JP2006261665A - ガス供給部材及びそれを用いた処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】処理対象物にガスを安定して供給することが可能なガス供給部材及び処理装置を提供する。
【解決手段】ガス供給部材20は、処理対象物2を保持する処理部材10との間に処理対象物2上にガスを供給するガス供給路25を形成する本体部21を備える。本体部21にはガス供給路25の途中に位置するガス溜まり部24が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガス供給部材及びそれを用いた処理装置に関する。
従来、半導体製造工程や液晶製造工程では、半導体基板や液晶基板などの基板に対して加熱処理を行う加熱部材が用いられる。この加熱部材が保持する基板上にガスを供給するために、加熱部材の外周側にリング部材を配置した処理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−93894号公報
しかしながら、図5に示す従来の処理装置においては、リング部材320と加熱部材310との間にガス供給路325が形成されている。このリング部材320の上部底面324は平坦に形成されているため、この上部底面324にガスが当たり、ガス流Xの乱れが生じていた。このような乱れたガス流Xにより、ガスを安定して基板2に供給することが困難であった。
そこで、本発明の目的は、処理対象物にガスを安定して供給することが可能なガス供給部材及び処理装置を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の一実施形態の処理装置は、処理対象物を保持する処理部材と、処理部材の外周側に配置されたガス供給部材とを備える。本発明の一実施形態のガス供給部材は、処理部材との間に処理対象物上にガスを供給するガス供給路を形成する本体部を備える。そして、本体部にはガス供給路の途中に位置するガス溜まり部が形成されている。
本発明に係るガス供給部材及び処理装置によれば、ガス供給路の途中に位置するガス溜まり部の内部においてガス流の乱れを生じさせることにより、処理対象物に供給されるガス流の乱れを低減できる。これにより、処理対象物にガスを安定して供給することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1に示すように、処理装置1は、加熱部材10と、ガス供給部材20とを備える。なお、図1は、加熱部材10の径方向中心を通る断面を示している。処理装置1は、処理対象物に対して様々な処理を行う。処理対象物には、例えば、半導体基板や液晶基板などの基板などがある。以下、処理対象物としての基板2に加熱処理を行う処理装置1を例にとって説明する。
加熱部材10は、処理対象物を保持し、処理対象物に対して処理を行う処理部材の1つである。加熱部材10は、処理対象物である基板2に対して加熱処理を行う。加熱部材10は、基板載置面10aを有しており、基板載置面10aに基板2が載置される。そして、加熱部材10は、基板載置面10a上の基板2を加熱する。
ガス供給部材20は、加熱部材10の外周側に配置される。従って、ガス供給部材20は、基板載置面10aの外周側にも配置される。ガス供給部材20は、加熱部材10との間にガス供給路25を形成し、処理対象物上にガスを供給する。具体的には、ガス供給部材20は、基板載置面10aに載置された基板2の上にガスを供給する。供給されるガスには、基板2におけるプロセスを安定化させる雰囲気ガス、反応ガスなどがある。雰囲気ガスとしては、例えば、窒素ガス、アルゴンガス、ヘリウムガスなどを用いることができる。
次に、ガス供給部材20、加熱部材10について詳細に説明する。図1、図2に示すように、ガス供給部材20は、本体部21を備える。
本体部21は、加熱部材10との間に処理対象物上にガスを供給するガス供給路25を形成する。
具体的には、本体部21は、筒状部22と、上板部23とを備える。筒状部22は、加熱部材10の側面10cとの間にガス供給路25を形成する。これにより、加熱部材10の下方から上方に向かう経路を有するガス供給路25を形成できる。上板部23は、加熱部材10の段差部10bとの間にガス供給路25を形成する。これにより、加熱部材10の外周側から内周側に向かう経路を有するガス供給路25を形成できる。
本体部21は、加熱部材10の形状に応じた形状にすることができる。例えば、加熱部材10の外周形状が円形の場合には、筒状部22を円筒形状にすることができる。加熱部材10の外周形状が多角形の場合には、筒状部22を角筒形状にすることができる。又、加熱部材10が、基板載置面10aの周囲の基板載置面10aよりも低い位置に、平面視で環状の段差部10bを有する場合、上板部23を環状にすることができる。
更に、本体部21の大きさ、例えば、筒状部22の厚さや直径(幅)、上板部23の厚さや直径などは、加熱部材10との間に形成されるガス供給路25の左右方向の幅が、2〜20mmとなるようにすることが好ましい。ガス供給路25の幅は、2〜10mmとなるようにすることがより好ましい。
本体部21には、ガス溜まり部24が形成されている。ガス溜まり部24は、ガス供給路25の途中に位置する。ガス溜まり部24にはガスが溜まり、ガス流に乱れが生じる。即ち、ガス供給路25の途中に位置するガス溜まり部24においてガス流の乱れを発生させることができる。その結果、処理対象物である基板2の上に供給されるガス流の乱れを低減できるため、基板2にガスを安定して、スムーズに供給することができる。
ガス溜まり部24は、ガス供給路25の途中に形成されていればよく、その位置は限定されないが、ガス流の方向を変える位置に形成されていることが好ましい。これによれば、大きなガス流の乱れをガス溜まり部24で発生させることができ、基板2に供給されるガス流の乱れをより一層抑制することができる。よって、基板2にガスをより安定して供給することができる。
例えば、図1に示すように、ガス供給路25の下方から上方に向かうガス流Aの流れ方向を、ガス供給路25の左右方向外側から内側に向かうガス流Cの流れ方向に変える位置に、ガス溜まり部24を形成することが好ましい。即ち、ガス供給路25内を上方に向けて流れるガス流Aは、ガス溜まり部24の位置において、左右方向内側である右方向のガス流Cに流れ方向が変わる。
これにより、ガス溜まり部24の内部において、乱れたガス流Bを発生させることができる。その結果、ガス溜まり部24の下方を通って、基板2上に送り出されるガス流Cの乱れを低減できる。
また、ガス溜まり部24は、ガス供給路25の上方(ガス供給路25におけるガス流れの下流部分)に形成されていることが好ましい。これによれば、加熱部材10に保持された基板2に近い位置のガス流Cの乱れを低減できる。よって、基板2にガスをより安定して供給することができる。
ガス溜まり部24として、例えば、図2に示すように、平面視で本体部21を周方向に沿って一周する環状の溝を形成できる。ガス溜まり部24(溝)の断面形状は限定されず、矩形、半円形などとすることができる。ガス溜まり部24(溝)の幅は、1〜10mmであることが好ましい。ガス溜まり部24(溝)の深さは、1〜10mmであることが好ましい。又、ガス溜まり部24(溝)は本体部21の周方向に一周に渡って形成する必要はなく、間隔をおいて複数形成してもよい。
ガス溜まり部は、図1に示すように本体部21の上板部23に形成してもよく、図3に示すガス供給部材120のように筒状部122に形成してもよい。図3において、本体部121は、筒状部122と、上板部123とを備える。ガス溜まり部124は、ガス供給路25の下方から上方に向かうガス流Aを、ガス供給路25の左右方向外側から内側に向かうガス流Cに変える位置に形成されている。ガス溜まり部124において乱れたガス流Bを発生させることができる。その結果、ガス溜まり部124の側方を通って、基板2上に送り出されるガス流Cの乱れを低減できる。
本体部21,121は、セラミックスで形成されていることが好ましい。本体部21,121は、例えば、窒化アルミニウム(AlN)、窒化珪素(Si34)、炭化珪素(SiC)、アルミナ(Al23)、サイアロン(SiAlON)などを含むことができる。これによれば、耐食性や耐熱性に優れたガス供給部材20,120を提供できる。
このようなガス供給部材20,120は、例えば、以下のようにして作製できる。
まず、主成分となるセラミックス粉末と焼結助剤とを混合し、セラミックス原料粉末を調整する。セラミックス原料粉末に、バインダー、水、分散剤などを添加して混合し、スラリーを作製する。スラリーを噴霧造粒法などにより造粒して造粒粉を作製する。造粒粉を用いて、金型成形法、CIP(Cold Isostatic Pressing)法、スリップキャスト法などの成形方法により、本体部21,121となるセラミックス成形体を作製する。
セラミックス成形体を、セラミックス原料粉末の種類に応じた焼成条件で、ホットプレス法や常圧焼結法などの焼成方法により焼成し、セラミックスで形成された本体部21,121を作製する。そして、本体部21,121に、加工によりガス溜まり部24,124を形成し、ガス供給部材20,120を得ることができる。
あるいは、ガス溜まり部24,124が形成されたセラミックス成形体を作製し、焼成することによっても、ガス溜まり部24,124が形成されたガス供給部材20,120を得ることができる。
更に、筒状部22,122と上板部23,123とを別々に作製し、筒状部22,122と上板部23,123とを接合剤を用いた固相接合法や液相接合法などにより接合して、本体部21,121を作製してもよい。この場合、ガス溜まり部24が形成された上板部23や、ガス溜まり部124が形成された筒状部122を作製できる。上板部23や筒状部122には、焼成後、加工によりガス溜まり部24,124を形成してもよく、成形時にガス溜まり部24,124を形成してもよい。
図1に示すように、加熱部材10は、基体11と、抵抗発熱体12と、管状部材13と、給電部材14と、絶縁管15とを備える。基体11は、処理対象物である基板2を保持する。基体11は、例えば、円盤状、多角形の板状とすることができる。
基体11は、ガス供給部材20の筒状部22との間にガス供給路25を形成する下部11bと、ガス供給部材20の上板部23とガス供給路25を形成する上部11aとを備える。上部11aは、基板載置面10aを有する。上部11a及び下部11bの外周部分には、段差部10bが形成されている。この段差部10bにより、下部11bの直径(図1における左右長さ)は、上部11aの直径よりも大きく形成される。
基体11には、ガス供給路11cが形成されている。ガス供給路11cは、管状部材13から供給されるガスを、ガス供給部材20との間に形成されているガス供給路25に導く。ガス供給路11cは、基体11側面から基体11中央に向かって形成されている。ガス供給路11cは、複数形成することができる。例えば、ガス供給路11cは、基体11の周方向に沿って180°の間隔を設けて2つ形成してもよく、120°の間隔を設けて3つ形成してもよく、90°の間隔を設けて4つ形成してもよい。
更に、基体11の下面(基板載置面10aと反対側の面)には、貫通孔11dが形成されている。貫通孔11dは、ガス供給路11cと管状部材13の内部に形成されたガス導入路13aとを連通させ、ガス導入路13aから供給されるガスを貫通孔11dを介してガス供給路11cに導く。
基体11は、セラミックスで形成することが好ましい。基体11は、例えば、窒化アルミニウム、窒化珪素、炭化珪素、アルミナ、サイアロンなどを含むことが好ましい。これによれば、加熱部材10の耐食性や耐熱性を向上させることができる。基体11は、窒化アルミニウムを含むことがより好ましい。これによれば、基板載置面10aの均熱性を向上できる。
抵抗発熱体12は、基体11の内部に埋設されている。抵抗発熱体12は、給電部材14からの電力供給を受けて発熱し、基板加熱面10aの温度を上昇させる。抵抗発熱体12は、例えば、高融点材料で形成することが好ましい。抵抗発熱体12は、例えば、タングステン、モリブデン、タングステン−モリブデン合金、炭化タングステン、炭化モリブデンなどにより形成することが好ましい。抵抗発熱体12の形態は限定されず、例えば、高融点材料粉末を含む印刷ペーストを印刷したもの、高融点材料の線状、コイル状、帯状などのバルク体やシート(箔)、CVDやPVDによる薄膜などを用いることができる。又、抵抗発熱体12の形状も限定されず、渦巻状、メッシュ状(金網)、孔あき形状(パンチングメタル)、複数の折り返し部を有する形状などにできる。
管状部材13は、基体11を支持する。又、管状部材13は、基体11のガス供給路11cにガスを導入する。具体的には、管状部材13には、基体11の貫通孔11dにつながるガス導入路13aが形成されている。更に、管状部材13の内周側に給電部材14及び絶縁管15が配置されている。
管状部材13は、基体11の下面に接合されている。例えば、管状部材13は、接合剤を用いた固相接合法や液相接合法などにより、基体11と接合できる。この場合、基体11と接合部材13とを一体化でき、管状部材13のガス導入路13aと基体11のガス供給路11cの気密性を確保できる。あるいは、管状部材13は、Oリングやメタルパッキングなどのシール材により、基体11と結合させることもできる。これによっても、管状部材13のガス導入路13aと基体11のガス供給路11cとの間における気密性を確保できる。
管状部材13は、基体11と同様にセラミックスで形成することが好ましい。特に、管状部材13は、基体11と同種のセラミックスで形成されることが好ましい。
給電部材14は、抵抗発熱体12と電気的に接続しているため、抵抗発熱体12に電力を供給する。給電部材14は、抵抗発熱体12と、ロウ接合、溶接、共晶、かしめ接合、嵌合、ネジ止めなどにより接続させることが好ましい。給電部材14は、給電ロッド、給電線(給電ワイヤー)、給電ロッドと給電線の複合体などを用いることができる。給電部材14は、金属で形成されていることが好ましく、特にニッケルで形成されていることがより好ましい。給電部材14は、絶縁管15内に収容されている。絶縁管15は、基体11の下面に接合されている。
尚、本発明は、上記実施形態に限定されず、種々の変更が可能である。例えば、図4に示すように、ガス供給部材220に複数のガス溜まり部224,225を設けることができる。具体的には、本体部221に、複数のガス溜まり部224,225を形成できる。
ガス溜まり部225は、筒状部222の下端部に断面矩形状に形成されている。ガス溜まり部225は、筒状部222の下端部の内周面を外周方向に向けて切り欠いて形成されている。このように、ガス溜まり部225は、基体11のガス供給路11cから供給されるガス流Dを、ガス供給路25の下方から上方に向かうガス流Aに変える位置に形成される。これにより、ガス溜まり部225の内部において、乱れたガス流B1を発生させることができる。その結果、ガス溜まり部225の側方を通って、上方に向かうガス流Aの乱れを低減できる。
ガス溜まり部224は、上板部223の下面に断面矩形状に形成されている。ガス溜まり部224は、乱れが低減されたガス流Aを、ガス供給路25の左右方向外側から内側に向かうガス流Cに変える位置に形成される。これにより、ガス溜まり部224の内部において、乱れたガス流B2を発生させることができる。その結果、ガス溜まり部224の下方を通って、基板2上に送り出されるガス流Cの乱れを更に低減できる。このように、複数のガス溜まり部224,225を設けることにより、ガス流A,Cの乱れをより一層低減できる。
更に、加熱部材10には、静電吸着力を発生させる静電電極や、反応ガスを励起させる高周波電極を設けることができる。具体的には、基体11に、静電電極や高周波電極も埋設させることができる。又、処理部材として、加熱部材10以外に、基板2に対してプラズマ処理を行うプラズマ処理部材や、スパッタ処理を行うスパッタ処理部材などを用いることができる。
以下、本発明を実施例を通じて具体的に説明する。
まず、図1、図2に示すガス供給部材20を作製した。窒化アルミニウム粉末95重量%と、酸化イットリウム粉末(焼結助剤)5重量%とを混合し、セラミックス原料粉末を調整した。該セラミックス原料粉末にバインダー(PVA)、水、分散剤を添加し、ボールミルを用いて混合してスラリーを作製した。次に、このスラリーをスプレードライヤーを用いて噴霧乾燥し、造粒粉を作製した。該造粒粉を用いて金型成形法により、本体部21となるセラミックス成形体を作製した。セラミックス成形体をホットプレス法を用い、窒素ガス雰囲気において1860℃で焼成した。
次いで、本体部21の上板部23に、MC(マシニングセンター)を用いた加工によりガス溜まり部24を形成した。具体的には、幅及び深さが5mmであり、平面視で円環状に形成された断面が矩形状の溝を、ガス溜まり部24として形成した。これによって、ガス供給部材20を作製した。
さらに、このガス供給部材20を、加熱部材10の外周側に配置し、加熱部材10とガス供給部材20との間にガス供給路25を形成した。
こののち、管状部材13、給電部材14及び絶縁管15を、加熱部材10とガス供給部材20とに接合して、処理装置1を作製した。
この処理装置1を用いて、ガスの導入試験を行った。管状部材13のガス導入路13aから、雰囲気ガスとして窒素ガスを20sccm(standard cc/min)導入した。この結果、基体11のガス供給路11c、加熱部材10とガス供給部材20との間に形成されたガス供給路25を経て、基板載置面10aに載置された基板2上に、雰囲気ガスを安定してスムーズに供給することができた。
本発明の実施形態に係る処理装置の断面図である。 本発明の実施形態に係るガス供給部材の平面図である。 本発明の実施形態に係るガス供給部材及び加熱部材の部分断面図である。 本発明の実施形態に係るガス供給部材及び加熱部材の部分断面図である。 従来のリング部材及び加熱部材の部分断面図である。
符号の説明
2・・・処理対象物
10,110,210・・・処理部材
10b・・・段差部
10c・・・側面
20,120,220・・・ガス供給部材
21,121,221・・・本体部
22,122,222・・・筒状部
23,123,223・・・上板部
24,124,224,225・・・ガス溜まり部
25・・・ガス供給路

Claims (9)

  1. 処理対象物を保持する処理部材との間にガス供給路を形成する本体部を備え、前記ガス供給路を介して前記処理対象物上にガスを供給すると共に、
    前記本体部に、前記ガス供給路の途中に位置するガス溜まり部を形成したことを特徴とするガス供給部材。
  2. 前記本体部は、前記処理部材の側面との間に前記ガス供給路を形成する筒状部を有することを特徴とする請求項1に記載のガス供給部材。
  3. 前記本体部は、前記処理部材の段差部との間に前記ガス供給路を形成する上板部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のガス供給部材。
  4. 前記ガス溜まり部は、前記ガス供給路におけるガスの流れ方向を変える位置に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のガス供給部材。
  5. 前記ガス溜まり部は、前記ガス供給路におけるガス流れの下流部分に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のガス供給部材。
  6. 前記本体部には、複数の前記ガス溜まり部が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のガス供給部材。
  7. 前記本体部は、セラミックスで形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のガス供給部材。
  8. 処理対象物を保持する処理部材と、該処理部材の外周側に処理部材から所定間隔をおいて配置されたガス供給部材とを備えた処理装置であって、
    前記ガス供給部材は、本体部を備えており、該本体部と前記処理部材との間に前記処理対象物上にガスを供給するガス供給路を形成し、
    前記本体部のうち、前記ガス供給路の途中に位置する部位に、ガス溜まり部を形成したことを特徴とする処理装置。
  9. 前記処理部材は、前記処理対象物に対して加熱処理を行う加熱部材であることを特徴とする請求項8に記載の処理装置。

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