JP2006248770A - シミュレーション装置、シミュレーション方法、及び設計支援プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 運動計算処理前は、カールしている柔軟媒体を任意の形状で定義し、そのカールの形状を数値入力等により設定しておく。そして、運動計算処理の開始後に柔軟媒体の端部にカール形状が現れるように力を発生させる。そのために、柔軟媒体を質量をもった複数の剛体要素に分割し、各剛体要素間をバネで連結したモデルを作成し、カール部の各剛体要素同士が成す角度を求めると共に、前記カール部を定義していない部分は直線部と見なしその各剛体要素が成す角度を0°とする。運動計算処理では、これらの角度を基準角度とし、該基準角度に戻るように各剛体要素のバネの復元力を計算する。
【選択図】 図15
Description
図1は、本発明の実施の形態に係るシミュレーション装置の構成を示すブロック図である。
湿度や物理的な力に起因して端部に曲率をもったカール部が形成された柔軟媒体の搬送経路内における挙動シミュレーションについて、以下、本実施の形態に係る一連の処理を説明する。なお、この一連の処理は、図1に示したシミュレーション装置の例えばROM208に、本実施の形態に係る設計支援プログラムをCPU206で実行することにより実現される。
図2は、搬送機構を定義する処理の際に表示される画面の一例を示す画面表示図である。
次に、柔軟媒体を定義する。図2のメニューバー1中に設けられた「媒体定義」ボタン1bを選択することで、カール部を有する柔軟媒体のモデル定義へ移行することができる。
図4は、柔軟媒体にカール部を定義する処理の際に表示される画面の一例を示す画面表示図であり、図5は、カール部の定義に使用するカール定義画面を示す画面表示図である。また、図6は、カール部の形状(カール量)を設定する処理を説明するための説明図である。
図9は、柔軟媒体を複数の剛体要素に分割する処理の際に表示される画面の一例を示す画面表示図である。
m=Lwtρ/(n−1)
以上の作業により、柔軟媒体がプログラム上で曲げと引っ張りの力に反応する弾性体としてモデル定義されることになる。
前述したような、柔軟媒体のモデル定義によってバネ−質量要素への離散化が行われた後に、搬送条件の設定を行う。この搬送条件設定処理では、搬送ローラの駆動条件、搬送経路の分岐を行うフラッパーの制御、及び搬送ガイドや搬送ローラと柔軟媒体との接触時の摩擦係数を定義する。
次に、搬送経路内での柔軟媒体の運動を計算する運動計算処理について、図14を参照して説明する。
上述したようにカール部を定義した後に運動計算を行うと、図10を用いて説明したように、カール部においては、設定されたカール部の形状で復元力が0となるように、カール部の形状を基準とした復元力が発生し、柔軟媒体に定義したカール部の形状が現れる。また、カールを定義していない部分は直線部と見なされ、直線形状で復元力0となるように復元力が発生し、直線に戻るような挙動となる。
図17は、本実施の形態に係る結果表示処理の際に表示される画面の一例を示す画面表示図である。
(1)例えば、カール部の高さとカール部の端部からの水平距離を数値入力することにより、柔軟媒体上のカール部を定義するようにしたので、カール部の高さよりも狭い搬送径路内でもカール部を円弧で描画せずに設定することができ、搬送径路内の途中の任意の地点に柔軟媒体を設置することができる。
2 サブ構成メニュー
3 グラフィック画面
4 コマンド欄
22 柔軟媒体
40 カール部を示す仮線
51 質点
52 回転バネ
53 並進バネ
54 カール部の剛体要素が成す角度
100 搬送経路
204 キーボード
205 ポインティングデバイス(PD)
206 CPU
208 ROM
209 RAM
210 ハードディスクドライブ(HDD)
Claims (6)
- 搬送経路内を移動するシート状の柔軟媒体の挙動をシミュレーションするシミュレーション装置において、
予め定義された搬送経路内の構成部品を表示画面上に表示する構成部品表示手段と、
前記構成部品表示手段によって前記構成部品が表示される表示画面上において、前記搬送経路内で動作がシミュレーションされる柔軟媒体が配置される位置を設定する位置設定手段と、
前記位置設定手段によって設定された柔軟媒体の端部の指定に応じて表示されるウインドウ画面上において、前記柔軟媒体のカール量として、カールの長さおよび高さを設定するカール量設定手段と、
前記カール量設定手段によってカール量が設定された柔軟媒体のシミュレーションを実行するシミュレーション手段とを有することを特徴とするシミュレーション装置。 - 前記シミュレーション手段は、シミュレーションの開始に応じて、前記カール量設定手段によって設定された柔軟媒体の部分に対してカールの形状に戻ろうとする復元力を働かせることを特徴とするシミュレーション装置。
- 搬送経路内を移動するシート状の柔軟媒体の挙動をシミュレーションするシミュレーション装置のシミュレーション方法において、
予め定義された搬送経路内の構成部品を表示画面上に表示する構成部品表示ステップと、
前記構成部品表示ステップにおいて前記構成部品が表示される表示画面上において、前記搬送経路内で動作がシミュレーションされる柔軟媒体が配置される位置を設定する位置設定ステップと、
前記位置設定ステップにおいて設定された柔軟媒体の端部の指定に応じて表示されるウインドウ画面上において、前記柔軟媒体のカール量として、カールの長さおよび高さを設定するカール量設定ステップと、
前記カール量設定ステップにおいてカール量が設定された柔軟媒体のシミュレーションを実行するシミュレーションステップとを有することを特徴とするシミュレーション装置のシミュレーション方法。 - 前記シミュレーションステップにおいて、シミュレーションの開始に応じて、前記カール量設定ステップにおいて設定された部分に対してカールの形状に戻ろうとする復元力を働かせることを特徴とする請求項3に記載のシミュレーション装置のシミュレーション方法。
- 請求項3または請求項4に記載のシミュレーション方法をシミュレーション装置に実行させるプログラム。
- 請求項5に記載のプログラム記憶する記憶媒体。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009046230A (ja) * | 2007-08-17 | 2009-03-05 | Fuji Xerox Co Ltd | 変形曲率予測装置、媒体搬送装置、画像形成装置および変形曲率予測プログラム |
JP2010067222A (ja) * | 2008-09-12 | 2010-03-25 | Ricoh Co Ltd | 情報処理装置および設計検証シミュレーション方法 |
-
2005
- 2005-03-14 JP JP2005071897A patent/JP4440149B2/ja active Active
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