JP2006264379A - 車両用開閉ドアの窓組立体とそのガスケット - Google Patents
車両用開閉ドアの窓組立体とそのガスケット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2006264379A JP2006264379A JP2005081557A JP2005081557A JP2006264379A JP 2006264379 A JP2006264379 A JP 2006264379A JP 2005081557 A JP2005081557 A JP 2005081557A JP 2005081557 A JP2005081557 A JP 2005081557A JP 2006264379 A JP2006264379 A JP 2006264379A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partition bar
- vehicle
- window
- gasket
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Abstract
【解決手段】 車両用開閉ドア10の窓開口部に装着される窓組立体40は、窓板41とガスケット50とからなる。ガスケット50は、車外側の側壁51、車内側の側壁52及び底壁53を一体に有するとともに、窓枠体20の溝25内に挿入される窓枠挿入部61、62と、ドア本体11の上縁部分11aに嵌まり込むドア嵌合部64と、仕切りバー30の溝37内に挿入される仕切りバー挿入部63と、を備える。仕切りバー挿入部63の長手方向の一部には、窓板41の外周端面よりも外側の位置する部分において、仕切りバー30の溝37内に設けられた係止部38、39に係合可能に突出する係合部80、81が、ガスケット50の両側壁51、52から突出して一体に形成されている。
【選択図】 図6
Description
このような窓組立体は、窓開口部の開口縁形状と略同一外周形状の窓板と、この窓板を窓開口部の開口縁に嵌込み固定するための弾性ポリマー材料から射出成形等で窓開口部の開口縁と略同形状の環状に形成されたガスケットとから構成されている。
すなわち、ガスケットの内周側に沿って環状の窓板装着溝が設けられており、その窓板装着溝に窓板の外周縁部が挿入されることで、窓板装着溝によって窓板の外周縁部を挟んで保持し、これによって窓組立体が構成されている。
また、車両用開閉ドアの窓枠に装着され、昇降ガラスを保持及び摺動案内するガラスランチャンネルについて溝形サッシからガラスランチャンネルを抜け止めする構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
次に、仕切りバーを上方からドア本体の内部に挿入しながら、窓組立体と仕切りバーの溝を嵌合させて仮組みする。但し、窓組立体と仕切りバーを仮組みした状態で窓開口部に嵌込む場合もある。
そして、仕切りバーの上端部の上側ブラケットを窓枠の上側部分にビス等によって固定した後、仕切りバーの下部の下側ブラケットをドアインナパネル等にビス等によって固定することで、窓開口部に対する窓組立体の組付が完了する。
ところで、仕切りバーの上端部の上側ブラケットを、窓枠の上側部分にビス等によって固定する際、仕切りバーから手を放すと、仕切りバーと窓組立体との仮組み状態が外れ、仕切りバーが倒れたり、あるいは仕切りバーと窓組立体とが相互に位置ずれする場合がある。
これによって、窓開口部に対する仕切りバー及び窓組立体の組付作業性が阻害されたり、あるいは、仕切りバーと窓組立体との位置ずれによってシール性(水密性)を損なう場合があった。
前記ガスケットは、車外側の側壁、車内側の側壁及びこれら両側壁を一体に繋ぐ底壁とを一体に有して横断面形状略U字状をなすとともに、前記窓板の外周縁部を挟んで保持する環状の窓板保持部と、
前記窓枠の上側に対応する部分で同上側部分の溝内に挿入される窓枠挿入部と、
前記ドア本体の上縁に対応する部分で同ドア本体の上縁に嵌まり込むドア嵌合部と、
前記仕切りバーに対応する部分で同仕切りバーの溝内に挿入される仕切りバー挿入部と、を備え、
前記仕切りバー挿入部の長手方向の一部には、前記窓板の外周端面よりも外側に位置する部分において、前記仕切りバーの溝内に設けられた係止部に係合可能に突出する係合部が、前記ガスケットの両側壁から突出して一体に形成されていることを特徴とする。
ドア本体の上縁部分と、前記窓枠の上側部分と、仕切りバーとで区画された窓開口部に窓組立体を固定状態で装着する場合、まず、仕切りバーが組み付けられる前の工程で、窓組立体のガスケットの窓枠挿入部が窓枠の上側部分の溝内に挿入されるとともに、ドア嵌合部がドア本体の上縁に嵌め込まれる。
その後、仕切りバーの下部が、ドア本体の内部に所定長さだけ挿入される。
ここで、窓組立体のガスケットの仕切りバー挿入部に対し、仕切りバーが押し付けられ、仕切りバー挿入部が仕切りバーの溝内に挿入される。
この際、ガスケットの仕切りバー挿入部の係合部が仕切りバーの溝壁面に接して弾性変形(弾性圧縮)されながら、ガスケットの仕切りバー挿入部が仕切りバーの溝内に挿入される。そして、ガスケットの仕切りバー挿入部が仕切りバーの溝内の所定位置まで挿入されると、ガスケットの仕切りバー挿入部の係合部が、仕切りバーの溝内に設けられた係止部に係合し、その係合力によって、窓組立体に仕切りバーを仮止め状態で保持することができる。
このため、仕切りバーの上端部を窓枠の上枠部に締め付けねじなどによって固定する際、作業者が仕切りバーの取付作業中にその仕切りバーから手を放したとしても、仕切りバーが窓組立体から外れるのを防止することができる。これによって、仕切りバー及び窓組立体の取付作業の負担を軽減することができる。
さらに、仕切りバーと窓組立体との相対的な位置ずれによるシール不良を防止することもできる。
すなわち、窓板の外周端面よりも外側に位置する部分に係合部が形成されることで、その係合部が良好に弾性変形(圧縮)される。これによって、ガスケットの仕切りバー挿入部を仕切りバーの溝内の所定位置まで容易に挿入することができ、窓組立体に仕切りバーを容易に仮止めすることができる。
係合部は、仕切りバー挿入部の長手方向に所定間隔を保って複数箇所に形成されていることを特徴とする。
また、仕切りバー挿入部の長手方向に所定間隔を保って複数の係合部が形成されることによって、長尺の係合部が形成された場合と比べ、仕切りバー挿入部を仕切りバーの溝内に挿入する作業を容易に行い得る。
そして、ガスケットの仕切りバー挿入部が仕切りバーの溝内の所定位置まで挿入されると、ガスケットの仕切りバー挿入部の複数の係合部が、仕切りバーの溝内に設けられた係止部の長手方向に所定間隔を保って係合する。このため、窓組立体に仕切りバーを安定して仮止め状態に保持することができる。
仕切りバー挿入部の両側壁部の内周側には、車内側及び車外側にそれぞれ突出する遮蔽リップが一体に形成され、前記仕切りバー挿入部が仕切りバーの溝内に挿入されたときには前記車内側及び車外側の遮蔽リップが弾性変形されるとともに、その弾性変形による弾発力により前記仕切りバーの溝内の係止部に前記仕切りバー挿入部の係合部が接触して係合することを特徴とする。
窓枠挿入部及び仕切りバー挿入部において、ガスケットの厚さ寸法は、窓枠と仕切りバーの溝幅寸法よりもそれぞれ小さく形成され、かつ車外側と車内側の側壁の肉厚寸法は略同じに形成されると共に車内側の側壁には、車内側に向けて突出し、窓板を前記窓枠と仕切りバーの溝幅中心から車外側に変位させる変位突条が長手方向に沿って形成されていることを特徴とする。
また、窓板保持部の厚さ寸法がガスケットの厚さ寸法よりも変位突条の突出長さに相当する分だけ小さいので変位突条の弾性変形を利用して仕切りバーの溝内に窓組立体のガスケットを容易に挿入することができる。
ガスケットの底壁の窓板の外周端面と対向する面に内周側シール突条が略全周にわたって前記底壁と一体に形成されていることを特徴とする。
ガスケットの底壁の窓枠及び仕切りバーの溝底部と対向する面に外周側シール突条が前記底壁と一体に形成されていることを特徴とする。
前記ガスケットは、車外側の側壁、車内側の側壁及びこれら両側壁を一体に繋ぐ底壁とを一体に有して横断面形状略U字状をなすとともに、前記窓板の外周縁部を挟んで保持する環状の窓板保持部と、
前記窓枠の上側に対応する部分で同上側部分の溝内に挿入される窓枠挿入部と、
前記ドア本体の上縁に対応する部分で同ドア本体の上縁に嵌まり込むドア嵌合部と、
前記仕切りバーに対応する部分で同仕切りバーの溝内に挿入される仕切りバー挿入部と、を備え、
前記仕切りバー挿入部の長手方向の一部には、前記窓板の外周端面よりも外側に位置する部分において、前記仕切りバーの溝内に設けられた係止部に係合可能に突出する係合部が、前記ガスケットの両側壁から突出して一体に形成されていることを特徴とする。
したがって、請求項7に記載のガスケットは、請求項1に記載の窓組立体と略同等の作用を奏する。
係合部は、仕切りバー挿入部の長手方向に所定間隔を保って複数箇所に形成されていることを特徴とする。
したがって、請求項8に記載のガスケットは、請求項2に記載の窓組立体と略同等の作用を奏する。
仕切りバー挿入部の両側壁部の内周側には、車内側及び車外側にそれぞれ突出する遮蔽リップが一体に形成され、前記仕切りバー挿入部が仕切りバーの溝内に挿入されたときには前記車内側及び車外側の遮蔽リップが弾性変形されるとともに、その弾性変形による弾発力により前記仕切りバーの溝内の係止部に前記仕切りバー挿入部の係合部が接触して係合することを特徴とする。
したがって、請求項9に記載のガスケットは、請求項3に記載の窓組立体と略同等の作用を奏する。
窓枠挿入部及び仕切りバー挿入部において、ガスケットの厚さ寸法は、窓枠と仕切りバーの溝幅寸法よりもそれぞれ小さく形成され、かつ車外側と車内側の側壁の肉厚寸法は略同じに形成されると共に車内側の側壁には、車内側に向けて突出し、窓板を前記窓枠と仕切りバーの溝幅中心から車外側に変位させる変位突条が長手方向に沿って形成されていることを特徴とする。
したがって、請求項10に記載のガスケットは、請求項4に記載の窓組立体と略同等の作用を奏する。
ガスケットの底壁の窓板の外周端面と対向する面に内周側シール突条が略全周にわたって前記底壁と一体に形成されていることを特徴とする。
したがって、請求項11に記載のガスケットは、請求項5に記載の窓組立体と略同等の作用を奏する。
ガスケットの底壁の窓枠及び仕切りバーと対向する面に外周側シール突条が前記底壁と一体に形成されていることを特徴とする。
したがって、請求項12に記載のガスケットは、請求項6に記載の窓組立体と略同等の作用を奏する。
また、弾性ポリマー材料の弾性変形(圧縮)を利用して、仕切りバー挿入部を仕切りバーの溝内の所定位置まで容易に挿入して、仕切りバーを良好に仮止めすることができ、作業性の向上を図ることができる。
また、窓板保持部の厚さ寸法がガスケットの厚さ寸法よりも変位突条の突出長さに相当する分だけ小さいので変位突条の弾性変形を利用して仕切りバーの溝内に窓組立体のガスケットを容易に挿入することができる。
図1と図2に示すように、車両用開閉ドアとしての自動車のリヤドア10において、そのドア本体11の上縁部分11aには窓枠20が一体状に設けられている。
窓枠20は、ドア本体11の上縁部分11aの前端部から上方に延びる前枠部21と、ドア本体11の上縁部分11aの後端部から斜め前側上方に傾斜状(あるいは湾曲状)に延びる後枠部22と、これら前後の両枠部21、22の上端に跨って連結する上枠部23とを一体連続状に備えて構成されている。
すなわち、図7に示すように、仕切りバー30の上端部には、上片32と下片33を有して略L字状なす上側ブラケット31が、その下片33において溶接、ねじ等によって固定されている。この上側ブラケット31の上片32は後方に向けて略水平状に突出し、ビス34等によって上枠部23の溝25の底部に固定されている(図4参照)。
また、仕切りバー30の下部は、ドア本体11のドアアウタパネル12とドアインナパネル(図示しない)との間に挿入される。
仕切りバー30の下部挿入部分には下側ブラケット35が長手方向(上下方向)に所定間隔を隔てて設けられている。そして、ドア本体11のドアインナパネルの取付孔からビス等を挿入し、そのビス等を仕切りバー30の下側ブラケット35のねじ孔(雌ねじ又はナット)にねじ込むことによって、仕切りバー30の下部挿入部分がドア本体11のドアインナパネルに固定されるようになっている。
この際、ドア本体11のドアインナパネルに貫設されたサービス孔を用いて、ドアインナパネルの取付孔と仕切りバー30の下側ブラケット35のねじ孔との位置合わせ作業が行われる。
図2に示すように、窓組立体40は、窓開口部に対応して略台形状に形成された透明なガラス板よりなる窓板41と、その窓板41の外周縁部(四周縁部)に沿って装着された環状の弾性ポリマー材料製のガスケット50と、を備えて構成され、そのガスケット50によって窓開口部と窓板41との間の隙間をシールするようになっている。
ガスケット50は、弾性を有するポリマー材料(弾性を有する合成樹脂(例えばポリ塩化ビニル樹脂)、ゴム、熱可塑性エラストマ等)の射出成形によって一体に形成されるとともに、窓板41の外周縁部(四周縁部)にそれぞれ沿う上下及び前後のガスケット部50a、50d、50c、50bを備えて略台形枠状(又は略三角枠状)をなす環状に形成されている。
図5に示すように、前ガスケット部50cにおいても、車外側の側壁51、車内側の側壁52及びこれら両側壁51、52を一体に繋ぐ底壁53とを一体に有して横断面形状略U字状に形成されている。
また、下ガスケット部50dにおいても、車外側の側壁、車内側の側壁及びこれら両側壁を一体に繋ぐ底壁とを一体に有して横断面形状略U字状に形成されている。
そして、ガスケット(上下及び前後のガスケット部50a、50d、50c、50b)50の内周側には、両側壁51、52及び底壁53によって構成され、窓板41の外周縁部が挿入されかつその窓板41の外周縁部を挟んで保持する装着用環状溝55を構成する環状の窓板保持部54が形成されている。
また、装着用環状溝55の両開口縁には、窓板41の外周縁部の内外両面にそれぞれ弾性的に密接する車外側シール片57と、車内側シール片58とが装着用環状溝55の開口部を狭めるようにして形成されている。
また、下ガスケット部50dには、ドア本体11の上縁部分11aに嵌込まれるドア嵌合部64が形成されている。このドア嵌合部64において、その車外側の側壁の先端部には、ドア本体11の上縁部分11aに形成されたフランジ部(図示しない)を覆い隠すように嵌込まれる車外側遮蔽リップ(図示しない)が一体に形成されている。
また、図5に示すように、仕切りバー挿入部63において、ガスケット50の厚さ寸法T2は、仕切りバー30の溝37の溝幅寸法W2よりも小さく形成され、かつ車外側の側壁51と車内側の側壁52の肉厚寸法A、Bは略同じに形成されると共に車内側の側壁52には、車内側に向けて突出し、窓板41を仕切りバー30の溝37の溝幅中心から車外側に変位させる変位突条72bが長手方向に沿って形成されている。
また、図3と図5に示すように、窓枠挿入部としての上側窓枠挿入部61、後側窓枠挿入部62及び仕切りバー挿入部63の各底壁53の外周面(窓枠20の溝25の底部26及び仕切りバー30の溝37の底部93に対向する面)には、窓枠20の底部26及び仕切りバー30の底部93に向かって突出する外周側シール突条73が各底壁53と一体に形成されている。
また、上側窓枠挿入部61の前端部近傍の除去部61aにおいてシール性を確保するために、その車外側の側壁51の先端部から車外側シールリップ75が突出されて一体に形成されている。この車外側シールリップ75は外周側シール突条73に連続している。
また、ガスケット50の仕切りバー挿入部63の車内側面を構成するガスケット50の車内側の側壁52の長手方向(上下方向)の上部近傍から下部近傍の間において所定間隔を隔てかつ後に説明する変位突条72bと同等の突出長で変位突条72bから底壁53の裏面67にかけて突出する複数箇(図2においては4個)の横方向(横長)のリブ82が形成され、これら複数のリブ82の底壁53の裏面67側端部に、リブ82と略同じ板厚寸法でリブ82からさらに仕切りバー30の車内側側壁92に向けて突出するリブ状の車内側係合部81が形成されている。
したがって、ガスケット50の内周側において、環状の窓板保持部54の装着用環状溝55を弾性的に拡開しながらその装着用環状溝55に窓板41の外周縁部が挿入されることによって、窓板保持部54が窓板41の外周縁部を挟んで保持する。これによって、窓板41とガスケット50が一体化された窓組立体40が構成される。
また、この実施例においては、ガスケット50の底壁53の窓板41の外周端面と対向する面、すなわち、装着用環状溝55の溝底面に内周側シール突条56が略全周にわたって底壁53と一体に形成されている。
このように内周側シール突条56が形成されることで、窓板41の外周縁部を挟んでガスケット50が装着された状態では、内周側シール突条56が窓板41の外周端面に弾性的に密接することによって、水密性を高めることができる。
まず、仕切りバー30が組み付けられる前の工程で、窓組立体40のガスケット50の前ガスケット部50cが仕切りバー30に対応する組付位置よりも前側部分において、窓組立体40が配置される。そして、窓組立体40の上ガスケット部50aの上側窓枠挿入部61が窓枠20の上枠部23の溝内に挿入されるとともに、下ガスケット部50dのドア嵌合部64がドア本体11の上縁部分11aのフランジ部に嵌め込まれる。
この状態で、窓組立体40が後方に移動され、そのガスケット50の後ガスケット部50bの後側窓枠挿入部62が窓枠20の後枠部22の溝(図示しない)内に挿入される。
そして、仕切りバー30が所定長さだけ挿入されたところで、窓組立体40のガスケット50の前ガスケット部50cに沿って仕切りバー30を起立させる。そして、前ガスケット部50cの仕切りバー挿入部63に対し、仕切りバー30が押し付けられる。これによって、図6に示すように、前ガスケット部50cの仕切りバー挿入部63が仕切りバー30の溝37内に挿入される。
この際、ガスケット50の仕切りバー挿入部63の複数の突片状の車外側係合部80と、複数のリブ状の車内側係合部81が弾性的に変形(圧縮)されながら、仕切りバー挿入部63が仕切りバー30の溝37内に挿入される。
ここで、仕切りバー30の上側ブラケット31の上片32が窓枠20の上枠部23の溝底面に沿って配置され、上枠部23の上方からビス34等が挿入されて上側ブラケット31の上片32のねじ孔にねじ込まれることによって、仕切りバー30が窓枠20の上枠部23に連結されて取り付けられる(図4参照)。
これによって、車両用開閉ドアとしての自動車のリヤドア10のクオータ部の窓開口部に対する窓組立体40の装着作業が完了する。
すなわち、窓板41の外周端面よりも外側に位置する部分に、複数の突片状の車外側係合部80と、複数のリブ状の車内側係合部81とが形成されることで、窓板41の外周端面よりも内側に位置する場合に比べて窓枠保持部54の底壁53が弾性変形しやすくなるため、これら突片状の車外側係合部80とリブ状の車内側係合部81とが良好に弾性変形(圧縮)される。これによって、ガスケット50の仕切りバー挿入部64を仕切りバー30の溝37内の所定位置まで容易に挿入することができ、窓組立体40に仕切りバー30を容易に仮止めすることができる。
このため、作業者が仕切りバー30の取付作業中にその仕切りバー30から手を放したとしても仕切りバー30が窓組立体40から外れることなく保持される。これによって、仕切りバー30をを手で押えなくても仕切りバー30を、その上側ブラケット31においてビス34等によって窓枠20の上枠部23に容易に固定することができ、ひいては、窓組立体40の装着作業の負担を軽減して作業性の向上を図ることができる。
また、仕切りバー挿入部63の長手方向に所定間隔を保って複数の突片状の車外側係合部80と、複数のリブ状の車内側係合部81が形成されることによって、全周に形成される場合に比べて各係合部80、81の弾性変形が容易になり、仕切りバー挿入部63を仕切りバー30の溝37内に挿入する作業を容易に行うことができる。
そして、仕切りバー挿入部63が仕切りバー30の溝37内の所定位置まで挿入されると、仕切りバー挿入部63の複数の突片状の車外側係合部80と、複数のリブ状の車内側係合部81が、仕切りバー30の溝37内に設けられた車外側係止部38と車内側係止部39の長手方向に所定間隔を保って係合する。このため、窓組立体40のガスケット50に仕切りバー30を安定して仮止め状態に保持することができる。
このため、仕切りバー挿入部63が仕切りバー30の溝37内に挿入されたときには、車外側遮蔽リップ70と車内側遮蔽リップ71とが仕切りバー30の溝37の開口縁に弾性変形して密接するとともに、その弾性変形による弾発力により、仕切りバー30の溝37内の車外側係止部38と車内側係止部39に複数の突片状の車外側係合部80と、複数のリブ状の車内側係合部81がそれぞれ接触して係合する。
すなわち、車外側遮蔽リップ70と車内側遮蔽リップ71の弾発力によって仕切りバー30の溝37内の車外側係止部38と車内側係止部39に複数の突片状の車外側係合部80と、複数のリブ状の車内側係合部81とをそれぞれ接触させて確実に係合させることができ、窓組立体40のガスケット50に仕切りバー30を安定よく仮止めして保持することができる。
このため、ガスケット50の変位突条72a、72bの突出長さだけガスケット50の車外側の側壁51と車内側の側壁52の肉厚寸法A、Bを小さくして仕切りバー30の溝37内にガスケット50をガタツキなく嵌め込むことができる。
また、窓板保持部54の厚さ寸法T1´又はT2´がガスケット50の厚さ寸法T1又はT2よりも変位突条72a、72bの突出長さに相当する分だけ小さいので変位突条72a、72bの弾性変形を利用して窓枠20の溝25及び仕切りバー30の溝37内に窓組立体40のガスケット50を容易に挿入することができる。
また、車外側の側壁51と車内側の側壁52の肉厚寸法A、Bを略同じにし、かつ変位突条72a、72bによって、窓板41を窓枠20の溝25と仕切りバー30の溝37の溝幅中心から車外側に変位した位置に配置させることができる。なお、変位突条72a、72bは必ずしも連続でなくてもよく、断続的に形成されてもよく、また、変位突条72a、72bがない構造にしてもよい。
このため、リヤドア10のクオータ部の窓開口部に窓組立体40が装着された状態において、ガスケット50の底壁53に一体に形成された外周側シール突条73が窓枠20の溝25の底部及び仕切りバー30の溝37の底部に弾性的に密接することによって、水密性を高めることができる。
例えば、前記実施例においては、車両用開閉ドアがリヤドア10であり、そのリヤドア10のクオータ部の窓開口部に窓組立体40が装着される場合を例示したが、フロントドアのクオータ部の窓開口部に装着される窓組立体及びそのガスケットであってもこの発明を実施することができる。
また、前記実施例においては、略台形状をなす窓開口部に装着される窓組立体40である場合を例示したが、略三角形状をなす窓開口部に装着される窓組立体であってもよい。
また、ガスケット50に形成される各種のリップ、シール片、シール突条、変位突条等の形状は前記実施例の形状に限定されるものではなく適宜に設定すればよい。
11 ドア本体
12 ドアアウタパネル
20 窓枠
21 前枠部
22 後枠部
23 上枠部
30 仕切りバー
38 車外側係止部(係止部)
39 車内側係止部(係止部)
40 窓組立体
41 窓板
50 ガスケット
51 車外側の側壁
52 車内側の側壁
53 底壁
61 上側窓枠挿入部(窓枠挿入部)
62 後側窓枠挿入部(窓枠挿入部)
63 仕切りバー挿入部
64 ドア嵌合部
80 突片状の車外側係合部(係合部)
81 リブ状の車内側係合部(係合部)
Claims (12)
- 車両用開閉ドアの窓枠の上側部分と、ドア本体の上縁部分と、窓枠の前記上側部分とドア本体の前記上縁部分とを連結する仕切りバーとで区画された窓開口部に固定的に装着可能で、前記窓開口部を塞ぐ窓板と、この窓板の外周縁に沿って装着された環状の弾性ポリマー材料製のガスケットとからなる車両用開閉ドアの窓組立体であって、
前記ガスケットは、車外側の側壁、車内側の側壁及びこれら両側壁を一体に繋ぐ底壁とを一体に有して横断面形状略U字状をなすとともに、前記窓板の外周縁部を挟んで保持する環状の窓板保持部と、
前記窓枠の上側に対応する部分で同上側部分の溝内に挿入される窓枠挿入部と、
前記ドア本体の上縁に対応する部分で同ドア本体の上縁に嵌まり込むドア嵌合部と、
前記仕切りバーに対応する部分で同仕切りバーの溝内に挿入される仕切りバー挿入部と、を備え、
前記仕切りバー挿入部の長手方向の一部には、前記窓板の外周端面よりも外側に位置する部分において、前記仕切りバーの溝内に設けられた係止部に係合可能に突出する係合部が、前記ガスケットの両側壁から突出して一体に形成されていることを特徴とする車両用開閉ドアの窓組立体。 - 請求項1に記載の車両用開閉ドアの窓組立体であって、
係合部は、仕切りバー挿入部の長手方向に所定間隔を保って複数箇所に形成されていることを特徴とする車両用開閉ドアの窓組立体。 - 請求項1又は2に記載の車両用開閉ドアの窓組立体であって、
仕切りバー挿入部の両側壁部の内周側には、車内側及び車外側にそれぞれ突出する遮蔽リップが一体に形成され、前記仕切りバー挿入部が仕切りバーの溝内に挿入されたときには前記車内側及び車外側の遮蔽リップが弾性変形されるとともに、その弾性変形の弾発力により前記仕切りバーの溝内の係止部に前記仕切りバー挿入部の係合部が接触して係合することを特徴とする車両用開閉ドアの窓組立体。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用開閉ドアの窓組立体であって、
窓枠挿入部及び仕切りバー挿入部において、ガスケットの厚さ寸法は、窓枠と仕切りバーの溝幅寸法よりもそれぞれ小さく形成され、かつ車外側と車内側の側壁の肉厚寸法は略同じに形成されると共に車内側の側壁には、車内側に向けて突出し、窓板を前記窓枠と仕切りバーの溝幅中心から車外側に変位させる変位突条が長手方向に沿って形成されていることを特徴とする車両用開閉ドアの窓組立体。 - 請求項1〜4のいずれか一項に記載の車両用開閉ドアの窓組立体であって、
ガスケットの底壁の窓板の外周端面と対向する面に内周側シール突条が略全周にわたって前記底壁と一体に形成されていることを特徴とする車両用開閉ドアの窓組立体。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両用開閉ドアの窓組立体であって、
ガスケットの底壁の窓枠及び仕切りバーの溝底部と対向する面に外周側シール突条が前記底壁と一体に形成されていることを特徴とする車両用開閉ドアの窓組立体。 - 車両用開閉ドアの窓枠の上側部分と、ドア本体の上縁部分と、窓枠の前記上側部分とドア本体の前記上縁部分とを連結する仕切りバーとで区画された窓開口部に固定的に装着可能で、前記窓開口部を塞ぐ窓板の外周縁に嵌め込んで装着可能な環状の弾性ポリマー材料製のガスケットであって、
前記ガスケットは、車外側の側壁、車内側の側壁及びこれら両側壁を一体に繋ぐ底壁とを一体に有して横断面形状略U字状をなすとともに、前記窓板の外周縁部を挟んで保持する環状の窓板保持部と、
前記窓枠の上側に対応する部分で同上側部分の溝内に挿入される窓枠挿入部と、
前記ドア本体の上縁に対応する部分で同ドア本体の上縁に嵌まり込むドア嵌合部と、
前記仕切りバーに対応する部分で同仕切りバーの溝内に挿入される仕切りバー挿入部と、を備え、
前記仕切りバー挿入部の長手方向の一部には、前記窓板の外周端面よりも外側の位置する部分において、前記仕切りバーの溝内に設けられた係止部に係合可能に突出する係合部が、前記ガスケットの両側壁から突出して一体に形成されていることを特徴とする車両用開閉ドアのガスケット。 - 請求項7に記載の車両用開閉ドアのガスケットであって、
係合部は、仕切りバー挿入部の長手方向に所定間隔を保って複数箇所に形成されていることを特徴とする車両用開閉ドアのガスケット。 - 請求項7又は8に記載の車両用開閉ドアのガスケットであって、
仕切りバー挿入部の両側壁部の内周側には、車内側及び車外側にそれぞれ突出する遮蔽リップが一体に形成され、前記仕切りバー挿入部が仕切りバーの溝内に挿入されたときには前記車内側及び車外側の遮蔽リップが弾性変形されるとともに、その弾性変形の弾発力により前記仕切りバーの溝内の係止部に前記仕切りバー挿入部の係合部が接触して係合することを特徴とする車両用開閉ドアのガスケット。 - 請求項7〜9のいずれか一項に記載の車両用開閉ドアのガスケットであって、
窓枠挿入部及び仕切りバー挿入部において、ガスケットの厚さ寸法は、窓枠と仕切りバーの溝幅寸法よりもそれぞれ小さく形成され、かつ車外側と車内側の側壁の肉厚寸法は略同じに形成されると共に車内側の側壁には、車内側に向けて突出し、窓板を前記窓枠と仕切りバーの溝幅中心から車外側に変位させる変位突条が長手方向に沿って形成されていることを特徴とする車両用開閉ドアのガスケット。 - 請求項7〜10のいずれか一項に記載の車両用開閉ドアのガスケットであって、
ガスケットの底壁の窓板の外周端面と対向する面に内周側シール突条が略全周にわたって前記底壁と一体に形成されていることを特徴とする車両用開閉ドアのガスケット。 - 請求項7〜11のいずれか一項に記載の車両用開閉ドアのガスケットであって、
ガスケットの底壁の窓枠及び仕切りバーと対向する面に外周側シール突条が前記底壁と一体に形成されていることを特徴とする車両用開閉ドアのガスケット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005081557A JP4307401B2 (ja) | 2005-03-22 | 2005-03-22 | 車両用開閉ドアの窓組立体とそのガスケット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005081557A JP4307401B2 (ja) | 2005-03-22 | 2005-03-22 | 車両用開閉ドアの窓組立体とそのガスケット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006264379A true JP2006264379A (ja) | 2006-10-05 |
JP4307401B2 JP4307401B2 (ja) | 2009-08-05 |
Family
ID=37200807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005081557A Expired - Fee Related JP4307401B2 (ja) | 2005-03-22 | 2005-03-22 | 車両用開閉ドアの窓組立体とそのガスケット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4307401B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017024437A (ja) * | 2015-07-15 | 2017-02-02 | トヨタ自動車株式会社 | 固定窓用シール構造 |
CN111605622A (zh) * | 2019-02-22 | 2020-09-01 | 标致雪铁龙汽车股份有限公司 | 一种车辆的c柱总成及车辆 |
CN112746463A (zh) * | 2019-10-31 | 2021-05-04 | 佛山海尔滚筒洗衣机有限公司 | 洗衣机观察窗及滚筒洗衣机 |
JP2021138170A (ja) * | 2020-03-02 | 2021-09-16 | トヨタ車体株式会社 | 車両のドア構造 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6020916U (ja) * | 1983-07-22 | 1985-02-13 | 三菱自動車工業株式会社 | 吊下げ式可動窓のストツパ構造 |
JPS6272212U (ja) * | 1985-10-25 | 1987-05-08 | ||
JPH1159195A (ja) * | 1997-08-22 | 1999-03-02 | Suzuki Motor Corp | ウェザーストリップ取付構造 |
JP2001071752A (ja) * | 1999-09-06 | 2001-03-21 | Shiroki Corp | 自動車のドア |
JP2004322983A (ja) * | 2003-04-30 | 2004-11-18 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | ウエザーストリップ |
-
2005
- 2005-03-22 JP JP2005081557A patent/JP4307401B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6020916U (ja) * | 1983-07-22 | 1985-02-13 | 三菱自動車工業株式会社 | 吊下げ式可動窓のストツパ構造 |
JPS6272212U (ja) * | 1985-10-25 | 1987-05-08 | ||
JPH1159195A (ja) * | 1997-08-22 | 1999-03-02 | Suzuki Motor Corp | ウェザーストリップ取付構造 |
JP2001071752A (ja) * | 1999-09-06 | 2001-03-21 | Shiroki Corp | 自動車のドア |
JP2004322983A (ja) * | 2003-04-30 | 2004-11-18 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | ウエザーストリップ |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017024437A (ja) * | 2015-07-15 | 2017-02-02 | トヨタ自動車株式会社 | 固定窓用シール構造 |
CN111605622A (zh) * | 2019-02-22 | 2020-09-01 | 标致雪铁龙汽车股份有限公司 | 一种车辆的c柱总成及车辆 |
CN111605622B (zh) * | 2019-02-22 | 2024-03-26 | 标致雪铁龙汽车股份有限公司 | 一种车辆的c柱总成及车辆 |
CN112746463A (zh) * | 2019-10-31 | 2021-05-04 | 佛山海尔滚筒洗衣机有限公司 | 洗衣机观察窗及滚筒洗衣机 |
JP2021138170A (ja) * | 2020-03-02 | 2021-09-16 | トヨタ車体株式会社 | 車両のドア構造 |
JP7331735B2 (ja) | 2020-03-02 | 2023-08-23 | トヨタ車体株式会社 | 車両のドア構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4307401B2 (ja) | 2009-08-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1232887B1 (en) | Door frame structure of motor vehicle | |
US20060021281A1 (en) | Glass run | |
JP4307401B2 (ja) | 車両用開閉ドアの窓組立体とそのガスケット | |
JP2013086720A (ja) | カウルカバー装置 | |
JP6545730B2 (ja) | ドアフレームモールの取り付け構造 | |
JP2013116688A (ja) | 車両用ドアのベルトモール取付部構造 | |
US11577670B2 (en) | Weather strip, weather strip attachment structure, and weather strip attachment method | |
JP2006193094A (ja) | ウェザストリップ | |
JP2004243792A (ja) | 自動車用ウエザストリップ | |
US6932422B2 (en) | Attachment structure of weather strip for motor vehicle | |
JP2020029159A (ja) | 見切りシール取付構造 | |
JP6546025B2 (ja) | 固定窓用シール構造 | |
JP3879450B2 (ja) | インナーウエザーストリップの組付体 | |
JP2003118385A (ja) | 自動車ドア用シール部材の取付構造 | |
JP6032434B2 (ja) | ウエザストリップ | |
JP2018111388A (ja) | ガーニッシュ固定構造 | |
JP2007106213A (ja) | ウェザーストリップの取付構造 | |
JP2009078658A (ja) | ドアウエザストリップの取付構造 | |
JP2006160149A (ja) | 窓組立体及びガスケット | |
JPH08188092A (ja) | サイドシルスカッフの取付構造 | |
JP2008247197A (ja) | ドアウエザストリップの取付構造 | |
JP2008110638A (ja) | 自動車用ドアウエザストリップ | |
JP2022035338A (ja) | シール部材取付構造 | |
JP2012195240A (ja) | 車両用灯具 | |
JP2002274175A (ja) | 自動車ドア用ガラスインナウエザストリップ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080311 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080508 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081021 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081125 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090331 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090428 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4307401 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140515 Year of fee payment: 5 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |