JP2006256343A - サッシュレス車のドアミラー部分のシール構造 - Google Patents

サッシュレス車のドアミラー部分のシール構造 Download PDF

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紀雄 竹内
Masahiro Kojima
昌博 小島
Kazuhiko Inoue
和彦 井上
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Abstract

【課題】サッシュレス車のフロントドアの三角コーナー部に取り付けられるミラーブラケットとドアパネルとの間を確実にシールすることのできるシール構造を提供する。
【解決手段】三角コーナー部90を、ドアインナーパネル3の三角状に形成した部分であるインナー三角部3aのみで構成し、インナー三角部3aの直下にドアアウターパネル4の上端部を配する。また、インナー三角部3aに、当該インナー三角部3aと相似形のミラーブラケット5を、その内方部分で、インナー三角部3aとミラーブラケット5に穿設した挿通孔Hを挿通する締結部材6によって固定する。そして、インナー三角部3aの三辺周端部とミラーブラケット5の三辺周端部とドアアウターパネル4の上端部との間に、略三角形状の三角シール材90を連続的に介在させる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、サッシュレス車のフロントドア三角コーナー部に、ドアミラーを取り付けるために設けられるミラーブラケットと、ドアパネルとの間のシール構造に関するものである。
図1乃至図3を参照して説明する。サッシュレス車即ちオープンカーやハードトップ車のフロントドアの三角コーナー部1には、ドアミラー7を取り付けるためのミラーブラケット20が設けられている。このミラーブラケット20は、通常、ドアパネル2に締結部材6によって固定されている。従って、ミラーブラケット20とドアパネル2には、締結部材6を挿通するための挿通孔Hが形成されている。また、当該ミラーブラケット20とドアパネル2には、それぞれドアミラー7のハーネス8を通すための孔部Pが穿設されている。
従来、この挿通孔Hから侵入した水Wが、孔部P等を通って室内へ侵入したり、風が通気するのを防止するために、図2に示すように、ミラーブラケット20とドアパネル2(ドアインナーパネル3およびドアアウターパネル4)との間にシール材21を介在させたり、図3に示すように、ドアインナーパネル3とドアアウターパネル4との間にフォームパッド22を挿入していた。
しかし、シール材21を介在させたもの、およびフォームパッド22を挿入したものは、いずれも、挿通孔Hを完全に塞ぐことができないので、依然として、当該挿通孔Hから侵入した水Wが孔部P等を通って室内へ侵入し、また、風が通気するといった問題がある。
本発明はこうした問題に鑑み創案されたもので、サッシュレス車のフロントドア三角コーナー部に取り付けられるミラーブラケットとドアパネルとの間を確実にシールすることのできるシール構造を提供することを課題とする。
図1および図4乃至図7を参照して説明する。請求項1に記載の発明は、サッシュレス車のフロントドア三角コーナー部1に取り付けられるミラーブラケット5と、前記三角コーナー部1を形成するドアパネル2との間をシールするシール構造であって、前記三角コーナー部1を、ドアインナーパネル3の三角状に形成した部分であるインナー三角部3aのみで構成し、前記インナー三角部3aの直下にドアアウターパネル4の上端部を配する。また、前記インナー三角部3aに、当該インナー三角部3aと相似形のミラーブラケット5を、その内方部分で、前記インナー三角部3aとミラーブラケット5に穿設した挿通孔Hを挿通する締結部材6によって固定する。
そして、前記インナー三角部3aの三辺周端部と前記ミラーブラケット5の三辺周端部と前記ドアアウターパネル4の上端部との間に、略三角形状の三角シール材90を介在させる。
請求項2に記載の発明は、請求項1の発明において、三角シール材90の全体を一体成形すると共に、その後辺部92に、グラスラン10を一体成形する。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、ミラーブラケット5の三辺周端部を、インナーパネルに向けて曲折した曲折端部5aとして、その先端部を三角シール材90に強く弾接させ、締結部材6で固定する部分に、インナー三角部3aに当接する固定部5bを形成する。
請求項1に記載の発明は、インナー三角部3aに、ミラーブラケット5をその内方部分で締結部材6によってインナーパネルに固定し、また、インナーパネルで形成したインナー三角部3aの三辺周端部と、それに締結部材で固定されるミラーブラケット5の三辺周端部と、ドアアウターパネル4の上端部との間に、三角シール材9を介在させたので、水Wが室内へ侵入したり、風が通気するのを防止することができる。
すなわち、締結部材はミラーブラケット5の内方部分に位置し、ミラーブラケット5の周端部は、三角シール材9によってシールされているので、締結部材を挿通するための挿通孔Hは、この三角シール材9によって外と遮断される。従って、雨水や洗車水などの水Wが挿通孔Hに到達せず、その挿通孔Hを通って孔部Pから室内へ侵入することがない。同様に、風も挿通孔Hに到達せず、よって当該挿通孔Hを通気しない。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明と同様に、水Wの室内への侵入と風の通気を確実に防止することができる。また、三角シール材9の全体を一体成形したので、その全体にわたって、いわゆるシール切れが形成されない。これにより、水Wの侵入および風の通気をさらに確実に防止することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1および2に記載の発明と同様に、水Wの侵入および風の通気を確実に防止することができる。また、ミラーブラケット5の三辺周端部を、インナーパネルに向けて曲折した曲折端部5aとしたので、その曲折端部5aの先端を三角シール材9に、より強くかつ密接に弾接させることができ、水Wの侵入と風の通気を、さらに確実に防止することができる。
さらに、締結部材6で固定する部分に、インナー三角部3aに当接する固定部5bを形成したので、ミラーブラケット5をインナー三角部3aに強く固定することができる。同時に、締結部材6を挿入することのできるスペース5cを確保することができるので、取り付け作業性に優れる。
本発明に係るミラーブラケット部分のシール構造の実施形態を、図1および図4乃至図7に示す。これは、サッシュレスオープンカーの三角コーナー部1に取り付けられるミラーブラケット5と、当該三角コーナー部1を形成するドアパネル2との間をシールするシール構造である。
このシール構造は、三角コーナー部1を、ドアアウターパネル4を除いて、ドアインナーパネル3の三角状に形成した部分であるインナー三角部3aのみで構成し、そのインナー三角部3aの直下にドアアウターパネル4の上端部を配している。また、インナー三角部3aに、当該インナー三角部3aよりやや小さく同じく三角形状のミラーブラケット5を、その内方部分で締結部材(ボルトとナット)6によって固定している。
この締結部材は、インナー三角部3aとミラーブラケット5に穿設した挿通孔Hを挿通させている。また、ミラーブラケット5とインナー三角部3aの内方部分に、ミラーブラケット5に取り付けられるドアミラー7のハーネス8が挿通する孔部Pを形成している。
そして、インナー三角部3aの三辺周端部とミラーブラケット5の三辺周端部とドアアウターパネル4の上端部との間に、略三角形状の三角シール材9を介在させている。この三角シール材90は、その全体が一体成形され、かつ、その後辺部92に、ドアガラス11の前端部が摺動するグラスラン10を一体成形している。
本実施形態におけるシール構造は、ドアインナーパネル3で形成したインナー三角部3aの三辺周端部と、それに固定部材で固定されるミラーブラケット5の三辺周端部と、ドアアウターパネル4の上端部との間に、三角シール材90を介在させたので、締結部材6が挿通する挿通孔Hを外部と遮断することができる。従って、雨水や洗車水などの水Wが、この挿通孔Hから孔部Pを通って室内へ侵入することがない。また、風がこの挿通孔Hを通気することもない。
また、このシール構造は、三角シール材90を一体成形しているので、その全体にわたって、いわゆるシール切れが発生せず、よって水Wの侵入および風の通気をさらに確実に防止することができる。
さらに、三角シール材90の後辺部92にグラスラン10を一体成形したので、当該三角シール材90とグラスラン10との間にもシール切れが発生せず、これにより、水Wの侵入や風の通気をより未然に防止することができる。
実施例において、三角シール材90は、斜辺部91,後辺部92,下辺部93から構成される。
斜辺部91は、ドアインナーパネル3へ取付けるための略U字状取付部91aとボデーシール材と弾接してシールするためのシール部91bと、取付部91aの車外側にミラーブラケット5の折曲段部5aを受入れる凹部91cよりなる。
下辺部93は、基部93a,第1リップ部93b,第1リップ部93bの外側に設けられた凹部93c,第2リップ部93d,凸部93e,第3リップ部93fより構成される。第1リップ部93bは、ドアインナーパネル3に押しつけられ、凹部93cにドアミラーブラケット5の折曲段部5aを受け入れ、押さえつけられる。また第2リップ93dと凸部93e間の凹部にドアアウターパネル4を受け入れ、第3リップ93fでドアアウターパネル4に弾接しシールする。
後辺部92は、基部92aと基部92aに設けられた凹部92bにより構成され、後辺部92はグラスラン10と一体であっても別体であっても良いが、一体の方がシール性が良い。
なお、本実施形態におけるシール構造は、ミラーブラケット5の三辺周端部を、インナーパネルに向けて曲折した曲折端部5aとしている。これにより、その曲折端部5aの先端を三角シール材90により強くかつ密接に弾接させて、水Wの侵入と風の通気を、さらに確実に防止することができる。
また、ミラーブラケット5の締結部材6で固定する部分に、インナー三角部3aに当接する凹形の固定部5bを形成している。これにより、ミラーブラケット5をインナー三角部3aに強く固定し、また、締結部材6を挿入することのできるスペース5cを確保している。これにより、ミラーブラケット5をインナー三角部3aに容易かつ強固に取り付けることができる。
三角コーナー部を有するオープンカーを示す側面図である。 従来例に係るミラーブラケット部分のシール構造を示すもので、図1のX−X線断面図である。 他の従来例に係るミラーブラケット部分のシール構造を示すもので、 図1のX−X線断面図である。 本発明に係るミラーブラケット部分のシール構造を示すもので、図1に示す三角コーナー部における三角シール材とミラーブラケットを示す拡大側面図である。 本発明に係るミラーブラケット部分のシール構造を示すもので、図1および図4のX−X線断面図である。 図5の一部拡大図である。 本発明に係るミラーブラケット部分のシール構造を示すもので、図1および図4のY−Y線断面図である。
符号の説明
1 三角コーナー部
2 ドアパネル
3 ドアインナーパネル
3a インナー三角部
4 ドアアウターパネル
5 ミラーブラケット
5a 曲折端部
5b 固定部
5c スペース
6 締結部材
7 ドアミラー
8 ハーネス
10 グラスラン
11 ドアガラス
20 ミラーブラケット
21 シール材
22 フォームパッド
90 三角シール材
91 斜辺部
92 後辺部
92a 基部
92b 後部
93 下辺部
93a 基部
93b 第1リップ部
93c 凹部
93d 第2リップ
93e 凸部
93f 第3リップ部
H 挿通孔
P 孔部
W 水

Claims (3)

  1. サッシュレス車のフロントドアの三角コーナー部(1)に取り付けられるミラーブラケット(5)と,前記三角コーナー部を形成するドアパネル(2)との間をシールするシール構造であって、
    前記三角コーナー部を,ドアインナーパネル(3)の三角状に形成した部分であるインナー三角部(3a)のみで構成し,前記インナー三角部の直下にドアアウターパネル(4)の上端部を配し、
    前記インナー三角部に,該インナー三角部と相似形のミラーブラケットを,その内方部分で,前記インナー三角部とミラーブラケットに穿設した挿通孔(H)を挿通する締結部材(6)によって固定し、
    前記インナー三角部の三辺周端部と前記ミラーブラケットの三辺周端部と前記ドアアウターパネルの上端部との間に,略三角形状の三角シール材(90)を介在させてなるサッシュレス車のドアミラー部分のシール構造。
  2. 三角シール材の全体を一体成形すると共に,その後辺部(91)に,グラスラン(10)を一体成形してなる請求項1に記載のサッシュレス車のドアミラー部分のシール構造。
  3. ミラーブラケット(5)の三辺周端部を,インナーパネルに向けて曲折した曲折端部(5a)として、その先端部を三角シール材(90)に強く弾接させ、
    締結部材(6)で固定する部分に,インナー三角部に当接する固定部(5b)を形成してなる請求項1または2に記載のサッシュレス車のドアミラー部分のシール構造。
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