JP2006258286A - 振動低減ブラケット - Google Patents

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Abstract

【課題】振動機器の強制加振力が原因となる場合において、ブラケット等の振動騒音を低減し、かつ、製造する際の手間を省き、製造時間が短縮する。
【解決手段】回転モータ6を固定する枠体1と、枠体1の一部に切れ込みを入れて曲げ起こすことで形成された動吸振器2・3とを備える。そして、動吸振器2・3の振動部2a・3aが、回転モータ6により振動する枠体1の振動方向に振動するように形成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、振動機器を固定するブラケットの振動を減衰させ、騒音等を低減する振動低減ブラケットに関するものである。
DVD(Digital Versatile Disc)やプリンタなどのAV、OA機器には、モータや歯車、HDD(Hard Disk Drive)等の高速回転する部品が用いられている。近年、これらモータや歯車の回転をより高速にすることで、AV、OA機器の高速化・高機能化が実現されているが、これに伴う振動の増大は、DVDの読取精度の悪化や機器から発生する騒音の増大につながっている。このため、高速に回転するモータ等により生じる振動騒音を低減することが望まれている。特許文献1には、このような振動を低減させる動吸振器が開示されている。特許文献1の動吸振器は、錘と粘弾性体とを一体成形し、モータの回転軸に取り付けることでモータの振動を低減するようになっている。
特開2002−266940号公報
上記振動騒音の原因が、モータ等の振動機器から発生する力による、振動機器が固定されるブラケットやフレーム、外装パネル等の各部位の共振である場合には、特許文献1のような粘弾性体を用いた動吸振器(減衰のある動吸振器を言う)を各部位の共振振動数にチューニングして装着することにより、振動騒音を低減することが可能である。ところが、振動騒音の原因が、振動機器の振動による強制加振である場合には、動吸振器の固有振動数を、加振周波数にチューニングしても、粘弾性体に生じる変位と力の位相がずれるので、動吸振器から発生する力は加振力と完全に逆位相とはならないため、動吸振器取付け点の変位は零とならず、振動騒音低減効果が劣ってしまう。
そこで、本発明の目的は、振動機器の強制加振力が原因となる場合において、ブラケットやフレーム、外装パネルなどの振動騒音を低減することを目的とし、製造する際の手間を省き、製造時間が短縮できる簡易な構造の動吸振器を備えた振動低減ブラケットを提供することである。
課題を解決するための手段及び効果
上記目的を達成するために、本発明の振動低減ブラケットは、振動機器を固定するブラケット本体と、ブラケット本体の一部に切れ込みを入れることで形成された吸振部とを備えており、吸振部の少なくとも一部が、振動機器により振動するブラケット本体の振動方向に振動するように形成されている構成である。
また、別の観点において、本発明の振動低減ブラケットは、振動機器を固定するブラケット本体と、ブラケット本体の一部に切れ込みを入れて曲げ起こすことで形成された吸振部とを備えており、吸振部の少なくとも一部が、振動機器により振動するブラケット本体の振動方向に振動するように形成されている構成である。
この構成によると、振動機器により振動するブラケット本体と共に振動するように吸振部がブラケット本体に切れ込みを入れる、或いは、切り込みを入れて曲げ起こすことで形成されている。これにより、吸振部に生じる変位と力は同位相で振動するため、振動機器の振動による強制加振力と逆位相の力が発生するようになる。従って、吸振部とブラケット本体との連結部における変位を常に零とすることができ、結果としてブラケット本体の振動を低減することができる。また、その吸振部がブラケット本体の一部に切れ込みを入れる、或いは、切り込みを入れて曲げ起こすことで形成されているため、ブラケット本体と吸振部とを同じ製造工程で製造することができ、製造時間を短縮することができる。
また、例えば、吸振部がブラケット本体と別に構成されている場合、ブラケット本体に振動機器と吸振部との固定場所や固定順序を考慮する必要があるが、ブラケット本体の一部を突起させて吸振部を形成することで、振動機器のみを固定すればよいため、そのような手間を省くことができる。また、ブラケット本体の一部を突起させて吸振部を形成するため、吸振部を製造するための材料等を必要としなくなり、製造コストを低減することができる。さらに、吸振部を設けるスペースを小さくすることができ、それにより、吸振部を別途製作して、取り付ける場合に比べてブラケットと吸振部とが占有するスペースが大きくなることを抑えることができる。
また、本発明の吸振部が、錘部材を有した構成であってもよい。この構成によると、振動機器の振動数が低く、吸振部の寸法を大きくしたり、或いは、板厚を薄くして、共振振動数を低く設定したくても、ブラケットの寸法や板厚の制約から吸振部の固有振動数を十分に低く設定できない場合には、吸振部に錘部材を取り付けることにより、吸振部の固有振動数を低く設定することが可能となる。
さらに、本発明の吸振部は、振動する部分が略長方形の形状であり、振動する部分を左右対称に支持するように形成されていてもよい。この構成によると、吸振部が略長方形の振動する部分を左右対称に支持するように形成されているため、吸振部は、振動する部分の略中心を基点に振動するようになっている。もし、吸振部の形状が支持点に関して左右対称でない場合、接続部を介して吸振部とブラケット本体が連成して振動するので、ブラケット本体の形状寸法が変えると、吸振部の共振振動数も変化してしまい、吸振部の形状寸法だけで共振振動数を設定することができなくなる。このため、吸振部の形状を支持点に関して左右対称にすることで、吸振部の振動に伴い、ブラケット本体と吸振部との接続部にねじれがなくなり、吸振部の寸法形状のみにより、ブラケット本体の寸法形状の影響を受けることなく、吸振部の共振振動数を設定できるようになる。
また、本発明は、吸振部を2つ備えており、2つの吸振部が、同形状で、線対称となるように形成されている構成であってもよい。この構成によると、同形状で、線対称となるように2つの吸振部が形成されている。例えば、振動の基点が間に介在するように2つの吸振部を形成した場合、吸振部は、2つの吸振部の略中心を基点に振動するようになっている。もし、吸振部の形状が支持点に関して左右対称でない場合、接続部を介して吸振部とブラケット本体が連成して振動するので、ブラケット本体の形状寸法が変えると、吸振部の共振振動数も変化してしまい、吸振部の形状寸法だけで共振振動数を設定することができなくなる。このため、吸振部の形状を支持点に関して左右対称にすることで、吸振部の振動に伴い、ブラケット本体と吸振部との接続部にがねじれがなくなり、吸振部の寸法形状のみにより、ブラケット本体の寸法形状の影響を受けることなく、吸振部の共振振動数を設定できるようになる。
この場合、振動の基点が間に介在するように2つの吸振部が形成され、2つの吸振部の中央に凹部又は凸部が形成されていてもよい。この構成によると、振動の基点が間に介在するように2つの吸振部が線対称に形成されるため、吸振部は、2つの吸振部の略中心を基点に振動するようになっている。従って、2つの吸振部の中心に振動による加振力が加わるようになる。このため、その2つの吸振部の中央に凹部又は凸部を設けることで、2つの吸振部の中央の強度を向上させることができるようになる。
また、例えば、大きさの異なる吸振部が隣接して設けられた場合において、隣接する吸振部間の相互干渉を抑制して、2つの吸振部間の疲労強度の向上を図ることができるようになる。
さらに、本発明は、少なくとも吸振部の振動する部分の大きさが互いに異なる複数の吸振部が形成されていてもよい。この構成によると、大きさが異なる吸振部を複数設けるようになっているため、設計時に想定した振動数と異なる振動が発生した場合であっても、振動を低減させることができるようになる。例えば、少しずつ振動数の異なる吸振部を複数設置しておくことで、想定した振動数と実際の振動数とが異なった場合であっても、複数の吸振部のうち何れかの吸振部により振動が低減されるようになる。
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
(第1の実施形態)
本実施の形態に係る振動低減ブラケット10(以下、ブラケットと言う)は、例えば、OA(Office Automation)機器やAV(Audio Visual)機器等に使用される回転モータ6(振動機器)や歯車7を固定するために好適に使用される。この回転モータ6は、回転軸6aと、回転軸6aの先端に配設された歯車6bとを有している。また、歯車7は、回転モータ6の歯車6bと歯合するように設けられており、歯車6bが回転することで回転し、図示しない他の装置等に回転モータ6の駆動力を伝達する。
ブラケット10は、枠体1(ブラケット本体)と動吸振器2・3(吸振部)とを有している。枠体1は、図1及び図2に示すように、一枚の鋼板をコの字型形状となるように、折り曲げることで形成されており、略長方形の背面1aと略台形の側面1b・1bとを有している。ブラケット1の背面1aには、図3に示すように、回転モータ6の回転軸6aや歯車7の回転軸7aを回転可能に挿設する孔8a・8bが設けられている。なお、図1における破線部分は、ブラケット1の内側に位置しているため視認できない部品(歯車6b、歯車7)を表している。また、図2及び図3においては、図1における回転モータ6及び歯車7は省略している。
なお、本実施の形態では、ブラケット10は、OA機器等に使用される回転モータ6を固定するものとして説明するが、他の機器を固定するために使用してもよい。また、枠体1の形状は上記した以外の形状であってもよい。
動吸振器2は、固定する回転モータ6が駆動することで鉛直方向に振動する枠体1の振動を低減するためのものであり、枠体1の背面1aの上部に切れ込みを入れて、背面1aに対して略垂直となるように枠体1の内側方向に折り曲げて形成されている。即ち、動吸振器2は、枠体1を形成する鋼板と同じ鋼板により形成されている。従って、動吸振器2を製造するための材料等を必要としないため、製造コストを軽減することができる。また、動吸振器2は、枠体1を形成する鋼板に切れ込みを入れて折り曲げることで形成されるため、枠体と動吸振器2とを同じ製造工程で製造することができ、製造時間を短縮することができる。
動吸振器2は、具体的には、長方形の振動部2aと、振動部2aより小さい長方形状で、振動部2aの略中心部に位置する支持部2bとからなるT字型形状を有している。そして、枠体1の背面1aの上部に、支持部2bを支点に折り曲げることができるように、上記のT字型形状にかたどった切れ込みを入れ、図2に示すように、振動部2aが背面1aに対して略垂直となるように枠体1の内側方向に折り曲げることで形成されている。これにより、動吸振器2の振動部2aは、枠体1が鉛直方向に振動するに伴い、支持部2bを基点として鉛直方向に振動するようになっている。そして、詳しくは後述するが、動吸振器2を、振動部2aの振動数が回転モータ6又は歯車6b・7により枠体1に加えられる加振力の振動数(以下、加振周波数)と一致するように形成することで、枠体1の鉛直方向における振動を最小限に抑えることができるようになっている。
また、動吸振器2は、錘部材4・4を有している。錘部材4・4は、振動部2aの振動数が加振周波数と一致するように重量が決定され、振動部2aの両端部に配設されている。動吸振器2が錘部材4・4を有することで、枠体1の振動をより一層低減しやすくできる。具体的には、動吸振器2の振動数を低い加振周波数と一致させたいが、動吸振器2の大きさを変更できない場合、錘部材4・4により、動吸振器2の振動数を低く設定することができるようになる。
動吸振器2は、振動部2aの振動数が加振周波数と一致する場合に、枠体1の振動を最小限に抑えることができるようになっているが、上記したように、動吸振器2は、これら振動数が一致するように動吸振器2の振動部2aの大きさ(具体的には、長手方向の長さ)や錘部材4の重量が決定され、形成されている。
具体的には、枠体1の振動は、回転モータ6の回転や歯車6b・7のかみ合いにより発生するため、枠体1の振動数Ωは回転モータ6の回転や歯車6b・7のかみ合いにより発生する加振力の振動数Ωと等しい。即ち、Ω=Ωとなり、回転モータ6の回転や歯車6b・7のかみ合いにより発生する加振力の振動数Ωは既知であるため、枠体1の振動数Ωも既知となる。また、振動する振動部2aを板ばねと仮定し、そのバネ定数をkとし、振動部2a及び錘部材4・4の質量をm、振動部2aの固有振動数ωとすると、k=mω(式1)の関係を有する。さらに、上述したように、ω=Ω(式2)を満足すれば、枠体1の振動を最小限に抑えることができる。そうすると、上記の(式1)と(式2)の両式を満足するように、振動部2aの大きさ(長手方向の長さ)や振動部2a及び錘部材4の質量を決定し、動吸振器2を形成することで、枠体1の鉛直方向の振動を最小限に抑えることができるようになる。
なお、本実施の形態の動吸振器2は、T字型形状を有しているため、上記したように、振動部2aの長さや動吸振器2及び錘部材4の重量により、動吸振器2の固有振動数が決定するようになっている。具体的には、支持部2bが振動部2aを左右対称に支持しているため、支持部2bに作用する回転モーメントが限りなくゼロとなり、支持部2bにはせん断力のみが作用するようになっている。従って、振動部2aの大きさや動吸振器2及び錘部材4の重量を変更することにより、動吸振器2の振動数を設定することができるようになっている。
上記のように、動吸振器2が枠体1を形成する鋼板に切れ込みを入れて曲げ起こすことで形成されているため、動吸振器2の振動の減衰を零とすることができる。具体的には、ブラケット10の材料内部の摩擦や空気摩擦により振動が熱エネルギーに変換されることにより、減衰が発生するが、枠体1と動吸振器2とが一体化することで、振動する動吸振器2における接触摩擦がなくなり、材料内部の摩擦や空気摩擦のみとなるので、減衰を限りなく零に近づけることができる。これにより、動吸振器2に生じる変位と力は同位相で振動するため、回転モータ6の振動による強制加振力と逆位相の力が発生するようになる。従って、動吸振器2と枠体1との連結部における変位を常に零とすることができ、振動を低減することができる。
なお、この振動する動吸振器2の減衰特性としては、動吸振器2に生じる変位と力との位相をδとすると、tanδ=0.05以下となることが好ましく、枠体1を形成する材料は、上述した鋼板、ステンレス板、アルミ板、銅版等の金属やエンジニアリングプラスチック等の減衰を少なくする材料を使用することが好ましい。
動吸振器3は、水平方向に振動する枠体1の振動を低減するものであり、枠体1の側面1b・1bに切れ込みを入れて、枠体1の外側方向に折り曲げて形成されている。なお、ここでいう水平方向とは、枠体1の側面1b・1bに対して垂直な方向を言う。動吸振器3は、動吸振器2と同様に、枠体1を形成する鋼板により形成されているため、動吸振器3を製造するための材料等を必要とせず、製造コストを軽減することができる。また、枠体1を形成する鋼板に切れ込みを入れて折り曲げることで形成されるため、枠体と動吸振器3とを同じ製造工程で製造することができ、製造時間を短縮することができる。
動吸振器3は、具体的には、枠体1の側面1bにコの字型に切り込みを入れ、切り込み部分を側面1bに対して略垂直となるように枠体1の外側方向に折り曲げて突起させ、その突起部分をさらに略90度に折り曲げることで形成されている。以下の説明において、上記突起部分において、90度に折り曲げた部分を振動部3a、その他の部分を支持部3bと称す。即ち、動吸振器3は、振動部3aが側面1bと略平行となり、支持部3bが側面1bに対して略垂直となるように形成されている。これにより、動吸振器2と同じように、動吸振器3の振動部3aは、枠体1が水平方向に振動するに伴い、支持部3bを支点として水平方向に振動するようになっている。また、枠体1の側面1bには、図1及び図3に示すように、上記のように形成される動吸振器3が、互いに線対称となるように一対となって形成されている。具体的には、2つの動吸振器3は、互いの支持部3bが平行に対向するように、ミラー対称に形成されている。
また、動吸振器3は、錘部材5・5を有している。そして、動吸振器2において説明したように、2つの動吸振器3及び錘部材5・5の大きさや重量を、振動部3aの振動数と枠体1の水平方向における振動数とが一致するように決定し、動吸振器3を形成することで、枠体1の水平方向における振動数を最小限に抑えることができるようになっている。なお、動吸振器2と同様であるため、詳しい説明は省略する。
このように、上記の形状を有する2つの動吸振器3を振動の基点を間に介在させて線対称となるように形成することで、2つの動吸振器3・3は、2つの略真中を基点として振動するため、動吸振器2の場合同様に、動吸振器3の大きさや動吸振器3及び錘部材5・5の重量により、動吸振器3の振動数を枠体1の振動数と一致するように設定することができる。
上記のように、動吸振器2・3を、枠体1を形成する鋼板に切れ込みを入れ、折り曲げて形成することで、ブラケット10の大きさが大きくならないようにすることができる。例えば、振動を低減するための動吸振器を別に製造し、取り付ける場合、動吸振器や固定金具等を取り付ける空間等をブラケットに確保しなければならず、その結果、ブラケットが大きくなってしまうが、本実施の形態のブラケット10では、かかる問題点を解消することができる。
(実験)
次に、振動の低減効果を確認するために、本実施の形態のブラケット10を用いて実験を行った。具体的には、枠体1に動吸振器2を設けた場合と、設けていない場合における、動吸振器取付位置のモビリティ(Mobility)を測定した。モビリティとは、単振動をする機械系の1点又は同一速度、同一位相で振動する一つの面に加わる振動方向の力(加振力)と、その点又はその面の速度との比を言う。図4に示すように、枠体の振動周波数(振動数)が740Hzの場合、動吸振器を設けた場合のモビリティは、約−93[dB]に対して、動吸振器を設けていない場合のモビリティは、約−62[dB]となっている。即ち、回転モータや歯車により発生する740Hzの加振力が作用しても、動吸振器の作用により振動は約31[dB]低減することが読取れる。これは、−31=20log(V’/V)より、振幅が1/35にまで小さくなったことを意味する。なお、V’は、動吸振器を形成した枠体の振動速度振幅であり、Vは、動吸振器を形成していない枠体の振動速度振幅である。
(本実施の形態の概要)
以上のように、第1の実施形態の振動低減ブラケット10は、回転モータ6を固定する枠体1と、枠体1の一部に切れ込みを入れて曲げ起こすことで形成された動吸振器2・3とを備えており、動吸振器2・3の少なくとも一部が、回転モータ6により振動する枠体1の振動方向に振動するように形成された構成にされている。
この構成によると、回転モータ6により振動する枠体1と共に振動するように動吸振器2・3が枠体1に切れ込みを入れて曲げ起こすことで形成されているため、動吸振器2・3の振動の減衰を限りなく零に近づけることができる。これにより、動吸振器2・3に生じる変位と力は同位相で振動するため、回転モータ6の振動による強制加振力と逆位相の力が発生するようになる。従って、動吸振器2・3と枠体1との連結部における変位を常に零とすることができ、結果として枠体1の振動を低減することができる。また、その動吸振器2・3が枠体1の一部に切れ込みを入れて曲げ起こすことで形成されているため、枠体1と動吸振器2・3とを同じ製造工程で製造することができ、製造時間を短縮することができる。
また、例えば、動吸振器2・3が枠体1と別に構成されている場合、枠体1に回転モータ6と動吸振器2・3との固定場所や固定順序を考慮する必要があるが、枠体1の一部を突起させて動吸振器2・3を形成することで、回転モータ6のみを固定すればよいため、そのような手間を省くことができる。また、枠体1の一部を突起させて動吸振器2・3を形成するため、動吸振器2・3を製造するための材料等を必要としなくなり、製造コストを低減することができる。さらに、動吸振器2・3を設けるスペースを小さくすることができ、それにより、動吸振器2・3を別途製作して、取り付ける場合に比べて枠体1と動吸振器2・3とが占有するスペースが大きくなることを抑えることができる。
また、本実施の形態の動吸振器2・3が、錘部材4・5を有した構成である。この構成によると、回転モータ6の振動振動数が低く、動吸振器2・3の寸法を大きくしたり、或いは、板厚を薄くして、共振振動数を低く設定したくても、ブラケット10の寸法や板厚の制約から動吸振器2・3の固有振動数を十分に低く設定できない場合には、動吸振器2・3に錘部材4・5を取り付けることにより、動吸振器2・3の固有振動数を低く設定することが可能となる。
さらに、本実施の形態の動吸振器2は、振動する部分が略長方形の形状であり、振動する部分を左右対称に支持するように形成されている。この構成によると、動吸振器2が略長方形の振動部2aを左右対称に支持するように形成されているため、動吸振器2は、振動部2aの略中心を基点に振動するようになっている。もし、動吸振器2の形状が支持点に関して左右対称でない場合、接続部を介して動吸振器2と枠体1が連成して振動するので、枠体1の形状寸法が変えると、動吸振器2の共振振動数も変化してしまい、動吸振器2の形状寸法だけで共振振動数を設定することができなくなる。このため、動吸振器2の形状を支持点に関して左右対称にすることで、動吸振器2の振動に伴い、枠体1と動吸振器2との接続部にねじれがなくなるので、動吸振器2の寸法形状のみにより、枠体1の寸法形状の影響を受けることなく、動吸振器2の共振振動数を設定できるようになる。
また、本実施の形態は、動吸振器を2つ備えており、2つの動吸振器が、同形状で、線対称となるように形成されている構成である。この構成によると、同形状で、線対称となるように2つの動吸振器が形成されている。例えば、本実施の形態のように、振動の基点が間に介在するように2つの動吸振器を形成した場合、動吸振器は、2つの振動部の略中心を基点に振動するようになっている。もし、動吸振器3の形状が支持点に関して左右対称でない場合、接続部を介して動吸振器3と枠体1が連成して振動するので、枠体1の形状寸法が変えると、動吸振器3の共振振動数も変化してしまい、動吸振器3の形状寸法だけで共振振動数を設定することができなくなる。このため、動吸振器3の形状を支持点に関して左右対称にすることで、動吸振器3の振動に伴い、枠体1と動吸振器2との接続部にねじれがなくなるので、動吸振器3の寸法形状のみにより、枠体1の寸法形状の影響を受けることなく、動吸振器3の共振振動数を設定できるようになる。
(本実施の形態の変形例)
なお、振動を低減させる動吸振器の形状は、上記した形状に限定されることはない。具体的には、枠体1に切れ込みを入れて折り曲げるように形成したものであれば、何でもよい。また、本実施の形態では、動吸振器は、枠体1の鉛直方向と水平方向の振動を抑えるように形成されているが、形成する動吸振器は枠体の形状や振動方向に応じて変更することができる。例えば、枠体が斜め方向に振動する場合は、その方向に合わせて動吸振器を形成するようにしてもよいし、回転軸6aの軸方向の振動を低減させるために、背面1aに動吸振器を設けるようにしてもよい。
また、本実施の形態では、動吸振器2・3は、錘部材4・5を有しているが、有していなくもよい。例えば、動吸振器2・3の重量のみで、上述の実施形態で述べた式を満たす場合であれば、錘部材4・5を設けなくてもよい。また、上述の実施の形態では、枠体1には、1対の動吸振器3を側面1b・1bに夫々1組ずつ形成しているが、1対の動吸振器3の数は限定されることはなく、枠体1の振動に伴って、数を変更するようにしてもよい。さらに、振動騒音対策の対象となる加振周波数が複数個ある場合には、対応する複数個の共振周波数にチューニングした動吸振器を形成することができる。
なお、複数の動吸振器を設ける場合、振動部3aの大きさは夫々異なることが好ましい。上記したように、振動部の大きさは、回転モータ6又は歯車6b・7により枠体1に加えられる加振周波数と一致するように形成されている。この振動部の大きさを夫々相違させることで、想定した加振周波数と、実際の加振周波数とが相違する場合であっても、何れかの動吸振器がその加振周波数に対応すれば、発生する振動を低減させることができるようになる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第1の実施形態の振動低減ブラケット10の動吸振器2・3は、枠体1に切れ込みを入れ、曲げ起こしすることで形成されているが、本実施の形態の振動低減ブラケット30の動吸振器は、図5に示すように、枠体20に切れ込みを入れることで形成されている。なお、図5において、背面20aに設けられる回転モータ6等は省略している。
枠体20は、一枚の鋼板が折り曲げられ、背面20aと、背面20aに垂直な側面20b及び上面20cとから構成されている。背面20aには、背面20aに対して垂直方向に発生する振動を低減するための動吸振器21・21が設けられている。動吸振器21は、背面20aにコの字型に切れ込みを入れることで形成される板状の振動部21aを有している。振動部21aは、略長方形状で、一端が枠体20と連結しており、その連結部分を基点として振動するようになっている。そして、動吸振器21・21は、振動の基点となる連結部分を間に介在し、互いに線対称となるように設けられている。これにより、第1の実施の形態と同様に、振動部21aが振動することで、2つの動吸振器21により背面20aに対して垂直方向に発生する振動を低減するようになっている。なお、振動部21aの長さ等は、第1の実施形態のように発生する振動数等に応じて設定される。
また、側面20b及び上面20cにも、動吸振器21と同様の動吸振器22・22、動吸振器23・23が設けられており、水平方向や鉛直方向に発生する振動を低減するようになっている。
さらに、側面20bには、動吸振器22・22に隣接するように、他の動吸振器と同様に線対称に形成された動吸振器24・24が設けられている。動吸振器24は、大きさの異なる3つの振動部24a・24b・24cを有している。1つの動吸振器が、3つの振動部を有することにより、設計時に想定した振動数と異なる振動が発生した場合であっても、振動を低減させることができるようになる。具体的には、3つの振動部24a・24b・24cを、想定した振動数とその近傍値に対応して形成させておくことで、想定した振動数と実際の振動数とが異なった場合であっても、複数の吸振部のうち何れかの吸振部により振動が低減できるようになる。即ち、1つの動吸振器で、大きさの異なる振動部を有する複数の動吸振器を設けた場合と同様の効果を得ることができる。
また、動吸振器24・24の間には、枠体20の外側に半円状に突出した凸部25が形成されている。動吸振器24・24の間に凸部25を設けることで、動吸振器24・24の間の強度を向上させることができるようになる。具体的には、振動の基点が間に介在するように2つの動吸振器24・24が形成されるため、動吸振器24・24は、動吸振器24・24の中心近くを基点に振動するようになっている。従って、動吸振器24・24の中心近くに加振力が加わるようになる。このため、その動吸振器24・24の中央に凸部25を設けることで、動吸振器24・24の中央の強度を向上させることができるようになる。
また、本実施の形態のように、動吸振器24・24には、大きさの異なる動吸振器22が隣接して設けられている場合であっても、隣接する動吸振器間の相互干渉を抑制して、2つの動吸振器間の疲労強度の向上を図ることができるようになる。なお、動吸振器24・24の間に、枠体20の内側に突出する凹部を設けるようにしてもよい。
(本実施の形態の概要)
以上説明したように、第2の実施形態の振動低減ブラケット30は、回転モータ6を固定する枠体20と、枠体20の一部に切れ込みを入れることで形成された動吸振器21・22・23・24とを備えており、動吸振器21・22・23・24の少なくとも一部が、回転モータ6により振動する枠体20の振動方向に振動するように形成された構成にされている。
これにより、第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。また、本実施の形態のように、枠体20に切れ込みを入れて動吸振器を形成することで、例えば、プレス加工等により形成することができるため、第1の実施形態の折り曲げて形成した動吸振器との対比において、製造工程を短縮できるようになる。
また、本実施の形態は、振動の基点が間に介在するように2つの動吸振器24・24が形成され、2つの動吸振器24・24の中央に凸部25(又は凹部)が形成されている構成となっている。この構成によると、振動の基点が間に介在するように2つの動吸振器24・24が線対称に形成されるため、動吸振器24・24は、2つの吸振部の略中心を基点に振動するようになっている。従って、2つの動吸振器24・24の中心に振動による加振力が加わるようになる。このため、その2つの動吸振器24・24の中央に凸部25(又は凹部)を設けることで、2つの動吸振器24・24の中央の強度を向上させることができるようになる。
(本実施の形態の変形例)
なお、本実施の形態の動吸振器24・24は、3つの振動部を有しているが、振動部の数はこれに限定されることはなく、2つであっても、3つ以上であってもよい。発生する振動に応じて適宜変更可能である。また、各動吸振器の振動部に第1の実施形態と同様に錘を設けるようにしてもよい。さらに、動吸振器の数は1つ以上であってもよいし、2つの動吸振器を線対称に設けなくてもよい。
本発明は、上記の好ましい実施形態に記載されているが、本発明はそれだけに制限されない。本発明の趣旨と範囲から逸脱することのない様々な実施形態が他になされることは理解されよう。さらに、本実施形態において、本発明の構成による作用および効果を述べているが、これら作用および効果は、一例であり、本発明を限定するものではない。
本発明の第1実施形態の振動低減ブラケットの斜視図。 本発明の第1実施形態の振動低減ブラケットの上面図。 本発明の第1実施形態の振動低減ブラケットの背面図。 本発明の第1実施形態の振動低減ブラケットを用いて、振動の低減効果を確認するために行った実験の結果を示すグラフ図。 本発明の第2実施形態の振動低減ブラケットの斜視図。
符号の説明
1 枠体
1a 背面
1b 側面
2 動吸振器
2a 振動部
2b 支持部
3 動吸振器
3a 振動部
3b 支持部
4 錘部材
5 錘部材
6 回転モータ
6a 回転軸
6b 歯車
7 歯車
7a 回転軸
10 振動低減ブラケット

Claims (7)

  1. 振動機器を固定するブラケット本体と、
    前記ブラケット本体の一部に切れ込みを入れることで形成された吸振部と
    を備えており、
    前記吸振部の少なくとも一部が、前記振動機器により振動する前記ブラケット本体の振動方向に振動するように形成されていることを特徴とする振動低減ブラケット。
  2. 振動機器を固定するブラケット本体と、
    前記ブラケット本体の一部に切れ込みを入れて曲げ起こすことで形成された吸振部と
    を備えており、
    前記吸振部の少なくとも一部が、前記振動機器により振動する前記ブラケット本体の振動方向に振動するように形成されていることを特徴とする振動低減ブラケット。
  3. 前記吸振部が、錘部材を有していることを特徴とする請求項1又は2に記載の振動低減ブラケット。
  4. 前記吸振部は、
    振動する部分が略長方形の形状であり、前記振動する部分を左右対称に支持するように形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の振動低減ブラケット。
  5. 前記吸振部を2つ備えており、
    前記2つの吸振部が、同形状で、線対称となるように形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の振動低減ブラケット。
  6. 振動の基点が間に介在するように前記2つの吸振部が形成され、
    前記2つの吸振部の中央に凹部又は凸部が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の振動低減ブラケット。
  7. 少なくとも前記吸振部の振動する部分の大きさが互いに異なる複数の吸振部が形成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の振動低減ブラケット。
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