JP2006258154A - 電磁弁 - Google Patents

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Tetsuo Takano
哲郎 高野
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Abstract

【課題】電磁弁の構成を簡単にして安価に製作出来ると共に、配管設置も容易にし、信頼性の高い電磁弁を提供する。
【解決手段】この実施形態の電磁弁本体20は、ボルト等の締結部材29を介して機器類22の端面に直接固定したものである。電磁弁本体20は、フレキシブル配管21側から機器類22側に流体Waを排出させる場合で、通電時に弁体23により弁座板24の導通孔24aを開口し、非通電時に弁座板24の導通孔24aが閉鎖されている状態を示している。この実施形態では、コイルケース25の一方の中心部内に、ホースまたはチューブ等のフレキシブル配管21を挿入する配管側継手26(ニップル)と、加締め変形させるスリーブ27を磁性体により製作し、配管側継手26を固定鉄心と兼ねさせたスリーブ27を磁気回路の一部を構成する部材として兼用して配設する。
【選択図】図1

Description

この発明は、燃料電池等の装置に使用する電磁弁に係わり、更に詳しくは多数の配管側継手やホース等を使用することなくコンパクトに構成することが出来ると共に、安価に製造することが出来る電磁弁に関するものである。
従来、燃料電池等の装置に使用する電磁弁は、例えば、図7に示すように、電磁弁本体1に形成された流体Wの流入側の導通孔1aと流出側の導通孔1bとの連通部2に形成された弁座1cを開閉する、先端にシールゴム3aを接着固定したプランジャー3を設け、このプランジャー3をコイルケース4内に収容された電磁コイル5の通電によって発生した電磁力によって、固定鉄心6とプランジャー3との間に吸引力を発生させてプランジャー3を上昇させることにより連通部2に設けられた弁座1cを開放し、また通電を遮断した際には、スプリング7の弾性反力によりプランジャー3を下降させてシールゴム3aにて連通部2に形成された弁座1cを閉鎖するように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、一般の電磁弁の配管設置方法は、図8に示すように、流体の入り口側機器8との接続や、出口側機器9との接続に、複数個のアダプター10a,10bを介してチューブやホース等のフレキシブル配管11a,11bの一端側を接続し、更にフレキシブル配管11a,11bの他端側は、複数個のアダプター12a,12bを介して電磁弁本体1に接続し、機器の取付け時のずれの吸収や、振動の吸収をしていた。
この従来例の場合に使用している複数個(この実施例では4個であるが、更に多い場合もある)のアダプター10a,10b及びアダプター12a,12bは、一方側が管用テーパネジが形成され、他方側がフレキシブル配管11a,11bをニップルを挿入してナット13a,13bで締め込むタイプであり、上述したように電磁弁本体1の二つのポート(流入側の導通孔1a及び流出側の導通孔1b)と、入り口側機器8及び出口側機器9に管用テーパネジをねじ込んでフレキシブル配管11a,11bにより接続する構成になっている。
然しながら、上記のような従来の電磁弁の配管設置方法は、配管接続部が多数存在するため、燃料電池装置等の配管では金属イオンの溶出を避けるために、前記アダプター10a,10b及びアダプター12a,12bには、しばしばステンレス鋼が用いられ、しかも電磁弁本体1には横方向に導通孔1a,1bを加工する必要があるため加工が複雑になると共に、電磁弁本体1が非常に高価となる問題があった。
また、配管接続箇所は、図8に示すようにS1〜S8の8箇所の接続部をそれぞれねじ込む必要があり、狭いスペースでの作業では極めて困難となる上にコストが掛かると言う問題があり、更にそれぞれの部分で漏洩の発生の可能性があるため信頼性が極めて低く、また逆に配管接続作業を容易に行うことが出来るようにするために燃料電池等の装置が大型化すると言う問題があった。
特開2002−276840号公報
この発明はかかる従来の問題点に着目し、電磁弁の構成を簡単にして安価に製作出来ると共に、配管設置も容易にし、信頼性の高い電磁弁を提供することを目的とするものである。
この発明は上記目的を達成するため、電磁コイルを収容したコイルケースの一方に、前記可動弁に連通する導電孔を備えたフレキシブル配管の一端を取付ける配管側継手を設け、前記コイルケースの他方を、機器側に直接取付けたことを要旨とするものである。
ここで、前記配管側継手は、磁性材により構成したフレキシブル配管の一端を挿入するニップルと、加締め変形されるスリーブとで構成し、前記ニップルを固定鉄心と兼用させると共に、スリーブを磁気回路の一部を構成する部材として兼用するものである。
また、前記コイルケースの他方は、機器類の導電孔に連通する導電孔を備えた弁座板と、コイルケースに形成されたフランジ部とを締結部材により直接取付けるものである。
この発明は上記のように構成することで、電磁弁の構成を簡単にすることが出来ると共に、安価に製造でき、更に電磁弁の配管設置も直線的に接続出来る上、配管接続箇所が少なくてすみ、漏洩のない信頼性の高い電磁弁とすることが出来る。
この発明は、上記のように電磁コイルを収容したコイルケースの一方に、前記可動弁に連通する導電孔を備えたフレキシブル配管の一端を取付ける配管側継手を設け、前記コイルケースの他方を、機器側に直接取付けたので、電磁弁の構成を簡単にして安価に製作出来ると共に、配管設置も容易にし、信頼性の高い電磁弁とすることが出来る効果がある。
以下、添付図面に基づき、この発明の実施形態を説明する。
図1は、この発明の第1実施形態を示す電磁弁の一部拡大断面図を示し、この実施形態の電磁弁本体20は、ボルト等の締結部材29を介して機器類22の端面に直接固定したものである。
図1の状態は非通電の状態を示し、弁体23の先端に接着固定されたシールゴム23cにより弁座板24の導通孔24aが閉鎖されている状態を示している。
即ち、この実施形態では、コイルケース25の一方の中心部内に、ホースまたはチューブ等のフレキシブル配管21を挿入する配管側継手26(ニップル)と、加締め変形させるスリーブ27を磁性体(例えば、フェライト系ステンレス鋼,鉄鋼等)により製作し、配管側継手26を固定鉄心と兼ねさせたスリーブ27を磁気回路の一部を構成する部材として兼用して配設する。
また、コイルケース25の他方の中心部内に、圧縮スプリング等の弾性部材28を介して常時閉弁方向に附勢された弁体23を摺動可能に収容する。弁体23の構成は、図2及び図3に示すように、中心部に導電孔23aを形成し、機器類22側の外周面には複数の連通孔23bを形成し、機器類22側の端面にはシールゴム23cを接着してある。
このように構成することで、流体Waを例えば図1に示す方向に流す場合は、電磁コイル30を通電させて、それによって発生した電磁力によって、弁体23を弾性部材28の弾性力に抗して配管側継手26側に引き寄せ、弁体23により弁座板24の導通孔24aを開放する。すると流体Waは導通孔31から弁体23の導電孔22a及び複数の連通孔23bを介して機器類22側に排出されることが可能となる。
次に図4〜図6は、電磁弁の第2実施形態を示し、上記の実施形態と同様に、電磁弁本体20はボルト等の締結部材29を介して機器類22の端面に直接固定したものである。
図4の状態は非通電の状態であり、弁体23Aの先端に接着固定されたシールゴム23cにより、円筒ケース36に設けられた導通孔37が閉鎖された状態を示している。
この実施形態は、ホースまたはチューブ等のフレキシブル配管21を挿入する配管側継手26(ニップル)と、加締め変形させるスリーブ27を磁性体により製作し、配管側継手26を固定鉄心と兼ねさせてスリーブ27を磁気回路の一部を構成する部材として兼用して配設し、更に配管側継手26の先端部と前記弁体23Aとを、図5及び図6に示すような金属製の円筒ケース36を嵌合し、円筒ケース36の一端は、配管側継手26の外周面にスリーブ27を加締めて固定し、円筒ケース36の他端中央には、導通孔22bに連通する流体Waの導通孔37が形成されている。
この実施形態の場合には、弁体23A、圧縮スプリング等の弾性部材28をサブアッセンブリすることが出来るため、機器への組込み時にバラバラにならず取り扱いが良好となる。
このように構成することで、流体Waを例えば図4に示す方向に流す場合は、電磁コイル30を通電させて、それによって発生した電磁力によって、弁体23Aを弾性部材28の弾性力に抗して配管側継手26側に引き寄せ、弁体23Aにより円筒ケース36の導通孔37を開放する。すると流体Waは導通孔31から弁体23の導電孔22a及び複数の連通孔23bを介して機器類22側に排出されることが可能となる。
なお、その他の構成及び作用は、図1の第1実施形態と同様なので、同一符号を付して説明は省略する。
この発明は、上記のように構成したので、電磁弁の構成を簡単にして安価に製作出来ると共に、配管設置も容易にし、信頼性の高い電磁弁とすることが出来るものである。
この発明の第1実施形態を示す電磁弁の一部拡大断面図で、電磁弁本体の機器側継手を機器類の端面に直接固定する実施形態である。 図1の弁体の正面図である。 図2のB−B矢視断面図である。 この発明の第2実施形態を示す電磁弁の一部拡大断面図である。 金属製の円筒ケースの正面図である。 図5の円筒ケースの断面図である。 従来の電磁弁の一部拡大断面図である。 従来の電磁弁の配管設置方法の説明図である。
符号の説明
1 電磁弁本体 1a,1b 導通孔
2 連通部 1c 弁座
3 プランジャー 4 コイルケース
5 電磁コイル 6 固定鉄心
7 スプリング 8 流体の入り口側機器
9 出口側機器
10a,10b アダプター
11a,11b フレキシブル配管
12a,12b アダプター
13a,13b ナット W,Wa 流体
S1〜S8 配管接続箇所
20 電磁弁本体
21 フレキシブル配管 22 機器類
22a,22b 導通孔
23,23A 弁体
23a 導通孔 23b 連通孔
23c シールゴム
24 弁座板 24a 導通孔
25 コイルケース 26 配管側継手(ニップル)
27 スリーブ 28 弾性部材
29 締結部材 30 電磁コイル
31 導通孔
36 円筒ケース 37 排出孔

Claims (3)

  1. 中心内部に電磁力により軸方向に往復作動する可動弁を摺動可能に内装すると共に、前記可動弁の外周にコイルケースに収容された電磁コイルを配設して成る電磁弁において、
    前記電磁コイルを収容したコイルケースの一方に、前記可動弁に連通する導電孔を備えたフレキシブル配管の一端を取付ける配管側継手を設け、前記コイルケースの他方を、機器側に直接取付けたことを特徴とする電磁弁。
  2. 前記配管側継手は、磁性材により構成したフレキシブル配管の一端を挿入するニップルと、加締め変形されるスリーブとで構成し、前記ニップルを固定鉄心と兼用させると共に、スリーブを磁気回路の一部を構成する部材として兼用した請求項1に記載の電磁弁。
  3. 前記コイルケースの他方は、機器類の導電孔に連通する導電孔を備えた弁座板と、コイルケースに形成されたフランジ部とを締結部材により直接取付けた請求項1または2に記載の電磁弁。
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