JP2006252591A - 記録再生装置及び記録再生装置の制御方法 - Google Patents

記録再生装置及び記録再生装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、記録再生装置及び記録再生装置の制御方法に関し、例えば講演会、会議の記録等に使用する携帯型のレコーダに適用して、マスタの記録媒体に記録された内容を確認しながら、簡易な操作により所望する部分を選択的にダビングすることができるようにする。
【解決手段】 本発明は、第1の記録媒体に係る再生の操作子の操作により第1の記録媒体に記録された音声信号の再生を開始した後、第2の記録媒体に係る記録の操作子の操作により、第1の記録媒体で再生される音声信号の第2の記録媒体への記録を開始し、第2の記録媒体に係る停止の操作子の操作により、第1の記録媒体における音声信号の再生、第2の記録媒体への音声信号の再生を停止する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、記録再生装置及び記録再生装置の制御方法に関し、例えば講演会、会議の記録等に使用する携帯型のレコーダに適用することができる。本発明は、第1の記録媒体に係る再生の操作子の操作により第1の記録媒体に記録された音声信号の再生を開始した後、第2の記録媒体に係る記録の操作子の操作により、第1の記録媒体で再生される音声信号の第2の記録媒体への記録を開始し、第2の記録媒体に係る停止の操作子の操作により、第1の記録媒体における音声信号の再生、第2の記録媒体への音声信号の記録を停止することにより、マスタの記録媒体に記録された内容を確認しながら、簡易な操作により所望する部分を選択的にダビングすることができるようにする。
従来、携帯型のテープレコーダが、講演会、会議等の記録に広く使用されている。また近年、この種の携帯型の記録再生装置として、磁気テープに代えてメモリを用いたものが市場に投入されている。このようなメモリを用いた記録再生装置は、磁気テープを用いた装置に比して、容量を大型化することができ、さらにはランダムアクセス可能等の種々の長所を有している。
ところでこの種の記録は、必要に応じて、いわゆるテープ起こしによりオペレータが聞き取って原稿を作成する場合がある。このためこのようなテープ起こしに使用するテープレコーダは、キーボードを操作しながら、聞き取りにくい箇所を繰り返し聞き直すことができるように、フットスイッチにより巻き戻し、再生等の操作を実行できるように構成されている。
これによりこのような記録では、講演会、会議等で記録したマスタの記録媒体から、テープ起こし用の記録媒体にダビングすることが必要になる。またこのようなテープ起こしにあっては、全体の一部分のみを対象とする場合もあり、これらによりマスタの記録媒体に記録された内容を確認しながら、簡易な操作により所望の部分を選択的にダビングすることが求められる。
なおこのようなダビングに関して、例えば特開2004−95120号公報等に種々の工夫が提案されているが、これらの提案にあっては、曲単位でダビングしたり、編集点によりダビングしたりする方法であり、これによりこの種の記録のダビングには実際上適用することが困難な問題がある。
特開2004−95120号公報
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、マスタの記録媒体に記録された内容を確認しながら、簡易な操作により所望する部分を選択的にダビングすることができる記録再生装置、記録再生装置の制御方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため請求項1の発明においては、携帯型の記録再生装置に適用して、制御手段は、前記第1の操作子群の再生の操作子の操作に応動して、前記第1の記録媒体の再生を開始して前記第1の記録媒体より再生される前記音声信号を前記スピーカより出力した後、前記第2の操作子群の記録の操作子の操作に応動して、前記第1の記録媒体より再生される前記音声信号の前記第2の記録媒体への記録を開始し、前記第2の操作子群の停止の操作子の操作に応動して、前記第1の記録媒体からの前記音声信号の再生、前記第2の記録媒体への前記音声信号の記録を停止する。
また請求項5の発明においては、記録再生装置の制御方法に適用して、前記記録再生装置は、前記第1の記録媒体に係る再生の操作子の操作により、前記第1の記録媒体に記録した音声信号を再生してスピーカより出力した後、前記第2の記録媒体に係る記録の操作子の操作により、前記第1の記録媒体より再生される前記音声信号の前記第2の記録媒体への記録を開始し、前記第2の記録媒体に係る停止の操作子の操作に応動して、前記第1の記録媒体からの前記音声信号の再生、前記第2の記録媒体への前記音声信号の記録を停止する。
請求項1の構成により、携帯型の記録再生装置に適用して、制御手段は、前記第1の操作子群の再生の操作子の操作に応動して、前記第1の記録媒体の再生を開始して前記第1の記録媒体より再生される前記音声信号を前記スピーカより出力した後、前記第2の操作子群の記録の操作子の操作に応動して、前記第1の記録媒体より再生される前記音声信号の前記第2の記録媒体への記録を開始し、前記第2の操作子群の停止の操作子の操作に応動して、前記第1の記録媒体からの前記音声信号の再生、前記第2の記録媒体への前記音声信号の記録を停止すれば、第1の記録媒体に記録された内容を確認しながら、第2の操作子群の記録の操作子を操作するだけで、所望する部分からダビングを開始することができる。またこのようにしてダビングを開始して、第2の操作子群の停止の操作子を操作するだけで、第1の記録媒体を再生して、ダビングを停止することができ、これらによりマスタの記録媒体に記録された内容を確認しながら、簡易な操作により所望する部分を選択的にダビングすることができる。
これにより請求項5の構成によれば、マスタの記録媒体に記録された内容を確認しながら、簡易な操作により所望する部分を選択的にダビングすることができる記録再生装置の制御方法を提供することができる。
本発明によれば、マスタの記録媒体に記録された内容を確認しながら、簡易な操作により所望する部分を選択的にダビングすることができる。
以下、適宜図面を参照しながら本発明の実施例を詳述する。
(1)実施例の構成
図2は、本発明の実施例に係る記録再生装置を示す図である。この記録再生装置1は、第1及び第2の記録再生系による2系統の記録再生系を有し、この第1及び第2の記録再生系に対応する2つの記録媒体にマイク2で取得した音声信号を記録可能に形成される。この記録再生装置1は、この2つの記録媒体に、内蔵メモリと磁気テープとが適用され、これにより必要に応じて内蔵メモリをマスタの記録媒体として使用して、このマスタの記録媒体に記録しながら、磁気テープにテープ起こし用の内容を記録できるように構成される。またマスタに記録された内容を確認しながらマスタの記録媒体より磁気テープにテープ起こし用の内容をダビングできるように構成される。この記録再生装置1は、これら2系統の記録再生系に係る操作子が、それぞれ上面及び前面にまとめて設けられる。
すなわちこの記録再生装置1は、全体が略長方体により形成され、上面に、記録時間等の表示手段3、内蔵メモリに係る用件選択の操作子4A、4B、早送り、巻き戻しの操作子4C、4D、録音、停止、再生、一時停止の操作子4E〜4H等による第1の操作子群が設けられる。またさらにこの上面に、2系統の記録再生系で共通のスピーカ5、各操作子の操作を困難とするホールドの操作子6、マイク2が設けられる。
これに対して底面には、蓋7が設けられ、この蓋7を開いて磁気テープを装填可能に形成され、前面に、この磁気テープに係る早送り、巻き戻しの操作子8A、8B、録音、停止、再生の操作子8C〜8Eによる第2の操作子群が設けられる。
これらによりこの記録再生装置1は、2系統の記録再生系に係る操作子が分離して設けられ、これら2系統の記録再生系に係る誤操作を防止する。
図3は、この記録再生装置1の構成を示すブロック図である。この記録再生装置1において、第1の記録再生系であるメモリ11の記録再生系12は、スイッチ回路13を介してマイク2から得られる音声信号をアナログディジタル変換回路(A/D)14に入力し、ここでアナログディジタル変換処理して音声データを生成する。メモリ11の記録再生系12は、この音声データをエンコーダ15によりデータ圧縮してメモリ11に記録する。またメモリ11の記録再生系12は、メモリ11に記録されたデータを読み出してデコーダ16によりデータ伸長し、これにより音声データを再生する。メモリ11の記録再生系12は、この再生した音声データをディジタルアナログ変換回路(D/A)17により音声信号に変換して出力する。
これに対して第2の記録再生系である磁気テープ18の記録再生系19は、スイッチ回路20を介してマイク2から得られる音声信号を記録回路21により磁気テープ18に記録する。また再生回路22により磁気テープ18から音声信号を再生する。
この記録再生装置1は、このようにして磁気テープ18の記録再生系19、メモリ11の記録再生系12から得られる音声信号により増幅回路23でスピーカ5を駆動する。これらによりこの記録再生装置1は、スイッチ回路13、20の制御によりそれぞれメモリ11、磁気テープ18にマイク2から得られる音声信号を記録できるように形成され、またこれらメモリ11、磁気テープ18に記録された音声信号を再生してスピーカ5より出力できるように形成される。
さらに記録再生装置1は、ディジタルアナログ変換回路17から出力される音声信号がコントローラ29に内蔵の遅延回路25により所定時間遅延された後、スイッチ回路27を介して記録回路21に入力される。これによりこの記録再生装置1は、このスイッチ回路27の制御によりメモリ11で再生した音声信号を磁気テープ18に記録できるように形成される。
コントローラ29は、この記録再生装置1全体の動作を制御する制御手段であり、操作子4A〜4H、8A〜8Eの操作に応動した制御プログラムの実行により全体の動作を制御する。この制御においてコントローラ29は、メモリ11の記録再生系12に係る操作子4A〜4Hが操作されると、これら操作子4A〜4Hの操作に応動してメモリ11の記録再生系12の動作を制御し、これによりマイク2から得られる音声信号をメモリ11に記録し、またメモリ11に記録した音声信号を再生する。
これに対して磁気テープ18の記録再生系19に係る操作子8A〜8Eが操作されると、メモリ11の記録再生系12の動作状態に応じて操作子8A〜8Eの操作を選択的に受け付け、磁気テープ18の記録再生系19の動作を切り換える。
すなわちメモリ11の記録再生系12が何ら動作していない状態で、磁気テープ18の記録再生系19に係る操作子8A〜8Eが操作された場合、コントローラ29は、操作子8A〜8Eの動作に応動してマイク2から得られる音声信号を磁気テープ18に記録し、また磁気テープ18に記録した音声信号を再生し、さらにはこれらの動作を停止し、早送り、巻き戻しの処理を実行する。これによりこの記録再生装置1は、単なる携帯型のテープレコーダとしても使用できるようになされている。
これに対してメモリ11の記録再生系12がマイク2より得られる音声信号を記録している状態にあっては、記録の操作子8C、停止の操作子8Dについてのみ、選択的に操作を受け付け、これによりメモリ11でマイク2より得られる音声信号を記録しながら、磁気テープ18にこのマイク2の音声信号を記録し、またこの記録を中止する。これによりこの記録再生装置1は、テープ起こし用に磁気テープ18に音声信号を記録しながら、マスタ用にメモリ11に音声信号を記録する。
これに対してメモリ11の記録再生系12がメモリ11に記録された音声信号を再生している状態にあっては、記録の操作子8C、停止の操作子8Dについてのみ、選択的に操作を受け付け、メモリ11より再生される音声信号を磁気テープ18に記録し、またこの記録を停止する。これにより記録再生装置1は、マスタの記録媒体であるメモリ11に記録された内容を確認しながら、簡易な操作により所望する部分を選択的に磁気テープ18にダビングすることができるようになされている。
すなわち図1は、このダビングの処理に係るコントローラ29の処理手順を示すフローチャートである。コントローラ29は、ユーザーによりメモリ11の記録再生系12に係る再生の操作子4Gが操作されると、この処理手順を開始してステップSP1からステップSP2に移り、ここでこの記録再生系12の動作モードを再生モードに切り換え、メモリ11に記録された音声信号の再生を開始してスピーカ5から出力する。
また続いてステップSP3に移り、ここで磁気テープ18の記録再生系について、記録の操作子8Cの操作により、ユーザーが記録を指示したか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステップSP3を繰り返す。これによりコントローラ29は、記録の操作子8Cが操作されるまでの間、メモリ11の記録再生系に係る動作をユーザーによる操作子の操作に応動して切り換えて頭出し等の操作を受け付ける。これにより図4(A)に示すように、この記録再生装置1ではマスタの記録媒体に記録した内容を確認して、必要に応じて頭出し等の操作を受け付ける。
これに対してステップSP3で肯定結果が得られると、コントローラ29は、ステップSP3からステップSP4に移り、ここで磁気テープ18の記録再生系について、スイッチ回路20、27をそれぞれオフ状態、オン状態に設定して動作モードを記録モードに切り換え、これにより図4(B)に示すように、メモリ11から再生される音声信号の磁気テープ18への記録を開始する。またこれにより記録再生装置1では、コントローラ29に内蔵の遅延回路25を介して音声信号を遅延させて記録再生系19で記録し、これによりユーザーによる記録開始の操作に遅れがあった場合でも、ユーザーが記録の開始を意図した箇所については、間違い無く記録できるようになされている。
このようにして記録を開始すると、コントローラ29は、ステップSP5に移り、デコーダ16から出力される音声データの解析を開始する。この実施例において、コントローラ29は、デコーダ16から出力される音声データの信号レベルの判定により、この音声データを解析し、これにより無音の状態か否か判断する。ここで肯定結果が得られると、コントローラ29は、ステップSP5からステップSP6に移り、磁気テープ18の記録再生系19による記録を一時停止する。また続くステップSP7において、同様のデコーダ16から出力される音声データの信号レベルの判定により、無音の状態が終了したか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステップSP7を繰り返す。
これによりコントローラ29は、図4(A)及び(B)により示すように、メモリ11から磁気テープ18に音声データのダビングを開始して、無音期間T1、T2、T3については、音声データの記録を中止し、無駄な録音を防止する。
これに対してステップSP7で肯定結果が得られると、コントローラ29は、ステップSP7からステップSP8に移り、記録の一時停止を解除した後、ステップSP5に戻る。
これに対してステップSP5で否定結果が得られると、コントローラ29は、ステップSP5からステップSP9に移る。ここでコントローラ29は、磁気テープ18の記録再生系19に係る停止の操作子8Dが操作されたか否か判断し、ここで否定結果が得られると、ステップSP5に戻る。これに対してステップSP9で肯定結果が得られると、ステップSP9からステップSP10に移り、磁気テープ18の記録再生系19における記録の動作を停止制御すると共に、メモリ11の記録再生系12における再生の動作を停止制御した後、ステップSP11に移ってこの処理手順を終了する。
(2)実施例の動作
以上の構成において、この記録再生装置1では、記録再生装置1に内蔵のメモリ11に音声信号を記録する場合、上面に設けられたメモリ11に係る操作子群のうちの記録の操作子4Eの操作により、マイク2より得られる音声信号がアナログディジタル変換回路14により音声データに変換され、この音声データがエンコーダ15によりデータ圧縮されてメモリ11に記録される。またこのようにしてメモリ11に記録された内容を確認する場合にあっては、同様に上面に設けられたメモリ11に係る操作子群のうちの再生の操作子4Gの操作により、メモリ11に記録されたデータが読み出されてデコーダ16によりデータ伸長され、その結果得られる音声データがディジタルアナログ変換回路17により音声信号に変換されてスピーカ5より出力される。これにより携帯してメモリ11に講演会、会議等の内容を記録し、また記録した内容を確認することができる。
これに対して磁気テープ18によりこのような内容を記録する場合、正面に設けられた磁気テープ18に係る操作子群のうちの記録の操作子8Cの操作により、マイク2より得られる音声信号が記録回路21により磁気テープ18に記録される。またこのようにして磁気テープ18に記録された内容を確認する場合にあっては、同様に前面に設けられた磁気テープ18に係る操作子群のうちの再生の操作子8Eの操作により、磁気テープ18に記録された音声信号が再生回路22で再生され、この音声信号がスピーカ5より出力される。これにより携帯してテープレコーダとして使用して、会議等の内容を記録し、また記録した内容を確認することができる。
これに対して例えばテープ起こし用に記録しながら、講演会等の内容を記録する場合、メモリ11側、磁気テープ18側の双方について、各操作子群の記録の操作子4E、8Cを操作することにより、上述したメモリ11への記録と磁気テープ18への記録とが同時に進行し、これによりわざわざダビングすることなく、テープ起こし用の記録を作成することができる。
またこれに対して例えばメモリ11に記録された内容を確認してテープ起こし用に磁気テープ18に音声信号を記録する場合、メモリ11に係る操作子群のうちの再生の操作子4Gを操作してメモリ11に記録された内容を再生した状態で、磁気テープ18に係る操作子群のうちの記録の操作子8Cを操作することにより、メモリ11より再生された音声信号の磁気テープ18への記録が開始される。また磁気テープ18に係る操作子群の停止の操作子8Dの操作により、メモリ11の再生が停止し、さらには磁気テープ18への記録が停止する。
これによりこの記録再生装置1では、メモリ11に記録された内容をスピーカ5により確認しながら、磁気テープ18に係る記録の操作子8Cを操作するだけで、テープ起こし用のダビングを開始することができ、また磁気テープ18に係る停止の操作子8Dを操作するだけで、このようなダビングを停止することができ、これによりマスタの記録媒体に記録された内容を確認しながら、簡易な操作により所望する部分を選択的にダビングすることができる。
さらに記録再生装置1では、この磁気テープ18への記録においては、スピーカ5から出力される音声信号に対して、遅延回路25を介して音声信号を遅延させて磁気テープ18に記録することにより、ユーザーによる記録開始の操作に遅れがあった場合でも、ユーザーが記録の開始を意図した箇所については、間違い無く記録を開始することができ、これによっても簡易な操作によりマスタの記録媒体に記録された内容を確認しながら、所望する部分を選択的にダビングすることができる。
またこのようにしてダビングする際には、コントローラ29によりメモリ11から再生された音声信号が解析され、この解析結果により、磁気テープ18への記録が一時停止され、これにより磁気テープ18の無駄な消費が防止される。具体的に、この実施例にあっては、この音声信号の解析により無音の期間で磁気テープ18への記録が一時停止され、これにより例えば会議等の記録に関して、無駄な磁気テープ18の消費を防止することができる。
しかしてこのようにして2つの記録媒体の記録、再生を個々に操作するメモリ11、磁気テープ18に係る操作子を個別に設けるようにして、この記録再生装置1では、メモリ11に係る操作子がまとめられて筐体の上面に設けられ、また磁気テープ18のに係る操作子がまとめられて筐体の前面に設けられ、これによりそれぞれ第1及び第2の記録媒体に係る操作子群が、筐体の異なる面に設けられる。これによりユーザーにおいては、このような2つの記録媒体を個々に操作する場合であっても、所望する記録媒体に係る操作を間違いなく実行することができ、ユーザーにより誤操作を防止することができる。
(3)実施例の効果
以上の構成によれば、第1の記録媒体であるメモリに係る再生の操作子の操作により第1の記録媒体に記録された音声信号の再生を開始した後、第2の記録媒体である磁気テープに係る記録の操作子の操作により、第1の記録媒体で再生される音声信号の第2の記録媒体への記録を開始し、第2の記録媒体に係る停止の操作子の操作により、第1の記録媒体における音声信号の再生、第2の記録媒体への音声信号の記録を停止することにより、マスタの記録媒体に記録された内容を確認しながら、簡易な操作により所望する部分を選択的にダビングすることができるようにする。
またこのダビングにおいて、第1の記録媒体より再生される音声信号を解析し、該解析結果に基づいて、第2の記録媒体への記録を一時停止することにより、第2の記録媒体の無駄な消費を防止することができる。
具体的に、第1の記録媒体より再生される音声信号が無音の場合に、第2の記録媒体への記録を一時停止することにより、第2の記録媒体の無駄な消費を防止することができる。
またスピーカより出力する音声信号に対して、遅延回路により音声信号を遅延させて第2の記録媒体に記録することにより、ユーザーが記録の開始を意図した箇所については、間違い無く記録することができ、これにより簡易な操作によりマスタの記録媒体に記録された内容を確認しながら、所望する部分を確実にダビングすることができる。
なお上述の実施例においては、無音期間で磁気テープへの記録を一時停止する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば拍手の部分で磁気テープへの記録を一時停止するようにしてもよい。
また上述の実施例においては、第1及び第2の記録媒体にそれぞれ内蔵メモリ、磁気テープを適用する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば光ディスク、磁気ディスク、メモリカード等、これら第1及び第2の記録媒体には、種々の記録媒体を適用することができる。
本発明は、記録再生装置及び記録再生装置の制御方法に関し、例えば講演会、会議の記録等に使用する携帯型のレコーダに適用することができる。
本発明の実施例に係る記録再生装置におけるコントローラの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例に係る記録再生装置を示す正面図、平面図、側面図である。 本発明の実施例に係る記録再生装置を示すブロック図である。 図1の処理手順によりダビングの説明に供する略線図である。
符号の説明
1……記録再生装置、2……マイク、4A〜4H、8A〜8E……操作子、5……スピーカ、11……メモリ、12、19……記録再生系、18……磁気テープ、25……遅延回路、29……コントローラ

Claims (5)

  1. 携帯型の記録再生装置において、
    音声信号を取得するマイクと、
    前記マイクで取得した前記音声信号を第1の記録媒体に記録し、また前記第1の記録媒体に記録された前記音声信号を再生する第1の記録再生系と、
    脱着可能に保持された第2の記録媒体に、前記マイクで取得した前記音声信号を記録し、また前記第2の記録媒体に記録された前記音声信号を再生する第2の記録再生系と、
    前記第1の記録再生系、前記第2の記録再生系で再生される前記音声信号を出力するスピーカと、
    前記第1の記録再生系に係る複数の操作子による第1の操作子群と、
    前記第2の記録再生系に係る複数の操作子による第2の操作子群と、
    前記第1及び第2の操作子群の操作子の操作に応動して、前記第1及び第2の記録再生系の動作を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、
    前記第1の操作子群の再生の操作子の操作に応動して、前記第1の記録媒体の再生を開始して前記第1の記録媒体より再生される前記音声信号を前記スピーカより出力した後、
    前記第2の操作子群の記録の操作子の操作に応動して、前記第1の記録媒体より再生される前記音声信号の前記第2の記録媒体への記録を開始し、
    前記第2の操作子群の停止の操作子の操作に応動して、前記第1の記録媒体からの前記音声信号の再生、前記第2の記録媒体への前記音声信号の記録を停止する
    ことを特徴とする記録再生装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記第1の記録媒体より再生される前記音声信号を前記第2の記録媒体へ記録している状態で、前記第1の記録媒体より再生される前記音声信号を解析し、該解析結果に基づいて、前記第2の記録媒体への記録を一時停止する
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  3. 前記解析結果に基づいた前記第2の記録媒体への記録の一時停止が、前記第1の記録媒体より再生される前記音声信号が無音の場合である
    ことを特徴とする請求項2に記載の記録再生装置。
  4. 前記第2の記録再生系は、
    前記スピーカより出力する音声信号に対して、遅延回路により前記音声信号を遅延させて前記第2の記録媒体へ記録する
    ことを特徴とする請求項1に記載の記録再生装置。
  5. ユーザーによる操作に応動して、マイクより取得した音声信号を第1の記録媒体に記録し、前記第1の記録媒体に記録した音声信号を再生してスピーカから出力する記録再生装置の制御方法において、
    前記記録再生装置は、
    脱着可能に第2の記録媒体を保持し、
    前記記録再生装置の制御方法は、
    前記第1の記録媒体に係る再生の操作子の操作により、前記第1の記録媒体に記録した音声信号を再生してスピーカより出力した後、
    前記第2の記録媒体に係る記録の操作子の操作により、前記第1の記録媒体より再生される前記音声信号の前記第2の記録媒体への記録を開始し、
    前記第2の記録媒体に係る停止の操作子の操作に応動して、前記第1の記録媒体からの前記音声信号の再生、前記第2の記録媒体への前記音声信号の記録を停止する
    ことを特徴とする記録再生装置の制御方法。
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