JP2006260369A - 電子メール送信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
本発明の課題は、スキャナ等の読取部で画像を添付して送信する電子メールにおいて、画像の確認のためだけに電子メールを別に送信する手間を省くことができる電子メール送信装置の提供を目的とする。
【解決手段】
本発明は、電子メールを送信する宛先とその宛先に電子メールを送信するタイミングを指定し、そのタイミング毎に宛先をグループに分け、時間差を設けて電子メールを送信することで、上記課題を解決する。例えば、第1のグループを送信者、第2のグループを本来の電子メール受取人とすることで、本来の電子メール受取人が電子メールを受け取る前に、送信者が添付されている画像を確認することができる。
【選択図】
図3

Description

本発明は、電子メールによる画像の送信装置に関するものである。
従来、電子メール送信方式として、スキャナによりスキャンして電子メールの添付画像として送信する機能を有する装置があった(例えば特許文献1参照)。
特開2004−021892号公報
しかしながら、特許文献1記載の装置は、送信画像の品質を確認することができないまま送信されてしまう。スキャナ部の表示装置で参照できる装置も有るが、その表示部は概して小さく、受信側のコンピュータの環境とは大きく異なるため、十分な確認ができない。実際に受信してコンピュータの画面で確認するには、電子メールを試しに送信する必要があり、2度手間となるだけでなく、別のスキャンを行う必要があるため、試し送信で確認したものと同じレベルの画像が正式送信でも保障されるとは限らないという問題点があった。
そこで、本発明の電子メール送信装置は、上記実状に鑑み、スキャナ等の読取部で画像を添付して送信する電子メールにおいて、画像の確認のためだけに電子メールを別に送信する手間を省くことができる電子メール送信装置の提供を目的とする。そして、確認用の画像と送信用の画像とを同じものとする電子メール送信装置を提供することを目的とする。
本発明の電子メール送信装置は、画像を電子メールに添付し、指定された複数の宛先に前記電子メールを送信する電子メール送信装置において、前記画像を読み取る読取手段と、前記読取手段により読み取った前記画像を前記電子メールに添付すると共に前記電子メールを作成する電子メール作成手段と、前記電子メール作成手段により作成された前記電子メールを送信する前記宛先を指定する指定手段と、前記指定手段により指定された前記宛先に前記電子メールを送信するタイミングを指定する送信タイミング指定手段と、前記送信タイミング指定手段により指定された前記タイミング毎に前記宛先をグループに分ける宛先グルーピング手段と、作成された前記電子メールを前記タイミングに基づいて送信する送信タイミング管理手段とを有することを特徴とする。
本発明の電子メール送信装置によれば、電子メールを送信する宛先を送信タイミング毎にグルーピングすることで、まとめて複数の電子メールを作成することができる。そして、電子メールに添付する画像も共通する画像データを電子メールに添付することができるため、電子メールによって画像の質が劣化するなどの問題点を防ぐことができる。
本発明の電子メール送信装置において、前記送信タイミング管理手段は、送信されていない前記電子メールの送信を取り消すことを特徴とする。これにより、例えば電子メールに適切でない画像を添付してしまった場合等のように、適切でない電子メールが確認された時点で送信を取り消すことができる。すなわち、適切でない電子メールを送信する誤送信を防止することができる。
本発明の電子メール送信装置において、前記宛先グルーピング手段は、少なくとも電子メールの送信者を含む第1のグループと、送信者を含まない第2のグループに前記宛先を分けることを特徴とする。これにより、電子メール及び電子メールに添付する画像の確認用の電子メールと電子メールを本来受信する受信者用の電子メールとを区別することができる。
本発明の電子メール送信装置において、前記送信タイミング指定手段は、前記第1のグループを前記第2のグループよりも遅らせて前記電子メールを送信することを特徴とする。これにより、各グループの電子メールの送信に時間差を設けることができる。この時間差を利用して電子メール及び電子メールに添付する画像の確認を行うことができる。
本発明の電子メール送信装置において、前記送信タイミング指定手段により指定される前記タイミングは、前記電子メールを送信する準備が整った時点である基準時からの経過時間、又は、前記電子メールを送信する日時により指定されることを特徴とする。これにより、指定されたタイミングで確実に電子メールを送信することができる。
本発明の電子メール送信装置において、前記送信タイミング指定手段は、指定した前記タイミングを変動させることを特徴とする。これにより、電子メールの送信を変動させることができ、所定の時間外での電子メールの送信を防止することができる。例えば、休日等のように電子メールを送信しても確認できない時間帯には送信しないようにすることができる。
本発明の電子メール送信装置において、前記電子メールに送信する前記画像は、ページ単位に区切られ、ページ単位に区切られた前記画像のうち送信するページを前記宛先毎に指定する送信ページ指定手段を有することを特徴とする。これにより、宛先に応じて必要とする画像を選択することができるため、画像が添付された電子メールを受信することによるネットワークのトラフィック負荷を抑えることができる。
本発明の電子メール送信装置において、前記電子メールを送信する宛先及び前記宛先に前記電子メールを送信する前記タイミングが予め登録された操作手段を備え、前記操作手段を選択することにより前記宛先と前記タイミングとを読み出し、前記宛先グルーピング手段により前記タイミング毎に宛先をグループに分けることを特徴とする。これにより、宛先及び送信タイミングの指定が容易となる。そして、入力の間違いも少なくすることができる。
本発明の電子メール送信装置において、前記電子メールに添付される前記画像を印刷する印刷手段を有し、前記指定手段は、指定する複数の前記宛先のうち任意の宛先の代わりに前記印刷手段による前記画像の印刷を指定することを特徴とする。これにより、電子メールを作成したその場で電子メールに添付する画像を確認することができる。電子メールの確認用に電子メールの送信者に電子メールを送信しなくてもよい。
本発明の電子メール送信装置において、前記電子メールの送信の送信結果を蓄積する蓄積手段と、前記送信結果を表示する表示手段又は前記送信結果を印刷する印刷手段のうち少なくともいずれか一方を有することを特徴とする。これにより、電子メールの送信が確実に行われているか否かを確認することができる。
本発明の電子メール送信装置において、前記電子メール作成手段は、前記宛先、前記タイミングの情報、又は、前記電子メールに添付する前記画像のサイズの少なくとも1つの情報を前記電子メールに記載することを特徴とする。これにより、先行して送信されたグループの受信者が、後続するグループの送信タイミングまでに、送信先が適切か否か、送信サイズが適切か否かを確認することが可能となり、後続する送信に対してキャンセル等の操作を行うことが可能となる。
本発明の電子メール送信装置によれば、電子メールを送信する宛先を送信タイミング毎にグルーピングすることで、まとめて複数の電子メールを作成することができる。そして、電子メールに添付する画像も共通する画像データを電子メールに添付することができるため、電子メールによって画像の質が劣化するなどの問題点を防ぐことができる。また、電子メールを送信するタイミングを複数指定することで、グループ毎に時間差を設けて電子メールを送信することができる。例えば、送信者の宛先を有するグループと本来電子メールを受信するべき受信者の宛先を有するグループとに時間差を設けることで、送信者による電子メール及び電子メールに添付される画像を確認することができる。
以下、本発明の電子メール送信装置について、図面を参照しながら説明する。なお、本発明の電子メール送信装置は、以下の記述に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
[実施の形態1]
図1は、本発明の電子メール送信装置が接続されたネットワークの概念図である。本発明の電子メール送信装置1は、LAN(Local Area Network)により接続され、インターネットを介して外部のLANとも接続され、ネットワークが構成されている。電子メール送信装置1は、LANを介して、メールサーバ4と、第1の送信ジョブの宛先となっているPC(Personal Computer)2と、第2の送信ジョブの宛先となっているPC3と接続されている。そして、外部のLANを介してメールサーバ5と、第3の送信ジョブの宛先となっているPC5と接続されている。
本発明の電子メール送信装置1は、画像を読み取って電子メールを添付する画像フォーマットに変換し、送信ジョブに従って、指定した送信タイミングになったときに画像を添付して電子メールを送信する。図1のように、例えば、電子メール送信装置1は、第1の送信ジョブが即時に、第2の送信ジョブが30分後に、第3の送信ジョブが1時間後に電子メールを送信するような場合、第1の送信ジョブの宛先となっているPC2には、メールサーバ4を介して即時に電子メールが送信される。そして、第2の送信ジョブの宛先となっているPC3には、メールサーバ4を介して30分後に電子メールが送信され、第3の送信ジョブの宛先となっているPC5には、メールサーバ4からインターネットを経由して、メールサーバ6を介して1時間後に電子メールが送信される。このように、本発明の電子メール送信装置1は、電子メールの送信に時間差を設けることができる。
図2は、実施の形態1における本発明の電子メール送信装置のハードブロック構成図である。電子メール送信装置1は、CPU(Central Processing Unit)101と、RAM(Randam Access Memory)102と、ROM(Read Only Memory)103と、操作部104と、読取部105と、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶部106と、時間計測部としてタイマー107と、印刷部108と、ネットワークインターフェース109とにより構成されている。
CPU101は、マイクロプロセッサによって構成され、ROM103に格納されたプログラムを実行することにより電子メール送信装置1全体の制御を行っている。CPU101は、読取部105によって読み取られた電子メールに添付する画像をROM103のプログラムとRAM102、記憶部106のメモリ領域を使用して電子メールに添付可能なフォーマットに変換することができる。そして、変換した画像のデータを記憶部106に記憶させることができる。さらに、電子メールを送信する送信タイミング及びその送信タイミング毎にグルーピングされた宛先を記憶部106に記憶させることができる。
RAM102は、DRAM(Dynamic RAM)、SDRAM(Synchronous DRAM)等で構成され、プログラム実行のための一次記憶領域として使用される。例えば、操作部104で操作入力されたデータを蓄積することができる。また、RAM102は、電子メールを送信する宛先を蓄積することができる。
ROM103は、フラッシュメモリ、UV−EPROM(Ultra−Violet Erasable Programmable Read Only Memory:紫外線消去型ROM)EEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)等の不揮発性メモリで構成され、制御プログラムを格納する。例えば、ROM103に格納されたプログラムを使用して電子メールに添付するために読み取られた画像を電子メールに添付可能なフォーマットに返還することができる。
操作部104は、入力手段としてキーやタッチパネル等を有し、表示手段としてLED(Light−Emitting Diode)やLCD(Liquid Crystal Display)等を有している。この操作部により、電子メールに必要な画像読み取りや宛先や電子メールの送信タイミング等の入力ができる。また、通信中の状態情報表示も行うことができる。さらに、操作部104は、電子メールの送信をキャンセルする場合、グループ毎に送信する電子メールの画像や宛先を削除するように入力されることで、電子メールの送信をキャンセルさせることができる。
読取部105は、スキャナ等の画像を読み取るためのユニットであり、原稿の平面走査読取、ADF(Auto Document Feeder)を利用した多数毎のフィード走査読取が可能である。ここで、電子メールに添付する画像を読み取ることができる。
記憶部106は、HDD等の大容量のメモリであり、読取部106から読み取った画像を記憶する。そして、記憶した画像フォーマット変換時の一次記憶、電子メール宛先リスト、電子メール送信ジョブの管理情報、装置の設定情報等が登録され、一次記憶、不揮発性記憶の両方の目的で用いられる。そして、記憶部106は、電子メールを送信するタイミング毎にグループ化された電子メールの宛先や、電子メールに添付可能なフォーマットに変換された画像のデータ等を記憶することができる。
タイマー107は、水晶発信子を内蔵若しくは外付けされ、この振動数をカウントし、タイミングを計っている。このタイマー107は、作成した電子メールを送信する準備が整ってからスタートする。このスタートが基準時となる。このタイマー107で時間を計り、指定された経過時間で電子メールの送信が行われる。
印刷部108は、LED、レーザ、インクジェット、ドットマトリクス等の方式を有し、紙等の印刷媒体に可視的記録を出力することができる。
ネットワークインターフェース109は、イーサネット(登録商標)インターフェース、Phy Chip(Physical layer Chip)、ネットワークコントローラにより構成され、ネットワークと電子メール送信装置1とを接続する。そして、電子メール送信やネットワークプリントのためのネットワークに関連するプロトコル処理を行う。すなわち、電子メールをこのネットワークインターフェース109を通じて送信することができる。
そして、上述した各ハードウェアを有する電子メール送信装置1は、CPU101によって装置全体が制御されている。そして、図3に示すような手段を有することで、電子メール送信装置1を機能させることができる。
実施の形態1における本発明の電子メール装置1は、図3のように、読取手段11と、電子メール作成手段12と、指定手段13と、宛先グルーピング手段14と、送信タイミング指定手段15と、送信タイミング管理手段16と、電子メール送信手段17とを有している。
読取手段11は、図2に示される読取部105を制御する。そして、読取手段11は、読取部105に送信する電子メールに添付する画像を読み込ませることができる。
指定手段13は、操作部104の入力を介して電子メールの宛先を指定する。指定された宛先は、RAM102に蓄積される。この宛先を指定する際、その宛先に電子メールを送信するタイミングも合わせて指定される。
送信タイミング指定手段15は、電子メールの宛先を指定する際に、操作部104の入力を介してその宛先に電子メールを送信するタイミングとして、電子メールの送信準備が整い、タイマー107がスタートした時間を基準時とし、その基準時から経過した時間を宛先毎に指定する。この指定した経過時間が過ぎることで電子メールが送信される。例えば、図4のように、電子メール宛先毎に送信タイミングを指定することができる。
宛先グルーピング手段14は、指定手段13で指定された電子メールの宛先毎に送信タイミング指定手段15によって指定された送信タイミング毎に宛先をグルーピングする。例えば、図5のように、送信タイミングが0分後(基準時)すなわち作成直後に電子メールが送信されるグループ1と、電子メール送信開始30分後に送信されるグループ2と、電子メール送信開始60分後に送信されるグループ3等のようにグルーピングされる。
電子メール作成手段12は、宛先グルーピング手段14によってグルーピングされたグループ毎に電子メールを作成する。そして、電子メール作成手段12は、CPU101によりこの読み込んだ画像データをROM103のプログラムとRAM102記憶部106のメモリ領域を使用して電子メールに添付可能なTIFF、JPEG、PDF等のフォーマットに変換させ、記憶部106に記憶させることができる。記憶部106に記憶した電子メールに添付可能なフォーマットに変換された画像データを電子メールに添付し、電子メールを作成する。また、この電子メールのグループ後との宛先や添付する画像データは、記憶部106に記憶される。
送信タイミング管理手段16は、作成された電子メールの送信を管理し、宛先をグルーピングしたグループ毎に電子メールを作成し、送信することができる。送信タイミング管理手段16は、電子メールの送信の準備が整うとタイマー107をスタートさせる。電子メールの送信は、そのタイマー107のスタートが基準となり、そこからの経過時間によって電子メールを送信するタイミングを計っている。
そして、宛先毎に指定された経過時間とタイマーが計る時間とが一致した又はタイマーが計る時間が指定された経過時間を過ぎた場合、該当するグループの電子メールを電子メール作成手段12に電子メールを作成させる。そして、電子メール作成手段12で作成された電子メールを電子メール送信手段17にて送信させる。これにより、電子メールの送信に時間差を設けることができる。さらに、送信タイミング手段16は、操作部104から電子メールの送信をキャンセルする入力があった場合、指定されたグループ毎に電子メールの画像や宛先を記憶部106から削除し、送信させないようにすることができる。
以下、実施の形態1における本発明の電子メール送信装置1の動作について説明する。図6は、電子メール送信装置1の電子メール作成及び電子メールの送信のフロー図である。
実施の形態1における本発明の電子メール送信装置1は、図6のように、まず、指定手段13がステップS101のように、操作部104の入力により電子メールを送信する宛先を複数指定する。
次に、送信タイミング指定手段15は、ステップS102のように、操作部104の入力によりステップS101で指定した宛先の送信タイミングを指定する。例えば、電子メール作成直後に作成した電子メールを送信する場合は0分、電子メール作成後30分後に送信する場合は30分といったように宛先毎に指定する。
そして、読取手段11は、ステップS103のように、読取部105を作動させ、電子メールに添付する画像を読み取る。そして、電子メール作成手段12は、ステップS104のように、電子メールで送信可能な画像データとするために読取部105で読み取った画像のフォーマットを変換する。この画像データは、CPU101がROM103のプログラムと、RAM102や記憶部106のメモリ領域を使用して任意のフォーマットに変換される。そして、変換された画像データは、記憶部106に記憶されてもよい。
フォーマット変換後、宛先グルーピング手段14は、ステップS105のように、指定された送信タイミング毎に宛先をグルーピングする。そして、電子メール作成手段12は、ステップS106のように、グルーピングされた宛先のグループ毎に電子メールを作成し、画像データを電子メールに添付する。
電子メール作成後、電子メール作成手段12は、ステップS107のように、グループ毎に作成した電子メールの画像データとグルーピングされた宛先を記憶部106に記憶させる。そして、送信タイミング管理手段16は、ステップS108のように、電子メールの送信を開始する。このとき、タイマー107をスタートさせる。
電子メール送信開始後、送信タイミング管理手段16は、ステップS109のように、指定された送信タイミングに基づいて送信する電子メールがあるか否かを確認する。すなわち、タイマーで計られている時間がグループ毎に指定された経過時間と一致する、又は、タイマーの時間が指定された経過時間を過ぎたグループがあるか否かを確認し、そのグループがない場合は、送信する時間となるまで待機する。
ステップS109において、送信する電子メールが存在する場合、送信タイミング管理手段16は、ステップS110のように、記憶部106に記憶させた画像データと送信する宛先のグループを基に送信用の電子メールを作成し、電子メール送信手段17によりネットワークインターフェース109を通じて電子メールを送信する。
電子メールの送信後、送信タイミング管理手段16は、ステップS111のように、電子メールの送信のキャンセルがあるか否かを確認する。キャンセルがない場合、ステップS113に移行する。
電子メールの送信のキャンセルがある場合、送信タイミング管理手段16は、ステップS112のように、指定されたグループに送信する電子メールの画像や宛先を記憶部106から削除し、電子メールの送信を取り消す。そして、送信タイミング管理手段16は、ステップS113のように、まだ電子メールを送信していないグループがあるか否かを確認する。その結果、送信していないグループがある場合、ステップS109に戻る。そして、ステップS113において、電子メールを送信していないグループがない場合、終了する。
このように、実施の形態1で示された電子メール送信装置1は、読取部105によって読み取られた画像を電子メールによって送信する際に、電子メールを送信する宛先と電子メールを送信する送信タイミングとして基準時からの経過時間を指定することで、電子メールの送信に時間差を設けることができる。そして、宛先グルーピング手段14によって送信タイミング毎に宛先をグルーピングすることで、グループ毎に電子メールを送信することができる。また、電子メールの送信をキャンセルすることができる。また、同じ画像を各グループに送信することができる。
例えば、図5のように、送信タイミングが異なる3つのグループ1、2、3に作成した電子メールを送信する際、グループ1に送信された電子メールを適切な電子メールであるか否かを確認し、適切でない電子メールである場合、グループ2やグループ3に電子メールが送信される前にキャンセルすることで適切でない電子メールの送信を防ぐことができる。ここで、第1グループをメール作成した者とした場合、適切でないメールを他の人に送信することを防ぐことができる。電子メールに画像を添付する場合、画像を確認してから送信することもでき、電子メールの誤送信を低減することができ、操作性を向上させることができる。また、同じ画像を各グループに送信することができるため、確認用に使用する第1のグループへの電子メールに添付された画像を同じ画像を他のグループに送信することができる。
この第1のグループの宛先としては、電子メールを作成した者の他にセキュリティー管理を行う者としてもよい。さらに、第1のグループを電子メールを作成した者、第2のグループを作成された電子メールを確認する者、第3のグループを電子メールを本来受信する受信者としてもよい。これにより、電子メールを本来受信する受信者への電子メールの送信の前に、電子メールを作成した者と確認する者による二重の確認を行うことができ、より電子メールの誤送信を低減することができる。
[実施の形態2]
この実施の形態2の電子メール送信装置1は、実施の形態1のタイマー107の代わりにクロックをハードウェアとして備え、送信タイミングを基準時からの経過時間によって電子メールを送信するのではなく、電子メールを送信する日時によって計ることを意図するものである。なお、この実施の形態2の説明においては、実施の形態1の説明と同様の構成については同一符号を付し、その詳細な説明を省略するものとする。
タイマー107の代わりに使用されるクロックは、日時を計測する。送信される電子メールは、指定された日時に基づいて送信することができる。
第2の実施の形態に示された電子メール送信装置1の送信タイミング指定手段15は、送信タイミングとして、電子メールを送信する日時を指定する。例えば、図7のように、宛先毎に、送信する日時を指定することができる。また、「指定せず」のように指定しなくてもよい。この場合、電子メールの作成終了後に直ちに送信されるものとして扱ってもよい。宛先グルーピング手段14は、この送信タイミング毎にグルーピングを行う。例えば、図8のように、送信日時に基づいてグルーピングすることができる。
送信タイミング管理手段16は、作成された電子メールの送信を管理する。そして、クロックが送信タイミングと一致する、又は、送信タイミングを過ぎた場合、その送信タイミングで送信するグループ用に電子メール作成手段12に電子メールを作成させる。そして、電子メール作成手段12で作成された電子メールを電子メール送信手段17にて送信させる。これにより、電子メールの送信に時間差を設けることができる。さらに、送信タイミング手段16は、操作部104から電子メールの送信をキャンセルする入力があった場合、指定されたグループ毎に電子メールの画像や宛先を記憶部106から削除し、送信させないようにすることができる。
実施の形態2における電子メール送信装置1の動作も実施の形態1と略同様で、電子メール送信開始後、送信タイミング管理手段16は、クロックの示す日時と指定された送信タイミングである送信日時とを比較し、クロックの示す日時が指定された送信日時と一致する又はクロックの示す日時が指定された送信日時を過ぎたグループがあるか否かを確認する。そのグループがない場合は、送信する時間となるまで待機する。グループがある場合、該当するグループに送信する電子メールを電子メール作成手段12により作成し、電子メール送信手段17を介して送信することができる。
このように、実施の形態2で示された電子メール送信装置1は、読取部105によって読み取られた画像を電子メールによって送信する際に、電子メールを送信する宛先と電子メールを送信する送信タイミングとして送信日時を指定することで、電子メールの送信に時間差を設けることができ、電子メールの送信を日時で管理することができる。そして、宛先グルーピング手段14によって送信タイミング毎に宛先をグルーピングすることで、グループ毎に電子メールを送信することができる。また、電子メールの送信をキャンセルすることができる。例えば、海外にも電子メールを送信するような場合、各国の8時に合わせて画像を配信させることも容易となる。
例えば、電子メールを送信する宛先を送信タイミング毎に2つのグループに分け、先に送信する第1のグループを送信者やセキュリティー管理を行う者への送信とし、後に送信する第2のグループを電子メールを本来受信する受信者への送信とした場合、第2のグループへの送信タイミングを固定時刻とし、第1のグループの送信タイミングを逆算するように指定してもよい。これにより、第2のグループに定刻で電子メールの送信することができる。
また、実施の形態2の電子メール送信装置1は、実施の形態1で示したタイマー107を備えてもよい。これにより、送信時間と基準時からの経過時間を組み合わせて使用することもできる。このとき、基準時は、電子メールの送信する準備が整った時に限られるものではなく、所定の送信日時を基準時としてもよい。
[実施の形態3]
この実施の形態3の電子メール送信装置1は、実施の形態1の電子メール送信装置1に、クロック110をハードウェアとして追加し、指定した送信タイミングを変更することを意図するものである。なお、この実施の形態3の説明においては、実施の形態1及び2の説明と同様の構成については同一符号を付し、その詳細な説明を省略するものとする。
実施の形態3に示される本発明の電子メール送信装置1は、図9のように、クロック110を有している。そして、電子メール送信装置1は、図10のような、送信タイミングシフト手段31を備えている。
クロック110は、日時を測定することができる。このクロック110で測定した日時は、電子メールの送信を開始する前に、送信タイミング管理手段16により送信タイミング指定手段15に基づいて各グループの送信日時を算出に利用される。
送信タイミングシフト手段31は、電子メールの送信を行わない日時を予め指定することができる。そして、送信タイミング指定手段15で指定された送信タイミングに基づいて算出される各グループの送信日時が送信タイミングシフト手段31で指定された電子メールの送信を行わない日時に該当する場合、電子メールの送信日時を予め指定されている時間だけ送信タイミングを変動させることができる。例えば、図11のように、電子メールを送信させない時間帯と、その時間帯における送信タイミングを変動させる時間(シフト時間)とを予め指定することができる。
例えば、送信タイミング指定手段15で、図12のように、電子メールの各宛先後に基準時からの経過時間を送信タイミングとして指定する。そして、電子メールの指定された送信タイミングに基づき、クロック110で現在の日時を計測し、電子メールが送信される日時を算出する。算出の結果、送信日時が送信しない時間帯に該当する場合、その時間帯におけるシフト時間を加え、送信タイミングを変動することができる。これにより、宛先は、変動した送信タイミングを新たな送信タイミングとして扱い、図13のように、変動後の送信タイミング毎に宛先グルーピング手段14でグルーピングが行われる。
以下、実施の形態3における本発明の電子メール送信装置1の動作について説明する。図14は、電子メール送信装置1の電子メール作成及び電子メールの送信のフロー図である。
実施の形態3における本発明の電子メール送信装置1は、図14Aのように、まず、指定手段13がステップS301のように、操作部104の入力により電子メールを送信する宛先を複数指定する。
次に、送信タイミング指定手段15は、ステップS302のように、操作部104の入力によりステップS301で指定した宛先の送信タイミングを指定する。例えば、電子メール作成直後に作成した電子メールを送信する場合は0分、電子メール作成後30分後に送信する場合は30分といったように宛先毎に指定する。
そして、読取手段11は、ステップS303のように、読取部105を作動させ、電子メールに添付する画像を読み取る。そして、電子メール作成手段12は、ステップS304のように、読取部105で読み取った画像を電子メールで送信可能な画像データとするためにフォーマットを変換する。この画像データは、CPU101がROM103のプログラムと、RAM102や記憶部106のメモリ領域を使用して任意のフォーマットに変換される。そして、変換された画像データは、記憶部106に記憶されてもよい。
フォーマット変換後、宛先グルーピング手段14は、ステップS305のように、指定された送信タイミング毎に宛先をグルーピングする。そして、電子メール作成手段12は、ステップS306のように、グルーピングされた宛先のグループ毎に電子メールを作成し、画像データを電子メールに添付する。
電子メール作成後、電子メール作成手段12は、ステップS307のように、グループ毎に作成した電子メールの画像データとグルーピングされた宛先を記憶部106に記憶させる。そして、送信タイミングシフト手段31は、ステップS308のように、クロック110から現在の日時を確認し、各グループの電子メールの送信日時を算出する。
この結果、図14Bのように、送信タイミングシフト手段31は、ステップS309のように、算出された電子メールの送信日時が予め指定されているシフトする日時であるか否かを確認する。電子メールの送信日時がシフトする日時である場合、送信タイミングシフト手段31は、ステップS310のように、その対象のグループの送信日時をシフトし新たな送信タイミングとし、ステップS311に移行する。ステップS309において、電子メールの送信日時がシフトする時間ではない場合、ステップS311に移行する。そして、送信タイミング管理手段16は、ステップS311のように、電子メールの送信を開始する。このとき、タイマー107をスタートさせる。
電子メール送信開始後、送信タイミング管理手段16は、ステップS312のように、指定された送信タイミングに基づいて送信する電子メールがあるか否かを確認する。すなわち、タイマーで計られている時間がグループ毎に指定された経過時間と一致する、又は、タイマーの時間が指定された経過時間を過ぎたグループがあるか否かを確認し、そのグループがない場合は、送信する時間となるまで待機する。
ステップS312において、送信する電子メールが存在する場合、送信タイミング管理手段16は、ステップS313のように、記憶部106に記憶させた画像データと送信する宛先のグループを基に送信用の電子メールを作成し、電子メール送信手段17によりネットワークインターフェース109を通じて電子メールを送信する。
電子メールの送信後、送信タイミング管理手段16は、ステップS314のように、電子メールの送信のキャンセルがあるか否かを確認する。キャンセルがない場合、ステップS316に移行する。
電子メールの送信のキャンセルがある場合、送信タイミング管理手段16は、ステップS315のように、指定されたグループに送信する電子メールの画像や宛先を記憶部106から削除し、電子メールの送信を取り消す。そして、送信タイミング管理手段16は、ステップS316のように、まだ電子メールを送信していないグループがあるか否かを確認する。その結果、送信していないグループがある場合、ステップS312に戻る。そして、ステップS316において、電子メールを送信していないグループがない場合、終了する。
このように、実施の形態3に示された電子メール送信装置1は、予め送信タイミングシフト手段にシフトすべき時間帯を指定しておくことで、例えば、昼休みや休日の間に電子メールが送信されるのを防ぐことができる。
送信タイミングのシフトは、予め指定された時間帯のみに限られるものではなく、例えば、複数のグループに電子メールを送信する場合、電子メール及び電子メールに添付する画像の確認のために最も先に受信した者がその後に送信される電子メールの送信タイミングを変更させてもよい。これは、確認する書類が多く、確認に時間を要する場合等に好適である。
[実施の形態4]
この実施の形態4の電子メール送信装置1は、実施の形態1の電子メール送信装置1に、送信ページ指定手段41を追加し、読取部105で読み取る画像をページ単位に区切り、区切られた画像のうち送信するページを前記グループ毎に指定して、電子メールを送信することを意図するものである。なお、この実施の形態4の説明においては、実施の形態1の説明と同様の構成については同一符号を付し、その詳細な説明を省略するものとする。
実施の形態4に示される本発明の電子メール送信装置1は、図15のように、送信ページ指定手段41を備えている。この送信ページ指定手段41は、読取手段11で読取部105によって読み取られる画像がページ単位に区切られ、その区切られた画像のうち、電子メールに添付して送信するページの番号を宛先毎に指定することができる。また、グループ毎に送信するページを指定してもよい。例えば、図16のように、宛先毎に、送信タイミング指定手段15で、送信タイミングとして基準時からの経過時間を指定し、送信ページ指定手段で、「1」や全てのページを示す「ALL」等を入力することで送信するページを指定することができる。このように、送信タイミング及び送信ページが指定された後、図17のように宛先グルーピング手段14によって、送信タイミング毎に宛先がグルーピングされる。
以下、実施の形態4における本発明の電子メール送信装置1の動作について説明する。図18は、電子メール送信装置1の電子メール作成及び電子メールの送信のフロー図である。
実施の形態4における本発明の電子メール送信装置1は、図18のように、まず、指定手段13がステップS401のように、操作部104の入力により電子メールを送信する宛先を複数指定する。
次に、送信タイミング指定手段15は、ステップS402のように、操作部104の入力によりステップS401で指定した宛先の送信タイミングを指定する。例えば、電子メール作成直後に作成した電子メールを送信する場合は0分、電子メール作成後30分後に送信する場合は30分といったように宛先毎に指定する。
さらに、送信ページ指定手段41は、ステップS403のように、操作部104の入力によりステップS401で指定した宛先に電子メールに添付して送信する画像のページを指定する。例えば、複数読み込まれる画像のうち、1ページ目のみを電子メールに添付する場合は「1」、全てのページを電子メールに送信する場合は「ALL」といったように宛先毎に指定する。
そして、読取手段11は、ステップS404のように、読取部105を作動させ、電子メールに添付する画像を読み取る。このとき、画像をページ単位に区切って読み取られる。そして、電子メール作成手段12は、ステップS405のように、電子メールで送信可能な画像データとするために読取部105で読み取った画像のフォーマットを変換する。この画像データは、CPU101がROM103のプログラムと、RAM102や記憶部106のメモリ領域を使用して任意のフォーマットに変換される。そして、変換された画像データは、記憶部106に記憶されてもよい。
フォーマット変換後、宛先グルーピング手段14は、ステップS406のように、指定された送信タイミング毎に宛先をグルーピングする。そして、電子メール作成手段12は、ステップS407のように、グルーピングされた宛先のグループ毎に電子メールを作成し、宛先毎に指定されたページに対応する画像データを電子メールに添付する。
電子メール作成後、電子メール作成手段12は、ステップS408のように、グループ毎に作成した電子メールに添付された画像データとグルーピングされた宛先を記憶部106に記憶させる。そして、送信タイミング管理手段16は、ステップS409のように、電子メールの送信を開始する。このとき、タイマー107をスタートさせる。
電子メール送信開始後、送信タイミング管理手段16は、ステップS410のように、指定された送信タイミングに基づいて送信する電子メールがあるか否かを確認する。すなわち、タイマーで計られている時間がグループ毎に指定された経過時間と一致する、又は、タイマーの時間が指定された経過時間を過ぎたグループがあるか否かを確認し、そのグループがない場合は、送信する時間となるまで待機する。
ステップS410において、送信する電子メールが存在する場合、送信タイミング管理手段16は、ステップS411のように、記憶部106に記憶させた画像データと送信する宛先のグループを基に送信用の電子メールを作成し、電子メール送信手段17によりネットワークインターフェース109を通じて電子メールを送信する。
電子メールの送信後、送信タイミング管理手段16は、ステップS412のように、電子メールの送信のキャンセルがあるか否かを確認する。キャンセルが無い場合、ステップS414に移行する。
電子メールの送信のキャンセルがある場合、送信タイミング管理手段16は、ステップS413のように、指定されたグループに送信する電子メールの画像や宛先を記憶部106から削除し、電子メールの送信を取り消す。そして、送信タイミング管理手段16は、ステップS414のように、まだ電子メールを送信していないグループがあるか否かを確認する。その結果、送信していないグループがある場合、ステップS410に戻る。そして、ステップS414において、電子メールを送信していないグループがない場合、終了する。
これにより、宛先に応じて必要とする画像を選択することができるため、画像が添付された電子メールを受信することによるネットワークのトラフィック負荷を抑えることができる。電子メール及び電子メールに添付する画像の確認は、全ての画像を見る必要性は低い。そのため、例えば、電子メール及び電子メールに添付する画像を確認するために、送信者の宛先を指定した場合、全ての画像を電子メールに添付しなくてもよい。特に、電子メールに添付する画像が多い場合に好適である。
また、実施の形態4では、複数の書類を一度に読取部104によって読み取り、後から複数のグループに分けて送信するようにしてもよい。これにより利便性が向上する。
[実施の形態5]
この実施の形態5の電子メール送信装置1は、実施の形態1の電子メール送信装置1に、印刷手段23を追加し、電子メールに添付する画像を印刷し、その画像を確認することを意図するものである。なお、この実施の形態5の説明においては、実施の形態1の説明と同様の構成については同一符号を付し、その詳細な説明を省略するものとする。
実施の形態5の電子メール送信装置1は、図19のように、印刷手段23を備えている。この印刷手段23は、電子メールに添付する画像のフォーマットを印刷用に変換し、印刷部108でこの画像を印刷させることができる。また、電子メールの状態で印刷をおこなってもよい。
指定手段13は、電子メールを送信する宛先の他に、電子メールに添付する画像を印刷部108で印刷するように指定することができる。またその印刷をするタイミングを送信タイミングと同様に送信タイミング指定手段12により指定することができる。例えば、図20のように、宛先の代わりに印刷部108で印刷するように「印刷出力」等のように指定することができる。そして、その印刷のタイミングも指定することができる。
これにより、電子メールに添付する画像を印刷による出力も可能であるため、例えば、確認用に送信者に送信する電子メールの送信を画像の印刷に置き換えることができる。これにより、電子メールの送信する操作を行った直後にその場で画像を確認することができる。すなわち、電子メールに添付した画像が適切でない場合、その後に送信される電子メールを即時にキャンセルすることができ、画像の読み取り直すことも即時に行うことができる。また、実施の形態5では、この1回のキー操作によって画像の読み取りやファイルのフォーマット等が行われてよい。
[実施の形態6]
この実施の形態6の電子メール送信装置1は、実施の形態1の電子メール送信装置1に、電子メールを送信した送信結果を蓄積する送信結果蓄積手段24と、その送信結果の印刷及び/又は表示を行う送信結果印刷表示手段25とを備え、電子メールを送信した結果の確認を行うことを意図するものである。なお、この実施の形態6の説明においては、実施の形態1の説明と同様の構成については同一符号を付し、その詳細な説明を省略するものとする。
実施の形態6の電子メール送信装置1は、図21のように、送信結果蓄積手段24と送信結果印刷表示手段25とを備えている。この送信結果蓄積手段24は、作成した電子メールを電子メール送信手段17で送信する際、その送信結果を記憶部106等に蓄積することができる。送信結果蓄積手段24で蓄積された送信結果は、送信結果印刷表示手段25に渡すことができる。例えば、送信結果蓄積手段24に蓄積される送信結果は、図22のように、宛先、送信結果を出力する方法、送信した結果をグループ毎に蓄積する。そして、送信時刻、送信した画像のページ等を一緒に蓄積していてもよい。
また、送信結果印刷表示手段25は、送信結果蓄積手段24で蓄積されている送信結果を受けて、印刷部108での印刷により出力させることができる。例えば、図23のように、送信結果をレポートとして、印刷部108での印刷により出力することもできる。また、送信結果印刷表示手段25は、その送信結果を操作部104の表示手段での表示より出力させることができる。例えば、図24のように、送信結果を表示手段の画面上に一覧として表示させることもできる。
このように、電子メールの送信結果の出力方法は、電子メールを送信する宛先を指定する指定手段13により宛先とともに指定することができる。また、指定された宛先と送信結果の出力方法は、送信タイミング指定手段15により指定される送信タイミング毎に宛先グルーピング指定手段14によりグルーピングできる。例えば、図25のように、送信結果の出力方法として印刷部108での印刷を行う場合は「印刷」、送信結果の出力方法として表示手段での表示を行う場合は「画面」といったように宛先とともに指定する。この送信結果の出力方法の指定は、グルーピングされた後に指定されてもよい。
これにより、電子メールの送信結果を残し参照できるようにすることで、いつでも送信結果を確認することができる。すなわち、指定した宛先に確実に電子メールが送信されているか否かを確認することができる。そして、電子メールの送信をキャンセルした場合、確実にキャンセルできているか否かの確認をすることができる。また、送信結果の参照は、印刷と表示だけに限られるものではなく、ネットワークを経由して送信結果を参照できるようにしてもよい。
また、実施の形態1乃至6に示された電子メール送信装置1は、電子メールを送信する宛先及び電子メールを送信する送信タイミングを予め登録させておいてもよい。そして、この登録した宛先と送信タイミングを読み出すことができるキー等の操作手段を備えることで、1回のキー操作により宛先と送信タイミングを読み出し、この送信タイミング毎に宛先を宛先グルーピング手段14によりグルーピングすることができる。これにより、宛先及び送信タイミングの指定が容易となる。そして、入力の間違いも少なくすることができる。また、宛先と送信タイミングだけではなく、送信タイミング毎に宛先をグルーピングしたグループとして登録させてもよい。この場合も同様に、このグループを読み出すキー等の操作手段を備えることで、1回のキー操作でグルーピングされた宛先を読み出すことができ、より操作が簡便になる。
また、実施の形態1乃至6に示された電子メール送信装置1は、前記電子メール作成手段は、電子メールを送信する宛先やその宛先に送信する電子メールの送信タイミングの情報やその電子メールに添付する前記画像のサイズの少なくとも1つの情報を前記電子メールに記載してもよい。これにより、先行して送信されたグループの受信者が、後続するグループの送信タイミングまでに、送信先が適切か否か、送信サイズが適切か否かを確認することが可能となり、後続する送信に対してキャンセル等の操作を行うことが可能となる。
本発明の電子メール送信装置が接続されたネットワーク概念図である。 実施の形態1における本発明の電子メール送信装置を構成するハードウェアブロック図である。 実施の形態1における本発明の電子メール送信装置のブロック図である。 実施の形態1における本発明の電子メール送信装置で入力される宛先と送信タイミングの一例を示す図である。 実施の形態1における本発明の電子メール送信装置の宛先グルーピング手段によって送信タイミング毎にグルーピングされた宛先の一例を示す図である。 実施の形態1における本発明の電子メール送信装置における電子メール作成と送信の過程を示すフロー図である。 実施の形態2における本発明の電子メール送信装置で入力される宛先と送信タイミングの一例を示す図である。 実施の形態2における本発明の電子メール送信装置の宛先グルーピング手段によって送信タイミング毎にグルーピングされた宛先の一例を示す図である。 実施の形態3における本発明の電子メール送信装置を構成するハードウェアブロック図である。 実施の形態3における本発明の電子メール送信装置のブロック図である。 実施の形態3における本発明の電子メール送信装置で入力される宛先と送信タイミングの一例を示す図である。 実施の形態3における本発明の電子メール送信装置で入力される電子メールを送信しない時間帯とその時間帯のシフト時間の一例を示す図である。 実施の形態3における本発明の電子メール送信装置の宛先グルーピング手段によって送信タイミング毎にグルーピングされた宛先の一例を示す図である。 実施の形態3における本発明の電子メール送信装置における電子メール作成と送信の過程を示すフロー図である。 実施の形態3における本発明の電子メール送信装置における電子メール作成と送信の過程を示すフロー図である。 実施の形態4における本発明の電子メール送信装置のブロック図である。 実施の形態4における本発明の電子メール送信装置で入力される宛先と送信タイミングと添付する画像のページの一例を示す図である。 実施の形態4における本発明の電子メール送信装置の宛先グルーピング手段によって送信タイミング毎にグルーピングされた宛先の一例を示す図である。 実施の形態4における本発明の電子メール送信装置における電子メール作成と送信の過程を示すフロー図である。 実施の形態5における本発明の電子メール送信装置のブロック図である。 実施の形態5における本発明の電子メール送信装置の宛先グルーピング手段によって送信タイミング毎にグルーピングされた宛先の一例を示す図である。 実施の形態6における本発明の電子メール送信装置のブロック図である。 実施の形態6における本発明の電子メール送信装置の送信結果蓄積手段に蓄積される送信結果の一例を示す図である。 実施の形態6における本発明の電子メール送信装置の送信結果を印刷出力した場合のレポートの一例を示す図である。 実施の形態6における本発明の電子メール送信装置の送信結果を表示手段での表示例を示す図である。 実施の形態6における本発明の電子メール送信装置の宛先グルーピング手段によって送信タイミング毎にグルーピングされた宛先の一例を示す図である。
符号の説明
1 電子メール送信装置
2、3、5 PC
4、6 メールサーバ
11 読取手段
12 電子メール作成手段
13 指定手段
14 宛先グルーピング手段
15 送信タイミング指定手段
16 送信タイミング管理手段
17 電子メール送信手段
23 印刷手段
24 送信結果蓄積手段
25 送信結果印刷表示手段
31 送信タイミングシフト手段
41 送信ページ指定手段
101 CPU
102 RAM
103 ROM
104 操作部
105 読取部
106 記憶部
107 タイマー
108 印刷部
109 ネットワークインターフェース
110 クロック

Claims (11)

  1. 画像を電子メールに添付し、指定された複数の宛先に前記電子メールを送信する電子メール送信装置において、
    前記画像を読み取る読取手段と、
    前記読取手段により読み取った前記画像を前記電子メールに添付すると共に前記電子メールを作成する電子メール作成手段と、
    前記電子メール作成手段により作成された前記電子メールを送信する前記宛先を指定する指定手段と、
    前記指定手段により指定された前記宛先に前記電子メールを送信するタイミングを指定する送信タイミング指定手段と、
    前記送信タイミング指定手段により指定された前記タイミング毎に前記宛先をグループに分ける宛先グルーピング手段と、
    作成された前記電子メールを前記タイミングに基づいて送信する送信タイミング管理手段とを有する
    ことを特徴とする電子メール送信装置。
  2. 前記送信タイミング管理手段は、送信されていない前記電子メールの送信を取り消すことを特徴とする請求項1記載の電子メール送信装置。
  3. 前記宛先グルーピング手段は、少なくとも電子メールの送信者を含む第1のグループと、送信者を含まない第2のグループに前記宛先を分けることを特徴とする請求項1記載の電子メール送信装置。
  4. 記送信タイミング指定手段は、前記第1のグループを前記第2のグループよりも遅らせて前記電子メールを送信することを特徴とする請求項3記載の電子メール送信装置。
  5. 前記送信タイミング指定手段により指定される前記タイミングは、前記電子メールを送信する準備が整った時点である基準時からの経過時間、又は、前記電子メールを送信する日時により指定されることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の電子メール送信装置。
  6. 前記送信タイミング指定手段は、指定した前記タイミングを変動させることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の電子メール送信装置。
  7. 前記電子メールに送信する前記画像は、ページ単位に区切られ、
    ページ単位に区切られた前記画像のうち送信するページを前記宛先毎に指定する送信ページ指定手段を有することを特徴とする請求項1記載の電子メール送信装置。
  8. 前記電子メールを送信する宛先及び前記宛先に前記電子メールを送信する前記タイミングが予め登録された操作手段を備え、前記操作手段を選択することにより前記宛先と前記タイミングとを読み出し、前記宛先グルーピング手段により前記タイミング毎に宛先をグループに分けることを特徴とする請求項1記載の電子メール送信装置。
  9. 前記電子メールに添付される前記画像を印刷する印刷手段を有し、
    前記指定手段は、指定する複数の前記宛先のうち任意の宛先の代わりに前記印刷手段による前記画像の印刷を指定することを特徴とする請求項1記載の電子メール送信装置。
  10. 前記電子メールの送信の送信結果を蓄積する蓄積手段と、
    前記送信結果を表示する表示手段又は前記送信結果を印刷する印刷手段のうち少なくともいずれか一方を有することを特徴とする請求項1記載の電子メール送信装置。
  11. 前記電子メール作成手段は、前記宛先、前記タイミングの情報、又は、前記電子メールに添付する前記画像のサイズの少なくとも1つの情報を前記電子メールに記載することを特徴とする請求項1記載の電子メール送信装置。
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