JP2006260669A - 光情報記録再生装置及び記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】高密度多層光記録再生に適し、迷光などを除去し安定してサーボの印加及び記録信号の再生が可能な光情報記録再生装置及び記録媒体を提供する。
【解決手段】ガイドトラックのある複数のトラック層及び記録層からなる記録媒体に情報を記録再生する光情報記録再生装置において、トラック層にサーボを印加するための第1ビーム発生機構と前記トラック層の上下にある記録再生層に記録再生を行うための第2ビーム発生機構とを備え、前記第1ビームを発生させる第1光源からの光を記録媒体に照射する第1光学系と、フォーカストラック制御機構とからなり、フォーカストラック制御は第1光学系内の第1ピンホールを通した光ビームで行い、前記第2ビーム発生機構は第2光源と、該第2光源からの光を記録媒体に照射する第2光学系と、光スポットの位置制御装置とからなり、第2光学系内に配置された第2ピンホールを通した光ビームで光信号を検出した。
【選択図】 図2
【解決手段】ガイドトラックのある複数のトラック層及び記録層からなる記録媒体に情報を記録再生する光情報記録再生装置において、トラック層にサーボを印加するための第1ビーム発生機構と前記トラック層の上下にある記録再生層に記録再生を行うための第2ビーム発生機構とを備え、前記第1ビームを発生させる第1光源からの光を記録媒体に照射する第1光学系と、フォーカストラック制御機構とからなり、フォーカストラック制御は第1光学系内の第1ピンホールを通した光ビームで行い、前記第2ビーム発生機構は第2光源と、該第2光源からの光を記録媒体に照射する第2光学系と、光スポットの位置制御装置とからなり、第2光学系内に配置された第2ピンホールを通した光ビームで光信号を検出した。
【選択図】 図2
Description
本発明は光情報記録再生装置及び記録媒体に関し、特に多層式光ディスクの光情報記録再生装置及びの利用効率を高くすることができる記録媒体に関する。
大容量・高密度記憶、非接触の記録再生、アクセスの容易さ等の見地から、光ディスク等の光記録媒体が注目され、急速に普及してきている。特に近年は記憶容量の増大を図るため、トラックピッチを狭くして記録線密度を上げたり、或いは記録層を多層化する等の手段が採られている。
これらのうち、記録層の多層化に関するものとしては、特許第2835074号に開示されたものがあり、これは少なくとも3層の記録面を重ねあわせた構造の光記録媒体に対し、データの記録再生を行う多層式光ディスク装置において、記録面の少なくとも一つに設けられたトラッキング用の固定情報に基づいてトラッキングを行い、該固定情報が設けられた記録面とは異なる記録面上でデータの記録再生を行ったのち、該データをトラッキング情報としてトラッキングを行い、上記した各記録面とは異なる記録面上でデータの記録再生を行うことが可能な光ピックアップが開示されている。すなわち、この先行技術ではトラッキング用の固定情報を設けた記録面をデータの記録再生用としても用いるとともに、他の記録面上においてもデータの記録再生を行うため、記録面の数だけデータの記録再生できる面を確保することができ、光ディスクの大容量化を図るものである。
また、他の先行技術としては、特開2001−167453公報に開示されたものがあり、これにはサーボ用ガイドトラックの再生層に対してフォーカス及びトラックサーボを掛ける第1ビームと、この第1ビームに対して相対的に多層式光情報記録媒体の深さ方向に焦点位置を変えることで複数のデータ記録/再生層にビーム焦点を結び、データ記録/再生を行う第2ビームとにより多層記録層に情報の記録再生を行う装置が開示されている。
さらに、特開平5−135401号公報では対物レンズに入射する光ビームの直径を対物レンズの有効径より小さくして光ディスク上に照射し、該光ディスクからの反射光を前記対物レンズの有効径と略等しい有効径を有する収束レンズにより収束させ、その焦点位置にピンホールを配置し、ピンホールを通過した光を光検出器により検出して信号を得る光ピックアップが開示されている。
特許第2835074号
特開2001−167453公報
特開平5−135401号公報
これらのうち、記録層の多層化に関するものとしては、特許第2835074号に開示されたものがあり、これは少なくとも3層の記録面を重ねあわせた構造の光記録媒体に対し、データの記録再生を行う多層式光ディスク装置において、記録面の少なくとも一つに設けられたトラッキング用の固定情報に基づいてトラッキングを行い、該固定情報が設けられた記録面とは異なる記録面上でデータの記録再生を行ったのち、該データをトラッキング情報としてトラッキングを行い、上記した各記録面とは異なる記録面上でデータの記録再生を行うことが可能な光ピックアップが開示されている。すなわち、この先行技術ではトラッキング用の固定情報を設けた記録面をデータの記録再生用としても用いるとともに、他の記録面上においてもデータの記録再生を行うため、記録面の数だけデータの記録再生できる面を確保することができ、光ディスクの大容量化を図るものである。
また、他の先行技術としては、特開2001−167453公報に開示されたものがあり、これにはサーボ用ガイドトラックの再生層に対してフォーカス及びトラックサーボを掛ける第1ビームと、この第1ビームに対して相対的に多層式光情報記録媒体の深さ方向に焦点位置を変えることで複数のデータ記録/再生層にビーム焦点を結び、データ記録/再生を行う第2ビームとにより多層記録層に情報の記録再生を行う装置が開示されている。
さらに、特開平5−135401号公報では対物レンズに入射する光ビームの直径を対物レンズの有効径より小さくして光ディスク上に照射し、該光ディスクからの反射光を前記対物レンズの有効径と略等しい有効径を有する収束レンズにより収束させ、その焦点位置にピンホールを配置し、ピンホールを通過した光を光検出器により検出して信号を得る光ピックアップが開示されている。
しかしながら、特許文献1及び2は所定の記録層にトラッキング情報を記録し、該トラッキング情報を用いて他の記録層の記録再生する方式であり、トラッキング情報を含む層の数を減らせるため、多層記録媒体の構成が簡単になるという利点を有すが、多層構造の光ディスクにおいては、高密度化のために、各層の層間隔を小さくしていくと、各層からの反射光が迷光、フレアとなり信号にノイズの増加が生じ、フォーカシング、トラッキング誤差信号の検出や記録信号の再生時にノイズの影響で良好なサーボの印加や記録信号検出ができないという問題点がある。
また、特許文献3ではピンホールを光検出器の集光レンズの焦点位置に設けているため、記録信号検出のみノイズの影響は除去可能であるが、フォーカストラック誤差信号はノイズが多く安定してサーボの印加ができないという問題点がある。
本発明は上記のような問題点を解決するためになされたものであって、高密度多層光記録再生に適し、迷光や散乱ノイズの除去が可能で安定してサーボの印加及び記録信号の再生が可能な光情報記録再生装置を提供する。また、上記に加え、光の利用効率を高くすることができる記録媒体を提供する。
また、特許文献3ではピンホールを光検出器の集光レンズの焦点位置に設けているため、記録信号検出のみノイズの影響は除去可能であるが、フォーカストラック誤差信号はノイズが多く安定してサーボの印加ができないという問題点がある。
本発明は上記のような問題点を解決するためになされたものであって、高密度多層光記録再生に適し、迷光や散乱ノイズの除去が可能で安定してサーボの印加及び記録信号の再生が可能な光情報記録再生装置を提供する。また、上記に加え、光の利用効率を高くすることができる記録媒体を提供する。
上記課題を解決するため、本発明の請求項1記載の発明は、ガイドトラックを設けた複数のトラック層及び記録層からなる記録媒体に情報を記録し、また記録された情報を再生する光情報記録再生装置において、トラック層にサーボを印加するための第1ビーム発生機構と前記トラック層の上下にある記録再生層に記録再生を行うための第2ビーム発生機構とを備え、前記第1ビーム発生機構は第1光源と、該第1光源から出射した光を光スポットとして記録媒体に照射する第1光学系と、フォーカストラック制御機構とからなり、フォーカストラック制御は第1光学系内に配置された第1ピンホールを通した光ビームで行い、前記第2ビーム発生機構は第2光源と、該第2光源から出射した光を光スポットとして記録媒体に照射する第2光学系と、光スポットの位置制御装置とからなり、第2光学系内に配置された第2ピンホールを通した光ビームで光信号を検出したことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明に加え、前記第2ビーム発生装置において、第2光源に対して光学的に共焦な位置から僅かに光軸上を互いに前後した位置に2つの第2ピンホールを配置した焦点誤差検出信号検出手段を備え、第2ビーム発生機構の光スポット位置制御を行ったことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明に加え、前記第2ビーム発生装置に収差補整手段を備えたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3記載の発明に加え、第1光源と第2光源の波長を異ならしめ、波長分別手段を用いて第1光源からのビームと第2光源からのビームとを結合及び分離を行うことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明に加え、前記第2ビーム発生装置において、第2光源に対して光学的に共焦な位置から僅かに光軸上を互いに前後した位置に2つの第2ピンホールを配置した焦点誤差検出信号検出手段を備え、第2ビーム発生機構の光スポット位置制御を行ったことを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明に加え、前記第2ビーム発生装置に収差補整手段を備えたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1乃至3記載の発明に加え、第1光源と第2光源の波長を異ならしめ、波長分別手段を用いて第1光源からのビームと第2光源からのビームとを結合及び分離を行うことを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4記載の発明に加え、第2ビーム発生機構において、第2ビーム発生装置からの光スポットを記録媒体の記録層に対して垂直な方向に移動させ、該記録媒体からの反射光の変化から記録層数をカウントするレンズ駆動制御及びカウンタ機構を備えたことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1乃至5記載の発明に加え、第1ビーム発生機構において、フォーカシング誤差信号の検出手段として非点収差法を用いたことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1乃至6記載の発明に加え、前記トラック層の上下にある記録再生層に記録再生を行うための第3ビーム発生機構を備え、該第3ビーム発生機構は第3光源と、該第3光源から出射した光を光スポットとして記録媒体に照射する第3光学系と、光スポットの位置制御装置とからなり、第3光学系内に配置された第3ピンホールを通した光ビームで光信号を検出したことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、ガイドトラックを設けた1層のトラック層及び複数の記録層からなる積層構造を基本単位とし、該基本単位の構造が多段に積層されて構成されていることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、前記記録媒体のトラック層の反射率は記録層の反射率に対して高く設定したことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1乃至5記載の発明に加え、第1ビーム発生機構において、フォーカシング誤差信号の検出手段として非点収差法を用いたことを特徴とする。
請求項7記載の発明は、請求項1乃至6記載の発明に加え、前記トラック層の上下にある記録再生層に記録再生を行うための第3ビーム発生機構を備え、該第3ビーム発生機構は第3光源と、該第3光源から出射した光を光スポットとして記録媒体に照射する第3光学系と、光スポットの位置制御装置とからなり、第3光学系内に配置された第3ピンホールを通した光ビームで光信号を検出したことを特徴とする。
請求項8記載の発明は、ガイドトラックを設けた1層のトラック層及び複数の記録層からなる積層構造を基本単位とし、該基本単位の構造が多段に積層されて構成されていることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、前記記録媒体のトラック層の反射率は記録層の反射率に対して高く設定したことを特徴とする。
請求項1の光情報記録再生装置は、フォーカス、トラック誤差信号の検出及び記録信号の再生時に迷光、フレア等の除去が可能になり、したがって、安定したサーボの印加が可能となると共に、再生信号の明光によるノイズの発生を少なくすることができる。
請求項2の光情報記録再生装置は、請求項1記載の光情報記録再生装置の作用効果に加えて、第1ビームに対する第2ビームの位置を相対的に決めるのではなく、焦点誤差信号検出手段の信号により第2ビーム単独で位置決めすることが可能である。これにより、第2ビームの焦点位置がより精密に制御することができ、層の間隔が小さい高密度な記録層からも信号の再生が確実に行うことができる。
請求項3の光情報記録再生装置は、請求項1〜2記載の光情報記録再生装置の作用効果に加えて、第1及び第2の光ビームのビーム径が、記録層の深さ方向の位置の違いにより収差量が異なり、ビーム径が変化する現象を補整することができる。このため記録層が異なっても記録マークの形状が大きく変化しないようにでき、このため記録再生時の記録信号の劣化を防ぐ事ができる。
請求項4の光情報記録再生装置は、請求項1〜3記載の光情報記録再生装置の作用効果に加えて、波長分別手段により、複数のビームを損失無く結合、分離することができる。このため本光情報記録再生装置の光利用効率を向上させることができる。
請求項5の光情報記録再生装置は、請求項1〜4記載の光情報記録再生装置の作用効果に加えて、多層の記録層の層を順番に数え、各層に対して光ビームの位置を知ることができる。このためアクセス速度の向上が見込める。
請求項2の光情報記録再生装置は、請求項1記載の光情報記録再生装置の作用効果に加えて、第1ビームに対する第2ビームの位置を相対的に決めるのではなく、焦点誤差信号検出手段の信号により第2ビーム単独で位置決めすることが可能である。これにより、第2ビームの焦点位置がより精密に制御することができ、層の間隔が小さい高密度な記録層からも信号の再生が確実に行うことができる。
請求項3の光情報記録再生装置は、請求項1〜2記載の光情報記録再生装置の作用効果に加えて、第1及び第2の光ビームのビーム径が、記録層の深さ方向の位置の違いにより収差量が異なり、ビーム径が変化する現象を補整することができる。このため記録層が異なっても記録マークの形状が大きく変化しないようにでき、このため記録再生時の記録信号の劣化を防ぐ事ができる。
請求項4の光情報記録再生装置は、請求項1〜3記載の光情報記録再生装置の作用効果に加えて、波長分別手段により、複数のビームを損失無く結合、分離することができる。このため本光情報記録再生装置の光利用効率を向上させることができる。
請求項5の光情報記録再生装置は、請求項1〜4記載の光情報記録再生装置の作用効果に加えて、多層の記録層の層を順番に数え、各層に対して光ビームの位置を知ることができる。このためアクセス速度の向上が見込める。
請求項6の光情報記録再生装置は、請求項1〜5記載の光情報記録再生装置の作用効果に加えて、他の方法、例えばナイフエッジ法等に比べ、非点収差法の特徴であるビームの対称性による、ノイズに強くより安定したサーボの印加が可能になる。
請求項7の光情報記録再生装置は、請求項1〜6記載の光情報記録再生装置の作用効果に加えて、より多くの情報の同時記録再生が可能になり、記録再生の速度を向上させることができる。
請求項8の記録媒体は周期的に同じ構造が積層されて構成されているため、多層の記録層が形成されていながらトラッキングも可能であり、構造の作製が比較的容易な構造となっている。すなわち作製コストを低減することが可能になる。
請求項9の記録媒体は請求項8記載の記録媒体の作用効果に加えて、多層の記録層を有するフォーカス、トラック誤差信号の検出時において、トラック層の周囲の記録層からの反射光の量を、トラック層の反射光の光量に比べてより小さく出来るため、フォーカス、トラック誤差信号の検出及び記録信号の再生時に迷光、フレア等の除去が更に良好に可能になり、安定したサーボの印加が可能になる。
請求項7の光情報記録再生装置は、請求項1〜6記載の光情報記録再生装置の作用効果に加えて、より多くの情報の同時記録再生が可能になり、記録再生の速度を向上させることができる。
請求項8の記録媒体は周期的に同じ構造が積層されて構成されているため、多層の記録層が形成されていながらトラッキングも可能であり、構造の作製が比較的容易な構造となっている。すなわち作製コストを低減することが可能になる。
請求項9の記録媒体は請求項8記載の記録媒体の作用効果に加えて、多層の記録層を有するフォーカス、トラック誤差信号の検出時において、トラック層の周囲の記録層からの反射光の量を、トラック層の反射光の光量に比べてより小さく出来るため、フォーカス、トラック誤差信号の検出及び記録信号の再生時に迷光、フレア等の除去が更に良好に可能になり、安定したサーボの印加が可能になる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について述べる。
図1及び図2を用いて本発明にかかる光情報記録再生装置の第1の実施例について説明する。図1は本発明の光情報記録再生装置に用いる光記録媒体の構造を示した図であり、1は記録層、2は中間層、3はトラック層、4は記録マーク(データビット)である。図示したように複数(図では5層)の記録層1が積層された多層構造となっていると共に、各記録層1の間に中間層2が形成されている。更にある程度の数の記録層1及び中間層2に対して、ガイドトラック用のトラック層3が1層形成されている。
このように構成した記録層1、中間層2及びトラック層3からなる積層構造のものを基本単位とし、該基本単位の構造が更に重ね合わせられて周期的な構造を形成している。記録層1は例えば屈折率及び吸収率の両方或いはそのうちのどちらか一方、若しくは散乱の状態が光照射により変化し、結果として記録層へ照射された光ビームの反射率が変化するような材料により構成している。中間層2は光源の波長に対して低吸収な材料からなり、記録層1の間に形成して記録層1同士を隔てる役割を持つ。さらに複数の記録層1、中間層2からなる構造に対して、一つのトラック層3が形成されている。
このトラック層3は図1の例では、グルーブ形状のトラックが形成されている。この形状の作製方法はエッチング、イオンミーリング、成型射出、型によるインプリント法等が考えられる。トラック層3の材料はこの層において反射率がある程度あるように屈折率が中間層2に対して異なる必要がある。本実施例においては、記録層1における反射率に比べて、相対的に高くしており、例えば、信号再生時における光源波長に対して、1%程度の反射率のものを用いている。一方、記録層1は例えば0.1%程度としている。しかしこれに限らず、記録層1の反射率とトラック層3の反射率とが同じくらいのレベルであってもかまわない。なお、本実施例において記録層1の反射率が比較的小さい理由はかなり多層の構成を想定しているためである。また、トラック層3としては、光ビームの位相を変化させるような構造であれば良く、トラック状に、別の材料を装荷するような構造を形成しても良い。
光記録媒体の記録層1として、無機材料、カルコゲン系相変化材料、有機色素、有機材料(フォトクロミック材料、エレクトロクロミック材料、サーモクロミック材料、フォトポリマー、その他)が適用できる。また中間層2としては有機無機系の透明材料が適用可能である。更にトラック層3としては中間層2と異なる材質であって、例えば高屈折率の無機、有機系のアモルファス、多結晶等の透明材料や薄い金属層等が適用できる。
図1及び図2を用いて本発明にかかる光情報記録再生装置の第1の実施例について説明する。図1は本発明の光情報記録再生装置に用いる光記録媒体の構造を示した図であり、1は記録層、2は中間層、3はトラック層、4は記録マーク(データビット)である。図示したように複数(図では5層)の記録層1が積層された多層構造となっていると共に、各記録層1の間に中間層2が形成されている。更にある程度の数の記録層1及び中間層2に対して、ガイドトラック用のトラック層3が1層形成されている。
このように構成した記録層1、中間層2及びトラック層3からなる積層構造のものを基本単位とし、該基本単位の構造が更に重ね合わせられて周期的な構造を形成している。記録層1は例えば屈折率及び吸収率の両方或いはそのうちのどちらか一方、若しくは散乱の状態が光照射により変化し、結果として記録層へ照射された光ビームの反射率が変化するような材料により構成している。中間層2は光源の波長に対して低吸収な材料からなり、記録層1の間に形成して記録層1同士を隔てる役割を持つ。さらに複数の記録層1、中間層2からなる構造に対して、一つのトラック層3が形成されている。
このトラック層3は図1の例では、グルーブ形状のトラックが形成されている。この形状の作製方法はエッチング、イオンミーリング、成型射出、型によるインプリント法等が考えられる。トラック層3の材料はこの層において反射率がある程度あるように屈折率が中間層2に対して異なる必要がある。本実施例においては、記録層1における反射率に比べて、相対的に高くしており、例えば、信号再生時における光源波長に対して、1%程度の反射率のものを用いている。一方、記録層1は例えば0.1%程度としている。しかしこれに限らず、記録層1の反射率とトラック層3の反射率とが同じくらいのレベルであってもかまわない。なお、本実施例において記録層1の反射率が比較的小さい理由はかなり多層の構成を想定しているためである。また、トラック層3としては、光ビームの位相を変化させるような構造であれば良く、トラック状に、別の材料を装荷するような構造を形成しても良い。
光記録媒体の記録層1として、無機材料、カルコゲン系相変化材料、有機色素、有機材料(フォトクロミック材料、エレクトロクロミック材料、サーモクロミック材料、フォトポリマー、その他)が適用できる。また中間層2としては有機無機系の透明材料が適用可能である。更にトラック層3としては中間層2と異なる材質であって、例えば高屈折率の無機、有機系のアモルファス、多結晶等の透明材料や薄い金属層等が適用できる。
図2は図1に示した光記録媒体への信号記録再生を行う装置の構成を示す図である。同図において11は光源(第1光源)、12はレンズ、13は偏光ビームスプリッタ、14はビームスプリッタ、15は1/4波長板、16は対物レンズ、17は集光レンズ、18はピンホール(第1ピンホール)、19及び20は集光レンズ、21はシリンドリカルレンズ、22は4分割光検出器である。
また、23は光源(第2光源)、24はレンズ、25は偏光ビームスプリッタ、26及び27は集光レンズ、28は集光レンズ、29はピンホール、30は光検出器である。なお、同図において光記録媒体は模式的に示しており、簡略のため複数の記録層1と1層のトラック層3の構成のみを表示している。
このように構成した信号記録再生装置では、光源11からの出射光はレンズ12、偏光ビームスプリッタ13、ビームスプリッタ14、1/4波長板15、対物レンズ16を介して光記録媒体中のトラック層3のトラック部分に集光する。トラック層3のトラック部分からの反射光は対物レンズ16、1/4波長板15、ビームスプリッタ14を通って偏光ビームスプリッタ13により反射され、集光レンズ17、ピンホール18、集光レンズ19及び20を通り、シリンドリカルレンズ21を通って4分割光検出器22上に集光する。
集光レンズ20とシリンドリカルレンズ21により集光した光線は非点収差を生じ、2つの焦点を持つ。この2つの焦点位置の間に、4分割光検出器22を配置する。また集光レン17及び19の間にはピンホール18を配置し、このピンホール18の径は、例えば集光レンズ17の集光スポット径に対してやや大きめに設定している。
したがって、光源11からの光ビームが光記録媒体のトラック層3に焦点が合わなくても、戻り光がピンホール18を通過できるようにしている。なお、光源11からの出射光を光記録媒体のトラック層3に導き、またトラック層3からの反射光を検出するまでの構成、すなわち、レンズ12、偏光ビームスプリッタ13、ビームスプリッタ14、1/4波長板15、対物レンズ16、集光レンズ17、ピンホール18、集光レンズ19、20、シリンドリカルレンズ21、4分割光検出器22を第1光学系といい、前記第1光源と第1光学系と合わせて第1ビーム発生機構という。また、4分割光検出器22の出力に基づいてフォーカストラック制御機構(図示を省略)により対物レンズ16を駆動し、第1ビーム発生機構の光ビームをトラック層に合焦させることができる。
また、23は光源(第2光源)、24はレンズ、25は偏光ビームスプリッタ、26及び27は集光レンズ、28は集光レンズ、29はピンホール、30は光検出器である。なお、同図において光記録媒体は模式的に示しており、簡略のため複数の記録層1と1層のトラック層3の構成のみを表示している。
このように構成した信号記録再生装置では、光源11からの出射光はレンズ12、偏光ビームスプリッタ13、ビームスプリッタ14、1/4波長板15、対物レンズ16を介して光記録媒体中のトラック層3のトラック部分に集光する。トラック層3のトラック部分からの反射光は対物レンズ16、1/4波長板15、ビームスプリッタ14を通って偏光ビームスプリッタ13により反射され、集光レンズ17、ピンホール18、集光レンズ19及び20を通り、シリンドリカルレンズ21を通って4分割光検出器22上に集光する。
集光レンズ20とシリンドリカルレンズ21により集光した光線は非点収差を生じ、2つの焦点を持つ。この2つの焦点位置の間に、4分割光検出器22を配置する。また集光レン17及び19の間にはピンホール18を配置し、このピンホール18の径は、例えば集光レンズ17の集光スポット径に対してやや大きめに設定している。
したがって、光源11からの光ビームが光記録媒体のトラック層3に焦点が合わなくても、戻り光がピンホール18を通過できるようにしている。なお、光源11からの出射光を光記録媒体のトラック層3に導き、またトラック層3からの反射光を検出するまでの構成、すなわち、レンズ12、偏光ビームスプリッタ13、ビームスプリッタ14、1/4波長板15、対物レンズ16、集光レンズ17、ピンホール18、集光レンズ19、20、シリンドリカルレンズ21、4分割光検出器22を第1光学系といい、前記第1光源と第1光学系と合わせて第1ビーム発生機構という。また、4分割光検出器22の出力に基づいてフォーカストラック制御機構(図示を省略)により対物レンズ16を駆動し、第1ビーム発生機構の光ビームをトラック層に合焦させることができる。
次に光源11とは別の光源23(第2光源)からの出射光は、レンズ24を通過後、偏光ビームスプリッタ25で反射し、その後、集光レンズ26及び27を通り、ビームスプリッタ14で反射し、1/4波長板15を通って対物レンズ16により光記録媒体中の記録層1に集光する。対物レンズ16はコイル等の位置制御機構がついており、位置の制御が可能である。
光記録媒体の記録層1からの反射光は対物レンズ16、1/4波長板15、ビームスプリッタ14を通って反射し、集光レンズ27及び26を通り、さらに偏光ビームスプリッタ25を透過して集光レンズ28、ピンホール29(第2ピンホール)を経て光検出器30上に集光する。
ここで光源23とピンホール29の位置は光学的に共焦の配置となっている。さらに集光レンズ26及び27はビームエキスパンダを形成しており、位置制御装置として機能し、お互いの位置を光軸に沿って変化させることにより、光記録媒体内で結焦させる焦点位置を変化させることが出来る。すなわち集光レンズ26及び27の間隔を制御することにより、光源23からの光ビームの集光位置を光軸に沿って調節することが可能である。またピンホール29はその径が集光レンズ28の集光スポット径と同じレベルか、その前後のレベルに調整されている必要がある。なお、光源23からの出射光を光記録媒体の記録層1に導き、また記録層1からの反射光を検出するまでの構成、すなわち、レンズ24、偏光ビームスプリッタ25、集光レンズ26、27、ビームスプリッタ14、1/4波長板15、対物レンズ16、集光レンズ28、ピンホール29、光検出器30を第2光学系といい、該第2光学系と第2光源とを第2ビーム発生機構という。
光記録媒体の記録層1からの反射光は対物レンズ16、1/4波長板15、ビームスプリッタ14を通って反射し、集光レンズ27及び26を通り、さらに偏光ビームスプリッタ25を透過して集光レンズ28、ピンホール29(第2ピンホール)を経て光検出器30上に集光する。
ここで光源23とピンホール29の位置は光学的に共焦の配置となっている。さらに集光レンズ26及び27はビームエキスパンダを形成しており、位置制御装置として機能し、お互いの位置を光軸に沿って変化させることにより、光記録媒体内で結焦させる焦点位置を変化させることが出来る。すなわち集光レンズ26及び27の間隔を制御することにより、光源23からの光ビームの集光位置を光軸に沿って調節することが可能である。またピンホール29はその径が集光レンズ28の集光スポット径と同じレベルか、その前後のレベルに調整されている必要がある。なお、光源23からの出射光を光記録媒体の記録層1に導き、また記録層1からの反射光を検出するまでの構成、すなわち、レンズ24、偏光ビームスプリッタ25、集光レンズ26、27、ビームスプリッタ14、1/4波長板15、対物レンズ16、集光レンズ28、ピンホール29、光検出器30を第2光学系といい、該第2光学系と第2光源とを第2ビーム発生機構という。
このような構成では、光源11からの出射光による光ビームをトラック層3上のトラックに焦点を合わせたまま、光源23からの光ビームを、光源11からの光ビームによる集光スポットから相対的にある一定の光軸上の距離だけ離れるように、集光レンズ26及び27の間隔を制御し調整しておけば、任意の記録層1上に集光させることが出来る。光源11からの出射光は4分割光検出器22の信号から非点収差法によるフォーカス誤差信号と、プッシュプル法によるトラック誤差信号を得ることが出来る。このため対物レンズ16を制御することが出来る。
このように構成した光情報記録再生装置では、第1ビーム発生機構においてはピンホール18を通した光ビームでフォーカス、トラック制御を行い、また第2ビーム発生機構では第1ビーム発生機構とは別に集光レンズ26、27により光スポットの位置を制御することができ、更にピンホール29を介して光信号を検出するので、フォーカス、トラック誤差信号の検出及び記録信号の再生時に迷光、フレア等の除去が可能になり、安定したサーボの印加が可能になり、かつ再生信号の明光によるノイズの発生を少なくすることができる。
このように構成した光情報記録再生装置では、第1ビーム発生機構においてはピンホール18を通した光ビームでフォーカス、トラック制御を行い、また第2ビーム発生機構では第1ビーム発生機構とは別に集光レンズ26、27により光スポットの位置を制御することができ、更にピンホール29を介して光信号を検出するので、フォーカス、トラック誤差信号の検出及び記録信号の再生時に迷光、フレア等の除去が可能になり、安定したサーボの印加が可能になり、かつ再生信号の明光によるノイズの発生を少なくすることができる。
図3は本発明に係る光情報記録再生装置の他の実施の形態を示す図であり、図2に示した実施例と同一の部位には同一の符号を付す。
この第2の実施例が上記第1の実施例と異なる点は集光レンズ26及び27の代わりに、凹レンズ31及び集光レンズ26によるビームエキスパンダ(位置制御装置)を用いており、更に液晶素子等による収差補整素子32(収差補整手段)を追加している点である。
この相違点以外の構成及び動作原理は実施例1と同一である。本実施例においては、凹レンズ31及び集光レンズ26によりビームエキスパンダを形成しており、お互いの位置を光軸に沿って変化させることにより、光記録媒体内で結焦させる焦点位置を変化させることが出来る。
更に液晶素子等による収差補整素子32の効果で、異なる記録層1上に集光スポットが移動したときにおいても集光スポットの変化を抑えることが可能になる。ここで収差補整素子32は液晶を用いて面内の光学的位相を調節するようになっている。しかし、これに限らず集光レンズ等の組み合わせによる収差補整機構を用いても良い。
この第2の実施例が上記第1の実施例と異なる点は集光レンズ26及び27の代わりに、凹レンズ31及び集光レンズ26によるビームエキスパンダ(位置制御装置)を用いており、更に液晶素子等による収差補整素子32(収差補整手段)を追加している点である。
この相違点以外の構成及び動作原理は実施例1と同一である。本実施例においては、凹レンズ31及び集光レンズ26によりビームエキスパンダを形成しており、お互いの位置を光軸に沿って変化させることにより、光記録媒体内で結焦させる焦点位置を変化させることが出来る。
更に液晶素子等による収差補整素子32の効果で、異なる記録層1上に集光スポットが移動したときにおいても集光スポットの変化を抑えることが可能になる。ここで収差補整素子32は液晶を用いて面内の光学的位相を調節するようになっている。しかし、これに限らず集光レンズ等の組み合わせによる収差補整機構を用いても良い。
図4は本発明に係る光情報記録再生装置の他の実施の形態を示す図であり、図2或いは図3に示した実施例と同一の部位には同一の符号を付す。
この第3の実施例が前記第2の実施例と異なる点は、集光レンズ28の後方にハーフミラー33を設け、集光レンズ28からの光を2分割し、さらに別のピンホール34(第2ピンホール)と光検出器35を備えている点である。ピンホール34はピンホール29とほぼ同様の径を持ち、光源23に対して光学的に共焦な位置から僅かに光軸上を互いに前後した位置に配置されている。この更にそれぞれのピンホール29、34の後方にある光検出器30、35により戻り光が検出される。この際、光検出器30、35の差動出力を検知し、集光レンズ28の焦点が光源23と光学的に共焦な位置にあるとき、差動出力を0としておくと、差動出力の符号(+、−)により、光源23からの光ビームの集光スポットが、正確に記録層1上にあるか、光軸上のその前後の位置にあるかがが判定でき、この信号を基に凹レンズ31及び集光レンズ26の間隔を制御することが出来る。これ以外の構成、動作は実施例2と同様である。
このように構成することにより、差動出力信号により第2ビーム発生機構のみで第2ビームの焦点位置を精密に制御することができ、層の間隔が小さい高密度な記録層からも信号の再生が確実に行うことができる。
この第3の実施例が前記第2の実施例と異なる点は、集光レンズ28の後方にハーフミラー33を設け、集光レンズ28からの光を2分割し、さらに別のピンホール34(第2ピンホール)と光検出器35を備えている点である。ピンホール34はピンホール29とほぼ同様の径を持ち、光源23に対して光学的に共焦な位置から僅かに光軸上を互いに前後した位置に配置されている。この更にそれぞれのピンホール29、34の後方にある光検出器30、35により戻り光が検出される。この際、光検出器30、35の差動出力を検知し、集光レンズ28の焦点が光源23と光学的に共焦な位置にあるとき、差動出力を0としておくと、差動出力の符号(+、−)により、光源23からの光ビームの集光スポットが、正確に記録層1上にあるか、光軸上のその前後の位置にあるかがが判定でき、この信号を基に凹レンズ31及び集光レンズ26の間隔を制御することが出来る。これ以外の構成、動作は実施例2と同様である。
このように構成することにより、差動出力信号により第2ビーム発生機構のみで第2ビームの焦点位置を精密に制御することができ、層の間隔が小さい高密度な記録層からも信号の再生が確実に行うことができる。
図5は本発明に係る光情報記録再生装置の他の実施の形態を示す図であり、図2〜図4に示した実施例と同一の部位には同一の符号を付す。
この第4の実施例が前記第2の実施例と異なる点は、収差補整素子32を1/4波長板15とビームスプリッタ14の間に移動した点であり、このように構成しても実施例2と同様の作用効果をえることができる。収差補整素子32の設置個所が異なる点以外は構成が同一で、動作も同一である。
このように構成することにより、第1ビーム発生機構及び第2ビーム発生機構のそれぞれのビーム径が、記録層の深さ方向の位置の違いにより収差量が異なることが原因で変化する現象を補整することができる。このため記録層が異なっても記録マーク4の形状が大きく変化せず、記録再生時の記録信号の劣化を防ぐ事ができる。
図6は本発明に係る光情報記録再生装置の他の実施の形態を示す図であり、図2〜図5に示した実施例と同一の部位には同一の符号を付す。
この第5の実施例が前記第2の実施例と異なる点は、集光レンズ17、19及びピンホール18を偏光プリズム13とビームスプリッタ14の間に配置した点である。このように構成した光情報記録再生装置は第2の実施例と同様の動作を行う。
この第4の実施例が前記第2の実施例と異なる点は、収差補整素子32を1/4波長板15とビームスプリッタ14の間に移動した点であり、このように構成しても実施例2と同様の作用効果をえることができる。収差補整素子32の設置個所が異なる点以外は構成が同一で、動作も同一である。
このように構成することにより、第1ビーム発生機構及び第2ビーム発生機構のそれぞれのビーム径が、記録層の深さ方向の位置の違いにより収差量が異なることが原因で変化する現象を補整することができる。このため記録層が異なっても記録マーク4の形状が大きく変化せず、記録再生時の記録信号の劣化を防ぐ事ができる。
図6は本発明に係る光情報記録再生装置の他の実施の形態を示す図であり、図2〜図5に示した実施例と同一の部位には同一の符号を付す。
この第5の実施例が前記第2の実施例と異なる点は、集光レンズ17、19及びピンホール18を偏光プリズム13とビームスプリッタ14の間に配置した点である。このように構成した光情報記録再生装置は第2の実施例と同様の動作を行う。
図7は本発明に係る光情報記録再生装置の他の実施の形態を示す図であり、図2〜図6に示した実施例と同一の部位には同一の符号を付す。
この第6の実施例が前記第2の実施例と異なる点は、ビームスプリッタ14の代わりにダイクロイックミラー35(波長分別手段)を偏光プリズム13と1/4波長板15との間に配置した点である。
この実施例では光源11と光源23との波長を異ならしめると共に、ダイクロイックミラー35において光源11の波長の光を透過し、光源23の波長の光を反射するように設計することにより波長分別手段として機能させる。ダイクロイックミラー35の構造としては誘電体多層膜を基板に積層して作製される。
このように構成した光情報記録再生装置は第2の実施例と同様の動作を行う。なお、ダイクロイックミラー35の代わりにダイクロイックプリズムやグレーティングビームスプリッタ等の波長に応じて波長分別機能を呈す部品を用いることも可能である。
この第6の実施例が前記第2の実施例と異なる点は、ビームスプリッタ14の代わりにダイクロイックミラー35(波長分別手段)を偏光プリズム13と1/4波長板15との間に配置した点である。
この実施例では光源11と光源23との波長を異ならしめると共に、ダイクロイックミラー35において光源11の波長の光を透過し、光源23の波長の光を反射するように設計することにより波長分別手段として機能させる。ダイクロイックミラー35の構造としては誘電体多層膜を基板に積層して作製される。
このように構成した光情報記録再生装置は第2の実施例と同様の動作を行う。なお、ダイクロイックミラー35の代わりにダイクロイックプリズムやグレーティングビームスプリッタ等の波長に応じて波長分別機能を呈す部品を用いることも可能である。
図8は本発明に係る光情報記録再生装置の他の実施の形態を示す図であり、図2〜図7に示した実施例と同一の部位には同一の符号を付す。
この第7の実施例が前記第1の実施例と異なる点は、集光レンズ26に磁石或いは電磁コイル若しくは外部電磁コイル36を設けると共に、光検出器30の出力に応じて電磁コイル36等を制御するレンズ駆動制御及びカウンタ機構37を設けた点である。
このように構成することにより、集光レンズ26を左右に駆動し、集光ビームBの位置を上下に変化させることができる。例えば、初めに集光ビームBの位置をトラック層3上に来るように集光レンズ26の位置を合わせておき、集光レンズ26の位置を図において右方向に制御し移動させると、集光ビームBはトラック層3から下方に移動し、各記録層7を通過する。このとき、記録層を集光ビームbが通過する際に屈折率差により生じる反射率の変化を光検出器30を介してレンズ駆動制御及びカウンタ機構37で検出する。なお、反射率の変化をレンズ駆動制御及びカウンタ機構37の上部に模式的に記載している。
このように反射率の変化の数をレンズ駆動制御及びカウンタ機構37のカウンタ部で記録させることにより、現在の集光ビームBの位置がトラック層3から数えて何番目の記録層若しくは記録層と記録層との間に位置するか判別することができる。これ以外の動作は第1実施例と同様である。
この第7の実施例が前記第1の実施例と異なる点は、集光レンズ26に磁石或いは電磁コイル若しくは外部電磁コイル36を設けると共に、光検出器30の出力に応じて電磁コイル36等を制御するレンズ駆動制御及びカウンタ機構37を設けた点である。
このように構成することにより、集光レンズ26を左右に駆動し、集光ビームBの位置を上下に変化させることができる。例えば、初めに集光ビームBの位置をトラック層3上に来るように集光レンズ26の位置を合わせておき、集光レンズ26の位置を図において右方向に制御し移動させると、集光ビームBはトラック層3から下方に移動し、各記録層7を通過する。このとき、記録層を集光ビームbが通過する際に屈折率差により生じる反射率の変化を光検出器30を介してレンズ駆動制御及びカウンタ機構37で検出する。なお、反射率の変化をレンズ駆動制御及びカウンタ機構37の上部に模式的に記載している。
このように反射率の変化の数をレンズ駆動制御及びカウンタ機構37のカウンタ部で記録させることにより、現在の集光ビームBの位置がトラック層3から数えて何番目の記録層若しくは記録層と記録層との間に位置するか判別することができる。これ以外の動作は第1実施例と同様である。
図9は本発明に係る光情報記録再生装置の他の実施の形態を示す図であり、図2〜図8に示した実施例と同一の部位には同一の符号を付す。
この第8の実施例が前記第1の実施例と異なる点は、第1ビーム発生機構、第2ビーム発生機構以外に第3ビーム発生機構を設けた点である(各部材の添え字がaのものが第2ビーム発生機構を構成する部品、添え字bのものが第3ビーム発生機構を構成する部品である)。
このように構成した光情報記録再生装置では対物レンズ16から出射する集光ビームは各光源11、23a、23b(第3光源)に対応して集光ビームA、B1、B2の3個となる。なお、ピンホール29bは第3ピンホールである。
すなわち、第1実施例の集光ビームを発生させる手段が1セット多くなった構成となっており、それ以外の構成および動作は同様である。また同様の手法で集光ビームを更に追加することも可能である。
このように構成することにより複数の記録層の情報を動じに記録再生することができ、記録再生の速度を向上することができる。
なお、第1の実施例(図2)、第4の実施例(図5)、第5の実施例(図6)、第6の実施例(図7)、第7の実施例(図8)、第8の実施例(図9)において、第3の実施例(図4)と同様に集光レンズ28の後方にハーフミラー33を設け、集光レンズ28からの光を2分割し、さらに別のピンホール34と光検出器35を配置して、光検出器30、35の差動出力を検知するように構成しても良い。
この第8の実施例が前記第1の実施例と異なる点は、第1ビーム発生機構、第2ビーム発生機構以外に第3ビーム発生機構を設けた点である(各部材の添え字がaのものが第2ビーム発生機構を構成する部品、添え字bのものが第3ビーム発生機構を構成する部品である)。
このように構成した光情報記録再生装置では対物レンズ16から出射する集光ビームは各光源11、23a、23b(第3光源)に対応して集光ビームA、B1、B2の3個となる。なお、ピンホール29bは第3ピンホールである。
すなわち、第1実施例の集光ビームを発生させる手段が1セット多くなった構成となっており、それ以外の構成および動作は同様である。また同様の手法で集光ビームを更に追加することも可能である。
このように構成することにより複数の記録層の情報を動じに記録再生することができ、記録再生の速度を向上することができる。
なお、第1の実施例(図2)、第4の実施例(図5)、第5の実施例(図6)、第6の実施例(図7)、第7の実施例(図8)、第8の実施例(図9)において、第3の実施例(図4)と同様に集光レンズ28の後方にハーフミラー33を設け、集光レンズ28からの光を2分割し、さらに別のピンホール34と光検出器35を配置して、光検出器30、35の差動出力を検知するように構成しても良い。
11 光源(第1光源)、12、24 レンズ、13、25 偏光ビームスプリッタ、14 ビームスプリッタ、15 1/4波長板、16 対物レンズ、17、26、27、28 集光レンズ、18 ピンホール(第1ピンホール)、19、20 集光レンズ、21 シリンドリカルレンズ、22 4分割光検出器、23 光源(第2光源)、29 ピンホール(第2ピンホール)、30 光検出器
Claims (9)
- ガイドトラックを設けた複数のトラック層及び記録層からなる記録媒体に情報を記録し、また記録された情報を再生する光情報記録再生装置において、
前記トラック層にサーボを印加するための第1ビーム発生機構と前記トラック層の上下にある記録再生層に記録再生を行うための第2ビーム発生機構とを備え、
前記第1ビーム発生機構は、第1光源と、該第1光源から出射した光を光スポットとして記録媒体に照射する第1光学系と、フォーカストラック制御機構とからなり、フォーカストラック制御は前記第1光学系内に配置された第1ピンホールを通した光ビームで行い、
前記第2ビーム発生機構は第2光源と、該第2光源から出射した光を光スポットとして記録媒体に照射する第2光学系と、光スポットの位置制御装置とからなり、第2光学系内に配置された第2ピンホールを通した光ビームで光信号を検出することを特徴とする光情報記録再生装置。 - 前記第2ビーム発生装置において、前記第2光源に対して光学的に共焦な位置から僅かに光軸上を互いに前後した位置に2つの第2ピンホールを配置した焦点誤差検出信号検出手段を備え、第2ビーム発生機構の光スポット位置制御を行ったことを特徴とする請求項1記載の光情報記録再生装置。
- 前記第2ビーム発生装置に収差補整手段を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の光情報記録再生装置。
- 前記第1光源と第2光源の波長を異ならしめ、波長分別手段を用いて第1光源からのビームと第2光源からのビームとを結合及び分離することを特徴とする請求項1、2又は3記載の光情報記録再生装置。
- 前記第2ビーム発生機構において、前記第2ビーム発生装置からの光スポットを記録媒体の記録層に対して直交する方向に移動させ、該記録媒体からの反射光の変化から記録層数をカウントするレンズ駆動制御及びカウンタ機構を備えたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の光情報記録再生装置。
- 前記第1ビーム発生機構において、フォーカシング誤差信号の検出手段として非点収差法を用いたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の光情報記録再生装置。
- 前記トラック層の上下にある記録再生層に記録再生を行うための第3ビーム発生機構を備え、該第3ビーム発生機構は第3光源と、該第3光源から出射した光を光スポットとして記録媒体に照射する第3光学系と、光スポットの位置制御装置とからなり、第3光学系内に配置された第3ピンホールを通した光ビームで光信号を検出したことを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の光情報記録再生装置。
- ガイドトラックを設けた1層のトラック層及び複数の記録層からなる積層構造を基本単位とし、該基本単位の構造が多段に積層されて構成されていることを特徴とする記録媒体。
- 前記記録媒体のトラック層の反射率を記録層の反射率に対して高く設定したことを特徴とする請求項8の記録媒体。
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