形態の場合、各ボルト27・31は、底壁部23だけでなく、インナパネル9の取付座11も貫通して、ナット28・32止めされることとなる。
インフレーター25は、図2〜4に示すように、シリンダタイプとして、二本使用され、それぞれ、ガス吐出口26を配設させた先端25a側を、左右の外方側に配置させて、底壁部23の中央付近から左右に分かれるように、配設されている。各インフレーター25には、下方へ突出する複数の段差付きの取付ボルト27が配設され、各取付ボルト27を、ケース21の底壁部23の取付孔23aを経て、インナパネル9を貫通させ、ナット28止めすることにより、インフレーター25が、ケース21に取り付けられるとともに、インナパネル9に対しても、ケース21とともに、取り付けられることとなる。また、各インフレーター25は、エアバッグ34の流入口部41における挿入口部42の挿入口42aに挿入されて(図7参照)、挿入口部42の外周面をクランプ68によって締め付けることにより、エアバッグ34における流入口部41の挿入口部42に、接続されることとなる。
エアバッグ34は、図1・2・6・7・15に示すように、インフレーター25から吐出される膨張用ガスGを内部に流入させて展開膨張するもので、ポリエステル糸やポリアミド糸等を使用した織布から形成されている。エアバッグ34は、膨張用ガスGを流入可能なガス流入部36を備えたエアバッグ本体35と、エアバッグ本体35をケース21に保持させるための複数の取付片部59と、から構成されている。
エアバッグ本体35のガス流入部36は、膨張用ガスGの流入時、折り畳まれた状態から膨張する膨張部37を備えて構成され、膨張部37には、膨張用ガスを流入させる流入口部41が、連通するように配設されている。膨張部37は、図1・2の二点鎖線に示すように、膨張完了時の形状を、正面から見て、左右方向に幅広とした略U字形状に形成されるもので、左右方向に沿って配設される横膨張部38と、横膨張部38の左右両端からフロントピラー4・4の前面側を覆うように後方側に延びて、ピラーカバー部の役目を果たす縦膨張部39・39と、を備えて構成されている。
横膨張部38は、図1・2・12に示すように、エアバッグ34の膨張完了時において、フードパネル8の後部8a付近の上面からフロントウィンドシールド3の下部3a付近までの領域を、左右方向の略全長にわたって覆うように、構成されている。そして、フードパネル8とフロントウィンドシールド3との間には、カウルパネル2aと、カウルパネル2aの上方に配設されるカウルルーバ2bと、から構成されるカウル2が、配設されている。そのため、エアバッグ34の横膨張部38は、カウルカバー部としての作用を果たし、膨張完了時に、フードパネル8の後部8aとカウル2との上方側とを略全面にわたって覆い可能な構成とされている。
流入口部41は、図5〜8に示すように、横膨張部38の後部側の下面側の左右両側付近に、それぞれ、配設され、インフレーター25の先端25aを挿入させる挿入口部42と、挿入口部42の挿入口42aから離れた端部から横膨張部38側に、略直交方向に屈曲する連通部43と、を備えたL字状の筒形状として、構成されている。なお、左右の流入口部41は、挿入口42aを相互に対向させるとともに、各挿入口部42の軸方向を略左右方向に沿わせて、配設されている。
また、エアバッグ本体35における横膨張部38の各流入口部41の内部側には、連通部43に連通して、軸方向を略左右方向に沿わせた円筒状の整流部45が、配設されている。整流部45は、流入口部41側からの膨張用ガスGを、左右両端のガス流出口45a・45aから、左右方向両側へ流出させることとなる。
なお、実施形態の場合、流入口部41とそれに連なる整流部45とは、エアバッグ本体35の膨張部37と別体として、一体的に形成されるガス導入筒部51から、形成されている。ガス導入筒部51は、実施形態の場合、図10・11に示すように、平らに展開した筒部用布材52を、挿入口部42におけるエアバッグ本体35の膨張部37から離れる端部側を折目F0として、二つ折りし、挿入口部42の挿入口42aと整流部45のガス流出口45a・45aとを開口させた状態で、外周縁相互を縫合して、形成されている。さらに、実施形態の場合には、筒部用布材52は、図6・7に示すように、ポリエステル糸等を使用した織布から形成され、本体布53と、本体布53における流入口部41と整流部45の流入口部41の近傍部位との内周面側に配置される補強布54と、の二枚から形成されている。
一方、エアバッグ本体35のガス流入部36(膨張部37)は、図4・6・7・10に示すように、ガス流入部36の周壁36aを形成する部材が、二枚の基布47・48から形成されている。基布47・48は、ポリエステル糸等を使用した織布から形成されて、相互に外形を略同一形状として、基布47が、エアバッグ本体35の膨張完了時に、上面側に位置する上壁部47を構成し、基布48が、エアバッグ本体35の膨張完了時に、下面側に位置して、ボディ(車体)1側のカウル2やピラー4等の上面側に接するように配置される下壁部48を構成することとなる。
そして、下壁部48には、各ガス導入筒部51の流入口部41をエアバッグ本体35内から突出させるためのガス導入口49が、形成されている。なお、各ガス導入筒部51は、整流部45の流入口部41近傍の部位を、ガス導入口49の周縁に縫合して、エアバッグ本体35の膨張部37と接続されている。
また、横膨張部38には、ガス導入口49の前方側における横膨張部38の前後方向の中央部位に、左右方向に沿うように、厚さ規制部56が、配設されている。厚さ規制部56は、膨張時の横膨張部38を、フードパネル8の後縁8b側で、厚さ方向を上下方向に沿うように配置させた板状(長方形板状)に、膨張させるために、配設されている。実施形態の場合、厚さ規制部56は、上・下壁部47・48相互を縫合糸56aにより縫合して、形成されている。なお、厚さ規制部56は、左右の縦膨張部39と横膨張部38との境界部位付近まで、延びている。
さらに、実施形態の場合、各縦膨張部39・39の部位にも、厚さを規制した板状としてフロントピラー4を覆えるように、厚さ規制部57が形成されている。各厚さ規制部57は、上・下壁部47・48に縫合した帯状の布材57aの先端相互を縫合して、形成されている。
エアバッグ本体35をケース21に保持させるための取付片部59は、図5・6・8・9に示すように、ポリエステル糸等を使用した織布から形成され、エアバッグ本体35の横膨張部38側に連結される基部59aと、ケース21側に取り付けられる取付端部59bと、を備えて構成され、実施形態の場合には、左右の流入口部41付近の前後に、配設されている。
そして、各取付片部59は、二つ折りした帯状として形成され、取付端部59bが、断面U字状のループ部61として構成されるとともに、基部59aが、ループ部61のケース21への取付位置61aから二又状に延びて、エアバッグ本体35の横膨張部38側に連結される二つの連結部60・60から構成されている。なお、実施形態の場合、左右方向に幅広としているため、連結部60は、幅広の帯状(ベルト状)に形成され、ベルト部60とも言える。そして、各連結部60は、先端を、横膨張部38の下壁部48に対し、縫合糸Sを利用した縫合により、連結されている。なお、この各連結部60を下壁部48に結合させる際、実施形態の場合には、一括して、結合させることができるように、先端相互を、上下に重ねて、縫合させている。
また、実施形態の場合、各ループ部61の先端61aは、ケース21に固定される取付手段としてのリテーナ30により、ケース21の底壁部23に取り付けられている。
リテーナ30は、実施形態の場合、図2〜4に示すように、二つの流入口部41の周縁に、それぞれ、二箇所ずつ、取付片部59が配設されており、各流入口部41の二つずつの取付片部59を、ケース21に取り付けることができるように、二つ使用されている。そして、各リテーナ30は、鋼板等の金属製とし、上方から見て、横向きのU字形状として形成され、左右方向に延びる二本の横棒部30a・30aと、横棒部30a・30aの端部相互を連結する縦棒部30bと、を備えて構成されている。各横棒部30aの左右両端付近には、下方へ突出するボルト31が突設されている。そして、各横棒部30aを、各流入口部41の前後のループ部61に挿入して、ループ部61を各横棒部30aのボルト31・31間に配置させ、各ボルト31を、ケース21の底壁部23の取付孔23bを貫通させるとともに、インナパネル9から突出させ、ナット32止めすることにより、各取付片部59が、ケース21に取り付けられ、さらに、ケース21とともに、インナパネル9に固定されることとなる。
そして、各取付片部59は、図13に示すように、エアバッグ34の膨張時に、横膨張部38がケース21の周壁部22の上端22a付近より上方に、突出するように、基部59aと取付端部59bとの長さ寸法L0(図6参照)が、設定されている。
また、エアバッグの流入口部41における連通部43の上下方向の長さ寸法は、横膨張部38のケース21からの突出時、連通部43と横膨張部38との連結部位、すなわち、ガス導入口49の周縁におけるガス導入筒部51との縫合部位55に、引張力が作用しないような長さ寸法に、設定されている。換言すれば、ガス導入口49の周縁におけるガス導入筒部51との縫合部位55に引張力が作用しないように、エアバッグ34の膨張時における横膨張部38のケース底壁部23からの離隔距離が、各取付片部59によって、規制されている。
すなわち、取付片部59における基部59aと取付端部59bとの長さ寸法L0(図6参照)は、ケース21の周壁部22における底壁部23からの略高さ寸法L1(図14参照)以上で、かつ、縫合部位55に引張力が作用する状態での横膨張部38の底壁部23からの略高さ寸法L2(図14参照)未満、に設定されている。
このエアバッグ34の製造について述べると、予め、所定形状に裁断した上・下壁部47・48に、それぞれ、各厚さ規制部57を形成する布材57a・57aを縫合しておき、また、下壁部48に、各ガス導入口49を形成するとともに、各取付片部59の連結部60・60の先端を縫合させておく。さらに、筒部用布材52の本体布53に補強布54を重ねて、折目F0で二つ折りして、図11に示すように、外周縁相互の一点鎖線で示すエリア52aの部位を縫合して、流入口部41を筒状に形成するとともに、整流部45の下縁側となる部位相互を、縫合する。なお、縫合には、ポリエステル糸等の縫合糸Sを使用して、行う。
そして、エアバッグ本体35の内周面側から外周面側に流入口部41を突出させるように、下壁部48の各ガス導入口49に流入口部41を挿入させ、各ガス導入口49の周縁に、筒部用布材52の整流部45を形成する側における流入口部41の近傍を重ね、筒部用布材52の二点鎖線で示すエリア52b(図11参照)とガス導入口49の周縁とを縫合する。
その後、筒部用布材52における整流部45を形成する側の端縁のエリア52c相互(図11参照)を重ねて縫合すれば、整流部45を形成して、ガス導入筒部51を製造することができる。
その後、布材57aの端末相互を縫合するとともに、下壁部48の上に上壁部47を重ねて、上・下壁部47・48の外周縁相互を縫合し、さらに、厚さ規制部56の部位で、縫合糸56aを使用して、上・下壁部47・48相互を縫合すれば、エアバッグ34を製造することができる。なお、各取付片部59は、上・下壁部47・48の外周縁相互の縫合直前に、連結部60・60の先端相互を下壁部48に結合させてもよい。
このように製造したエアバッグ34は、ケース21に収納可能に折り畳んだ後、インフレーター25と接続させて、リテーナ30を使用して、ケース21に取り付けることとなる。
エアバッグ34の折り畳みは、上壁部47と下壁部48とを相互に重ねて平らに展開させた状態から、ケース21に収納可能に、前後方向の幅寸法を狭めるように、左右方向の折目を付ける横折り工程と、左右方向の幅寸法を狭めるように、前後方向の折目を付ける縦折り工程と、を経て折り畳む。実施形態の場合に、横折り工程を経た後、縦折り工程で折り畳んで、折り畳み工程を完了させている。
そして、横折り工程では、図12のA・Bに示すように、上壁部47と下壁部48とを相互に重ねて平らに展開させた状態から、まず、横膨張部38における左右の流入口部41・41の前方側となる前部側部位63を、横膨張部38の前縁38aを流入口部41に接近させるように下壁部48の側で巻いて、ロール折りするとともに、左右の流入口部41・41の後方側における横膨張部38及び左右の縦膨張部39からなる後部側部位64を、左右の縦膨張部39の後縁39aを流入口部41に接近させるように下壁部48の側で巻いて、ロール折りする。ついで、図12のB・Cに示すように、ロール折りした後部側部位64を流入口部41・41の上方に配置させ、さらに、図12のC・Dに示すように、後部側部位64の上方に、ロール折りした前部側部位63を載せて、前後方向の幅寸法をケース21の開口21aにおける前後方向の幅寸法に対応させるように、ロール折り完了体66を形成して、横折り工程を完了させる。
ついで、ケース21の開口21aの左右方向の幅寸法に対応させて、ロール折り完了体66の左右方向の幅寸法を狭めるように、図12のD・Eに示すように、左右の端部66b・66bを、上方側から中央66a側に折り畳んで、縦折り工程を完了させれば、エアバッグ34の折り畳み工程を終了させることができる。
エアバッグ34を折り畳んだ後には、折り崩れ防止用のラッピング材で、折り畳んだエアバッグ34をくるみ、その後、インフレーター25・25を、エアバッグ34の各流入口部41における挿入口部42の挿入口42aに挿入させて、クランプ68の止め輪68aをボルト68b・ナット68c止めして、挿入口部42をインフレーター25の先端25aに押圧して、エアバッグ34と各インフレーター25・25とを連結する。そして、各連結片部59のループ部61にリテーナ30の横棒部30aを挿入し、エアバッグ34とインフレーター25とをケース21に収納させて、インフレーター25やリテーナ30の各ボルト27・31をケース21の底壁部23の取付孔23a・23bから突出させ、各ボルト27・31に、底壁部23からの抜け防止用の図示しないスプリングワッシャを嵌め、さらに、予め、ケース21の後壁部22cに各連結片18をねじ19止めしておいたカバー16を、各係止脚17を係止孔22bに挿入係止させて、ケース21に組み付ければ、歩行者用エアバッグ装置Mを、組み立てることができる。
そして、車両Vのボディ1側に組み付けられているフードパネル8のインナパネル9に対し、各ボルト27・31をインナパネル9の取付座11に貫通させて、各ボルト27・31にナット28・32を締結すれば、歩行者用エアバッグ装置Mを車両Vに搭載することができる。
なお、車両Vへの歩行者用エアバッグ装置Mの搭載時、図示しないエアバッグ作動回路からの作動信号入力用のリード線を、インフレーター25側に接続させておく。
そして、この実施形態の歩行者用エアバッグ装置Mでは、車両搭載状態において、エアバッグ作動回路からインフレーター25・25に作動信号が入力されれば、各インフレーター25から膨張用ガスGが吐出され、エアバッグ34が、膨張用ガスGを流入させて膨張する。そして、ケース21の開口21aを覆っていたカバー16が、エアバッグ34に押されて、係止脚17を係止孔22bから引き抜かせて、開口21aを開口させ、エアバッグ34は、開口21aから上方に向かって突出し、膨張を完了させることとなる。
そして、実施形態の歩行者用エアバッグ装置Mでは、収納部位としてのケース21に収納されたエアバッグ34に、流入口部41から膨張用ガスGが流入されれば、折り畳み工程と略逆の工程で、折りを解消しつつ、展開膨張する。
すなわち、展開膨張するエアバッグ34は、まず、横膨張部38の流入口部41・41付近を膨らませることから、図3・13に示すように、後部側部位64の流入口部41・41付近が膨張し、エアバッグ34は、左右方向の幅寸法を広げつつ、後部側部位64の上方に配置させていた前部側部位63を、ケース21から突出させるように押し上げる。そして、流入口部41・41から流入した膨張用ガスGが、図15に示すように、横膨張部38における厚さ規制部56の後方側を膨らませて、厚さ規制部56の左右両端付近から、前方側と後方側とに流れ、後方側に流れる膨張用ガスGBにより、左右の縦膨張部39・39が膨張され、と同時に、前方側に流れる膨張用ガスGFにより、横膨張部38における厚さ規制部56の前方側の部位が膨張する。
この展開膨張時、図14の二点鎖線に示すように、前部側部位63と後部側部位64とは、それぞれ、前端側と後端側との端縁38a・39a側を、下壁部48側で巻くロール折りとしていることから、端縁38a・39a側を、極力、車体1側のフードパネル8やフロントピラー4に接近させつつ、展開して、エアバッグ34は、フードパネル8やフロントピラー4からの浮き上がりを抑えて展開し、カウル2付近のフードパネル8の上面側のみならず、左右のフロントピラー4の前面側にも、円滑に、配置され、そして、厚さを厚くするように膨張する。
そして、実施形態の歩行者用エアバッグ装置Mでは、エアバッグ34をケース21に取り付けておく取付片部59が、ケース21側の取付端部59bを、断面U字状のループ部61として、形成され、ループ部61の先端のケース21への取付位置61aから、二又状に延びる連結部60を、エアバッグ34側に連結させる基部59aとしている。そのため、インフレーター25からの膨張用ガスGを流入させて、エアバッグ34が展開膨張する際、エアバッグ34が前後両側等の二方向に揺動しても、取付片部59におけるケースへの取付位置から二又状に延びる連結部60相互が、それぞれ、揺動する際の方向に応じて、分散して、引張力F1・F2を受けることとなって(図13参照)、取付片部59が、安定して、エアバッグ34をケース21に取り付けておくことができる。
また、取付片部59のループ部61は、基部59a側にかけて、二又状の連結部60・60に分岐させていても、ケース21への取付時には、単に、取付手段としてのリテーナ30を利用して、ループ部61の先端61aの一箇所を取り付けるだけであって、取付作業が煩雑とはならない。逆に、ループ部61内にリテーナ30の横棒部30aを挿入させて、複数のループ部61を、一括して、ケース21に取付固定することができ、取付片部59のケース21への取付作業を簡便にさせることも可能となる。
したがって、実施形態の歩行者用エアバッグ装置Mでは、取付強度を向上させて、エアバッグ34をケース21に保持させることができ、さらに、エアバッグ34のケース21への取付作業を簡便にすることも可能となる。
そして、実施形態の場合、取付片部59が、横膨張部38とケース21の底壁部23とを連結するように配設するとともに、膨張時におけるエアバッグ34の周壁部22の開口21aからの突出時、横膨張部38を周壁部22の上端22a付近の上方に配置可能な長さ寸法L0として、構成されている。そのため、膨張するエアバッグ34が、膨張用ガスGを流入させてケース21から突出する際、取付片部59による横膨張部38のケース21からの離脱規制が、横膨張部38をケース21の周壁部22の上端22a付近の上方に配置させる状態で、規制することから、横膨張部38が、周壁部22の上端面の内周縁、すなわち、周壁部22のフランジ部22aの内周縁付近に強く押し付けられた状態で、膨張せず、周壁部22の上端内周縁からの傷付けを防止されて、膨張を完了させることができる。
さらに、実施形態では、周壁部22の開口21aからの突出時における横膨張部38のケース21からの離脱を規制する取付片部59の長さ寸法L0が、周壁部22の開口21aからのエアバッグ34の横膨張部38の突出時、流入口部41における横膨張部38までの部位に、エアバッグ34の突出方向に沿う引張力を作用させない寸法、すなわち、流入口部41近傍の縫合部位55のケース底壁部23からの高さが、縫合部位55に引張力を作用させない高さ寸法L2未満となるように、設定されており、エアバッグ34のケース21からの突出時、ケース21から突出する横膨張部38の引張力に対して、取付片部59が対抗して、ケース21から突出する横膨張部38の引張力は、インフレーター25とエアバッグ34の膨張部34とを連結する流入口部41近傍の縫合部位55に、直接、作用せず、流入口部41と横膨張部38との連結部位55に、ガス漏れ等を生ずるような破損を発生させることを、防止することができる。
なお、実施形態では、取付片部59の連結部60を幅広の帯状とした場合を示したが、エアバッグ本体34の膨張部37とケース21とを連結でき、エアバッグ本体34とともに折り畳めれば、金属製や布製のワイヤ・紐等から、取付片部59を形成してもよい。
また、取付片部59のループ部61をケース21に取り付ける取付手段は、ボルトでもよく、その場合には、ループ部61の先端61aとケース21側に、ボルト挿通用の穴を開け、ナット止めするように、構成すればよい。
さらに、取付手段は、リテーナ30やボルト等のケース21と別体として、ケース21側に取付固定する部材だけでなく、ケース21自体の底壁部23や周壁部22に一体的に形成されている取付手段を利用してもよい。例えば、図16・17に示すように、ケース21の周壁部22に、プレス加工や溶接等によって、取付手段としての鍵状の係止片30Aを設け、係止片30Aに取付片部59Aのループ部61に係止片30Aの鍵片部30cを挿入させて、鍵片部30cにループ部61を係止させて、ループ部61をケース21に取り付けている。ちなみに、係止片30Aは、ケース21の底壁部に設けてもよく、さらに、鍵片部30cからのループ部61のはずれ防止のため、複数の係止片30Aを設けて、それらの係止片30Aに、一つのループ部61を係止させてもよい。なお、図例の取付片部59Aは、基部59a側の連結部60をワイヤ状(紐状)に形成している。
さらに、実施形態では、歩行者用エアバッグ装置Mの搭載箇所として、フードパネル8の部位を例示したが、フードパネル8でなく、カウル2の前部側等のボディ1側の部位に、歩行者用エアバッグ装置Mを搭載してもよい。
本発明の一実施形態である歩行者用エアバッグ装置を搭載させた車両の側面図である。 実施形態の歩行者用エアバッグ装置を搭載させた車両の平面図である。 実施形態の歩行者用エアバッグ装置の車両前後方向に沿った概略縦断面図であり、図2のIII−III部位に対応する。 実施形態の歩行者用エアバッグ装置におけるエアバッグ、インフレーター、リテーナ、及び、ケースの分解斜視図である。 実施形態の歩行者用エアバッグ装置に使用するエアバッグを単体で膨張させた状態の平面図である。 実施形態のエアバッグの縦断面図であり、図5のVI−VI部位に対応する。 実施形態のエアバッグの部分縦断面図であり、図5のVII−VII部位に対応する。 実施形態のエアバッグの下方側から見た部分斜視図であり、流入口部付近を示す。 実施形態のエアバッグの上方側から見た部分破断斜視図であり、整流部付近を示す。 実施形態のエアバッグを構成する部材を示す平面図である。 実施形態のエアバッグに使用する筒部用布材を示す展開図である。 実施形態のエアバッグの折り畳み工程を順に説明する図である。 実施形態の歩行者用エアバッグ装置の作動当初を示す断面図である。 実施形態の歩行者用エアバッグ装置の作動状態を示す断面図であり、図13の後の状態を示す。 実施形態の歩行者用エアバッグ装置の作動時おける膨張用ガスの流れを説明する図である。 実施形態の取付片部をケースに取り付ける取付手段の変形例を示す正面図である。 図16のXVII−XVII部位の断面図である。
符号の説明
2…カウル、
21…ケース、
21a…開口、
22…周壁部、
22a…(上端)フランジ部、
23…底壁部、
25…インフレーター、
30…(取付手段)リテーナ、
30A…(取付手段)係止片、
34…エアバッグ、
38…(膨張部)横膨張部、
41…流入口部、
59・59A…取付片部、
59a…基部、
59b…取付端部、
60…連結部、
61…ループ部、
V…車両、
G・GB・GF…膨張用ガス、
M…歩行者用エアバッグ装置。

Claims (3)

  1. インフレーターからの膨張用ガスの流入時、少なくともカウルの上方側を覆うように膨張するエアバッグと、
    折り畳まれた前記エアバッグ及び前記インフレーターを収納するケースと、
    を備えて構成され、
    前記エアバッグが、前記ケース側に延びる取付片部を、前記ケースに取り付けて、前記ケースに保持される構成の歩行者用エアバッグ装置であって、
    前記取付片部が、前記エアバッグ側に連結される基部と、前記ケース側に取り付けられる取付端部と、を備え、
    前記取付端部が、断面U字状のループ部として構成されるとともに、前記ループ部の先端が、前記ケースに固定される取付手段、若しくは、前記ケースに一体化された取付手段、によって、前記ケースに取り付けられ、
    前記基部が、前記ループ部の前記ケースへの取付位置から二又状に延びて、それぞれ、前記エアバッグ側に連結される二つの連結部から、構成されていることを特徴とする歩行者用エアバッグ装置。
  2. 前記ケースが、折り畳まれた前記エアバッグを突出可能に、上方を開口させた筒状の周壁部と、該周壁部の下方を塞ぐ底壁部と、を備えた箱形状として、
    前記エアバッグが、膨張用ガスを流入させて膨らむ膨張部と、前記インフレーターからの膨張用ガスを前記膨張部に流入可能な流入口部と、前記取付片部と、を備えて構成され、
    前記取付片部が、前記膨張部と前記ケースとを連結するように配設されるとともに、膨張時における前記エアバッグの前記周壁部の開口からの突出時、前記膨張部を、前記周壁部の上端付近の上方に配置可能な長さ寸法として、構成されていることを特徴とする請求項1に記載の歩行者用エアバッグ装置。
  3. 前記周壁部の開口からの突出時における前記膨張部の前記ケースからの離脱を規制する前記取付片部の長さ寸法が、前記周壁部の開口からの前記エアバッグの突出時、前記流入口部における前記膨張部までの部位に、前記エアバッグの突出方向に沿う引張力を作用させない寸法に、設定されていることを特徴とする請求項2に記載の歩行者用エアバッグ装置。
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