JP2006251569A - 携帯端末およびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】主表示(背景)の有無を判別して、表示エリアと、ピクトの拡大表示の有無を判断して、判断結果に応じて、ピクト等の表示部104への表示を制御し、ピクトの透過指示の有無をさらに判断して、ピクト等の表示部104への表示を制御し、主表示(背景)があると判別し、ピクトの透過指示があり、ピクトの拡大表示であると判別した場合に、ピクトを拡大表示させ、主表示(背景)がないと判別した場合、または、主表示があってもピクトの透過指示がなく、またはピクトの拡大指示がない場合にはピクトを通常サイズで表示させる制御部106を有する。
【選択図】図1
Description
本実施形態おいては、携帯端末として携帯電話機を例に説明する。
また、通信処理部101は、基地局から無線により送信され、アンテナで受信された信号に所定の復調処理を施して音声情報や電子メール等の各種情報を再生し、制御部106に出力する。
また、メモリ部102は、制御部106において種々の処理(通話処理、電子メールの送受信処理、インターネットの閲覧処理など)を実行させるためのプログラムや、これらの処理によって取得される送受信メール、発着信履歴、アドレス帳など、電源オフ後も保持が必要な種々の情報を記憶する。
すなわち、メモリ部102には、オペレーティングシステムやネイティブプログラムなど各種プログラム、(BREW)実行環境プログラム、(BREW)アプリケーションプログラム、および各種データも格納される。
表示部104は、着信や電池容量や電波状態等の携帯電話の動作状態を表す図形(ピクトグラム)を表示するピクト部を有し、ユーザーに携帯電話の動作状態を報知している。
図2および図4は通常サイズのピクト表示時の画面イメージを示し、図3は拡大ピクト表示時の画面イメージを示している。
図に示すように、表示部104には、ピクト表示を行うためのピクトエリア1041が設けられており、画面ごとに電池残量ピクト10411やアンテナ用ピクト10412が表示される。
そして、アプリケーションの指示に応じて、制御部106の制御の下、図2および図4に示すように、通常サイズのピクトを表示したり、図3に示すように、拡大ピクトを表示する。
音声処理部105は、マイクロフォンにおいて音から変換された電気的な音声信号に増幅、アナログ−デジタル変換、符号化等の信号処理を施して音声データを生成し、これを制御部106に出力する。
また、音声処理部105は、制御部106より供給される音声データに復号化、デジタル−アナログ変換、増幅等の信号処理を施して音声信号を生成し、これをスピーカから音として出力させる。
たとえば、制御部106は、音声による通話や電子メールの送受信などの通信に関する処理として、所定の通信プロトコルに基づいて通信処理部101の送受信を制御する。
また、制御部106は、ユーザインタフェースに関わる処理として、音声通話を行う際に音声処理部105との間で音声データを入出力する処理や、表示部104に各種の情報を表示させる処理、キー操作部103からの情報の入力処理などを行う。さらに、こうした種々の処理の過程で、メモリ部102に適宜アクセスし、データの読み出しや書き込みを行う。
制御部106は、ピクトの透過指示の有無をさらに判断して、ピクト等の表示部104への表示を制御する。
制御部106は、主表示(背景)があると判別し、ピクトの透過指示があり、ピクトの拡大表示であると判別した場合に、ピクトを拡大表示させる。
制御部106は、主表示(背景)がないと判別した場合、または、主表示があってもピクトの透過指示がなく、またはピクトの拡大指示がない場合にはピクトを通常サイズで表示させる。
制御部106は、サービス層にて描画要求を受け取った場合に、その要求内容をチェックし、指定された表示バッファの種別から表示すべきピクトのサイズが明らかに確定している場合は、アプリケーション側の指定がなくともピクトサイズの切り替えを実施する。
図5および図6は表示画面作成の際の表示エリアバッファを図であって、図5はピクトエリアバッファと通常エリアバッファを用いる場合を示す図であり、図6はフルエリアバッファを用いる場合を示す図である。
ピクトエリアPARAには基本的にはピクトしか描画されることはないが、待受け画面など限定されたシーンではピクトの下に主表示としての背景(壁紙)が透過表示される。
そのため、表示画面作成の際には、図5および図6に示すようなピクトエリアバッファ201、通常エリアバッファ202、フルエリアバッファ203の3つのバッファを使用して行われる。
具体的には、フルエリアバッファ203に対して、ピクトエリアバッファ201と通常エリアバッファ202を重ねあわせることにより表示画面を作成する。
ピクトエリアPARAにピクトしか描画しない場合はピクトエリアバッファ201と通常エリアバッファ202のみ使用する。
これらの使用するバッファの指定は、たとえば各画面を制御するアプリケーションがサービス層に対して行うものとする。
ここで、各アプリケーションが画面表示を行う際のピクト描画処理の例を図7のフローチャート、並びに図2〜図4に関連付けて説明する。
ステップST1において、フルエリアバッファ203が使用されていると判別した場合、ステップST2においてピクトエリア透過指示(指定)か否かの判別を行う。
ステップST2において、ピクトエリア透過指示であると判別すると、ステップST3において、拡大ピクト指定であるか否かの判別を行う。
そして、ステップST3において拡大ピクト指定であると判別した場合に、ステップST4においてピクトを拡大表示する。
一方、ステップST1において、フルエリアバッファ203が使用されていないと判別した場合、ステップST2においてピクトエリア透過指示(指定)でないと判別した場合、または、ステップST3において、拡大ピクト指定でないと判別した場合は、ステップST5において通常サイズでピクト表示を行う。
この処理は、図7のフローチャートにおいて、ステップST1、ST2、およびST3の判別処理でいずれも肯定的判定(YES)となるため、拡大ピクト表示が図3のように行われる。
アドレス帳画面は拡大ピクト、およびピクトエリアの透過は意識しないため、これらの設定は行わない。
この処理は、図7のフローチャートにおいて、ステップST1の判別処理で否定的判定(NO)となるため、通常ピクト表示が図2のように行われる。
この処理は、図7のフローチャートにおいて、ステップST1、ST2の判別処理で肯定的判定(YES)となり、ステップST3の判別処理で否定的判定(NO)となるため通常ピクト表示が図4のように行われる。
画面更新時にバッファの使用状態をチェックしてピクトの切替を実施するため、画面全体の更新と同時にピクトの切替が実施されることにより、ピクトのみ更新するのと比較してピクトのちらつき等が発生しない。
Claims (5)
- 表示部と、前記表示部における少なくとも主表示とピクト表示との表示を制御する制御部とを備える携帯端末であって、
前記制御部は、前記主表示の有無を判別して、表示エリア内の前記ピクトの大きさを制御する
ことを特徴とする携帯端末。 - 前記制御部は、
前記主表示があると判別し、ピクトの拡大表示指示があると判別した場合に、ピクトを拡大表示させ、
前記主表示がないと判別した場合、または、前記主表示があってもピクトの拡大表示指示がない場合にはピクトを通常サイズで表示させる
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。 - 前記制御部は、前記ピクトの透過指示の有無をさらに判断して、表示を制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末。 - 前記制御部は、
前記主表示があると判別し、ピクトの透過指定があり、ピクトの拡大表示があると判別した場合に、ピクトを拡大表示させ、
前記主表示がないと判別した場合、または、前記主表示があってもピクトの透過指示がない場合、あるいは前記ピクトの拡大表示指示がない場合にはピクトを通常サイズで表示させる
ことを特徴とする請求項3に記載の携帯端末。 - 表示部における少なくとも主表示とピクト表示との表示を制御する携帯端末の制御方法であって、
前記主表示の有無を判別する第1ステップと、
前記第1ステップの判別結果に応じて、表示エリア内の前記ピクトの大きさを判断する第2ステップと、
前記第2ステップの判断結果に応じて前記表示部におけるピクト表示制御を行う第3ステップと
を有することを特徴とする携帯端末の制御方法。
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