JP2006251328A - 電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 - Google Patents

電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電位特性も良好で良好な画像を出力可能な電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置を提供すること。
【解決手段】感光層又は中間層が下記式(1)〜(3)で示される化合物を含有する。
Figure 2006251328

(X〜Xは、C(CN)COR、C(CN)COOR、C(CN)R、C(COOR)又はO(Rはアリール基、アルキル基)から選ばれる官能基である(XとX、XとX、XとXは同時にOでない)。Y〜Y20は、アリール基、アルキル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン又は水素。)
【選択図】なし

Description

本発明は、電子写真感光体、プロセスカートリッジ及び電子写真装置に関し、詳しくは、感光層中に特定の構造を有する化合物を含有する電子写真感光体又は導電性支持体と感光層との間に中間層を有する電子写真感光体において、該中間層に特定の構造を有する化合物を含有する電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置に関する。
従来より、電子写真感光体としては、セレン、酸化亜鉛及び硫化カドミウム等の無機光導電性化合物を主成分とする無機電子写真感光体が広く用いられてきた。近年では、有機系光導電性物質を樹脂等で結着した電荷輸送層及び電荷発生層の2つの機能分離させた層を有する積層型有機系の電子写真感光体に関して様々な提案がなされている(例えば特許文献1〜5)。
なかでも電荷発生層上に電荷輸送層を設けた層構成を有する電子写真感光体は、耐久性に優れており、現在では主流となっている。例えば、トリアリルピラゾリンを含有する電荷移動層を有する電子写真感光体(例えば特許文献6)、ペリレン顔料の誘導体からなる電荷発生層と3−プロピレンとホルムアルデヒドの縮合体からなる電荷移動層とからなる電子写真感光体(例えば特許文献7)等が開示されている。また、ジスアゾ顔料又はトリスアゾ顔料を電荷発生材料として用いた電子写真感光体(例えば特許文献8、9)等がある。更に、有機光導電性化合物はその化合物によって電子写真感光体の感光波長域を自由に選択することが可能である。例えば、アゾ系の有機顔料に関していえば可視領域で高感度を示すもの(例えば特許文献10、11)が開示されており、また赤外領域にまで感度を有しているもの(例えば特許文献12、13)もある。
これらの材料のうち、赤又は赤外領域に感度を有する材料は、近年の進歩の著しいレーザービームプリンターやLEDプリンター等に使用されその需要頻度は高くなってきている。従来より赤外領域に感度を有する材料として銅フタロシアニン(例えば特許文献14)や無金属フタロシアニン等が挙げられるが、今日の高感度化には不十分であった。更に、積層型有機電子写真感光体において、電荷発生層に有機アクセプターを添加することにより高感度化を図ることを提案されているが(例えば特許文献15)、十分とはいえるものではなかった。近年の高感度に対応できる材料としてオキシチタニウムフタロシアニン顔料(例えば特許文献16、17)、ガリウムフタロシアニン顔料(例えば特許文献18、19)やクロロガリウムフタロシアニン顔料(例えば特許文献20、21)等が注目されており、これらを使用した電子写真感光体は高い量子効率を実現している。
しかしながら、今日の電子写真技術の発展は著しく、電子写真感光体に求められる特性に対しても非常に高度な技術が要求されている。例えば、プロセススピードは年々早くなり、帯電特性、感度や耐久安定性等が求められるようになってきている。特に、近年ではカラー化に代表されるように高画質化がさけばれ、白黒画像が文字中心の画像だったものが、カラー化により、写真に代表されるハーフトーン画像やベタ画像が多くなっており、それらの画像品質は年々高まる一方である。特に、画像1枚の中で光が照射された部分が次回転目にハーフトーン画像において前記光照射部分のみの濃度が濃くなる現象、所謂ポジゴースト画像、逆に前記部分の濃度が薄くなる、所謂ネガゴースト、等に対する許容範囲が、白黒プリンターや白黒複写機の許容範囲に比べると格段に厳しくなってきている。これらのゴースト画像は、高感度な電荷発生材料を用いることにより、キャリアーの絶対数が多く、ホールが電荷輸送層中に注入した後の電子が電荷発生層中に残り易く、メモリーとなるためと考えられ、近年の高感度の電荷発生材料に特に顕著な現象と考えられている。
例えば、オキシチタニウムフタロシアニンを用いた電荷発生層にアクセプター化合物を含有することによって残留電位の減少とゴーストの低減することが開示されている(特許文献22)が、電子写真感光体を+500Vに帯電した状態で5時間放置し、現象を顕著にした後、ゴースト評価を行っており、どちらかというと正帯電メモリーによるゴーストの効果を示しており、通常のゴーストとは異なる。その他、電荷発生層に電子輸送性材料、電子受容体又は電子吸引物質を添加すること(例えば特許文献23〜30)が、開示されているが、上記のような厳しいゴーストレベルに効果があるものではなかった。また、フタロシアニン顔料化工程時に電子輸送性材料を添加して製造するフタロシアニン顔料の製造法が開示されているが(例えば特許文献31)、該公報には電子輸送性材料は電荷発生材料の近くにいることが重要で、それにより高感度化を達成することを開示しているが、これも上記のような厳しいゴーストレベルに効果があるものではなかった。
また、電子写真装置が、従来はオフセット印刷やスクリーン印刷等、印刷の領域であった市場にも進出していることにより、プリントスピードの増加が求められている。それに伴い、プロセススピードは年々高速化しており、電位安定性がより求められている。
特開昭57−54942号公報 特開昭60−59355号公報 特開昭61−203461号公報 特開昭62−47054号公報 特開昭62−67094号公報 米国特許第3837851号明細書 米国特許第3871882号明細書 特開昭60−29108号公報 特開昭56−46237号公報 特開昭60−272754号公報 特開昭56−167759号公報 特開昭57−195767号公報 特開昭61−228453号公報 特開昭50−38543号公報 特開昭61−2157号公報 特開昭63−366号公報 特開平1−319934号公報 特開平5−249716号公報 特開平5−263007号公報 特開平5−188615号公報 特開平5−194523号公報 特開平7−104495号公報 特開平2−136860号公報 特開平2−136861号公報 特開平2−146048号公報 特開平2−146049号公報 特開平2−146050号公報 特開平5−150498号公報 特開平6−313974号公報 特開2000−39730号公報 特開2001−40237号公報
本発明の目的は、電位特性も良好で良好な画像を出力可能な電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置を提供することにある。
本発明者らは、鋭意検討の結果、電子写真感光体中に特定の構造を有する化合物を含有することにより上記目的を達成できることを見いだした。
本発明に従って、導電性支持体上に感光層を有する電子写真感光体であって、該感光層が下記式(1)〜(3)で示される化合物を含有することを特徴とする電子写真感光体が提供される。
また、本発明に従って、導電性支持体と感光層との間に中間層を有する電子写真感光体であって、該中間層が下記式(1)〜(3)で示される化合物を含有することを特徴とする電子写真感光体が提供される。
更に、本発明に従って、上記電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置が提供される。
Figure 2006251328
式(1)、(2)、(3)中において、X〜Xは、C(CN)COR、C(CN)COOR、C(CN)R、C(COOR)又は酸素原子(Rは置換若しくは無置換のアリール基、置換若しくは無置換のアルキル基)から選ばれる官能基である(XとX、XとX、XとXは同時に酸素原子であることはない)。Y〜Y20は、置換若しくは無置換のアリール基、置換若しくは無置換のアルキル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子又は水素原子を示す。
式(1)、(2)、(3)中において、RとY〜Y20が有する置換基としては、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子、エステル基、カルボニル基、アミド基、エーテル基、アリール基及びアルキル基等が挙げられる。
また、式(1)、(2)、(3)中において、ハロゲン原子としてはフッ素原子、塩素原子及び臭素原子等が挙げられ、アリール基としてはフェニル基及びナフチル基等が挙げられ、アルキル基としてはメチル基、エチル基及びプロピル基等が挙げられる。
以上のように、本発明によって、感光層中に特定の構造を有する化合物を含有すること、又は導電性支持体と感光層との間に中間層を有する場合において、該中間層に特定の構造を有する化合物を含有することにより、電位特性も良好で良好な画像を出力可能な電子写真感光体、該電子写真感光体を有するプロセスカートリッジ及び電子写真装置を提供することが可能となった。
以下、本発明の実施の形態をより詳細に説明する。
まずは、本発明の電子写真感光体の構成について説明する。
本発明に用いられる導電性支持体としては、アルミニウム、ニッケル、銅、金及び鉄等の金属又は合金、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリイミド、ガラス等の絶縁性支持体上にアルミニウム、銀、金等の金属あるいは酸化インジウム、酸化スズ等の導電材料の薄膜を形成したもの、カーボンや導電性フィラーを樹脂中に分散し導電性を付与したもの等が例示できる。これらの支持体表面は、電気的特性改善あるいは密着性改善のために、陽極酸化等の電気化学的な処理を行った支持体や、導電性支持体表面をアルカリリン酸塩あるいはリン酸やタンニン酸を主成分とする酸性水溶液に金属塩の化合物又はフッ素化合物の金属塩を溶解してなる溶液で化学処理を施したものを用いることもできる。
また、単一波長のレーザー光等を用いたプリンターに本電子写真感光体を用いる場合には、干渉縞を抑制するために導電性支持体はその表面を適度に粗しておくことが必要である。具体的には上記支持体表面をホーニング、ブラスト、切削、電界研磨等の処理をした支持体もしくはアルミニウム及びアルミニウム合金上に導電性金属酸化物及び結着樹脂からなる導電性皮膜を有する支持体を用いることが必要である。
ホーニング処理としては、乾式及び湿式での処理方法があるがいずれを用いてもよい。湿式ホーニング処理は、水等の液体に粉末状の研磨剤を懸濁させ、高速度で基体表面に吹き付けて粗面化する方法であり、表面粗さは吹き付け圧力、速度、研磨剤の量、種類、形状、大きさ、硬度、比重及び懸濁温度等により制御することができる。同様に、乾式ホーニング処理は、研磨剤をエアーにより、高速度で導電性基体表面に吹き付けて粗面化する方法であり、湿式ホーニング処理と同じように表面粗さを制御することができる。これら湿式又は乾式ホーニング処理に用いる研磨剤としては、炭化ケイ素、アルミナ、鉄、ガラスビーズ等の粒子が挙げられる。
導電性金属酸化物及び結着樹脂からなる導電性皮膜をアルミニウムやアルミニウム合金の支持体に塗布し導電性支持体とする方法では、導電性皮膜中にはフィラーとして、導電性微粒子からなる粉体を含有する。この方法では微粒子を皮膜中に分散させることでレーザー光を乱反射させ干渉縞を防ぐと共に塗布前の支持体の傷や突起等を隠蔽する効果もある。微粒子には硫酸バリウム、酸化チタン等が用いられ、必要によってはこの微粒子に酸化錫等で導電性被覆層を設けることにより、フィラーとして適切な比抵抗としている。導電性微粒子粉体の比抵抗は0.1〜1000Ω・cmが好ましく、更には1〜1000Ω・cmが好ましい。フィラーの含有量は、導電性皮膜層に対して1.0〜90質量%が好ましく、更には5.0〜80質量%が好ましい。被覆層には、必要に応じてフッ素あるいはアンチモンを含有してもよい。
導電性皮膜に用いられる結着樹脂としては、例えば、フェノール樹脂、ポリウレタン、ポリアミド、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリアミド酸、ポリビニールアセタール、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、メラミン樹脂及びポリエステル等が好ましい。これらの樹脂は単独でも、二種以上を組み合わせて用いてもよい。これらの樹脂は、支持体に対する接着性が良好であると共に、フィラーの分散性を向上させ、かつ成膜後の耐溶剤性が良好である。上記樹脂の中でも特にフェノール樹脂、ポリウレタン及びポリアミド酸が好ましい。
導電性皮膜は、例えば浸漬あるいはマイヤーバー等による溶剤塗布で形成することができる。導電性皮膜の厚みは0.1〜30μmが好ましく、更には0.5〜20μmが好ましい。また、導電性皮膜の体積抵抗率は1013Ω・cm以下が好ましく、更には1012Ω・cm以下10Ω・cm以上が好ましい。導電性皮膜には、被覆層を有する硫酸バリウム等の微粒子からなる粉体以外に、酸化亜鉛や酸化チタン等の粉体からなるフィラーを含有してもよい。更に、表面性を高めるためにレベリング剤を添加してもよい。
導電性支持体上に感光層を形成する。本発明の感光層の構成は、電荷発生材料と電荷輸送材料の両方を同一の層に含有する単層型と、電荷発生材料を含有する電荷発生層と電荷輸送材料を含有する電荷輸送層を有する積層型と、に大別される。積層型の構成としては、基体上に電荷発生層及び電荷輸送層をこの順に積層した順層型と、逆に電荷輸送層及び電荷発生層の順に積層した逆層型がある。式(1)〜(3)で示される化合物は、どの構成の感光層に含有していてもよい。
以下、表1〜表3に式(1)〜(3)で示される化合物例を示すがこれらに限定される訳ではない。また、これ以降、式(1)〜(3)で示される化合物をキノン化合物と称する。
Figure 2006251328
Figure 2006251328
Figure 2006251328
Figure 2006251328
Figure 2006251328
Figure 2006251328
積層型の場合、帯電極性により輸送する電荷が異なるため、用いられる材料が異なる。負帯電で用いる順層型及び正帯電で用いる逆層型の電荷輸送層中には正孔輸送材料を含有し、正帯電で用いる順層型及び負帯電で用いる逆層型の電荷輸送層中には電子輸送材料を含有する。
有機電子写真感光体を用いる電子写真プロセスにおいては、一般的に負帯電で用いられることが多く、また耐久性の点から順層型が一般的である。
以下、負帯電で使用する積層型(順層)の感光層を有する電子写真感光体について説明する。
本発明に用いられる電荷発生材料としては、(1)モノアゾ、ジスアゾ及びトリスアゾ等のアゾ系顔料、(2)金属フタロシアニンや非金属フタロシアニン等のフタロシアニン系顔料、(3)インジゴやチオインジゴ等のインジゴ系顔料、(4)ペリレン酸無水物やペリレン酸イミド等のペリレン系顔料、(5)アンスラキノンやピレンキノン等の多環キノン系顔料、(6)スクワリリウム色素、(7)ピリリウム塩及びチアピリリウム塩類、(8)トリフェニルメタン系色素、(9)セレン、セレン−テルル、アモルファスシリコン等の無機物質、(10)キナクリドン顔料、(11)アズレニウム塩顔料、(12)シアニン染料、(13)キサンテン色素、(14)キノンイミン色素、(15)スチリル色素、(16)硫化カドミウム及び(17)酸化亜鉛等が挙げられる。
特に、金属フタロシアニン顔料が好ましく、その中でも、オキシチタニウムフタロシアニン結晶、クロロガリウムフタロシアニン結晶、ジクロロスズフタロシアニン結晶及びヒドロキシガリウムフタロシアニン顔料が好ましく、更に、ヒドロキシガリウムフタロシアニン顔料が特に好ましい。
オキシチタニウムフタロシアニン顔料としては、CuKαを線源とする特性X線回折において、ブラッグ角(2θ±0.2°)の9.0°、14.2°、23.9°及び27.1°に強いピークを有するオキシチタニウムフタロシアニン顔料、ブラッグ角(2θ±0.2°)の9.5°、9.7°、11.7°、15.0°、23.5°、24.1°及び27.3°に強いピークを有するオキシチタニウムフタロシアニン顔料が好ましい。
クロロガリウムフタロシアニン結晶としては、CuKαを線源とする特性X線回折において、ブラッグ角(2θ±0.2°)の7.4°、16.6°、25.5°及び28.2°に強いピークを有するクロロガリウムフタロシアニン結晶、ブラッグ角(2θ±0.2°)の6.8°、17.3°、23.6°及び26.9°に強いピークを有するクロロガリウムフタロシアニン結晶、及びブラッグ角(2θ±0.2°)の8.7°〜9.2°、17.6°、24.0°、27.4°及び28.8°に強いピークを有するクロロガリウムフタロシアニン結晶が好ましい。
ジクロロスズフタロシアニン結晶としては、CuKαを線源とする特性X線回折において、ブラッグ角(2θ±0.2°)の8.3°、12.2°、13.7°、15.9°、18.9°及び28.2°に強いピークを有するジクロロスズフタロシアニン結晶、ブラッグ角(2θ±0.2°)の8.5°、11.2°、14.5°及び27.2°に強いピークを有するジクロロスズフタロシアニン結晶、ブラッグ角(2θ±0.2°)の8.7°、9.9°、10.9°、13.1°、15.2°、16.3°、17.4°、21.9°及び25.5°に強いピークを有するジクロロスズフタロシアニン結晶、及びブラッグ角(2θ±0.2°)の9.2°、12.2°、13.4°、14.6°、17.0°及び25.3°に強いピークを有するジクロロスズフタロシアニン結晶が好ましい。
ヒドロキシガリウムフタロシアニン結晶としては、CuKαを線源とする特性X線回折において、ブラッグ角(2θ±0.2°)の7.3°、24.9°及び28.1°に強いピークを有するヒドロキシガリウムフタロシアニン結晶、ブラッグ角(2θ±0.2°)の7.5°、9.9°、12.5°、16.3°、18.6°、25.1°及び28.3°に強いピークを有するヒドロキシガリウムフタロシアニン結晶が好ましい。
結着樹脂としては、例えば、スチレン、酢酸ビニル、塩化ビニル、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、フッ化ビニリデン及びトリフルオロエチレン等のビニル化合物の重合体や共重合体、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、ポリカーボネート、ポリエステル、ポリスルホン、ポリフェニレンオキサイド、ポリウレタン、セルロース樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、ケイ素樹脂及びエポキシ樹脂等が挙げられるが、これらに限定される訳ではない。この中でもポリエステル、酢酸ビニル及びポリビニルアセタールが好ましく、中でもポリビニルアセタールがより好ましい。また、分子量はMw=60,000〜150,000のものが好ましい。
電荷発生層の膜厚は、0.01〜2μmであることが好ましく、特には0.05〜0.5μmであることがより好ましい。電荷発生層中の電荷発生材料と結着樹脂との質量比率は0.5/1〜4/1が好ましく、1/1〜1/3がより好ましい。
そして上記キノン化合物を有していることが好ましい。キノン化合物の添加量に規定は無いが、電荷発生材料の1〜100%(質量換算)であることが好ましく、10〜50%がより好ましい。キノン化合物は、単独でもまた複数種含まれていてもよい。また、その他電気特性や成膜性等を向上する目的で添加剤を含有してもよい。
電荷発生層は、顔料化された前記電荷発生材料を結着樹脂及びその他化合物と共に溶剤とホモジナイザー、超音波分散、ボールミル、振動ボールミル、サンドミル、アトライター及びロールミル等の方法で分散後、塗布、乾燥されて形成される。キノン化合物、結着樹脂は分散後添加してもよい。
電荷輸送層は、分子分散状態の正孔輸送性材料と結着樹脂とを含有しており、成膜性を有する結着樹脂と下記のような正孔輸送材料を溶解した溶液を塗布し、乾燥することによって形成される。
正孔輸送材料としては、ピレン及びアントラセン等の多環芳香族化合物、カルバゾール、インドール、イミダゾール、オキサゾール、チアゾール、オキサジアゾール、ピラゾール、ピラゾリン、チアジアゾル及びトリアゾール等の複素環化合物、p−ジエチルアミノベンズアルデヒド−N,N−ジフェニルヒドラゾン及びN,N−ジフェニルヒドラジノ−3−メチリデン−9−エチルカルバゾール等のヒドラゾン系化合物、α−フェニル−4’−N,N−ジアミノスチルベン及び5−[4−(ジ−p−トリルアミノ)ベンジリデン]−5H−ジベンゾ[a,d]ジシクロヘプテン等のスチリル系化合物、ベンジジン系化合物、トリアリールアミン系化合物、トリフェニルアミンあるいはこれらの化合物からなる基を主鎖又は側鎖に有するポリマー(例えば、ポリ−N−ビニルカルバゾール及びポリビニルアントラセン等)が挙げられるが、これらに限定される訳ではない。
成膜性を有する樹脂としては、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリメタクリル酸エステル、ポリアリレート、ポリサルホン及びポリスチレン等が挙げられるがこれらに限定される訳ではない。特にカーボネート結合を有するポリカーボネートやポリアリレートが好ましい。
正孔輸送材料と結着樹脂との質量比率は、10/2〜2/10が好ましく、より好ましくは、10/6〜6/10である。
更に、電荷輸送層上に表面保護層を形成してもよい。表面保護層は、結着樹脂に導電性粒子、又は正孔輸送材料を含有する。潤滑剤等の添加剤を含有してもよい。結着樹脂自身が導電性や電荷輸送性を有していてもよい。その場合は、樹脂以外に導電性粒子/正孔輸送材料等を含まなくてもよい。樹脂は、熱/光/放射線等により硬化する硬化性樹脂でも、非硬化性の公知の熱可塑性樹脂でもよい。
また、本発明の電子写真感光体では、感光層と導電性支持体との間に中間層を設けることができる。これらの材料としては、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、ポリエチレンオキシド、エチルセルロース、メチルセルロース、ポリアミド、ポリアミド酸、ポリウレタン、ポリイミド、メラミン、チタンやジルコニウム等の各種金属キレート化合物、各種金属アルコキシド等が挙げられるが、これらに限定される訳ではない。また、その他にキノン化合物を有していることが好ましい。キノン化合物は、単独でもまた複数種含まれていてもよい。また、その他電気特性や成膜性等を向上する目的で添加剤を含有してもよい。中間層の膜厚は0.1〜5μmが好ましく、0.3〜3μmがより好ましい。
これらの電子写真感光体作製用の塗工液を塗布する方法は、例えば浸漬コーティング法、スプレーコーティング法、カーテンコーティング法及びスピンコーティング法等が知られているが、効率性/生産性の点からは浸漬コーティング法が好ましい。
図1に本発明の電子写真感光体を有するプロセスカートリッジを備えた電子写真装置の概略構成を示す。
図1において、1はドラム状の本発明の電子写真感光体であり、軸2を中心に矢印方向に所定の周速度(プロセススピード)をもって回転駆動される。電子写真感光体1は、回転過程において、一次帯電手段3によりその周面に正又は負の所定電位の均一帯電を受け、次いで、原稿からの反射光であるスリット露光やレーザービーム走査露光等の露光手段(不図示)から出力される目的の画像情報の時系列電気デジタル画像信号に対応して強度変調された露光光4を受ける。こうして電子写真感光体1の周面に対し、目的の画像情報に対応した静電潜像が順次形成されていく。
形成された静電潜像は、次いで現像手段5内の荷電粒子(トナー)で正規現像又は反転現像により可転写粒子像(トナー像)として顕画化され、不図示の給紙部から電子写真感光体1と転写手段6との間に電子写真感光体1の回転と同期して取り出されて給送された転写材7に、電子写真感光体1の表面に形成担持されているトナー像が転写手段6により順次転写されていく。この時、転写手段にはバイアス電源(不図示)からトナーの保有電荷とは逆極性のバイアス電圧が印加される。
トナー画像の転写を受けた転写材7(最終転写材(紙やフィルム等)の場合)は、電子写真感光体面から分離されて像定着手段8へ搬送されてトナー像の定着処理を受けることにより画像形成物(プリント、コピー)として装置外へプリントアウトされる。転写材7が一次転写材(中間転写材等)の場合は、複数次の転写工程の後に定着処理を受けてプリントアウトされる。
トナー像転写後の電子写真感光体1の表面は、クリーニング手段9によって転写残りトナー等の付着物の除去を受けて清浄面化される。近年、クリーナレスシステムも研究され、転写残りトナーを直接、現像器等で回収することもできる。更に、前露光手段(不図示)からの前露光光10により除電処理された後、繰り返し画像形成に使用される。なお、一次帯電手段3が帯電ローラー等を用いた接触帯電手段である場合は、前露光は必ずしも必要ではない。
本発明においては、上述の電子写真感光体1、一次帯電手段3、現像手段5及びクリーニング手段9等の構成要素のうち、複数のものを容器に納めてプロセスカートリッジとして一体に結合して構成し、このプロセスカートリッジを複写機やレーザービームプリンター等の電子写真装置本体に対して着脱自在に構成してもよい。例えば、一次帯電手段3、現像手段5及びクリーニング手段9の少なくとも1つを電子写真感光体1と共に一体に支持してカートリッジ化して、装置本体のレール等の案内手段12を用いて装置本体に着脱自在なプロセスカートリッジ11とすることができる。
また、露光光4は、電子写真装置が複写機やプリンターである場合には、原稿からの反射光や透過光、あるいは、センサーで原稿を読取り、信号化し、この信号に従って行われるレーザービームの走査、LEDアレイの駆動又は液晶シャッターアレイの駆動等により照射される光である。
本発明の電子写真感光体は、電子写真複写機に利用するのみならず、レーザービームプリンター、LEDプリンター、FAX、液晶シャッター式プリンター等の電子写真装置一般に適応し得るが、更に、電子写真技術を応用したディスプレー、記録、軽印刷、製版及びファクシミリ等の装置にも幅広く適用し得るものである。
以下、実施例に従って、本発明をより一層詳細に説明する。なお、実施例中の「部」は質量部を意味する。
(実施例1)
〔電子写真感光体の作製〕
まず導電層用の塗料を以下の手順で調整した。10質量%の酸化アンチモンを含有する酸化スズで被覆した導電性酸化チタン粉体50部、レゾール型フェノール樹脂(商品名:プライオーフェンJ−325、大日本インキ化学工業製)25部、メチルセロソルブ20部、メタノール5部及びシリコーン化合物(ポリジメチルシロキサンポリオキシアルキレン共重合体)0.002部、φ1mmガラスビーズを用いたサンドミル装置で2時間分散して調整した。この塗料を、φ30mm、長さ260mmのアルミニウムシリンダー上に浸漬塗布方法で塗布し、150℃で30分間乾燥して、膜厚が15μmの導電層を形成した。
次に、アルコール可溶性ポリアミド樹脂(商品名:アミランCM8000:東レ製)15部をメタノール200部/ベンジルアルコール150部に溶解し、この液を前記の導電層の上に浸漬塗布方法で塗布して85℃で10分間乾燥し、膜厚が0.6μmの中間層を形成した。
次に、CuKαの特性X線回折におけるブラッグ角(2θ±0.2°)の7.3°、24.9°及び28.1°に強いピークを有するヒドロキシガリウムフタロシアニン(HOGaPc)顔料5部、ポリビニルブチラール(商品名:エスレックBX−1、積水化学(株)製)2.5部、テトラヒドロフラン25部及びシクロヘキサノン10部、φ1mmガラスビーズを用いたサンドミル装置で3時間分散して、その後にテトラヒドロフラン200部とシクロヘキサノン100部と、表1に記載の化合物E26を2.5部加えて平均粒径0.17μmの電荷発生層用塗料を調製した(堀場製作所製CAPA700で遠心沈降法で測定)。この塗料を前記中間層の上に浸漬塗布方法で塗布して95℃で10分間乾燥し、膜厚が0.18μmの電荷発生層を形成した。
次に、正孔輸送材料として下記式(4)で示されるアリルアミン化合物50部及び下記式(5)で示される繰り返し構成単位を有するポリアリレート樹脂60部{平均分子量Mw=100,000(東ソー(株)製ゲルパーミエーションクロマトグラフィー「HLC−8120」で測定し、ポリスチレン換算で計算。展開溶媒:THF、0.1質量%溶液、カラム:東ソー(株)製「TSKgel SuperHM−N」、検出器:RI、カラム温度:40℃、インジェクション量:20μl、流速:1.0ml/分)}をモノクロロベンゼン250部/テトラヒドロフラン200部に溶解し、この液を前記電荷発生層の上に浸漬塗布方法で塗布して105℃で60分間乾燥し、膜厚が20μmの電荷輸送層を形成し、電子写真感光体を得た。
Figure 2006251328
〔評価〕
評価は、キヤノン社製カラーレーザープリンターLBP 2510(一次帯電:ローラー接触DC帯電、1成分接触現像、プロセススピード94.2mm/秒、帯電条件可変に改造、トレック社製高圧電源Model610使用。帯電条件:電子写真感光体表面電位が−600VになるようDC印加。レーザー露光量可変に改造)を用い、上記で得られた電子写真感光体をシアン用プロセスカートリッジに装着し行い、表面電位の測定は、カートリッジを改造し、現像位置に電位プローブ(model6000B−8:トレック社製)を装着し、表面電位計(model344:トレック社製)を使用して行った。20℃/15%RHの環境下において、露光後電位が−150Vになるよう、光量を設定した後、初期の暗部電位Vdと明部電位Vlを測定し、そして画像濃度10%画像で5000枚耐久後、再び暗部電位Vdと明部電位Vlを測定し、耐久による電位変化ΔVdとΔVlを求めた。
露光前電位/露光後電位を再び−600V/−150Vに設定した後、前露光を消した状態で、ゴースト画像の評価を行った。ゴースト画像は、図2に示すように、画像の先頭部にベタで四角の画像を出した後、1ドット1スペースのハーフトーン画像を作製した。画像作製の順番は、1枚目にベタ白画像をとり、その後上記ゴースト画像を連続5枚とり、次に、ベタ黒画像を1枚とった後に再度ゴースト画像を5枚とり、計10枚のゴースト画像で評価を行った。ゴースト画像の評価は、1ドット1スペース画像濃度とゴースト部の画像濃度との濃度差を、分光濃度計X−Rite504/508(X−Rite(株)製)で、1枚のゴースト画像で10点測定し、それら10点の平均をとり1枚の結果とし、前述の10枚のゴースト画像全てを同様に測定した。それらの平均値を求めた。結果を表4に示す。この濃度差は、値が小さいほど、ゴースト的には良好であることを意味する。
(実施例2〜10)
電荷発生層用塗料の作製の際に化合物E26の代わりに表4に記載のキノン化合物を用い、表4に記載の電子写真感光体処法を用いた以外は、実施例1と同様にして電子写真感光体を作製し、評価を行った。結果を表4に示す。
(実施例11〜13)
正孔輸送材料として下記式(6)に示されるアリルアミン化合物を用い、表4に記載の電子写真感光体処法を用いた以外は、実施例1と同様にして電子写真感光体を作製し、評価を行った。結果を表4に示す。
Figure 2006251328
(実施例14〜15)
電荷発生材料をCuKαの特性X線回折におけるブラッグ角(2θ±0.2°)の9.0°、14.2°、23.9°及び27.1°に強いピークを有するオキシチタニウムフタロシアニン(TioPc)顔料に代え、表4に記載の電子写真感光体処法を用いた以外は、実施例1と同様にして電子写真感光体を作製し、評価を行った。結果を表4に示す。
(実施例16〜21)
中間層用塗工液作製の際に表4に記載のキノン化合物を加え、表4に記載の電子写真感光体処法を用いた以外は、実施例1と同様にして電子写真感光体を作製し、評価を行った。結果を表4に示す。
(比較例1)
電荷発生層に下記式(7)に示されるフルオレン化合物を加え、表4に記載の電子写真感光体処法を用いた以外は、実施例1と同様にして電子写真感光体を作製し、評価を行った。結果を表4に示す。
Figure 2006251328
(比較例2)
中間層用塗工液作製の際に上記式(7)に示されるフルオレン化合物を加え、表4に記載の電子写真感光体処法を用いた以外は、実施例1と同様にして電子写真感光体を作製し、評価を行った。結果を表4に示す。
(比較例3)
キノン化合物を加えず、表4に記載の電子写真感光体処法を用いた以外は、実施例1と同様にして電子写真感光体を作製し、評価を行った。結果を表4に示す。
Figure 2006251328
本発明の電子写真感光体を有するプロセスカートリッジを備えた電子写真装置の概略構成の例を示す図である。 実施例でゴースト画像評価の際に用いるゴースト評価用印字を説明するものである。
符号の説明
1 電子写真感光体
2 軸
3 帯電手段
4 露光光
5 現像手段
6 転写手段
7 転写材
8 定着手段
9 クリーニング手段
10 前露光光
11 プロセスカートリッジ
12 案内手段

Claims (6)

  1. 導電性支持体上に感光層を有する電子写真感光体であって、該感光層が下記式(1)〜(3)で示される化合物を含有することを特徴とする電子写真感光体:
    Figure 2006251328
    {式中、X〜Xは、C(CN)COR、C(CN)COOR、C(CN)R、C(COOR)又は酸素原子(Rは置換若しくは無置換のアリール基、置換若しくは無置換のアルキル基)から選ばれる官能基である(XとX、XとX、XとXは同時に酸素原子であることはない)。Y〜Y20は、置換若しくは無置換のアリール基、置換若しくは無置換のアルキル基、ニトロ基、シアノ基、ハロゲン原子又は水素原子を示す}。
  2. 導電性支持体と感光層との間に中間層を有する電子写真感光体であって、該中間層が上記式(1)〜(3)で示される化合物を含有することを特徴とする電子写真感光体。
  3. 前記感光層が、導電性支持体側から電荷発生層、電荷輸送層の順に積層されている請求項1又は2に記載の電子写真感光体。
  4. 前記電荷輸送層に正孔輸送材料を含有する請求項3に記載の電子写真感光体。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の電子写真感光体と、該電子写真感光体を帯電させる帯電手段、静電潜像の形成された電子写真感光体をトナーで現像する現像手段及び転写工程後の電子写真感光体上に残余するトナーを回収するクリーニング手段からなる群より選ばれる少なくとも1つの手段と、を共に一体に支持し、電子写真装置本体に着脱自在であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  6. 請求項1〜4のいずれかに記載の電子写真感光体、該電子写真感光体を帯電させる帯電手段、帯電した電子写真感光体に対し露光を行い静電潜像を形成する露光手段、静電潜像の形成された電子写真感光体にトナーで現像する現像手段及び電子写真感光体上のトナー像を転写材上に転写する転写手段を備えることを特徴とする電子写真装置。
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