JP2006259019A - 広告用パネルの製造方法及び広告用パネル、並びにこの広告用パネルを用いた広告用表示装置 - Google Patents

広告用パネルの製造方法及び広告用パネル、並びにこの広告用パネルを用いた広告用表示装置 Download PDF

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規義 浅田
Susumu Cho
進 長
Ikuya Nakatani
郁哉 中谷
Mitsuyoshi Kawada
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Abstract

【課題】 透光性であって表面には光沢を持たせると共に、周縁部は曲面を形成し、高級感のある丸みのある柔らかな質感を持った広告用パネルを簡単、且つ短時間で製作ができるようにすること。また、低コストな広告用パネルを提供すること。
【解決手段】 任意の色に着色された透光性のアクリル板1の表面に、アクリル板1の周縁端部で表面張力で盛り上がる粘度を有する透明または着色された透光性の紫外線硬化樹脂6を注ぐ。次に、前記紫外線硬化樹脂6に紫外線を照射して該紫外線硬化樹脂6を硬化させる。これにより、面には光沢を持たせると共に、周縁部は曲面を形成し、高級感のある丸みのある柔らかな質感を持った広告用パネルを製造することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、背面側に光源を設けて使用する広告用パネルに関するものであり、より詳しくは広告用パネルの製造方法及び広告用パネル、並びにこの広告用パネルを用いた広告用表示装置に関するものである。
従来より、小規模な店舗から大規模な店舗に至るまで自己の店名を宣伝するために種々の看板が用いられている。これらの看板の中で特に夜間にその威力を発揮させるために光源を用いた看板(表示装置)が用いられており、その光源としては、蛍光灯、ネオンサイン等が広く用いられている。
また、最近では省エネルギーの観点と技術革新により発光ダイオードが光源として用いられてきており、この発光ダイオードを看板の光源として用いることで、光源の長寿命化や消費電力の低減化を図るようにしている。
これらの光源として発光ダイオードを用いた従来例としては、例えば、下記に示す特許文献1、2がある。
実用新案登録第3077266号公報 特開平11−219138号公報
上記特許文献1では、希望する文字・図形を形どったケースの底面などに発光ダイオードを配設し、次に、予め硬化剤を混入した液状の透明合成樹脂をケース内に注入し、さらにケースの上縁よりやや下方に液面を位置させ、所定時間放置して前記透明合成樹脂を固化させる。次に、この固化面上に液状の着色合成樹脂剤を注入してケース上縁と一致させ、所定時間放置して前記着色合成樹脂を固化させる。しかる後に、着色固化層の上面を研磨して完成させている。
そして、発光ダイオードから発した光は透明体を通過して着色透光層に達してこの透光層全体を明るく照らし出すことで、着色透光層が外部から容易に認知されるようになっている。
上記特許文献2では、ケースの底面に頂部に光反射性の被覆層を塗布した発光ダイオードを配置し、多数の微細な光散乱粒子を分散させたアクリル樹脂等の透明合成樹脂を注入させて面発光表示器を形成している。
また、特許文献1、2においては、共にケース内に合成樹脂が充填されているので、夏期、冬季による熱収縮によりヒビ割れが発生しやすく、表示装置を交換しなければならなくなり、費用が嵩張るという問題があった。
これら特許文献1、2においては、ケース、光源としての発光ダイオード及び光を透過させる合成樹脂とが一体化した構造であるために、多数の発光ダイオードをケースに配設した後に合成樹脂を注入する必要があり、そのため、発光ダイオードを配設するケースと、透光性の合成樹脂部分を別々に製作することができず、生産性が悪いという問題がある。特に、表示装置を大量生産する場合には適していない。
また、何らかの原因で多数の発光ダイオードのうち1つが故障して点灯しない場合、ケースから合成樹脂を取り外すことができず、メンテナンス性が非常に悪く、装置全体を廃棄しなければならないという問題もある。
また、特許文献1では、着色合成樹脂が固化した後に、該着色合成樹脂の表面を研磨しているので、全体の製造時間が長くなる上に工程の増加によるコストアップとなり、様々な問題を有していた。
また、図20及び図21は内部に光源として発光ダイオードを多数配置し、表面にはパネルを配置した所謂チャンネル文字と呼ばれる表示装置の従来例を示している。予め文字、図形に形どったケース80を形成し、このケース80は上面のみが開口されており、パネルを合体させる前にプリント基板(図示せず)に発光ダイオード81を実装するようにしている。なお、図20(a)(b)はケース80を上下を反対にして台座に載置している状態を示している。
上述したように、多数の発光ダイオード81を実装したプリント基板をケース80内に配設した後に、図20(a)に示すように、台座82の上面に開口面を下側にしてケース80を載置する。そして、ケース80の底面に穿孔した穴83から、所定量のエポキシ樹脂を注入し、図20(b)に示すように該エポキシ樹脂を硬化させて所定の厚みの支持板84を形成する。
なお、この支持板84はケース80の開口面(図20(b)では下側)の全体にわたって形成される。ケース80の全体形状が例えば、Bという文字であれば、B形状の支持板84が形成される。
次に、図20(c)に示すように、ケース80を逆にして開口面を上に向けて支持板84を図外の工具にて下方にずらし、開口面から所定の寸法までずらした後に固定させる。次に、図21(a)に示すように、支持板84の上に液状の発光性樹脂85を注入する。この発光性樹脂85の注入はケース80の上縁より少し上方まで注入していき、ケース80の上縁付近で発光性樹脂85自体の表面張力を利用して発光性樹脂85の周縁部が曲面となるようにする。
発光性樹脂85を図21(b)に示すような状態で発光性樹脂85内に含まれている泡を取り除くために真空脱泡を行ない、さらに加熱乾燥させて発光性樹脂85を硬化(固化)させる。次に、固化した発光性樹脂85の上面を研磨して光沢のある表面に仕上げるようにしている。
ところが、かかる従来例においては、ケース80内に支持板84を押圧して発光性樹脂85を注入させる寸法だけ下方にずらしているため、作業性が非常に悪い。また、液状の発光性樹脂85を支持板84の注入した場合、発光性樹脂85がケース80の上縁より外部に流れ落ちたり、また、発光性樹脂85の周縁部に曲面が形成されず丸みを持たせることができないという問題があった。
また、ケース80内の支持板84と発光性樹脂85との厚みが、約11mmと厚く、そのため、夏期、冬季による熱収縮により発光性樹脂85にヒビが入り、商品性が無くなり、市場クレームにつながり信用を損なってしまうという問題があった。
また、この従来例においても、パネルとしての発光性樹脂85をケース80とは別個に形成することができず、多数の発光ダイオード81を実装したプリント基板をケース80内に配設した後に、該ケース80に支持板84と発光性樹脂85を形成しているため、ケース80側と発光性樹脂85とを個別に製作することができず、組立作業性や生産性が悪いという問題がある。
また、ケース80内の支持板84と発光性樹脂85との厚みが、上述したように約11mmと厚く、そのため、表示装置全体の重量が重くなるという問題がある。また、文字自体の大きさが大きくなればなるほど表示装置の重量が重くなり、特に、この種の表示装置は、建物の壁面に取り付けられることから、固定するための工事も難工事となる。
さらに、ケース80の内壁面に支持板84と発光性樹脂85との厚い外壁面が接着しているために、発光ダイオード81が何らかの原因で故障して点灯しなくなった場合には、発光性樹脂85をケース80から外す場合にも外しにくいという問題があり、メンテナンス性が非常に悪い。
また、発光性樹脂85が固化した後に、表面に光沢を出すために研磨をしているため、全体の製作時間が長くなり、工数の増加によるコストアップになり、結局表示装置全体が高コストとなっていた。
本発明は上述の問題点に鑑みて提供したものであって、少なくとも以下の目的を持った広告用パネルの製造方法及び広告用パネル、並びにこの広告用パネルを用いた広告用表示装置を提供するものである。
(1)透光性であって表面には光沢を持たせると共に、周縁部は曲面を形成し、高級感のある丸みのある柔らかな質感を持った広告用パネルを簡単、且つ短時間で製作ができるようにすること。
(2)低コストな広告用パネルを提供すること。
(3)広告用パネルとケース側とで構成される表示装置は、広告用パネル側とケース側とを別個に並行生産を可能として、組立作業性や生産性の向上を図ること。
(4)広告用パネルのケースからの取り外しを容易にしてメンテナンスの向上を図ること。
(5)光源として発光ダイオードを用いることで、低消費電力化を図ると共に、光源の長寿命化を図り、ランニングコストを大幅に低減させること。
(6)プリント基板に実装する発光ダイオードの取り付けに工夫することで、文字などの細くなった先端部分、特に尖った部分などでも他の箇所と比べて暗くならないように光ムラ、色ムラを生じさせることなく均一に光らせることができること。
(7)チャンネル文字などの文字、図形の表面は高級感のあるツヤと丸みのある柔らかな質感を提供すること。
そこで、本発明の請求項1に記載の広告用パネルの製造方法では、任意の色に着色された透光性のプラスチック板1またはガラス板の表面に、該プラスチック板1またはガラス板の周縁端部で表面張力で盛り上がる粘度を有する透明または着色された透光性の紫外線硬化樹脂6を注ぎ、
次に、前記紫外線硬化樹脂6に紫外線を照射して該紫外線硬化樹脂6を硬化させるようにしていることを特徴としている。
請求項2に記載の広告用パネルの製造方法では、任意の色に着色された透光性のプラスチック板1またはガラス板の表面に、該プラスチック板1またはガラス板の周縁端部で表面張力で盛り上がる粘度を有する透明または着色された透光性の二液性ポリウレタン樹脂を注ぎ、
次に、前記二液性ポリウレタン樹脂を乾燥させて硬化させるようにしていることを特徴としている。
請求項3に記載の広告用パネルの製造方法では、前記ガラス板はステンドガラスであり、前記プラスチック板1はアクリル板1、塩化ビニール板のいずれかであることを特徴としている。
請求項4に記載の広告用パネルの製造方法では、前記プラスチック板1またはガラス板の厚さは約2mm〜約5mmであり、前記紫外線硬化樹脂6あるいは二液性ポリウレタン樹脂の厚さは約1mm〜約2mmとしていることを特徴としている。
請求項5に記載の広告用パネルでは、任意の色に着色された透光性のアクリル板1またはガラス板と、このアクリル板1またはガラス板の周縁端部で表面張力で盛り上がる粘度を有し該アクリル板1またはガラス板の表面に注がれた後に紫外線が照射されて硬化した透明または着色された透光性の紫外線硬化樹脂6、あるいは乾燥されて硬化した透明または着色された透光性の二液性ポリウレタン樹脂との2層構造からなることを特徴としている。
請求項6に記載の広告用表示装置では、前記請求項1〜請求項3のいずれかの製造方法にて製造され、任意の形状に形どった広告用パネル10と、この広告用パネル10と同じ形状に形どられて上面を開口した断面を略コ字型としたケース本体21と、このケース本体21内に配置されている複数の発光ダイオード30とを備え、
前記ケース本体21の開口面に前記広告用パネル10を接着固定していることを特徴としている。
請求項7に記載の広告用表示装置では、前記発光ダイオード30の照射方向が、前記広告用パネル10の平面方向と略同じ方向となるように各発光ダイオード30を配置し、
前記ケース本体21の内面の全体にわたって前記発光ダイオード30からの光を前記広告用パネル10側へ反射させる反射板25、26を配設していることを特徴としている。
請求項8に記載の広告用表示装置では、前記ケース本体21の一方の内側面に、リード線32を短くした発光ダイオード30とリード線32を長くした発光ダイオード30とを交互に連続して配置していることを特徴としている。
請求項9に記載の広告用表示装置では、前記ケース本体21の幅が広い箇所では、一方側ではリード線32を短くした発光ダイオード30とリード線32を長くした発光ダイオード30とを交互に連続して配置し、他方側では前記リード線32を短くした発光ダイオード30に対してはリード線32を長くした発光ダイオード30を対向して配置すると共に、前記リード線32を長くした発光ダイオード30に対してはリード線32を短くした発光ダイオード30を対向して配置していることを特徴としている。
請求項10に記載の広告用表示装置では、前記発光ダイオード30を実装するプリント基板31において、該発光ダイオード30の一対のリード線32の一方に対しては1つのランド41を形成し、他方のリード線32が挿入されるランド44は複数個設けていることを特徴としている。
請求項11に記載の広告用表示装置では、前記ケース本体21と前記広告用パネル10とはシリコン系、あるいはゴム系の弾力性のある接着剤にて接着固定されており、
前記ケース本体21の底板22には、前記広告用パネル10を押接する工具が挿入可能に穴35が穿設されていることを特徴としている。
請求項12に記載の広告用表示装置では、前記広告用パネル10と前記ケース本体21とで広告用表示装置20が構成され、この広告用表示装置20で文字を構成した場合における幅が狭い端部では、発光部分が該端部の先端に位置するようにリード線32を折曲して前記発光ダイオード30を配置していることを特徴としている。
本発明の請求項1に記載の広告用パネルの製造方法によれば、任意の色に着色された透光性のプラスチック板1またはガラス板の表面に、該プラスチック板1またはガラス板の周縁端部で表面張力で盛り上がる粘度を有する透明または着色された透光性の紫外線硬化樹脂6を注ぎ、次に、前記紫外線硬化樹脂6に紫外線を照射して該紫外線硬化樹脂6を硬化させるようにしているので、紫外線硬化樹脂6を紫外線を照射するだけで光沢のある柔らかで周縁部6aに盛り上がる丸みがあり、しかも高級感を醸し出す広告用パネル10を製造することができるものであり、従来のように発光性樹脂などの特殊な樹脂を使う必要がなく、安価な紫外線硬化樹脂6にて良く、そのため、安価に広告用パネル10を製造できる。
また、従来では成型においてある程度厚みが必要であったが、本発明では薄いプラスチック板1またはガラス板と、少しの厚みを持たせた紫外線硬化樹脂6で良く、しかも、真空脱泡などの工数が不要であり、またその装置も不要である。さらに、広告用パネル10を製造する場合には、単にプラスチック板1またはガラス板の表面に紫外線硬化樹脂6をディッピングするだけで良いので、成型ノウハウは不要である。また、広告用パネル10を薄く形成できるので、光の透過が良く、明るく光らせることができる。
また、従来とは異なり、紫外線硬化樹脂6の硬化後に該紫外線硬化樹脂6の上面は研磨する必要がないので、研磨作業(研磨工程)を省略できて、その分低コストな広告用パネル10を提供することができる。
請求項2に記載の広告用パネルの製造方法によれば、プラスチック板1またはガラス板の周縁端部で表面張力で盛り上がる粘度を有する透明または着色された透光性の二液性ポリウレタン樹脂を注ぎ、次に、前記二液性ポリウレタン樹脂を乾燥させるだけで、光沢のある柔らかで周縁部に盛り上がる丸みがあり、しかも高級感を醸し出す広告用パネル10を製造することができるものであり、従来のように発光性樹脂などの特殊な樹脂を使う必要がなく、安価な二液性ポリウレタン樹脂にて良く、そのため、安価に広告用パネル10を製造できる。
また、従来では成型においてある程度厚みが必要であったが、本発明では薄いプラスチック板1またはガラス板と、少しの厚みを持たせた二液性ポリウレタン樹脂で良く、しかも、真空脱泡などの工数が不要であり、またその装置も不要である。さらに、広告用パネル10を製造する場合には、単にプラスチック板1またはガラス板の表面に二液性ポリウレタン樹脂をディッピングするだけで良いので、成型ノウハウは不要である。また、広告用パネル10を薄く形成できるので、光の透過が良く、明るく光らせることができる。
また、従来とは異なり、二液性ポリウレタン樹脂の乾燥させた硬化後に該二液性ポリウレタン樹脂の上面は研磨する必要がないので、研磨作業(研磨工程)を省略できて、その分低コストな広告用パネル10を提供することができる。
請求項3に記載の広告用パネルの製造方法によれば、前記ガラス板はステンドガラスであり、前記プラスチック板1はアクリル板1、塩化ビニール板のいずれかとしているので、例えば、アクリル板1の場合では、種々の着色されたアクリル板1が市販されており、この安価に市販されているアクリル板1を用いることができて、広告用パネル10を低コスト化することができる。
請求項4に記載の広告用パネルの製造方法によれば、前記プラスチック板1またはガラス板の厚さは約2mm〜約5mmであり、前記紫外線硬化樹脂6あるいは二液性ポリウレタン樹脂の厚さは約1mm〜約2mmとしているので、広告用パネル10を軽量化することができ、また、広告用パネル10全体の厚みも約3mm〜7mmとなり、そのため、光を透過し易く明るく光らせることができる。
請求項5に記載の広告用パネルによれば、任意の色に着色された透光性のアクリル板1またはガラス板と、このアクリル板1またはガラス板の周縁端部で表面張力で盛り上がる粘度を有し該アクリル板1またはガラス板の表面に注がれた後に紫外線が照射されて硬化した透明または着色された透光性の紫外線硬化樹脂6との2層構造としているので、紫外線硬化樹脂6を紫外線を照射するだけで光沢のある柔らかで丸みがあり、しかも高級感を醸し出す広告用パネル10を提供することができるものであり、従来のように発光性樹脂などの特殊な樹脂を使う必要がなく、安価な紫外線硬化樹脂6にて良く、そのため、安価な広告用パネル10を提供できる。
また、従来では成型においてある程度厚みが必要であったが、本発明では薄いアクリル板1またはガラス板と、少しの厚みを持たせた紫外線硬化樹脂6で良く、しかも、真空脱泡などの工数が不要であり、またその装置も不要である。さらに、広告用パネル10を製造する場合には、単にアクリル板1またはガラス板の表面に紫外線硬化樹脂6をディッピングするだけで良いので、成型ノウハウは不要である。また、広告用パネル10を薄く形成できるので、光の透過が良く、明るく光らせることができる。
また、従来とは異なり、紫外線硬化樹脂6の硬化後に該紫外線硬化樹脂6の上面は研磨する必要がないので、研磨作業(研磨工程)を省略できて、その分低コストな広告用パネル10を提供することができる。
また、紫外線硬化樹脂6の代わりに二液性ポリウレタン樹脂を用いて広告用パネル10を形成した場合でも、紫外線硬化樹脂6の場合と同様の効果を奏する。
請求項6に記載の広告用表示装置によれば、前記請求項1〜請求項3のいずれかの製造方法にて製造され、任意の形状に形どった広告用パネル10と、この広告用パネル10と同じ形状に形どられて上面を開口した断面を略コ字型としたケース本体21と、このケース本体21内に配置されている複数の発光ダイオード30とを備え、前記ケース本体21の開口面に前記広告用パネル10を接着固定しているので、発光ダイオード30を点灯させると、広告用表示装置20の広告用パネル10を光ムラ、色ムラを生じさせることなく均一に光らせることができ、しかも、広告用パネル10の表面は、高級感のあるツヤと周縁部6aに丸みのある柔らかな質感を醸し出すことができる。特に、チャンネル文字と呼ばれる広告用表示装置20においては、好適例である。
また、広告用パネル10をケース本体21の開口面に接着固定しているので、広告用表示装置20の周縁部分はほぼ見えない状態となり、そのため、広告用パネル10の表面全体が光っている状態となって見る者に美しさを与えることができる。
さらに、広告用パネル10とケース本体21側とはそれぞれ個別に生産することができ、組立作業性や生産性の向上を図ることができる。また、発光ダイオード30を用いているため、低消費電力化を図ることができると共に、光源の長寿命化を図り、ランニングコストを大幅に低減させることができる。
請求項7に記載の広告用表示装置によれば、前記発光ダイオード30の照射方向が、前記広告用パネル10の平面方向と略同じ方向となるように各発光ダイオード30を配置し、前記ケース本体21の内面の全体にわたって前記発光ダイオード30からの光を前記広告用パネル10側へ反射させる反射板25、26を配設しているので、これらの反射板25、26にて発光ダイオード30から照射された光が乱反射を行ない、そのため、広告用パネル10の表面は一層光ムラ、色ムラを生じさせることなく均一に面発光させることができる。
請求項8に記載の広告用表示装置によれば、前記ケース本体21の一方の内側面に、リード線32を短くした発光ダイオード30とリード線32を長くした発光ダイオード30とを交互に連続して配置しているので、広告用パネル10の表面は一層光ムラ、色ムラを生じさせることなく均一に面発光させることができる。
請求項9に記載の広告用表示装置によれば、前記ケース本体21の幅が広い箇所では、一方側ではリード線32を短くした発光ダイオード30とリード線32を長くした発光ダイオード30とを交互に連続して配置し、他方側では前記リード線32を短くした発光ダイオード30に対してはリード線32を長くした発光ダイオード30を対向して配置すると共に、前記リード線32を長くした発光ダイオード30に対してはリード線32を短くした発光ダイオード30を対向して配置しているので、広告用パネル10の表面は一層光ムラ、色ムラを生じさせることなく均一に面発光させることができる。
請求項10に記載の広告用表示装置によれば、前記発光ダイオード30を実装するプリント基板31において、該発光ダイオード30の一対のリード線32の一方に対しては1つのランド41を形成し、他方のリード線32が挿入されるランド44は複数個設けているので、発光ダイオード30の発光部30aを左右方向以外に、斜め方向や上下方向に発光ダイオード30の発光部30aを配置することが可能となる。なお、リード線32の折曲角度によっても種々の位置に発光ダイオード30の発光部30aを配置することができる。
これにより、発光ダイオード30の発光部30aを文字の先端部分の狭い箇所や先端部分の尖った部分にも配置が可能となり、様々なチャンネル文字の広告用表示装置20に対応できて、光ムラ、色ムラを生じさせることなく均一に面発光させることができる広告用表示装置20を提供することができる。
請求項11に記載の広告用表示装置によれば、前記ケース本体21と前記広告用パネル10とはシリコン系、あるいはゴム系の弾力性のある接着剤にて接着固定されており、前記ケース本体21の底板22には、前記広告用パネル10を押接する工具が挿入可能に穴35が穿設されているので、広告用表示装置20の背面から前記穴35を介して工具をケース本体21内に挿入し、この工具にて広告用パネル10を押すことで、広告用パネル10を背面から容易に取り外すことができる。そして、故障している発光ダイオード30を交換し、再び広告用パネル10をケース本体21に接着固定し、広告用表示装置20を壁面に取り付ける。これにより、発光ダイオード30が故障した場合に、広告用表示装置自体を廃棄していた従来例とは異なり、再度の使用が可能であり、無駄な廃棄を防止でき、また、メンテナンスの向上を図ることができる。
請求項12に記載の広告用表示装置によれば、前記広告用パネル10と前記ケース本体21とで広告用表示装置20が構成され、この広告用表示装置20で文字を構成した場合における幅が狭い端部では、発光部分が該端部の先端に位置するようにリード線32を折曲して前記発光ダイオード30を配置しているので、文字の端部の先端部分も明るく面発光させることができる。
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。先ず、図1〜図5により本発明の広告用パネルの製造方法について説明する。図1は透光性で任意の色に着色されたプラスチック板1の斜視図を示し、このプラスチック板1は任意の色が着色可能で透光性であればどのような種類の材料でも良いが、本発明では、コストが安くて多くの色が市販されているアクリル板(なお、以下このプラスチック板1をアクリル板1と称して説明する)を用いている。
また、材料としては、アクリル板1以外に塩化ビニールを用いた透光性の板材でも良く、また、プラスチック以外では、ステンドガラスを用いたガラス板でも良い。
また、アクリル板1の形状は、図示例では矩形状を用いているが、チャンネル文字と呼ばれる文字の形状としたものでも良く、形状は特に限定されるものではない。また、アクリル板1の厚みは、軽量化を考慮して本発明では約3mmとしているが、この厚みも限定されるものではない。
なお、アクリル板1またはガラス板の厚さは、後述する広告用パネルの大きさに応じて変形や割れ防止のために、厚さを約2mm〜約5mmの範囲のものを使用するものである。
図2(a)に示すように、テーブルなどの台座2の上に置いた水平度調整器3の上に上記アクリル板1を載置する。このアクリル板1が水平に載置されていない場合には水平度調整器3の下面の四隅の脚部にそれぞれ設けているダイヤル4にてアクリル板1が水平となるように調整する。
アクリル板1が水平度調整器3の上面に水平に載置されているのを確認してから容器5から透光性で透明または任意の色に着色された液状の紫外線硬化樹脂6をアクリル板1の表面(上面)にディッピング(注型)する。
アクリル板1の上面にディッピングする(注ぐ)紫外線硬化樹脂6は、本発明ではアクリルウレタン系ポッティング用紫外線硬化樹脂を用いており、この紫外線硬化樹脂6は、図2(b)に示すようにアクリル板1の端部1aの上面で表面張力にて盛り上がる粘度のものを選定している。
アクリル板1の上面に紫外線硬化樹脂6をディッピングし続けていき、紫外線硬化樹脂6がアクリル板1の周縁部まで行き渡ると共に、アクリル板1の全面にわたって紫外線硬化樹脂6の厚みが約1mm程度となるまで、紫外線硬化樹脂6をアクリル板1の上面にディッピングする。
紫外線硬化樹脂6の厚さが約1mm程度として、アクリル板1の端部1aの上面まで紫外線硬化樹脂6を行き渡らせると、該紫外線硬化樹脂6自身が持つ粘度により表面張力の作用が働き、図2(b)に示すように紫外線硬化樹脂6の周縁部6aは、曲面形状(所謂アール形状)ないしは傾斜面を持った形状となる。
また、紫外線硬化樹脂6のディッピング時に、該紫外線硬化樹脂6内に入った泡は適宜手作業などにて除去する。そして、アクリル板1の上面に紫外線硬化樹脂6をディッピングした後に、紫外線硬化樹脂6の表面が自然に滑らかな平面となるまで、その状態で放置しておく。なお、紫外線硬化樹脂6の厚さを約1mmとしているが、もちろんこれに限定されるものではなく、必要に応じて紫外線硬化樹脂6の厚さを約1mm〜約2mmの範囲としても良いのは言うまでもない。
次に、紫外線硬化樹脂6の表面が滑らかな平面となった場合には、図3に示すように、紫外線照射器7の中にアクリル板1を入れて、紫外線照射器7の紫外線ランプ8にてアクリル板1の上の紫外線硬化樹脂6に紫外線を照射する。紫外線硬化樹脂6は紫外線が照射されることで硬化し、且つアクリル板1の上面に固着し、固化した紫外線硬化樹脂6とアクリル板1とからなる広告用パネル10が形成される。
図4はこのように形成された広告用パネル10を示し、また、図5は広告用パネル10の厚み方向拡大した断面図を示している。図4及び図5に示すように、アクリル板1に紫外線硬化樹脂6が固化した一体化した2層構造となり、固化した紫外線硬化樹脂6の周縁部6aは全周にわたって曲面形状(アール形状)ないしは傾斜面を備えた形状となっている。
そして、上述の方法で製造した広告用パネル10の上面(紫外線硬化樹脂6の上面)は、光沢のある高級感のある仕上げとなっており、全体としては丸みのあるソフトな感じを見る者に与えることができる。また、アクリル板1及び紫外線硬化樹脂6は、共に透光性の材料を用いているので、広告用パネル10としても当然に透光性を備えている。
なお、本実施形態では従来とは異なり、紫外線で紫外線硬化樹脂6を硬化した後に研磨などを行なう必要はなく、単に紫外線硬化樹脂6を硬化させた状態で、該紫外線硬化樹脂6の上面は滑らかな平面となっている。
このように本実施形態においては、アクリル板1の上面に紫外線硬化樹脂6をディッピングし、紫外線硬化樹脂6の周縁部6aがアクリル板1の周縁まで行き渡らせて、厚みを約1mmとし、さらに、紫外線硬化樹脂6の上面が自然に滑らかな平面となるまで放置し、次いで紫外線硬化樹脂6に紫外線を照射することで、光沢があり、丸みのあるソフトで高級感のある仕上げとした広告用パネル10を製作することができる。
したがって、周縁部6aに曲面(丸み)を形成した広告用パネル10を簡単、且つ短時間で製作でき、そのため、広告用パネル10を低コストに製造することができる。特に、アクリル板1はコストが安く、色彩に関しても種々の色を着色したものが安く市販されているので、広告用パネル10を低コスト化することができる。
また、紫外線硬化樹脂6を紫外線を照射するだけで光沢のある柔らかで丸みがあり、しかも高級感を醸し出す広告用パネル10を製造することができるものであり、従来のように発光性樹脂などの特殊な樹脂を使う必要がなく、安価な紫外線硬化樹脂6にて良く、そのため、安価に広告用パネル10を製造できる。
また、従来では成型においてある程度厚みが必要であったが、本発明では薄いアクリル板1と、少しの厚みを持たせた紫外線硬化樹脂6で良く、しかも、真空脱泡などの工数が不要であり、またその装置も不要である。さらに、広告用パネル10を製造する場合には、単にアクリル板1の表面に紫外線硬化樹脂6をディッピングするだけで良いので、成型ノウハウは不要である。また、広告用パネル10を薄く形成できるので、光の透過が良く、明るく光らせることができる。
また、従来とは異なり、紫外線硬化樹脂6の硬化後に該紫外線硬化樹脂6の上面は研磨する必要がないので、研磨作業(研磨工程)を省略できて、その分低コストな広告用パネル10を提供することができる。
ところで、先の説明では、アクリル板1またはガラス板の表面に紫外線硬化樹脂6を注ぎ、その後に該紫外線硬化樹脂6に紫外線を照射して紫外線硬化樹脂6を硬化させていたが、アクリル板1またはガラス板の表面に注ぐ樹脂として、紫外線硬化樹脂6以外に二液性ポリウレタン樹脂を用いるようにしても良い。
この二液性ポリウレタン樹脂は、非黄変型イソシアネートとアクリル樹脂ポリオールからなっている。また、この二液性ポリウレタン樹脂は、透光性で透明あるいは着色されたもので、プラスチック板1またはガラス板の周縁端部で表面張力で盛り上がる粘度を有するものを選定している。
広告用パネル10の製造方法としては、アクリル板1またはガラス板の表面に二液性ポリウレタン樹脂を先の実施形態と同様に注ぎ、アクリル板1の周縁部に端部が盛り上がるようにすると共に、全面にわたって二液性ポリウレタン樹脂を注ぐ。二液性ポリウレタン樹脂の表面が自然に平面となるまで放置し、その後は自然乾燥、あるいは乾燥器に入れて強制的に乾燥させる。二液性ポリウレタン樹脂を乾燥させることで該二液性ポリウレタン樹脂を硬化させることができる。なお、乾燥はどちらでも良いが、乾燥器にて乾燥させる方が製造時間の短縮が行なえるので、かかる場合が好適例である。
二液性ポリウレタン樹脂が乾燥した後は、紫外線硬化樹脂6の場合と同様に二液性ポリウレタン樹脂の周縁部は曲面あるいは傾斜面を持った光沢のある柔らかな広告用パネル10を製造することができる。また、二液性ポリウレタン樹脂の乾燥、硬化後は、該二液性ポリウレタン樹脂の表面を研磨する必要がなく、硬化した状態で光沢のある表面を醸し出している。
このように、二液性ポリウレタン樹脂を用いた場合においても、紫外線硬化樹脂6を用いた場合と同様に、光沢のある柔らかで周縁部に盛り上がる丸みがあり、しかも高級感を醸し出す広告用パネル10を製造することができるものであり、従来のように発光性樹脂などの特殊な樹脂を使う必要がなく、安価な二液性ポリウレタン樹脂にて良く、そのため、安価に広告用パネル10を製造できる。
また、従来では成型においてある程度厚みが必要であったが、本発明では薄いプラスチック板1またはガラス板と、少しの厚みを持たせた二液性ポリウレタン樹脂で良く、しかも、真空脱泡などの工数が不要であり、またその装置も不要である。さらに、広告用パネル10を製造する場合には、単にプラスチック板1またはガラス板の表面に二液性ポリウレタン樹脂をディッピングするだけで良いので、成型ノウハウは不要である。また、広告用パネル10を薄く形成できるので、光の透過が良く、明るく光らせることができる。
また、従来とは異なり、二液性ポリウレタン樹脂の乾燥させた硬化後に該二液性ポリウレタン樹脂の上面は研磨する必要がないので、研磨作業(研磨工程)を省略できて、その分低コストな広告用パネル10を提供することができる。
(第2の実施の形態)
上記のようにして製造された広告用パネル10を用いた広告用表示装置を第2の実施形態として説明する。なお、広告用表示装置は、任意の図形はもちろん、漢字、ひらかな、カタカナ、数字、アルファベットなどのチャンネル文字と呼ばれている物を指しているが、光源として発光ダイオードを用いている広告用表示装置はどのようなものでも本発明が適用される。
図6は「B」という文字を表示するチャンネル文字の広告用表示装置20の斜視図を示し、大きさは例えば、縦が約30cm、横が約18cm、厚さが約3cmである。しかし、この広告用表示装置20の大きさは任意のものが製作可能であり、大きさは限定されるものではない。
次に、文字「B」を形どった広告用表示装置20の構成について説明する。図7は広告用表示装置20自体を示し、図8は広告用表示装置20に用いられている文字「B」を形どった広告用パネル10を示している。この広告用表示装置20は、外殻を構成し前面が文字「B」を形どった開口面としたケース本体21と、このケース本体21内に配設される発光ダイオード等からなる電子回路部と、上記ケース本体21の文字「B」を形どった開口面に装着される広告用パネル10とで構成されている。
なお、図9は広告用パネル10が装着される前のケース本体21の平面図を示し、図10は図7(a)のA−A断面図を示している。
また、ケース本体21は、図6〜図10に示すように、文字「B」を形どった底板22と、この底板22の内周縁に沿って立設して固着される帯状の内周壁23と、上記底板22の外周縁に沿って立設して固着される帯状の外周壁24とで構成されている。
文字「B」を形どった底板22は、レーザー加工装置にて容易に製作され、帯状の内周壁23及び外周壁24は底板22の内周縁及び外周縁に沿ってハンダ付け等により固着していくことで形成される。これら底板22、内周壁23及び外周壁24からなるケース本体21は、ステンレス、鉄板等の材料を用いている。
なお、文字「B」を形どった広告用パネル10は、最初にアクリル板1をレーザー加工装置にて「B」の形に製作され、その後に紫外線硬化樹脂6をアクリル板1にディッピングする上述した方法にて製作される。
次に、電子回路部のケース本体21への実装構造について説明する。図9及び図10に示すように、底板22の上面の全体にわたって色彩が白色あるいは乳白色とした偏平で帯状の反射板25が接着剤にて配設されており、また、内周壁23と外周壁24の内周面の全周にわたって同様の反射板26がそれぞれ接着剤にて配設されている。
ここで、図10に示すように内周壁23及び外周壁24の内周面に配設される反射板25の高さは、広告用パネル10の厚さ分だけ内周壁23及び外周壁24の高さより短く設定してある。
すなわち、広告用パネル10をケース本体21の開口面に装着した際に、広告用パネル10の両側の周縁が両側の反射板25の上端面に載置された状態となり、広告用パネル10が両側の反射板25にて支持された形となっている。また、この状態で広告用パネル10のアクリル板1の上面と内周壁23及び外周壁24の上端面とが面一となるようになっており、内周壁23及び外周壁24の上端面から広告用パネル10の紫外線硬化樹脂6の周縁部6aが立ち上がるように丸みを持たせた構造となっている。
なお、広告用パネル10のアクリル板1の外周面とケース本体21の内周壁23及び外周壁24の内周面とは接着剤(図示せず)を介して接着されるようになっている。
また、上記両側の反射板25、25の内周面の下部には全周にわたって多数の発光ダイオード30を所定の間隔で実装し帯状でフレキシブルなプリント基板31が接着剤にて配設されている。プリント基板31を立てて反射板25、26に配設することで、発光ダイオード30の光の照射方向は、広告用パネル10の平面方向とほぼ同じ方向となっている。
これは以下の理由による。すなわち、発光ダイオード30を実装したプリント基板31を例えば底板22に配設した場合には、発光ダイオード30の光の照射方向が広告用パネル10の平面方向と直交することになる。そのため、広告用パネル10を正面から見ると、発光ダイオード30の円形の発光面が明るく照らし出され、周囲と明暗がハッキリしてしま、広告用パネル10の全体では光ムラ、色ムラが生じてしまう。広告用パネル10にこの光ムラを生じると商品性が無くなる。
これを回避するためには、ケース本体21の厚みを厚くして発光ダイオード30を広告用パネル10から遠ざける必要がある。ケース本体21の厚みを厚くすると広告用表示装置20の見栄えが悪くなると共に、重量も重くなる。また、広告用表示装置20自体を薄型化することが出来ず、商品性も悪くなってしまうことになる。
そこで、本発明では、光ムラ、色ムラを生じさせることなく、広告用表示装置20の薄型化を可能とすべく、発光ダイオード30の光の照射方向は、広告用パネル10の平面方向とほぼ同じ方向となるように発光ダイオード30を配設している。これにより、発光ダイオード30を点灯させても、広告用パネル10は光ムラ、色ムラがなく均一に面発光させることができ、しかも、広告用表示装置20自体の厚さを薄くすることができる。
また、広告用パネル10にてさらに光ムラ、色ムラを生じさせることなく均一に面発光させるために、本発明では図9に示すように、横方向に幅がある箇所ではリード線32をほぼ無くした(短くした)発光ダイオード30と、リード線32を長くした発光ダイオード30とを交互に実装している。また、発光ダイオード30が対向する箇所では、リード線32をほぼ無くした発光ダイオード30と、リード線32を長くした発光ダイオード30とを対向した形で配置している。
なお、図9では、高さが異なる発光ダイオード30を交互に配置したプリント基板31を両側に配置しているが、発光ダイオード30を配置する箇所で狭い箇所では、片側にだけプリント基板31を配置するようになっている。
また、図9では反射板25、26及びプリント基板31は「B」の左部分しか記載していないが、他の部分も反射板25、26及びプリント基板31は配設されており、説明の便宜上発光ダイオード30を部分的に記載している。
また、文字「B」の上下の中央部分では、外周壁24の内面側だけにプリント基板31を配置している。これは、該部分は狭く形成されており、プリント基板31を対向して配置した場合には、物理的に無理があることと、プリント基板31を対向して配置すると、この部分で他の箇所より明るく発光してしまい、均一な面発光とすることができないからである。なお、文字「B」自体が大きい場合には、均一な面発光の点からはプリント基板31を対向して配置することになる。
文字「B」の中央部分の細い部分の先端部分は、プリント基板31自体の制約から、つまり、プリント基板31の裏面のパターンの形成等から発光ダイオード30を配置することができず、そのため、図9に示すようにリード線32を折曲して配置している。そのため、かかる部分も明るく面発光させることができる。また、この部分の先端部分に発光ダイオード30が配置できない場合には、暗くなり、均一な面発光をさせることができない。
ケース本体21の上部の内周面にシリコン系、あるいはゴム系の弾力性のある接着剤を塗布し、広告用パネル10をケース本体21の開口面より嵌め込んで広告用パネル10をケース本体21に接着固定する。
そして、発光ダイオード30を点灯させると、底板22に配設した反射板25と、内周壁23と外周壁24の内周面に配設した反射板26にて発光ダイオード30からの光が乱反射され、文字「B」を形どった広告用パネル10の全面にわたって光ムラ、色ムラを生じさせることなく均一に面発光させることができる。
このように、ケース本体21の幅が広い箇所では、リード線32をほぼ無くした発光ダイオード30と、リード線32を長くした発光ダイオード30を交互に長手方向に配置すると共に、リード線32をほぼ無くした発光ダイオード30に対してはリード線32を長くした発光ダイオード30を対向して配置し、さらに、これらの発光ダイオード30をケース本体21の底板22側に配置すると同時に底板22に配設した反射板25と内周壁23及び外周壁24の内面に配設した反射板25、26により、ケース本体21内で発光ダイオード30からの光が乱反射されて、広告用パネル10は光ムラ、色ムラのない均一な面発光をさせることができる。
なお、例えば、長方形状などの広告用表示装置20において、幅が一定な場合など、発光ダイオード30を適当な間隔で配置することで、発光ダイオード30にて広告用パネル10を均一に色ムラなく面発光させることができるが、文字などの場合では、上述のように反射板25、26を設けたり、反射板25、26を設けることと、リード線32の長さを異ならせて発光ダイオード30の発光部30aの配置を工夫することで、一層均一に光ムラ、色ムラなく面発光させることができる。
そのため、チャンネル文字と呼ばれる広告用表示装置20を点灯させると、チャンネル文字の幅が広い部分や幅が狭い部分まで、均一に光らせることができ、しかも、チャンネル文字の表面である広告用パネル10の表面は、高級感のあるツヤと周縁部6aで丸みのある柔らかな質感を醸し出すことができる。なお、チャンネル文字の幅が広い部分とは、発光ダイオード30のリード線32を短くして配置した場合に発光ダイオード30の発光部30aから離れた部分が暗く点灯する場合をいう。また、幅が狭い部分とは、発光ダイオード30を並設して配置できないくらい寸法的に狭いことをいう。
また、ケース本体21の内周壁23と外周壁24の厚みは実質的に1mm以下の厚みとしているので、広告用表示装置20の周縁部分はほぼ見えない状態となり、そのため、広告用パネル10の表面全体が光っている状態となって見る者に美しさを与えることができる。
ここで、広告用表示装置20の広告用パネル10は上述したように、アクリル板1の厚さが略3mmであり、このアクリル板1の表面に固着した紫外線硬化樹脂6の厚さが略1mmであるので、広告用パネル10自体の厚さは略4mmである。そのため、広告用パネル10自体を軽量化することができ、建物の壁面にボルトなどで取り付ける場合にも作業が楽であり、また、取り付け部分にも堅固な強度もあまり要求されない。
また、広告用パネル10の厚みが薄いので光の透過が良く、明るく面発光させることができる。
ところで、この広告用表示装置20を壁面に取り付けるために、図9に示すようにケース本体21の底板22に複数のねじ穴34が穿孔されている。壁面側に螺進自在に設けられているボルト(図示せず)をこのねじ穴34に螺進させて、ボルトを図外のナットで固定することで、広告用表示装置20が壁面側に取り付け固定される。
また、図9に示すように、広告用表示装置20の底板22には複数箇所に穴35が穿設されており、この穴35は発光ダイオード30が何らかの原因にて故障して点灯しなくなった場合に対処するための穴である。
すなわち、広告用表示装置20を壁面から一旦取り外し、表面の広告用パネル10をケース本体21から外す場合、広告用パネル10はケース本体21に対して弾力性の無い接着剤にて接着されている場合、表面から広告用パネル10を工具などを使って無理に外そうとすると広告用パネル10を傷つけたり、あるいはヒビを入れる可能性がある。
そこで、本発明では、広告用表示装置20の背面から前記穴35を介して細長い棒状の工具をケース本体21内に挿入し、この工具にて広告用パネル10を押した場合に、容易に広告用パネル10をケース本体21から取り外しができるように、シリコン系などの弾力性のある接着剤にて接着しているので、広告用パネル10を背面から工具にて押すことで容易に取り外すことができる。そして、故障している発光ダイオード30を交換し、再び広告用パネル10をケース本体21に接着固定し、広告用表示装置20を壁面に取り付ける。
これにより、発光ダイオード30が故障した場合に、広告用表示装置自体を廃棄していた従来例とは異なり、再度の使用が可能であり、無駄な廃棄を防止でき、また、メンテナンスの向上を図ることができる。
さらに、本発明では、広告用表示装置20を広告用パネル10側とケース本体21側の2つに分離していて、広告用パネル10とケース本体21とは別個にそれぞれ生産が可能なため、特に、大量に生産する場合には、組立作業性や生産性が非常に良い。
また、広告用表示装置20を製造する場合、パネルとケースとを一体に形成していた従来とは異なり、ケース本体21に単に広告用パネル10を嵌め込んで接着固定するだけなので、組立作業性を非常に向上させることができる。
先の実施形態の説明では、広告用表示装置20を文字「B」を形どったものとして説明したが、図11〜図13では、文字「S」を形どった広告用表示装置20の場合を示している。この文字「S」を形どった広告用表示装置20も形状が「S」だけであり、他の構造は同じである。
図11は文字「S」を形どった広告用表示装置20全体を示し、図12は文字「S」を形どった広告用パネル10を示し、図13は広告用パネル10を装着する前のケース本体21の平面図を示している。
詳しくは説明しないが、ケース本体21内の内周壁23、外周壁24、プリント基板31の配置構造や、プリント基板31の発光ダイオード30の実装構造は先の実施形態と同じである。
また、文字「S」を形どった場合、文字の両端は狭くなっているので、発光ダイオード30のリード線32を折曲して配置し、先端部分にも光ムラ、色ムラなく発光させるようにしている。
次に、プリント基板31への発光ダイオード30の実装構造について説明する。一般の看板やチャンネル文字と呼ばれる看板は、形状が千差万別であり、特にチャンネル文字の看板に関しては、漢字、ひらかな、カタカナ、アルファベット、各文字の自体(行書、楷書、草書など)、ロゴなどで多種多様の形状が要求される。
そこで、本発明では、これらの要求に答えるべく図14〜図19に示すような方法を採っている。
図14はプリント基板31の要部を示しており、発光ダイオード30のカソード側に対応したパターン電極40の要部に発光ダイオード30のカソードのリード線32が挿入してハンダ付けされるランド41が設けられている。また、発光ダイオード30のアノード側に対応したパターン電極43が形成されていて、このパターン電極43には発光ダイオード30のアノードのリード線32が挿入接続される4つのランド44a〜44dが設けられている。
アノード側の4つのランド44a〜44dのうち1つのランドに発光ダイオード30のリード線32が挿入接続されるものであり、発光ダイオード30の発光部分である頭部をどこに配置するかによってリード線32が挿入されるランド44a〜44dが決定されるようになっている。
今までは、発光ダイオード30の2本のリード線32に対応して、アノードとカソードのリード線32が挿入されるランドが2つだけであり、例えば、ランド41とランド44bだけであった。したがって、発光ダイオード30は図14において、左右方向にしかリード線32を折曲できず、それ以外の箇所に発光ダイオード30の発光部分を配置することができなかった。
図15は発光ダイオード30のアノード側のリード線32を左端のランド44aに挿入接続した場合を示し、発光ダイオード30の発光部30aを左斜め方向に配置することができる。また、図16は発光ダイオード30のアノード側のリード線32を今までの通りランド44bに挿入接続した場合を示している。
図17は発光ダイオード30のアノード側のリード線32をランド44cに挿入接続した場合を示し、発光ダイオード30の発光部30aを右斜め方向に配置することができる。さらに、図18は光ダイオード30のアノード側のリード線32をランド44dに挿入接続した場合を示し、発光ダイオード30の発光部30aを上下の方向に配置することができる。
図19は上記の場合をまとめて表示した場合であり、図19(b)は今までの接続の仕方であり、発光ダイオード30のリード線32を折曲して左右方向に発光部30aを配置されるのみである。
これに対して図19(a)に示すように、発光ダイオード30の発光部30aを左右方向以外に、斜め方向や上下方向に発光ダイオード30の発光部30aを配置することが可能となる。なお、リード線32の折曲角度によっても種々の位置に発光ダイオード30の発光部30aを配置することができる。
なお、パターン電極43に形成するランド44a〜44dの数を4つとして説明したが、この数に限定されるものではなく、物理的に可能な範囲で5個以上のランド44a・・・を設けるようにしても良いのはもちろんである。
これにより、発光ダイオード30の発光部30aを文字の先端部分の狭い箇所や先端部分の尖った部分にも配置が可能となり、様々なチャンネル文字の広告用表示装置20に対応できて、光ムラ、色ムラのない均一な面発光させることができる広告用表示装置20を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態におけるアクリル板の斜視図である。 (a)(b)は本発明の第1の実施の形態における広告用パネルの製造方法を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における紫外線硬化樹脂を硬化させる場合の工程を示す図である。 (a)〜(c)は本発明の第1の実施の形態における製造された広告用パネルの平面図、側面図及び正面図である。 本発明の第1の実施の形態における広告用パネルの断面図である。 本発明の第2の実施の形態における文字「B」を形どったチャンネル文字と呼ばれる広告用表示装置の斜視図である。 (a)〜(c)は本発明の第2の実施の形態における文字「B」を形どった広告用表示装置の平面図、側面図及び正面図である。 (a)〜(c)は本発明の第2の実施の形態における文字「B」を形どった広告用パネルの平面図、側面図及び正面図である。 本発明の第2の実施の形態における文字「B」を形どったケース本体の平面図である。 本発明の第2の実施の形態における図7のA−A断面図である。 (a)〜(c)は本発明の第2の実施の形態における文字「S」を形どった広告用表示装置の平面図、側面図及び正面図である。 (a)〜(c)は本発明の第2の実施の形態における文字「S」を形どった広告用パネルの平面図、側面図及び正面図である。 本発明の第2の実施の形態における文字「S」を形どったケース本体の平面図である。 本発明の第2の実施の形態におけるプリント基板の要部平面図である。 本発明の第2の実施の形態における発光ダイオードの配置を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態における発光ダイオードの配置を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態における発光ダイオードの配置を示す説明図である。 本発明の第2の実施の形態における発光ダイオードの配置を示す説明図である。 (a)(b)は本発明の第2の実施の形態における発光ダイオードの配置を示す説明図である。 (a)〜(c)は従来例の広告用表示装置を製造する場合の工程を示す図である。 (a)(b)は従来例の広告用表示装置を製造する場合の工程を示す図である。
符号の説明
1 アクリル板(プラスチック板)
6 紫外線硬化樹脂
10 広告用パネル
20 広告用表示装置
21 ケース本体
22 底板
23 内周壁
24 外周壁
25 反射板
26 反射板
30 発光ダイオード
31 プリント基板
32 リード線
35 穴
41 ランド
44a〜44d ランド

Claims (11)

  1. 任意の色に着色された透光性のプラスチック板(1)またはガラス板の表面に、該プラスチック板(1)またはガラス板の周縁端部で表面張力で盛り上がる粘度を有する透明または着色された透光性の紫外線硬化樹脂(6)を注ぎ、
    次に、前記紫外線硬化樹脂(6)に紫外線を照射して該紫外線硬化樹脂(6)を硬化させるようにしていることを特徴とする広告用パネルの製造方法。
  2. 任意の色に着色された透光性のプラスチック板(1)またはガラス板の表面に、該プラスチック板(1)またはガラス板の周縁端部で表面張力で盛り上がる粘度を有する透明または着色された透光性の二液性ポリウレタン樹脂を注ぎ、
    次に、前記二液性ポリウレタン樹脂を乾燥させて硬化させるようにしていることを特徴とする広告用パネルの製造方法。
  3. 前記ガラス板はステンドガラスであり、前記プラスチック板(1)はアクリル板(1)、塩化ビニール板のいずれかであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の広告用パネルの製造方法。
  4. 前記プラスチック板(1)またはガラス板の厚さは約2mm〜約5mmであり、前記紫外線硬化樹脂(6)あるいは二液性ポリウレタン樹脂の厚さは約1mm〜約2mmとしていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の広告用パネルの製造方法。
  5. 任意の色に着色された透光性のアクリル板(1)またはガラス板と、このアクリル板(1)またはガラス板の周縁端部で表面張力で盛り上がる粘度を有し該アクリル板(1)またはガラス板の表面に注がれた後に紫外線が照射されて硬化した透明または着色された透光性の紫外線硬化樹脂(6)、あるいは乾燥されて硬化した透明または着色された透光性の二液性ポリウレタン樹脂との2層構造からなることを特徴とする広告用パネル。
  6. 前記請求項1〜請求項4のいずれかの製造方法にて製造され、任意の形状に形どった広告用パネル(10)と、この広告用パネル(10)と同じ形状に形どられて上面を開口した断面を略コ字型としたケース本体(21)と、このケース本体(21)内に配置されている複数の発光ダイオード(30)とを備え、
    前記ケース本体(21)の開口面に前記広告用パネル(10)を接着固定していることを特徴とする広告用表示装置。
  7. 前記発光ダイオード(30)の照射方向が、前記広告用パネル(10)の平面方向と略同じ方向となるように各発光ダイオード(30)を配置し、
    前記ケース本体(21)の内面の全体にわたって前記発光ダイオード(30)からの光を前記広告用パネル(10)側へ反射させる反射板(25)(26)を配設していることを特徴とする請求項6に記載の広告用表示装置。
  8. 前記ケース本体(21)の一方の内側面に、リード線(32)を短くした発光ダイオード(30)とリード線(32)を長くした発光ダイオード(30)とを交互に連続して配置していることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の広告用表示装置。
  9. 前記ケース本体(21)の幅が広い箇所では、一方側ではリード線(32)を短くした発光ダイオード(30)とリード線(32)を長くした発光ダイオード(30)とを交互に連続して配置し、他方側では前記リード線(32)を短くした発光ダイオード(30)に対してはリード線(32)を長くした発光ダイオード(30)を対向して配置すると共に、前記リード線(32)を長くした発光ダイオード(30)に対してはリード線(32)を短くした発光ダイオード(30)を対向して配置していることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の広告用表示装置。
  10. 前記発光ダイオード(30)を実装するプリント基板(31)において、該発光ダイオード(30)の一対のリード線(32)の一方に対しては1つのランド(41)を形成し、他方のリード線(32)が挿入されるランド(44)は複数個設けていることを特徴とする請求項6〜請求項9のいずれかに記載の広告用表示装置。
  11. 前記ケース本体(21)と前記広告用パネル(10)とはシリコン系、あるいはゴム系の弾力性のある接着剤にて接着固定されており、
    前記ケース本体(21)の底板(22)には、前記広告用パネル(10)を押接する工具が挿入可能に穴(35)が穿設されていることを特徴とする請求項6〜請求項10のいずれかに記載の広告用表示装置。
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