JP2006250919A - 卵内物質の高さ測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 卵の品質(鮮度)を判定するために用いられる、例えば、濃厚卵白や卵黄等の卵内物質の高さを特段の熟練を要することなく、定量的に、かつ、高精度に測定することのできる卵内物質の高さ測定装置を提供する。
【解決手段】 割卵体2を保持する上面Sが略水平に形成された載置台3と、第1電極11および第2電極12からなる2本の接触子を先端部に備える測定用プローブ1と、前記測定用プローブ1の接触子が前記載置台3上の割卵体2と接触したことを検出し、該接触検出信号を出力する接触検出手段6と、前記接触検出手段6から接触検出信号が出力された時の、載置台3の上面Sと測定用プローブ1の接触子の先端部との距離hを測定するハイトゲージ4とで構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、卵の品質(鮮度)を判定するために用いられる濃厚卵白や卵黄等の卵内物質の高さを測定する装置に関するものである。
市場で販売されている卵には、食品としての鮮度の高さが求められる。そのような卵の鮮度を数値で示すものとしては、ハウ・ユニット(Haugh Unit)や卵黄係数(Yolk Index)がある。
ハウ・ユニットは、卵の鮮度が低下すると、濃厚卵白の水様化によって平板に卵を割ったときに卵白の高さが低くなっていくという性質に着目した指標であり、所定の算出式に濃厚卵白の高さと卵重とを代入することにより算出される。
卵黄係数は、時間経過とともに卵黄膜の脆弱化に伴ってカラザ層が卵黄から剥がれやすくなり、卵黄が扁平化するという性質に着目した指標であり、卵黄の高さを卵黄の直径で除算することにより算出される。
濃厚卵白の高さを測定する方法としては、例えば、作業者が卵を割って所定の検査プレートの上に載せ、割卵体の上方からダイヤルゲージの接触子を濃厚卵白部分の所定測定位置に接触させて測定する方法が公知である(例えば、非特許文献1参照。)。
また、濃厚卵白の高さを測定する他の方法としては、例えば、検査トレーの卵白高測定点に対応する直上の位置に超音波送/受信部を設け、先ず、前記超音波送/受信部によって空の検査トレーの表面の高さを計測しておき、前記検査トレー上に載置された割卵体の卵白高測定点に超音波を発信し、卵白表面からの反射波を受信センサで受信し、その出力を演算部で処理して測定する方法が公知である(例えば、特許文献1参照。)。
卵黄の高さを測定する方法としては、例えば、作業者が卵黄を所定の検査プレートに載せ、該検査プレート上の卵黄の高さを直定規で測定する方法が公知である(例えば、非特許文献2参照。)。
特開平9−178728号公報(第2−6頁(請求項1)、第1図) 中村良著、「卵の科学」朝倉書店出版、1998年1月25日発行、p.109―110 埼玉県生活科学センター・埼玉県消費生活支援センター、"くらしの情報(簡易テストマニュアル)"、[online]、平成15年2月1日、卵の鮮度(卵黄係数法)、[平成17年9月5日検索]、インターネット<URL:http://www.kurashi.pref.saitama.lg.jp/kurashi/chishiki/chishiki_i03.html>
しかしながら、前記非特許文献1および非特許文献2に記載の方法においては、ダイヤルゲージの測定子と濃厚卵白との接触を見極める作業や、直定規で卵黄の頂点を見極める作業が非常に熟練を要し、初心者には精度の高い測定ができないという問題があった。
また、前記特許文献1に記載の方法においては、濃厚卵白表面は一見すると滑らかに見えるが、実際には、その表面は細かな凹凸状になっているため、超音波の性質上、どうしても測定点周辺の形状に影響を受けやすく、測定時の誤差が大きいという問題があった。
したがって、本発明は、前記問題点を解決することを課題としてなされたものであり、その目的とするところは、特段の熟練を要することなく、例えば、濃厚卵白や卵黄等の卵内物質の高さを定量的に、かつ、高精度に測定することのできる卵内物質の高さ測定装置を提供するものである。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の卵内物質の高さ測定装置における発明では、割卵体を保持する上面が略水平である載置台と、先端部に、被測定割卵体に接触する接触子を備える測定用プローブと、前記測定用プローブの接触子が前記載置台の上面に保持された割卵体と接触したことを検出し、該接触検出信号を出力する接触検出手段と、前記接触検出手段から接触検出信号が出力された時の、前記載置台の上面と前記測定用プローブの接触子との距離を測定する距離測定手段とから構成されていることを特徴としたものである。
請求項2に記載の卵内物質の高さ測定装置における発明では、請求項1に記載の発明において、前記測定用プローブの接触子は、少なくとも第1電極と第2電極とからなり、前記電極間に電源が接続され、前記接触検出手段は、電極相互間の電流の検出をもって前記接触子と割卵体とが接触したことを検出し、該接触検出信号を出力することを特徴としたものである。
請求項3に記載の卵内物質の高さ測定装置における発明では、請求項1に記載の発明において、前記測定用プローブの接触子は、電極からなり、前記載置台の上表面は、導電性を有し、前記測定用プローブの接触子と前記載置台の上表面との間に電源が接続され、前記接触検出手段は、電流の検出をもって前記接触子と割卵体とが接触したことを検出し、該接触検出信号を出力することを特徴としたものである。
請求項4に記載の卵内物質の高さ測定装置における発明では、請求項3に記載の発明において、前記測定用プローブの接触子は、複数の電極からなることを特徴としたものである。
請求項5に記載の卵内物質の高さ測定装置における発明では、請求項1から請求項4のいずれかに記載の発明において、前記卵内物質の高さ測定装置は、さらに、当該卵の卵重情報と前記距離測定手段からの距離情報とに基づいて卵の鮮度指標を演算する鮮度演算手段とを有することを特徴としたものである。
請求項6に記載の卵内物質の高さ測定装置における発明では、請求項1から請求項4のいずれかに記載の発明において、前記卵内物質の高さ測定装置は、さらに、当該卵の卵黄の直径情報と前記距離測定手段からの距離情報とに基づいて卵の鮮度指標を演算する鮮度演算手段とを有することを特徴としたものである。
本発明にかかる卵内物質の高さ測定装置は、卵の品質(鮮度)を判定するために用いられる、例えば、濃厚卵白や卵黄等の卵内物質の高さを特段の熟練を要することなく、定量的に、かつ、高精度に測定することができる。
つぎに、本発明にかかる卵内物質の高さ測定装置の第1実施形態を添付図面に従って説明する。
図1は、本発明にかかる卵内物質の高さ測定装置Tを説明する概略側面図であり、図2は、本発明にかかる卵内物質の高さ測定装置Tの詳細を説明する部分詳細図である。
図1に示すように、この卵内物質の高さ測定装置Tは、大略、測定用プローブ1と、載置台3と、ハイトゲージ4と、電源5と、接触検出手段6と、卵重入力手段7と、鮮度演算手段8と、モータ9とから構成されている。
前記測定用プローブ1は、割卵体2と接触することによって該割卵体2を検出するためのセンサである。そして、測定用プローブ1の先端部には、第1電極11と第2電極12とからなる2本の接触子が固着されている。さらに、前記第1電極11および第2電極12の先端部は、後述する載置台3の上面Sから常時同一のレベル(高さ)となるように構成されている。
なお、前記測定用プローブ1の第1電極11および第2電極12の先端部の形状は、割卵体2への接触時に該割卵体2が形状変化しないように可能な限り細く形成されていることが好ましい。
また、測定用プローブ1は、後述するハイトゲージ4のスライダ部(図示せず)に接続されている。さらに、前記スライダ部には、該スライダ部を電気的に駆動させるためのモータ9と該モータ9の起動・停止や回転数を制御するモータ制御手段91が連結されている。これにより、測定用プローブ1の鉛直方向への移動が電気的に制御される。
前記載置台3は、割卵体2を水平に保持するために上面Sが略水平に形成されている。
前記ハイトゲージ4は、測定用プローブ1の第1電極11および第2電極12の先端部と、載置台3の上面Sとの距離hを測定する手段である。前記ハイトゲージ4としては、例えば、公知のハイトゲージ(JIS B7517−1993)が用いられる。
そして、ハイトゲージ4は、載置台3の上面Sに対して垂直となるように支持棒10に接続されている。
図2に示すように、前記支持棒10には溝Cが形成されており、また、軸棒20の先端部にはネジ穴(図示せず)が形成されている。そして、支持棒10と軸棒20とは固定用ネジ30によって固定されている。
また、同図2に示すように、固定用ネジ30を緩めることにより支持棒10をA―A´方向に進退させたり、B−B´方向に旋回させたりすることが可能となっている。これにより、前記測定用プローブ1を前記割卵体2の測定点上方へ自在に移動させることが可能となる。
図3は、本発明にかかる卵内物質の高さ測定装置Tの主要構成部分を説明するブロック図である。
図3に示すように、ハイトゲージ4のスライダ部(図示せず)には、第1電極11と第2電極12との間に接続された電源5と、第1電極11と第2電極12との間に流れる電流を検出し、該検出信号(以下、接触検出信号と記す。)をハイトゲージ4およびモータ制御手段91に出力する接触検出手段6とが備えられている。
モータ制御手段91は、接触検出手段6から出力された接触検出信号に基づいてモータ9の駆動を停止させる構成となっている。
それと同時に、ハイトゲージ4は、接触検出手段6から接触検出信号が出力された時の第1電極11および第2電極12の先端部と載置台3の上面Sとの距離hを測定するとともに、その距離情報を後述する鮮度演算手段8に出力する構成となっている。
さらに、前記卵内物質の高さ測定装置Tには、測定対象卵の卵重データを入力する卵重入力手段7と、測定対象卵のハウ・ユニット値を計算する鮮度演算手段8とが備えられている。
そして、鮮度演算手段8は、卵重入力手段7から出力された卵重データ並びにハイトゲージ4から出力された距離情報に基づいて、下式により卵の鮮度指標であるハウ・ユニット値(HU)を演算する構成となっている。

ここで、Wは卵重(g)、Hは距離情報、すなわち、濃厚卵白の高さ(mm)を示す。
つぎに、本実施形態にかかる卵内物質の高さ測定装置Tにて卵の鮮度指標であるハウ・ユニット値(HU)を測定する作動例について説明する。先ず、殻付きの状態で卵の重量を計り、計測された卵重データを卵重入力手段7に入力する。そして、卵を割り、割卵体2を載置台3に載置する。
載置台3上に載置された割卵体2の濃厚卵白部分は、通常、一の方向に偏って大きく流延するが、濃厚卵白の高さを測定する場合、前記濃厚卵白の大きく流延した最先端部と卵黄の中心とを直線で結び、その直線の長さから卵黄の半径分の長さを除いた残りの長さを2等分する点付近を測定点とするのが好ましい。
そして、固定用ネジBを調節して測定用プローブ1を割卵体2の前記測定点上方に移動させる。その後、モータ制御手段91によってモータ9を駆動させて測定用プローブ1を所定速度で下降させる。
測定用プローブ1の第1電極11および第2電極12が割卵体2の測定点(濃厚卵白部分)に接触すると、第1電極11と第2電極12との間に電流が流れる。
接触検出手段6は、前記第1電極11と第2電極12との間に流れる電流を検出し、この電流の検出をもって割卵体2と第1電極11および第2電極12とが接触したことを示す接触検出信号をハイトゲージ4およびモータ制御手段91に出力する。そして、前記モータ制御手段91は前記接触検出信号に基づいてモータ9の駆動を停止させる。
それと同時に、ハイトゲージ4は、前記接触検出信号を受けて前記接触検出手段6から接触検出信号が出力された時の第1電極11および第2電極12の先端部と載置台3の上面Sとの距離hを測定するとともに、その距離情報を鮮度演算手段8に出力する。
なお、前記距離情報は、第1電極11および第2電極12の割卵体2への接触から接触検出信号を受信するまでの時間差および前記測定用プローブ1の下降速度を補正して出力するようにしてもよい。
鮮度演算部8は、卵重入力手段7に予め入力された卵重データ並びに前記ハイトゲージ4から出力された距離情報に基づいて、所定の計算式により卵の鮮度指標であるハウ・ユニット値(HU)を演算し、該演算結果を出力する。
つぎに、本発明にかかる卵内物質の高さ測定装置Tの第2実施形態を添付図面(第1実施形態と同じ図面、図1〜図3)に従って説明する。
第1実施形態では、測定用プローブ1を割卵体2の濃厚卵白部分に向けて所定速度で下降させ、前記測定用プローブ1の第1電極11および第2電極12が最初に接触した時の第1電極11および第2電極12の先端部と載置台3の上面Sとの距離hを測定していた。
しかしながら、測定用プローブ1が下降するときの慣性力で、第1電極11および第2電極12の先端部が停止すべき位置、すなわち、濃厚卵白表面で停止できなくなり、正確な距離hを測定できなくなるということが考えられる。
したがって、本実施形態の卵内物質の高さ測定装置Tは、前述の課題を解決するために、次のような構成となっている。すなわち、測定用プローブ1を所定速度vで下降させる。そして、所定速度vで下降してきた測定用プローブ1の第1電極11および第2電極12が、割卵体2と接触した時には前記距離hを測定せず、いったん前記測定用プローブ1を割卵体2から離間させて所定距離上方へ移動させるよう制御する。
その後、測定用プローブ1を最初の下降速度よりも例えば、v/10の極低速で下降させて測定用プローブ1の第1電極11および第2電極12と、割卵体2とが再び接触した時に前記距離hを測定するようにしている。
測定用プローブ1の1回目の下降速度をv、2回目の下降速度をv/10としている理由は次のとおりである。すなわち、1回目の下降速度vは測定時間の短縮化を目的としているためであり、2回目の下降速度v/10は、前述のとおり、所定速度で下降させると測定用プローブ1が慣性力により停止すべき位置で停止できず、正確な測定ができないためである。
つぎに、本実施形態にかかる卵内物質の高さ測定装置Tにて卵の鮮度指標であるハウ・ユニット値(HU)を測定する作動例について説明する。なお、この作動説明について、前述の第1実施形態の作動説明と重複する部分については説明を省略する。
モータ9を起動させると、モータ制御手段91は測定用プローブ1の下降速度が所定速度vとなるように該モータ9の回転数を制御する。
測定用プローブ1が下降速度vで下降し、第1電極11および第2電極12が割卵体2の濃厚卵白部分に接触すると、第1電極11と第2電極12との間に電流が流れる。
接触検出手段6は、第1電極11と第2電極12との間に流れる電流を検出し、該接触検出信号をモータ制御手段91に出力する。
モータ制御手段91が該接触検出信号を受信すると、モータ9を停止させる。そして、モータ制御手段91は、再度モータ9を起動させ、第1電極11および第2電極12が割卵体2から離間するよう測定用プローブ1を所定距離上昇させる制御をする。
その後、モータ制御手段91は、モータ9を再度起動させるとともに、測定用プローブ1の下降速度が例えば、v/10の極低速となるように該モータ9の回転数を制御する。
そして、第1電極11および第2電極12と割卵体2とが再び接触することにより、接触検出手段6は、第1電極11と第2電極12との間に流れる電流を検出し、この電流の検出をもって割卵体2と第1電極11および第2電極12とが接触したことを示す接触検出信号をハイトゲージ4およびモータ制御手段91に出力する。そして、モータ制御手段91は前記接触検出信号に基づいてモータ9の駆動を停止させる。
なお、測定用プローブ1の下降速度の制御については、本実施形態に限らず、測定用プローブ1を所定速度vで下降させ、該測定用プローブ1が所定距離下降した地点から下降速度を例えば、v/10に減速するよう前記モータ9を制御するようにしてもよい。
つぎに、本発明にかかる卵内物質の高さ測定装置Tの第3実施形態について説明する。
第1実施形態および第2実施形態では、卵の鮮度指標であるハウ・ユニット値(HU)を演算するため、割卵体2の濃厚卵白部分の高さを測定した。本実施形態では、もう1つの卵の鮮度指標である卵黄係数(Yolk Index)を演算する例を説明する。
本実施形態にかかる卵内物質の高さ測定装置Tは、卵重入力手段7に代えて測定対象卵の卵黄の直径を入力する卵黄直径入力手段を備えている。また、鮮度演算手段8は、前記卵黄直径入力手段から出力された卵黄の直径データ並びにハイトゲージ4から出力された距離情報(卵黄の高さ)に基づいて、下式により卵の鮮度指標である卵黄係数(Yolk Index)を演算する構成となっている。
なお、卵黄係数を演算する場合、測定用プローブ1の第1電極11および第2電極12の先端部の形状は、卵黄と接触した時に該卵黄が破損しないように先端部が鋭利でない形状が好ましい。
また、卵黄の高さを測定する際、卵黄単体を卵内物質の高さ測定装置Tの載置台3に載置して測定するようにしてもよいし、ハウ・ユニット(HU)を測定したときと同様に、割卵体2のままで卵黄の高さを測定してもよい。
前記第1実施形態から第3実施形態の説明では、測定用プローブ1の接触子を2つの電極からなる第1電極11と第2電極12とで構成したが、前記実施形態に限定するものではなく、測定用プローブ1の接触子を単一の電極で構成してもよい。この場合、載置台3を導電性の部材で構成するとともに、前記単一の電極と載置台3との間に電源5を接続するようにする。
前記構成により、測定用プローブ1の単一の電極が載置台3上の割卵体2に接触することで該電極から前記導電性の載置台3間に電流が流れるようになる。したがって、接触検出手段6が該電流を検出して接触検出信号をハイトゲージ4に出力し、該ハイトゲージ4が、接触検出手段6から接触検出信号が出力された時の前記電極の先端部と載置台3の上面Sとの距離hを測定することができる。
さらに、測定用のプローブ1の接触子を3つ以上の電極から構成することも可能である。ただし、この場合、濃厚卵白表面は細かな凹凸状になっているため、測定点周辺部において複数点の濃厚卵白の高さを測定することになるが、より信頼できるデータを得るため、複数の距離情報(複数の濃厚卵白の高さデータ)から平均化した値を抽出するようにしてもよいし、例えば、統計的手法により測定ミスと思われるデータを省くようにしてもよい。
本発明にかかる卵内物質の高さ測定装置Tを説明する概略側面図である。 本発明にかかる卵内物質の高さ測定装置Tの詳細を説明する部分詳細図である。 本発明にかかる卵内物質の高さ測定装置Tの主要構成部分を説明するブロック図である。
符号の説明
1 測定用プローブ、2 割卵体、3 載置台、4 ハイトゲージ、5 電源、6 接触検出手段、7 卵重入力手段、8 鮮度演算手段、9 モータ、10 支持棒、11 第1電極、12 第2電極、20 軸棒、91 モータ制御手段、T 卵内物質の高さ測定装置

Claims (6)

  1. 割卵体を保持する上面が略水平である載置台と、
    先端部に、被測定割卵体に接触する接触子を備える測定用プローブと、
    前記測定用プローブの接触子が前記載置台の上面に保持された割卵体と接触したことを検出し、該接触検出信号を出力する接触検出手段と、
    前記接触検出手段から接触検出信号が出力された時の、前記載置台の上面と前記測定用プローブの接触子との距離を測定する距離測定手段とから構成されていることを特徴とする卵内物質の高さ測定装置。
  2. 前記測定用プローブの接触子は、少なくとも第1電極と第2電極とからなり、
    前記電極間に電源が接続され、
    前記接触検出手段は、電極相互間の電流の検出をもって前記接触子と割卵体とが接触したことを検出し、該接触検出信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の卵内物質の高さ測定装置。
  3. 前記測定用プローブの接触子は、電極からなり、
    前記載置台の上表面は、導電性を有し、
    前記測定用プローブの接触子と前記載置台の上表面との間に電源が接続され、
    前記接触検出手段は、電流の検出をもって前記接触子と割卵体とが接触したことを検出し、該接触検出信号を出力することを特徴とする請求項1に記載の卵内物質の高さ測定装置。
  4. 前記測定用プローブの接触子は、複数の電極からなることを特徴とする請求項3に記載の卵内物質の高さ測定装置。
  5. 前記卵内物質の高さ測定装置は、さらに、当該卵の卵重情報と前記距離測定手段からの距離情報とに基づいて卵の鮮度指標を演算する鮮度演算手段とを有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の卵内物質の高さ測定装置。
  6. 前記卵内物質の高さ測定装置は、さらに、当該卵の卵黄の直径情報と前記距離測定手段からの距離情報とに基づいて卵の鮮度指標を演算する鮮度演算手段とを有することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の卵内物質の高さ測定装置。
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