JP4827239B2 - 打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置及び該欠陥検出・充填度合い測定方法 - Google Patents

打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置及び該欠陥検出・充填度合い測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、打設中のコンクリートの欠陥検出装置に関し、詳しくは、打設中のコンクリートの欠陥の有無をコンクリート型枠の外側から簡略に検出可能な打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置及び該欠陥検出・充填度合い測定方法に関するものである。
施工現場等における打設中のコンクリートは、その充填度合いにより強度・外観といった品質が左右される。
コンクリートを所要の箇所に打設し建造物等を構築する場合、打設後のコンクリートが適切に充填されていないような場合、外観が良好で長期間にわたって品質を保障できる建造物等を構築することができない。このため、コンクリートの施工現場等では、充填度合いの適否という欠陥検出を速やかに行うことが必要となる。
打設中のコンクリートのような建築材料は、その含有水分の多少により品質が左右されることから、コンクリートを所要の箇所に打設し建造物等を構築する場合、打設後のコンクリートの水分が多すぎたり、少なすぎたりすると仕上げを適切に行い、高品質の建造物等を構築することができない。このため、コンクリートの施工現場等では、その含有水分の適否等の欠陥検出を速やかに行うことが必要となる。この見地から、測定対象物の表面から押し当てるタイプの水分計が従来存在する。
測定対象物の表面から押し当てるタイプの上記水分計は、測定対象物の内部に埋め込んだり、測定対象物を両側から挟み込むタイプに比べると、測定面さえ露出していれば測定可能であるため、例えばコンクリートの施工現場等ではより実用的である。
また、施工現場等において上述したようなケースで従来の水分計を使用する場合、全体の水分だけではなく、部分毎に水分を知らなければならないこともある。従って、測定対象物の深さ方向の水分分布をおおよそ判断することも必要となる。
ところで、測定対象物の水分の測定には、従来から高周波式水分計が使われてきた。これは水分の増減にしたがって変化する電気静電容量を、これに流れる高周波電流の多少を測定することによって測定し水分を算出するものである。
図21、図22に示すように、従来からある水分計100は、絶縁体101により間隔aをもって平行配置に支持した2本の長さbの棒状の電極102、103を、測定対象物110の測定面111に押し当て、両電極102、103間の電気静電容量を測定して測定対象物110の含有水分を算出するように構成したものである。
ところが、このような従来の電極構造では、測定面111が平坦でない場合には電極102、103の一部が測定面111から浮いて(非接触となって)しまう。この結果、電極102、103から測定面111への高周波電流の流れを阻害し、測定誤差を生じることになる。
従来の電極構造において、電極102、103間の間隔aを小さくすれば、浮きにくくなるが、間隔aが小さいことから水分変化に対する静電容量変化が小さくなるため測定回路の不安定性の影響を受け、安定した測定ができない。
次に、測定対象物110である木材について考察すると、図23に示すように、電極102、103を測定対象物110である木材の木目に対して平行に押し当てて測定した場合と、図24に示すように、木材の木目に対して直角に押し当てて測定した場合とでは、同じ領域を測定したときでも、これらの電気静電容量は異なる。従って、図21に示すような水分計100の電極構造では押し当て角度によって、測定結果が異なってしまうという不都合が生じる。
更に、図21に示すような水分計100の場合、絶縁体101の一面に電極102、103を平行配置に取り付けた構造であるため、測定範囲が画一的であり、測定対象物110の深さ方向に関して測定深度を変更して測定するということは不可能である。
特許文献1には、構造物に打設するコンクリート域にモルタルの静電容量を測定する電極板を装備した検知装置を挿入し、コンクリートの静電容量を測定して、打設するコンクリートの単位水量の適否を判定するように構成したコンクリートの品質試験方法と検知装置が提案されている。
しかし、この特許文献1のコンクリートの品質試験方法の場合も、測定範囲が画一的で打設中のコンクリートに対する測定深度を変更して品質試験を行うようには構成されていない。
特開2004−77454号公報
解決しようとする問題点は、打設中のコンクリートの欠陥の有無をコンクリート型枠へ電極を押し当てて検出する場合に、コンクリート型枠に対する電極の押し当て角度に関する許容度が有り、且つ、測定深度を変更して行う測定も、可能な斬新な構成の打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置及び該欠陥検出・充填度合い測定方法が従来存在しない点である。
本発明は、打設中のコンクリートの静電容量をコンクリート型枠の外側から測定し、打設中のコンクリートの欠陥の有無を検出する打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置であって、コンクリート型枠への押し当て面を曲面とした一方の電極と、この一方の電極が一方の端面中間部に配置されるとともに、一方の端面中間部の外側に周縁部を備える円筒状の絶縁体と、この絶縁体の他方の端面に、前記一方の電極と対向配置し、コンクリート型枠に接しない他方の電極と、を有する検出部を備え、前記絶縁体の一方の端面の周縁部により、前記コンクリート型枠への押し当て時において検出部の傾きすぎ検知機能を発揮させる構成としたことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
請求項1記載の発明によれば、コンクリート型枠への押し当て面を曲面とした一方の電極と、この一方の電極を一方の端面中間部に配置した円筒状の絶縁体の他方の端面に、前記一方の電極と対向配置した他方の電極とを有する検出部を備え、この検出部の検出信号から前記一方の電極、他方の電極間の静電容量を求め、更に打設中のコンクリートの充填度合いを求めて表示するように構成したものであるから、コンクリート型枠に対する一方の電極の押し当て角度に関する許容度を有しつつ打設中のコンクリートの充填度合いを精度よく測定し、その欠陥の有無を的確に検出できる。
請求項記載の発明によれば、コンクリート型枠への押し当て面を曲面とした+電極と、この+電極を一方の端面中間部に配置した円筒状の絶縁体の他方の端面に、前記+電極と対向配置した−電極とを有する検出部を備え、この検出部の検出信号から前記+電極、−電極間の静電容量を求め、更に打設中のコンクリートの充填度合いを求めて表示するように構成したものであるから、コンクリート型枠に対する+電極の押し当て角度に関する許容度を有しつつ打設中のコンクリートの充填度合いを精度よく測定し、その欠陥の有無を的確に検出できる。
請求項3、4記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様な構成からなり、且つ、電極間隔を異にする深部測定用及び近傍部測定用の両検出部を把持体の両端に備えた構成で、この両検出部の検出信号から打設中のコンクリートの深部、近傍部の各充填度合いをコンクリート型枠に対する+電極の押し当て角度に関する許容度を有しつつ各々精度よく測定し、その欠陥の有無を的確に検出できる。また、請求項5記載の発明によれば、把持体の中央部を90度屈曲した構成として請求項3、4記載の発明と同様な効果を発揮させることができる。
請求項6、7記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様な構成からなり、且つ、電極間隔を異にする深部測定用及び近傍部測定用の両検出部を把持体に二股分岐で備えた構成で、この両検出部の検出信号から打設中のコンクリートの深部、近傍部の各充填度合いをコンクリート型枠に対する+電極の押し当て角度に関する許容度を有しつつ各々精度よく測定し、その欠陥の有無を的確に検出できる。
請求項8、9記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様からなり、且つ、一個の+電極と、+電極との間隔を大小異にする二個の−電極とを備えた検出部を備えた構成で、打設中のコンクリートの深部、近傍部の各充填度合いをコンクリート型枠に対する+電極の押し当て角度に関する許容度を有しつつ各々精度よく測定し、その欠陥の有無を的確に検出できる。
請求項10、11記載の発明によれば、請求項1記載の発明と同様の近傍部測定用の検出部を備えた把持体に対して深部測定用の検出部を装脱可能に配置した構成で、打設中のコンクリートの深部、近傍部の各充填度合いをコンクリート型枠に対する+電極の押し当て角度に関する許容度を有しつつ各々精度よく測定し、その欠陥の有無を的確に検出できる。
請求項12、13記載の発明によれば、+電極に対して押し当て方向の間隔調整可能に配置した−電極を有する検出部を備える構成で、打設中のコンクリートの深部、近傍部の各充填度合いをコンクリート型枠に対する+電極の押し当て角度に関する許容度を有しつつ各々精度よく測定し、その欠陥の有無を的確に検出できる。
請求項14記載の発明によれば、請求項3乃至13に記載した打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置のいずれかを使用して、深部測定用の検出部と近傍部測定用の検出部をコンクリート型枠に押し当ててコンクリートの静電容量を同時または交互に測定し、深部測定用の検出部で得た静電容量から、近傍部測定用の検出部で得た静電容量を差し引いた静電容量値を求め、この静電容量値が予め定めた基準値と比較して小さい場合に充填欠陥が有りと判定するものであるから、請求項3乃至13に記載した打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置のいずれかを使用して打設中のコンクリートの充填欠陥を容易に検出することが可能となる。
本発明は、コンクリート型枠に対する電極の押し当て角度に関する許容度が有り、且つ、測定深度を変更しての測定も可能な打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置を提供するという目的を、打設中のコンクリートの静電容量をコンクリート型枠の外側から測定し、打設中のコンクリートの欠陥の有無を検出する打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置であって、コンクリート型枠への押し当て面を曲面とした+電極と、この+電極を一方の端面中間部に配置した円筒状の絶縁体の他方の端面に、前記+電極と対向配置した−電極とを有する深部測定用の検出部と、コンクリート型枠への押し当て面を曲面とした+電極と、この+電極を一方の端面中間部に配置した円筒状の絶縁体の他方の端面に、前記+電極と対向配置した−電極とを有し、前記+電極、−電極間の間隔を深部測定用の検出部よりも小とした近傍部測定用の検出部とを把持体の両端に備えるとともに、前記深部測定用の検出部の検出信号から前記+電極、−電極間の静電容量を求める深部測定回路と、近傍部測定用の検出部の検出信号から前記+電極、−電極間の静電容量を求める近傍部測定回路と、前記深部測定回路、近傍部測定回路の各測定信号を切り替え方式で演算し、前記打設中のコンクリートの深部、近傍部の充填度合いの適否を判定する演算回路と、演算回路の演算結果を表示する表示部とを有する構成により実現した。
以下に、本発明の実施例を詳細に説明する。
(実施例1)
図1乃至図7を参照して本発明の実施例1の打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置について説明する。
まず、図1乃至図3を参照して本発明の原理的説明を行う。
図1、図2に示すように、打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置(以下、「欠陥検出・充填度合い測定装置」という)1の検出部2を、円筒状の絶縁体(寸法d)5の一端に端面を曲面状とした+電極3を、他端に−電極4を配置した構造とするとき、+電極3、−電極4間の電界は、例えば木板等からなるコンクリート型枠9を介在して存する測定対象物である打設中のコンクリート10を介して分布するため、その誘電率は+電極3、−電極4間の電気静電容量に大きく影響を与える。
なお、図1は床躯体を構成する場合の欠陥検出・充填度合い測定装置1とコンクリート型枠9の配置を示すが、この他欠陥検出・充填度合い測定装置1とコンクリート型枠9との位置関係は、コンクリート打設部分のコンクリート型枠9の配置角度に応じて種々の態様となることはいうまでもない。
打設中のコンクリート10の誘電率は水分に依存するため、+電極3、−電極4間の電気静電容量を測定することによって当該打設中のコンクリート10の水分検出、コンクリート充填量検出、欠陥判定が可能となる。
前記検出部2において、+電極3の絶縁体5の一端からの突出寸法cに比べて、コンクリート型枠9の表面の凹凸が小さければ、+電極3はコンクリート型枠9の表面から浮くことが無く測定面への接触が確実に保たれ、これにより安定した水分測定、コンクリート充填量測定が可能となる。
また、検出部2の鉛直方向の偏差eについて考察すると、検出部2が鉛直方向から傾いたとき、+電極3の水平面からの傾き角e'(図5参照)が、比較的小さな角度(1度、2度等)であれば、傾き角e'の水分、コンクリート充填量の測定値への影響は図3に示すとおり0度乃至2度の範囲でほぼ無視できる程度である。
この傾き角e'、すなわち前記偏差eは、測定面に対して略垂直(略90度)として測定者が大雑把に判断してもこの程度の角度範囲に収まるものである。
更に、絶縁体5の周縁部5aがコンクリート型枠9に当たると、測定者の感覚でそのことが判定でき、傾きすぎたことが分かる。
これらのことから、打設中のコンクリート10の水分測定、コンクリート充填量測定の際に、+電極3の押し当て角度が測定値の許容誤差を超えるほど大きく傾くことは、通常の測定者の注意力があれば避けられる。但し、許容される測定誤差によって許容できる押し当て角度が変わる。許容誤差が大きければこれにしたがって押し当て角度を大きくしてもよいことに留意する必要が有る。
次に、図4、図5を参照して、本実施例1の検出部2の具体的構成例及び傾き角e'について説明する。
図4に示す欠陥検出・充填度合い測定装置1の検出部2は、円柱状で段付きの絶縁体5の一端に、中間部の厚さ2mm程度、端面を直径R=25mmの曲面状とした小径円板状の+電極3を配置し、絶縁体5の他端に円板状の−電極4を配置した構造としている。
前記+電極3と−電極4とは、絶縁体5の中間部に貫通状態で設けた貫通孔6内に配置した連結部材11により絶縁状態で、且つ、一体的に連結している。すなわち、前記連結部材11は、+電極3に固着した下部連結受部12と、−電極4の中間部を嵌装するためのネジ部15を突設した上部連結受部13とを、貫通孔6内に配置した連結棒14により連結し、更にネジ部15に−電極4の中間部を嵌装し、平形ワッシャ16、スプリングワッシャ17をネジ部15の回りに嵌装し、ナット18により締め付けることで、前記+電極3と−電極4とを絶縁体5を挟んで対向するように固定配置している。
前記下部連結受部12、連結棒14、上部連結受部13は、合成樹脂等の絶縁材料により形成している。
なお、図4において、5bは絶縁体5に設けた−電極4受用の突部である。
図4に示す欠陥検出・充填度合い測定装置1の検出部2において、+電極3の絶縁体5の一端からの突出寸法cを、例えば1mm、+電極3の側面における曲面が始まる部分からコンクリート型枠9の表面までの寸法を0.505mmに設定し、これにより、図5に示すように、この検出部2をその周縁部5aがコンクリート型枠9に接するように傾けた場合、傾き角e'=2.438°、検出部2とコンクリート型枠9の表面との最大離隔寸法は2.085mmとなるように設定している。
次に、図6、図7を参照して、本実施例1の欠陥検出・充填度合い測定装置1の具体的構成例について説明する。
本実施例1の欠陥検出・充填度合い測定装置1は、絶縁材料により形成した把持用の小径筒部21と、図4に示す検出部2を取り付けるための大径筒部22とを連設した段付き筒形状の把持体20を具備し、大径筒部22の開口側から、前記検出部2の絶縁体5の外周との間にOリング23を介在しつつ絶縁体5の−電極側の部分を嵌着し、前記開口内部に−電極4を内装するように構成している。
また、前記開口内部の−電極4に対して、スペーサ部25を介して、測定回路(例えば高周波ブリッジ回路等)27、演算回路28等を搭載した配線基板26を取り付けている。更に、前記小径筒部21の内部には、例えば単1型又は単2型等からなる2個の乾電池29を直列接続した電池部30を収納している。
図7は本実施例1の欠陥検出・充填度合い測定装置1の回路系を示すものであり、前記+電極3、−電極4を測定回路27に接続して+電極3、−電極4間の静電容量を測定し、測定回路27の測定値を演算回路28により演算して打設中のコンクリート10の充填度合いを求め、更に予め設定した打設中のコンクリート10に関する水分基準値、コンクリート充填量基準値のデータを水分基準値メモリ(コンクリート充填量基準値メモリ)33から読み出し、求めた前記充填度合いと比較し、打設中のコンクリート10の水分、コンクリート充填量の適否を判定して、液晶ディスプレイ等で構成した表示部31により前記充填度合い、適否の判定結果(例えば、充填過少、充填少、充填適等)を表示するように構成している。なお、図6においては表示部31の図示を省略している。
また、前記演算回路28においては、前記測定回路27からの出力値と、充填度合いと、水分基準値、コンクリート充填量基準値との関係をプラグラムしておき、上述した演算処理を行うものである。図6において、32は曲面状に形成した端部材である。
本実施例1の欠陥検出・充填度合い測定装置1によれば、絶縁体5の一端に端面を曲面状とした+電極3を、他端に−電極4を配置した構成の検出部2を用い、この検出部2を+電極3をコンクリート型枠9に押し当てることによって、欠陥検出・充填度合い測定装置1が鉛直方向から傾いた場合でもその傾き角e'が小さい状態で打設中のコンクリート10の充填度合いを精度よく測定し、欠陥の有無を的確に検出することができる。
(実施例2)
次に、図8、図9を参照して本発明の実施例2について説明する。
本実施例2の欠陥検出・充填度合い測定装置1Aは、図8、図9に示すように、単一の筒形状の把持体41の両端に、打設中のコンクリート10の深部測定用の検出部42Aと、近傍部測定用の検出部42Bとを取り付けたことが特徴である。
ここで、深部とは、+電極3から打設中のコンクリート10の深さ方向への距離が比較的大きい場合を意味し、近傍部とは、+電極3から打設中のコンクリート10の深さ方向への距離が比較的小さい場合を意味するものとして以下の説明を行う。
前記検出部42A、検出部42Bは、図4に示す検出部2と同様な構成とし、+電極3、−電極4(図8において点線で示す)間の間隔及び絶縁体5の厚さを検出部42Aでは大きく、検出部42Bでは小さくしている。
また、本実施例2の欠陥検出・充填度合い測定装置1Aにおいては、図9に示すように、前記検出部42Aの+電極3、−電極4を深部測定回路43に接続して+電極3、−電極4間の静電容量を測定し、深部測定回路43の測定値を切替部45aの切り替えにより演算回路45に入力し、演算回路45により演算して打設中のコンクリート10の深部の充填度合いを求め、更に予め設定した打設中のコンクリート10に関する水分基準値、コンクリート充填量基準値のデータを水分基準値メモリ(コンクリート充填量基準値メモリ)47から読み出し、求めた前記充填度合いと比較し、打設中のコンクリート10の水分、コンクリート充填量の適否を判定して、液晶ディスプレイ等で構成した表示部46により前記充填度合い、適否の判定結果(例えば、充填過少、充填少、充填適等)を表示するように構成している。
また、前記検出部42Bの+電極3、−電極4を近傍部測定回路44に接続して+電極3、−電極4間の静電容量を測定し、近傍部測定回路44の測定値を切替部45aの切り替えにより演算回路45に入力し、演算回路45により演算して打設中のコンクリート10の近傍部の充填度合いを求め、更に予め設定した打設中のコンクリート10に関する水分基準値、コンクリート充填量基準値のデータを水分基準値メモリ(コンクリート充填量基準値メモリ)47から読み出し、求めた前記充填度合いと比較し、打設中のコンクリート10の水分、コンクリート充填量の適否を判定して、液晶ディスプレイ等で構成した表示部46により前記充填度合い、適否の判定結果(例えば、充填過少、充填少、充填適等)を表示するように構成している。
本実施例2の欠陥検出・充填度合い測定装置1Aによれば、単一の筒形状の把持体41の両端に、打設中のコンクリート10の深部測定用の検出部42Aと、近傍部測定用の検出部42Bとを備えているため、深部測定用の検出部42Aの+電極3をコンクリート型枠9に押し当てた状態の深部の水分測定(コンクリート充填量測定)及び欠陥検出と、把持体41を持ち替え近傍部測定用の検出部42Bの+電極3をコンクリート型枠9に押し当てた状態の近傍部の水分測定(コンクリート充填量測定)及び欠陥検出とを、一台の欠陥検出・充填度合い測定装置1Aにより選択的に、且つ、簡略に行うことができる。
この場合、深部測定用の検出部42Aを使用した場合の測定値をA、近傍部測定用の検出部42Bの測定値をBとすると、A−Bが深い部分、Bが浅い部分の充填度合いに対応する。但し、これは1例であり、他の演算を採用したほうがより高精度となることがあり、打設中のコンクリート10の測定水分領域、測定コンクリート充填量領域、材料組成等に応じて異なるものである。
図10は、本実施例2の欠陥検出・充填度合い測定装置1Aの変形例である欠陥検出・充填度合い測定装置1A’を示すものであり、前記欠陥検出・充填度合い測定装置1Aと基本的構成は同様であるが、把持体41の中央部を90度屈曲した形状として、深部測定用の検出部42Aの+電極3をコンクリート型枠9に押し当てた状態の深部の水分測定、コンクリート充填量測定及び欠陥検出と、把持体41を持ち替え近傍部測定用の検出部42Bの+電極3をコンクリート型枠9に押し当てた状態の近傍部の水分測定、コンクリート充填量測定及び欠陥検出とを、前記欠陥検出・充填度合い測定装置1Aの場合と同様にして選択的に、且つ、簡略に行うことができる。
図11は本発明の実施例2の他の変形例を示すものであり、この変形例の欠陥検出・充填度合い測定装置1Bにおいては、把持部51から二股分岐した検出部保持部53A、53Bに、各々打設中のコンクリート10の深部測定用の検出部42Aと、近傍部測定用の検出部42Bとを取り付けたことが特徴である。
前記検出部42A、検出部42Bは、図4に示す前記検出部2と同様な構成とし、+電極3、−電極4(図11において点線で示す)間の間隔及び絶縁体5の厚さを検出部42Aでは大きく、検出部42Bでは小さくしている。
この変形例の欠陥検出・充填度合い測定装置1Bにおいては、図9に示す場合と同様な回路系を採用するとともに、深部測定用の検出部42Aの+電極3をコンクリート型枠9に押し当てた状態の深部の水分測定時、コンクリート充填量測定時と、近傍部測定用の検出部42Bの+電極3をコンクリート型枠9に押し立てた状態の近傍部の水分測定時、コンクリート充填量測定時とで演算回路45を切り替え動作させるように構成している。
この変形例の欠陥検出・充填度合い測定装置1Bによれば、二股分岐の構成からなる一台の欠陥検出・充填度合い測定装置1Bで、深部測定用の検出部42Aの+電極3をコンクリート型枠9に押し当てた状態の深部の水分測定、コンクリート充填量測定と、近傍部測定用の検出部42Bの+電極3をコンクリート型枠9に押し立てた状態の近傍部の水分測定、コンクリート充填量測定とを切り替えて行うことができる。
(実施例3)
次に、図12、図13を参照して本発明の実施例3の検出部55について説明する。本実施例3の検出部55は、絶縁体5の一端に+電極3を、他端に−電極4を配置するとともに、絶縁体5の内部に−電極4と平行配置に−電極4を配置した2個の−電極4、4aを有する構成としたことが特徴である。
すなわち、+電極3と−電極4とを使用して打設中のコンクリート10の深部の水分測定、コンクリート充填量測定を、+電極3と−電極4aとを使用して打設中のコンクリート10の近傍部の水分測定、コンクリート充填量測定を切り替え式で行うように構成している。
本実施例3の検出部55を含む欠陥検出・充填度合い測定装置1Cの回路系を図13に示す。この回路系は、前記検出部55の+電極3、−電極4を深部測定回路43に接続して+電極3、−電極4間の静電容量を測定し、深部測定回路43の測定値を切替部45aにより切り替えて演算回路45Aに送り、演算回路45Aにより演算して打設中のコンクリート10の深部の充填度合いを求め、また、前記検出部55の+電極3、−電極4aを近傍部測定回路44に接続して+電極3、−電極4a間の静電容量を測定し、深部測定回路43、近傍部測定回路44の測定値を切替部45aにより切り替えて演算回路45Aに送り、この演算回路45Aより演算して打設中のコンクリート10の深部、近傍部の各充填度合いを求め、更に予め設定した打設中のコンクリート10に関する水分基準値、コンクリート充填量基準値のデータを水分基準値メモリ(コンクリート充填量基準値メモリ)47から読み出し、求めた深部、近傍部の各充填度合いと比較し、打設中のコンクリート10の深部、近傍部の各水分、コンクリート充填量の適否を判定して、液晶ディスプレイ等で構成した表示部46により前記充填度合い、適否の判定結果(例えば、水分少、水分適、水分過等)を表示するように構成している。
本実施例3の欠陥検出・充填度合い測定装置1Cによれば、1個の+電極3と、2個の−電極4、4aとを有する検出部55を備えているので、簡略な構成からなる一台の欠陥検出・充填度合い測定装置1Cにより打設中のコンクリート10の深部の水分測定、コンクリート充填量測定及び欠陥検出と、近傍部の水分測定、コンクリート充填量測定及び欠陥検出とを切り替えて行うことができる。
(実施例4)
次に、図14乃至図16を参照して本発明の実施例4の欠陥検出・充填度合い測定装置1Dについて説明する。
本実施例4の欠陥検出・充填度合い測定装置1Dは、図6に示す実施例1の打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置1と基本的構成は同様であるが、筒形状の把持体61の一端に、近傍部測定用の+電極3aを端面に有し内部に−電極4を内蔵した近傍部測定部62を設けるとともに、この近傍部測定部62に対して深部測定用の+電極3を端面に有する深部測定部63をアタッチメント式で脱着可能に備えたことが特徴である。
このような構成により、前記−電極4は、+電極3、+電極3aに対して共通な−電極として作用し、深部測定部63を装着した状態では、図15に示すように、電極間隔が大きい前記+電極3と−電極4との間の静電容量を測定して打設中のコンクリート10の深部の水分、コンクリート充填量を求め、深部測定部63を外した状態では、図16に示すように、電極間隔が小さい前記+電極3aと−電極4との間の静電容量を測定して打設中のコンクリート10の近傍部の水分、コンクリート充填量を求めるようになっている。また、本実施例4の欠陥検出・充填度合い測定装置1Dは、図13に示す場合と同様な切り替え式の回路系を採用している。
本実施例4の欠陥検出・充填度合い測定装置1Dによれば、この打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置1Dの本体に対して、深部測定部63をアタッチメント式で脱着可能に備えているので、簡略な構成からなる一台の欠陥検出・充填度合い測定装置1Cにより打設中のコンクリート10の近傍部の水分測定、コンクリート充填量測定及び欠陥検出と、深部の水分測定、コンクリート充填量測定及び欠陥検出とを簡略に切り替えて行うことができる。
(実施例5)
次に、図17、図18を参照して本発明の実施例5の欠陥検出・充填度合い測定装置の電極構造について説明する。本実施例5においては、検出部72の+電極3−、電極4間の間隔を変動式にしたことが特徴である。
すなわち、本実施例5の検出部72は、絶縁材からなる筒状カバー体73の端面中間部に+電極3を配置するとともに、筒状カバー体73の中間部にガイド体74を鉛直方向に立設し、ガイド体74により−電極4を取り付けた絶縁体5を鉛直方向にスライド可能に支持したものである。
本実施例5の検出部72を採用した欠陥検出・充填度合い測定装置によれば、一台の欠陥検出・充填度合い測定装置によって図17に示すように、−電極4を上方にスライドして前記+電極3と−電極4との間の電極間隔を大きくして打設中のコンクリート10の深部の水分、コンクリート充填量を求め欠陥を検出したり、図18に示すように、−電極4を下方にスライドして前記+電極3aと−電極4との間の電極間隔を小さくして打設中のコンクリート10の近傍部の水分、コンクリート充填量を求め欠陥を検出したりすることができる。
次に、上述した欠陥検出・充填度合い測定装置1A乃至1D又は図17、図18に示す構成を有する装置のいずれかを用いた打設中のコンクリート10の欠陥検出・充填度合い測定装置方法について説明する。
この欠陥検出方法は、例えば前記欠陥検出・充填度合い測定装置1Aを用いる場合、深部測定用の検出部42Aと、近傍部測定用の検出部42Bをコンクリート型枠9に押し当ててコンクリートの静電容量を同時に(または交互に)測定し、深部測定用の検出部42Aで得た静電容量から、近傍部測定用の検出部42Bで得た静電容量を予め定めた近似式で補正した静電容量をもって差し引いた値で求められる水分量、コンクリート充填量を求め、この水分量、コンクリート充填量が予め定めた基準値と比較して小さい場合に、打設中のコンクリート10の充填欠陥が有りと判定するものである。前記欠陥検出・充填度合い測定装置1A’、1B、1C、1D又は図17、図18に示す構成を有する欠陥検出・充填度合い測定装置を用いる場合も同様である。
このような欠陥検出方法によれば、一台の欠陥検出・充填度合い測定装置(前記欠陥検出・充填度合い測定装置1A乃至1D又は図17、図18に示す構成を有する欠陥検出・充填度合い測定装置のいずれか)を用いて、打設中のコンクリート10の充填欠陥を容易に検出することが可能となる。
次に、図19、図20を参照して、例えば前記欠陥検出・充填度合い測定装置1Aを用いて打設中のコンクリート10を測定した場合の具体例について説明する。図19は前記検出部42Bの測定値を横軸に、残差(検出部42Aと検出部42Bの測定結果を回帰分析したもの)を縦軸にとって示すコンクリート及び(空隙+ジャンカ)についての回帰分析図であり、また、図20は回帰分析結果を基に作成した判別結果であるコンクリート及び(空隙+ジャンカ)についての判別点数と度数との関係を示す棒グラフである。
このようなコンクリート及び(空隙+ジャンカ)についての回帰分析、判別点数と度数の関係を得ることにより、打設中のコンクリートの状況を的確に把握することができる。
本発明は、上述した打設中のコンクリートの欠陥検出に適用する他、各種土木工事現場の地盤、壁面の水分測定、コンクリート充填量測定及び欠陥検出、穀粉等の水分測定等に幅広く適用可能である。
本発明の実施例1の欠陥検出・充填度合い測定装置の測定部の構成を示す説明図である。 本実施例1の欠陥検出・充填度合い測定装置の測定部の+電極側から見た平面図である。 本実施例1の欠陥検出・充填度合い測定装置の傾き角と水分、コンクリート充填量との相関を示す表である。 本実施例の欠陥検出・充填度合い測定装置における測定部の具体的構成例を示す概略断面図である。 本実施例1の欠陥検出・充填度合い測定装置における測定部を傾けた状態を示す概略図である。 本実施例1の欠陥検出・充填度合い測定装置の具体的構成例を示す概略断面図である。 本実施例1の欠陥検出・充填度合い測定装置の回路系を示すブロック図である。 本発明の実施例2の欠陥検出・充填度合い測定装置の正面図である。 本実施例2の欠陥検出・充填度合い測定装置の回路系を示すブロック図である。 本発明の実施例2の欠陥検出・充填度合い測定装置の変形例を示す正面図である。 本実施例2の欠陥検出・充填度合い測定装置の他の変形例を示す正面図である。 本発明の実施例3の測定部を示す断面図である。 本実施例3の回路系を示すブロック図である。 本発明の実施例4の欠陥検出・充填度合い測定装置の正面図である。 本実施例4の測定部を示す正面図である。 本実施例4の近傍部測定用の測定部を示す正面図である。 本発明の実施例5における測定部(深部測定時)を示す断面図である。 本実施例5の測定部(近傍部測定時)を示す断面図である。 本発明の実施例1の欠陥検出・充填度合い測定装置を用いて測定した測定値に基づくコンクリート及び(空隙+ジャンカ)についての回帰分析図である。 図19に示す回帰分析結果を基に作成したコンクリート及び(空隙+ジャンカ)についての判別点数と度数との関係を示す棒グラフである。 従来の水分計における測定部を示す正面図である。 従来の水分計における測定部を示す底面図である。 従来の水分計における測定部を木材の木目と平行配置した状態を示す説明図である。 従来の水分計における測定部を木材の木目と直角配置した状態を示す説明図である。
符号の説明
1 欠陥検出・充填度合い測定装置
1A 欠陥検出・充填度合い測定装置
1A’欠陥検出・充填度合い測定装置
1B 欠陥検出・充填度合い測定装置
1C 欠陥検出・充填度合い測定装置
1D 欠陥検出・充填度合い測定装置
2 検出部
3 +電極
3a +電極
4 −電極
4a −電極
5 絶縁体
5a 周縁部
6 貫通孔
9 コンクリート型枠
10 打設中のコンクリート
11 連結部材
12 下部連結受部
13 上部連結受部
14 連結棒
15 ネジ部
16 平形ワッシャ
17 スプリングワッシャ
18 ナット
20 把持体
21 小径筒部
22 大径筒部
23 Oリング
25 スペーサ部
26 配線基板
27 測定回路
28 演算回路
29 乾電池
30 電池部
31 表示部
32 端部材
33 水分基準値メモリ(コンクリート充填量基準値メモリ)
41 把持体
42A 検出部
42B 検出部
43 深部測定回路
44 近傍部測定回路
45 演算回路
45A 演算回路
45a 切替部
46 表示部
47 水分基準値メモリ(コンクリート充填量基準値メモリ)
51 把持部
53A 検出部保持部
53B 検出部保持部
55 検出部
61 把持体
62 近傍部測定部
63 深部測定部
72 検出部
73 筒状カバー体
74 ガイド体

Claims (14)

  1. 打設中のコンクリートの静電容量をコンクリート型枠の外側から測定し、打設中のコンクリートの欠陥の有無を検出する打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置であって、
    コンクリート型枠への押し当て面を曲面とした一方の電極と、
    この一方の電極が一方の端面中間部に配置されるとともに、一方の端面中間部の外側に周縁部を備える円筒状の絶縁体と、
    この絶縁体の他方の端面に、前記一方の電極と対向配置し、コンクリート型枠に接しない他方の電極と、を有する検出部を備え
    前記絶縁体の一方の端面の周縁部により、前記コンクリート型枠への押し当て時において検出部の傾きすぎ検知機能を発揮させる構成としたことを特徴とする打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置。
  2. 打設中のコンクリートの静電容量をコンクリート型枠の外側から測定し、打設中のコンクリートの欠陥の有無を検出する打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置であって、
    コンクリート型枠への押し当て面を曲面とした+電極と、この+電極を一方の端面中間部に配置した円筒状の絶縁体の他方の端面に、前記+電極と対向配置した−電極とを有する検出部と、
    該検出部の検出信号から前記+電極、−電極間の静電容量を求める測定回路と、
    該測定回路の測定信号を基に前記打設中のコンクリートの充填度合いの適否を判定する演算回路と、
    演算回路の演算結果を表示する表示部と、
    を有することを特徴とする打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置。
  3. 打設中のコンクリートの静電容量をコンクリート型枠の外側から測定し、打設中のコンクリートの欠陥の有無を検出する打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置であって、
    コンクリート型枠への押し当て面を曲面とした+電極と、この+電極を一方の端面中間部に配置した円筒状の絶縁体の他方の端面に、前記+電極と対向配置した−電極とを有する深部測定用の検出部と、
    コンクリート型枠への押し当て面を曲面とした+電極と、この+電極を一方の端面中間部に配置した円筒状の絶縁体の他方の端面に、前記+電極と対向配置した−電極とを有し、前記+電極、−電極間の間隔を深部測定用の検出部よりも小とした近傍部測定用の検出部と、
    を把持体の両端に備えたことを特徴とする打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置。
  4. 打設中のコンクリートの静電容量をコンクリート型枠の外側から測定し、打設中のコンクリートの欠陥の有無を検出する打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置であって、
    コンクリート型枠への押し当て面を曲面とした+電極と、この+電極を一方の端面中間部に配置した円筒状の絶縁体の他方の端面に、前記+電極と対向配置した−電極とを有する深部測定用の検出部と、
    コンクリート型枠への押し当て面を曲面とした+電極と、この+電極を一方の端面中間部に配置した円筒状の絶縁体の他方の端面に、前記+電極と対向配置した−電極とを有し、前記+電極、−電極間の間隔を深部測定用の検出部よりも小とした近傍部測定用の検出部と、
    を把持体の両端に備えるとともに、
    前記深部測定用の検出部の検出信号から前記+電極、−電極間の静電容量を求める深部測定回路と、
    前記近傍部測定用の検出部の検出信号から前記+電極、−電極間の静電容量を求める近傍部測定回路と、
    前記深部測定回路、近傍部測定回路の各測定信号を切り替え方式で演算し、前記打設中のコンクリートの深部、近傍部の充填度合いの適否を判定する演算回路と、
    演算回路の演算結果を表示する表示部と、
    を有することを特徴とする打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置。
  5. 打設中のコンクリートの静電容量をコンクリート型枠の外側から測定し、打設中のコンクリートの欠陥の有無を検出する打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置であって、
    コンクリート型枠への押し当て面を曲面とした+電極と、この+電極を一方の端面中間部に配置した円筒状の絶縁体の他方の端面に、前記+電極と対向配置した−電極とを有する深部測定用の検出部と、
    コンクリート型枠への押し当て面を曲面とした+電極と、この+電極を一方の端面中間部に配置した円筒状の絶縁体の他方の端面に、前記+電極と対向配置した−電極とを有し、前記+電極、−電極間の間隔を深部測定用の検出部よりも小とした近傍部測定用の検出部と、
    を中間部を90度屈曲した把持体の両端に備えるとともに、
    前記深部測定用の検出部の検出信号から前記+電極、−電極間の静電容量を求める深部測定回路と、
    前記近傍部測定用の検出部の検出信号から前記+電極、−電極間の静電容量を求める近傍部測定回路と、
    前記深部測定回路、近傍部測定回路の各測定信号を切り替え方式で演算し、前記打設中のコンクリートの深部、近傍部の充填度合いの適否を判定する演算回路と、
    演算回路の演算結果を表示する表示部と、
    を有することを特徴とする打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置。
  6. 打設中のコンクリートの静電容量をコンクリート型枠の外側から測定し、打設中のコンクリートの欠陥の有無を検出する打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置であって、
    コンクリート型枠への押し当て面を曲面とした+電極と、この+電極を一方の端面中間部に配置した円筒状の絶縁体の他方の端面に、前記+電極と対向配置した−電極とを有する深部測定用の検出部と、
    コンクリート型枠への押し当て面を曲面とした+電極と、この+電極を一方の端面中間部に配置した円筒状の絶縁体の他方の端面に、前記+電極と対向配置した−電極とを有し、前記+電極、−電極間の間隔を深部測定用の検出部よりも小とした近傍部測定用の検出部と、
    を把持体に二股分岐で備えたことを特徴とする打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置。
  7. 打設中のコンクリートの静電容量をコンクリート型枠の外側から測定し、打設中のコンクリートの欠陥の有無を検出する打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置であって、
    コンクリート型枠への押し当て面を曲面とした+電極と、この+電極を一方の端面中間部に配置した円筒状の絶縁体の他方の端面に、前記+電極と対向配置した−電極とを有する深部測定用の検出部と、
    コンクリート型枠への押し当て面を曲面とした+電極と、この+電極を一方の端面中間部に配置した円筒状の絶縁体の他方の端面に、前記+電極と対向配置した−電極とを有し、前記+電極、−電極間の間隔を深部測定用の検出部よりも小とした近傍部測定用の検出部と、
    を把持体に二股分岐で備えるとともに、
    前記深部測定用の検出部の検出信号から前記+電極、−電極間の静電容量を求める深部測定回路と、
    前記近傍部測定用の検出部の検出信号から前記+電極、−電極間の静電容量を求める近傍部測定回路と、
    前記深部測定回路、近傍部測定回路の各測定信号を切り替え方式で演算し、前記打設中のコンクリートの深部、近傍部の充填度合いの適否を判定する演算回路と、
    演算回路の演算結果を表示する表示部と、
    を有することを特徴とする打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置。
  8. 打設中のコンクリートの静電容量をコンクリート型枠の外側から測定し、打設中のコンクリートの欠陥の有無を検出する打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置であって、
    コンクリート型枠への押し当て面を曲面とした+電極と、この+電極を一方の端面中間部に配置した円筒状の絶縁体の他方の端面に、前記+電極と対向配置した深部測定用の−電極と、
    前記絶縁体の内部に前記−電極より+電極との間隔を小とした状態で配置した近傍部測定用の−電極と、
    を有する検出部を備えたことを特徴とする打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置。
  9. 打設中のコンクリートの静電容量をコンクリート型枠の外側から測定し、打設中のコンクリートの欠陥の有無を検出する打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置であって、
    コンクリート型枠への押し当て面を曲面とした+電極と、この+電極を一方の端面中間部に配置した円筒状の絶縁体の他方の端面に、前記+電極と対向配置した深部測定用の−電極と、前記絶縁体の内部に前記−電極より+電極との間隔を小とした状態で配置した近傍部測定用の−電極とを有する検出部と、
    前記+電極、深部測定用の−電極間の検出信号からその静電容量を求める深部測定回路と、
    前記+電極、近傍部測定用の−電極間の検出信号からその静電容量を求める近傍部測定回路と、
    前記深部測定回路、近傍部測定回路の各測定信号を切り替え方式で演算し、前記測定対象物の深部、近傍部の充填度合いの適否を判定する演算回路と、
    演算回路の演算結果を表示する表示部と、
    を有することを特徴とする打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置。
  10. 打設中のコンクリートの静電容量をコンクリート型枠の外側から測定し、打設中のコンクリートの欠陥の有無を検出する打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置であって、
    コンクリート型枠への押し当て面を曲面とした+電極と、この+電極を一方の端面中間部に配置した円筒状の絶縁体の他方の端面に、前記+電極と対向配置した−電極とを有する近傍部測定用の検出部を備えた把持体と、
    前記近傍部測定用の検出部に対して装脱可能に配置したコンクリート型枠への押し当て面を曲面とし、装着状態で前記−電極と対向配置となる+電極を有する深部測定用の検出部と、
    を備えたことを特徴とする打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置。
  11. 打設中のコンクリートの静電容量をコンクリート型枠の外側から測定し、打設中のコンクリートの欠陥の有無を検出する打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置であって、
    コンクリート型枠への押し当て面を曲面とした+電極と、この+電極を一方の端面中間部に配置した円筒状の絶縁体の他方の端面に、前記+電極と対向配置した−電極とを有する近傍部測定用の検出部を備えた把持体と、
    該近傍部測定用の検出部に対して装脱可能に配置したコンクリート型枠への押し当て面を曲面とし、装着状態で前記−電極と対向配置となる+電極を有する深部測定用の検出部と、
    を備えるとともに、
    前記深部測定用の検出部を装着した状態での前記+電極、前記−電極間の検出信号からその静電容量を求める深部測定回路と、
    前記深部測定用の検出部を外した状態での前記近傍部測定用における検出部の+電極、−電極間の検出信号からその静電容量を求める近傍部測定回路と、
    前記深部測定回路、近傍部測定回路の各測定信号を切り替え方式で演算し、前記打設中のコンクリートの深部、近傍部の充填度合いの適否を判定する演算回路と、
    演算回路の演算結果を表示する表示部と、
    を有することを特徴とする打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置。
  12. 打設中のコンクリートの静電容量をコンクリート型枠の外側から測定し、打設中のコンクリートの欠陥の有無を検出する打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置であって、
    コンクリート型枠への押し当て面を曲面とした+電極と、この+電極に対して押し当て方向の間隔調整可能に配置した円筒状の絶縁体及び前記+電極と対向する−電極とを有する検出部を備えたことを特徴とする打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置。
  13. 打設中のコンクリートの静電容量をコンクリート型枠の外側から測定し、打設中のコンクリートの欠陥の有無を検出する打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置であって、
    コンクリート型枠への押し当て面を曲面とした+電極と、この+電極に対して押し当て方向の間隔調整可能に配置した円筒状の絶縁体及び前記+電極と対向する−電極とを有する検出部と、
    この検出部における前記+電極、−電極間の間隔が大きい場合の検出信号から打設中のコンクリートの深部測定に対応する静電容量を求め、前記+電極、−電極間の間隔が小の場合の検出信号から測定対象物の近傍部測定に対応する静電容量を求める測定回路と、
    測定回路の測定信号を基に前記打設中のコンクリートの深部、近傍部の各充填度合いの適否を判定する演算回路と、
    演算回路の演算結果を表示する表示部と、
    を有することを特徴とする打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置。
  14. 請求項3乃至13に記載した打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定装置のいずれかを用いた打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定方法であって、
    深部測定用の検出部と近傍部測定用の検出部をコンクリート型枠に押し当ててコンクリートの静電容量を同時または交互に測定し、深部測定用の検出部で得た静電容量から、近傍部測定用の検出部で得た静電容量を差し引いた静電容量値が、予め定めた基準値と比較して小さい場合に充填欠陥が有りと判定することを特徴とする打設中のコンクリートの欠陥検出・充填度合い測定方法。
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