JP2006254129A - ヒストグラム表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】一連の被写体画像からなる動画像とともにヒストグラムを表示するときの利便性を向上させることが可能となるヒストグラム表示装置を提供する。
【解決手段】例えばスルー画像101の表示中、画像内で被写体の任意の一部に設定したオートフォーカス用のAFエリア101aを追尾させる。ヒストグラムの更新時に、人物102の移動に伴い、画像内のAFエリア101aがヒストグラム103の表示域と重なる位置に移動していたら、ヒストグラム103の表示域をAFエリア101aと重ならない他の領域に自動的に変更することにより、ヒストグラム103をAFエリア101aに重ならない場所に逃がす。ヒストグラム103によってAFエリア101aが見えにくくなる事態を回避する。
【選択図】 図4

Description

本発明は、デジタルカメラに用いて好適なヒストグラム表示装置に関するものである。
従来、デジタルカメラにおいては、例えばLCDなどの表示装置に、撮影待機状態で撮像した被写体のスルー画像を表示する間、その一部に被写体画像の輝度分布を示すヒストグラムを表示する機能を備えたものが多い。また、例えば下記特許文献1には、ヒストグラムとして、画像全体の輝度分布のみならず、特定範囲(ターゲット領域)の輝度分布を示すヒストグラムを表示させたり、さらにユーザーによるターゲット領域の指定を可能とすることにより、撮影者に対してより細かな輝度情報の提供を可能とするカメラが記載されている。
特開2004−208028号公報
しかしながら、上記のようにユーザーがヒストグラムのターゲット領域を指定可能であったとしても、撮影者がヒストグラムを利用するときの状況を考えると、以下のような問題があった。すなわち、主たる被写体が存在する領域をヒストグラムのターゲット領域としたい場合、撮影者は、主たる被写体が移動する毎に、ターゲット領域を指定し直すといった煩雑な作業を余儀なくされるという問題があった。また、主たる被写体の位置がヒストグラムの表示位置と重なると被写体もしくはヒストグラムが見づらくなるといった問題もあった。
本発明は、かかる従来の課題に鑑みてなされたものであり、一連の被写体画像からなる動画像とともにヒストグラムを表示するときの利便性を向上させることが可能となるヒストグラム表示装置の提供を目的とする。
前記課題を解決するため請求項1の発明にあっては、動画像の表示に際し、動画像とともにヒストグラムを表示するヒストグラム表示装置であって、前記動画像を取得する動画像取得手段と、この動画像取得手段により取得される動画像中における注目被写体を追尾し、該注目被写体部分に対応する注目領域を示す領域情報を取得する領域取得手段と、この領域取得手段により取得された領域情報により示される注目領域の画像データに基づきヒストグラムデータを作成する作成手段と、前記動画像とともに、前記作成手段により作成されたヒストグラムデータに基づくヒストグラムを表示手段に表示させる表示制御手段とを備えたものとした。
かかる構成においては、動画像を表示している間、動画像の一部には、常に、先行して設定された被写体部分に対応する注目領域をターゲット領域としたヒストグラムが表示される。したがって、ヒストグラムの対象である特定の被写体部分が画面内で移動する場合であっても、ターゲット領域を指定し直すといった煩雑な作業を必要とすることなく、その被写体部分のヒストグラムを継続して確認することができる。
また、請求項2の発明にあっては、前記表示制御手段は、前記動画像中に、前記領域取得手段に取得された領域情報により示される注目領域を表わす注目枠を表示させる枠表示手段を含むものとした。
また、請求項3の発明にあっては、前記表示制御手段は、前記動画像の一部であって、前記領域取得手段に取得された領域情報により示される注目領域と重ならない表示域に、前記作成手段により作成されたヒストグラムデータに基づくヒストグラムを表示させるものとした。
かかる構成においては、ヒストグラムの対象である特定の被写体部分が画面内で移動する場合であっても、ヒストグラムの表示領域が常に特定の被写体部分を避ける位置に自動的に変更されることにより、特定の被写体部分がヒストグラムによって見づらくなる状態が未然に回避される。
また、請求項4の発明にあっては、動画像の表示に際し、動画像の一部にヒストグラムを表示するヒストグラム表示装置であって、前記動画像を取得する動画像取得手段と、この動画像取得手段により取得される動画像に基づきヒストグラムデータを作成する作成手段と、 前記動画像取得手段により取得される動画像中における注目被写体を追尾し、該注目被写体部分に対応する注目領域を示す領域情報を取得する領域取得手段と、前記動画像の一部であって、前記領域取得手段により取得された領域情報により示される注目領域と重ならない表示域に、前記作成手段により作成されたヒストグラムデータに基づくヒストグラムを表示手段に表示させる表示制御手段とを備えたものとした。
かかる構成においては、ヒストグラムの表示領域が常に特定の被写体部分を避ける位置に自動的に変更されることにより、特定の被写体部分がヒストグラムによって見づらくなる状態が未然に回避される。
また、請求項5の発明にあっては、前記表示制御手段により表示手段に表示される動画像を撮像する撮像手段を備えたものとした。
かかる構成においては、撮像手段を有する構成において、撮影待機状態におけるスルー画像や、撮影中の動画像を表示しているとき、ヒストグラムの対象である特定の被写体部分が画面内で移動する場合であっても、ターゲット領域を指定し直すといった煩雑な作業を必要とすることなく、その被写体部分のヒストグラムを継続して確認することができたり、その被写体部分がヒストグラムによって見づらくなる状態が未然に回避されたりする。
また、請求項6の発明にあっては、前記表示制御手段により表示手段に表示される動画像を撮像する撮像手段と、この撮像手段により撮像された動画像を記録する画像記録手段と、前記領域取得手段により取得された領域情報を、前記動画像と対応付けて前記画像記録手段に記録させる記録制御手段と、前記画像記録手段から前記動画像、及び当該動画像に対応付けられている領域情報を読み出す読み出し手段とを備え、前記表示制御手段は、前記読み出し手段によって読み出された動画像を表示し、前記作成手段は、前記読み出し手段によって読み出された動画像に対応付けられている領域情報により示される注目領域の画像データに基づきヒストグラムデータを作成するものとした。
かかる構成においては、撮像手段を有する構成において、記録した動画像を再生しているとき、ターゲット領域を指定し直すといった煩雑な作業を必要とすることなく、その被写体部分のヒストグラムを継続して確認することができたり、その被写体部分がヒストグラムによって見づらくなる状態が未然に回避されたりする。
また、請求項7の発明にあっては、前記領域取得手段に取得された領域情報により示される注目領域をフォーカス領域としてフォーカス制御を行うフォーカス制御手段を備えたものとした。
かかる構成においては、撮像手段を有する構成において、撮影待機状態におけるスルー画像や、撮影中の動画像を表示しているとき、ヒストグラムの表示対象であるフォーカス領域が画面内で移動する場合であっても、フォーカス領域をターゲット領域を指定し直すといった煩雑な作業を必要とすることなく、フォーカス領域のヒストグラムを継続して確認することができたり、フォーカス領域がヒストグラムによって見づらくなる状態が未然に回避されたりする。
また、請求項8の発明にあっては、動画像の表示に際し、動画像とともにヒストグラムを表示するヒストグラム表示装置が有するコンピュータに、前記動画像を取得する処理と、取得した動画像中における注目被写体を追尾し、該注目被写体部分に対応する注目領域を示す領域情報を取得する処理と、取得した領域情報により示される注目領域の画像データに基づきヒストグラムデータを作成する処理と、前記動画像とともに、前記ヒストグラムデータに基づくヒストグラムを表示させる処理とを実行させるためのプログラムとした。
また、請求項9の発明にあっては、動画像の表示に際し、動画像の一部にヒストグラムを表示するヒストグラム表示装置が有するコンピュータに、前記動画像を取得する処理と、取得した動画像に基づきヒストグラムデータを作成する処理と、取得した動画像中における注目被写体を追尾し、該注目被写体部分に対応する注目領域を示す領域情報を取得する処理と、前記動画像の一部であって、取得した領域情報により示される注目領域と重ならない表示域に、前記ヒストグラムデータに基づくヒストグラムを表示手段に表示させる処理とを実行させるためのプログラムとした。
以上のように本発明においては、ヒストグラムの対象である特定の被写体部分が画面内で移動する場合であっても、ターゲット領域を指定し直すといった煩雑な作業を必要とすることなく、その被写体部分のヒストグラムを継続して確認することができるようにした。よって、一連の被写体画像からなる動画像にヒストグラムを表示するときの利便性を向上させることが可能となる。
また、特定の被写体部分が画面内で移動する場合であっても、ヒストグラムの表示領域が常に特定の被写体部分を避ける位置に自動的に変更されることにより、特定の被写体部分がヒストグラムによって見づらくなる状態が未然に回避されるようにした。よって、一連の被写体画像からなる動画像にヒストグラムを表示するときの利便性を向上させることが可能となる。
また、撮像手段を有する構成において、撮影待機状態におけるスルー画像や、撮影中の動画像を表示しているとき、記録した動画像を再生しているとき等において、フォーカス領域等の特定の被写体部分が画面内で移動する場合であっても、ターゲット領域を指定し直すといった煩雑な作業を必要とすることなく、その被写体部分のヒストグラムを継続して確認することができたり、その被写体部分がヒストグラムによって見づらくなる状態が未然に回避されることから、撮像手段を有する各種装置においてヒストグラムを表示するときの利便性を向上させることが可能となる。
以下、本発明の一実施の形態を図にしたがって説明する。
(実施形態1)
図1は、後述する各実施の形態に共通するデジタルカメラの電気的構成の概略を示すブロック図である。このデジタルカメラは、撮影モードして静止画撮影モード及び動画撮影モードを有するものであり以下の構成を備えている。
すなわちカメラ本体1にはフォーカスレンズを含む光学系2、及び光学系2を介して自己の受光面に被写体の光像が結像される撮像手段であるCCD3が配置されている。CCD3はタイミングジェネレータ7から送られる駆動信号により駆動され、被写体の光像を光電変換し撮像信号として出力する。CCD3からの出力信号はCDS回路4で相関二重サンプリング及びゲイン調整が行われ、A/D変換回路5でデジタル信号に変換される。A/D変換されたベイヤデータはDSP部6に入力され、ペデスタルクランプ等の処理が施された後、ブロック内の輝度・色差マトリックス回路で輝度(Y)信号及び色差(UV)信号に変換される。なお、DSP部6では、オートホワイトバランス、輪郭強調、画素補間などの画品質向上のための処理も行われる。
DSP部6から出力されたYUVデータは解像度変換ブロック8で予め設定された画像サイズに変換された後、1フレーム分のデータが順次内蔵メモリ14(例えばSDRAM)に格納される。内蔵メモリ14に格納された1フレーム分のYUVデータは表示コントローラ11へ送られ、そこでビデオ信号に変換された後、LCD(液晶表示器)12によりスルー画像として表示される。LCD12は、静止画又は動画撮影モードで必要に応じて後述するヒストグラムを表示することにより本発明の表示手段として機能する。
また、静止画撮影モードでは、内蔵メモリ14に格納された1フレーム分のYUVデータは、前記データ圧縮伸長ブロック9でJPEG方式等でデータ圧縮した後コード化され、内蔵メモリ14内でファイル化された後、メディアコントローラ10を介して記録メディア20に静止画データ(静止画ファイル)として記録される。さらに動画撮影モードでは、内蔵メモリ14に格納されたYUVデータは順次データ圧縮伸長ブロック9へ送られ、所定の動画記録方式(例えばMotion−JPEGやMPEG)のコーデックによりデータ圧縮した後コード化され、最終的にはメディアコントローラ10を介して動画ファイルとして記録メディア20(画像記録手段)に記録される。また、データ圧縮伸長ブロック9は、静止画又は動画の再生時には記録メディア20から読み出された静止画や動画のデータを伸張し、静止画データや動画像のフレームデータとして内蔵メモリ14の画像データ作業領域に展開する。
音声処理ブロック15は、音声付の動画撮影時においてカメラ本体1に内蔵されたマイク16に入力した音声をデジタル信号に変換し、データ圧縮後にオーディオデータとして内蔵メモリ14へ送る。内蔵メモリ14に送られたオーディオデータは、動画ファイルと共に記録メディア20に記録される。また、音声処理ブロック15は、音声付動画の再生時には、内蔵メモリ14から送られたオーディオデータを復号し、アナログの音声信号に変換した後、カメラ本体1に内蔵された内蔵スピーカ17から音声出力させる。
キー入力ブロック18は、電源キーと、静止画撮影モード、動画撮影モード、再生モードの各モードの切り替えを行うモード切替キー、MENUキー、シャッターキー等の複数の操作キーを含み、使用者によるキー操作に応じたキー入力信号をCPU13に出力する。なお、シャッターキーは動画撮影時には録画開始/終了ボタンとしても機能する。
フォーカスドライバ21は、AF制御時にCPU13から送られる制御信号に基づき光学系2を構成するフォーカスレンズを光軸方向に駆動するとともに、フォーカスレンズの位置情報をCPU13に逐次出力する。なお、上記AF制御は、CCD3によって撮像された画像データから得られるAF評価値(コントラスト値)によるコントラスト検出方式に基づくものである。
プログラムメモリ19はEEPROMやフラッシュメモリ等の書き換え可能な不揮発性メモリであり、プログラムメモリ19には、CPU13に各ブロックの制御を行わせるためのプログラム、及びその制御に際して使用されるデータが記憶されている。また、上記プログラムやデータ以外にも、ユーザーにより設定されたシステムや各機能に関する各種の設定データが随時記憶される。
CPU13は、前記内蔵メモリ14を必要に応じてワーキングメモリとして使用しながら、上記プログラムに従いキー入力信号に基づき動作することにより前述した各ブロックを制御するとともに、特に本発明の領域取得手段、作成手段、表示制御手段、枠表示手段、フォーカス制御手段として機能する。
次に、以上の構成からなるデジタルカメラの本発明に係る動作を説明する。図2は、デジタルカメラにおいて静止画撮影モードが選択されている間にCPU13が実行する処理内容を示したフローチャートである。
ここで、以下の説明では、AFモードとして、画像内に設定したフォーカス検出用のAFエリアを被写体の動きに追従して移動する自動追尾式のAFモードを有しており、係るAFモードが設定されているものとする。なお、係るAFモードにおいてAFエリアを被写体の動きに追従させる技術は既存のものであり、例えば以下のような方法によるものとする。すなわち連続して撮影された現在よりも1つ前の画像(i−1フレーム)中の予め設定された追跡目標を含む探索エリアの画像データを参照画像データとして記憶しておき、現在の画像(iフレーム)中に設定した探索エリアの画像データと、上記参照画像データとの相関演算を行う。その際、相関度が高ければその探索エリア内に追跡目標が存在するものとして、相関度が最大となる探索エリア(注目領域)を探し、その探索エリアの画像データを参照画像データとして更新記憶するといった処理を繰り返す。そして、係る探索エリアに合わせてAFエリアを決定するものとする。また、AFエリアのサイズは固定されているものとする。
以下、静止画撮影モードにおけるCPU13の処理手順を図2に従って説明する。CPU13は、ユーザーによる静止画撮影モードの設定に伴い、所定のフレームレートでのCCD3による被写体画像の撮像、及び撮像により取得した画像データに基づくLCD12によるスルー画像の表示を開始した後(ステップSA1)、前述した方法により主たる被写体の位置を検出してAFエリアを設定し、設定したAFエリア内の画像データにおいて高周波成分のレベル(コントラスト値)が最も高くなる位置(合焦位置)へフォーカスレンズを移動するAF制御を行うとともに、AFエリアを表わす注目枠101a(図4参照)を表示させる(ステップSA2)。なお、ここでは、AF制御において追尾する被写体は、任意の時点でユーザーにより所定のキー操作が行われた時点でスルー画像内の中央部に位置していた部分の被写体であるものとする。そして、AFエリアを更新したら、ヒストグラム表示処理を行う(ステップSA3)。
ヒストグラム表示処理では、図3に示したように、まず、ステップSA1で撮像された画像データに基づき、被写体画像のうち前述したAFエリア部分について輝度値別に画素数を累計してヒストグラムデータを作成する(ステップSA11)。次に、その時点におけるヒストグラムの表示域(処理開始当初は、予め決められている場所)が、前述したAF制御によって設定したAFエリアと重ならなければ(ステップSA12でNO)、前記ヒストグラムデータに基づくヒストグラムを、表示中のスルー画像における現在設定されている表示域に重畳して表示する(ステップSA14)。
これに対し、現在設定されている表示域が、前述したAF制御によって設定したAFエリアと重なっていたときには(ステップSA12でYES)、その表示域として、AFエリアと重ならない新たな表示域を設定した後(ステップSA13)、前記ヒストグラムデータに基づくヒストグラムを、表示中のスルー画像における新たな表示域に重畳して表示する(ステップSA14)。なお、本実施の形態では、設定可能なヒストグラムの表示域として複数の領域が予め決められているとともに、それらの表示域の座標データがプログラムメモリ19に記憶されており、当該座標データに基づきCPU13がステップSA12の判断を行う。
そして、上記処理が終了した後には図2への処理へ戻り、シャッターキーが押されるまでは(ステップSA4でNO)、前述した処理を繰り返す。これにより一定周期でスルー画像を更新するとともに、主たる被写体の動きに追随してAFエリアを更新する。また、必要に応じAFエリアの移動、つまり被写体の動きに追従するようにヒストグラムの表示域を移動させる。しかる後、シャッターキーが押されたら(ステップSA4でYES)、その時点で記録画像の撮像を行うとともに、取得した画像データを圧縮し静止画ファイルとして記録メディア20に記録し、1回の撮影動作を終了する。
図4に、上述した処理中におけるLCD12の表示画面例を示す。同図(a)は、ある時点のスルー画像101を示したものであり、スルー画像101には人物102の顔部分(主たる被写体)に注目枠(AFエリア)101aが設定され、または画面右下部分にヒストグラム103が表示されている。同図(b)は、同図(a)の時点から、例えば画角等の変更がない状態で人物102が移動したときの状態、同図(c)は、人物102がさらに移動し、それに追従した注目枠101aが、それまでのヒストグラム103の表示域と重なる位置まで移動した結果、ヒストグラム103の表示域が画面右上に変更された状態である。つまり静止画撮影モードでスルー画像を表示している間(撮影待機時)には、人物102が移動したとしても、当初設定された顔部分に追随してAFエリアが設定され、同時に、その領域をターゲット領域とするヒストグラム103が常に主たる被写体を避けるように自動的に移動することとなる。
また、図5は、上記デジタルカメラにおいてユーザーにより動画撮影モードが選択された後、記録操作が行われたとき、CPU13が実行する処理内容を示したフローチャートである。
動画撮影モードにおいてCPU13は、ユーザーによる録画開始指示に応じて(ステップSA21でYES)、所定のフレームレートでのCCD3による被写体画像の撮像、及び撮像により取得した画像データに基づくLCD12によるスルー画像の表示を開始した後(ステップSA22)、フレームタイミングで取得した画像データを動画のフレームデータ(動画データ)として内蔵メモリ14に順次記憶する(ステップSA23)。
引き続き、前述した方法により主たる被写体の位置を検出して、AFエリアを更新し、更新したAFエリア内の画像データにおいて高周波成分のレベル(コントラスト値)が最も高くなる位置(合焦位置)へフォーカスレンズを移動するAF制御を行うとともに、AFエリアを表わす注目枠101a(図4参照)を表示させる(ステップSA24)。なお、動画撮影モードにおいては、AF制御において追尾する被写体を、録画開始指示が行われた時点でスルー画像内の中央部に位置していた部分の被写体であるものとする。そして、AFエリアを更新したら、静止画撮影モードでスルー画像を表示しているときと同様に、図3に示したヒストグラム表示処理を行う(ステップSA25)。
そして、ヒストグラム表示処理が終了した後には図5への処理へ戻り、以後、ユーザーによる録画終了指示があるまでは(ステップSA26でNO)、前述した処理を繰り返す。これにより一定周期でスルー画像を更新するとともに、主たる被写体の動きに追随してAFエリアを更新する。また、必要に応じAFエリアの移動、つまり被写体の動きに追従するようにヒストグラムの表示域を移動させる。しかる後、録画終了指示があったら(ステップSA26でYES)、その時点で、内蔵メモリ14に蓄積されている複数フレーム分の画像データからなる動画データを圧縮し、動画ファイルとして記録メディア20に記録し(ステップSA27)、1回の録画動作を終了する。
これにより動画撮影中においても、静止画撮影モードによる撮影待機状態と同様、当初設定された人物102の顔部分(主たる被写体)に追随してAFエリアを設定させると同時に、AFエリアをターゲット領域とするヒストグラム103を、常に主たる被写体を避けるように自動的に移動させることができる(図4参照)。
以上のように本実施の形態のデジタルカメラにおいては、静止画像や動画像の撮影に際してヒストグラムを表示するとき、主たる被写体の位置が変化したとしても、ヒストグラム103のターゲット領域を指定し直すといった煩雑な作業を必要とすることなく、AFエリアのヒストグラムを継続して確認することができる。しかもヒストグラムによってそれが見えにくくなることがない。よって、画面内にヒストグラムを表示するときの利便性を向上させることができる。
なお、本実施の形態においては、静止画像や動画像の撮影中にAFエリアを被写体に自動追尾し、そのAFエリアをターゲット領域とし、かつそれを避けるようにヒストグラムを表示させるようにしたが、静止画像や動画像の撮影中にAFエリアとは異なる被写体の一部に注目領域を設定して、その注目領域を被写体に自動追尾させ、その注目領域をターゲット領域とし、かつそれを避けるようにヒストグラムを表示させるようにしてもよい。また、設定可能なヒストグラムの表示域として複数の領域が予め決められているものとしたが、表示域を予め決めておくことなく、ヒストグラムを表示する時点でAFエリアの位置に応じて自動的に計算するものとしてもよい。また、被写体画像の一部に表示するヒストグラムを、AFエリア等の注目領域のみの輝度分布を示すものとしたが、ヒストグラムは画面全体の輝度分布を示すものであっても構わない。
(実施形態2)
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。本実施の形態は、図1に示した構成のデジタルカメラにおいて、CPU13を本発明の領域取得手段、作成手段、表示制御手段、枠表示手段、フォーカス制御手段に加えて、記録制御手段および読み出し手段として機能させるためのプログラムが前記プログラムメモリ19に記憶されており、動画像の記録時および再生時に以下の動作を行うものである。
図6は、ユーザーにより動画撮影モードが選択されて記録操作が行われるとき、CPU13が実行する処理内容を示したフローチャートである。
動画撮影モードにおいてCPU13は、ユーザーによる録画開始指示に応じて(ステップSB1でYES)、所定のフレームレートでのCCD3による被写体画像の撮像、及び撮像により取得した画像データに基づくLCD12によるスルー画像の表示を開始し(ステップSB2)、フレームタイミングで取得した画像データを動画のフレームデータ(動画データ)として内蔵メモリ14に順次記憶する(ステップSB3)。さらに、その時点で設定されていたAFエリアの設定位置情報も記憶する(ステップSB4)。ここで記憶する設定位置情報はAFエリアの四隅を示す座標データである。なお、本実施の形態のようにAFエリアの大きさが固定されている場合にはAFエリアの所定位置(例えば、中心位置)を示す座標データでもよい。
引き続き、前述した方法により主たる被写体の位置を検出して、AFエリアを更新し、更新したAFエリア内の画像データにおいて高周波成分のレベル(コントラスト値)が最も高くなる位置(合焦位置)へフォーカスレンズを移動するAF制御を実施する(ステップSB5)。なお、本実施の形態においても、このときAFエリアを表わす注目枠101a(図4参照)を表示させるとともに、AF制御において追尾する被写体は、録画開始指示が行われた時点でスルー画像内の中央部に位置していた部分の被写体であるものとする。
そして、ユーザーによる録画終了指示があるまでは(ステップSB6でNO)、前述した処理を繰り返す。これにより一定周期でスルー画像を更新するとともに、主たる被写体の動きに追随してAFエリアを更新する。しかる後、録画終了指示があったら(ステップSB6でYES)、その時点で、内蔵メモリ14に蓄積されている複数フレーム分の画像データからなる動画データを符号化により圧縮し記録メディア20に記録する(ステップSB7)。これにより1回の録画動作を終了する。
図7(a)は、ここで記録される動画ファイル200のデータ構造の一例を示した図であり、図示したように、動画データ201は、所定のヘッダ情報202と共にAFエリア設定履歴データ202が付加された状態で記録メディア20に記録される。また、AFエリア設定履歴データ202は、同図(b)に示すように、フレーム番号203aと、それと対応するAFエリアの四隅の座標データ203bである。
一方、図8は、ユーザーにより再生モードが選択され、そこで再生対象として任意の動画像が指定されたとき、CPU13が実行する処理内容を示したフローチャートである。
動画再生に際してCPU13は、選択された動画ファイル(動画データ)を記録メディア20から読み出し(ステップSB11)、読み出した動画ファイルに前述したAFエリア設定履歴データ202が付加されていれば(ステップSB12でYES)、「付加有り」を示すフラグ(HG=1)をセット(ステップSB13)する。なお、AFエリア設定履歴データ202が付加されていない場合、例えば他のカメラ等で録画記録された後、記録メディア20にコピーされた動画ファイル等が選択されていた場合には、そのまま次のステップへ進む。
引き続き、設定されているフレームレート毎の、フレーム画像すなわち1フレーム分の画像データのLCD12への表示を開始する(ステップSB14)。そして、前記フラグが初期状態(HG=0)であって、AFエリア設定履歴データ202が付加されていない動画像の再生時には(ステップSB15でNO)、全フレームの表示が完了するまで(ステップSB20でNO)、ステップSB14の処理を繰り返すことにより、通常の動画再生を行う。
また、前記フラグがセットされているときには(ステップSB15でYES)、ステップSB11で読み出したAFエリア設定履歴データ202におけるフレーム毎の座標データ203bに基づき、AFエリアを表わす注目枠101a(図4参照)を表示させる(ステップSB16)。
また、上記AFエリア内の画像データに基づき、被写体画像のうち前述したAFエリア部分について輝度値別に画素数を累計してヒストグラムデータを作成する(ステップSB17)。次に、現在のヒストグラムの表示域(動画の再生開始当初は、予め決められている場所)が、AFエリア設定履歴データ202において示される当該フレーム画像のフレーム番号(コマ番号)に対応するAFエリアの位置と重ならなければ(ステップSB18でNO)、前記ヒストグラムデータに基づくヒストグラムを、表示中のフレーム画像における現在設定されている表示域に重畳して表示する(ステップSB20)。なお、本実施の形態においても、設定可能なヒストグラムの表示域が予め複数用意されるとともに、プログラムメモリ19に複数の表示域の座標データが記憶されており、当該座標データに基づきCPU13がステップSB18の判断を行う。
これに対し、現在設定されている表示域が、AFエリアの位置と重なるときには(ステップSB18でYES)、その表示域として、AFエリアと重ならない新たな表示域を設定した後(ステップSB19)、前記ヒストグラムデータに基づくヒストグラムを、表示中のフレーム画像における新たな設定領域に重畳して表示する(ステップSB20)。
そして、全フレームの表示が完了するまで(ステップSB21でNO)、ステップSB16〜SB20の処理を繰り返す。これにより再生中の動画像と共にヒストグラムをLCD12に表示する一方、必要に応じ、動画記録時に変化していたAFエリアの移動、つまり被写体の動きに追従するようにヒストグラムの表示域を移動させる。しかる後、全フレームの表示を完了した時点で(ステップSB21でYES)、処理を終了する。
これにより、本実施の形態においては、動画像の再生時に、撮影時に意図されていた主たる被写体部分(注目枠101a内)を自動的にターゲット領域としながら再生した動画像に重畳してヒストグラム103を表示させることができ、しかもそれを意図されていた主たる被写体を避けるように自動的に移動させることができる(図4参照)。
したがって、以上説明した第2の実施の形態においては、記録した動画像の再生時においてもヒストグラムを表示することができる。しかもその際には、主たる被写体の位置が変化したとしても、ヒストグラム103のターゲット領域を指定し直すといった煩雑な作業を必要とすることなく、AFエリアのヒストグラムを継続して確認することができる。しかもヒストグラムによってそれが見えにくくなることがない。よって、画面内にヒストグラムを表示するときの利便性を向上させることができる。
なお、本実施の形態においては、ヒストグラムの表示に先立つヒストグラムデータの作成を動画像の再生時に行うようにしたが、ヒストグラムデータの作成は、例えば動画像の撮影中に行うこととし、作成したヒストグラムデータを動画像と対応付けて記録するようにしてもよい。また、動画撮影が終了した後の再生前の任意の時点で自動的に又はユーザーの指示に応じて行うようにしてもよい。
さらに、ヒストグラムデータと同様、ヒストグラムの表示域についても動画像の再生時に決定するようにしたが、それを例えば動画像の撮影中にフレーム毎に決定するとともに、決定したフレーム毎の表示域を動画像と対応付けて予め記録しておいたり、あるいは動画撮影が終了した後の再生前の任意の時点で自動的に又はユーザーの指示に応じて決定し、その時点で動画像と対応付けて予め記録したりしてもよい。
また、AFエリア設定履歴データ202を動画データ201に付加して動画ファイル200内に埋め込む場合について説明したが、動画データ201との対応関係が分かれば、AFエリア設定履歴データ202を動画ファイル200とは別のファイルとして個別に記録させてもよい。係る点については、前述したようにヒストグラムデータやヒストグラムの表示域を動画像と対応付けて予め記録しておく場合においても同様である。
また、本実施の形態においても、動画像の再生中において、動画像の撮影中において設定されたAFエリアをターゲット領域とし、かつそれを避けるようにヒストグラムを表示させるようにしたが、動画像の再生中にAFエリアとは異なる被写体の一部に注目領域を設定して、その注目領域を被写体に自動追尾させ、その注目領域をターゲット領域とし、かつそれを避けるようにヒストグラムを表示させるようにしてもよい。さらには、注目領域のヒストグラムではなく画像全体のヒストグラムを、注目領域を避けるように表示させてもよい。
また、設定可能なヒストグラムの表示域として複数の領域が予め決められているものとしたが、表示域を予め決めておくことなく、ヒストグラムを表示する時点でAFエリアの位置に応じて自動的に計算するものとしてもよい。また、被写体画像の一部に表示するヒストグラムを、AFエリア等の注目領域のみの輝度分布を示すものとしたが、ヒストグラムは画面全体の輝度分布を示すものであっても構わない。
また、上述した第2の実施の形態のデジタルカメラには、第1の実施の形態で説明した動作を行う静止画撮影モード及び動画撮影モードを設けることもできる。その場合は、異なる動画撮影モードのいずれか一方を、動画撮影に先立ちユーザーに事前に選択させればよく、例えば動画撮影に関する設定項目として一般的な録画品質(ファイン、ノーマル、エコノミー等)と共に、ユーザーに選択させてもよい。
また、以上の説明においては、静止画像や動画像の撮影中にAFエリア(注目領域)を被写体に追従させる方法として、前述したように1つ前のフレーム画像に設定していたAFエリアの画像データとの相関度が最大となるエリアを、現在のフレーム画像のAFエリアとする方法を用いる場合について説明したが、それに限らず、以下の方法によってAFエリア(注目領域)を被写体に追従させてもよい。
例えば画像全体を複数エリアに分割しておき、合焦位置を至近側から∞側へ変化させるようフォーカスレンズを駆動させるとともに、その間に画像データにおけるコントラスト値の変化をエリア別に取得する。そして、コントラスト値の最高値が最も近点側の合焦位置で現れるエリアをAFエリアとすることにより、結果的にAFエリアを主たる被写体に追従させてもよい。また、画像内における人物や人物の顔等を画像認識して、それらが存在する領域や、それらを含む領域(大きさは一定でも、可変でも構わない。)を注目領域(AFエリア)とするようにしてもよい。
また、本発明を、静止画像と動画像との双方が記録可能な一般的なデジタルカメラに適用し、デジタルカメラによって本発明のヒストグラム表示装置を実現する場合を示したが、これに限らず、以下のような装置にも本発明は適用することができる。すなわち静止画像のみの記録が可能なデジタルカメラや、デジタルビデオカメラ、カメラ付き携帯電話機、PDA等のカメラ付き情報処理装置にも適用することができる。さらには、CCD等の撮像素子を有していない構成の画像表示装置に、第2の実施の形態で説明した再生モードでの動作と同様の動作を行わせることにより、そのような画像表示装置によっても本発明のヒストグラム表示装置を実現させることもできる。
本発明の各実施の形態に共通するデジタルカメラのブロック図である。 第1の実施の形態における静止画撮影モードでの動作内容を示したフローチャートである。 ヒストグラム表示処理の内容を示したフローチャートである。 静止画撮影時におけるLCD12の表示画面例である。 第1の実施の形態における動画撮影モードでの動作内容を示したフローチャートである。 第2の実施の形態における動画撮影モードでの動作内容を示したフローチャートである。 動画撮影モードで記録される動画ファイルのデータ構造を示す概念図である。 同実施の形態における動画像の再生時の動作内容を示したフローチャートである。
符号の説明
3 CCD
6 DSP部
12 LCD
13 CPU
14 内蔵メモリ
18 キー入力ブロック
19 プログラムメモリ
20 記録メディア
21 フォーカスドライバ
101 スルー画像
101a 注目枠(AFエリア)
102 人物
103 ヒストグラム
200 動画ファイル
201 動画データ
202 ヘッダ情報
203 AFエリア設定履歴データ
203a フレーム番号
203b 座標データ

Claims (9)

  1. 動画像の表示に際し、動画像とともにヒストグラムを表示するヒストグラム表示装置であって、
    前記動画像を取得する動画像取得手段と、
    この動画像取得手段により取得される動画像中における注目被写体を追尾し、該注目被写体部分に対応する注目領域を示す領域情報を取得する領域取得手段と、
    この領域取得手段により取得された領域情報により示される注目領域の画像データに基づきヒストグラムデータを作成する作成手段と、
    前記動画像とともに、前記作成手段により作成されたヒストグラムデータに基づくヒストグラムを表示手段に表示させる表示制御手段と
    を備えたことを特徴とするヒストグラム表示装置。
  2. 前記表示制御手段は、前記動画像中に、前記領域取得手段に取得された領域情報により示される注目領域を表わす注目枠を表示させる枠表示手段を含むことを特徴とする請求項1記載のヒストグラム表示装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記動画像の一部であって、前記領域取得手段に取得された領域情報により示される注目領域と重ならない表示域に、前記作成手段により作成されたヒストグラムデータに基づくヒストグラムを表示させることを特徴とする請求項1又は2記載のヒストグラム表示装置。
  4. 動画像の表示に際し、動画像の一部にヒストグラムを表示するヒストグラム表示装置であって、
    前記動画像を取得する動画像取得手段と、
    この動画像取得手段により取得される動画像に基づきヒストグラムデータを作成する作成手段と、
    前記動画像取得手段により取得される動画像中における注目被写体を追尾し、該注目被写体部分に対応する注目領域を示す領域情報を取得する領域取得手段と、
    前記動画像の一部であって、前記領域取得手段により取得された領域情報により示される注目領域と重ならない表示域に、前記作成手段により作成されたヒストグラムデータに基づくヒストグラムを表示手段に表示させる表示制御手段と
    を備えたことを特徴とするヒストグラム表示装置。
  5. 前記表示制御手段により表示手段に表示される動画像を撮像する撮像手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至4いずれか記載のヒストグラム表示装置。
  6. 前記表示制御手段により表示手段に表示される動画像を撮像する撮像手段と、
    この撮像手段により撮像された動画像を記録する画像記録手段と、
    前記領域取得手段により取得された領域情報を、前記動画像と対応付けて前記画像記録手段に記録させる記録制御手段と、
    前記画像記録手段から前記動画像、及び当該動画像に対応付けられている領域情報を読み出す読み出し手段と
    を備え、
    前記表示制御手段は、前記読み出し手段によって読み出された動画像を表示し、
    前記作成手段は、前記読み出し手段によって読み出された動画像に対応付けられている領域情報により示される注目領域の画像データに基づきヒストグラムデータを作成する
    ことを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載のヒストグラム表示装置。
  7. 前記領域取得手段に取得された領域情報により示される注目領域をフォーカス領域としてフォーカス制御を行うフォーカス制御手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至6いずれか記載のヒストグラム表示装置。
  8. 動画像の表示に際し、動画像とともにヒストグラムを表示するヒストグラム表示装置が有するコンピュータに、
    前記動画像を取得する処理と、
    取得した動画像中における注目被写体を追尾し、該注目被写体部分に対応する注目領域を示す領域情報を取得する処理と、
    取得した領域情報により示される注目領域の画像データに基づきヒストグラムデータを作成する処理と、
    前記動画像とともに、前記ヒストグラムデータに基づくヒストグラムを表示させる処理と
    を実行させるためのプログラム。
  9. 動画像の表示に際し、動画像の一部にヒストグラムを表示するヒストグラム表示装置が有するコンピュータに、
    前記動画像を取得する処理と、
    取得した動画像に基づきヒストグラムデータを作成する処理と、
    取得した動画像中における注目被写体を追尾し、該注目被写体部分に対応する注目領域を示す領域情報を取得する処理と、
    前記動画像の一部であって、取得した領域情報により示される注目領域と重ならない表示域に、前記ヒストグラムデータに基づくヒストグラムを表示手段に表示させる処理と
    を実行させるためのプログラム。
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