JP2023020416A - 飲料 - Google Patents

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タヌパプランサン ニッタヤ
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Abstract

【課題】加熱による退色が抑制された飲料を提供する。【解決手段】ニンジン由来原料とビタミンCとを含み、ビタミンCの含有量が0.005~1.25wt%であり、βカロテンの含有量が0.0012~0.008wt%である、飲料とする。該飲料は、果汁を更に含むことが好ましく、果汁がパッションフルーツ、オレンジ及びレモンから選択される1種以上の果物由来の果汁であることが好ましい。【選択図】なし

Description

本発明は、飲料およびその製造方法などに関する。
近年、消費者の健康志向の高まりを受けて、様々な栄養素を含む飲料や天然由来の成分を用いた飲料の開発が盛んに行われている。そのような中で、活性酸素の働きを抑える作用を有するビタミンAやその前駆体であるβカロテンを含む飲料の開発等も行われている。例えば、特許文献1(特表2014-520569号公報)では、水と、βカロテンなどの天然源に由来する色素または合成の同等物と、酵素的修飾イソケルシトリン(EMIQ)、ルチンおよびミリシトリンからなる群より選択される化合物を含む退色阻害剤と、随意的なフマル酸とを含む飲料製品が開示されている。
特許文献2(特開2011-167143号公報)では、βカロテンと、ビタミンAとを含有し、βカロテンの配合量が、前記ビタミンAの配合量に対し2.5倍量以上となるように、βカロテンとビタミンAとが配合されてなることを特徴とするビタミンA含有飲料が開示されている。
特表2014-520569号公報 特開2011-167143号公報
上記のような状況の下、新規な飲料の開発が待たれている。
本発明者らは、飲料にニンジン由来原料とビタミンCとを加え、飲料中のビタミンCおよびβカロテンの含有量を所定の範囲内とすることで、飲料の退色を抑制することができるとの知見を得た。本発明はこのような知見に基づくものである。
本発明は、次に示す飲料および当該飲料の製造方法を提供する。
[1]
飲料であって、
ニンジン由来原料とビタミンCとを含み、
ビタミンCの含有量が0.005~1.25wt%であり、
βカロテンの含有量が0.0012~0.008wt%である、飲料。
[2]
果汁をさらに含む、[1]に記載の飲料。
[3]
前記果汁の含有量が果汁率で6~100%である、[2]に記載の飲料。
[4]
前記果汁の含有量が果汁率で5%以下である、[2]に記載の飲料。
[5]
ビタミンCの含有量が0.005~0.8wt%であり、
βカロテンの含有量が0.002~0.008wt%である、[1]~[4]のいずれかに記載の飲料。
[6]
前記果汁が、パッションフルーツ、オレンジおよびレモンから選択される1種以上の果物由来の果汁である、[2]~[5]のいずれかに記載の飲料。
[7]
0.0015~0.01wt%のポリフェノールを含む、[1]~[6]のいずれかに記載の飲料。
[8]
前記ニンジン由来原料が、ニンジン破砕物、ニンジン抽出物、ニンジンジュース、ニンジン濃縮汁、ニンジンピューレおよびニンジンペーストから選択される1種以上である、[1]~[7]のいずれかに記載の飲料。
[9]
前記ニンジン抽出物が、10~40wt%のβカロテンを含む、[8]に記載の飲料。
[10]
前記ニンジン抽出物が、水抽出により得られた抽出物である、[8]または[9]に記載の飲料。
[11]
前記ニンジン由来原料が、Daucus carota var. sativa LおよびDaucus carota subsp. sativusから選択される1種以上のニンジン由来の原料である、[1]~[10]のいずれかに記載の飲料。
[12]
ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB3およびビタミンB6から選択される1種以上のビタミンをさらに含む、[1]~[11]のいずれかに記載の飲料。
[13]
酵素的修飾イソケルシトリンを含まない、[1]~[12]のいずれかに記載の飲料。
[14]
飲料の製造方法であって、
飲料100g当たり0.005~1.25gのビタミンCをもたらす量でアスコルビン酸またはその塩を添加すること、および
飲料100g当たり0.0012~0.008gのβカロテンをもたらす量でニンジン由来原料を添加すること
を含む製造方法。
本発明の一態様によれば、飲料であって、ニンジン由来原料とビタミンCとを含み、飲料中のビタミンCおよびβカロテンの含有量が所定の範囲内である新規な飲料が提供される。本発明の他の態様によれば、退色が抑制された飲料が提供される。本発明の好ましい態様による飲料は、果汁を含み、かつ、加熱による退色が抑制されているため、好ましい外観を維持することができる。本発明の他の態様によれば、飲料の加熱による退色を抑制する方法が提供される。
以下、本発明を詳細に説明する。以下の実施の形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をこの実施の形態のみに限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨を逸脱しない限り、様々な形態で実施をすることができる。
なお、本明細書において引用した全ての文献、および公開公報、特許公報その他の特許文献は、参照として本明細書に組み込むものとする。
また、本明細書において「wt%」は「重量%」を意味する。
1.飲料
本発明は、一態様として、以下の飲料(以下、「本発明の飲料」という)を提供する。
本発明の一態様による飲料は、飲料であって、ニンジン由来原料とビタミンCとを含み、ビタミンCの含有量が0.005~1.25wt%であり、βカロテン含有量が0.0012~0.006wt%である、飲料である。
本発明における飲料は、経口摂取可能な液体であれば特に限定されず、アルコール飲料またはノンアルコール飲料のいずれであってもよい。ノンアルコール飲料として、例えば、ノンアルコールビール、麦芽飲料、スポーツドリンク、栄養ドリンク、茶系飲料、炭酸飲料、機能性飲料、果実・野菜系飲料、フレーバーウォーター等が挙げられるがこれに限定されるものではない。
本発明の一態様における飲料は果汁をさらに含む。本発明一態様における飲料に含まれる果汁としては、特に限定されないが、赤、黄色、赤みがかった黄色またはオレンジ色の果汁であることが好ましく、特にオレンジ色の果汁が好ましい。そのような果汁としては、例えば、オレンジ、ミカン、レモン、グレープフルーツ、パイナップル、イチゴ、グァバ、バナナ、アセロラ、パパイヤ、パッションフルーツ、マンゴー、アンズおよびスモモから選択される1種以上の果物由来の果汁が挙げられる。本発明の飲料に含まれる果汁として好ましい果汁は、パッションフルーツ、オレンジおよびレモンから選択される1種以上の果物由来の果汁である。
本発明の一態様による飲料に含まれる果汁は、ストレート果汁、濃縮果汁等、製造方法によらず使用することができる。なお、濃縮果汁は、加熱濃縮法および冷凍濃縮法のいずれによって調製されたものであってもよい。
本発明の一態様による飲料は、ニンジン由来原料を含む。ニンジン由来原料としては、ニンジンの可食部から得られる原料であれば特に限定されないが、例えば、ニンジン破砕物、ニンジン抽出物、ニンジンジュース、ニンジン濃縮汁、ニンジンピューレ、ニンジンペースト、ニンジン含有成分(ポリフェノール、タンパク質、炭水化物、βカロテン、カリウムなど)の精製物などが挙げられる。好ましくは、ニンジン由来原料は、ニンジン破砕物、ニンジン抽出物、ニンジンジュース、ニンジン濃縮汁、ニンジンピューレおよびニンジンペーストから選択される1種以上である。ニンジン破砕物は、ニンジンをチョッパーや破砕機などで細かくしたものである。ニンジン抽出物はニンジンをアルコールや水などの溶媒を用いて抽出したものである。ニンジンジュースはニンジンの搾汁液(すなわち、ストレート汁)であり、ニンジン濃縮汁はニンジンジュースを公知の方法で濃縮したものである。ニンジンピューレはニンジンをすりつぶし、裏ごしした半液体状のものであり、ペーストはピューレよりも水分量が少ない状態のものである。本発明の一態様においてニンジンはセリ科のニンジン属の植物であり、その種類は特に限定されないが、例えば西洋系ニンジンや東洋系ニンジンが挙げられる。本発明の好ましい態様において、ニンジン由来原料は、Daucus carota var. sativa LおよびDaucus carota subsp. sativusから選択される1種以上のニンジン由来の原料である。本発明の他の態様において、ニンジン由来原料は、ニンジン(ブラックキャロットを除く)由来の原料である。
本発明の一態様による飲料は、ニンジン抽出物を含む。ニンジン抽出物はニンジンをアルコールや水などの溶媒を用いて抽出したものであれば特に限定されないが、水抽出により得られた抽出物が好ましい。ニンジン抽出物は液体であっても固体であってもよいが、固体(例えば粉末)のものが好ましい。本発明の好ましい態様において、ニンジン抽出物は10~40wt%のβカロテンを含む。本発明の他の好ましい態様において、ニンジン抽出物は10~35wt%、10~30wt%、10~28wt%、10~26wt%、10~24wt%、10~22wt%、10~20wt%、12~40wt%、12~35wt%、12~30wt%、12~28wt%、12~26wt%、12~24wt%、12~22wt%、12~20wt%、14~40wt%、14~35wt%、14~30wt%、14~28wt%、14~26wt%、14~24wt%、14~22wt%、14~20wt%、16~40wt%、16~35wt%、16~30wt%、16~28wt%、16~26wt%、16~24wt%、16~22wt%または16~20wt%のβカロテンを含んでいてもよい。
本発明の一態様による飲料において、ニンジン抽出物の含有量は、飲料の総重量に対して、0.006~0.04wt%であるのが好ましく、例えば0.01~0.04wt%、0.015~0.04wt%、0.02~0.04wt%、0.006~0.035wt%、0.01~0.035wt%、0.015~0.035wt%、0.02~0.035wt%、0.006~0.03wt%、0.01~0.03wt%、0.015~0.03wt%、0.02~0.03wt%、0.025~0.03wt%、0.006~0.025wt%、0.01~0.025wt%、0.015~0.025wt%、0.02~0.025wt%、0.006~0.02wt%、0.01~0.02wt%または0.015~0.02wt%であってもよい。ニンジン抽出物の含有量は、飲料の配合量から算出することができる。
本発明の一態様による飲料において、ビタミンC(アスコルビン酸)の含有量は、飲料の総重量に対して、0.005~1.25wt%であるのが好ましく、例えば、0.01~1.25wt%、0.02~1.25wt%、0.05~1.25wt%、0.1~1.25wt%、0.2~1.25wt%、0.4~1.25wt%、0.6~1.25wt%、0.8~1.25wt%、0.005~1.1wt%、0.01~1.1wt%、0.02~1.1wt%、0.05~1.1wt%、0.1~1.1wt%、0.2~1.1wt%、0.4~1.1wt%、0.6~1.1wt%、0.8~1.1wt%、0.005~0.9wt%、0.01~0.9wt%、0.02~0.9wt%、0.05~0.9wt%、0.1~0.9wt%、0.2~0.9wt%、0.4~0.9wt%、0.6~0.9wt%、0.8~0.9wt%、0.005~0.8wt%、0.01~0.8wt%、0.02~0.8wt%、0.05~0.8wt%、0.1~0.8wt%、0.2~0.8wt%、0.4~0.8wt%、0.6~0.8wt%、0.7~0.8wt%、0.02~0.7wt%、0.02~0.65wt%、0.02~0.6wt%、0.02~0.55wt%、0.02~0.5wt%、0.02~0.45wt%、0.02~0.4wt%、0.02~0.35wt%、0.02~0.3wt%、0.02~0.25wt%、0.02~0.2wt%または0.02~0.15wt%であってもよい。ビタミンCは、飲料の総重量に対してビタミンC換算で上記量の範囲であれば原料として塩の形態(例えばアスコルビン酸ナトリウム、アスコルビン酸カリウムまたはアスコルビン酸カルシウム)で添加されていてもよい。本発明の一態様においてアスコルビン酸はL-アスコルビン酸である。ビタミンCの含有量は、高速液体クロマトグラフィーにより測定することができる。なお、飲料に配合されたビタミンCまたはアスコルビン酸塩の配合量が判明している場合には、その配合量から算出された値を用いてもよい。
本発明の一態様による飲料において、βカロテンの含有量は、飲料の総重量に対して、0.0012~0.008wt%であるのが好ましく、例えば、0.0015~0.008wt%、0.002~0.008wt%、0.0025~0.008wt%、0.003~0.008wt%、0.0035~0.008wt%、0.004~0.008wt%、0.0045~0.008wt%、0.005~0.008wt%、0.0012~0.007wt%、0.0015~0.007wt%、0.002~0.007wt%、0.0025~0.007wt%、0.003~0.007wt%、0.0035~0.007wt%、0.004~0.007wt%、0.0045~0.007wt%、0.005~0.007wt%、0.0012~0.006wt%、0.0015~0.006wt%、0.002~0.006wt%、0.0025~0.006wt%、0.003~0.006wt%、0.0035~0.006wt%、0.004~0.006wt%、0.0045~0.006wt%、0.005~0.006wt%、0.0012~0.0055wt%、0.0015~0.0055wt%、0.002~0.0055wt%、0.0025~0.0055wt%、0.0028~0.0053wt%、0.003~0.0055wt%、0.0035~0.0055wt%、0.004~0.0055wt%、0.0045~0.0055wt%、0.005~0.0055wt%、0.0012~0.005wt%、0.0015~0.005wt%、0.002~0.005wt%、0.0025~0.005wt%、0.003~0.005wt%、0.0035~0.005wt%、0.004~0.005wt%、0.0045~0.005wt%、0.0012~0.0045wt%、0.0015~0.0045wt%、0.002~0.0045wt%、0.0025~0.0045wt%、0.003~0.0045wt%、0.0035~0.0045wt%または0.004~0.0045wt%であってもよい。βカロテンの含有量は、高速液体クロマトグラフィーにより測定することができる。なお、飲料に配合されたβカロテンまたはβカロテンを含有する原料の配合量が判明している場合には、その配合量から算出された値を用いてもよい。
本発明の好ましい態様による飲料に含まれるβカロテンは、その50%以上、55%以上、60%以上、70%以上、75%以上、80%以上、85%以上、90%以上、95%以上、96%以上、97%以上、98%以上または99%以上がニンジン由来原料由来のβカロテンである。本発明の他の好ましい態様によるβカロテンは、その50~100%、55~100%、60~100%、65~100%、70~100%、75~100%、80~100%、85~100%、90~100%、95~100%、96~100%、97~100%、98~100%または99~100%がニンジン由来原料由来のβカロテンである。ここで、ニンジン由来原料由来のβカロテンとは、本発明の一態様による飲料に含まれているニンジン由来原料由来に含まれるβカロテンを意味する。本発明者らは、驚くべきことに、βカロテンのみを単離したβカロテン製剤を用いた場合よりも、同量のβカロテンを含むニンジン由来原料を用いた場合の方が加熱殺菌による飲料の退色を効果的に抑制することができることを知得した。
本発明の一態様による飲料の果汁率は、実施態様によって、1~100%、5~100%、10~100%、15~100%、20~100%、25~100%、30~100%、35~100%、40~100%、45~100%、50~100%、55~100%、60~100%、65~100%、70~100%、75~100%、80~100%、85~100%、90~100%、1~90%、5~90%、10~90%、15~90%、20~90%、25~90%、30~90%、35~90%、40~90%、45~90%、50~90%、55~90%、60~90%、65~90%、70~90%、75~90%、80~90%、85~90%、1~80%、5~80%、10~80%、15~80%、20~80%、25~80%、30~80%、35~80%、40~80%、45~80%、50~80%、55~80%、60~80%、65~80%、70~80%、75~80%、1~70%、5~70%、10~70%、15~70%、20~70%、25~70%、30~70%、35~70%、40~70%、45~70%、50~70%、55~70%、60~70%、65~70%、1~65%、5~65%、10~65%、15~65%、20~65%、25~65%、30~65%、35~65%、40~65%、45~65%、50~65%、55~65%、1~60%、5~60%、10~60%、15~60%、20~60%、25~60%、30~60%、35~60%、40~60%、45~60%、50~60%、1~55%、5~55%、10~55%、15~55%、20~55%、25~55%、30~55%、35~55%、40~55%、45~55%、1~50%、5~50%、10~50%、15~50%、20~50%、25~50%、30~50%、35~50%、40~50%、1~45%、5~45%、10~45%、15~45%、20~45%、25~45%、30~45%、35~45%、1~40%、5~40%、10~40%、15~40%、20~40%、25~40%、30~40%、1~35%、5~35%、10~35%、15~35%、20~35%、25~35%、1~30%、5~30%、10~30%、15~30%、20~30%、1~25%、5~25%、10~25%、15~25%、1~20%、5~20%、10~20%、1~15%または5~15%となり得る。
本発明の他の態様による飲料の果汁率は、6~100%、6~90%、6~80%、6~70%、6~60%、6~50%、6~40%、6~30%、6~20%、10~100%、10~90%、10~80%、10~70%、10~60%、10~50%、10~40%、10~30%、10~20%、15~100%、15~90%、15~80%、15~70%、15~60%、15~50%、15~40%、15~30%または15~20%であってもよい。本発明の好ましい態様による飲料の果汁率は、10~40%または15~30%である。
本発明の他の態様による飲料の果汁量は、100mlあたり、濃縮果汁量で、216~21,600mg、216~17,500mg、216~9,000mg、216~8,000mg、1,000~21,600mg、1,000~17,500mg、1,000~9,000mg、1,000~8,000mg、2,000~21,600mg、2,000~17,500mg、2,000~9,000mg、2,000~8,000mg、2,500~21,600mg、2,500~17,500mg、2,500~9,000mgまたは2,500~8,000mgであってもよい。本発明の好ましい態様による飲料の果汁量は、濃縮果汁量で、1,000~8,000mg、1,500~7,000mgまたは2,000~4,500mgである。濃縮果汁の濃縮倍率は、例えば、1~10倍濃縮、2~8倍濃縮、3~6倍濃縮または4~5倍濃縮であってもよい。
本発明の他の態様による飲料の果汁率は、5%以下、4.5%以下、4%以下、3.5%以下、3%以下、2.5%以下、2%以下、1.5%以下または1%以下であってもよい。あるいは、本発明の他の態様による飲料の果汁率は、1~5%、1.5~5%、2~5%、2.5~5%、3~5%、3.5~5%、4~5%、1~4%、1.5~4%、2~4%、2.5~4%または3~4%であってもよい。本発明の好ましい態様による飲料の果汁率は、3~5%である。
なお、本明細書において、「果汁率」とは、果実を搾汁して得られるストレート果汁を100%としたときの相対濃度であり、JAS規格(果実飲料の日本農林規格)に示される糖用屈折計示度の基準(°Bx)または酸度の基準(%)に基づいて換算できる。
代表的な果実の糖用屈折計示度の基準(単位:°Bx)の値としては、オレンジ:11、ミカン:9、グレープフルーツ:9、パイナップル:11、クランベリー:7、ブルーベリー、グァバ:8、バナナ:23、パパイヤ:9、パッションフルーツ:14、マンゴー:13、リンゴ:10、ブドウ:11、桃:8、日本梨:8、西洋梨:11、アンズ:7、スモモ:6、メロン、キウイフルーツ:10である。
また、代表的な果実の酸度の基準(単位:%)としては、レモン:4.5、ライム:6、梅:3.5、カボス:3.5である。
具体的には、100mLの飲料中に配合される果汁配合量(g)と、上記糖用屈折計示度の基準(°Bx)または酸度の基準(%)から算出される果汁の濃縮倍率から、下記換算式によって算出することができる。
[果汁率(%)]=[果汁配合量(g)]×[濃縮倍率]/100mL×100
例えば、オレンジ果汁は、JAS規格がBx11°であるから、Bx55°の濃縮オレンジ果汁を飲料中6.0wt%配合した場合、果汁率は30%となる。なお、果汁の果汁率をJAS規格の糖用屈折計示度に基づいて換算する際には、果汁に加えられた糖類、はちみつ等の糖用屈折計示度を除くものとする。
本発明の一態様による飲料は、飲料の総重量に対して、0.0015~0.01wt%のポリフェノールを含む。本発明の好ましい態様における飲料は、例えば、0.002~0.01wt%、0.0025~0.01wt%、0.003~0.01wt%、0.0035~0.01wt%、0.004~0.01wt%、0.0045~0.01wt%、0.005~0.01wt%、0.0055~0.01wt%、0.006~0.01wt%、0.0065~0.01wt%、0.007~0.01wt%、0.0015~0.008wt%、0.002~0.008wt%、0.0025~0.008wt%、0.003~0.008wt%、0.0035~0.008wt%、0.004~0.008wt%、0.0045~0.008wt%、0.005~0.008wt%、0.0055~0.008wt%、0.006~0.008wt%、0.0065~0.008wt%、0.007~0.008wt%、0.0015~0.007wt%、0.002~0.007wt%、0.0025~0.007wt%、0.003~0.007wt%、0.0035~0.007wt%、0.004~0.007wt%、0.0045~0.007wt%、0.005~0.007wt%、0.0055~0.007wt%、0.006~0.007wt%、0.0065~0.007wt%、0.0015~0.006wt%、0.002~0.006wt%、0.0025~0.006wt%、0.003~0.006wt%、0.0035~0.006wt%、0.004~0.006wt%、0.0045~0.006wt%、0.005~0.006wt%、0.0055~0.006wt%、0.0025~0.005wt%、0.003~0.005wt%、0.0035~0.005wt%、0.004~0.005wt%または0.0045~0.005wt%のポリフェノールを含んでいてもよい。ポリフェノールには、ニンジン由来原料等の原料に由来するポリフェノール、または、必要に応じて食品添加物として添加されるポリフェノールが含まれる。ポリフェノール含量の測定は、一般に知られているいずれの方法によって行うことができるが、Folin-Ciocalteu法またはFolin-Denis法が好ましい。なお、飲料に配合されたポリフェノールまたはポリフェノールを含有する原料の配合量が判明している場合には、その配合量から算出された値を用いてもよい。本発明の一態様において、ポリフェノールの含有量はFolin-Ciocalteu法またはFolin-Denis法で測定した総ポリフェノール量である。
本発明の好ましい態様による飲料に含まれるポリフェノールは、その50%以上、55%以上、60%以上、70%以上、75%以上、80%以上、85%以上、90%以上、95%以上、96%以上、97%以上、98%以上または99%以上がニンジン由来原料由来のポリフェノールである。本発明の他の好ましい態様によるポリフェノールは、その50~100%、55~100%、60~100%、65~100%、70~100%、75~100%、80~100%、85~100%、90~100%、95~100%、96~100%、97~100%、98~100%または99~100%がニンジン由来原料由来のポリフェノールである。ここで、ニンジン由来原料由来のポリフェノールとは、飲料に含まれているニンジン由来原料に含まれるポリフェノールを意味する。
本発明の一態様による飲料は、さらにビタミン類を含んでいてもよく、例えば、ビタミンA、ビタミンB1(チアミン)、ビタミンB2、ビタミンB3(ナイアシン)、ビタミンB6、ビタミンB12またはそれらの塩を含んでいてもよい。本発明の好ましい態様における飲料は、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB3およびビタミンB6から選択される1種以上のビタミンを含んでいてもよい。
本発明の一態様による飲料は、酵素的修飾イソケルシトリン(EMIQ)を含まない。酵素修飾イソケルシトリンとは、特開2014-520569(特許文献1)に記載されているアルファ-グリコシルイソケルシトリンとしても知られる化合物であり、製品SANMELIN(登録商標)(San-Ei Gen F.F.I., Inc.)として市販されている。
本発明の一態様による飲料は、さらに食物繊維を含んでいてもよく、例えば、難消化性デキストリン、ポリデキストロース、ガラクトマンナン、グア豆繊維、ペクチン、グルコマンナン、アルギン酸ナトリウム、水溶性トウモロコシ繊維およびそれらの加水分解物から選択される1種以上を含んでいてもよい。本発明の好ましい態様の飲料はペクチンを含み、ペクチンは例えばエステル化度が50%未満のLMペクチンまたはエステル化度が50%以上のHMペクチンであってもよいが、LMペクチンが好ましい。
本発明の一態様における飲料のpHは、好ましくは3~5であり、3~4.5、3~4、3~3.5、3.5~5、3.5~4.5、3.5~4、4~5または4~4.5であってもよい。好ましくはpHは3~4である。pHをこの範囲に調整することで、微生物の繁殖を抑えつつ、良好な味質を維持することができる。
本発明の一態様における飲料は、甘味料を含んでいてもよい。甘味料としては、低甘味度甘味料、高甘味度甘味料またはその組み合わせを含んでいてもよい。低甘味度甘味料としては、例えば、グルコース、スクロース(グラニュー糖など)、フルクトース、マルトース、オリゴ糖、果糖ブドウ糖液糖、乳糖、キシリトール、プシコース、アロース、タガトース、キシロースまたはリボースが挙げられる。高甘味度甘味料としては、例えば、アスパルテーム、ネオテーム、アドバンテーム、スクラロース、アセスルファムカリウム(アセスルファムK)、サッカリン、サッカリンナトリウム、サイクラミン酸ナトリウム、ズルチン、グリチルリチン酸二ナトリウム、グリチルリチン酸三ナトリウム、ネオヘスペリジンジヒドロカルコン、ソーマチン、モネリン、クルクリン、マビンリン、ブラゼイン、ペンタジン、ヘルナンズルチン、4β-ヒドロキシヘルナンズルチン、ミラクリン、グリチルリチン、ルブソシド、フィロズルチン、モグロシドIV、モグロシドV、ステビオール配糖体(レバウジオシドA、レバウジオシドDまたはレバウジオシドM)、ソーマチン、モネリン、ブラゼイン、モナチン、羅漢果抽出物またはステビア抽出物が挙げられる。
本発明の一態様における飲料は、酸味料を含んでいてもよい。酸味料としては、酸味を有する物質であれば特に限定されないが、例えば、マレイン酸、リン酸、クエン酸、グルコン酸、酒石酸、乳酸、リンゴ酸、フィチン酸、酢酸およびコハク酸またはそれらの塩が挙げられる。
本発明の一態様における飲料は、本発明の効果を損なわない限りにおいて、上記の成分以外に通常の飲料に添加可能な成分を含有していてもよい。そのような成分として、例えば、水、香料、色素類、酸化防止剤、乳化剤、保存料、調味料、エキス類、pH調整剤、品質安定化剤などが挙げられる。
本発明の一態様における飲料の形態は限定されず、例えば缶、瓶、PETボトル、パウチ、紙パックおよびプラスチック容器等の容器に封入して容器詰めされた容器詰飲料の形態としてもよい。容器詰飲料としての容量は特に限定されないが、例えば、50mL、100mL、150mL、200mL、250mL、300mL、350mL、400mL、450mL、500mL、550mL、600mL、650mL、700mL、750mL、800mL、850mL、900mL、950mLまたは1Lであってもよい。
本発明の一態様による飲料は、栄養機能食品として提供されてもよい。栄養機能食品として提供する場合、推奨される1日当たりの摂取量が、50mL、100mL、150mL、200mL、250mL、300mL、350mL、400mL、450mL、500mL、550mL、600mL、650mL、700mL、750mL、800mL、850mL、900mL、950mLまたは1Lであってもよい。
本発明の一態様による飲料を容器詰めした後に加熱殺菌を行う場合、その種類は特に限定されず、例えば転倒殺菌、UHT殺菌およびレトルト殺菌等の通常の手法を用いて行うことができる。加熱殺菌工程の温度は特に限定されないが、例えば65~130℃、好ましくは80~120℃で、1~40分である。ただし、上記の条件と同等の殺菌価が得られれば適当な温度で数秒、例えば5~30秒での殺菌でも問題はない。
本発明の好ましい態様の飲料によれば、加熱殺菌による飲料の退色を抑制することができる。飲料の退色の程度は、目視および/またはHunter 1948 (L, a, b)色空間によって評価することができる。L値は明るさを表し、a値はプラスの数値が大きくなるほど赤みが強くなり、b値はプラスの数値で大きくなるほど黄みが強くなる。したがって、例えば、a値をb値で除した値(a/b)を用いることで、赤みと黄みのバランスを評価することができる。例えば、赤みがかった黄色の果汁(例えば、パッションフルーツ由来の果汁)を含む一般的な飲料は、加熱によって赤みと黄みのバランスが崩れて黄色っぽくなる。これに対して、本発明の一態様による飲料は、赤みがかった黄色の果汁を含んでいても、加熱によって赤みと黄みのバランスが崩れるのを抑制することができる。本発明の一態様による飲料は、65℃で10分間または100℃で30分間加熱殺菌した後、βカロテン製剤由来の同量のβカロテンを含む飲料(コントロール)と対比した場合に、目視における評価においてコントロールに対して退色が抑制されている。本発明の好ましい態様による飲料は、のa/b値の差が±0.011以上である。本発明の好ましい態様による飲料は、65℃で10分間または100℃で30分間加熱殺菌した後、目視における評価においてコントロールに対して退色が抑制されており、かつ、コントロールと対比した場合のa/b値の差が±0.011以上である。本発明の一態様による飲料は、65℃で10分間加熱殺菌した後、または100℃で30分間加熱殺菌した後のいずれか一方で退色が抑制されていればよいが、両方の加熱殺菌条件で退色が抑制されていることが好ましい。
2.飲料の製造方法
本発明は、別の実施形態として、飲料を製造する方法(以下、「本発明の製造方法」という)を提供する。本発明の一態様による製造方法は、飲料であって、ニンジン由来原料とビタミンCとを含み、ビタミンCの含有量が0.005~1.25wt%であり、βカロテンの含有量が0.0012~0.008wt%である、飲料が得られれば特に限定されない。
本発明の一態様による製造方法は、原料の調合、充填および殺菌を含む。原料の調合は、各原料を同時に添加してもよく、別々に添加してもよい。あるいは、いくつかの原料を事前に水に溶解させた上で残りの原料と調合してもよい。例えば、甘味料を水に溶解させ、そこにビタミンやニンジン抽出物を事前に混合した溶液を添加してもよい。調合した飲料は所望により、メッシュ等を通して固形物を除去した上で所望の容器に充填する。容器への重点後に、加熱殺菌を行う。加熱殺菌の時間及び温度は特に限定されないが、例えば60~130℃、好ましくは80~120℃で、1~40分である。ただし、上記の条件と同等の殺菌価が得られれば適当な温度で数秒、例えば5~30秒での殺菌でも問題はない。
本発明の他の一態様による製造方法は、飲料の製造方法であって、飲料100g当たり0.005~1.25gのビタミンCをもたらす量でアスコルビン酸またはその塩(例えばアスコルビン酸ナトリウム、アスコルビン酸カリウムまたはアスコルビン酸カルシウム)を添加すること、および飲料100g当たり0.0012~0.008gのβカロテンをもたらす量でニンジン由来原料を添加することを含む方法である。本態様による製造方法では、添加したアスコルビン酸またはその塩によるビタミンCの量が飲料100g当たり0.005~1.25gであり、かつ、添加したニンジン由来原料によるβカロテンの量が飲料100g当たり0.0012~0.008gであればよい。
本発明の他の一態様による製造方法は、好ましくは、果汁を添加することをさらに含む。果汁の種類および添加量は特に限定されないが、例えば、「1.飲料」において記載したような果汁率となるように「1.飲料」において記載した果汁を添加してもよい。
本発明の他の一態様による製造方法において、アスコルビン酸またはその塩を添加する量は、最終製品である飲料100g当たりのビタミンCの量が0.005~1.25gであるのが好ましく、例えば、0.01~1.25g、0.05~1.25g、0.1~1.25g、0.2~1.25g、0.4~1.25g、0.6~1.25g、0.8~1.25g、0.005~1.1g、0.01~1.1g、0.05~1.1g、0.1~1.1g、0.2~1.1g、0.4~1.1g、0.6~1.1g、0.8~1.1g、0.005~0.9g、0.01~0.9g、0.05~0.9g、0.1~0.9g、0.2~0.9g、0.4~0.9g、0.6~0.9g、0.8~0.9g、0.005~0.8g、0.01~0.8g、0.05~0.8g、0.1~0.8g、0.2~0.8g、0.4~0.8g、0.6~0.8gまたは0.7~0.8gとなる量であってもよい。最終製品である飲料100g当たりのビタミンCの量は、製造工程や他の添加原料を考慮して算出することができる。
本発明の他の一態様による製造方法において、ニンジン由来原料を添加する量は、最終製品である飲料100g当たりのβカロテンの量が0.0012~0.008gであるのが好ましく、例えば、0.0015~0.008g、0.002~0.008g、0.0025~0.008g、0.003~0.008g、0.0035~0.008g、0.004~0.008g、0.0045~0.008g、0.005~0.008g、0.0012~0.007g、0.0015~0.007g、0.002~0.007g、0.0025~0.007g、0.003~0.007g、0.0035~0.007g、0.004~0.007g、0.0045~0.007g、0.005~0.007g、0.0012~0.006g、0.0015~0.006g、0.002~0.006g、0.0025~0.006g、0.003~0.006g、0.0035~0.006g、0.004~0.006g、0.0045~0.006g、0.005~0.006g、0.0012~0.0055g、0.0015~0.0055g、0.002~0.0055g、0.0025~0.0055g、0.003~0.0055g、0.0035~0.0055g、0.004~0.0055g、0.0045~0.0055g、0.005~0.0055g、0.0012~0.005g、0.0015~0.005g、0.002~0.005g、0.0025~0.005g、0.003~0.005g、0.0035~0.005g、0.004~0.005g、0.0045~0.005g、0.0012~0.0045g、0.0015~0.0045g、0.002~0.0045g、0.0025~0.0045g、0.003~0.0045g、0.0035~0.0045gまたは0.004~0.0045gとなる量であってもよい。最終製品である飲料100g当たりのβカロテンの量は、製造工程や他の添加原料を考慮して算出することができる。
本発明の他の一態様による製造方法において、果汁、アスコルビン酸またはその塩およびニンジン由来原料は、原料の調合時に同時に添加してもよく、別々に添加してもよい。あるいは、いくつかの原料を事前に水に溶解させた上で残りの原料と調合してもよい。例えば、甘味料を水に溶解させ、そこにアスコルビン酸またはその塩およびニンジン由来原料を事前に混合した溶液を添加してもよい。調合した飲料は所望により、メッシュ等を通して固形物を除去した上で所望の容器に充填してもよい。容器への重点後に、加熱殺菌を行ってもよい。加熱殺菌の時間及び温度は特に限定されないが、例えば60~130℃、好ましくは80~120℃で、1~40分である。ただし、上記の条件と同等の殺菌価が得られれば適当な温度で数秒、例えば5~30秒での殺菌でも問題はない。
本発明の製造方法に用いる原料としては、「1.飲料」において記載した原料を用いることができる。
3.飲料の退色抑制方法
本発明は、別の実施形態として、飲料の退色を抑制する方法(以下、「本発明の退色抑制方法」という)を提供する。本発明の一態様による退色抑制方法は、飲料に、飲料100g当たり0.005~1.25gのビタミンCをもたらす量でアスコルビン酸またはその塩(例えばアスコルビン酸ナトリウム、アスコルビン酸カリウムまたはアスコルビン酸カルシウム)を添加すること、および飲料100g当たり0.0012~0.008gのβカロテンをもたらす量でニンジン由来原料を添加することを含む。アスコルビン酸またはその塩およびニンジン由来原料は、飲料の製造工程で添加してもよく、あるいは、飲料の製造後に追加で添加してもよい。また、本発明の一態様による退色抑制方法において、アスコルビン酸またはその塩およびニンジン由来原料を添加する飲料としては、「1.飲料」において記載した果汁を含む飲料が好ましい。
本発明の他の一態様による退色抑制方法において、アスコルビン酸またはその塩を添加する量は、飲料100g当たりのビタミンCの量が0.005~1.25gであるのが好ましく、例えば、0.01~1.25g、0.05~1.25g、0.1~1.25g、0.2~1.25g、0.4~1.25g、0.6~1.25g、0.8~1.25g、0.005~1.1g、0.01~1.1g、0.05~1.1g、0.1~1.1g、0.2~1.1g、0.4~1.1g、0.6~1.1g、0.8~1.1g、0.005~0.9g、0.01~0.9g、0.05~0.9g、0.1~0.9g、0.2~0.9g、0.4~0.9g、0.6~0.9g、0.8~0.9g、0.005~0.8g、0.01~0.8g、0.05~0.8g、0.1~0.8g、0.2~0.8g、0.4~0.8g、0.6~0.8gまたは0.7~0.8gとなる量であってもよい。飲料100g当たりのビタミンCの量は、製造工程や他の添加原料を考慮して算出することができる。
本発明の他の一態様による製造方法において、ニンジン由来原料を添加する量は、最終製品である飲料100g当たりのβカロテンの量が0.0012~0.008gであるのが好ましく、例えば、0.0015~0.008g、0.002~0.008g、0.0025~0.008g、0.003~0.008g、0.0035~0.008g、0.004~0.008g、0.0045~0.008g、0.005~0.008g、0.0012~0.007g、0.0015~0.007g、0.002~0.007g、0.0025~0.007g、0.003~0.007g、0.0035~0.007g、0.004~0.007g、0.0045~0.007g、0.005~0.007g、0.0012~0.006g、0.0015~0.006g、0.002~0.006g、0.0025~0.006g、0.003~0.006g、0.0035~0.006g、0.004~0.006g、0.0045~0.006g、0.005~0.006g、0.0012~0.0055g、0.0015~0.0055g、0.002~0.0055g、0.0025~0.0055g、0.003~0.0055g、0.0035~0.0055g、0.004~0.0055g、0.0045~0.0055g、0.005~0.0055g、0.0012~0.005g、0.0015~0.005g、0.002~0.005g、0.0025~0.005g、0.003~0.005g、0.0035~0.005g、0.004~0.005g、0.0045~0.005g、0.0012~0.0045g、0.0015~0.0045g、0.002~0.0045g、0.0025~0.0045g、0.003~0.0045g、0.0035~0.0045gまたは0.004~0.0045gとなる量であってもよい。飲料100g当たりのβカロテンの量は、製造工程や他の添加原料を考慮して算出することができる。
本発明の退色抑制方法に用いるアスコルビン酸またはその塩およびニンジン由来原料としては、「1.飲料」において記載したものを用いることができる。
[本発明の例示的な態様]
本発明の例示的な態様を以下に示すが、本発明は下記の例示的な態様に制限されるものではない。
本発明の一態様において、飲料であって、ニンジン由来原料とビタミンCとを含み、ビタミンCの含有量が0.005~0.8wt%であり、βカロテン含有量が0.002~0.008wt%であり、ニンジン由来原料がニンジン抽出物であり、ニンジン抽出物が10~40wt%のβカロテンを含む飲料が提供される。
本発明の一態様において、飲料であって、ニンジン由来原料とビタミンCとを含み、ビタミンCの含有量が0.005~1.25wt%であり、βカロテン含有量が0.0012~0.008wt%であり、果汁をさらに含み、果汁の含有量が果汁率で6~100%、10~80%、10~70%、10~60%、10~50%、10~40%、15~60%、15~50%、15~40%または15~30%である、飲料が提供される。
本発明の一態様において、飲料であって、ニンジン由来原料とビタミンCとを含み、ビタミンCの含有量が0.02~0.15wt%であり、βカロテン含有量が0.0028~0.0053wt%であり、果汁をさらに含み、果汁の含有量が果汁率で6~100%、10~80%、10~70%、10~60%、10~50%、10~40%、15~60%、15~50%、15~40%または15~30%である、飲料が提供される。
本発明の一態様において、飲料であって、ニンジン由来原料とビタミンCとを含み、ビタミンCの含有量が0.02~0.9wt%であり、βカロテン含有量が0.002~0.006wt%であり、果汁をさらに含み、果汁の含有量が果汁率で6~100%、10~80%、10~70%、10~60%、10~50%、10~40%、15~60%、15~50%、15~40%または15~30%である、飲料が提供される。
本発明の一態様において、飲料であって、ニンジン由来原料とビタミンCとを含み、ビタミンCの含有量が0.02~0.8wt%であり、βカロテン含有量が0.003~0.006wt%であり、果汁をさらに含み、果汁の含有量が果汁率で5~100%、5~80%、5~70%、5~60%、5~50%、5~40%、5~60%、5~50%、5~40%または5~30%である、飲料が提供される。
本発明の一態様において、飲料であって、ニンジン抽出物とビタミンCとを含み、ビタミンCの含有量が0.005~1.25wt%であり、βカロテン含有量が0.0012~0.008wt%であり、果汁をさらに含み、果汁の含有量が果汁率で5~40%であり、ニンジン抽出物が10~30wt%のβカロテンを含む、飲料が提供される。
本発明の一態様において、飲料であって、ニンジン抽出物とビタミンCとを含み、ビタミンCの含有量が0.005~1.25wt%であり、βカロテン含有量が0.0012~0.008wt%であり、果汁をさらに含み、果汁の含有量が果汁率で5~40%であり、飲料に含まれるβカロテンは、その50~100%、55~100%、60~100%、65~100%、70~100%、75~100%、80~100%、85~100%、90~100%、95~100%、96~100%、97~100%、98~100%または99~100%がニンジン抽出物由来のβカロテンである、飲料が提供される。
本発明の一態様において、飲料の製造方法であって、飲料100g当たり0.02~0.15gのビタミンCをもたらす量でアスコルビン酸またはその塩を添加すること、および飲料100g当たり0.0028~0.0053gのβカロテンをもたらす量でニンジン由来原料を添加することを含む製造方法が提供される。好ましくは、果汁を添加する工程をさらに含む製造方法が提供される。
本発明の一態様において、飲料の製造方法であって、飲料100g当たり0.02~0.9gのビタミンCをもたらす量でアスコルビン酸またはその塩を添加すること、および飲料100g当たり0.002~0.006gのβカロテンをもたらす量でニンジン由来原料を添加することを含む製造方法が提供される。好ましくは、果汁を添加する工程をさらに含む製造方法が提供される。
本発明の一態様において、飲料の製造方法であって、飲料100g当たり0.02~0.8gのビタミンCをもたらす量でアスコルビン酸またはその塩を添加すること、および飲料100g当たり0.003~0.006gのβカロテンをもたらす量でニンジン由来原料を添加することを含む製造方法が提供される。好ましくは、果汁を添加する工程をさらに含む製造方法が提供される。
以下、実施例を示して本発明を具体的に説明するが、本発明は下記実施例に制限されるものではない。
[実施例1]ニンジン抽出物およびビタミンCを含む種々の飲料の調製
飲料サンプル1~54を、以下の表1-1および1-2に示す組成にしたがってパッションフルーツ果汁濃縮液(Brix65±1)、ニンジン抽出物、βカロテン製剤およびアスコルビン酸ナトリウムを用いて調製した。表1-1および1-2には飲料100g当たりの各成分の含有量が示されており、残部は水であった。パッションフルーツ果汁濃縮液の含有量はストレート果汁換算の含有量である。例えば、飲料100g当たりパッションフルーツジュースを17g含む飲料の果汁率は17%である。なお、この果汁率の値は、パッションフルーツ果汁の一倍濃度におけるBrixを13.5として算出した値である。パッションフルーツ果汁濃縮液(Gan-Shmuel Foods, LTD製)を水と混合し、次いでニンジン抽出物(粉末状でβカロテンを20%含有。Hunan Huacheng Biotech, Inc.製)またはβカロテン製剤(βカロテンを10%含有。BASF SE製)を添加した。溶解後、アスコルビン酸ナトリウム(ビタミンCを88.9%含有。DSM Nutrition Products製)を添加し、次いでガラスボトルに充填した。
Figure 2023020416000001
Figure 2023020416000002
1セットの飲料サンプル1~54を65℃で10分間殺菌し(加熱条件A)、飲料サンプルA1~A54とした。次いで、もう1セットの飲料サンプル1~54を100℃で30分間殺菌し(加熱条件B)、飲料サンプルB1~B54とした。
[色の評価]
殺菌後の飲料サンプルA1~A54とB1~B54について、退色の程度を評価した。まず、以下の基準で目視による評価を行った。評価の際には、ニンジン抽出物を添加したサンプル(奇数番号のサンプル)とβカロテン製剤を添加したサンプル(偶数番号のサンプル)とを対比し、同じ量の果汁、βカロテンおよびビタミンCを含む偶数番号のサンプルをコントロールとして評価した。評価結果を表2に示す。

[目視による評価]
5点: コントロールに対してはるかに良い
4点: コントロールに対して良い
3点: コントロールに対して若干良い
2点: コントロールと同等か若干悪い
1点: コントロールに対して悪い
Figure 2023020416000003
上記の目視による評価において2点以上であったものについて、以下のHunter 1948 (L, a, b)色空間評価による評価を行った。測定の前に殺菌後のサンプルを25℃まで冷却した。20mlのサンプルを経路長が10mmの光学セルに充填し、ColorQuest XE (HunterLab製)を用いてトランスミッションモードで測定を行った。測定項目は、Hunter 1948 (L, a, b)色空間、CIE 1976 (L*, a*, b*)色空間、EBC(European Brewery Convention、Y透過率および吸光度であった。
Hunter 1948 (L, a, b)色空間評価については、同じ量の果汁、βカロテンおよびビタミンCを含むニンジン抽出物を添加したサンプル(奇数番号のサンプル)とβカロテン製剤を添加したサンプル(偶数番号のサンプル)とのa/b値の差を算出し、その差の絶対値を基に以下の基準で評価し、3点以上を合格とした。その結果を表3-1、3-2、4-1および4-2に示す。

[Hunter 1948 (L, a, b)色空間評価]
5点:差が±0.150以上
4点:差±0.072~0.149
3点:差±0.011~0.071
2点:差±0.000~0.010

Figure 2023020416000004
Figure 2023020416000005
Figure 2023020416000006
Figure 2023020416000007
(総合評価)
上記の目視による評価とHunter 1948 (L, a, b)色空間評価の両方における点数が3点以上だったものを評価〇とし、いずれか一方でも3点未満のものは×として加熱条件Aおよび加熱条件Bのそれぞれについて〇と×で評価を行った。そのうえで、総合評価として、以下の基準で評価した。結果を表5に示す。総合評価がB以上で加熱処理における退色抑制効果ありとした。
[総合評価]
A:加熱条件AとBの両方で「〇」の評価
B:加熱条件AとBのいずれか一方で「〇」の評価
D:加熱条件AとBの両方で「×」の評価
Figure 2023020416000008

Claims (14)

  1. 飲料であって、
    ニンジン由来原料とビタミンCとを含み、
    ビタミンCの含有量が0.005~1.25wt%であり、
    βカロテンの含有量が0.0012~0.008wt%である、飲料。
  2. 果汁をさらに含む、請求項1に記載の飲料。
  3. 前記果汁の含有量が果汁率で6~100%である、請求項2に記載の飲料。
  4. 前記果汁の含有量が果汁率で5%以下である、請求項2に記載の飲料。
  5. ビタミンCの含有量が0.005~0.8wt%であり、
    βカロテンの含有量が0.002~0.008wt%である、請求項1~4のいずれか一項に記載の飲料。
  6. 前記果汁が、パッションフルーツ、オレンジおよびレモンから選択される1種以上の果物由来の果汁である、請求項2~5のいずれか一項に記載の飲料。
  7. 0.0015~0.01wt%のポリフェノールを含む、請求項1~6のいずれか一項に記載の飲料。
  8. 前記ニンジン由来原料が、ニンジン破砕物、ニンジン抽出物、ニンジンジュース、ニンジン濃縮汁、ニンジンピューレおよびニンジンペーストから選択される1種以上である、請求項1~7のいずれか一項に記載の飲料。
  9. 前記ニンジン抽出物が、10~40wt%のβカロテンを含む、請求項8に記載の飲料。
  10. 前記ニンジン抽出物が、水抽出により得られた抽出物である、請求項8または9に記載の飲料。
  11. 前記ニンジン由来原料が、Daucus carota var. sativa LおよびDaucus carota subsp. sativusから選択される1種以上のニンジン由来の原料である、請求項1~10のいずれか一項に記載の飲料。
  12. ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB3およびビタミンB6から選択される1種以上のビタミンをさらに含む、請求項1~11のいずれか一項に記載の飲料。
  13. 酵素的修飾イソケルシトリンを含まない、請求項1~12のいずれか一項に記載の飲料。
  14. 飲料の製造方法であって、
    飲料100g当たり0.005~1.25gのビタミンCをもたらす量でアスコルビン酸またはその塩を添加すること、および
    飲料100g当たり0.0012~0.008gのβカロテンをもたらす量でニンジン由来原料を添加すること
    を含む製造方法。
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