JP2006261659A - 半導体発光素子の製造方法 - Google Patents

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健司 笠原
Kazumasa Ueda
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Abstract

【課題】高い輝度を示す半導体発光素子の製造方法を提供する。
【解決手段】半導体発光素子を構成するように成長基板上に半導体層を積層し、電極を形成する半導体発光素子の製造方法において、いずれかの半導体層上に、粒径が0.01μm以上10μm以下の粒子を面密度2×106cm-2以上2×1010cm-2以下の範囲で配置した後、該粒子をエッチングマスクとしてドライエッチングをおこない、錐体形状または錐台形状の凸部を形成することを特徴とする半導体発光素子の製造方法。
【選択図】なし

Description

本発明は、半導体発光素子の製造方法に関する。
紫外光、青色光もしくは緑色光を発する発光ダイオード素子、紫外光、青色光もしくは緑色光レーザダイオード素子として用いられている半導体発光素子としては、例えば、一般式InxGayAlzN(ただし、x+y+z=1、0≦x≦1、0≦y≦1、0≦z≦1)で表される窒化物系化合物半導体からなる半導体発光素子がある。この半導体発光素子は、半導体発光素子を構成するように成長基板上に半導体層を積層し、電極を形成して製造されている。
半導体発光素子には輝度向上が求められており、高い輝度を示す半導体発光素子の製造方法として、半導体発光素子の光取出し面となる半導体層に、ポリスチレンとポリメタクリル酸メチルで構成されたブロックコポリマーを塗布し、加熱してポリスチレン(PS)とポリメタクリル酸メチル(PMMA)に相分離させ、PSとPMMAのRIE(Reactive Ion Etching)によるエッチングの速度差を利用してPMMAをエッチングにより除去し、残ったPSをマスクとして窒化物半導体発光素子の光取出し面をRIEによりエッチングし、次いでPSを除去することにより、光取り出し面に一つ一つが円錐形状の凸部を多数形成し、次いで電極を形成して製造する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この製造方法により得られる半導体発光素子は、該凸部を形成せずに製造された半導体発光素子に比較して、最大1.6倍の輝度を示すが(特許文献1参照。)、さらに高い輝度を示す半導体発光素子が得られる製造方法が求められていた。
特開2003−218383号公報
そこで本発明の目的は、高い輝度を示す半導体発光素子の製造方法を提供することにある。
本発明者らは、上記課題を解決すべく、半導体発光素子を構成するように成長基板上に半導体層を積層し、電極を形成する半導体発光素子の製造方法について鋭意検討した結果、いずれかの半導体層上に、一定範囲の粒径の粒子を一定範囲の適当な面密度で配置した後、該粒子をエッチングマスクとしてドライエッチングをおこない、錐体形状または錐台形状の凸部を形成することにより、高い輝度を示す半導体発光素子が得られることを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち本発明は、半導体発光素子を構成するように成長基板上に半導体層を積層し、電極を形成する半導体発光素子の製造方法において、いずれかの半導体層上に、粒径が0.01μm以上10μm以下の粒子を面密度2×106cm-2以上2×1010cm-2以下の範囲で配置した後、該粒子をエッチングマスクとしてドライエッチングをおこない、錐体形状または錐台形状の凸部を形成することを特徴とする半導体発光素子の製造方法を提供する。また本発明は、前記の製造方法により製造された半導体発光素子を提供する。さらに、本発明は、次の(i)〜(ii)を含む半導体素子を提供する。
(i)錐、錐台から選ばれる凸部を有する半導体層、
(ii)電極、及び
凸部が錐台である場合、凸部は高さが0.05μm〜5.0μmであり、下底面の直径が0.05μm〜2.0μmであり、凸部が錐である場合、凸部は高さが0.05μm〜5.0μmであり、底面の直径が0.05μm〜2.0μmである。
本発明の製造方法によれば、高い輝度を示す半導体発光素子が得られ、紫外光、青色光もしくは緑色光を発する発光ダイオード素子、紫外光、青色光もしくは緑色光レーザダイオード素子として好適に用いることができるので、本発明は工業的に極めて有用である。
本発明の製造方法は、半導体発光素子を構成するように成長基板上に半導体層を積層し、電極を形成する半導体発光素子の製造方法において、いずれかの半導体層上に、粒径が0.01μm以上10μm以下の粒子を面密度2×106cm-2以上2×1010cm-2以下の範囲で配置した後、該粒子をエッチングマスクとしてドライエッチングを行い、錐体形状または錐台形状の凸部を形成することを特徴とする。
本発明の製造方法において、半導体層上にドライエッチングマスクとなる粒子を配置する。該半導体積層膜上に粒子を配置する方法は、粒子を水等の媒体に分散させたスラリーを用いて、半導体層を形成した成長基板を該スラリー中に浸漬させるかまたは、半導体層を形成した成長基板上に該スラリーを塗布や噴霧した後に乾燥させることにより行うことができる。特に、配置後の粒子密度を均一にするために該スラリーをスピンコートにより塗布する方法が好ましい。
半導体層上に配置させる粒子の面密度は、2×106cm-2〜2×1010cm-2の範囲である。ただし、ここでの面密度は、その半導体層上で粒子を配置しない部分があればそれを除いた部分の面密度であり、必ずしも半導体層の全面積での平均粒子密度ではない。
本発明の製造方法において用いることができる粒子としては、ポリスチレンなどからなる有機物粒子でもよいが、無機粒子が好ましい。無機粒子としては、酸化物粒子、窒化物粒子、炭化物粒子、硼化物粒子および硫化物粒子、金属粒子がより好ましい。酸化物粒子としては、シリカ、アルミナ、ジルコニア、チタニア、セリア、マグネシア、酸化亜鉛、酸化スズおよびイットリウムアルミニウムガーネット(YAG)等が挙げられ、これらの構成元素を他元素で部分置換したものも含まれる。窒化物粒子としては、窒化珪素、窒化アルミニウム、窒化硼素等が挙げられ、これらの構成元素を他元素で部分置換したものも含まれる。例えば、シリコンとアルミニウムと酸素と窒素を骨格とするサイアロンのような粒子も用いることができる。炭化物粒子としては、SiC、炭化硼素、ダイヤモンド、グラファイト、フラーレン類等が挙げられ、これらの構成元素を他元素で部分置換したものも含まれる。硼化物粒子としては、ZrB2、CrB2等が挙げられ、これらの構成元素を他元素で部分置換したものも含まれる。硫化物粒子としては、硫化亜鉛、硫化カルシウム、硫化ストロンチウム等が挙げられ、これらの構成元素を他元素で部分置換したものも含まれる。また、Si、Ni、W、Ta、Cr、Ti、Mg、Ca、Al、Au、AgおよびZnからなる群より選ばれる1種以上の金属の粒子も用いることができる。また、これらの粒子はそれぞれ単独で用いることができ、あるいはそれぞれを混合して用いることもできる。また、窒化物粒子を酸化物粒子で被覆したような被覆粒子も用いることができる。上記粒子の中でも、酸化物粒子がさらに好ましく、その中でもシリカがよりさらに好ましい。そして、球状で、単分散で、比較的粒径の揃ったものがある点で、コロイダルシリカが最も好ましい。
本発明に用いる粒子の平均粒径は、0.01μm以上10μm以下の範囲であり、平均粒径がこの範囲内であるときに、本発明の製造方法による半導体発光素子は、高い輝度を示す。粒子の平均粒径としては0.05μm以上2.0μm以下の範囲が好ましく、0.1μm以上2.0μm以下の範囲でかつ粒子形状が球状である場合がさらに好ましい。
以上のように半導体層上に粒子を配置させた後、粒子をマスクにして、半導体層の少なくとも一つの層をドライエッチングする。ドライエッチングには、ECRドライエッチング装置やICPドライエッチング装置など、公知のドライエッチング装置を使用することができる。半導体層をエッチングしつつ、成長基板面に水平な面に平行な方向における粒子の最大径(以下、本明細書においては「粒子の横サイズ」と称する。)を小さくする条件で、ドライエッチングをおこなうことが好ましい。ドライエッチング後における前記粒子の成長基板面に水平な面内における最大径が、ドライエッチング前における該粒子の粒径の80%以下であることが好ましく、50%以下がさらに好ましい。
こうして形成された凸部の形状としては、錐体形状であるかまたは、錐台形状であって凸部の成長基板側の下底の面積に対して、成長基板とは反対側の上底の面積が25%以下であることが好ましく、錐体形状、錐台形状がそれぞれ円錐形状、円錐台形状であることがより好ましい。そして、円錐台形状である凸部の下底面の直径が0.05μm以上2.0μm以下の範囲であり、かつ該凸部の高さが0.05μm以上5.0μm以下の範囲であるかまたは、円錐形状である凸部の底面の直径が0.05μm以上2.0μm以下の範囲であり、かつ該凸部の高さが0.05μm以上5.0μm以下の範囲であることがさらに好ましい。さらに好ましい凸形状としては、図6(a)のような形状であり、図6(b)に示すように成長基板面と垂直な面に対する該凸形状の断面の輪郭が少なくとも曲線を含み、かつその曲率半径が該凸形状頂点から周辺に向かって単調増加である凸形状である。
なお、本発明の製造方法において、粒径を配置した後であって、該粒子をエッチングマスクとしてドライエッチングをおこない、錐体形状または錐台形状の凸部を形成する前に、半導体層上にレジスト膜を塗布し、次いでフォトリソグラフィー法により該レジスト膜を所定の形状にパターニングを行い、かつ、前記ドライエッチング後に、該レジストで被覆されていて凸部が形成されていない部分のレジストを除去することもできる。これは、例えば、光取り出し面に本発明の凸部を形成する場合において、電極形成領域直下に凸部を形成すると、接触抵抗が増加することがあるからである。この場合、この凸部形成の領域としては、n電極とp電極との間の領域にのみ加工する場合(図3(a))、p電極領域以外に加工する場合(図3(b))、n電極領域以外に加工する場合(図3(c))がある。
以下、本発明の実施の形態の一例について図面を参照して説明する。
図1は本発明による発光素子の製造方法の一例を示している。
図1(a)は、単結晶性の基板2上に、例えば有機金属熱分解法(MOCVD法)を用いて所要の半導体結晶薄膜層を積層形成したものである。本発明の製造方法は半導体層が三族窒化物半導体からなる場合に好適に適用できるので、以下、三族窒化物半導体層をサファイア成長基板上に積層することにより半導体発光素子を作製する場合について説明する。
まず、サファイア基板2上に低温バッファー層(図示せず)、n型コンタクト層3、発光層4、p型コンタクト層5の順番に積層する。なお、ここでは本発明を適用するうえでの半導体積層構造の一例を示しているだけであり、他の構成でも本発明の適用は可能である。例えば発光層は単量子井戸構造であっても、多重量子井戸構造であってもよく、また、例えば成長基板上に、低温バッファー層、p型コンタクト層、発光層、n型コンタクト層の順番に積層した構造であってもよく、また、例えば成長基板は、SiC、Si、MgAl24、LiTaO3、ZrB2、CrB2、窒化ガリウムの単結晶からなる成長基板であってもよい。
次に、該p型コンタクト膜5上に公知のフォトリソグラフィー法でレジストパターニングをおこなう(図1(b))。
次に、ICPドライエッチング法などの公知のドライエッチング方法によってn型コンタクト層3が露出するまでエッチングし、メサ形状を形成する(図1(c))。
例えば、GaN膜に本発明の凸部を形成する場合、粒子を平均粒径0.37μmの球状シリカ粒子とし、ICPドライエッチング装置を用いて、基板バイアスパワー100W、ICPパワー200W、圧力0.8Pa、塩素ガス20sccm、ジクロルメタン10sccm、アルゴン40sccmといった条件Aで処理する。この条件で処理時間7.5分間のエッチングをおこなうと、GaNに対しては、基板面に垂直方向に約0.6μmエッチングされ、かつ、シリカ粒子の横サイズは平均で0.18μmに減少している。つまり、シリカ粒子のドライエッチング処理後の横サイズは、該粒子のドライエッチング処理前の直径の約50%になっている。これにより、シリカ粒子の直下にはGaNからなる凸部が形成され、かつその凸部は錐台形状(図2(a))になっている。ここで、ドライエッチング条件を変更することで、シリカ粒子がほぼ完全になくなるまでエッチングすることもでき、その場合には、凸部は錐体形状(図2(b))となる。図4に(a)エッチング前、(b)0.2μmのGaNエッチング後、(c)0.6μmのGaNエッチング後の表面SEM写真を示す。エッチング処理により、シリカ粒子の横サイズが減少し、GaNが微小円錐台形状に加工されていることが見て取れる。
またドライエッチングを次の条件Bで行うと、半導体層(GaN)はほとんどエッチングされず、シリカ粒子のみがエッチングされる。
条件B
半導体層:GaN
粒子(マスク):平均粒径0.37μmの球状コロイダルシリカ、
基板バイアスパワー:100W、
ICPパワー:200W、
圧力:0.8Pa、
CHF3:100sccm、
前述のように、ドライエッチングを条件Aで行うと、半導体層(GaN)とシリカ粒子の両方がエッチングされる。条件Aの操作と条件Bの操作を適度な時間で交互に繰り返し行う場合、形成される凸部の側壁傾斜角度は、条件Aの操作を行って形成される凸部のものより、緩やかである。
さらに、ドライエッチングを次の条件C(条件Aにおいてアルゴンを減少させている)で行う場合、半導体層(GaN)に対するシリカ粒子のエッチング速度比は小さい。条件Cの操作を行って形成される凸部の側壁傾斜角度は、条件Aの操作を行って形成される凸部のものより、急である。
条件C
基板バイアスパワー:100W、
ICPパワー:200W、
圧力:0.8Pa、
塩素ガス:20sccm、
ジクロルメタン:10sccm、
アルゴン:0sccm。
凸部の形成後、粒子が凸部の先端に残っている場合もある。この粒子は除去してもよく、しなくてもよい。例えば、粒子を除去しなくても半導体発光素子の動作上なんら問題は生じない。例えば、凸部を形成した面を電極膜で覆う構成であれば、粒子は電極形成前に除去したほうがよい。除去の方法は粒子によって異なるが、例えばシリカ粒子を除去する場合には、弗化水素酸でエッチング除去すればよい。
次に、p型コンタクト層に透明性p電極を形成する。該透明性p電極形成は、公知のフォトリソグラフィー法でレジストパターニングをおこない、公知の蒸着法などで電極金属を蒸着した後、リフトオフによって形成することができる。p型コンタクト層が三族窒化物半導体の場合には、電極として、公知のNiAuやITOなどが好適である。そして、p電極とp型コンタクト層との間のオーミック性接触形成のために、熱処理をおこなう。熱処理条件は、電極種類と、p型コンタクト層の正孔濃度によって異なるが、例えば、窒素に酸素を混合した雰囲気中において500℃で10分間のアニールをおこなう。
次に、n型コンタクト層にn電極を形成する。該n電極形成は、公知のフォトリソグラフィー法でレジストパターニングをおこない、公知の真空蒸着法などで電極金属を蒸着した後、リフトオフによって形成することができる。n型コンタクト層が三族窒化物半導体の場合には、電極金属として、公知のAlやTiAlなどが好適である。そして、n電極とn型コンタクト層との間のオーミック性接触形成のために、熱処理をおこなう。熱処理条件は、電極の種類と、n型コンタクト層の電子濃度によって異なるが、例えば、窒素雰囲気中において600℃で1分間のアニールをおこなう。ただし、Al電極のように熱処理を必要としない場合もありうる。
また、メサ形状を形成してもよく、a.メサ形状の形成、b.凸部形成、c.p電極形成、およびd.n電極形成の工程順番は適当に変更することが可能である。つまり、c.→b.→a.→d.の工程順序も可能であり、また、a.→c.→b.→d.といった工程順序も可能である。また、b.→a.→c.→d.といった工程順序も可能である。
上記構成により、半導体層の少なくとも1層に微小な凸部を形成することが可能であり、かつ、凸部の側壁を基板面に対して垂直とならず凸部の形状が錐台形状または錐体形状とすることが可能であり、かつ、再現性よく、低コストで、量産性に優れた、高い輝度を示す半導体発光素子およびその製造方法を提供すること可能となる。
また、本発明の製造方法により、例えば、次の(i)及び(ii)を含む半導体素子が得られる。
(i)錐、錐台から選ばれる凸部を有する半導体層、
(ii)電極、及び凸部が錐台である場合、凸部は高さが0.05μm〜5.0μmであり、下底面の直径が0.05μm〜2.0μmであり、凸部が錐である場合、凸部は高さが0.05μm〜5.0μmであり、底面の直径が0.05μm〜2.0μmである。
半導体層に含まれる凸部は、光取り出し面に対する垂直断面により凸部の頂点を分割したとき、その断面の輪郭線が少なくとも2つ曲線部分を含み、かつ凸部の底部側にある曲線部分の曲率半径がそれより頂点側にある曲線部分の曲率半径に比べて大きいものであることが好ましく、例えば、石筍等の形状を有することが好ましい。凸部を有する半導体層は、低温バッファー層、n型コンタクト層、発光層またはp型コンタクト層であり、好ましくはp型コンタクト層である。
上記において、本発明の実施の形態について説明を行ったが、上記に開示された本発明の実施の形態は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの実施の形態に限定されない。本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内でのすべての変更を含むものである。
以下に本発明の一実施例を説明するが、本発明はこれによって限定されるものではない。
実施例1
図5は、窒化物系化合物半導体からなる半導体発光素子の構造を模式的に示す断面図である。該窒化物系化合物半導体の製造方法としては、種々の公知方法が挙げられるが、有機金属気相成長成長法(MOVPE法)や分子線エピタキシャル成長法(MBE法)などが好適である。以下の実施例では有機金属気相成長成長法で成長させた。
サファイア成長基板2の上に、成長温度530℃で膜厚50nmのGaNバッファー層9を形成した。該GaNバッファ層上にn型コンタクト層3を成長した。該n型コンタクト層3は、ジシランをドーパントガスとし、成長温度1110℃で、膜厚4μmのn型GaN層とした。n型ドーパント原料としては、シラン、ジシラン、ゲルマン、テトラメチルゲルマニウムなどが好適であるが、本実施例では、n型ドーパント濃度が2×1018cm-3となるようにジシラン流量を調整した。
次に、前記n型コンタクト層3上に、式GaNで表されるn型の窒化物系化合物半導体層10を設けた。本実施例では、成長温度1120℃で厚さ100nm、n型キャリア濃度5×1017cm-3のn型GaN層を成長した。
次に、前記n型GaN層10上に発光層4を形成した。図5に示す発光層4は、障壁層であるGaN層の4A〜4Fと、井戸層であるIn0.12Ga0.88N層4G〜4Kとからなる多重量子井戸構造とした。図5では井戸層を5層にしているが、少なくとも1つの井戸層があればよい。本実施例では、井戸層を5層とし、GaN障壁層膜厚を15nm、In0.12Ga0.88N井戸層膜厚を3nmとした。
前記発光層4の上に、ビスシクロペンタジエチルマグネシウム[(C552Mg]をマグネシウム原料とし、成長温度940℃で膜厚30nmのマグネシウムドープAlGaN層11を成長した。前記AlGaN層11上にp型コンタクト層5を成長した。ビスシクロペンタジエチルマグネシウムをp型ドーパント原料とし、成長温度1010℃で膜厚200nmのp型GaN5層を成長した後、窒素雰囲気中において700℃で20分間の熱処理をほどこした。
次に、前記p型コンタクト層5上に透明性p電極8(図示せず。)を形成した。p型コンタクト層表面洗浄のため、熱王水中に10分間浸した。フォトリソグラフィー法でレジストパターニングをおこなった後、真空蒸着法でNi膜を15nm、Auを28nm蒸着し、レジストリフトオフによってp電極を形成した。次に、窒素に酸素を混合した雰囲気中において500℃で10分間のアニールをおこなった。
次に、p型コンタクト層の電極が設置されていない露出した面上に粒子を配置した。実施例1の粒子としてはコロイダルシリカスラリー(扶桑化学工業(株)“PL−20”平均粒径370nm)(平均粒径は走査型電子顕微鏡(SEM)による写真より測定。)に含まれているシリカ粒子を用いた。スピンコート法でコロイダルシリカスラリー(濃度10wt%)を塗布し、p型コンタクト層上にシリカ粒子を配置した。SEMで観察したところ、粒子密度3×108cm-2であった。
次にICPドライエッチング装置でシリカ粒子をマスクに窒化物半導体層をエッチングし、凸部を形成した。実施例1のエッチング条件は、基板バイアスパワー100W、ICPパワー200W、圧力0.8Pa、塩素ガス20sccm、ジクロルメタン10sccm、アルゴン40sccm、処理時間7.5分間の条件で処理した。この条件でのエッチングをおこなうと、GaNに対しては、成長基板面に垂直方向に約0.6μmエッチングされ、かつ、シリカ粒子の横サイズは平均で0.18μmに減少した。つまり、シリカ粒子のドライエッチング処理後の横サイズは、該粒子のドライエッチング処理前の直径の約50%になっていた。これにより、シリカ粒子の直下にはGaNが凸形状加工され、かつその凸部は円錐台形状になっていた。また、円錐台形状の下底直径は、ドライエッチング前のシリカ粒子直径とほぼ同じの0.3μm〜0.5μmであった。また、円錐台形状の下底面積に対する上底面積は4%〜16%であった。
実施例2
シリカ粒子の配置の前までは実施例1と同様にして行った。実施例2の粒子としてはコロイダルシリカスラリー(扶桑化学工業(株)“PL−5”1次粒径110nm)に含まれているシリカ粒子を用いた。スピンコート法でコロイダルシリカスラリー(濃度2wt%)を塗布し、p型コンタクト層上にシリカ粒子を配置した。走査型電子顕微鏡(SEM)で観察したところ、粒子密度6×109cm-2であった。実施例2のエッチング条件は、基板バイアスパワー100W、ICPパワー200W、圧力0.8Pa、塩素ガス20sccm、ジクロルメタン10sccm、アルゴン40sccm、処理時間2.5分間といった条件で処理した。この条件でのエッチングをおこなうと、GaNに対しては、基板面に垂直方向に約0.2μmエッチングされ、かつ、シリカ粒子の横サイズは0.05μm以下に減少していた。水平な面内における直径は、該粒子のドライエッチング処理前の直径の約50%になっていた。
凸形状加工後、バッファード弗化水素酸でシリカ粒子をウエットエッチング除去した。実施例2では、凸部の形状は円錐台形状と円錐形状とが混在していた。
次に、該p型コンタクト層5上にフォトリソグラフィー法でレジストパターニングをおこなった。ICPドライエッチング法によって、約1.7μm半導体積層膜をエッチングし、n型コンタクト層3を露出し、メサ形状が形成された。そしてレジストを剥離除去した。
次に、n型コンタクト層3にn電極7を形成する。フォトリソグラフィー法でレジストパターニングをおこない、真空蒸着法でAl電極金属を100nm蒸着した後、レジストリフトオフによって形成した。
比較例1
シリカ粒子の配置を行わず、凸部を形成しなかった以外は実施例1と同様にして半導体発光素子を作製した。
半導体基板間の特性ばらつきに起因する比較障害を取り除くため、実施例1,2および比較例1での素子は、同一半導体基板を分割して、それぞれの素子を作製して比較した。作製したダイオード構造の半導体発光素子に、順方向に20mAを通電して発光させた。発光素子は直径200μmの円形の発光領域を有し、その外周部に凸部が形成されていた。発光素子の直上51.5mmの位置に、受光面積78.5mm2のフォトダイオードを設置して光出力を測定した。表1にドライエッチング処理前のシリカ粒子の粒径と粒子密度と光出力値を示す。比較例1の青色発光ダイオード素子では、3.4mWであった。一方、実施例1の場合は8.0mW、実施例2の場合は8.0mWであった。つまり、本発明の製造方法で作製した発光素子では、光取り出し効率が2.4倍と非常に大きく改善されていることが確認された。
[表1]
シリカ粒径 粒子密度 凸形状高さ 光出力
(μm) (cm -2 ) (nm) (mW)
実施例1 0.37 3×108 600 8.0
実施例2 0.11 6×109 200 8.0
比較例1 − − − 3.4
実施例3
コロイダルシリカスラリー濃度の変更以外は実施例1と同様におこなった。実施例3の粒子としては実施例1と同じであり、コロイダルシリカスラリー(扶桑化学工業(株)“PL−20”平均粒径370nmを用いた。スピンコート法でコロイダルシリカスラリー(濃度15wt%)を塗布し、p型コンタクト層上にシリカ粒子を配置した。走査型電子顕微鏡(SEM)で観察したところ、粒子密度9×108cm-2であった。
実施例4
シリカ粒子の配置の前までは実施例1と同様にして行った。実施例4の粒子としてはコロイダルシリカスラリー(日本触媒(株)“KE−W50”1次粒径550nm)に含まれているシリカ粒子を用いた。スピンコート法でコロイダルシリカスラリー(濃度10wt%)を塗布し、p型コンタクト層上にシリカ粒子を配置した。走査型電子顕微鏡(SEM)で観察したところ、粒子密度2×108cm-2であった。実施例4のエッチング条件は、基板バイアスパワー100W、ICPパワー200W、圧力0.8Pa、塩素ガス20sccm、ジクロルメタン10sccm、アルゴン40sccm、処理時間10分間といった条件で処理した。この条件でのエッチングをおこなうと、GaNに対しては、基板面に垂直方向に約0.9μmエッチングされ、かつ、シリカ粒子の横サイズは0.3μm以下に減少していた。水平な面内における直径は、該粒子のドライエッチング処理前の直径の約55%になっていた。
比較例2
シリカ粒子の配置を行わず、凸部を形成しなかった以外は実施例3、4と同様にして半導体発光素子を作製した。
半導体基板間の特性ばらつきに起因する特性比較障害を取り除くため、実施例3,4および比較例2での素子は、同一半導体基板を分割して、それぞれの素子を作製して比較した。素子評価方法は実施例1と同様である。表2にドライエッチング処理前のシリカ粒子の粒径と粒子密度と光出力値を示す。比較例2の青色発光ダイオード素子では、5.5mWであった。一方、実施例3の場合は12.7mW、実施例4の場合は10.1mWであった。つまり、本発明の製造方法で作製した発光素子では、光取り出し効率が大きく改善されていることが確認された。
[表2]
シリカ粒径 粒子密度 凸形状高さ 光出力
(μm) (cm -2 ) (nm) (mW)
実施例3 0.37 9×108 600 12.7
実施例4 0.55 2×108 900 10.1
比較例2 − − − 5.5
本発明の発光素子の製造工程を示す断面図。 本発明の発光素子の凸部形成部を示す概念斜視図。 本発明の発光素子の凸部形成領域を示す断面図。 本発明の発光素子の凸部形成領域の表面SEM写真(45°斜視観察)。 窒化物半導体積層構造の断面模式図。 (a)凸形状概念斜視図と成長基板面に(b)垂直方向と(c)水平方向の各断面図
符号の説明
1 粒子
2 基板
3 n型コンタクト層
4 発光層
5 p型コンタクト層
6 レジスト
7 n電極
8 p電極
9 低温バッファー層
10 n型の窒化物系化合物半導体層
11 AlGaN層

Claims (18)

  1. 半導体発光素子を構成するように成長基板上に半導体層を積層し、電極を形成する半導体発光素子の製造方法において、いずれかの半導体層上に、粒径が0.01μm以上10μm以下の粒子を面密度2×106cm-2以上2×1010cm-2以下の範囲で配置した後、該粒子をエッチングマスクとしてドライエッチングをおこない、錐体形状または錐台形状の凸部を形成することを特徴とする半導体発光素子の製造方法。
  2. 粒子の粒径が0.1μm以上2.0μm以下の範囲であり、粒子形状が球状である請求項1に記載の製造方法。
  3. ドライエッチング後における前記粒子の成長基板面に水平な面方向における最大径が、ドライエッチング前における該粒子の粒径の80%以下である請求項1または2に記載の製造方法。
  4. 凸部が錐体形状であるかまたは、錐台形状であって凸部の成長基板側の下底の面積に対して、成長基板とは反対側の上底の面積が25%以下である請求項1〜3のいずれかに記載の製造方法。
  5. 錐体形状、錐台形状がそれぞれ円錐形状、円錐台形状である請求項1〜4のいずれかに記載の製造方法。
  6. 円錐台形状の凸部の下底面の直径が0.05μm以上2.0μm以下の範囲であり、かつ該凸部の高さが0.05μm以上5.0μm以下の範囲であるかまたは、円錐形状の凸部の底面の直径が0.05μm以上2.0μm以下の範囲であり、かつ該凸部の高さが0.05μm以上5.0μm以下の範囲である請求項5に記載の製造方法。
  7. 粒径が0.01μm以上10μm以下の粒子を面密度2×106cm-2以上2×1010cm-2以下の範囲で配置した後であって、該粒子をエッチングマスクとしてドライエッチングをおこない、錐体形状または錐台形状の凸部を形成する前に、半導体層上にレジスト膜を塗布し、次いでフォトリソグラフィー法により該レジスト膜を所定の形状にパターニングを行い、かつ、前記ドライエッチング後に、該レジストで被覆されていて凸部が形成されていない部分のレジストを除去する請求項1〜6に記載の製造方法。
  8. 半導体層が三族窒化物半導体からなる請求項1〜7に記載の製造方法。
  9. 粒子の主成分が、酸化物、窒化物、炭化物、硼化物、硫化物のいずれかである請求項1〜8に記載の製造方法。
  10. 粒子の主成分が、シリカ、アルミナ、ジルコニア、チタニア、セリア、マグネシア、酸化亜鉛、酸化スズおよびイットリウムアルミニウムガーネットのいずれかである請求項9記載の製造方法。
  11. 粒子の主成分が、Si、Ni、W、Ta、Cr、Ti、Mg、Ca、Al、Au、AgおよびZnからなる群より選ばれる1種以上の金属である請求項1〜8に記載の製造方法。
  12. 粒子を半導体膜上にスピンコートにより配置する請求項1〜11のいずれかに記載の製造方法。
  13. 凸部の少なくとも一部を透明性電極膜で被覆することを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の製造方法。
  14. 請求項1〜13のうちのいずれか1つの製造方法により製造された半導体発光素子。
  15. 次の(i)〜(ii)を含む半導体素子。
    (i)錐、錐台から選ばれる凸部を有する半導体層、
    (ii)電極、及び
    凸部が錐台である場合、凸部は高さが0.05μm〜5.0μmであり、下底面の直径が0.05μm〜2.0μmであり、凸部が錐である場合、凸部は高さが0.05μm〜5.0μmであり、底面の直径が0.05μm〜2.0μmである。
  16. 凸部は、光取り出し面に対する垂直断面により凸部の頂点を分割したとき、その断面の輪郭線が少なくとも2つ曲線部分を含み、かつ凸部の底部側にある曲線部分の曲率半径がそれより頂点側にある曲線部分の曲率半径に比べて大きいものである請求項15記載の半導体素子。
  17. 半導体層は、低温バッファー層、n型コンタクト層、発光層及びp型コンタクト層からなる群より選ばれる請求項15記載の半導体素子。
  18. 半導体層はp型コンタクト層である請求項17記載の半導体素子。
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