JP2006254871A - コエンザイムq10含有飲料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コエンザイムQ10及び増粘剤を含有し、25℃における粘度が20mPa・s〜120mPa・sであることを特徴とするコエンザイムQ10含有飲料を提供する。このコエンザイムQ10含有飲料は増粘剤を添加し粘度を調整することによって、乳化剤を配合することなくコエンザイムQ10の分散性を向上させ、均一に分散した状態を保持することができる。また、乳化剤等の成分を必要としないことから、飲料自体の風味等に対して乳化剤等の成分の影響がない飲料とすることができる。
【選択図】 なし
Description
そのための手段として、従来、コエンザイムQ10を分散させるために乳化剤等の成分を添加したり、コエンザイムQ10を水溶性とするように加工した製剤を用いたりすることが知られている。
本発明の目的は、乳化剤等の成分を用いずにコエンザイムQ10を分散させた新規なコエンザイムQ10含有飲料を提供することにある。
また、「容器詰飲料」とは、一般に知られた容器詰飲料と同様に瓶、金属缶、ポリエチレンテレフタレートを主成分とする成形容器(いわゆるPETボトル)、アルミパウチ等の金属箔やプラステックフィルムと複合された紙容器等の通常の容器詰の形態で提供することができる飲料の意である。
また、「ベース飲料」とは、「飲料」製造時におけるコエンザイムQ10及び増粘剤を配合する前の中間体(飲料)の意であり、粘度は調整されていない飲料である。
コエンザイムQ10は、「ユビデカレノン」として日本薬局方に記載されている補酵素の一種であり、ユビキノン10、補酵素UQ10等と呼ばれることもある。また、脂溶性物質であり、その融点は約48℃である。自然界においては、酵母、鯖、鰯、小麦胚芽等の天然物に多く含まれており、熱水、含水アルコール、アセトン等の溶媒によってコエンザイムQ10を抽出することができる。工業的にも製造可能であり一般的には発酵法や合成法が知られている。発酵法は、酵母によって生成させ抽出して精製する製法であり、合成法は、植物葉中の成分を出発原料に合成・精製する製法である。
中でも50mg/100mLを超えて200mg/100mL以下、特に60mg/100mL以上200mg/100mL以下であると更に好ましい。この濃度範囲であると、コエンザイムQ10が均一に分散した飲料であるとともに、少量の摂取量で1日あたり60mg〜100mg程度と言われているコエンザイムQ10の必要摂取量を容易に摂取することができる。
本実施形態に係るコエンザイムQ10含有飲料は、増粘剤を配合して飲料の粘度を調整する。
本実施形態で用いる増粘剤は、ジェランガム、キサンタンガム、ペクチン、ローカストビーンガム、カラギナン、アルギン酸、アラビアガム、カルボキシセルロース、メチルセルロース及びリン酸塩類からなる群の中から選ばれる少なくとも一種の増粘剤を含有するものであればよい。また、この群から選ばれる二種類以上の増粘剤を配合してもよい。これらの増粘剤を用いて飲料の粘度を調整すると、飲料の風味を損なわずに飲料に粘性を与えることができる。
なお、実施例によると、これらの増粘剤で粘度を調整すると高温にて加熱殺菌した後、室温下長期保存した場合であっても、飲料製造時に調整された25℃における粘度は一定の範囲内で保持されておりコエンザイムQ10の分散性にも変化が無いことが確認されている。
粘度を上記範囲に調整することで、別途乳化剤や分散剤を配合せずに、さらには、機械的操作で均質化(ホモジナイズ)することなくコエンザイムQ10の分散性を向上させることができる。また、容器詰飲料として常温下で流通させる場面やコールド販売(例えば5℃〜10℃になるように冷蔵庫等で冷却して販売に供する)する場面等の低温領域でもコエンザイムQ10の分散性に優れた飲料を保持することができる。また、喉越し等食感の面においても好適な飲料とすることができる。さらに、他の清涼飲料水同等の殺菌方法、例えばプレート式熱交換器等で加熱殺菌することも可能である。
本実施形態で用いるベース飲料は水、糖酸液、果汁又は野菜汁を用いることができる。それらを組み合わせて用いることもできる。また、その他の成分を配合して飲料の風味等を調整することもできる。
なお、上記割合は、果実や野菜の可食部を搾取、圧搾して得られたジュース分(固形分を含有するピューレ状でもよい)を100%とし、これを基準に飲料中の含有割合(%)を示したものである。100%を超える範囲(100%を超えて200%以下)については、上記のような濃縮ジュースや粉末ジュースを配合することにより、コエンザイムQ10含有飲料に含まれる果汁や野菜汁の割合が基準である100%を超えた範囲であることを意味する。
これらの天然色素成分は、抗酸化作用等の生理活性の面で有用な物質であるばかりか、コエンザイムQ10の有する色相(黄〜橙)に近い同色系に飲料を着色することができる。このように飲料を着色することによって、耐光性に劣るコエンザイムQ10の劣化・消失を防ぎ、飲料の保存安定性の向上に寄与する。
これらリコピン、アントシアニン及びβ−カロテンは、植物、野菜、果実等の天然物から抽出して精製されたものを用いることができる。また、市販の色素類を用いることもできる。
コエンザイムQ10含有飲料にこれらの果汁や野菜汁を配合することで、リコピン、アントシアニン及びβ−カロテンの天然色素成分によって飲料を着色することにより、コエンザイムQ10の劣化・消失を防ぎ飲料の保存安定性を向上させるばかりか、該飲料に果汁や野菜汁の有する風味を付与することもできる。
β-カロテンを含有する天然物として、にんじん、かぼちゃ、モロヘイヤ、ほうれん草、小松菜、明日葉、シソ、バジル等の野菜汁やオレンジやみかん等のかんきつ類、マンゴー、バナナ、あんず、パッションフルーツ等の果汁を例示することができる。
アントシアニンを含有する天然物として、赤キャベツ、シソ、紫コーン、ムラサキイモ等の野菜汁やブドウ、いちご、ブルーベリー等の果汁を例示することができる。
本実施形態に係るコエンザイムQ10含有飲料は、ベース飲料にコエンザイムQ10及び増粘剤を添加して25℃における粘度が20mPa・s〜120mPa・sとなるように調整して製造することができる。
このようにすると、乳化剤による乳化や機械的均質化処理による乳化をすることなく、コエンザイムQ10を均一に分散させた飲料を製造することができる。
ベース飲料は、上記の如く、水、果汁或いは野菜汁又はそれらの組み合わせたものに適宜その他の成分を配合して調製する。このとき、諸成分が分散・混合するように攪拌しながら添加するのが好ましい。
液状組成物は、水に所定量のコエンザイムQ10と増粘剤とを配合して調製する。
このとき、コエンザイムQ10が沈降或いは浮遊しない程度に系内に分散し易くするため、及び、増粘剤が速やかに溶解するために、攪拌しながら添加するのが好ましい。ただし、油水エマルジョンを生じさせるような高せん断力によるホモジナイザー処理や高圧ポンプ及び特殊ノズルを有するホモジナイザー処理等の特殊な機械的均質化処理は必要としない。
ただし、コエンザイムQ10の熱安定性を考慮すると、液状組成物を調製して次工程(調合)に供するまでの高温に保持する時間はできるだけ短時間とするのが好ましい。従って、液状組成物は調合工程に供する直前に調製し、例えば70℃〜90℃の温度範囲で保持するのは30分以内とするのが好ましい。
また、コエンザイムQ10及び増粘剤を同時に水に添加すると好ましく、特にコエンザイムQ10と増粘剤とを予め混合機を用いて混合した混合粉体とし、これを水に添加すると、添加時のコエンザイムQ10及び増粘剤が水中に速やかに分散・溶解して、コエンザイムQ10の浮遊や凝集等の分離を避けることができるため好ましい。
そうすると、ベース飲料の有する風味を保つことができるばかりか、高温に保たれた液状組成物内の溶融状態のコエンザイムQ10は、ベース飲料と接触して冷却されることで再結晶化されて微小な結晶として飲料中に分散されることになる。同時に、液状組成物内に溶解した増粘剤もベース飲料中に拡散して飲料全体の粘性を付与することになり、分散したコエンザイムQ10の分散状態を保持するようになる。
上記のように製造された本実施形態に係るコエンザイムQ10含有飲料は、容器に充填して容器詰飲料とすることができる。
従来、コエンザイムQ10を含有する飲料を容器詰飲料とする場合、コエンザイムQ10の保存安定性を保つため、紫外・可視光を遮るような褐色等に着色された瓶やアルミ製やスチール製の金属缶等、遮光性容器の使用が必須条件であり、使用可能な容器の種類には大きな制限があった。
しかし、上記のように天然色素成分やこれを含む果汁或いは野菜汁を配合したコエンザイムQ10含有飲料は、コエンザイムQ10の保存安定性を向上しうることから使用可能な容器の種類の制限が緩和され、例えば、内容物を直接見ることができる透明容器である瓶やPETボトルをも用いることができるようになる。
なお、ここでいう「透明」容器とは、内容物である飲料自体の色相を目視にて観察することができる程度に光を透過する材質からなる容器の意である。
この際、容器が金属缶や瓶の場合、飲料を容器に充填した後、食品衛生法に定められた条件で加熱殺菌すればよい。また、PETボトルや金属箔やプラステックフィルムと複合された紙容器のようにレトルト殺菌できないものについては、予め上記と同等の殺菌条件、例えばプレート式熱交換器などで加熱殺菌後、無菌下で一定温度まで冷却して容器に充填する等の方法を採用することができる。
また無菌下で、充填された容器に他の成分を配合して充填してもよい。更に、酸性下で加熱殺菌後、無菌下でpHを中性に戻すことや、中性下で加熱殺菌後、無菌下でpHを調整する等の操作も可能である。
コエンザイムQ10は、HPLC法によって定量した。以下、条件を示す。
水4mLに試料(0.5g〜1g秤量)を添加して70℃、5分間加温し、これを室温まで冷却してn−ヘキサン10mL及び0.1%塩化第二鉄含有2−プロパノール5mLを添加して、2−プロパノールを用いて50mLまで定容し、この溶液を下記に示すHPLCで分離した。また、予め標準溶液を用いて作製した検量線から定量した。
・カラム:L−カラム ODS φ4.6mm×250mm
((財)化学物質評価研究機構製)
・カラム温度:40℃
・移動相MeOH60%+EtOH40%の混液
・流量1.0mL/min
・検出:UV
・波長:275nm
飲料の粘度は、B型粘度計を用いて測定した。粘度測定方法は、300mLのトールビーカーに試料を入れローター部分が完全に試料に浸漬するようにして、恒温槽を用いて試料測定温度を25℃(又は80℃)に保ち、ローターNo.M1、回転数60rpm条件下、3回測定して平均値を示した。
種々の増粘剤と、0.1%(100mg/100mL)のコエンザイムQ10とを含有する飲料を調製して、増粘剤の種類や量による飲料の粘度、コエンザイムQ10の分散性を評価した。
また、上記混合粉体に換えて、コエンザイムQ10原末のみを添加した以外は上記と同様に調製したコントロール品も作製した。
これらの容器詰液状組成物について、混合粉体の調合時、容器への充填時、容器詰とした製品保存時のコエンザイムQ10の分散性を目視で評価した。その結果を表1に示す。
また、増粘剤の種類によって若干差はあるものの、調合及び充填等の製造段階や容器詰とした製品段階でもコエンザイムQ10の分散性が非常に良いという結果を得た。
一方、コントロール品では、調合時、充填時および製品全ての段階においてコエンザイムQ10が水中に分散せず、浮遊若しくは凝集が生じていた。
コエンザイムQ10原末を用いたコエンザイムQ10含有飲料を作製し、官能評価を行った。また、コエンザイムQ10原末に換えて水溶性コエンザイムQ10製剤を用いた飲料についても評価した。
にんじん汁(:6倍濃縮液を元の濃度に還元したものを使用)500g、マンゴー果汁(:マンゴーピューレをそのまま使用)250g、オレンジ果汁(:6倍濃縮液を元の濃度に還元したものを使用)250g、果糖ぶどう糖液糖(Bx75〜77、JAS品)425g、クエン酸75g、香料70gを25℃の純水に添加し攪拌混合して、3700gのベース飲料を調製した。
液状組成物;
飲料2−1〜2−3の液状組成物は、表2に示すコエンザイムQ10原末(旭化成ファーマ(株)製)及びジェランガム5gを予め混合した混合粉体を、80℃に加熱した純水に添加して10分間攪拌して、1300gの液状組成物を調製した。
調合;
25℃に保持した上記ベース飲料を攪拌しながら、上記調製直後の液状組成物を徐々に添加し、純水で微調整をして飲料5Lを調合した。この飲料を95℃、10分間加熱殺菌して、25℃まで冷却した。
この結果から、コエンザイムQ10を高濃度含有させた場合でも飲料に与える香味等の官能上の問題はないことがわかった。
表3に示すような配合比率の飲料を作製し、それを容器詰飲料とし、コエンザイムQ10の分散性及び保存安定性を調べた。
ベース飲料は、表3に示す配合比率となるように諸成分を25℃の水に添加し攪拌混合して調製した。ベース飲料に用いた諸成分は以下のとおりである。
飲料3−1、3−2のベース飲料は、にんじん汁(:6倍濃縮液を元の濃度に還元したものを使用)500g、マンゴー果汁(:マンゴーピューレをそのまま使用)250g、オレンジ果汁(:6倍濃縮液を元の濃度に還元したものを使用)250g、β−カロテン162mg、ナイアシン750mg、葉酸10mg、ビタミンE500mg、ビタミンC5gを25℃の純水に添加し攪拌混合して、3700gのベース飲料を調製した。
飲料3−3のベース飲料は、β−カロテン162mg、ナイアシン750mg、葉酸10mg、ビタミンE500mg、ビタミンC5gを25℃の純水に添加し攪拌混合して、3700gのベース飲料を調製した。
飲料3−4のベース飲料は、ビタミンC5gを25℃の純水に添加し攪拌混合して、3700gのベース飲料を調製した。
液状組成物;
飲料3−1、3−3の液状組成物は、コエンザイムQ10原末(旭化成ファーマ(株)製)3g及びジェランガム6gを予め混合した混合粉体を、80℃に加熱した純水に添加して10分間攪拌して、1300gの液状組成物を調製した。
調合;
25℃に保持した上記ベース飲料を攪拌しながら、上記調製直後の液状組成物を徐々に添加し、純水で微調整をして飲料5Lを調合した。この飲料を95℃、10分間加熱殺菌して、25℃まで冷却した。この飲料を透明PET容器(容量200mL)及び褐色瓶(容量100mL)にロートを用いて充填した後密封し、容器詰飲料を作製した。
飲料3−1、3−2の結果から、コエンザイムQ10は製剤よりも原末を用いた方が、コエンザイムQ10残存量が多く、光劣化が少ないことが確認できた。また、飲料3−1、3−3では1週間後のコエンザイムQ10残存量が50mg/100mL以上であるのに対して、飲料3−4では24時間後であるにもかかわらずコエンザイムQ10残存量は50%以下であった。
このように飲料自体に着色することによって、遮光性容器を用いることなくコエンザイムQ10の光劣化を抑制することが可能となり、コエンザイムQ10含有飲料の保存安定性が向上するものと考えられる。
ベース飲料;
にんじん汁(6倍濃縮液)83.3kg、マンゴー果汁(:マンゴーピューレをそのまま使用)250kg、オレンジ果汁(6倍濃縮液)41.7kg、果糖ぶどう糖液糖(Bx75〜77、JAS品)425kg、クエン酸75kg、香料70kgを25℃の純水に添加して攪拌混合して、約3.7m3のベース飲料を調製した。
液状組成物;
コエンザイムQ10原末(旭化成ファーマ(株)製)3kg及びキサンタンガム5kgを粉体混合機を用いて予め混合した混合粉体を、80℃に加熱した純水に添加して10分間攪拌混合して、約1.3m3の液状組成物を調製した。
調合及び容器詰;
上記ベース飲料を冷却しながら攪拌し、上記調製直後の液状組成物を徐々に添加し、純水で微調整をして約5m3の飲料を調合した。このとき調合直後の飲料の温度は35℃であった。
この飲料をプレート熱交換式殺菌機(95℃、5〜10分)に通液して殺菌し、充填温度90℃で口径28mm・容量100mLの透明瓶容器に充填スピード300〜400bpmで充填して容器詰飲料40000本を作製した。
また、調合直後にサンプリングした飲料の液温を25℃に保持した後、粘度を測定すると63.5mPa・sであり、加熱殺菌直後にサンプリングした飲料の液温を80℃に保持した後その粘度を測定すると45.6mPa・sであった。
試験4で作製した容器詰飲料10本づつを5℃、25℃、37℃、50℃の恒温槽内で保存し、2週間後及び1ヵ月後の実施例1と同様の香味の官能評価を行った。また、容器詰飲料の液色を色差計(日本電色工業(株)製、SE2000)を用いて、反射光にてL値、a値、b値の測定を行った。
これらの飲料の香味及び液色の評価は、熟練したパネラー10人によって行い、製造直後の容器詰飲料を基準として、○:非常に良い、△:良い、×:悪いとした。結果を表5〜8に示す。
なお、37℃×1ヶ月の保存安定性結果は、25℃(常温)×3ヶ月の結果に相当するものである。
Claims (11)
- コエンザイムQ10及び増粘剤を含有し、25℃における粘度が20mPa・s〜120mPa・sであることを特徴とするコエンザイムQ10含有飲料。
- コエンザイムQ10及び増粘剤を含有したコエンザイムQ10含有飲料であって、乳化剤を配合することなく増粘剤によって該飲料の25℃における粘度を20mPa・s〜120mPa・sに調整することで、コエンザイムQ10が分散してなることを特徴とするコエンザイムQ10含有飲料。
- コエンザイムQ10及び増粘剤を含有したコエンザイムQ10含有飲料であって、乳化剤を配合することなく、コエンザイムQ10と増粘剤とを混合してなる混合粉体を50℃〜90℃の水に加えてコエンザイムQ10を水に分散させた液状組成物を、35℃以下で調整したベース飲料に添加し、該飲料の25℃における粘度を20mPa・s〜120mPa・sに調整してなる請求項1又は2に記載のコエンザイムQ10含有飲料。
- コエンザイムQ10の濃度が10mg/100mL〜200mg/100mLであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のコエンザイムQ10含有飲料。
- 増粘剤が、ジェランガム、キサンタンガム、ペクチン、ローカストビーンガム、カラギナン、アルギン酸、アラビアガム、カルボキシセルロース、メチルセルロース及びリン酸塩類からなる群の中から選ばれる少なくとも一種以上を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のコエンザイムQ10含有飲料。
- オレンジ、みかん、マンゴー、バナナ、パッションフルーツ、ブドウ、イチゴ、ブルーベリー、パインアップル、リンゴ、プラム、モモ、グレープフルーツ、クランベリー、グアバ、パパイヤ、キウイフルーツ、ラズベリー及びレモンからなる群の中から選ばれる少なくとも一種以上の果汁を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のコエンザイムQ10含有飲料。
- トマト、スイカ、にんじん、かぼちゃ、モロヘイヤ、ほうれん草、小松菜、明日葉、シソ、バジル、赤キャベツ、ケール、ピーマン、アスパラガス、キャベツ、セロリ、クレソン、レタス、ビート、ブロッコリー、白菜、みつば及びグリーンピースからなる群の中から選ばれる少なくとも一種以上の野菜汁を含むことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のコエンザイムQ10含有飲料。
- 上記の果汁又は上記の野菜汁を、飲料全体の5%〜200%含有することを特徴とする請求項6又は7に記載のコエンザイムQ10含有飲料。
- リコピン、アントシアニン及びβ−カロテンからなる群の中から選ばれる少なくとも一種以上の天然色素成分を含むことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のコエンザイムQ10含有飲料。
- 請求項1〜9のいずれかに記載のコエンザイムQ10含有飲料を瓶、金属缶、PET成形容器、又は、金属箔或いはプラステックフィルムと複合された紙からなる容器に充填してなる容器詰飲料。
- 請求項6〜9のいずれかに記載のコエンザイムQ10含有飲料を透明の瓶、又は、透明のPET成形容器に充填してなる容器詰飲料。
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