JP2006254264A - 録画再生装置一体型テレビ、録画再生装置およびav機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】録画予約をしたこと、または録画予約がされていないことをユーザに事前に知らせる。
【解決手段】DVDレコーダ一体型テレビ1で録画予約するときに、録画開始時刻の前に行なわれる事前通知の要否、事前通知の警報種別(ブザー35など)、および事前通知の先行時間も一緒に設定され、メモリ17に保存される。そして、録画開始時刻よりも先行時間だけ早い時刻になり、事前通知要と設定されていると、マイコン16がメモリ17中の警報種別をリモコン30に送信する。リモコン30側では、マイコン34が受信した警報種別に基づいてブザー35などを作動させる。このようにして録画予約された放送番組が始まる前に事前通知が行われるので、録画予約をしたことを忘れていても、ユーザはモニタ13の電源を入れて放送番組を録画しながら視聴することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】DVDレコーダ一体型テレビ1で録画予約するときに、録画開始時刻の前に行なわれる事前通知の要否、事前通知の警報種別(ブザー35など)、および事前通知の先行時間も一緒に設定され、メモリ17に保存される。そして、録画開始時刻よりも先行時間だけ早い時刻になり、事前通知要と設定されていると、マイコン16がメモリ17中の警報種別をリモコン30に送信する。リモコン30側では、マイコン34が受信した警報種別に基づいてブザー35などを作動させる。このようにして録画予約された放送番組が始まる前に事前通知が行われるので、録画予約をしたことを忘れていても、ユーザはモニタ13の電源を入れて放送番組を録画しながら視聴することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、録画予約やオンタイマーなどの動作予約設定機能を備えた録画再生装置一体型テレビ、録画再生装置およびAV機器に関する。
殆どのDVDレコーダやテレビなどのAV機器では、リモコンから所定の動作の動作開始時刻を指定する動作予約設定、例えば録画予約やオンタイマーによる電源オンが行えるようになっている。動作予約設定してから時間が経過すると設定内容がユーザに定かでなくなり、設定内容を確認したくなることがある。この場合、リモコンを操作して設定内容をテレビ画面などに表示させれば確認できるが、ユーザにとってはリモコンの操作が煩わしい。そこで、設定内容を自動的に表示または音声案内することが提案されている(例えば、特許文献1)。ここでは、オートサーフィン機能などを動作予約設定できる携帯型情報端末が公衆回線に接続された保持台に置かれた場合、動作予約設定が行われているときは、設定内容が携帯型情報端末の表示部に表示され、あるいは音声案内が行なわれる。動作予約設定が行われていないときは、動作予約設定を行うための入力画面が表示される。また、携帯型情報端末と同様の機能を備えた装置がテレビのリモコンとして使用される場合は、上記保持台はテレビ本体に組み込まれる。
特開2000−259576号公報(段落0001〜0010、0019〜0030、0092〜0094)
上記特許文献1のものにおいては、設定内容が自動的に表示されるので、ユーザの利便性は向上する。しかし、動作予約設定したこと自体を全く忘れているような場合には、ユーザは設定内容を確認することなど思いつかない。例えば、DVDレコーダで放送番組を録画しながら視聴しようとして録画予約したにもかかわらず、録画予約したことを忘れてしまうと、その放送番組は録画されるものの録画しながらの視聴ができなくなってしまう。また、テレビで放送番組を見ようとして放送開始時刻になったら電源が入るように動作予約設定をした場合、動作予約設定をしたことを忘れて別の部屋にいると、電源が入ったことに気づかずに放送番組を見逃してしまう。一方、連続テレビ放送番組では、録画予約をしなければならないにもかかわらず、録画予約をするのを忘れて録画をしそこなうことがある。
本発明は、上記問題点を解決するものであって、その課題とするところは、動作予約設定をしたこと、または録画予約がされていないことをユーザに事前に知らせる機能を備えた録画再生装置一体型テレビ、録画再生装置およびAV機器を提供することにある。
第1の発明では、装置本体とリモコンとからなり、テレビ放送番組の録画予約機能を有する録画再生装置一体型テレビにおいて、装置本体は、録画予約の録画開始時刻の前に行われる事前通知の要否、事前通知の警報種別および事前通知の先行時間を録画予約ごとに設定する設定手段と、設定手段で設定された事前通知の要否、警報種別および先行時間を録画予約の録画開始時刻と対応付けて記憶する記憶部と、記憶部に記憶された事前通知要の録画予約の録画開始時刻と先行時間とに基づいて、事前通知の通知時刻に到達したか否かを判定する判定手段と、判定手段が通知時刻に到達したと判定したときに、当該録画予約に係る警報種別を電波信号によってリモコンに送信する送信手段と、を備える。リモコンは、装置本体から送信される警報種別を受信する受信手段と、受信手段が受信した警報種別に基づいて作動する複数の警報手段と、を備える。
ここで、上記の設定手段および判定手段は実施形態に示す装置本体のマイコンに相当するものである。
上記のように、録画予約の録画開始時刻の前にブザーなどの警報手段が作動するので、録画予約をしたことを忘れているユーザに、そのことを気づかせることができる。これにより、ユーザが所定のアクション(例えばモニタの電源を入れる)を採ることが可能となり、上述の録画しながらの放送番組を見逃すといった問題などを防止することができる。また、リモコンへの事前通知が電波信号によって行われるので、リモコンが装置本体のある部屋の外に持ち出されていても、リモコンを持ち出しているユーザに警報手段による事前通知を行うことができる。さらに、リモコンが複数の警報手段を備えており、録画予約ごとに事前通知の要否、警報の種別および先行時間を設定できるので、録画予約した放送番組の種類や、ユーザの好み、録画再生装置一体型テレビの使用状況などに応じた事前通知を行うことができる。
第2の発明では、装置本体とリモコンとからなり、動作予約設定機能を有するAV機器において、装置本体は、動作予約設定の動作開始時刻よりも所定時間だけ早い通知時刻に到達したか否かを判定する判定手段と、判定手段が通知時刻に到達したと判定したときに、事前通知を無線でリモコンに送信する送信手段と、を備える。リモコンは、装置本体から送信される事前通知を受信する受信手段と、受信手段が事前通知を受信すると作動する警報手段と、を備える。
ここで、上記の判定手段は実施形態に示す装置本体のマイコンに相当するものである。また、上記の無線による送受信は、電波や赤外線などによって行なわれる。
上記のように、動作予約設定(録画予約やオンタイマーによる電源オン)の動作開始時刻の前にブザーなどの警報手段が作動するので、動作予約設定をしたことを忘れているユーザに、そのことを気づかせることができる。これにより、ユーザが所定のアクション(例えばAV機器が接続されたテレビの電源を入れる)を採ることが可能となり、上述の録画しながらの放送番組を見逃すといった問題などを防止することができる。
第3の発明では、装置本体とリモコンとからなり、テレビ放送番組の録画予約機能を有する録画再生装置一体型テレビにおいて、装置本体は、録画予約が忘れられていると推定される今後の放送番組の開始前に行われる事前通知の警報種別および事前通知の先行時間を設定する設定手段と、設定手段で設定された警報種別および先行時間、ならびに過去に録画された放送番組の履歴を記憶する記憶部と、記憶部に記憶された先行時間内に開始される今後の放送番組であって、録画予約が忘れられていると推定される放送番組を、記憶部に記憶された履歴中の放送番組間の開始時刻およびチャンネルの同一性に基づいて推定する推定手段と、推定手段が今後の放送番組を推定したときに、推定された放送番組が既に録画予約されているか否かを判定する判定手段と、判定手段が推定された放送番組が録画予約されていないと判定したときに、警報種別を電波信号によってリモコンに送信する送信手段と、を備える。リモコンは、装置本体から送信される警報種別を受信する受信手段と、受信手段が受信した警報種別に基づいて作動する複数の警報手段と、を備える。
ここで、上記の設定手段、推定手段および判定手段は実施形態に示す装置本体のマイコンに相当するものである。
上記のように、録画予約が忘れられていると推定される放送番組が見つかると、当該放送番組の開始前にブザーなどの警報手段が作動するので、録画予約するのを忘れたことをユーザに気づかせることができる。これにより、ユーザが所定のアクション(例えばリモコンの録画キーを押して録画をする)を採ることができるので、録画をしそこなうという問題を防止することができる。また、リモコンへの事前通知が電波信号によって行われるので、リモコンが装置本体のある部屋の外に持ち出されていても、リモコンを持ち出しているユーザに警報手段による事前通知を行うことができる。さらに、リモコンが複数の警報手段を備えており、事前通知の警報種別および先行時間を設定できるので、ユーザの好みや録画再生装置一体型テレビの使用状況などに応じた事前通知を行うことができる。さらに、録画しそこなうという問題が起きないことから、推定手段で推定された録画予約済みの放送番組に対しては事前通知を行わないようにしているので、事前通知がされたときに、何をすべきかの判断がユーザにとって容易となる。
第4の発明では、装置本体とリモコンとからなり、テレビ放送番組の録画予約機能を有する録画再生装置において、装置本体は、過去に録画された放送番組の履歴を記憶する記憶部と、所定時間内に開始される今後の放送番組であって、録画予約が忘れられていると推定される放送番組を、記憶部に記憶された履歴中の放送番組間の開始時刻およびチャンネルの同一性に基づいて推定する推定手段と、推定手段が今後の放送番組を推定したときに、事前通知を無線でリモコンに送信する送信手段と、を備える。リモコンは、装置本体から送信される事前通知を受信する受信手段と、受信手段が事前通知を受信すると作動する警報手段と、を備える。
ここで、上記の推定手段は実施形態に示す装置本体のマイコンに相当するものである。また、上記の無線による送受信は、電波や赤外線などによって行なわれる。
上記のように、録画予約が忘れられていると推定される放送番組が見つかると、当該放送番組の開始前にブザーなどの警報手段が作動するので、録画予約するのを忘れたことをユーザに気づかせることができる。これにより、ユーザが所定のアクション(例えばリモコンの録画キーを押して録画をする)を採ることができるので、録画をしそこなうという問題を防止することができる。
本発明によれば、動作予約設定をしたことがユーザに事前に通知されるので、ユーザが動作予約設定をしたことを忘れていても、適切なアクションを採ることができ、録画しながらの放送番組を見逃すといった問題などを防止することができる。また、録画予約がされていないことがユーザに事前に通知されるので、ユーザが録画予約をするのを忘れていても、適切なアクションを採ることができ、録画をしそこなうという問題を防止することができる。
図1は、本発明に係る録画再生装置一体型テレビの1つであるDVDレコーダ一体型テレビ(以下、一体型テレビという)の構成を示す。(a)は装置本体とリモコンとで構成される一体型テレビの全体構成を示し、(b)はリモコンの構成を示す。(a)において、リモコン30以外のものが装置本体10である。以下、図1を参照して一体型テレビ1の構成について説明する。装置本体10は、アンテナ11で受信されたテレビ放送の放送信号に対して信号処理部12で各種の信号処理を施し、液晶表示パネルなどからなるモニタ13にテレビ放送の映像を表示し、スピーカ14から音声を出力する。また、放送信号をDVD−Rなどの記録可能型のDVD15に記録し、さらにDVD15に記録された映像や音声を再生する。
マイコン16は、CPUやROM、RAM、時計回路などを備えており、ROMに格納されたプログラムをCPUが実行することにより、テレビ放送の映像および音声の出力やDVD15の録画・再生のための制御を行う。また、時計回路から読み出した時刻データ(年月日も含む)を用いて後述する処理を実行する。マイコン16には、メモリ17、赤外線通信部18、および無線通信部19が接続されている。
赤外線通信部18は、リモコン30から受信した赤外線信号を電気信号に変換してマイコン16に送る。この電気信号に基づいて、マイコン16がテレビ放送のチャンネル切り換えや録画予約などの処理を実行する。無線通信部19は、マイコン16から受取った信号を電波信号に変換してリモコン30に送信する。この電波信号は一般家庭の家屋内で受信可能であるので、リモコン30が装置本体10のある部屋の外に持ち出されていても、電波信号を受信できる。メモリ17は、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリであり、録画予約の設定データなどを記憶する。
リモコン30のマイコン34も、CPUやROM、RAMなどを備えており、赤外線通信部31などを制御する。マイコン34は、キーパッド33のキーが押されたことを検出すると、当該キーの信号を赤外線通信部31に送る。赤外線通信部31は、当該信号を赤外線信号に変換して装置本体10に送信する。無線通信部32は、装置本体10から受信した電波信号を電気信号に変換してマイコン34に送る。この電気信号は、ブザー35、LED(発光ダイオード)36および振動発生器37の少なくとも1つを作動させるための信号であり、マイコン34は当該信号に基づいてブザー35などを作動させる。このブザー35、LED36および振動発生器37が本発明における警報手段に相当する。
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。本実施形態では、録画予約などの動作予約設定の予約時刻、すなわち録画などの開始時刻の数分前に装置本体10からリモコン30に上記の電波信号を送信し、この信号でブザー35などを作動させる。つまり、この事前通知によって予約時刻が近いことをユーザに知らせる。上記の数分は、ブザー35などが作動してからユーザが所定のアクションを完了するまでの時間、例えば別の部屋から装置本体10の前に移動するまでの時間であり、通常は5分程度である。以下では、録画予約の場合を例にして説明する。
図2はモニタ13に表示される録画予約画面を示す。この録画予約画面50は、リモコン30で所定の操作がされると表示され、放送番組の録画を予約する録画予約部51と事前通知の方法を設定するための事前通知設定部52とからなる。録画予約部51は従来のものと同様であるので説明を省略する。事前通知設定部52では、録画予約部51で選択されているもの、ここではNo.12に対する事前通知の方法が設定される。この設定は、リモコン30のキーパッド33の所定のキーを操作することにより行われる。また、設定項目として、事前通知の要否、事前通知の警報種別、および予約時刻(録画開始時刻)に先行する事前通知の先行時間がある。
事前通知要と設定されたときには上記の事前通知が行われ、事前通知否と設定されたときには事前通知は行われない。警報種別の設定により、ブザー35、LED36および振動発生器37の1つまたは複数が指定される。ここではブザー35が指定されている。先行時間の設定により、予約時刻の何分前に事前通知がリモコン30に送信されるが指定される。ここでは予約時刻(録画開始時刻)が22:00であり、先行時間が3分と設定されているので、事前通知が行われる通知時刻は21:57になる。そして、各項目が設定された後、リモコン30でOKボタンを押す操作が行われると、マイコン16は、録画予約の設定データと事前通知の設定データとを対応付けてメモリ17に保存し、録画予約画面50をモニタ13から消す。尚、リモコン30を操作して再び録画予約画面50を表示させれば、事前通知の設定データを変更することができる。
図3は装置本体10での事前通知処理を示す。この処理は一定時間(例えば10秒)ごとに実行され、まず、マイコン16は、メモリ17の記憶内容を調べることにより、事前通知要と設定された録画予約があるか否かを判定する(S1)。事前通知要の録画予約がある場合は(S1:YES)、メモリ17中の先行時間および録画開始時刻から導き出される事前通知の通知時刻と現在時刻とを比較することにより、事前通知の通知時刻に到達しているか否かを判定する(S2)。通知時刻に到達している場合は(S2:YES)、メモリ17中の警報種別のデータをリモコン30に送信し(S3)、すなわち事前通知を送信し、その後、処理を終了する。一方、事前通知要の録画予約がない場合(S1:NO)、および現在時刻が事前通知の通知時刻に到達していない場合は(S2:NO)、マイコン16は何もせずに処理を終了する。
リモコン30側では、上記の警報種別のデータを装置本体10から受信すると、すなわち事前通知を受信すると、マイコン34が当該データにしたがってブザー35、LED36、または振動発生器37を作動させる。警報種別のデータにおいて、ブザー35が指定されているときはブザー35が鳴り、LED36が指定されているときはLED36が点滅し、振動発生器37が指定されているときは振動発生器37が振動する。また、ブザー35とLED36とが指定されているときは、ブザー35が鳴るとともにLED36が点滅する。また、ブザー35の鳴動などはキーパッド33の所定のキーが押されると停止する。
上記のように、録画予約の予約時刻になる前にブザー35などが作動するので、録画予約をしたことを忘れているユーザに、そのことを気づかせることができる。これにより、ユーザが所定のアクション(例えばモニタ13の電源を入れる)を採ることが可能となり、上述の録画しながらの放送番組を見逃すといった問題を防止することができる。
以上述べた実施形態においては、事前通知の要否、警報種別および先行時間をそれぞれ設定できるようにしたが、上記の設定を全てできるようにしなくとも本発明を実施することができる。例えば、リモコン30がブザー35しか備えていない場合には、警報種別の設定は無意味である。また、事前通知の要否を設定せずに常に事前通知をするようにしてもよいし、先行時間を設定せずに予約時刻の一定時間(例えば5分)前に事前通知をするようにしてもよい。
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態では、ユーザが録画予約するのを忘れたとき、すなわち録画予約がされるべきであったのにされていないときに、そのことをユーザに事前に通知する。上述のように、録画予約の設定データはメモリ17に保存されるが、録画が終了するとメモリ17から削除される。本実施形態では、録画の履歴を一定期間(例えば3ヶ月)にわたって録画履歴ファイルとしてメモリ17に保存し、録画履歴ファイルを利用して上記の事前通知を行なう。録画履歴ファイルには、録画予約により、および録画予約によらずに録画された放送番組の年月日、録画開始時刻(放送開始時刻)および放送チャンネルが記録されている。
図4は装置本体10での事前通知処理を示す。この処理は一定時間(例えば30秒)ごとに実行され、まず、マイコン16は、録画履歴ファイルをサーチして放送開始時刻まで所定時間以内(例えば5分以内)のファイル中の放送番組のうちで事前通知要の放送番組を推定する(S11)。ここで、事前通知要の放送番組とは、ユーザが録画予約するのを忘れたと推定される放送番組のことである。この推定は、録画履歴ファイル中の放送番組間の録画開始時刻およびチャンネルの同一性に基づいて行われる。
例えば、現時点が木曜日の10:55であるとときに、先々週と先週の木曜日の11:00から同じチャンネルの放送番組が録画されていれば、当該チャンネルで本日の11:00から始まる放送番組が事前通知要の放送番組と推定される。それに対し、先々週と先週の木曜日の11:00から異なるチャンネルの放送番組が録画されていれば、両チャンネルで本日の11:00から始まる放送番組は事前通知要の放送番組ではないと推定される。また、現時点が木曜日の10:55であるとときに、今週の月曜日から水曜日まで連続して11:00から同じチャンネルの放送番組が録画されていれば、当該チャンネルで本日の11:00から始まる放送番組が事前通知要の放送番組と推定される。
そして、事前通知要の放送番組が推定された場合は(S12:YES)、その放送番組が既に録画予約されているか否かを調べる(S13)。録画予約されていない場合は(S13:NO)、ユーザが録画予約するのを忘れている可能性が高いので、マイコン16は、上記の警報種別のデータを電波によってリモコン30に送信し(S14)、すなわち事前通知を送信し、その後、処理を終了する。一方、事前通知要の放送番組が推定されなかった場合(S12:NO)、および事前通知要の放送番組が推定されたが当該放送番組が既に録画予約されている場合は(S13:YES)、マイコン16は何もせずに処理を終了する。リモコン30側では、上記の警報種別のデータを受信すると、すなわち事前通知を受信すると、当該データにしたがってブザー35、LED36または振動発生器37を作動させる。
上記のように、ユーザが録画予約するのを忘れていると推定される放送番組が見つかると、当該放送番組の開始前にブザー35などが作動するので、録画予約するのを忘れたことをユーザに気づかせることができる。これにより、ユーザが所定のアクション(例えばリモコン30のキーパッド33の録画キーを押して録画をする)を採ることができるので、録画をしそこなうという問題を防止することができる。
上記の説明では、警報種別および先行時間(上記の放送開始時刻までの所定時間のこと)の設定について触れなかったが、両設定データが所定の設定処理によって設定され、メモリ17に保存されているものとしている。また、警報種別および先行時間を設定せずに、常にブザー35だけを用いるようにしてもよいし、先行時間を一定の時間(例えば5分間)としてもよい。また、上記説明では、推定された放送番組が既に録画予約されている場合は(S13:YES)録画しそこなうという問題は生じないので、警報種別のデータをリモコン30に送信しないようにした。これに代えて、既に録画予約されていても警報種別のデータをリモコン30に送信するようにしてもよい。このようにすれば、先の実施形態と同様に、録画予約したことをユーザに気づかせることができる。
以上述べた第1、第2の実施形態においては、事前通知のためにブザー35などが作動するだけであったが、リモコン30に表示部を設け、装置本体10のマイコン16が送信する事前通知の対象を示すデータを表示部に表示するようにしてもよい。この場合、第1の実施形態では「あと5分で6チャンネルの放送番組の録画が開始されます」というように表示され、第2の実施形態では「5分後に始まる6チャンネルの放送番組を録画しますか?」というように表示される。このようにすれば、ブザー35などが作動した原因が明確になるので、何をすべきかをユーザが容易に判断できるとともに、第2の実施形態においては、事前通知を推定された放送番組の開始時刻の数分前ではなく、数時間前や前日に行なっても、ユーザが適切なアクション(例えば録画予約をする)を採ることができる。
また、上記第1、第2の実施形態では、録画再生装置一体型テレビがDVDレコーダ一体型テレビ1である場合について説明したが、ビデオテープやハードディスクなどを記録媒体とする録画再生装置一体型テレビにおいても本発明を実施することができる。また、本発明は、録画再生装置一体型テレビだけでなく、録画再生装置(例えばDVDレコーダ)や、テレビ、オーディオ機器などのAV機器でも実施することができる。
さらに、上記第1、第2の実施形態では、事前通知用の設定データや録画履歴ファイルを記憶する記憶部として不揮発性のメモリ17を用いたが、他の記憶媒体、例えばハードディスクを使用することもできる。さらに、上記第1、第2の実施形態では、電波信号によって事前通知を行なったが、赤外線信号などを用いても本発明は実施可能である。但し、装置本体10とリモコン30とが異なる部屋にある場合にはリモコン30で事前通知を受信できなくなる。
1 DVDレコーダ一体型テレビ(一体型テレビ)
10 装置本体
15 DVD(記録媒体)
16 マイコン
17 メモリ(記憶部)
19 無線通信部(送信手段)
30 リモコン
32 無線通信部(受信手段)
34 マイコン
35 ブザー(警報手段)
36 LED(警報手段)
37 振動発生器(警報手段)
10 装置本体
15 DVD(記録媒体)
16 マイコン
17 メモリ(記憶部)
19 無線通信部(送信手段)
30 リモコン
32 無線通信部(受信手段)
34 マイコン
35 ブザー(警報手段)
36 LED(警報手段)
37 振動発生器(警報手段)
Claims (4)
- 装置本体とリモコンとからなり、テレビ放送番組の録画予約機能を有する録画再生装置一体型テレビにおいて、
前記装置本体は、
前記録画予約の録画開始時刻の前に行われる事前通知の要否、事前通知の警報種別および事前通知の先行時間を前記録画予約ごとに設定する設定手段と、
前記設定手段で設定された事前通知の要否、警報種別および先行時間を前記録画予約の録画開始時刻と対応付けて記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された事前通知要の録画予約の録画開始時刻と先行時間とに基づいて、前記事前通知の通知時刻に到達したか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段が通知時刻に到達したと判定したときに、当該録画予約に係る前記警報種別を電波信号によってリモコンに送信する送信手段と、を備え、
前記リモコンは、
前記装置本体から送信される前記警報種別を受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した警報種別に基づいて作動する複数の警報手段と、を備えることを特徴とする録画再生装置一体型テレビ。 - 装置本体とリモコンとからなり、動作予約設定機能を有するAV機器において、
前記装置本体は、
前記動作予約設定の動作開始時刻よりも所定時間だけ早い通知時刻に到達したか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段が通知時刻に到達したと判定したときに、事前通知を無線でリモコンに送信する送信手段と、を備え、
前記リモコンは、
前記装置本体から送信される前記事前通知を受信する受信手段と、
前記受信手段が前記事前通知を受信すると作動する警報手段と、を備えることを特徴とするAV機器。 - 装置本体とリモコンとからなり、テレビ放送番組の録画予約機能を有する録画再生装置一体型テレビにおいて、
前記装置本体は、
前記録画予約が忘れられていると推定される今後の放送番組の開始前に行われる事前通知の警報種別および事前通知の先行時間を設定する設定手段と、
前記設定手段で設定された警報種別および先行時間、ならびに過去に録画された放送番組の履歴を記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された先行時間内に開始される今後の放送番組であって、録画予約が忘れられていると推定される放送番組を、前記記憶部に記憶された履歴中の放送番組間の開始時刻およびチャンネルの同一性に基づいて推定する推定手段と、
前記推定手段が今後の放送番組を推定したときに、推定された放送番組が既に録画予約されているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段が推定された放送番組が録画予約されていないと判定したときに、前記警報種別を電波信号によってリモコンに送信する送信手段と、を備え、
前記リモコンは、
前記装置本体から送信される前記警報種別を受信する受信手段と、
前記受信手段が受信した警報種別に基づいて作動する複数の警報手段と、を備えることを特徴とする録画再生装置一体型テレビ。 - 装置本体とリモコンとからなり、テレビ放送番組の録画予約機能を有する録画再生装置において、
前記装置本体は、
前記過去に録画された放送番組の履歴を記憶する記憶部と、
所定時間内に開始される今後の放送番組であって、録画予約が忘れられていると推定される放送番組を、前記記憶部に記憶された履歴中の放送番組間の開始時刻およびチャンネルの同一性に基づいて推定する推定手段と、
前記推定手段が今後の放送番組を推定したときに、事前通知を無線でリモコンに送信する送信手段と、を備え、
前記リモコンは、
前記装置本体から送信される前記事前通知を受信する受信手段と、
前記受信手段が前記事前通知を受信すると作動する警報手段と、を備えることを特徴とする録画再生装置。
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JP2005070338A JP2006254264A (ja) | 2005-03-14 | 2005-03-14 | 録画再生装置一体型テレビ、録画再生装置およびav機器 |
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JP2005070338A JP2006254264A (ja) | 2005-03-14 | 2005-03-14 | 録画再生装置一体型テレビ、録画再生装置およびav機器 |
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2005
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