JP2006260908A - Crtの蛍光面検査装置 - Google Patents

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正和 中島
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Abstract

【課題】 簡易な構成で、量産工程での実用に耐え、短時間で混色不良を検査する事が可能なCRTの蛍光面検査装置を提供する。
【解決手段】 紫外線照射によって発光したCRTパネル101の内面の蛍光面をカラーエリアセンサカメラ103で撮像する。画像処理装置は、カラーエリアセンサカメラ103で得た前記蛍光面の画像データを複数の小領域ごとの画像データに分割し、前記小領域ごとに赤・緑・青の各色の濃度総和を求め、赤・緑・青の各色について、前記小領域ごとに、この小領域とほぼ同等の色濃度を持つことが期待される他の複数の小領域との間で前記濃度総和の差をそれぞれ求め合計し、ある色についての前記濃度総和の差の合計と他の色についての前記濃度総和の差の合計との差の絶対値が基準値よりも大きい場合に混色不良が発生していると判断する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、CRTパネル内面に形成された赤・緑・青の各色の蛍光体ストライプの混色不良を検査するCRTの蛍光面検査装置に関する。
CRTパネルの内面に赤・緑・青の蛍光体を塗布するCRTパネルの製造工程では、赤・緑・青の各蛍光体毎に、塗布、乾燥、露光、現像の処理が施され、各色の蛍光体ストライプがパネル内面に形成される。その際、ある色の蛍光体ストライプ中に他の色の蛍光体が付着していると、「カブリ」、「ハミダシ」と呼ばれる混色不良を生じる。その為、CRTの製造工程では、蛍光体の混色不良を検査する工程がある。
従来、このようなCRTの蛍光体の混色不良の検査方法としては、ブラックライトを用いてCRTパネル内面に紫外線を照射し微小発光させ、目視検査する方法が良く行われていた。しかし、微小発光によって現れる微妙な混色度合いを精度良く見極めるのは、熟練者においても非常に困難で、検査精度のばらつきが問題となっていた。
この問題を解消する為、近年、自動検査装置が提案されており、例えば、分光光度計を用いて蛍光体ストライプの混色度合を検査する装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
図4は、特許文献1に記載された従来のCRTの蛍光面検査装置の概略構成図である。従来の蛍光面検査装置では、検査ステージ2上に載置されたCRTパネル1の内面側に色選別マスク8を介して紫外線を照射する光源3と、この光源3をCRTパネル1のストライプ形成方向と直交する方向に移動可能に支持する光源駆動ユニット4と、光源3からの紫外線照射によって発光させた蛍光体ストライプの発光スペクトル成分を取り込む受光プローブ11と、受光プローブ11から取り込んだ発光スペクトル成分を分解して各色の光度を計測する分光光度計5と、この分光光度計5によって計測された光度データを監視しつつ光源駆動ユニット4を介して光源3を移動させ、それぞれの蛍光体ストライプ毎に発光スペクトルの光度ピーク値を検出し、その検出した光度ピーク値と他の蛍光体の光度ピーク値とを比較する検査制御ユニット6とを備える。検査制御ユニット6の比較結果に基づいて各色毎に蛍光体ストライプ中における他の蛍光体の混色度合いを検査する。
特許第3297786号明細書
しかしながら、前記従来の蛍光面検査装置では、CRTパネル1への色選別マスク8の装着が必要である為、その装着・取り外しを行う着脱装置が必要となるので、その為の設備投資が増え、かつ、設備トラブルの発生要因が増える。
また、CRTパネルの蛍光面における「カブリ」、「ハミダシ」の混色不良は、パネル全面に渡って一様に発生する事は少なく、不特定な位置に部分的に発生する場合が多い。前記従来の蛍光面検査装置では、1回の動作では特定のストライプの特定の箇所における混色度合いしか測定できない為、不特定な位置に部分的に発生した混色不良を検出するには、パネル全面にわたってその動作を繰り返す必要があり、これには多大な時間が必要で、大量生産を行う製造工程での実用に耐えない。
さらに、前記従来の蛍光面検査装置では、光源駆動機構、シャッター等の駆動機構が必要になり、装置が複雑、高価になってしまう。
本発明は、このような従来の蛍光面検査装置が有していた課題を解決するもので、簡易な構成で、量産工程での実用に耐え、短時間で混色不良を検査する事が可能なCRTの蛍光面検査装置を提供する事を目的とする。
本発明のCRTの蛍光面検査装置は、CRTパネルの内面に形成された、赤・緑・青の各蛍光体からなるストライプを含む蛍光面の前記蛍光体の混色不良を検査する装置であって、前記CRTパネルの内面に紫外線を照射する光源と、前記紫外線照射によって発光した前記蛍光面を撮像するカラーエリアセンサカメラと、前記カラーエリアセンサカメラで撮像した画像データを取り込んで処理する画像処理装置とを備える、
そして、前記画像処理装置は、前記蛍光面の前記画像データを複数の小領域ごとの画像データに分割し、前記小領域ごとに赤・緑・青の各色の濃度総和を求め、赤・緑・青の各色について、前記小領域ごとに、この小領域とほぼ同等の色濃度を持つことが期待される他の複数の小領域との間で前記濃度総和の差をそれぞれ求め合計し、ある色についての前記濃度総和の差の合計と他の色についての前記濃度総和の差の合計との差の絶対値が基準値よりも大きい場合に混色不良が発生していると判断する。
本発明のCRTの蛍光面検査装置によれば、色選別マスクの装着が不要で、駆動機構の無い簡易な構成となる。また、カラーエリアセンサカメラにより撮像した蛍光面全域の画像を一括して入力し処理する事により、量産に適用可能な短時間での検査を実現できる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態にかかるCRTの蛍光面検査装置の概略構成図である。本発明の検査装置は、CRTパネル101の内面に紫外線を照射する光源102と、CRTパネル101の外面側から蛍光面を撮像するカラーエリアセンサカメラ103と、カラーエリアセンサ103により撮像された画像を処理する画像処理装置104とから成る。
光源102は、上面に開口部を有する箱型のケース105内にブラックライト106を複数本配置したものである。
カラーエリアセンサカメラ103は、例えば、3CCD式のカラーカメラで、蛍光面全域を視野に入れる事が出来る対物レンズ107を備えている。
画像処理装置104は、例えば、画像入力ボード108を内臓したパソコン109で、モニタ110に検査結果が表示される。
次に、本実施形態の蛍光面検査装置の動作手順について説明する。
まず、赤・緑・青の各色の蛍光体ストライプからなる蛍光面がその内面に形成されたCRTパネル101が、ブラックライト106を点灯させた光源102の上に、パネル内面がブラックライト106に対向するように置かれる。これにより、CRTパネル101の内面に形成された蛍光体が微小発光する。
次に、カラーエリアセンサカメラ103により、CRTパネル101の外面側から蛍光面が撮像される。
カラーエリアセンサカメラ103から出力された蛍光面の画像データは、画像入力ボード108を介してパソコン109に取り込まれる。画像データは、各画素において、赤・緑・青の各色ごとに、例えば256階調の濃度データに変換されている。
図2は、カラーエリアセンサカメラ103が撮像したCRTパネル101の外面の概念図である。略矩形状のCRTパネル101に形成された蛍光面120の中心Oを通り、長辺方向と平行な軸をX軸、短辺方向と平行な軸をY軸とする。そして、図示したように、蛍光面120を、X軸方向に2X個に等分割し、Y軸方向に2Y個に等分割して、2X×2Y個の小領域Aを定義する。
パソコン109は、取り込まれた蛍光面120の画像データを、2X×2Y個の小領域Aごとのデータに分割し、各小領域ごとに赤・緑・青の濃度総和を算出する。
例えば、図2に示した小領域A(I,J)の赤・緑・青の濃度総和は以下のように算出される。図3は、小領域A(I,J)内の画素配置を示している。小領域A(I,J)には、X軸方向にm個、Y軸方向にn個、合計m×n個の画素が配置されている。位置(i,j)の画素pix(i,j)における赤・緑・青の各濃度を順にr_pix(i,j)、g_pix(i,j)、b_pix(i,j)とすると、小領域A(I,J)の赤・緑・青の各色の濃度総和r(I,J)、g(I,J)、b(I,J)は、以下のようにして算出される。
Figure 2006260908
次に、各小領域毎に、その領域とほぼ同等の色濃度を有することが期待される複数の小領域との間で濃度総和の差を求めて合計する。小領域A(I,J)を例に説明すると、この小領域A(I,J)の近傍の小領域A(I−x,J)、A(I+x,J)、A(I,J−y)、A(I,J+y)、及び小領域A(I,J)と、中心O、Y軸、及びX軸に対してそれぞれ対称の位置にある小領域A(−I,−J)、A(−I,J)、A(I,−J)では、小領域A(I,J)とほぼ同等の色濃度を有することが期待される。従って、赤・緑・青の各色ごとに、小領域A(I,J)の濃度総和と、各小領域A(I−x,J)、A(I+x,J)、A(I,J−y)、A(I,J+y)、A(−I,−J)、A(−I,J)、A(I,−J)の濃度総和との差の合計R(I,J)、G(I,J)、B(I,J)を以下のようにして算出する。
R(I,J)={r(I,J)−r(I-x,J)}+{r(I,J)−r(I+x,J)}+{r(I,J)−r(I,J-y)}+{r(I,J)−r(I,J+y)}+{r(I,J)−r(-I,-J)}+{r(I,J)−r(-I,J)}+{r(I,J)−r(I,-J)}
G(I,J)={g(I,J)−g(I-x,J)}+{g(I,J)−g(I+x,J)}+{g(I,J)−g(I,J-y)}+{g(I,J)−g(I,J+y)}+{g(I,J)−g(-I,-J)}+{g(I,J)−g(-I,J)}+{g(I,J)−g(I,-J)}
B(I,J)={b(I,J)−b(I-x,J)}+{b(I,J)−b(I+x,J)}+{b(I,J)−b(I,J-y)}+{b(I,J)−b(I,J+y)}+{b(I,J)−b(-I,-J)}+{b(I,J)−b(-I,J)}+{b(I,J)−b(I,-J)}
ここで、x,yは、小領域の大きさ及び検出すべき混色の度合に応じて予め定められる正の整数である。
次に、上記の3つの合計R(I,J)、G(I,J)、B(I,J)の相互間の差、
R−G(I,J)=R(I,J)−G(I,J)
G−B(I,J)=G(I,J)−B(I,J)
B−R(I,J)=B(I,J)−R(I,J)
を計算する。
そして、これら3つの差R−G(I,J),G−B(I,J),B−R(I,J)の絶対値を予め定めた基準値と比較し、3つの差の絶対値のうち基準値を超えるものが一つでも存在すれば混色が発生していると判断し、その結果をモニタ110に表示する。
本発明の利用分野は特に限定はなく、カラー陰極線管に用いられる蛍光面の検査工程に広く利用することができる。
本発明の一実施形態にかかるCRTの蛍光面検査装置の概略構成図 本発明の一実施形態において、蛍光面が複数の小領域に分割されたCRTパネルの外面の概念図 本発明の一実施形態において、小領域内の画素の配置を表す図 従来のCRTの蛍光面検査装置の概略構成図
符号の説明
1 CRTパネル
2 検査ステージ
3 光源
4 光源駆動ユニット
5 分光光度計
6 検査制御ユニット
8 色選別マスク
11 受光プローブ
101 CRTパネル
102 紫外線光源
103 カラーエリアセンサカメラ
104 画像処理装置
105 ケース
106 ブラックライト
107 対物レンズ
108 画像入力ボード
109 パソコン
110 モニタ

Claims (1)

  1. CRTパネルの内面に形成された、赤・緑・青の各蛍光体からなるストライプを含む蛍光面の前記蛍光体の混色不良を検査する装置であって、
    前記CRTパネルの内面に紫外線を照射する光源と、前記紫外線照射によって発光した前記蛍光面を撮像するカラーエリアセンサカメラと、前記カラーエリアセンサカメラで撮像した画像データを取り込んで処理する画像処理装置とを備え、
    前記画像処理装置は、
    前記蛍光面の前記画像データを複数の小領域ごとの画像データに分割し、前記小領域ごとに赤・緑・青の各色の濃度総和を求め、
    赤・緑・青の各色について、前記小領域ごとに、この小領域とほぼ同等の色濃度を持つことが期待される他の複数の小領域との間で前記濃度総和の差をそれぞれ求め合計し、
    ある色についての前記濃度総和の差の合計と他の色についての前記濃度総和の差の合計との差の絶対値が基準値よりも大きい場合に混色不良が発生していると判断する
    ことを特徴とするCRTの蛍光面検査装置。
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