JP2006247537A - カッティングスクリーン装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数のディスク11b,11b,…と回転ロール11aとを有するディスク付回転ロール11Aを所定の間隔で複数配設してカッティングスクリーン11を構成し、該カッティングスクリーン11により現地発生材をふるい分けるカッティングスクリーン装置であって、前記ディスク付回転ロール11Aは、ディスク11bの中心が回転ロール11aの軸芯から偏心し、現地発生材に上下方向の振動が生じる構成とする。
【選択図】図1
Description
<請求項1記載の発明>
請求項1記載の発明は、複数のディスクと回転ロールとを有するディスク付回転ロールを所定の間隔で複数配設してカッティングスクリーンを構成し、該カッティングスクリーンにより現地発生材をふるい分けるカッティングスクリーン装置であって、前記ディスク付回転ロールは、ディスク中心が回転ロールの軸芯から偏心し、前記現地発生材に上下方向の振動が生じる構成とされた、ことを特徴とするカッティングスクリーン装置である。
ディスク付回転ロールは、ディスク中心が回転ロールの軸芯から偏心し、ディスク付回転ロールが回転することにより、現地発生材に上下方向の振動が生じる構成とすることにより、この振動とディスクの回転のせん断力によって、効率よく現地発生材を破砕することができ、従来のカッティングスクリーン装置に比べて処理能力も向上させることができる。また、上下方向の振動は、泥や粘土分のディスクへの付着を防ぐ効果もあるため、付着による破砕効率の低下を防ぎ、処理効率の低減を抑え、メンテナンス性も優れたものとすることができる。さらに、専用の振動装置を取付ける必要がないので、小型化ができ、かつ製作コストも安価となる。
なお、現地発生材としては、現地を掘削して発生した掘削土のように、0.5〜3吋破砕生チップ、マサ土、火山灰などの砂質土、表土、堆肥化物、粘性土等が含まれる。
請求項2記載の発明は、前記ディスクは、円板状、又は角が丸みを帯びた多角形状である、請求項1記載のカッティングスクリーン装置である。
ディスクを円板状、又は角が丸みを帯びた多角形状とすることにより、礫混じり粘性土等をふるい分けた場合の、対向して隣接するディスク同士で礫の噛み込みを防止することができる。
請求項3記載の発明は、複数のディスクと回転ロールとを有するディスク付回転ロールを所定の間隔で複数配設してカッティングスクリーンを構成し、該カッティングスクリーンにより現地発生材をふるい分けるカッティングスクリーン装置であって、前記ディスク付回転ロールは、ディスク中心と回転ロールの軸芯とが一致し、かつ該ディスクは略楕円形状であり、前記現地発生材に上下方向の振動が生じる構成とされた、ことを特徴とするカッティングスクリーン装置である。
ディスク付回転ロールは、ディスク中心と回転ロールの軸芯とが一致し、かつディスクを略楕円形状とし、現地発生材に上下方向の振動が生じる構成とすることにより、この振動とディスクの回転のせん断力によって、効率よく現地発生材を破砕することができ、従来のカッティングスクリーン装置に比べて処理能力も向上させることができる。また、上下方向の振動は、泥や粘土分のディスクへの付着を防ぐ効果もあるため、付着による破砕効率の低下を防ぎ、処理効率の低減を抑え、メンテナンス性も優れたものとすることができる
請求項4記載の発明は、前記カッティングスクリーンの上部に、前記現地発生材をカッティングスクリーンに押さえつけるためのじゃま板を設けた、請求項1乃至3のいずれか1項記載のカッティングスクリーン装置である。
カッティングスクリーンの上部に、現地発生材をカッティングスクリーンに押さえつけるためのじゃま板を設けることによって、塊となった現地発生材を回転するディスクに押さえつけることができ、そのため、現地発生材が破砕されやすくなり、ふるい分け処理効率が向上する。
請求項5記載の発明は、前記カッティングスクリーンは、傾斜して配置され、前記ディスク付回転ロールは、前記現地発生材が上方に搬送されるように、すべて同一方向に回転し、前記現地発生材は、前記カッティングスクリーンの搬送方向の後方側から供給される構成とされた、請求項1乃至4のいずれか1項記載のカッティングスクリーン装置である。
ディスク付回転ロールの回転方向は、すべて同一方向に回転し、現地発生材が上方に搬送される方向になっているのに対して、カッティングスクリーンは、傾斜して配置され、現地発生材は、カッティングスクリーンの搬送方向の後方側から供給される構成となっていることにより、投入された現地発生材には重力が作用して、ふるい分けするための十分な時間(ディスクと接触する時間)を確保することができる。そのため、カッティングスクリーンを水平に配置した従来の場合に比べて、カッティングスクリーンの長さを短縮することができ、ディスク付回転ロールの本数を減らすことができ、結果として、カッティングスクリーン装置自体を小型化することができる。
請求項6記載の発明は、前記カッティングスクリーンの傾斜角は、調整自在である構成とされた、請求項5記載のカッティングスクリーン装置である。
カッティングスクリーンの傾斜角を調整自在とすることにより、現地発生材の性状等に合わせて傾斜角度を選択でき、最適なふるい分け処理を行うことができる。
請求項7記載の発明は、前記カッティングスクリーンの搬送方向の前方部端部及び後方部端部から、カッティングスクリーン上の残留物を排出する構成とされた、請求項5又は6記載のカッティングスクリーン装置である。
カッティングスクリーンの搬送方向の前方部端部及び後方部端部から、カッティングスクリーン上の残留物を排出する構成とすることにより、ふるい分け作業を行ないながら連続的に排出処理を行うことができるため、作業効率が向上する。
本発明に係るカッティングスクリーン装置は、現地発生材が投入されるホッパー部2と、このホッパー部2に投入された現地発生材をふるい分けるカッティングスクリーン部1と、このカッティングスクリーン部1を支持するベースフレーム部3と、を備えている。なお、図1は本発明に係るカッティングスクリーン装置の使用状態を説明する側面図であり、図2はその非使用状態を説明する側面図であり、図3はその平面図であり、図4はそのI−I断面図であり、図5はその上部のII−II断面図であり、図6はカッティングスクリーン部の平面図であり、図7はカッティングスクリーンとじゃま板の側面図であり、図8はカッティングスクリーン部のIII−III断面であり、図9は現地発生材のカッティングスクリーン上の移動を説明するための説明図であり、図10はそのIV−IV断面図であり、図11は円形状のディスクと回転ロールの拡大平面図及び側面図であり、図12は楕円形状のディスクと回転ロールの拡大平面図及び側面図であり、図13は略六角形状のディスクと回転ロールの拡大平面図及び側面図であり、図14は角張った六角形状のディスクと回転ロールの拡大平面図及び側面図であり、図15は90度づつずれるように偏心させたディスクの配列状態を示す拡大側面図であり、図16は180度づつずれるように偏心させたディスクの配列状態を示す拡大側面図であり、図17は偏心方向を一致させたディスクの配列状態を示す拡大側面図であり、図18はスクレーパとカッティングスクリーンとの関係を示す平面図であり、図19はディスクと回転ロールとの関係を説明するための断面図である。
ディスク付回転ロール11Aは、回転ロール11aと、この回転ロール11aの外周部分に、ロール軸線方向に向って所定の間隔をおいて配設された複数のディスク11bと、を備えている。そして、図18に示すように、隣接するディスク付回転ロール11A,11Aのそれぞれのディスク11b,11bが、対向するそれぞれの回転ロール11a,11aの外周部分に対向するように配設され、隣接するディスク付回転ロール11A,11Aのそれぞれのディスク11b,11bの隙間によって篩目が形成されるようになっている。この篩目よりも大きいものは、後述する下部排出口14又は上部に設けられた排出シュート15より残留物として排出され、この篩目よりも小さいもの(細粒分など)は、隙間通過材料としてこの篩目から下方にふるい落とされる。なお、残留物としては、土系の大塊物、または石、合成樹脂片、木片等の異物があるが、このうち、土系の大塊物については、クラッシャー(図示せず)やタブグラインダー(図示せず)によって再破砕され利用される。
Claims (7)
- 複数のディスクと回転ロールとを有するディスク付回転ロールを所定の間隔で複数配設してカッティングスクリーンを構成し、
該カッティングスクリーンにより現地発生材をふるい分けるカッティングスクリーン装置であって、
前記ディスク付回転ロールは、ディスク中心が回転ロールの軸芯から偏心し、前記現地発生材に上下方向の振動が生じる構成とされた、
ことを特徴とするカッティングスクリーン装置。 - 前記ディスクは、円板状、又は角が丸みを帯びた多角形状である、請求項1記載のカッティングスクリーン装置。
- 複数のディスクと回転ロールとを有するディスク付回転ロールを所定の間隔で複数配設してカッティングスクリーンを構成し、
該カッティングスクリーンにより現地発生材をふるい分けるカッティングスクリーン装置であって、
前記ディスク付回転ロールは、ディスク中心と回転ロールの軸芯とが一致し、かつ該ディスクは略楕円形状であり、前記現地発生材に上下方向の振動が生じる構成とされた、
ことを特徴とするカッティングスクリーン装置。 - 前記カッティングスクリーンの上部に、前記現地発生材をカッティングスクリーンに押さえつけるためのじゃま板を設けた、請求項1乃至3のいずれか1項記載のカッティングスクリーン装置。
- 前記カッティングスクリーンは、傾斜して配置され、
前記ディスク付回転ロールは、前記現地発生材が上方に搬送されるように、すべて同一方向に回転し、
前記現地発生材は、前記カッティングスクリーンの搬送方向の後方側から供給される構成とされた、請求項1乃至4のいずれか1項記載のカッティングスクリーン装置。 - 前記カッティングスクリーンの傾斜角は、調整自在である構成とされた、請求項5記載のカッティングスクリーン装置。
- 前記カッティングスクリーンの搬送方向の前方部端部及び後方部端部から、カッティングスクリーン上の残留物を排出する構成とされた、請求項5又は6記載のカッティングスクリーン装置。
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JP2005068416A JP2006247537A (ja) | 2005-03-11 | 2005-03-11 | カッティングスクリーン装置 |
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JP2006247537A true JP2006247537A (ja) | 2006-09-21 |
JP2006247537A5 JP2006247537A5 (ja) | 2007-07-12 |
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JP2005068416A Pending JP2006247537A (ja) | 2005-03-11 | 2005-03-11 | カッティングスクリーン装置 |
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2005
- 2005-03-11 JP JP2005068416A patent/JP2006247537A/ja active Pending
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