JP4191158B2 - 電磁弁 - Google Patents

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Description

本発明は、電磁弁に関する。
液圧回路で流量を調整するために電磁弁を使用することが知られている。電磁弁の一例として、常開型電磁弁は、電気的な制御によって流路を閉じる。詳しくは、コイルに電流を流すと、固定コアと可動コアとの間に電磁吸引力が発生し、可動コアは固定コアの方向に移動する。そのとき、可動コアがリテーナを押しつける。リテーナの先端には弁体が設けられているので、リテーナを介して、弁体が弁座に押しつけられる。こうして、流路が閉じられる。また、スプリングによって、弁体に、可動コアの方向への力が常に加えられているので、電流を止めると、弁体が弁座から離れて流路が開く。
特許文献1には、弁座に溝を形成することで、弁体が弁座に着座してもオリフィスが形成される構造が開示されている。この構造では、溝の大きさ及び深さによって、弁体が弁座に着座しているときの流量が決まるので、流量を多くするには溝を大きく又は深くしなければならない。しかし、溝を大きくすると、弁座が大きく切り欠かれるので着座状態が悪くなる。また、深い溝を高い精度で形成することは難しい。
特開2001−225731号公報
本発明の目的は、流量を精度よく調整することができる電磁弁を提供することにある。
発明に係る電磁弁は、液圧回路の流路の一部になる第1のオリフィスを有する弁座と、
前記流路内に配置され、前記弁座に着座したときに前記第1のオリフィスと連通する第2のオリフィスが形成されている弁体と、
前記弁体に、前記弁座に接近する方向及び前記弁座から離れる方向の一方である第1の方向に移動させる力を加える弾性体と、
電流が流れることで磁場を発生させるコイルであって、磁気誘導によって、前記第1の方向とは反対の第2の方向に、前記弁体を移動させる電磁吸引力を発生させるためのコイルと、
軸方向の両側に第1及び第2の端部を有し、前記第1の端部に前記弁体が固定されたリテーナと、
前記リテーナを前記軸方向に移動できるように収容し、前記流路に連通するガイド孔を有する固定コアと、
前記リテーナの前記第2の端部及び前記固定コアに対向し、前記リテーナの前記軸方向に沿って移動するようガイドされた可動コアと、
を有し、
前記弾性体は、前記リテーナに、前記第1の端部から前記第2の端部の方向への第1の力を加え、
前記磁気誘導によって、前記可動コア及び前記固定コア間に前記電磁吸引力を発生させて、前記第1の力に対向する第2の力を、前記可動コアを介して前記リテーナに加えるとともに前記リテーナを介して前記弁体に加え、
前記第2のオリフィスの断面積は、前記第1のオリフィスの断面積よりも小さく、
前記コイルへの前記電流のオフによって、前記弁体の前記先端部は、完全に、前記第1のオリフィスから外側に出るように配置され、前記流路を流れる液体の流量、前記第1のオリフィスによって第1の流量に制御され、
前記コイルへの前記電流のオンによって、前記弁体の先端部は、前記第1のオリフィスに入り込むように配置され、前記第2のオリフィスによって第2の流量に制御され、
前記流量が前記第1の流量に設定されるときに、前記弁体が着座する弁座面と前記弁体の前記先端部の表面との間に形成される隙間の断面積が、前記第1及び第2のオリフィスの断面積の差以上になるように、前記弁体が前記弁座から離れる。したがって、オリフィス径を管理して第1及び第2のオリフィスを精度良く加工することで、流量を精度よく調整することができる。
また、前記流量が前記第2の流量に設定されるときに、前記弁体の先端部は、前記第1のオリフィスに入り込むように配置されることで、弁体が弁座に着座する際に調芯されて、着座状態を向上させることができる。
また、前記流量が前記第1の流量に設定されるときに、前記弁体が着座する弁座面と前記弁体の前記先端部の表面との間に形成される隙間の断面積が、前記第1及び第2のオリフィスの断面積の差以上になるように、前記弁体が前記弁座から離れることで、弁体及び弁座の離隔時に、第1のオリフィスを流れる液体を絞ることがないので、流量を精度よく調整することができる。
また、前記流量が前記第1の流量に設定されるときに、前記弁体の前記先端部は、完全に、前記第1のオリフィスから外側に出るように配置されることで、流量の制御精度が向上する。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る電磁弁を有する液圧制御装置の一部を示す断面図である。
液圧制御装置は、例えばアルミニウムからなる基体10を有する。基体10には、液体の第1の流路11が形成されている。基体10には、第2の流路12が形成されている。基体10には、電磁弁20のための装着孔14が形成されている。装着孔14は、第1及び第2の流路11,12に連通している。装着孔14を介して第1及び第2の流路11,12が連通している。
液圧制御装置は、電磁弁20を有する。電磁弁20は、第1及び第2の流路11,12間で、液体(例えば作動液)の圧力差又は流量を切り換える。図1に示す電磁弁20は、後述するように、常開型電磁弁を応用したものである。
電磁弁20は、固定コア30を有する。固定コア30は磁性体である。固定コア30(詳しくはその一部)は、装着孔14に嵌め込まれ、ストッパ(例えば金属製のCリング)22によって抜け止めが図られている。固定コア30と基体10(詳しくは装着孔14の内面)との間には、Oリング24が設けられて、両者間の液密性が確保されている。Oリング24は、装着孔14において、第1の流路11よりも装着孔14の開口近くに配置されている。固定コア30の、Oリング24よりも第1の流路11に近い部分と装着孔14の内面との間には液体の流動を許容する隙間が形成されている。
固定コア30には、第1の流路11と連通する連通孔(以下、第1の連通孔ともいう。)32が形成されている。連通孔32の開口は、第1の流路11の開口と対向している。固定コア30の外周面に溝(例えば外周を囲む溝)34が形成され、溝34の底面に開口するように連通孔32が形成されている。連通孔32は、固定コア30を貫通する場合には、両側の開口が溝34の底面に位置している。
第1の流路11の開口と連通孔32の開口の間に、フィルタ26を設けてある。フィルタ26のホルダ28を、溝34を覆うように設けて、ホルダ28と溝34によって流路を形成してある。その場合、第1の流路11と対向するように形成されたホルダ28の開口にフィルタ26が設けられる。ホルダ28は固定コア30に嵌合している。
固定コア30には、第2の流路12と連通する連通孔(以下、第2の連通孔ともいう。)36が形成されている。第2の連通孔36は、第1の連通孔32と連通するように形成されている。第2の連通孔36には、フィルタ38が設けられている。
固定コア30と装着孔14の内面との間であって、第2の連通孔36の開口(第2の流路12との連通口)と第1の連通孔32の開口(第1の流路11との連通口)との間で、カップシール39が、第1の流路11と第2の流路12を区画している。カップシール39は逆止弁としての機能を有し、固定コア30と装着孔14の内面との間の隙間で、液体の一方向(図1では第1の流路11から第2の流路12への方向)への流動が許容され、反対方向(図1では第2の流路12から第1の流路11への方向)への流動が止められる。
固定コア30には、リテーナ50のためのガイド孔40が形成されている。ガイド孔40は、連通孔32,36と連通しており、第2の連通孔36と同軸になるように形成されている。ガイド孔40は、中間領域42と、中間領域42よりも径が大きい第1の大径領域44と、中間領域42よりも径が大きい第2の大径領域46と、を有する。第1の大径領域44が連通孔32,36と連通しており、第2の大径領域46が開口している。第2の大径領域46と中間領域42との間に、両者の径の違いによって段が形成されている。
ガイド孔40には、リテーナ50がその軸方向に移動できるように収容されている。リテーナ50は非磁性体である。リテーナ50は、軸方向の両側に第1及び第2の端部52,54を有する。第1の端部52は、ガイド孔40の開口から離れた側(第1の大径領域44側)に配置されている。第1の端部52は、弁体70を受ける(又は保持する)ようになっており、そのために凹部が形成されている。第2の端部54は、ガイド孔40の開口側(第2の大径領域46側)に配置されている。第2の端部54には、リテーナ50の軸に交差する方向への突起(例えばフランジ)55が形成されている。第1及び第2の端部52,54の間の中間部56は、第1及び第2の端部52,54よりも細くなっている。リテーナ50の側面には、第1及び第2の端部52,54間を延びるように切り欠き(又は溝)58が形成されている。切り欠き58は、第1及び第2の端部52,54の側面に形成されている。切り欠き58によって、リテーナ50とガイド孔の内面との間で、第1及び第2の端部52,54間の液体の流動が許容される。
電磁弁20は、弁座60を有する。弁座60は、固定コア30の連通孔36内に配置されている。弁座60は、固定コア30に対してその位置が固定されている。弁座60には、液圧回路の流路の一部になる(あるいは流路を絞る)ためのオリフィス(以下、第1のオリフィスともいう。)62が形成されている。オリフィス62は、弁座60に形成された貫通孔66の最も断面積の小さな部分である。貫通孔66は、連通孔36と連通する。貫通孔66は、弁座面64にて開口する。弁座60の弁座面64は、テーパ面(外方向に開口が大きくなる面)である。
電磁弁20は、弁体70を有する。弁体70は、その一方の端部がリテーナ50に保持(又は固定)され、他方の端部が弁座60(詳しくは弁座面64)に対向するように配置されている。弁体70は、固定コア30に対して相対的に移動(リテーナ50の移動と同じ方向に移動)できるようになっている。弁体70は、流路(例えば、連通孔36又はガイド孔40)内に設けられている。なお、液圧回路は、少なくとも、第1の流路11、第1の連通孔32、第2の連通孔36及び第2の流路12を通る流路を含む。弁体70は、オリフィス62よりも第1の連通孔32側に配置される。
弁体70には、液圧回路の流路の一部になる(あるいは流路を絞る)ためのオリフィス(以下、第2のオリフィスともいう。)72が形成されている。オリフィス72は、弁体70に形成された貫通孔76の最も断面積の小さな部分である。貫通孔76は、連通孔32,36と連通する。図1に示す貫通孔76は、縦方向(弁体70の移動方向)に延びる縦孔75と、横方向(弁体70の移動方向に交差(例えば直交)する方向)に貫通するように延びる横孔77とが連通して形成されている。本実施の形態では、縦孔75の流路断面積が横孔77の流路断面積よりも小さくなっており、縦孔75がオリフィス72になっている。弁体70の弁座60に対向する先端部74は、球状面になっている。
図2(A)は、弁体及び弁座の離隔時の拡大断面図である。弁体70に形成された第2のオリフィス72の断面積S(直径:d)は、弁座60に形成された第1のオリフィス62の断面積S(直径:d)よりも小さい。この状態で、弁体70の先端部74は、第1のオリフィス62(あるいは貫通孔66)から、完全に外側に出るように配置される。また、弁座60の弁座面64と弁体70の先端部74の表面との間に形成される隙間の断面積S(図2(A)でdの幅で先端部74の周囲を囲む、円錐台の側面形状の断面積)が、第1及び第2のオリフィス62,64の断面積の差(S−S)以上になるように、弁体70は弁座60から離れる。こうすることで、弁体70及び弁座60の離隔時に、第1のオリフィス62によって絞られる第1の流量が、さらに絞られることはないので、流量を精度よく調整することができる。
図2(B)は、弁体の弁座への着座時の拡大断面図である。弁体70は、その先端部74が弁座面64に接触して着座する。この状態で、弁座60の貫通孔66は貫通孔76を介してのみ連通孔32に連通する。すなわち、この状態で、第1及び第2のオリフィス62,72は連通する。したがって、第1のオリフィス62によって絞られる第1の流量は、第2のオリフィス72によってさらに第2の流量に絞られる。また、弁体70の先端部74は、第1のオリフィス62(あるいは貫通孔66)に入り込むように配置される。こうすることで、弁体70が弁座60に着座する際に調芯されて、着座状態を向上させることができる。
ガイド孔40(第2の大径領域46)内には弾性体(例えばバネ(詳しくはコイルバネ))80が配置されている。弾性体80は、リテーナ50と固定コア30との間に挟まれており、弁体70を弁座60から離す方向に、リテーナ50に対して力を加えるように配置されている。本実施の形態では、弾性体80は、リテーナ50に、第1の端部52から第2の端部54の方向への第1の力Fを加える。例えば、突起55と面48の間で、弾性体80を圧縮して配置することで、自然長に戻ろうとする力、すなわち、第1の力Fを加えることができる。
電磁弁20は、可動コア82を有する。可動コア82は、磁性体である。可動コア82とリテーナ50は異なる材料で構成されており、本実施の形態では両者は固定されていないが、固定してあってもよい。可動コア82は、リテーナ50の第2の端部54及び固定コア30に対向し、リテーナ50の軸方向に沿って移動するようガイドされている。可動コア82は、その移動方向の一方の端部に凸部84が形成されている。凸部84は、ガイド孔40(第2の大径領域46)に隙間を有して入り込む大きさである。すなわち、凸部84は、固定コア30に対向する部分の内側に形成されている。
可動コア82の側面には、切り欠き(又は溝)86が形成されている。切り欠き86は、固定コア30及びリテーナ50との対向面からその反対面に至るように形成されている。切り欠き86は、リテーナ50に形成された切り欠き58と連通するように形成してある。
可動コア82のガイドのためにガイドカバー88が使用される。ガイドカバー88は、非磁性体である。ガイドカバー88は、固定コア30に、そのガイド孔40の開口(リテーナ50の第2の端部54側の開口)を覆うように固定されている。ガイドカバー88の内側のスペースが、ガイド孔40との連通を除いて、密閉されるように、ガイドカバー88と固定コア30との液密性を確保してある。
電磁弁20は、導電線からなるコイル90を有する。コイル90は、絶縁体(例えば樹脂)からなるボビン92に巻き付けられている。コイル90を電流が流れると磁場が発生する。その磁場内に、磁性体からなるヨーク94を設けて、ヨーク94を通る効率的な磁気回路を形成することができる。なお、ヨーク94はコイル90のカバーを兼ねてもいる。コイル90により発生する磁場(又は磁気回路)内に、あるいは、ヨーク94を通して形成される磁気回路内に、可動コア82(少なくともその一部)及び固定コア30(少なくともその一部)が配置されている。
次に、本実施の形態に係る電磁弁20の動作及び作用効果を説明する。
電磁弁20が駆動していない場合(コイル90に電流が供給されていない場合)には、第2の力Fが加えられない。一方、第1の力Fは、弾性体80によって常に加えられている。第1の力Fは、リテーナ50に対して加えられており、リテーナ50を介して弁体70に加えられている。第1の力Fは、弁体70を弁座60から離そうとする方向の力である。また、第1の力Fは、弁体70が弁座60から離れるのに必要な大きさになるよう設定されている。このため、常時(電磁弁20のオフ時)、流路を流れる液体の流量は、第1のオリフィス62によって制御される(図2(A)参照)。
電磁弁20がオンされると、コイル90に電流が供給されて、第2の力Fが加えられる。詳しくは、コイル90を電流が流れると磁場が発生する。磁場が発生すると、磁気誘導によって、第1の方向(弾性体80が弁体70を移動させる方向)とは反対の第2の方向に弁体70を移動させる電磁吸引力が発生する。すなわち、磁気誘導によって可動コア82及び固定コア30間に電磁吸引力として第2の力Fが発生する。第2の力Fは、第1の力Fに対向する方向の力である。また、流体が、第2の流路12から第1の流路11の方向に流れているので、弁70に対してこれを弁座60から離す方向に流体圧が加えられている。そして、第2の力Fの大きさが、流体圧及び第1の力Fの合計の大きさを超えると、リテーナ50を介して、弁体70を弁座60の方向に押しつける。こうして、弁体70が弁座60に着座し、流路を流れる液体の流量は、第2のオリフィス72によって制御される(図2(B)参照)。
なお、可動コア82の側面に切り欠き86が形成されているので、可動コア82の、リテーナ50及び固定コア30との対向面側の液圧とその反対側の液圧との差をなくすことができる。したがって、可動コア82の移動がスムーズに行われる。同様に、リテーナ50の側面にも切り欠き58が形成されており、第1及び第2の端部52,54側の液圧の差をなくすことができるので、リテーナ50の移動もスムーズに行われる。
本実施の形態によれば、第1及び第2のオリフィス62,72の切り替えによって流量を切り換えることができる。したがって、オリフィス径を管理して第1及び第2のオリフィス62,72を精度良く加工することで、流量を精度よく調整することができる。
図3は、弁体70の変形例を示す断面図である。図3に示す弁体270に形成された貫通孔276は、縦方向(弁体270の移動方向)に延びる縦孔275と、横方向(弁体270の移動方向に交差(例えば直交)する方向)に延びる横孔277とが連通して形成されている。上述した実施の形態とは逆に、縦孔275の流路断面積(すなわち直径φA)が横孔277の流路断面積(直径φB)よりも大きくなっている。また、横孔277は、弁体270を貫通しないようになっている。この場合、横孔277が第2のオリフィスになる。この変形例でも、上記実施の形態と同じ効果を達成することができる。また、この変形例は、次に説明する実施の形態にも適用することができる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び結果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。さらに、本発明は、実施の形態で説明した技術的事項のいずれかを限定的に除外したものであってもよい。あるいは、本発明は、上述した実施の形態から公知技術を限定的に除外したものであってもよい。
本発明の第1の実施の形態に係る電磁弁を有する液圧制御装置の一部を示す断面図である。 図2(A)及び図2(B)は、本発明の実施の形態に係る電磁弁の動作を説明するための断面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る弁体の変形例を示す断面図である
符号の説明
10…基体 11…第1の流路 12…第2の流路 14…装着孔 20…電磁弁 22…ストッパ 24…Oリング 26…フィルタ 28…ホルダ 30…固定コア 32…連通孔 34…溝 36…連通孔 38…フィルタ 39…カップシール 40…ガイド孔 42…中間領域 44…第1の大径領域 46…第2の大径領域 48…面 50…リテーナ 52…第1の端部 54…第2の端部 55…突起 56…中間部 58…切り欠き 60…弁座 62…第1のオリフィス 64…弁座面 66…貫通孔 70…弁体 72…第2のオリフィス 74…先端部 76…貫通孔 80…弾性体 82…可動コア 84…凸部 86…切り欠き 88…ガイドカバー 90…コイル 92…ボビン 94…ヨー

Claims (1)

  1. 液圧回路の流路の一部になる第1のオリフィスを有する弁座と、
    前記流路内に配置され、前記弁座に着座したときに前記第1のオリフィスと連通する第2のオリフィスが形成されている弁体と、
    前記弁体に、前記弁座に接近する方向及び前記弁座から離れる方向の一方である第1の方向に移動させる力を加える弾性体と、
    電流が流れることで磁場を発生させるコイルであって、磁気誘導によって、前記第1の方向とは反対の第2の方向に、前記弁体を移動させる電磁吸引力を発生させるためのコイルと、
    軸方向の両側に第1及び第2の端部を有し、前記第1の端部に前記弁体が固定されたリテーナと、
    前記リテーナを前記軸方向に移動できるように収容し、前記流路に連通するガイド孔を有する固定コアと、
    前記リテーナの前記第2の端部及び前記固定コアに対向し、前記リテーナの前記軸方向に沿って移動するようガイドされた可動コアと、
    を有し、
    前記弾性体は、前記リテーナに、前記第1の端部から前記第2の端部の方向への第1の力を加え、
    前記磁気誘導によって、前記可動コア及び前記固定コア間に前記電磁吸引力を発生させて、前記第1の力に対向する第2の力を、前記可動コアを介して前記リテーナに加えるとともに前記リテーナを介して前記弁体に加え、
    前記第2のオリフィスの断面積は、前記第1のオリフィスの断面積よりも小さく、
    前記コイルへの前記電流のオフによって、前記弁体の前記先端部は、完全に、前記第1のオリフィスから外側に出るように配置され、前記流路を流れる液体の流量、前記第1のオリフィスによって第1の流量に制御され、
    前記コイルへの前記電流のオンによって、前記弁体の先端部は、前記第1のオリフィスに入り込むように配置され、前記第2のオリフィスによって第2の流量に制御され、
    前記流量が前記第1の流量に設定されるときに、前記弁体が着座する弁座面と前記弁体の前記先端部の表面との間に形成される隙間の断面積が、前記第1及び第2のオリフィスの断面積の差以上になるように、前記弁体が前記弁座から離れる電磁弁。
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