JP2006263553A - 陰イオン性有機物含有排水の処理方法 - Google Patents

陰イオン性有機物含有排水の処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】汚泥発生量が少なく、凝集沈殿槽や凝集沈殿槽から樹脂塔までの配管を耐酸仕様とすることがなく、また、添加金属の流出や有害化合物の生成の問題もない、工業的に有利な陰イオン性有機物含有排水の処理方法を提供する。
【解決手段】陰イオン性有機物含有排水に銅イオンを添加して生成した凝集物を分離し、分離水をイオン交換樹脂及び/又はキレート樹脂と接触させて残留銅イオンを除去する。分離水と接触させた後のイオン交換樹脂及び/又はキレート樹脂を再生し、再生廃液を陰イオン性有機物含有排水の凝集処理の銅イオン供給源として用いる。
【選択図】図1

Description

本発明は、化学工場、製紙工場、食品飲料製造工場、ゴミ焼却場、し尿処理場、下水処理場などから排出される陰イオン性有機物含有排水中の陰イオン性有機物を除去する方法に関する。
化学工場、製紙工場、食品飲料製造工場、ゴミ焼却場、し尿処理場、下水処理場などからは、フミン酸ナトリウム、ビリルビン、ポリフェノール等の難生物分解性の陰イオン性有機物を含む排水が排出されるため、これを処理する必要がある。即ち、難生物分解性有機物は人体の健康障害を引き起す可能性があり、また、視覚公害などの問題があるため、水質汚濁に係る環境基準に基いて、環境水への排出が規制されているものもあることから、これらの排水中の陰イオン性有機物の除去が必要となる。
従来、このような難生物分解性の陰イオン性有機物含有排水の処理方法としては、
(1) 鉄塩やアルミニウム塩などの金属塩による凝集法
(2) (1)の凝集処理をpH酸性条件下で行う酸性凝集法
などが知られている。また、
(3) 次亜塩素酸ナトリウムなどの塩素系酸化剤を用いて、必要に応じて過酸化ニッケル系触媒の存在下に、陰イオン性有機物を分解除去する方法
もある。
しかしながら、上記従来法のうち、(1)の鉄塩などの金属塩による凝集法では、十分な除去効果を得るために必要な金属塩添加量が多く、このため、大量の汚泥が発生するという問題がある。また、(2)の酸性凝集法では、金属塩の必要添加量が少なくて足りるため汚泥発生量は少ないが、pH5以下の強酸性とするため、装置接液部を耐酸仕様にする必要があった。また、pH調整のための特別な計器と制御も必要であった。このため、装置が高価になる、或いは既設装置へは適用困難である、などの問題があり、発生汚泥量が少ないという利点がある反面、実用例が少ないのが現状である。また、(1),
(2)のいずれの場合も、添加した金属塩のうち余剰分の流出の問題もあった。即ち、陰イオン性有機物の残留を確実に防止するために金属塩を過剰に流入した場合、或いは、水質変動によるpH変動等の条件変動のために、凝集処理に使用されずに金属塩が残留した場合、これがそのまま処理水中に流出するという問題があった。
また、(3)の次亜塩素酸ナトリウムなどの塩素系酸化剤で分解除去する方法では、トリハロメタンなどの有害有機塩素化合物の生成の問題があった。
従って、本発明は、汚泥発生量が少なく、装置を耐酸仕様とすることがなく、また、添加金属の流出や有害化合物の生成の問題もない、工業的に有利な陰イオン性有機物含有排水の処理方法を提供することを目的とする。
本発明(請求項1)の陰イオン性有機物含有排水の処理方法は、陰イオン性有機物含有排水中の陰イオン性有機物を除去する方法において、該陰イオン性有機物含有排水に銅イオンを添加して得られた凝集物を分離し、分離水をイオン交換樹脂及び/又はキレート樹脂と接触させて残留銅イオンを除去する工程と、該分離水と接触させた後のイオン交換樹脂及び/又はキレート樹脂を再生する工程とを備えることを特徴とする。
請求項2の陰イオン性有機物含有排水の処理方法は、請求項1において、前記再生工程で排出される再生廃液を該陰イオン性有機物含有排水の凝集処理に用いることを特徴とする。
請求項3の陰イオン性有機物含有排水の処理方法は、請求項1又は2において、前記陰イオン性有機物含有排水に、銅イオンとして、銅塩及び/又は金属銅の酸溶解液を添加することを特徴とする。
請求項4の陰イオン性有機物含有排水の処理方法は、請求項1ないし3のいずれか1項において、前記イオン交換樹脂がH形カチオン交換樹脂、Na形カチオン交換樹脂、及びCa形カチオン交換樹脂よりなる群から選ばれる1種又は2種以上であり、前記再生廃液を前記陰イオン性有機物含有排水への銅イオン供給源として用いることを特徴とする。
請求項5の陰イオン性有機物含有排水の処理方法は、請求項1ないし4のいずれか1項において、前記キレート樹脂がH形キレート樹脂、Na形キレート樹脂、及びCa形キレート樹脂よりなる群から選ばれる1種又は2種以上であり、前記再生廃液を前記陰イオン性有機物含有排水への銅イオン供給源として用いることを特徴とする。
請求項6の陰イオン性有機物含有排水の処理方法は、請求項1ないし5のいずれか1項において、前記再生廃液中の遊離の酸により金属銅を溶解させ、得られた溶解液を前記陰イオン性有機物含有排水への銅イオン供給源として用いることを特徴とする。
本発明の陰イオン性有機物含有排水の処理方法によれば、汚泥発生量が少なく、凝集沈殿槽や凝集沈殿槽から樹脂塔までの配管を耐酸仕様とすることもなく、また、添加金属の流出や有害化合物の生成の問題もなく、陰イオン性有機物含有排水を工業的に有利に処理して、良好な水質の処理水を得ることができる。
即ち、銅イオンであれば、pH条件によらず、pH中性であっても、陰イオン性有機物を効率的に凝集処理することができる。このため、耐酸性の設備や、pH調整のための計器や制御は不要であり、また、凝集処理のために添加する銅イオン源の添加量は少なくて足り、従って、発生汚泥量を低減することができる。
このような銅イオンによる優れた凝集処理効果の作用機構の詳細は明らかではないが、陰イオン性有機物中のCOOH基やNH基と銅イオンとがキレート結合し易いことによるものと考えられる。
また、本発明では、凝集物を分離して得られた分離水をイオン交換樹脂及び/又はキレート樹脂と接触させて残留銅イオンを除去するため、銅イオンの過剰注入やpH制御、その他の条件制御不良等で分離水中に銅イオンが残留しても、これをイオン交換樹脂及び/又はキレート樹脂で捕捉して除去することができ、処理水中への銅イオンの流出、残留銅イオンによる水質低下を防止することができる。
更に、イオン交換樹脂及び/又はキレート樹脂を再生して得られる銅イオンを含む再生廃液を回収して、陰イオン性有機物含有排水の凝集処理時の銅イオン源、pH調整剤等として再利用することができ、薬剤の有効利用を図ることができる。
このため、本発明によれば、陰イオン性有機物含有排水を効率的に、安全かつ経済的に処理して、良好な水質の処理水を得ることができる。
以下に図面を参照して本発明の陰イオン性有機物含有排水の処理方法の実施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の陰イオン性有機物含有排水の処理方法の実施の形態を示す系統図である。
図示の方法では、原水(陰イオン性有機物含有排水)をまず、凝集・沈殿槽1に導入して銅イオン溶液を添加して凝集、沈殿処理する。得られた上澄水をイオン交換樹脂塔2に通水し、残留銅イオンを除去して処理水を得る。
本発明において、原水となる陰イオン性有機物含有排水とは、化学工場、製紙工場、食品飲料製造工場、ゴミ焼却場、し尿処理場、下水処理場などから排出される陰イオン性有機物含有排水であって、このような排水に含まれる陰イオン性有機物としては、フミン酸ナトリウム、ビリルビン、ポリフェノール等が挙げられ、通常、これらの排水の陰イオン性有機物濃度は1.0〜20mg/L程度であり、pHは6.5〜7.8程度である。
このような陰イオン性有機物含有排水に添加される銅イオン溶液としては、銅イオンを含むものであれば良く、硫酸銅、塩化銅等の銅塩の水溶液、金属銅を酸に溶解させて得られた銅イオン溶解液等が挙げられる。また、後述の如く、後工程の再生工程の銅イオンを含む再生廃液であっても良い。これらの銅イオン溶液は1種を単独で用いても良く、2種以上を混合して用いても良い。この銅イオン溶液の銅イオン濃度は、処理効率、取り扱い性の面から1〜10重量%程度であることが好ましい。
このような銅イオン溶液は、原水に対して、原水中の陰イオン性有機物の凝集処理に必要量が添加されるが、本発明においては、後工程で残留銅イオンを除去することができるため、原水中の陰イオン性有機物の凝集処理に必要な量の1.05〜1.2重量倍程度を添加することにより、多少の条件変動があった場合でも、陰イオン性有機物を確実に凝集処理できるようにすることが好ましい。
なお、銅イオンを用いる本発明の方法では、凝集処理時のpHは酸性である必要はない。通常、前述のような陰イオン性有機物含有排水に銅イオン溶液を添加して得られる凝集処理水のpHは5.8〜7.6程度であり、従って、特にpH調整を行うことなく、良好な凝集効果を得ることができるが、必要に応じて酸等のpH調整剤を添加してpH5.0〜5.7程度の酸性としても良い。pH酸性とすることにより、より一層少ない銅イオン添加量で効率的な凝集処理を行えるが、この場合には、凝集沈殿槽や凝集沈殿槽から樹脂塔までの配管を耐酸性仕様とする必要があることから、目的に応じてpH調整を行うことが好ましい。
凝集処理は、凝集・沈殿槽1において、原水に銅イオン溶液を添加して5〜30分程度撹拌することにより行うことができる。この凝集・沈殿槽1の上澄水はそのままイオン交換樹脂塔2に通水しても良いが、好ましくは、この上澄水を適当な濾過装置又は膜分離装置で処理して更に懸濁固形物を除去した後イオン交換樹脂塔2に通水することが望ましい。なお、凝集・沈殿槽を1槽設ける他、凝集槽と沈殿槽とを別々に設けても良く、凝集槽からの凝集処理液を直接濾過装置又は膜分離装置で固液分離するようにしても良い。
凝集・沈殿槽1で分離された凝集汚泥は系外へ排出される。
イオン交換樹脂塔2のイオン交換樹脂としては、H形カチオン交換樹脂、Na形カチオン交換樹脂、Ca形カチオン交換樹脂等を用いることができる。また、キレート樹脂としてはH形、Na形、Ca形や、イミノジ酢酸基、アミノリン酸基などの銅との結合が強い交換基を持つもの等を用いることができる。これらは2種以上を混合して用いても良い。
このイオン交換樹脂塔2で残留銅イオンを除去することにより、COD10mg/L以下、銅イオン濃度0.1mg/L以下程度の良好な処理水を得ることができる。
このようにして銅イオンをイオン交換したイオン交換樹脂は、再生剤により再生を行う。この再生には、例えば、Na形弱酸性カチオン交換樹脂の場合には、2〜10重量%程度の塩酸水溶液が用いられる。またキレート樹脂の場合も同様である。塩酸で再生した後は、2〜10重量%の苛性ソーダ溶液でNa形あるいは一部Na形にすることもある。このような再生工程で得られた再生廃液は貯槽3に導入し、原水の凝集処理における銅イオン源又はpH調整剤として用いられる。
即ち、上述のような酸溶液による再生、及びその後の押し出し洗浄で得られる再生廃液は、通常0.1〜1.0重量%程度の銅イオンを含む、pH0.5〜2.0程度のものである。従って、例えば、この再生廃液に金属銅(この金属銅は、廃材の銅であっても良い。)を溶解させて、原水に添加する銅イオン溶液としても良い。また、この再生廃液を、前述の銅イオン溶液と共に添加して凝集処理系のpH調整を行っても良い。また、この再生廃液自体を銅イオン溶液として用い、これを原水に添加して凝集処理しても良い。この場合において、銅イオン濃度が不足する場合は、更に、前述の銅塩を再生廃液に添加しても良い。また、このような再生廃液の再利用に当たり、押し出し洗浄廃水をも混合すると、銅イオン濃度やpHが、原水の凝集処理のための銅イオン溶液やpH調整剤として不適当なものとなる場合には、再生剤による再生廃液のみを用い、その後の押し出し洗浄廃水については、系外へ排出しても良い。
このような本発明の方法によれば、トリハロメタンのような有害物質を生成させることなく、pH中性の条件において、従来の鉄塩等を用いた凝集法に比べて発生汚泥量を約1/4に、また酸性凝集法に比べて発生汚泥量を約1/2にすることができ、しかも残留銅イオンの流出も防止して、良好な処理水を得ることができる。
以下に比較例、実験例及び実施例を挙げて、本発明をより具体的に説明する。
なお、以下においては、フミン酸ナトリウム(ACROS ORGANCS社製)を0.1g/Lの濃度に水に溶解させ、pHを約8にした人工排水を原水として処理を行った。この人工排水のCODは約35mg/Lであった。
比較例1
上記人工排水をビーカに採り、塩化第二鉄水溶液を、Fe換算の添加濃度が表1に示す添加濃度となるように添加すると共に、硫酸を添加して、pH4.5又は7.0にpH調整し、ジャーテスタにて180rpmで15分撹拌した後、No.5C濾紙で濾過した。濾過後、濾液(処理水)のCODを測定し、結果を表1に示した。なお、COD測定は濾液を中和した後に行った。
Figure 2006263553
表1より次のことが明らかである。即ち、pH4.5(酸性)条件の方が処理水CODが低く、酸性条件下での凝集処理の方がCOD除去に有効であることが分かる。また、処理水COD5mg/L以下にするための鉄添加量もpH4.5の処理の方が60mg−Fe/LとpH7.0の場合の1/2であった。この効果は、酸性凝集法と呼ばれるもので公知である。
この酸性凝集法はこのように処理水質が良く、鉄添加量が少ないため汚泥発生量も少ないという特長を持っている反面、その操作pHは5以下であり、凝集沈殿槽や凝集沈殿槽から樹脂塔までの配管を耐酸性のものにする必要がある。
実験例1
上記人工排水をビーカに採り硫酸銅水溶液を、Cu換算の添加濃度が表2に示す各添加濃度となるように添加し(ただし、No.1では添加せず)、ジャーテスタにて180rpmで15分撹拌した後、No.5C濾紙で濾過した。なお、pH調整は行わなかった。濾過後、濾液(処理水)のCODとpHを測定し、結果を表2に示した。
Figure 2006263553
表2より、銅イオンを添加することにより、pH中性においても処理水CODを低くすることができることが分かる。しかも、処理水CODを5mg/L以下にするための銅添加量も、30mg−Cu/Lと、塩化第二鉄を用いた酸性凝集の場合の鉄添加量の1/2と非常に少なく、従って、発生汚泥量も少ないことが分かる。
実施例1
上記人工排水に2重量%硫酸銅水溶液をCu換算の添加濃度が60mg−Cu/Lとなるように、過剰添加した後、凝集、沈殿分離処理し、上澄水を更にNo.5A濾紙で濾過した。得られた濾過水のCODは5mg/L以下で、Cuイオン濃度は1.24mg/Lであった。
この濾過水をNa形弱酸性カチオン交換樹脂(バイエル社製「レバチット CNP−80」)が200mL充填されたカラム(内径2.5mm,高さ750mm)に、SV=20hr−1の流速(通水量4L/hr)で通水したところ、流出水(処理水)のCuイオン濃度は0.1mg/L以下となった。
このカラムに前記濾過水を100hr通水したが、その間、流出水のCuイオン濃度は0.1mg/L以下を維持した。
100hrの通水後、カラムに5重量%塩酸水溶液600mLを1hrかけて通水してカチオン交換樹脂を再生し、その後純水で押し出し洗浄し、押し出し洗浄廃液も含めて1000mLの再生廃液を回収した。この回収液のCuイオン濃度は約450mg/Lであり、pHは0.5であった。
硫酸銅水溶液の代りに、この回収液を用いて、上記と同様に人工排水の処理を行ったところ、硫酸銅水溶液を用いた場合と同等の凝集性及びCOD除去性を得ることができた。
本発明の陰イオン性有機物含有排水の処理方法の実施の形態を示す系統図である。
符号の説明
1:凝集・沈殿槽
2:イオン交換樹脂塔
3:貯槽

Claims (6)

  1. 陰イオン性有機物含有排水中の陰イオン性有機物を除去する方法において、
    該陰イオン性有機物含有排水に銅イオンを添加して得られた凝集物を分離し、分離水をイオン交換樹脂及び/又はキレート樹脂と接触させて残留銅イオンを除去する工程と、
    該分離水と接触させた後のイオン交換樹脂及び/又はキレート樹脂を再生する工程とを備えることを特徴とする陰イオン性有機物含有排水の処理方法。
  2. 請求項1において、前記再生工程で排出される再生廃液を該陰イオン性有機物含有排水の凝集処理に用いることを特徴とする陰イオン性有機物含有排水の処理方法。
  3. 請求項1又は2において、前記陰イオン性有機物含有排水に、銅イオンとして、銅塩及び/又は金属銅の酸溶解液を添加することを特徴とする陰イオン性有機物含有排水の処理方法。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、前記イオン交換樹脂がH形カチオン交換樹脂、Na形カチオン交換樹脂、及びCa形カチオン交換樹脂よりなる群から選ばれる1種又は2種以上であり、前記再生廃液を前記陰イオン性有機物含有排水への銅イオン供給源として用いることを特徴とする陰イオン性有機物含有排水の処理方法。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項において、前記キレート樹脂がH形キレート樹脂、Na形キレート樹脂、及びCa形キレート樹脂よりなる群から選ばれる1種又は2種以上であり、前記再生廃液を前記陰イオン性有機物含有排水への銅イオン供給源として用いることを特徴とする陰イオン性有機物含有排水の処理方法。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項において、前記再生廃液中の遊離の酸により金属銅を溶解させ、得られた溶解液を前記陰イオン性有機物含有排水への銅イオン供給源として用いることを特徴とする陰イオン性有機物含有排水の処理方法。
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