JP2006250315A - 電磁弁 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 電磁弁20は、液圧回路の流路の一部になる第1のオリフィス62を有する弁座60と、弁座60に着座したときに第1のオリフィス62と連通する第2のオリフィス72が形成された弁体70と、弁体70に弁座60に接近する方向又は弁座60から離れるである第1の方向に移動させる力を加える弾性体80と、第1の方向とは反対の第2の方向に弁体70を移動させる電磁吸引力を発生させるためのコイル90と、を有する。第2のオリフィス72の断面積は、第1のオリフィス62の断面積よりも小さい。コイル90への電流のオン・オフによって、流路を流れる液体の流量を、第1のオリフィス62によって制御される第1の流量と、第2のオリフィス72によって制御される第2の流量と、のいずれかに切り換える。
【選択図】 図1
Description
前記流路内に配置され、前記弁座に着座したときに前記第1のオリフィスと連通する第2のオリフィスが形成されている弁体と、
前記弁体に、前記弁座に接近する方向及び前記弁座から離れる方向の一方である第1の方向に移動させる力を加える弾性体と、
電流が流れることで磁場を発生させるコイルであって、磁気誘導によって、前記第1の方向とは反対の第2の方向に、前記弁体を移動させる電磁吸引力を発生させるためのコイルと、
軸方向の両側に第1及び第2の端部を有し、前記第1の端部に前記弁体が固定されたリテーナと、
前記リテーナを前記軸方向に移動できるように収容し、前記流路に連通するガイド孔を有する固定コアと、
前記リテーナの前記第2の端部及び前記固定コアに対向し、前記リテーナの前記軸方向に沿って移動するようガイドされた可動コアと、
を有し、
前記弾性体は、前記リテーナに、前記第1の端部から前記第2の端部の方向への第1の力を加え、
前記磁気誘導によって、前記可動コア及び前記固定コア間に前記電磁吸引力を発生させて、前記第1の力に対向する第2の力を、前記可動コアを介して前記リテーナに加えるとともに前記リテーナを介して前記弁体に加え、
前記第2のオリフィスの断面積は、前記第1のオリフィスの断面積よりも小さく、
前記コイルへの前記電流のオン・オフによって、前記流路を流れる液体の流量を、前記第1のオリフィスによって制御される第1の流量と、前記第2のオリフィスによって制御される第2の流量と、のいずれかに切り換える。したがって、オリフィス径を管理して第1及び第2のオリフィスを精度良く加工することで、流量を精度よく調整することができる。
(2)本発明に係る電磁弁は、液圧回路の流路の一部になる第1のオリフィスを有する弁座と、
前記流路内に配置され、前記弁座に着座したときに前記第1のオリフィスと連通する第2のオリフィスが形成されている弁体と、
前記弁体に、前記弁座に接近する方向及び前記弁座から離れる方向の一方である第1の方向に移動させる力を加える弾性体と、
電流が流れることで磁場を発生させるコイルであって、磁気誘導によって、前記第1の方向とは反対の第2の方向に、前記弁体を移動させる電磁吸引力を発生させるためのコイルと、
ガイド孔を有するボディと、
前記ガイド孔の軸方向に移動するように前記ガイド孔内に配置された可動コアと、
前記ボディの端部に、前記可動コアと対向するように固定された固定コアと、
を有し、
前記弁体は、前記可動コアの、前記固定コアとは反対側の端部に固定され、
前記弁体、前記弁座及び前記弾性体は、前記ボディの前記ガイド孔に、前記弁体が前記弁座及び前記弾性体に挟まれるように配置され、
前記弾性体は、前記固定コアと前記弁体との間で、前記弁体に前記弁座の方向への第1の力を加え、
前記磁気誘導によって、前記可動コア及び前記固定コア間に前記電磁吸引力を発生させて、前記第1の力に対向する第2の力を、前記可動コアを介して前記弁体に加え、
前記第2のオリフィスの断面積は、前記第1のオリフィスの断面積よりも小さく、
前記コイルへの前記電流のオン・オフによって、前記流路を流れる液体の流量を、前記第1のオリフィスによって制御される第1の流量と、前記第2のオリフィスによって制御される第2の流量と、のいずれかに切り換える。したがって、オリフィス径を管理して第1及び第2のオリフィスを精度良く加工することで、流量を精度よく調整することができる。
(3)この電磁弁において、
前記流量が前記第2の流量に設定されるときに、前記弁体の先端部は、前記第1のオリフィスに入り込むように配置されてもよい。こうすることで、弁体が弁座に着座する際に調芯されて、着座状態を向上させることができる。
(4)この電磁弁において、
前記流量が前記第1の流量に設定されるときに、前記弁体が着座する弁座面と前記弁体の前記先端部の表面との間に形成される隙間の断面積が、前記第1及び第2のオリフィスの断面積の差以上になるように、前記弁体が前記弁座から離れてもよい。こうすることで、弁体及び弁座の離隔時に、第1のオリフィスを流れる液体を絞ることがないので、流量を精度よく調整することができる。
(5)この電磁弁において、
前記流量が前記第1の流量に設定されるときに、前記弁体の前記先端部は、完全に、前記第1のオリフィスから外側に出るように配置されることで、流量の制御精度が向上する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る電磁弁を有する液圧制御装置の一部を示す断面図である。
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る電磁弁を有する液圧制御装置の一部を示す断面図である。
Claims (5)
- 液圧回路の流路の一部になる第1のオリフィスを有する弁座と、
前記流路内に配置され、前記弁座に着座したときに前記第1のオリフィスと連通する第2のオリフィスが形成されている弁体と、
前記弁体に、前記弁座に接近する方向及び前記弁座から離れる方向の一方である第1の方向に移動させる力を加える弾性体と、
電流が流れることで磁場を発生させるコイルであって、磁気誘導によって、前記第1の方向とは反対の第2の方向に、前記弁体を移動させる電磁吸引力を発生させるためのコイルと、
軸方向の両側に第1及び第2の端部を有し、前記第1の端部に前記弁体が固定されたリテーナと、
前記リテーナを前記軸方向に移動できるように収容し、前記流路に連通するガイド孔を有する固定コアと、
前記リテーナの前記第2の端部及び前記固定コアに対向し、前記リテーナの前記軸方向に沿って移動するようガイドされた可動コアと、
を有し、
前記弾性体は、前記リテーナに、前記第1の端部から前記第2の端部の方向への第1の力を加え、
前記磁気誘導によって、前記可動コア及び前記固定コア間に前記電磁吸引力を発生させて、前記第1の力に対向する第2の力を、前記可動コアを介して前記リテーナに加えるとともに前記リテーナを介して前記弁体に加え、
前記第2のオリフィスの断面積は、前記第1のオリフィスの断面積よりも小さく、
前記コイルへの前記電流のオン・オフによって、前記流路を流れる液体の流量を、前記第1のオリフィスによって制御される第1の流量と、前記第2のオリフィスによって制御される第2の流量と、のいずれかに切り換える電磁弁。 - 液圧回路の流路の一部になる第1のオリフィスを有する弁座と、
前記流路内に配置され、前記弁座に着座したときに前記第1のオリフィスと連通する第2のオリフィスが形成されている弁体と、
前記弁体に、前記弁座に接近する方向及び前記弁座から離れる方向の一方である第1の方向に移動させる力を加える弾性体と、
電流が流れることで磁場を発生させるコイルであって、磁気誘導によって、前記第1の方向とは反対の第2の方向に、前記弁体を移動させる電磁吸引力を発生させるためのコイルと、
ガイド孔を有するボディと、
前記ガイド孔の軸方向に移動するように前記ガイド孔内に配置された可動コアと、
前記ボディの端部に、前記可動コアと対向するように固定された固定コアと、
を有し、
前記弁体は、前記可動コアの、前記固定コアとは反対側の端部に固定され、
前記弁体、前記弁座及び前記弾性体は、前記ボディの前記ガイド孔に、前記弁体が前記弁座及び前記弾性体に挟まれるように配置され、
前記弾性体は、前記固定コアと前記弁体との間で、前記弁体に前記弁座の方向への第1の力を加え、
前記磁気誘導によって、前記可動コア及び前記固定コア間に前記電磁吸引力を発生させて、前記第1の力に対向する第2の力を、前記可動コアを介して前記弁体に加え、
前記第2のオリフィスの断面積は、前記第1のオリフィスの断面積よりも小さく、
前記コイルへの前記電流のオン・オフによって、前記流路を流れる液体の流量を、前記第1のオリフィスによって制御される第1の流量と、前記第2のオリフィスによって制御される第2の流量と、のいずれかに切り換える電磁弁。 - 請求項1又は2に記載された電磁弁において、
前記流量が前記第2の流量に設定されるときに、前記弁体の先端部は、前記第1のオリフィスに入り込むように配置される電磁弁。 - 請求項13のいずれか1項に記載された電磁弁において、
前記流量が前記第1の流量に設定されるときに、前記弁体が着座する弁座面と前記弁体の前記先端部の表面との間に形成される隙間の断面積が、前記第1及び第2のオリフィスの断面積の差以上になるように、前記弁体が前記弁座から離れる電磁弁。 - 請求項4に記載された電磁弁において、
前記流量が前記第1の流量に設定されるときに、前記弁体の前記先端部は、完全に、前記第1のオリフィスから外側に出るように配置される電磁弁。
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---|---|---|---|---|
JP2012505354A (ja) * | 2008-10-10 | 2012-03-01 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 電磁弁 |
JP2013160346A (ja) * | 2012-02-07 | 2013-08-19 | Shindengen Mechatronics Co Ltd | 電磁弁 |
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2005
- 2005-03-14 JP JP2005070887A patent/JP4191158B2/ja not_active Expired - Fee Related
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