JP2006255912A - コード補強材料の製造方法と装置及びタイヤ構成材料と空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】コードの整列乱れを改善し、コード補強材料の肉厚を必要以上に厚くすることなくコードが表面に露出するのを回避することが可能なコード補強材料の製造方法と装置、及びタイヤ構成材料と空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】ダイインサート6がコード搬送方向側に各コード孔9に続いて露出するコード溝9bを有している。コード孔9から出てコード溝9bを通過中の複数本のコードsにコード搬送方向と交差する両方向の内のコード溝9bに面する一方向からゴム状弾性材料を供給し、次いでコード溝9bを通過した直後の複数本のコードsに他方向からゴム状弾性材料を供給して、複数本のコードsをゴム状弾性材料により被覆する。
【選択図】図2

Description

本発明は、コード補強材料の製造方法と装置、及び該製造方法により製造したタイヤ構成材料とそのタイヤ構成材料を用いた空気入りタイヤに関し、さらに詳しくは、コードの整列乱れを改善するようにしたコード補強材料の製造方法と装置、及びタイヤ構成材料と空気入りタイヤに関する。
コード補強材料として、例えば、空気入りタイヤのベルト層に使用されるベルト材やカーカス層に使用されるカーカス材などのタイヤ構成材料がある。このタイヤ構成材料は、所定の間隔で引き揃えた補強コードを未加硫ゴムで被覆した構造になっており、コード整列用の複数のコード孔を幅方向に所定の間隔で配列したダイインサートを使用し、横方向に搬送される複数本の補強コードをダイインサートのコード孔を通過させた直後に、押出し機から押し出されて上下両方向から同時に供給される未加硫ゴムにより被覆して製造するようにしている(例えば、特許文献1,2参照)。
しかしながら、このようにして製造したタイヤ構成材料は、被覆後の補強コードにおいて隣接するコード同士が接触するなどの整列乱れが発生し易く、またコードの整列乱れにより、タイヤ構成材料の肉厚を必要以上に厚くしないと乱れた補強コードがゴムの表面に露出するという問題があった。
特開2004−122882号公報 特開2004−25597号公報
本発明の目的は、コードの整列乱れを改善し、コード補強材料の肉厚を必要以上に厚くすることなくコードが表面に露出するのを回避することが可能なコード補強材料の製造方法と装置、及びタイヤ構成材料と空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的を達成する本発明のコード補強材料の製造方法は、複数本のコードを整列させるための複数のコード孔を幅方向に所定の間隔で配列したダイインサートを使用し、搬送される複数本のコードを前記ダイインサートのコード孔を通過させた後に、押出し機から押し出されてコード搬送方向と交差する両方向から供給されるゴム状弾性材料により被覆してコード補強材料を製造する方法において、前記ダイインサートがコード搬送方向側に前記コード孔に続いて露出するコード溝を有し、前記コード孔から出て該コード溝を通過中の複数本のコードにコード搬送方向と交差する両方向の内のコード溝に面する一方向からゴム状弾性材料を供給し、次いで前記コード溝を通過した直後の複数本のコードに他方向からゴム状弾性材料を供給して、複数本のコードをゴム状弾性材料により被覆することを特徴とする。
本発明のコード補強材料の製造装置は、搬送される複数本のコードを、該複数本のコードを整列させるための複数のコード孔を幅方向に所定の間隔で配列したダイインサートの該コード孔を通過させた後に、押出し機から押し出されてコード搬送方向と交差する両方向から供給されるゴム状弾性材料により被覆してコード補強材料を製造する装置において、前記ダイインサートがコード搬送方向側に前記コード孔に続いて露出するコード溝を有し、前記コード孔から出て該コード溝を通過中の複数本のコードにコード搬送方向と交差する両方向の内のコード溝に面する一方向からゴム状弾性材料を供給可能に構成する一方、前記コード溝を通過した直後の複数本のコードに他方向からゴム状弾性材料を供給可能に構成したことを特徴とする。
本発明のタイヤ構成材料は、上記製造方法により製造することを特徴とする。
本発明の空気入りタイヤは、上記タイヤ構成材料を用いたことを特徴とする。
上述した本発明によれば、コード溝内で整列された状態にある複数のコードを一方向から供給されるゴム状弾性材料で被覆した後、一方が被覆されて位置が固定された状態にある複数のコードを他方向から供給されるゴム状弾性材料により被覆することができる。そのため、コードの配列乱れが低減し、コード補強材料の肉厚を必要以上に厚くすることなくコードが表面に露出するのを回避することが可能になる。
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明のコード補強材料の製造装置の一実施形態を示し、1は押出し機、2はスチールコードや有機繊維コードなどのコードsを押出し機1に供給するための供給部、3は押出し機1で被覆されたコード補強材料Xを巻き取る巻取り部である。なお、ここで言うコードsは、複数の素線を撚り合わせたもの、及び1本の素線からなる単線ワイヤを含むものとする。
押出し機1は、未加硫ゴムなどのゴム状弾性材料を押し出す押出しヘッド4と、この押出しヘッド4にゴム状弾性材料を混練しながらスクリューにより送り出す押出し機本体5を有している。押出しヘッド4内には、図2に示すように、複数本のコードsを整列させるためのダイインサート6が設けられている。
ダイインサート6は、図3,4に示すように、上型7の下面7aと下型8の上面8aとを合わせて不図示のボルトにより連結した構成になっている。上型7の下面7aと下型8の上面8aには、それぞれコードsを整列させるための複数の断面半円状のコード溝9a,9bが一端から他端(コード搬送方向後端から先端)まで形成されている。複数のコード溝9a,9bは、ダイインサート6の幅方向に所定の間隔で配設され、これら上下の断面半円状のコード溝9a,9bを対面するように配置することで、コードsを整列させる複数のコード孔9を幅方向に所定の間隔で配列している。
下型8は、上型7よりもコード搬送方向側に突出する突出し部8bを有し、この突出し部8bが位置する上面8aに形成したコード溝9bの部分9b1は露出しており、ダイインサート6はコード搬送方向側に各コード孔9に続いて露出するコード溝9bの部分9b1を有する構成になっている。
ダイインサート6は、上下の保持部材10,11により押出しヘッド4内に固定されるようになっている。ダイインサート6のコード搬送方向側には、コード補強材料Xの断面寸法を規定する断面矩形状の形状規定孔12を備えたスロート13が配置されている。上下の保持部材10,11とスロート13との間に、ダイインサート6のコード孔9を通過した複数本のコードsに押出し機1から押し出されたゴム状弾性材料を供給するための上下の供給路14,15が形成され、コード搬送方向と交差する上下両方向からゴム状弾性材料を供給して、複数本のコードsを被覆できるようにしている。
コード孔9から出て露出するコード溝9bの部分9b1を通過中の複数本のコードsに対して、コード溝9bの部分9b1に面する一方向、即ち上側の供給路14からゴム状弾性材料が供給される一方、露出したコード溝9bの部分9b1を通過した直後の位置で、他方向即ち下側の供給路15からゴム状弾性材料を搬送される複数本のコードsに供給可能な構成にしてある。
ダイインサート6で整列された複数本のコードsが、上下の供給路14,15から供給されるゴム状弾性材料により被覆され、次いでその被覆された複数本のコードsがスロート13の形状規定孔12を通過することで、所定の形状(厚さと幅)をしたコード補強材料Xに成形される。
供給部2は、不図示のスタンドにコードsを巻き取った複数のリール16を収容し、整列ガイドロール17,18を介して、水平方向に引き揃えた複数のコードsを押出し機1に供給できるようになっている。
巻取り部3は、押出し機1でゴム状弾性材料が被覆されたコード補強材料Xを巻き取る巻取りロール19を有している。不図示の駆動手段によりリール16に巻き取ったコードsを巻き出して押出し機1の押出しヘッド4内に搬送すると共に、押出しヘッド4で被覆されたコード補強材料Xをガイドロール20を介して巻取りロール19に巻き取るようになっている。
以下、上述したコード補強材料の製造装置を参照しながら、本発明のコード補強材料の製造方法を説明する。
まず、リール16からコードsを引き出してセットする。即ち、リール16から引き出したコードsを整列ガイドロール17,18を介してダイインサート6のコード孔9、スロート13の形状規定孔12を通過させ、更にガイドロール20を介して巻取りロール19に係止する。
この状態で、装置を作動させる。コードsがリール16から巻き出されて、押出しヘッド4内を水平方向に搬送される。搬送される複数本のコードsがダイインサート6のコード孔9から出てコード溝9bの部分9b1を通過する間に、コード搬送方向と交差する両方向の内のコード溝9bの部分9b1に面する一方向から、即ち上側の供給路14からゴム状弾性材料が供給され、複数本のコードsの上側が被覆される。この被覆時、コードsがコード溝9b内で整列された状態にあるため、コード乱れが抑制される。
次いで、コード溝9bの部分9b1を通過した直後の複数本のコードsに他方向から、即ち下側の供給路15からゴム状弾性材料が供給され、複数本のコードsの下側が被覆される。この際、複数本のコードsは上側が既に被覆され、位置が固定された状態にあるので、下側の供給路15から供給されるゴム状弾性材料により大きなコード乱れを起こすことなく下側が被覆される。
ゴム状弾性材料により順次被覆された複数本のコードsは、スロート13の形状規定孔12を通過して所定形状のコード補強材料Xに成形され、巻取りロール19に巻き取られる。
上述した本発明によれば、ダイインサート6をコード搬送方向側に各コード孔9に続いて露出するコード溝9bの部分9b1を有する構成にし、コード孔9から出てコード溝9bの部分9b1を通過中の複数本のコードsに上側からゴム状弾性材料を供給し、次いでコード溝9bの部分9b1を通過した直後の複数本のコードsに下側からゴム状弾性材料を供給して、複数本のコードsをゴム状弾性材料により被覆するようにしたので、コード溝9b内で整列された状態にあるコードsを上側から供給したゴム状弾性材料で被覆した後、上側が被覆されて位置が固定した状態にあるコードsを下側から供給されるゴム状弾性材料により被覆することができる。
そのため、搬送される複数本のコードsをダイインサート6のコード孔9を通過させた後に、コードsの配列乱れを抑えながらゴム状弾性材料により被覆することが可能になる。従って、コード補強材料Xの肉厚を必要以上に厚くすることなくコードsが表面に露出するのを回避することができる。
本発明において、突出し部8bの長さ、即ちコード溝9bの部分9b1の長さLとしては、コードsの整列乱れをより効果的に抑制するため、5mm以上の範囲にするのが好ましい。上限値としては、コードsの整列乱れの点からは特に限定されるものではないが、既存の押出しヘッド4内に収容するため、10mm以下とするのがよい。
コード補強材料Xに使用する上記ゴム状弾性材料は、押出時(上下の供給路14,15内)におけるムーニー粘度が60以下のものを使用するのがよく、それにより被覆時に整列した複数本のコードsの表面にゴム状弾性材料を密着させて、コード補強材料Xの厚さを薄くすることができる。下限値としては、ゴム状弾性材料の押出精度の点から、40以上にするのがよい。
上型7は、図3に示す例では先端部の上面を傾斜させた形状にしたが、コード孔9に続くコード溝9bの部分9b1を露出できれば、いずれの形状であってもよく、例えば、図5に示すように、先端面を垂直面に形成したものなどであってもよい。
また、上記実施形態では、下型8が突出し部8bを有する構成にしたが、逆に上型7がコード溝9aの部分を備えた突出し部を有する構成であってもよい。その場合、コード孔9から出てコード溝9aの部分を通過中の複数本のコードsに下側の供給路15からゴム状弾性材料を供給し、次いでコード溝9aを通過した直後の複数本のコードsに上側の供給路14からゴム状弾性材料を供給して、複数本のコードsをゴム状弾性材料により被覆するようにする。
本発明は、特に空気入りタイヤのベルト層に用いられるベルト材やカーカス層に使用されるカーカス材などのタイヤ構成材料に使用されるコード補強材料を製造するのに好ましく用いることができるが、当然のことながらそれに限定されず、複数本のコードsをゴム状弾性材料で被覆したコード補強材料であれば、いずれにも使用することができる。
表1に示す条件で、100本のスチールコード(2+2×0.25、コード径0.65mm)を未加硫ゴムで被覆した幅150mmのコード補強材料(実施例1〜3と従来例)をそれぞれ製造し、以下に示す方法によりコード整列状態を調べたところ、表1に示す結果を得た。また、表面にコードが露出しないでコード補強材料が製造できる厚さを調べたところ、表1に示す結果を得た。
コード整列状態
得られた各コード補強材料をX線を用いて幅方向のコード間の距離を測定し、また補強コード材料を2枚重ねた加硫物を作製し、その2枚の補強コード材料の厚さ方向のコード間の距離をバラツキを含めて測定し、その結果を◎、○、△、×の4段階で評価した。◎は仕様通り、○は略仕様通り、△は仕様から少し外れるが使用可能、×は仕様から大きく外れ、使用不可を意味する。
Figure 2006255912
表1から、露出するコード溝を有する突出し部を備えた本発明(実施例1〜3)は、コードの整列が乱れるのを抑制し、コード補強材料の肉厚を従来より薄くすることができる。従って、コードの整列乱れを改善し、コード補強材料の肉厚を必要以上に厚くすることなくコードが表面に露出するのを回避できることがわかる。
また、突出し部の長さLを5mm、5.5mmとした実施例1,2は、突出し部の長さLを2.5mmとした実施例3よりもコードの整列乱れが改善され、突出し部の長さLを5mm以上とすることにより、コードの整列乱れをより効果的に改善できることがわかる。
また、ムーニー粘度を60以下とした実施例2は、ムーニー粘度を70とする実施例1よりも、コード補強材料の肉厚をより薄くできることがわかる。
本発明のコード補強材料の製造装置の概略斜視図である。 押出しヘッド内の要部断面図である。 図2のダイインサートの拡大断面図である。 図3のA−A矢視図である。 ダイインサートの他の例を示す拡大断面図である。
符号の説明
1 押出し機
2 供給部
3 巻取り部
4 押出しヘッド
6 ダイインサート
7 上型
8 下型
8b 突出し部
9 コード孔
9a,9b コード溝
9b1 部分
14,15 供給路
L 長さ
X コード補強材料
s コード

Claims (8)

  1. 複数本のコードを整列させるための複数のコード孔を幅方向に所定の間隔で配列したダイインサートを使用し、搬送される複数本のコードを前記ダイインサートのコード孔を通過させた後に、押出し機から押し出されてコード搬送方向と交差する両方向から供給されるゴム状弾性材料により被覆してコード補強材料を製造する方法において、
    前記ダイインサートがコード搬送方向側に前記コード孔に続いて露出するコード溝を有し、前記コード孔から出て該コード溝を通過中の複数本のコードにコード搬送方向と交差する両方向の内のコード溝に面する一方向からゴム状弾性材料を供給し、次いで前記コード溝を通過した直後の複数本のコードに他方向からゴム状弾性材料を供給して、複数本のコードをゴム状弾性材料により被覆するコード補強材料の製造方法。
  2. 前記コード溝の長さが5mm以上である請求項1に記載のコード補強材料の製造方法。
  3. 前記ゴム状弾性材料の押出時におけるムーニー粘度が60以下である請求項1または2に記載のコード補強材料の製造方法。
  4. 前記コード補強材料がタイヤ構成材料である請求項1,2または3に記載のコード補強材料の製造方法。
  5. 搬送される複数本のコードを、該複数本のコードを整列させるための複数のコード孔を幅方向に所定の間隔で配列したダイインサートの該コード孔を通過させた後に、押出し機から押し出されてコード搬送方向と交差する両方向から供給されるゴム状弾性材料により被覆してコード補強材料を製造する装置において、
    前記ダイインサートがコード搬送方向側に前記コード孔に続いて露出するコード溝を有し、前記コード孔から出て該コード溝を通過中の複数本のコードにコード搬送方向と交差する両方向の内のコード溝に面する一方向からゴム状弾性材料を供給可能に構成する一方、前記コード溝を通過した直後の複数本のコードに他方向からゴム状弾性材料を供給可能に構成したコード補強材料の製造装置。
  6. 前記コード溝の長さが5mm以上である請求項5に記載のコード補強材料の製造装置。
  7. 請求項4に記載のコード補強材料の製造方法により製造されたタイヤ構成材料。
  8. 請求項7に記載のタイヤ構成材料を用いた空気入りタイヤ。
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