JP2006250207A - ジョイントブーツ - Google Patents

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Takenori Oshita
武範 大下
Eiichi Imazu
栄一 今津
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Abstract

【課題】 非円形な外周形状のアウターケースに取り付けられる円形状大径側取付部を持つブーツ本体とグロメットとからなるジョイントブーツにおいて、シール性と装着性とを向上させる。
【解決手段】 ジョイントブーツ1は、大径側取付部14の外周面31に締付部材7の固定用凹溝17を周方向に設けたブーツ本体10と、アウターケース6と大径側取付部14との間に介在するグロメット20からなり、前記固定用凹溝17の内周面32に断面山形状をなすシール用突条28が全周に設けられ、前記グロメット20の外周面34にはシール用突条28の頂点Pの当接する平坦面23が設けられ、その蛇腹側裾部28aの当接する段差22と該段差22から連続する平坦面21が蛇腹側端部21aにかけて設けられる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、自動車などに使用される等速ジョイントに取り付けられる蛇腹状のジョイントブーツに関するものである。
自動車のドライブシャフト等に用いられる等速ジョイントは、図9に示すように、入力側のシャフト9にローラ2を持つ3本のトラニオン3を軸直角方向に突設して構成したトリポート4と、出力側のシャフト5の端部に設けたアウターケース6とを備え、アウターケース6は、その内周にトリポート4に対応する軸方向の3本の摺動溝6aを有し、その外周部には摺動溝6aの配置に対応して周方向の3個所に均等配置された凹部6bを有し、これによりアウターケース6の外周形状は周方向に凹凸形状をなす非円形状に形成されている。このジョイント内部への塵埃や水分の侵入防止、あるいはグリースの保持のためにジョイントブーツが装着されている。
このようなジョイントブーツ100は、周方向に複数の凹部6bを有する非円形な外周形状のアウターケース6に取り付けられる大径側取付部104と、シャフト9に取り付けられる小径側取付部102と、大径側取付部104と小径側取付部102とを連結する蛇腹部106とを備え、熱可塑性エラストマーなどの樹脂を用いブロー成形等により成形された断面円形状をなすブーツ本体101と、大径側取付部104においてアウターケース6とブーツ本体101との間に介在し、外周形状が円形状をなして内周形状がアウターケース6の非円形外周形状に対応し嵌合する複数の凸部を周方向に設けた非円形状をなし、ブーツ本体101よりも低硬度の樹脂材等で成形されたグロメット201とからなり、グロメット201がブーツ本体101の内周に沿って装着された状態でアウターケース6の外周に嵌着され、大径側取付部104と小径側取付部102の外周面に設けた固定用凹溝117,118においてリング状バンド等の締付部材7,8により締め付け固定されるものである(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−340013号公報
しかし、上記のような2ピースタイプのジョイントブーツでは、ブーツ本体とそれよりも低硬度のグロメットとにより大径側取付部を組み立て、この大径側取付部を締付部材によりアウターケースに締め付け固定する際に、ブーツ本体が弾性変形しにくいことからブーツ本体の内周面とグロメットの外周面との間の面圧が不均一となって密着性が悪化し、シール性に劣るという問題がある。
この大径側取付部におけるシール性を向上するために、大径側取付部の内周面とグロメットの外周面とに周方向に延びる互いに嵌合する凹凸溝を設けることが考えられる。
このような凹凸溝を設けたジョイントブーツでは、シール性を向上することはできるが、反面でグロメットを大径側取付部の内周に沿って挿入する際に、この凹凸溝が障害となり挿入しにくく、また位置決めもしずらく装着性に劣るという問題がある。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、非円形な外周形状のアウターケースに取り付けられる断面円形状の大径側取付部を備えたブーツ本体と、アウターケースと大径側取付部の間に介在するグロメットとからなるジョイントブーツにおいて、シール性と装着性とを両立し向上させることを目的とするものである。
本発明のジョイントブーツは、周方向に複数の凹部を有する非円形な外周形状のアウターケースに取り付けられる大径側取付部と、シャフトに取り付けられる小径側取付部と、前記大径側取付部と小径側取付部を連結する蛇腹部とを備え、前記大径側取付部の外周面に締付部材を受け入れるための固定用凹溝を全周にわたり設けたブーツ本体と、前記アウターケースと前記大径側取付部との間に介在し、外周形状が前記大径側取付部に内嵌する円形状をなし、内周形状が前記アウターケースの複数の凹部に対応し嵌合する複数の凸部を周方向に設けた非円形状をなすグロメットとからなり、前記大径側取付部には、前記固定用凹溝の内周面に断面山形状をなすシール用突条が全周にわたり設けられ、前記グロメットには、外周面に前記シール用突条の頂点の当接する平坦面が設けられるとともに、前記平坦面の蛇腹側に前記シール用突条の蛇腹側裾部の当接する該平坦面から突起する段差が全周にわたり設けられ、さらに前記段差から連続する平坦面が蛇腹側端部にかけて設けられたことを特徴とする。
本発明のジョイントブーツにおいては、前記シール用突条の反蛇腹側裾部での前記大径側取付部の肉厚が蛇腹側裾部での該取付部の肉厚よりも大きく形成されることが好ましい。
さらに、前記大径側取付部の固定用溝部内には、前記シール用突条の外周面側に凹溝が全周にわたり設けられ、該凹溝の底面が蛇腹側ほど径大のテーパ面状に形成されることが好ましい。
上記構成のジョイントブーツであると、締付部材により大径側取付部をアウターケースに締め付けることで、大径側取付部の内周面に突出するシール用突条がグロメットを押圧した状態でグロメット外周面に接触し、これにより、シール用突条の頂点部とその蛇腹側裾部が、それぞれグロメット外周の平坦面と突起状段差の周縁部の軸方向2個所において締め付けの面圧を集中させ互いが弾性変形された状態で密着し、全周にわたるシール性を確保することができる。
また、反蛇腹側の突条裾部での取付部肉厚が蛇腹側裾部での取付部肉厚よりも大きく形成されることで、締め付け時に固定用凹溝の底部が反蛇腹側に傾斜することがなく固定用凹溝の軸方向で均一な締め付け力が発生する。
また、グロメットの蛇腹側外周面が平坦面であるので、グロメット装着時に大径側取付部のシール用突条が障害とならずに抵抗無く挿入されブーツ本体にグロメットを容易に装着することができ、しかも装着後はシール用突条の蛇腹側裾部が段差に当接して抜け止めとなり大径側取付部のグロメットからの脱落を防止する。そのため、ジョイントブーツのシール性と装着性とを両立させるとともに装着安定性を向上することができる。
さらに、前記固定用溝部内の凹溝の底面が蛇腹側ほど径大のテーパ面状に形成されることで、大径側取付部をブロー成形する際に、シール用突条の両側で上記肉厚の差を設けやすくすることができる。
以下、本発明の一実施形態に係る樹脂製のジョイントブーツ1について図面に基づいて説明する。
図1は本実施形態のジョイントブーツ1の断面図であり、図2はグロメット20の蛇腹側から見た正面図である。このジョイントブーツ1は、図7,8に示すように自動車用のトリポートタイプの等速ジョイントに装着されるものである。
ジョイントブーツ1は、周方向Aに複数の凹部6bを有する非円形な外周形状のアウターケース6に取り付けられる大径側取付部14と、シャフト9に取り付けられる小径側取付部12と、前記大径側取付部14と小径側取付部12を連結する蛇腹部16とを備えた断面円形状をなすブーツ本体10と、大径側取付部14においてアウターケース6とブーツ本体10との間に介在し、外周形状が円形状をなして内周形状がアウターケース6の非円形外周形状に対応し嵌合する複数の凸部26を周方向Bに設けた非円形状をなし、ブーツ本体10よりも低硬度の樹脂材等で成形されたグロメット20とから構成され、グロメット20がブーツ本体10の内周に沿って装着された組立体である。
ジョイントブーツ1は、大径側取付部14がアウターケース6の外周に嵌着され、小径側取付部12がシャフト9に嵌着され、大径側取付部14と小径側取付部12のそれぞれの外周面31,33に設けた固定用凹溝17,18においてリング状バンド等の締付部材7,8により締め付け固定される。
ブーツ本体10は、大径側取付部14と小径側取付部12と、これらを一体に連結する蛇腹部16とがTPEE,TPO等の熱可塑性エラストマーを用いてブロー成形などの公知の成形方法により一体に形成されている。
大径側取付部14は、図1に示すように、アウターケース6に外嵌固定される短円筒状をなしており、小径側取付部12と同軸的に配置されている。大径側取付部14は、外周面31にはリング状の締付部材7を受け入れるための周方向に延びる固定用凹溝17が設けられている。
一方の小径側取付部12は、トリポート4側のシャフト9に外嵌固定される短円筒状をなしており、その外周面33にリング状の締付部材8を受け入れるための周方向に延びる固定用凹溝18が設けられている。
蛇腹部16は、両端に口径差のある断面円形状の蛇腹体であり、その内部にグリース封入空間を形成し、大径側取付部14から小径側取付部12へと順次に小さくなるようにテーパ状に形成されている。
図3に示すように、大径側取付部14の固定用凹溝17の内周面32には断面が軸方向にほぼ対称な緩やかな斜面を有する山形状をなすシール用突条28が全周にわたり形成されている。
大径側取付部14の固定用凹溝17内には、シール用突条28の外周面側17aの突条頂点Pの対応する位置を中心として断面角形の凹溝19が全周にわたり設けられている。
ブーツ本体10はインジェクションブロー成形で製造されるため、大径側取付部14の外周面31の凹溝19は押し出されたパリソンが成形型(図示せず)の凸部に押し付けられることで成形され、これに伴いシール用突条28が固定用凹溝17の内周面32に成形される。これにより、シール用突条28の頂点Pと凹溝19のブーツ軸方向中心Cとの位置が一致するようになる。
図4に示すように、シール用突条28の反蛇腹側裾部28bでの大径側取付部14の肉厚T2は、蛇腹側裾部28aでの肉厚T1よりも大きく形成され、従ってシール用突条28は上記中心Cに対して断面非対称に形成されている。上記肉厚T1はシール用突条28がグロメット20の段差22の周縁部に当接する位置での肉厚であり、すなわち突条頂点Pから蛇腹側に所定距離Lをおいた位置での肉厚である。また、肉厚T2は突条頂点Pから反蛇腹側に上記と同じ距離Lをおいた位置での肉厚である。この肉厚T1とT2の差は、肉厚T2の方が大きければ特に限定されないが、肉厚T1の5〜30%増であることが好ましい。
また、固定用凹溝17内に設けられた凹溝19の底面19aは、蛇腹側ほど径大のテーパ面状に形成されている。すなわち、固定用凹溝17の底面17aがブーツ本体10の中心線Oに対して平行な円柱面状であるのに対し、凹溝19の底面19aは蛇腹側ほど深さが浅くなるように中心線Oに対して傾斜角度θを設けたテーパ面状に形成されている。この中心線Oに対する傾斜角度θは特に限定されないが、1〜10°であることが好ましい。
このような傾斜角度θを凹溝底面19aに設けたので、大径側取付部14をブロー成形した時に凹溝19の深い側の方が浅い側よりもシール用突条28の斜面の高さが高くなり、その結果上記のように反蛇腹側裾部28bでの肉厚T2が蛇腹側裾部28aでの肉厚T1よりも大きく成形され、蛇腹側28aと反蛇腹側28bとの肉厚T1,T2に差を持つシール用突条28のブロー成形を容易にすることができる。
グロメット20は、アウターケース6と前記大径側取付部14との間に介在し、外周形状が前記大径側取付部14の内周側に嵌合する円形状をなし、内周形状が前記アウターケース6外周の凹凸形状に対応し嵌合する非円形状をなし、反蛇腹側端部の外周上にブーツ本体10の位置決めをするための段差状のストッパー27を設け、ブーツ本体10よりも硬度の低い熱可塑性エラストマーやゴム材料を用いて、ブーツ本体10とは別体に射出成形等により成形された円筒状体である。
図2に示すように、グロメット20の内周形状は、周方向Aに3個の凹部6bが均等配置されたアウターケース6の外周形状に対応して、周方向Bの120度毎の3個所において内方に湾曲面状に張り出した凸部26を設けた非円形状をなしている。これにより、グロメット20は、アウターケース6の円弧状の外周面に配される円弧状部25と、アウターケース6の凹部6bに配される厚肉の凸部26とが周方向Bに交互に配されている。
この凸部26には、ブーツの軸方向に陥没する凹部24が両側から設けられている。凹部24は、各凸部26にそれぞれ4つずつ設けられており、これらは、凸部26の周方向中心線に対して左右対称に配され、厚肉の凸部26の成形不良を改善し、また弾性変形しやすくしてシール性を向上している。
そして、図3に示すように、グロメット20の外周面34には、前記固定用凹溝17の内周面32に設けられたシール用突条28の頂点Pの当接する平坦面23がグロメット20の外周面34に設けられた段差22からストッパー27にかけて軸方向断面を凹状に設けられ、この平坦面23の蛇腹側には平坦面23から突起する段差22が全周にわたり設けられており、さらにこの段差22から連続する前記平坦面23よりも外径が大である平坦面21が蛇腹側端部21aにかけて形成されている。ここで、段差22は前記シール用突条28の蛇腹側裾部28aが対向する位置に設けられている。
以上よりなる本実施形態のジョイントブーツ1であると、図5に示すように、大径側取付部14の固定用凹溝17の外周をリング状の締付部材7により締め付けた時、反蛇腹側のシール用突条裾部28bの肉厚T2が蛇腹側の肉厚T1より大きいことで固定用凹溝17が反蛇腹側に傾斜しにくくなり、固定用凹溝17の軸方向で均一な締め付け力を発生させることができ、シール用突条28がグロメット20を押圧した状態で外周面34に接触し、これによりシール用突条28の頂点Pがグロメット外周の平坦面23に沈み込むように弾性変形して当接し、同時にシール用突条28の蛇腹側裾部28aが段差22の周縁部を弾性変形して当接するようになり、大径側取付部14の軸方向2個所に締め付けの面圧を集中させ全周にわたる密着性を向上し、大径側取付部14のシール性を確実にすることができる。
このような大径側取付部14の蛇腹側と反蛇腹側とでその肉厚T1とT2とに差を設けない、或いはその差が小さい場合、図6に示すように、固定用凹溝17を締付部材7により締め付けた時に前記シール用突条28の頂点Pと蛇腹側裾部28aとの2個所の当接部が支点となって固定用凹溝17が反蛇腹側に傾斜して締め付けられるようになり、締付部材7による均等な締め付け力が得られない結果、上記2個所への面圧の集中作用が低下しシール性が低下し、また図中の破線で示すように締付部材7が反蛇腹側の固定用凹溝17から外れ組み付け不良を起こすおそれがある。
また、グロメット20の外周面34が、蛇腹部16側から軸方向に向かって凹凸のない円柱状の平坦面21でなるので、グロメット20の装着時に固定用凹溝17の内周面32に突出するシール用突条28が挿入操作の障害とならず装着性を向上するものとなり、これよりジョイントブーツ1のシール性と装着性を両立することができる。
さらに、シール用突条28の蛇腹側裾部28aが段差22に当接し大径側取付部14の抜け止めとなり、ジョイントブーツ1のアウターケース6からの脱落を防止することができる。
本発明のジョイントブーツは、上記したようにグロメットの装着性を損なうことなく、大径側取付部の軸方向2個所においてグロメットとの密着性を確保しブーツのシール性を向上することができるので、主として自動車のトリポートタイプの等速ジョイントに好適に用いられる。
本発明の実施形態に係るジョイントブーツの断面図である。 本発明の実施形態に係るグロメットの正面図である。 同ジョイントブーツの大径側取付部の分解断面図である。 同ジョイントブーツの大径側取付部の拡大断面図である。 同上のアウターケースに固定された状態を示す断面図である。 取付部に肉厚差のない大径側取付部をアウターケースに取り付けた状態を示す断面図である。 同ジョイントブーツを等速ジョイントに組み付けた状態を示す断面図である。 等速ジョイントをシャフトの軸方向から見た図である。 従来のジョイントブーツを等速ジョイントに組み付けた状態を示す断面図である。
符号の説明
1……ジョイントブーツ
6……アウターケース
6b……アウターケースの凹部
7……締付部材
9……シャフト
10……ブーツ本体
12……小径側取付部
14……大径側取付部
16……蛇腹部
17……固定用凹溝
17a……シール用突条の外周面側
19……凹溝
19a……凹溝の底面
20……グロメット
21……平坦面
21a……蛇腹側端部
22……段差
23……平坦面
26……グロメットの凸部
28……シール用突条
28a……シール用突条の蛇腹側裾部
28b……シール用突条の反蛇腹側裾部
31……大径側取付部の外周面
32……固定用凹溝の内周面
33……小径側取付部の外周面
34……グロメットの外周面
A……アウターケースの周方向
B……グロメットの周方向
P……シール用突条の頂点
T1,T2……大径側取付部の肉厚

Claims (3)

  1. 周方向に複数の凹部を有する非円形な外周形状のアウターケースに取り付けられる大径側取付部と、シャフトに取り付けられる小径側取付部と、前記大径側取付部と小径側取付部を連結する蛇腹部とを備え、前記大径側取付部の外周面に締付部材を受け入れるための固定用凹溝を全周にわたり設けたブーツ本体と、
    前記アウターケースと前記大径側取付部との間に介在し、外周形状が前記大径側取付部に内嵌する円形状をなし、内周形状が前記アウターケースの複数の凹部に対応し嵌合する複数の凸部を周方向に設けた非円形状をなすグロメットとからなり、
    前記大径側取付部には、前記固定用凹溝の内周面に断面山形状をなすシール用突条が全周にわたり設けられ、
    前記グロメットには、外周面に前記シール用突条の頂点の当接する平坦面が設けられるとともに、前記平坦面の蛇腹側に前記シール用突条の蛇腹側裾部の当接する該平坦面から突起する段差が全周にわたり設けられ、さらに前記段差から連続する平坦面が蛇腹側端部にかけて設けられた
    ことを特徴とするジョイントブーツ。
  2. 前記シール用突条の反蛇腹側裾部での前記大径側取付部の肉厚が蛇腹側裾部での該取付部の肉厚よりも大きく形成された
    ことを特徴とする請求項1に記載のジョイントブーツ。
  3. 前記大径側取付部の固定用溝部内には、前記シール用突条の外周面側に凹溝が全周にわたり設けられ、該凹溝の底面が蛇腹側ほど径大のテーパ面状に形成された
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のジョイントブーツ。
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