JP2006255205A - 布類投入機における布類整形装置 - Google Patents

布類投入機における布類整形装置 Download PDF

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【課題】 額縁包布のように特殊な構造を有する、またサイズの異なる布類であっても、確実に整姿状態とすることができる布類投入機における布類整形装置を提供する。
【解決手段】 洗濯済みの布類を整姿状態にして、工程に投入する布類投入装置におい
て、投入コンベア22に前部から投入される布類Wの後続部分に生じている皺を取り除くために、上記布類Wの背面に接触可能であり、中央部から左右方向へ移動して布類Wを拡げる方向へ作用する拡げ部23と、上記の皺を取り除くために布類Wの正面に接触可能であり、背面の拡げ部23に対して布類Wを押す方向に作用する押え部51、52とを備えて構成され、押え部51、52は、布類Wの正面部分を、投入方向と交叉する方向へ押えるために、細長く形成されており、布類Wの外縁よりも外方へ突出している構成を有している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、洗濯済みの布類を整姿状態にて、工程に投入する布類投入機における布類整形装置に関するものである。
例えば依頼先のホテルや旅館或いは病院等の施設から、使用された布類を回収して洗濯し、折り畳んで配達するサービスにおいて、布類を皺等のない状態で納品することは重要な要素である。布類の中でも、額縁包布と呼ばれる額縁状の形態を持つものはふとんカバーに使用されており、額縁の内側の枠に相当する内縁が何物にも支えられていないため、特に下部は垂れ下がって皺が寄るという問題を生じやすい(図1又は図6参照)。従来は手作業によって左右に引っ張り緊張させていたが、そのために2名の作業者の手が塞がってしまうということが問題である。
布類でも、ガウン等の衣類については、マネキン型の成形機を使用する投入機が以前からあり、整姿状態を保って投入することが普通に行われている。包布でも全包布と呼ばれる包布や袋状構造を有するものは比較的容易に整姿状態を得やすいが、額縁包布の場合、縁が垂れて皺になりやすいので微妙な修正が必要であり、人手に頼るほかなかったものである。
このような事情から出願人は、先に、額縁包布類用の整形装置を開発し、出願も行った(特願2004−130357号)。同号の発明は、布類の正面側にブラシ状の整形体、布類の背面側にベルト状の部分を設け、ベルト状部分で支えられている布類の正面側をブラシ状の整形体で押さえて、皺を取り除くという構成手段を有するものである。しかし、ブラシ状の整形体は、布類の大きさに対して点状のものであったために、整形体で押さえきれずに布類がめくれてしまうことがあり、外力に対して布類の安定性が悪いという問題があった。また、この種の布類投入装置は、折り畳み装置などと組み合わせて使用されるもので、投入される布類は1種類とは限らず、様々な形態のものがあるので、様々な布類の形態に適合しないこともあり、場合によっては邪魔なこともある。
特開平11−192400号
本発明は前記の点に着目してなされたもので、その課題は、額縁包布のように特殊な構造を有し、かつまた大小サイズの異なる布類であっても、確実に整姿状態とすることができる、布類投入機における布類整形装置を提供することである。また本発明の他の課題
は、布類を投入機にセットした後は人手を必要とせずに整姿状態を得て布類の投入が行われるようにすることである。
前記の課題を解決するため、本発明は、洗濯済みの布類を整姿状態にて、投入コンベアに投入する布類投入装置において、投入コンベアに前部から投入される布類の後続部分に生じている皺を取り除くために、上記布類の背面に接触可能であり、中央部から左右方向へ移動して布類を拡げる方向へ作用する拡げ部と、上記の皺を取り除くために布類の正面に接触可能であり、背面の拡げ部に対して布類を押す方向に作用する押え部とを備えて構成され、押え部は、布類の正面部分を、投入方向と交叉する方向へ押えるために、細長く形成されており、布類の外縁よりも外方へ突出しているものとするという手段を講じたものである。
布類投入機は、取り付け部にて布類の前部の両端をクランプなどに取り付けると、そのクランプなどが移動して布類を運び、投入部正面の投入位置へ正確に配置し、投入位置からは、布類の前部を投入コンベア上への誘導装置により導いて渡す装置である。布類を取り付けるクランプは、布類を投入部正面の投入位置へ配置するクランプとは別であっても或いは同じであってもどちらでも良いが、別の場合には途中クランプ間にて布類の受け渡しが行われる。このような技術に関しては、例えば特開平11−192400号及びその後続技術である特願2002-255504号等に記載されているものを適用することできる。布類は、誘導装置により投入コンベアに投入され、その前部から投入コンベアの作動にしたがって後部まで投入コンベアに上に乗り移り、投入工程を終える。
布類の背面側に接触して、中央から左右方向へ移動する拡げ部が設けられる。投入コンベアに、前部から投入される布類の後続部分に生じている皺を取り除くためである。布類は、クランプなどに前部を取り付けると投入装置の正面に垂れ下がるが、図1に示すように、クランプなどにより左右に引っ張られている前部から下の後続部分には張力が及ばなくなり、皺を生じやすくなる。皺は垂れ下がっている布類の下半部で目立ち、表裏2重構造を有するいわゆる額縁状部分の下辺で特に顕著になる。そこで本発明では拡げ部により布類を背面から左右へ拡げるもので、拡げ部としては、例えば投入部直前の正面に、拡げベルトを左右一対設けることによって構成することができる。拡げベルトは、包布その他の布類の裏面側における皺除き手段或いは変形修正手段であり、左右へ移動することによって布類を中央から左右側方へ拡げるように作動し、皺やめくれその他の変形を修正するものである。
さらに、額縁包布の後続部分のように、額縁部下部の縁が垂れて皺になっているような微妙な状態にあるものについては、特殊な整形が必要である。本発明では皺を取り除くために押え部を具備する。押え部は、後続部分の布類の正面に接触可能であり、接触により背面の拡げ部に対して布類を押す方向に作用するもので、正面から押さえ部により押さえている布類に対して、背面では拡げ部による左右方向への拡げ作用を行なわせることにより、布類に拡げ作用が均等に伝わるようにする。このために押さえ部は布類の正面部分の修正が必要な目的箇所を全域にわたって均等に押さえることが必要であり、細長く形成されるとともに、その端部は布類上で終わるよりは外縁からさらに外方へ突出していることが望まれる。短か過ぎる押え部で押えている布類の背面にて拡げ部の拡げる力が作用すると、ひきつれたりめくれたりすることがあり、額縁包布など二重に重なった部分を有する布類の場合にはその傾向がより顕著となるが、皺の発生している箇所の全域を押えるだけの長さを有していること、及び布類の外側よりもさらに外方へ突出していること、この二条件を備えることにより、ひきつれやめくれなどの問題を起こさずに済む。
押え部は、投入機の正面中央部から左右側方へ移動機構により移動可能に設けることができる。移動機構は押え部を投入部中央側から左右側方へ移動させるためのものである
が、具体的構成については任意に選択することができる。例えばプーリーとベルトやチェーンとスプロケットホイール、或いはピストンシリンダー装置、モーターを使用する公知の往復動機構などは本発明の移動機構として適用可能である。移動機構は、布類の目的箇所にて左右に整形体を押し動かすための、目的を有する。しかし、整形体は布類に接触して押すだけで良い場合もあり、常に動かす訳ではない。
押え部は、布類に適度の摩擦によって接触することができる手段として、例えばブラシ状、スポンジ状その他の部材を有している。また整形体が布類を押す力を受け止める受け止め部として、前記の拡げベルトが利用される。また拡げベルトとして、布類の裏面に接触するとともに、裏面に吸着可能とするための吸引穴を有する、ベルト状部を投入部正面の左右方向に配置することができる。この場合、吸引手段により布類を裏面にて仮に固定することとなるので、包布類のように表裏2重構造を有する場合、変形のない裏面を吸引手段により固定しておくことができ、それによって布類の表面の形態も矯正され、布類の表側は目的箇所を押え部で押さえるだけで良いようになる。また、表面を押え部により押し動かしても、そのことによって裏面まで動いてしまうということが防止される。
このように、吸引による布類の固定手段であり、皺除き手段或いは変形修正手段でもある拡げベルトは、さらに前記の受け止め部としてのベルト状部を兼ねる。本発明におけるベルト状部とは、チェーン類も該当するとともに、押え部による布類の押し付けを受け止めるもので、文字通りのベルトの他、ベルト状と認められる物の全てを含み、その内、ベルトのように細長い構造によって押え部の移動を可能にしているものである。
押え部は、布類を正面から押す機能を有するので、投入装置本体の受け止め部に対して比較的接近した位置に配置される。しかし、接近しすぎると布類が引っ掛かる可能性があり、それを防止するために、押え部を作業位置と退避位置とを取り得るように、位置切り換え手段を設け、それに押え部を設けている。さらに、クランプによる布類の搬送中に移動の妨げとならないように、布類から離れた位置に押え部を移動させ、整形時に、布類の目的箇所に接触可能な位置に配置し得るようにする。
本発明は上記のように構成されかつ作用するものであるから、布類の、未だ投入コンベアに到達していない後方部分に、押え部が接触して目的箇所を必要かつ十分な長さ及び領域に渡って押し、かつその状態を保って拡げ部により皺を伸ばすので、額縁包布のように特殊な構造を有する布類であっても、容易かつ確実に整姿状態を得ることができ、従って本発明により、布類を投入装置にセットした後は人手を必要とせずに整姿状態を得て投入を行なうことができる、という効果を奏する。
以下図示の実施形態を参照しながら本発明をより詳細に説明する。図1、図2は本発明の適用対象である布類投入装置の平面図と正面図であり、正面左右に夫々布類取り付け部10が設定されている。布類取り付け部10には各2対の投入クランプ11、12、13、14が設けられ、これらのクランプ11、12、13、14は上方へ向かって設けられた、渡し部15、15′において上部の預け渡し位置16、16′まで布類Wを移動させるとともに、拡げクランプ17、18、19、21に預け渡すための構成及び機能を有している。
拡げクランプ17、18、19、21は、布類投入装置の正面上部に設定されている、投入部の前にて布類Wを左右へ展張し、投入を助けるためのものである。また拡げクランプ17、18、19、21は、装置本体正面の投入部よりもやや上位の左右に架設された拡げ機構のガイドレール20を走行するものであり、図1、図2には拡げ機構の走行軌跡のみを示している。なお拡げクランプ17、18、19、21は布類Wの先端e1をクランプし、投入コンベア22への投入時点では布類Wのクランプを解除する。
工程への投入前に予め布類Wの背面に接触して、布類Wを左右へ拡げる方向に作用する拡げ部23が布類Wの裏面に接触可能な位置に設けられている。拡げ部23として、左右に細長いベルト状部25、26が左右各1対設けられている。各ベルト状部25、26
は、図3に示されているように夫々、函フレーム24と、その左右両端に軸支されたプーリー28、29と、それらに掛回した拡げベルト30を有し、拡げベルト30には多数の吸引穴41が開口し、函フレーム24内を通気ダクトとする吸引手段により布類Wを裏面にて吸着し、仮に固定することができるようにする。拡げベルト30は、一方のプーリー29の軸31に取り付けられている従動プーリー32による入力を受けて、投入部の正面中央側から夫々左方又は右方へ一方向回転するように設けられている。33は駆動プーリーで、従動プーリー32と伝動ベルト34により連繋しており、モーター35の出力軸の回転によって回転する。
例示の装置はダンパー装置40を有している。このダンパー装置40は吸引作用を制御するダンパー用ピストンシリンダー装置37と、そのピストン側に移動端を接続し、回転軸部にて函フレーム24に取り付けたダンパー38とを有し、ダンパー38により中央の吸引コンベア39を通じた布類Wの吸引作用を制御するものである。拡げ部23に対する吸引力は上記ダンパー装置の影響を受けても支障ないように調節装置を有しており、同じ吸引ホース43を通して吸引機44に通じている。42は函フレーム内に通じた負圧溜まり、43はそこから伸びる吸引ホース、44は吸引機を示す。
本発明で取り扱う布類Wの1種である額縁包布は、図1に例示の如く、額縁部下部の縁が下方へ垂れて皺Xになりやすい。そこで本発明では、皺Xを生じている額縁包布移動方向の後部をその移動方向に対して直交する左右方向へ緊張させるために、左右一対の押え部51、52を具備する。各押え部51、52は、投入部の正面に設けられるもので、例示のものは投入部の左右に夫々設置され、移動機構53、54の移動部分に取り付けられている。
例示の押え部51、52は、図1、図2に詳細に示されているように、左右別々に設けられている。さらに、基枠55と同様に左右方向に延びているガイドレール56に沿って移動可能なガイド部57に細長い押え部51、52を夫々取り付け、基板55の他端側に取り付けたスライド用シリンダー装置58の一部を移動部としてガイド部57に接続し、スライド用シリンダー装置58の作動によって、布類Wの正面の目的箇所を左右側方へ移動可能とするように構成されている(図5)。各移動機構53、54は、基枠55内に完全に収納される状態まで移動して、間に布類を配置する間隔を開けるとともに、投入位置へ搬入されたあとは、布類Wが押え部51、52に引っ掛からないように、位置切り換え部59、60により、作業位置と退避位置とを取り得るように設けられている。位置切り換え部59、60は、押え部収納用ベース61に一端を軸支し、他端を布類投入機側に取り付けた押え部収納用シリンダー62を有し、布類Wの正面に押え部51、52が接触可能に接近した作業位置と、布類Wとは接触し得ないほど離れた態勢に位置する退避位置とを取る。押え部収納用ベース61には押え部前後用シリンダー63が設けられており、押え部を前後に移動させ、それによって押え部51、52を布類Wに押し付けられるようにする。
このような本発明の装置では、布類Wは布類取り付け部にて投入クランプ11、12、13、14に取り付けられ、その後自動的に拡げクランプ17、18、19、21に預け渡され、装置本体正面の中央部に運ばれる。この状態で押え部51、52は切り換え手段59、60により作業位置にきり換わっており、また布類Wは上端部左右にて拡げクランプ17、18、19、21により左右側方へ緊張しており、弛みなどはないが、下端部の額縁部下部の内縁よりも下端部は垂れて皺Xとなっている(図6)。そこで本装置を起動すると、図1、図2に示すようにそれまで布類Wから左右側方へ離れ、かつ布類Wの通過を邪魔しない退避位置にあった押え部51、52が、スライド用シリンダー装置58、58の作動により左右側方から中央方向へ移動し、布類Wの額縁部に接触し得る状態となる(図9右)。それと同時に、装置の内方においては、拡げ部23の吸引穴41を通じて、吸引手段による布類背面に対する吸引作用が行われており、布類Wを弱く固定し、変形のない状態とするとともに、拡げ作用を布類Wの特に額縁部に対して及ぼしている。その
際、押え部51、52は移動機構53、54により左右側方へ移動し、この押え部51、52による押し付け移動により、布類Wは内縁よりやや下位置で左右に緊張し、ほぼ直線状となり、垂れていた部分も引き上げられ、皺Xが消失する(図7B)。
上記の状態では、布類Wは拡げクランプ17、18、19、21により吊り下げられているだけであるので、押え部51、52による皺取り除き作用を受けると、布類Wの材質や構造その他の条件によっては裏面側に影響が出ることがある。そこで、本発明では、受け止め部としてのベルト状部25、26に設けられている前記の吸引手段を起動し、布類裏面を真空吸引することができるようにされており、この吸引による布類Wの保持により布類Wは裏面において安定性が確保されることになり、このことによっても押え部51、52による布類Wに対する皺取り除き作用をより確実に達成することができる。
上記の押え部51、52による皺Xの取り除き作業では、押え部51、52が布類Wを拡げ部側のベルト状部25、26との間で、全域にわたり均一な作用力で挟んでおり、そうした挟まれ状態の下にある布類Wに対する、ベルト状部25、26による、左右側方への拡げ作用が行われる。この場合、従来のように背面のベルトに対して正面の押えがスポット状である場合には、押える力が弱ければ背面のベルト状部の移動力が勝って布類を摺るようになるためひきつれのようになり、押える力が強ければ布類はずれて動くようになり、1点をこすることになるため、いずれも形状は整わない。また、背面のベルト状部による移動力と正面の押え力が均衝しないとともに、スポット状の押えであるため、布類Wの外縁において、二重の部分の背面布が正面布の側へめくれるようになることもある。しかし本発明では布類Wの額縁状部は全巾にわたり、背面ではベルト状部25、26により正面では押え部51、52により均等に押さえられているので、一方がずれ動いたり、めくれたりすることはない。
布類Wには、様々な形態のものがあり、かつまた同形のものでも大、中、小などのサイズ相違がある。これらの布類Wに対して、本発明により最良の結果を得るためには、投入された布類Wの形やサイズについての情報を予め得るとともに、押え部51、52及び必要によってはベルト状部25、26の位置を、それらが布類Wの額縁部など必要な位置にぴったりと合うように調整することができる。このような位置調整装置を付加することは容易であり、公知の技術によって実施できることである。
本発明の装置は、包布、額縁包布等の布類Wの投入について上述の如く有効であるが、1枚布から成るシーツ類についても同様に適用することができる。1枚布から成る布類Wも先端部から投入コンベア22に進入するが、拡げクランプ17、18、19、21に保持されている布類Wは、投入コンベア前端上部に前進後退可能に設けられている吸引部が前進して布類先端部をほぼ全幅にわたって吸着保持し、後退しながら、図外のエアノズルからのジェットを補助として投入コンベア上に渡され、投入コンベア22の作動に伴って徐々に搬送される。その間、シーツ等の布類Wは、吸引手段により吸引保持作用を受けるとともに、拡げベルト30、30の左右側方への移動により、常時たて皺を左右に引き伸ばす作用を受けることになり、拡げベルト30、30との相乗効果でより有効な整形が行えるものとなる。しかし、シーツ等の布類Wについては押え部51、52による作用は必要ないので、押え部51、52は収納用シリンダー62により、図9左に示す退避位置に収納しておかれる。
図10は、投入部下部に浅いV字を描くように、左右の捌きロールを配置した例を示しており、捌きロール65、66は比較的急速に布類Wの下部を巻き上げて、布類Wの下部を正面側から捌きロール65、66を背面側へ強制的に乗り越えさせる整形機構を示している。捌きロール65、66はV字状にも一直線状にも姿勢を変えることができるが、上記整形作用のためにはV字状姿勢を取るものとし、それにより布類Wの下部を巻き上げるとともに一旦中央寄りに集めて、その後下がりかつ拡がる作用により、布類Wの下部の乱れを修整しようとするものである。
本発明に係る整形装置を適用した布類投入装置の実施例1を示す正面図。 同上の平面図。 図1の部分拡大図。 図2の部分拡大図。 Aは押え部正面の拡大図、Bは図5Aに対する平面図、Cは同じく下面図。 整形装置の正面図。 Aは拡げベルトの平面図。Bは図7Aに対する正面図。 本発明の装置におけるシーツモードの動作説明のための正面図。 押え部の動作説明を段階を追って示す説明図。 布類に対する整形作用を説明する正面図。
符号の説明
10 布類取り付け部
17、18、19、21 拡げクランプ
23 拡げ部
25、26 ベルト状部
30 拡げベルト
41 吸引穴
51、52 押え部
53、54 移動機構
58 シリンダー装置
45、46 ベルト状部
59、60 位置切り換え部
61 押え部収納用ベース
62 押え部収納用シリンダー
63 押え部前後用シリンダー

Claims (2)

  1. 洗濯済みの布類を整姿状態にて、工程に投入する布類投入装置において、投入コンベアに前部から投入される布類の後続部分に生じている皺を取り除くために、上記布類の背面に接触可能であり、中央部から左右方向へ移動して布類を拡げる方向へ作用する拡げ部と、上記の皺を取り除くために布類の正面に接触可能であり、背面の拡げ部に対して布類を押す方向に作用する押え部とを備えて構成され、押え部は、布類の正面部分を、投入方向と交叉する方向へ押えるために、細長く形成されており、布類の外縁よりも外方へ突出している布類成形装置。
  2. 布類に接触する必要がない場合に、押え部を布類から離れた退避位置に移動させ、必要時に布類に接触可能な作業位置に移動させる押さえ部移動手段を備えている請求項1記載の布類投入機における布類成形装置。
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