JP2006247209A - 身体組成測定装置 - Google Patents

身体組成測定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006247209A
JP2006247209A JP2005069732A JP2005069732A JP2006247209A JP 2006247209 A JP2006247209 A JP 2006247209A JP 2005069732 A JP2005069732 A JP 2005069732A JP 2005069732 A JP2005069732 A JP 2005069732A JP 2006247209 A JP2006247209 A JP 2006247209A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
body composition
length
subject
predetermined
calculation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005069732A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006247209A5 (ja
JP4734977B2 (ja
Inventor
Hidetake Oshima
秀武 大島
Tetsuya Sato
哲也 佐藤
Riichi Shiga
利一 志賀
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Healthcare Co Ltd
Original Assignee
Omron Healthcare Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Healthcare Co Ltd filed Critical Omron Healthcare Co Ltd
Priority to JP2005069732A priority Critical patent/JP4734977B2/ja
Priority to DE602006002289T priority patent/DE602006002289D1/de
Priority to EP06004667A priority patent/EP1700565B1/en
Priority to ES06004667T priority patent/ES2308613T3/es
Priority to US11/370,806 priority patent/US7966063B2/en
Publication of JP2006247209A publication Critical patent/JP2006247209A/ja
Publication of JP2006247209A5 publication Critical patent/JP2006247209A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4734977B2 publication Critical patent/JP4734977B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/05Detecting, measuring or recording for diagnosis by means of electric currents or magnetic fields; Measuring using microwaves or radio waves 
    • A61B5/053Measuring electrical impedance or conductance of a portion of the body
    • A61B5/0537Measuring body composition by impedance, e.g. tissue hydration or fat content
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/48Other medical applications
    • A61B5/4869Determining body composition
    • A61B5/4872Body fat
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B2560/00Constructional details of operational features of apparatus; Accessories for medical measuring apparatus
    • A61B2560/04Constructional details of apparatus
    • A61B2560/0462Apparatus with built-in sensors
    • A61B2560/0468Built-in electrodes

Abstract

【課題】被験者による入力の煩雑さを軽減することのできる身体組成測定装置を提供すること。
【解決手段】被験者の身体の複数の所定の部位に対応付けて接触させるための複数の電極11〜18と、被験者の手で保持可能な保持部2と、保持部2に一端が接続されるケーブル3と、被験者の足を載置可能な載置部1とを備え、引出量検出部により検出された引出量および角度検出部で検出された角度に基づいて、被験者の所定の身体部位の部位長を計算するための部位長計算部101と、複数の電極11〜18を用いて、所定の身体部位のインピーダンスを計測するためのインピーダンス計測部102と、部位長計算部101で計算された所定の身体部位の部位長と、インピーダンス計測部102で計測されたインピーダンスとに基づいて、所定の身体部位の身体組成を算出するための体組成算出部とを備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、身体組成測定装置に関し、特に、身体部位ごとの身体組成を測定する身体組成測定装置に関する。
従来より、生体インピーダンス法に基づいて身体組成を測定する装置が存在する。近年では、家庭でも手軽に体脂肪率などの身体組成を精度よく測定することのできる装置が種々提案されている。
たとえば特許文献1では、測定されたインピーダンス値と、被験者の身長、体重、年齢、性別等の身体特定化情報とに基づいて、体脂肪率や除脂肪量などを算出することのできる、小型で軽量な健康管理指針アドバイス装置が開示されている。これにより、家庭でも被験者の身体組成を算出することができる。
また、特許文献2では、全身だけでなく、被験者の身体各部位の筋肉量などの身体組成を算出することのできる身体組成測定装置が開示されている。特許文献2では、各部位に対応するインピーダンスの測定値と、被験者の身長または身体の各部位の長さ、体重、年齢、性別等の身体特定化情報とに基づいて、各部位の身体組成が算出される。特許文献2において、身体部位ごとの身体組成を算出する場合、入力された身長に一定の係数を掛けて各部位の長さを推定することもできる。これにより、身体部位ごとの身体組成を算出することができる。
特許第3414378号公報 国際公開第2002/043586号パンフレット
上記特許文献1の技術では、身体特定化情報のうち少なくとも身長は、別の機会に測定して入力しなければならない。また、特許文献2の技術でも、身体特定化情報のうち身長あるいは各部位の長さは、別に測定して入力しなければならない。とくに、身体各部位の長さを別に測定して入力することは、被験者にとって煩わしいものとなる。
また、特許文献2においては、各部位の長さを、身長に一定の係数を掛けて推定することもできるが、この場合、年齢や性別などに応じた標準的な人をモデルとされるため、たとえば運動選手など、日々の訓練や長年の習慣などにより特定の身体部位が特に発達した人では、誤差が大きくなってしまう可能性がある。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、被験者による入力の煩雑さを軽減することのできる身体組成測定装置を提供することである。
この発明のある局面に従う身体組成測定装置は、被験者の身体の複数の所定の部位に対応付けて接触させるための複数の電極と、被験者の手で保持可能な保持手段と、保持手段に一端が接続される配線と、被験者の足を載置可能な載置手段とを備える。載置手段は、少なくとも1対の電流用電極および電圧用電極を含む足用電極と、配線の他端と接続されて配線が巻き取られる巻取手段と、巻取手段からの配線の引出量を検出するための第1の検出手段と、載置手段と配線とのなす角度を検出するための第2の検出手段とを含む。上記身体組成測定装置は、所定の条件を満たした場合に、第1の検出手段により検出された引出量および第2の検出手段で検出された角度に基づいて、被験者の所定の身体部位の部位長を計算するための第1の計算手段と、複数の電極を用いて、所定の身体部位のインピーダンスを計測するための第1の計測手段と、第1の計算手段で計算された所定の身体部位の部位長と、第1の計測手段で計測されたインピーダンスとに基づいて、所定の身体部位の身体組成を算出するための第1の算出手段とを備える。
なお、「部位長」とは、各身体部位の軸方向の長さをいう。
好ましくは、複数の電極は、保持手段に設けられる、少なくとも1対の電流用電極および電圧用電極を含む手用電極と、載置手段に設けられる、少なくとも1対の電流用電極および電圧用電極を含む足用電極とを含む。
あるいは、複数の電極は、保持手段に設けられる、少なくとも1対の電流用電極および電圧用電極を含む手用電極を含むことが望ましい。
あるいは、複数の電極は、載置手段に設けられる、少なくとも1対の電流用電極および電圧用電極を含む足用電極を含むことが望ましい。
好ましくは、所定の条件を満たした場合に、第1の検出手段により検出された引出量に基づいて、被験者の脚部の部位長を計算するための第2の計算手段と、足用電極および手用電極を用いて、脚部のインピーダンスを計測するための第2の計測手段と、第2の計算手段で計算された脚部の部位長と、第2の計測手段で計測されたインピーダンスとに基づいて、脚部の身体組成を算出するための第2の算出手段とをさらに備える。
好ましくは、上記所定の身体部位は、腕部であり、第1の計算手段は、引出量および角度を用いて、所定の計算式で腕部の部位長を計算する。
好ましくは、所定の身体部位は、体幹部であり、第1の計算手段は、引出量、角度、および脚部の部位長を用いて、所定の計算式で体幹部の部位長を計算する。
好ましくは、所定の身体部位は、腕部と体幹部とを含み、第1の算出手段で算出された腕部および体幹部の身体組成と、第2の算出手段で算出された脚部の身体組成とに基づいて、被験者の全身の身体組成を算出する第3の算出手段をさらに備える。
好ましくは、身体組成は、少なくとも、体脂肪量、体脂肪率、除脂肪量、除脂肪率、骨量、筋肉量、筋肉率のいずれかを含む。
好ましくは、被験者により操作される操作手段をさらに備え、所定の条件が満たされた場合とは、被験者により操作手段が操作されて、計算開始の指示が入力されたことを検知した場合である。
本発明によると、身体部位の部位長を計算することができるため、被験者は、別に部位長を計測する手間が省ける。また、被験者にとって、自身の身体部位の部位長を入力しなくてもすむため、手入力による煩わしさを解消することができる。
さらに、計算された身体部位の部位長を用いるため、精度良く体組成を測定することができる。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
[実施の形態]
<本発明の実施の形態における身体組成測定装置の外観および構成>
図1は、本発明の実施の形態における身体組成測定装置(以下、「体組成計」という)100の外観斜視図である。
図1を参照して、体組成計100は、被験者の足を載置可能な載置部1、被験者の手で保持可能な保持部2、および、載置部1と保持部2とを電気的に接続するためのケーブル3を備える。体組成計100には、被験者の身体の複数の所定の部位に対応付けて接触させるための複数の電極11〜18が設けられる。
載置部1には、被験者の左足を載置するための左足載置部1.1と、被験者の右足を載置するための右足載置部1.2と、保持部2とケーブル3とを収納するための収納部4とが設けられる。また、本実施の形態においては、載置部1には、保持部2と一端が接続されているケーブル3の他端とつなげられ、ケーブル3を巻き取るための回転軸(図示せず)などが設けられる。また、被験者の体重を計測するための体重計測部32(図3参照)、たとえば体重センサが設けられているものとする。
左足載置部1.1および右足載置部1.2には、それぞれ被験者の足裏に接触させるための電極が2つずつ備えられる。左足載置部1.1には、左足の指側に電流印加用の電極17が設けられ、左足の踵側に電圧測定用の電極13が設けられる。また同様に、右足載置部1.2には、右足の指側に電流印加用の電極18が設けられ、左足の踵側に電圧測定用の電極14が設けられる。
また、左足載置部1.1および右足載置部1.2は、被験者が両足を載置すると上記電極13,14,17,18と接触するように、ほぼ足の外形をなすように形成されている。これにより、両足裏が左右方向に左足載置部1.1および右足載置部1.2からずれたとしても、電流印加用の電極17,18および電圧測定用の電極13,14からはずれにくいので、接触部位および接触面積の変動による誤差の発生を防止することができる。また、大腿部における接触状態の変動による影響も防止することができる。したがって、信頼性の高い測定が可能となる。
保持部2は、本体部2.1と、被験者が左手で握るための左手用のグリップ部2.2と、被験者が右手で握るための右手用のグリップ部2.3とにより構成される。
本体部2.1の前面には、測定結果や各種情報を表示するための表示部20、および、被験者により操作されて、被験者からの指示や各種情報の入力を受付けるための操作部30が設けられる。なお、保持部2の本体部2.1に設けられた表示部20および操作部30については、後に、図4を用いて詳細に説明する。
なお、本実施の形態においては、操作部30に含まれる電源スイッチ301は、たとえば載置部1の前面中央に設けられる。
保持部2のグリップ部2.2および2.3には、それぞれ被験者の手の内側に接触させるための電極が2つずつ設けられる。左手用のグリップ部2.2には、左手の親指側に電流印加用の電極15が設けられ、左手の小指側に電圧測定用の電極11が設けられる。同様に、右手用のグリップ部2.3には、右手の親指側に電流印加用の電極16が設けられ、右手の小指側に電圧測定用の電極12が設けられる。
このように、本発明の実施の形態における体組成計100は、左手、右手、左足、右足の4つの部位にそれぞれ電流印加用および電圧測定用の電極を接触させる構成とされる。なお、このような構成に限られず、たとえば、さらに他の部位用の電流印加用および電圧測定用の電極を備えることとしてもよい。また、たとえば、左足載置部1.1および右足載置部1.2のうちいずれか一方にのみ1対の電流印加用電極および電圧測定用電極を設けることとしてもよい。同様に、たとえば、左手用のグリップ部2.2および右手用のグリップ部2.3のうちいずれか一方にのみ1対の電流印加用電極および電圧測定用電極を設けることとしてもよい。
図2は、被験者が本発明の実施の形態における体組成計100を用いて、身体組成(以下「体組成」と記す)を測定する際の測定姿勢を示す図である。
図2を参照して、被験者200は、直立した姿勢で、左足203および右足204をそれぞれ載置部1の左足載置部1.1および右足載置部1.2に配置する。また、左手201で保持部2のグリップ部2.2を握り、右手202でグリップ部2.3を握る。この際、両腕205および206の肘を伸ばし、保持部2が身体前方に対向するようにほぼ肩の高さに保持し、腕205,206と胴207とが略直角をなすようにする。
図3は、本発明の実施の形態における体組成計100のブロック図である。図3を参照して、体組成計100は、上記した複数の電極11〜18、表示部20、操作部30、および体重計測部32に加え、体組成計100全体の制御や各種演算等の処理を行なうためのマイコン(マイクロコンピュータの略)10と、所定周波数の高周波定電流を発生する高周波定電流発生回路41と、電流印加用の電極15〜18を切り替えるための電流印加用電極切替回路42と、電圧測定用の電極11〜14を切り替えるための電圧測定用電極切替回路43と、電圧測定用電極切替回路43より得られる電圧情報および体重計測部32より得られる体重情報のいずれか一方に入力を切り替えるため入力切替回路44と、入力切替回路44より得られる電圧情報および体重情報をアナログ信号からデジタル信号に変換するためのA(analog)/D(digital)変換回路45とを備える。また、体組成計100は、操作部30に含まれる電源スイッチ301が操作されることによりマイコン10に電力を供給するための電源部31と、測定結果などの情報を記憶するための外部メモリ33と、警告音を発するためのブザー34と、測定結果をたとえば図示しないプリンタ等へ通信で出力するための測定結果出力部35と、ケーブル3の引出量を検出するための引出量検出部36と、載置部1とケーブル3とのなす角度を検出するための角度検出部37とを備える。また、マイコン10には、各種制御プログラムなどを記憶するための内部メモリ133が含まれる。
なお、本実施の形態において、外部メモリ33は、たとえば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)を含んでおり、被験者の身体部位の情報や、体組成などの測定結果は、このEEPROMに格納される。
本発明の実施の形態において、「身体部位」とは、測定対象となる全身、すなわち頭部分を除く全身を複数の部位に分割した場合の1つの部位をいう。したがって、身体部位は、胴体および四肢のいずれかの部位、または、さらにそれらを分割したいずれかの部位などを表わす。本実施の形態においては、身体部位として、腕部、脚部、および、体幹部を測定対象とする。なお、「腕部」とは、少なくとも左右いずれかの腕をいい、好ましくは、両腕をいうものとする。また、「脚部」とは、少なくとも左右いずれかの脚をいい、好ましくは、両脚をいうものとする。以下の説明においては、腕部は、左腕部および右腕部で構成されるものとし、脚部は、左脚部および右脚部で構成されるものとする。
なお、「左腕部」および「右腕部」とは、たとえば各々の腕の手首から肩峰までを表わす身体部位であり、「左脚部」および「右脚部」とは、たとえば各々の脚の踵から脚の付け根までを表わす身体部位であり、「体幹部」とは、胴体を表わす身体部位であるものとする。
以下の説明において、測定対象とされる全身および各身体部位を「被測定部位」という。
再び図3を参照して、引出量検出部36は、たとえば、上記回転軸(図示せず)の回転数または回転角度を検出するためのロータリーエンコーダ等のセンサで構成される。引出量検出部36は、さらに、たとえば、センサからの出力を電気信号に変換するためのトランスジューサ、トランスジューサから出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器などを含むものとする。なお、本発明の実施の形態において、引出量検出部36のうち少なくともセンサは、載置部1に設けられるものとする。
本発明の実施の形態において、「ケーブル3の引出量」とは、ケーブル3が張られた状態での載置部1からグリップ部2.2および2.3付近の位置までの長さをいうものとする。したがって、引出量検出部36は、実際にケーブル3が引き出されている長さに、本体部2.1の縦方向の長さに相当する量が加えた量を、ケーブル3の引出量として出力する。なお、引出量検出部36は、実際のケーブル3の引出量を検出することとしてもよい。この場合、後述する部位長計算部101において、補正する計算がされてもよい。
角度検出部37は、ケーブル3の回転角度を測定するものであり、たとえば、該角度検出部37内の抵抗値変化を角度情報として出力する。図7に示すように、角度検出部37は、載置部1に設けられ、載置部1とケーブル3との角度rを検出する。
なお、引出量検出部36および角度検出部37は、上述のように載置部1に設けられることとしたが、保持部2に設けられることとしてもよい。
マイコン10は、部位長計算部101と、インピーダンス計測部102と、体組成算出部103とを含み、内部メモリ133に格納されたプログラムに従い、部位長の計算、インピーダンスの計測、および体組成の算出を行なう。また、マイコン10は、A/D変換回路45を介して取得される体重計測部32からの信号に基づいて、公知の手法により体重を測定する。また、後述する体組成算出部103での測定結果などを、表示部20に表示するための信号を生成する。また、外部メモリ33への書き込みおよび読み出しを行なう。
部位長計算部101は、引出量検出部36および角度検出部37からの信号に基づき、被験者の身体部位の部位長を計算する。本発明の実施の形態においては、部位長計算部101は、被験者の全ての身体部位の部位長を計算することができる。たとえば、脚部(左脚部および右脚部)の部位長は、引出量検出部36により検出されたケーブル3の引出量に基づいて計算される。また、腕部(左腕部および右腕部)の部位長は、引出量検出部36により検出されたケーブル3の引出量および角度検出部37により検出された角度に基づいて計算される。また、体幹部の部位長は、引出量検出部36により検出されたケーブル3の引出量および角度検出部37により検出された角度と、脚部の部位長とに基づいて計算される。
より具体的には、以下のようにして各々の部位長を求めることができる。
はじめに、脚部の部位長の計算方法について図5を用いて説明する。図2を用いて説明したように、被験者は、載置部1に両足を載せて直立した姿勢で測定を行なう。したがって、図5に示すように、脚の付け根、すなわち股下の位置に、保持部2のグリップ部2.2および2.3の位置を合わせると、ケーブル3が引き出された長さ(引出量)を脚の長さ、すなわち脚部の部位長とすることができる。
次に、腕部および体幹部の部位長の計算方法について図6を用いて説明する。図6(a)には、図2と同様の測定姿勢が示される。図6(a)を参照して、本発明の実施の形態における体組成計100の測定時には、被験者の両腕205および206と胴207とが略直角をなすような姿勢とされる。したがって、被験者の測定姿勢は、側面から見た場合、図6(b)に示すように、ケーブル3の長さLaを斜辺とする直角三角形とみなすことができる。
本発明の実施の形態では、角度検出部37により載置部1とケーブル3とのなす角度rが検出されるため、次式により、腕部の部位長Lbと、脚部の部位長と体幹部の部位長とを加えた長さLcとを求めることができる。
θ=90−r
Lc=La×Cosθ
Lb=La×Sinθ
また、脚部の部位長は、上記したように、ケーブル3の引出量のみから求めることができるため、体幹部の部位長は、長さLcから腕部の部位長を引くことで求めることができる。
このように、測定姿勢をとる前の所定の動作により、脚部の部位長を計算することができる。また、次に測定姿勢をとることで、残りの身体部位の部位長を計算することができる。
なお、部位長計算部101は、所定の条件を満たした場合に、各身体部位の部位長の計算を開始するものとする。本発明の実施の形態においては、測定が開始されて、はじめに後述する長さ決定スイッチ311が操作されたときに、脚部の部位長の計算を開始するものとする。また、次に長さ決定スイッチ311が操作されたときに、残りの身体部位の部位長の計算を開始するものとする。なお、このように、被験者による操作を計算開始の契機とするものでなくてもよい。たとえば、被験者に表示部20あるいはブザー34を用いて、とるべき姿勢を報知し、所定時間経過後に計算を開始することとしてもよい。また、所定時間経過した場合に、ブザー34より音を発して計算を開始することとしてもよい。また、保持部2の移動状態を検知して、所定時間静止していると判断した場合に、計算を開始することとしてもよい。
インピーダンス計測部102は、上記5つの身体部位のインピーダンスを計測する。インピーダンス計測部102は、電流印加用電極切替回路42および電圧測定用電極切替回路43を制御し、電流印加用の電極および電圧測定用の電極を順次切り替えて、各身体部位のインピーダンスを計測する。より具体的には、高周波定電流発生回路41より流した電流値と、A/D変換回路45を介して取得される2極間の電位差とに基づいて、各身体部位のインピーダンスを計測する。
ここで、具体的なインピーダンスの計測方法について説明する。
図8は、各身体部位のインピーダンスを示す模式図である。
図8を参照して、各身体部位のインピーダンスは、左腕部61.1のインピーダンスを「Zlh」、右腕部61.2のインピーダンスを「Zrh」、左脚部63.1のインピーダンスを「Zlf」、右脚部63.2のインピーダンス「Zrf」、体幹部62のインピーダンスを「Zt」として表わされる。
本発明の実施の形態において、インピーダンス計測部102は、各身体部位のインピーダンスを計測する。たとえば、左腕部61.1のインピーダンスZlhは、図9に示すように、左手・左足間に交流電流を流し、両手間の電位差を測ることにより計測される。具体的には、インピーダンス計測部102は、電流印加用の電極15,17間に高周波(交流)電流を流し、電圧測定用の電極11,12間の電位差を測定することによって、左腕部のインピーダンスZlhを計測する。
このように、インピーダンス計測部102は、電極11〜18を切り替えることにより、各身体部位のインピーダンス(Zlh,Zrh,Zt,Zlf,Zrf)を計測する。
体組成算出部103は、部位長計算部101で計算された各身体部位の部位長およびインピーダンス計測部102で計測された各身体部位のインピーダンス値とに基づき、各身体部位の体組成を算出する。また、体組成算出部103は、全身を分割した上記5つの身体部位の体組成を合成することにより、全身の体組成を算出する。
本実施の形態において、「各身体部位の体組成」とは、少なくとも身体部位ごとの除脂肪量であり、より好ましくは、除脂肪量に加え、筋肉量、骨量、体脂肪量などの生体情報である。また、「全身の体組成」とは、少なくとも全身の除脂肪量であり、より好ましくは、除脂肪量に加え、筋肉量、骨量、体脂肪量、体脂肪率、筋肉率、および、内臓脂肪レベルなどである。
ここで、具体的な体組成の算出方法について説明する。
はじめに、各身体部位の体組成の算出方法について説明する。たとえば、各身体部位の除脂肪量は、以下のような式を用いて計算することができる。なお、除脂肪量をFFM、各身体部位の部位長をL、体重をW、所定の定数をa〜cで表すものとする。
FFM=a・L/Z+b・W+c
なお、このような計算式に限られず、各部位長および体重の他にも、年齢や性別を加味した式であってもよい。
また、上記除脂肪量の計算式と同様の式で、身体部位ごとの筋肉量、体脂肪量、および骨量なども計算することができる。
また、本発明の実施の形態では、身体部位ごとの体組成数値を用いて全身の体組成が計算される。
たとえば全身の除脂肪量FFMは、左腕部61.1の除脂肪量をFFM_lh、右腕部61.2の除脂肪量をFFM_rh、体幹部62の除脂肪量をFFM_t、左脚部63.1の除脂肪量をFFM_lf、右脚部63.2の除脂肪量をFFM_rfとすると、単純に次式のような計算式で求めることができる。
FFM=FFM_lh+FFM_rh+FFM_t
+FFM_lf+FFM_rf
なお、全身の筋肉量なども同様にして計算することができる。
さらに、全身の除脂肪量FFMより、全身の体脂肪量を計算することができる。体脂肪量は、次式により表わされる。
体脂肪量(kg)=体重W(kg)−除脂肪量FFM(kg)
また、全身の体脂肪量より、全身の体脂肪率を計算することができる。体脂肪率は、次式により表わされる。
体脂肪率(%)={体脂肪量(kg)÷体重W(kg)}×100
次に、本発明の実施の形態における体組成計100の表示部20および操作部30の具体例を図4に示す。図4は、保持部2の正面図である。
図4を参照して、保持部2の本体部2.1の表示部20は、第1の表示領域20.1と第2の表示領域20.2とを含む。第1の表示領域20.1および第2の表示領域20.2は、たとえば液晶等により構成される。
第1の表示領域20.1には、測定結果などを示す数値や文字、図形等が表示される。また、第2の表示領域20.2には、たとえば、身体を複数の身体部位に分けた図形(以下「人体図」という)が表示される。そして、第1の表示領域20.1に測定結果が表示される場合には、人体図のうち、表示中の被測定部位の部分が点灯表示される。これにより、第1の表示領域20.1に表示されている被測定部位の情報を被験者に知らせることができる。
なお、表示部20はこのような構成に限られず、表示中の被測定部位の情報が被験者に知らせることができるものであればよい。
操作部30は、被験者等により操作され、各種情報や指示の入力を受け付けるための複数の操作スイッチを含む。たとえば、全身の体組成などの測定結果を表示するための全身スイッチ302と、体幹部の体組成などの測定結果を表示するための体幹スイッチ303と、脚部の体組成などの測定結果を表示するための脚スイッチ304と、腕部の体組成などの測定結果を表示するための腕スイッチ305と、各種設定や表示切替を行なうための設定/表示切替スイッチ306と、外部メモリ33に記憶された測定結果を表示するためのメモリスイッチ307と、各種設定の際などに数値の増減を行なうための上下スイッチ308と、被験者の情報を特定するための個人番号スイッチ309と、ゲストスイッチ310と、部位長の計算開始を指示するための長さ決定スイッチ311とを含む。
なお、全身スイッチ302、体幹スイッチ303、脚スイッチ304、腕スイッチ305を総称して「部位別スイッチ」と称する。
本実施の形態において、脚スイッチ304が操作されると、左脚部の体組成と右脚部の体組成とを合成した数値を表示することとしてもよいし、各々の体組成数値を別々に表示するものであってもよい。同様に、腕スイッチ305が操作されると、左腕部の体組成と右腕部の体組成とを合成した数値を表示することとしてもよいし、各々の体組成数値を別々に表示するものであってもよい。
個人番号スイッチ309は、少なくとも1つ設けられることが望ましい。図4においては、2つ設けられ、本実施の形態では、この個人番号スイッチ309で指定される番号(1,2)ごとに、被験者の各身体部位の情報や測定結果などが外部メモリ33に記憶される。
ゲストスイッチ310は、たとえば、個人番号スイッチ309で特定される被験者以外の被験者が測定する場合に押されるスイッチである。したがって、このスイッチが測定開始時に押されると、測定結果などは外部メモリ33に記憶されることなく終了する。
長さ決定スイッチ311は、本体部2.1の表示部20の上部など、被験者がグリップ部2.2および2.3を握ったまま操作できるような位置に設けられることが望ましい。たとえば図4では、長さ決定スイッチ311は、本体部2.1上のグリップ部2.3の付け根付近に設けられている。これにより、被験者は、グリップ部2.3を握ったまま右手の親指などで操作可能となる。
なお、操作部30は、上記のような操作スイッチにより構成されているものでなくてもよい。たとえば、タッチパネルなどにより各種情報や指示の入力がされるものであってもよい。
<本発明の実施の形態における体組成計の動作>
図10は、本発明の実施の形態における体組成計100のマイコン10により実行される測定処理の流れを示すフローチャートである。なお、この測定処理は、電源スイッチ301が操作されることで、電源部31よりマイコン10に電力が供給されて開始される処理である。また、以下に示す処理は、個人番号スイッチ309あるいはゲストスイッチ310のいずれかが押されているものとして説明する。
はじめに、マイコン10は、体重計測部32からの信号に基づき体重を計測する(ステップS102)。ここで計測された体重値は、たとえば、内部メモリ133の所定の領域に一時記憶される。
次に、マイコン10は、長さ決定スイッチ311が操作されたか否かを判断する(ステップS104)。マイコン10は、長さ決定スイッチ311が操作されたことを検知するまで待機する(ステップS104においてNO)。この場合、被験者に対し、長さ決定スイッチ311を操作するタイミングを報知することが望ましい。たとえば、“保持部2を握ったまま手の位置を股下付近に合わせて下さい。合わせたら、長さ決定スイッチ311を押して下さい。”という内容の表示を表示部20に表示させる。そうすることで、被験者により誤った位置で長さ決定スイッチ311が操作されることを防止することができる。これにより、正確な身体部位(脚部)の部位長を計算することが可能になる。
なお、ステップS104において、所定時間経過しても長さ決定スイッチ311が操作されたことを検知できない場合には、この測定処理を終了することとしてもよい。
長さ決定スイッチ311が操作されたことを検知すると(ステップS104においてYES)、マイコン10の部位長計算部101は、引出量検出部36からの信号に基づき、第1の引出量を計測する(ステップS106)。ここで計測された第1の引出量は、たとえば、内部メモリ133の所定の領域に一時記憶される。
ステップS106の処理が終了すると、マイコン10は、再び、長さ決定スイッチ311が操作されたか否かを判断する(ステップS108)。マイコン10は、長さ決定スイッチ311が操作されたことを検知するまで待機する(ステップS108においてNO)。なお、ここでもステップS104における処理と同様に、被験者に対し、長さ決定スイッチ311を操作するタイミングを報知することが望ましい。たとえば、“保持部2を握ったまま測定姿勢をとって下さい。測定姿勢をとったら、長さ決定スイッチ311を押して下さい。”という内容の表示を表示部20に表示させる。そうすることで、被験者により誤った位置で長さ決定スイッチ311が操作されることを防止することができる。これにより、正確な身体部位(腕部および体幹部)の部位長を計算することが可能になる。
長さ決定スイッチ311が操作されたことを検知すると(ステップS108においてYES)、マイコン10の部位長計算部101は、第2の引出量を計測する(ステップS110)。ここで計測された第2の引出量は、たとえば、内部メモリ133の所定の領域に一時記憶される。
続いて、角度検出部37からの信号に基づき、マイコン10の部位長計算部101は、ケーブル3と載置部1との角度rを計測する(ステップS112)。ここで計測された角度rは、たとえば、内部メモリ133の所定の領域に一時記憶される。
次に、部位長計算部101は、ステップS106,S110およびS112により計測された値に基づき、各身体部位の部位長を計算する(ステップS114)。ここでの処理は、上述のとおりである。なお、ステップS106で計測された第1の引出量を基に、脚部の部位長が計算される。また、ステップS110で計測された第2の引出量と、ステップS112で計測された角度とに基づいて、腕部の部位長が計算される。また、ステップS110で計測された第2の引出量と、ステップS112で計測された角度と、腕部の部位長とに基づいて、体幹部の部位長が計算される。
次に、マイコン10のインピーダンス計測部102は、各身体部位のインピーダンスを計測する(ステップS116)。
そして、ステップS114で計算された各身体部位の部位長およびステップS116で計測された各身体部位のインピーダンス値に基づいて、被験者の全身および各身体部位の体組成を算出する(ステップS118)。
そして、ステップS118での算出結果を、アドバイス結果とともに表示部20に表示する(ステップS120)。以上で、本発明の実施の形態における測定処理は終了される。
上記ステップS120での表示例を図11に示す。図11(a)は、たとえば、部位別スイッチ302〜305のうち、腕スイッチ305が押された場合の除脂肪量の表示例を示す図である。図11(a)を参照すると、第1の表示領域20.1には、腕部の除脂肪量“2.5kg”が表示され、さらに、そのアドバイス結果“標準”が表示される。また、第2の表示領域20.2には、人体図のうち腕部の部分が点灯表示される。なお、アドバイス結果としては、予め記憶しておいた標準値と比べて、表示中の体組成数値が多いか少ないかなどの情報が表示される。
次に、たとえば脚スイッチ304が押された場合の筋肉量の表示例を図11(b)に示す。図11(a)を参照すると、第1の表示領域20.1には、脚部の骨格筋量(筋肉量)“15.2kg”が表示され、さらに、そのアドバイス結果“多い”が表示される。また、第2の表示領域20.2には、人体図のうち脚部の部分が点灯表示される。
同様に、他の部位別スイッチ302,303が押されることで、各々の被測定部位の測定結果が表示される。したがって、各身体部位の体組成を比較することで、たとえば筋肉の付き具合などのバランスを把握することができる。
なお、上記ステップS114において計算された各身体部位の部位長を、表示部20に表示させてもよい。これにより、被験者は、自身の脚の長さや腕の長さを知ることができる。
また、上記測定処理の開始直後に、個人番号スイッチ309が押されていた場合には、個人番号に対応付けて、測定結果が外部メモリ33に記憶されるものとする。これにより、被験者は、被測定部位ごとの体組成の変化を把握することができる。
上述のように、本発明の実施の形態では、被験者がわざわざ各身体部位の部位長を計測する必要がなく、家庭などでも容易に体組成を測定することができる。したがって、被験者の煩わしさを解消することができる。また、各身体部位の部位長を用いて全身および各身体部位の体組成が算出されるため、信頼性の高い体組成数値を被験者に提供することができる。
また、上述のように、本実施の形態においては、各身体部位の体組成(たとえば除脂肪量)の演算に必要となる各部位長と体重とが自動的に計測されるため、一切手入力をする必要がなくなる。したがって、幅広い年齢層による利用が可能となる。
また、電気的に接続されたケーブル3をデジタルメジャーのメジャーテープとして利用することができ、取り扱い性に優れる。なお、載置部1と保持部2とが無線による通信を行なう場合には、ケーブル3の代わりにメジャーテープを別途設けてもよい。
なお、以上の説明においては、全ての身体部位の体組成を合成することで、全身の体組成を算出することとしたが、身長と全身のインピーダンスとから全身の体組成を算出してもよい。この場合、たとえば、ケーブル3をまっすぐ頭上まで引き出すことで、身長も計測することができる。
また、図10のステップS104およびS106を省くこととしてもよい。この場合、脚部の部位長のみ手入力をすれば、測定姿勢をとるだけで、腕部および体幹部の部位長を計算することができる。
また、初めて体組成を測定する場合にのみ、各部位長を計測することとしてもよい。この場合、外部メモリ33内に、押圧された個人番号スイッチ309の番号に対応付けて、計測した各部位長を記憶しておく。そうすることで、2回目以降は、より簡単に体組成を測定することが可能となる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態における体組成計の外観斜視図である。 被験者が本発明の実施の形態における体組成計を用いて、体組成を測定する際の測定姿勢を示す図である。 本発明の実施の形態における体組成計のブロック図である。 保持部2の正面図である。 身体部位の部位長の計算方法を説明するための第1の図である。 身体部位の部位長の計算方法を説明するための第2の図である。 角度検出部の設置例を示す模式断面図である。 各身体部位のインピーダンスを示す模式図である。 身体部位(左腕部)のインピーダンス計測方法について説明するための図である。 本発明の実施の形態における体組成計のマイコンにより実行される測定処理の流れを示すフローチャートである。 測定結果の表示例を示す図である。
符号の説明
1 載置部、1.1 左足載置部、1.2 右足載置部、2 保持部、2.1 本体部、2.2 左手用グリップ部、2.3 右手用グリップ部、3 ケーブル、4 収納部、10 マイコン、11〜18 電極、20 表示部、20.1 第1の表示領域、20.2 第2の表示領域、30 操作部、31 電源部、32 体重計測部、33 外部メモリ、34 ブザー、35 測定結果出力部、36 引出量検出部、37 角度検出部、41 高周波定電流発生回路、42 電流印加用電極切替回路、43 電圧測定用電極切替回路、44 入力切替回路、45 A/D変換回路、100 体組成計、101 部位長計算部、102 インピーダンス計測部、103 体組成算出部、133 内部メモリ、301 電源スイッチ、302 全身スイッチ、303 体幹スイッチ、304 脚スイッチ、305 腕スイッチ、306 設定/表示切替スイッチ、307 メモリスイッチ、308 上下スイッチ、309 個人番号スイッチ、310 ゲストスイッチ、311
長さ決定スイッチ。

Claims (10)

  1. 被験者の身体の複数の所定の部位に対応付けて接触させるための複数の電極と、
    前記被験者の手で保持可能な保持手段と、
    前記保持手段に一端が接続される配線と、
    前記被験者の足を載置可能な載置手段とを備え、
    前記載置手段は、
    前記配線の他端と接続されて前記配線が巻き取られる巻取手段と、
    前記巻取手段からの前記配線の引出量を検出するための第1の検出手段と、
    前記載置手段と前記配線とのなす角度を検出するための第2の検出手段とを含み、
    所定の条件を満たした場合に、前記第1の検出手段により検出された前記引出量および前記第2の検出手段で検出された前記角度に基づいて、前記被験者の所定の身体部位の部位長を計算するための第1の計算手段と、
    前記複数の電極を用いて、前記所定の身体部位のインピーダンスを計測するための第1の計測手段と、
    第1の計算手段で計算された前記所定の身体部位の前記部位長と、前記第1の計測手段で計測された前記インピーダンスとに基づいて、前記所定の身体部位の身体組成を算出するための第1の算出手段とを備える、身体組成測定装置。
  2. 前記複数の電極は、前記保持手段に設けられる、少なくとも1対の電流用電極および電圧用電極を含む手用電極と、前記載置手段に設けられる、少なくとも1対の前記電流用電極および前記電圧用電極を含む足用電極とを含む、請求項1に記載の身体組成測定装置。
  3. 前記複数の電極は、前記保持手段に設けられる、少なくとも1対の電流用電極および電圧用電極を含む手用電極を含む、請求項1に記載の身体組成測定装置。
  4. 前記複数の電極は、前記載置手段に設けられる、少なくとも1対の前記電流用電極および前記電圧用電極を含む足用電極を含む、請求項1に記載の身体組成測定装置。
  5. 前記所定の身体部位は、腕部であり、
    前記第1の計算手段は、前記引出量および前記角度を用いて、所定の計算式で前記腕部の前記部位長を計算する、請求項2〜4に記載の身体組成測定装置。
  6. 所定の条件を満たした場合に、前記第1の検出手段により検出された前記引出量に基づいて、前記被験者の脚部の前記部位長を計算するための第2の計算手段と、
    前記足用電極および前記手用電極を用いて、前記脚部のインピーダンスを計測するための第2の計測手段と、
    前記第2の計算手段で計算された前記脚部の前記部位長と、前記第2の計測手段で計測された前記インピーダンスとに基づいて、前記脚部の前記身体組成を算出するための第2の算出手段とをさらに備える、請求項2に記載の身体組成測定装置。
  7. 前記所定の身体部位は、体幹部であり、
    前記第1の計算手段は、前記引出量、前記角度、および前記脚部の部位長を用いて、所定の計算式で前記体幹部の前記部位長を計算する、請求項6に記載の身体組成測定装置。
  8. 前記所定の身体部位は、腕部と体幹部とを含み、
    前記第1の算出手段で算出された前記腕部および前記体幹部の前記身体組成と、前記第2の算出手段で算出された前記脚部の前記身体組成とに基づいて、前記被験者の全身の前記身体組成を算出する第3の算出手段をさらに備える、請求項6に記載の身体組成測定装置。
  9. 前記身体組成は、少なくとも、体脂肪量、体脂肪率、除脂肪量、除脂肪率、骨量、筋肉量、筋肉率のいずれかを含む、請求項1〜8のいずれかに記載の身体組成測定装置。
  10. 被験者により操作される操作手段をさらに備え、
    前記所定の条件が満たされた場合とは、前記被験者により前記操作手段が操作されて、計算開始の指示が入力されたことを検知した場合である、請求項1〜9のいずれかに記載の身体組成測定装置。
JP2005069732A 2005-03-11 2005-03-11 身体組成測定装置 Expired - Fee Related JP4734977B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005069732A JP4734977B2 (ja) 2005-03-11 2005-03-11 身体組成測定装置
DE602006002289T DE602006002289D1 (de) 2005-03-11 2006-03-07 Vorrichtung zur Messung der Körperzusammensetzung
EP06004667A EP1700565B1 (en) 2005-03-11 2006-03-07 Body composition measuring apparatus
ES06004667T ES2308613T3 (es) 2005-03-11 2006-03-07 Aparato para medir la composicion corporal.
US11/370,806 US7966063B2 (en) 2005-03-11 2006-03-09 Body composition measuring apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005069732A JP4734977B2 (ja) 2005-03-11 2005-03-11 身体組成測定装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2006247209A true JP2006247209A (ja) 2006-09-21
JP2006247209A5 JP2006247209A5 (ja) 2008-03-13
JP4734977B2 JP4734977B2 (ja) 2011-07-27

Family

ID=36561552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005069732A Expired - Fee Related JP4734977B2 (ja) 2005-03-11 2005-03-11 身体組成測定装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US7966063B2 (ja)
EP (1) EP1700565B1 (ja)
JP (1) JP4734977B2 (ja)
DE (1) DE602006002289D1 (ja)
ES (1) ES2308613T3 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006288735A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Tanita Corp 体幹内臓脂肪測定方法及び装置、並びに体幹骨格筋組織量測定装置及び四肢骨格筋組織量測定装置
JP2009055972A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Tanita Corp 生体データ測定器
KR100893958B1 (ko) * 2007-05-10 2009-04-20 주식회사 지앤알 정확한 측정자세 유도기능이 있는 체성분 분석 장치 및 그방법
JP2010057540A (ja) * 2008-09-01 2010-03-18 Omron Healthcare Co Ltd 体組成計
KR20180064708A (ko) * 2016-12-06 2018-06-15 주식회사 셀바스헬스케어 체성분 측정 방법 및 장치

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5088184B2 (ja) 2008-03-18 2012-12-05 オムロンヘルスケア株式会社 体組成計
JP5088185B2 (ja) 2008-03-18 2012-12-05 オムロンヘルスケア株式会社 体組成計
DE102010023122A1 (de) * 2010-06-01 2011-12-01 Seca Ag Vorrichtung zur Messung von Bioimpedanzen
JP5601065B2 (ja) * 2010-07-22 2014-10-08 オムロンヘルスケア株式会社 体脂肪測定装置
WO2013006817A1 (en) * 2011-07-06 2013-01-10 C.R. Bard, Inc. Needle length determination and calibration for insertion guidance system
EP3376951A4 (en) * 2015-11-10 2019-08-14 Impedimed Limited IMPEDANCE MEASURING SYSTEM
CN107049246A (zh) * 2017-03-23 2017-08-18 深圳市月府生物科技有限公司 用于产后修复的人体体质分析仪
CN211687807U (zh) * 2019-10-29 2020-10-16 中山乐心电子有限公司 一种卷线盘的导线及卷线盘和人体成分检测秤
CN114431826A (zh) * 2020-10-30 2022-05-06 华为技术有限公司 一种人体成分测量方法及装置
FR3131522A1 (fr) * 2021-12-31 2023-07-07 Withings Station de mesure avec poignée

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000139869A (ja) * 1998-09-11 2000-05-23 Omron Corp 健康管理指針アドバイス装置
JP2002325741A (ja) * 2001-05-07 2002-11-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 生体情報測定装置
JP2003070762A (ja) * 2001-09-07 2003-03-11 Omron Corp 健康管理指針アドバイス装置
JP2004255015A (ja) * 2003-02-27 2004-09-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 生体情報測定装置
JP2005066233A (ja) * 2003-08-28 2005-03-17 Omron Healthcare Co Ltd 体組成計

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100333166B1 (ko) * 1999-07-29 2002-04-18 차기철 생체 전기 임피던스법을 이용한 간편 인체 성분 측정 장치 및 방법
JP3414378B2 (ja) 2000-10-27 2003-06-09 オムロン株式会社 健康管理指針アドバイス装置
AU2002218496A1 (en) 2000-11-29 2002-06-11 Art Haven 9 Co., Ltd. Method and device for measuring body compositions
JP3815339B2 (ja) * 2002-01-31 2006-08-30 オムロンヘルスケア株式会社 健康管理指針アドバイス装置
JP4074236B2 (ja) * 2003-09-12 2008-04-09 株式会社タニタ 体組成情報取得装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000139869A (ja) * 1998-09-11 2000-05-23 Omron Corp 健康管理指針アドバイス装置
JP2002325741A (ja) * 2001-05-07 2002-11-12 Matsushita Electric Ind Co Ltd 生体情報測定装置
JP2003070762A (ja) * 2001-09-07 2003-03-11 Omron Corp 健康管理指針アドバイス装置
JP2004255015A (ja) * 2003-02-27 2004-09-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 生体情報測定装置
JP2005066233A (ja) * 2003-08-28 2005-03-17 Omron Healthcare Co Ltd 体組成計

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006288735A (ja) * 2005-04-11 2006-10-26 Tanita Corp 体幹内臓脂肪測定方法及び装置、並びに体幹骨格筋組織量測定装置及び四肢骨格筋組織量測定装置
JP4688547B2 (ja) * 2005-04-11 2011-05-25 株式会社タニタ 体幹内臓脂肪推定装置及び体幹内臓脂肪推定方法
KR100893958B1 (ko) * 2007-05-10 2009-04-20 주식회사 지앤알 정확한 측정자세 유도기능이 있는 체성분 분석 장치 및 그방법
JP2009055972A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Tanita Corp 生体データ測定器
JP2010057540A (ja) * 2008-09-01 2010-03-18 Omron Healthcare Co Ltd 体組成計
KR20180064708A (ko) * 2016-12-06 2018-06-15 주식회사 셀바스헬스케어 체성분 측정 방법 및 장치
KR101874875B1 (ko) * 2016-12-06 2018-08-02 주식회사 셀바스헬스케어 체성분 측정 방법 및 장치

Also Published As

Publication number Publication date
DE602006002289D1 (de) 2008-10-02
EP1700565B1 (en) 2008-08-20
EP1700565A1 (en) 2006-09-13
US7966063B2 (en) 2011-06-21
US20060206271A1 (en) 2006-09-14
JP4734977B2 (ja) 2011-07-27
ES2308613T3 (es) 2008-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4734977B2 (ja) 身体組成測定装置
US6473642B1 (en) Dividable type apparatus for measuring living body impedance
JP5601065B2 (ja) 体脂肪測定装置
US8818499B2 (en) Body fat measurement device
JPWO2002047548A1 (ja) 身体インピーダンス測定装置
JP2005087226A (ja) 体組成情報取得装置
JP5593767B2 (ja) 体脂肪測定装置
JP2009011734A (ja) 体組成測定装置、体組成測定システム、プログラム、体組成測定方法
JP5287079B2 (ja) 内臓脂肪測定装置
JP2009011465A (ja) 体組成測定装置、体組成測定方法
JPH11128197A (ja) 体脂肪計付体重計
JP5641527B2 (ja) 筋量評価方法および筋量評価装置
US8670822B2 (en) Body fat measurement device
JP3492038B2 (ja) 体脂肪測定装置
US7252635B2 (en) Biological data acquiring apparatus
JP2008061825A (ja) 下肢訓練装置
US6782340B1 (en) Body composition measuring apparatus with built-in weight meter
KR100885396B1 (ko) 생체 임피던스 측정 장치
JP6150331B2 (ja) 舌測定装置
JP2006230700A (ja) 体組成計
JP5030659B2 (ja) 体組成計
JP3508633B2 (ja) 体脂肪計
JP2005253723A (ja) 体組成計
JP2006255099A (ja) 基礎代謝量測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071207

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080125

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110111

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110303

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110411

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4734977

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140513

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees