JP2006247076A - 眼底蛍光測定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被検眼眼底の所望の測定部位からの自然蛍光を正確に測定できる眼底蛍光測定装置を提供する。
【解決手段】ストロボ14が発光しフィルタ15から対物レンズ22までの光学系を介して被検眼1の眼底1aに励起光が照射される。眼底に存在する蛍光物質が励起され自然蛍光を発する。その蛍光が眼底1aと共役な位置Rに配置された絞り57を介してフォトダイオード58で受光される。絞り57をXYステージ56の駆動により光軸に垂直なX,Y方向に移動させて眼底1aの測定部位の位置を変化させ、フォトダイオード出力信号に基づいて眼底1aの所望の部位からの蛍光強度が演算される。このような構成では、眼底の測定部位の位置を変化させることができるので、眼底の所望の部位からの自然蛍光を正確に測定することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、眼底蛍光測定装置、更に詳細には、被検眼眼底からの自然蛍光を測定する眼底蛍光測定装置に関するものである。
従来より、眼科診断において、眼組織の蛍光を測定することが行われている。例えば、下記の特許文献1では、被検者に蛍光剤を静注し、眼底カメラで蛍光眼底画像を撮像して眼底蛍光の輝度を測定し、眼底血流の状態を判断している。また、特許文献2では、被検眼に励起光を照射して、角膜及び水晶体に存在する蛋白物質及びその酸化分解産物が発する自然蛍光(自発蛍光あるいは自家蛍光ともいう)の強度を測定し、それに基づいて糖尿病の進行度合などを診断するようにしている。また、特許文献3では、励起光を角膜に照射して角膜からの自然蛍光を測定し、それに基づいて血糖値を非侵襲で測定している。
特開平7−178055号公報 特開平7−8457号公報 特開平9−28671号公報
加齢性黄班変性症では、リポフスチンと言われる物質が眼底網膜の黄班部に蓄積する。この蓄積物質のリポフスチンは、一種の蛍光物質であるので、所定の波長の光を照射されると自然蛍光を発する。この眼底網膜からの自然蛍光の光量を測定し、グレード分けすれば、加齢性黄班変性症の早期診断が可能であると考えられる。
しかし、眼底からの自然蛍光の光量は非常に微弱である。これに対して、眼底カメラをそのまま用いる特許文献1の方法では、被検者に蛍光剤を投与し眼底の蛍光剤からの蛍光を測定するので測定が可能であるが、非常に微弱な自然蛍光の測定は不可能である。
また、眼底からの自然蛍光を測定する場合、角膜や水晶体を介して、励起光を照射して蛍光を受光しなければならないので、光量損失も多く、また被検眼の状況により受光量が変動する。したがって、角膜ないし水晶体からの自然蛍光を測定する特許文献2や3のような構成をそのまま適用して眼底の所望の測定部分からの自然蛍光を正確に測定することはできない。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、被検眼眼底の所望の測定部分からの自然蛍光を正確に測定することができる眼底蛍光測定装置を提供することを課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明による眼底蛍光測定装置は、
被検眼眼底に励起光を照射する照射手段と、
前記励起光の照射により被検眼眼底から発せられる自然蛍光を、被検眼眼底とほぼ共役な位置に配置された絞りを介して受光する受光素子と、
前記絞りと被検眼の受光光軸に垂直な面における相対位置を変化させる変位手段とを備え、
前記変位手段により、絞りと被検眼の相対位置を変化させ、被検眼眼底の所望の部位からの自然蛍光を前記受光素子で受光して自然蛍光を測定することを特徴とする。
また、本発明の眼底蛍光測定装置は、
被検眼眼底に励起光をビーム光として照射する照射手段と、
前記ビーム光で被検眼眼底を走査する走査手段と、
前記ビーム光の照射により被検眼眼底から発せられる自然蛍光を受光する受光素子とを有し、
前記ビーム光で被検眼眼底を走査し、被検眼眼底の所望の部位からの自然蛍光を前記受光素子で受光して自然蛍光を測定することを特徴とする。
本発明の眼底蛍光測定装置によれば、被検眼眼底の測定部位の位置を変化させることができるので、被検眼眼底の所望の部位からの自然蛍光を正確に測定することができる。
本発明は、被検眼眼底の自然蛍光を被検眼眼底とほぼ共役な位置に配置された絞りを介して受光し、この絞りと被検眼の相対位置を変化させ、被検眼眼底の所望の部位からの自然蛍光を測定するものであり、また、励起光としてのレーザービーム光で被検眼眼底を走査し、被検眼眼底の所望の部位からの自然蛍光を測定するもので、以下に、添付図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1は、本発明による眼底蛍光測定装置の実施例1の構成を示している。この装置は、従来の眼底カメラ(眼底撮像装置)をベースにした光学系で構成されている。自然蛍光測定部を設けた取り付けユニット50が、装置本体10に対してマウント51とコネクタ52a〜52cを介して着脱可能に取り付けられる。この取り付けユニット50を、眼底カメラ用の不図示の取り付けユニット(眼底撮像用の撮像素子を含む構成をユニット化したもの)と交換することにより、本装置を無散瞳型の眼底撮影装置として利用することも可能である。
図1の装置には、被検眼1に対して観察用の赤外光または励起光を照射する照射光学系(照射手段)が設けられている。また、前記赤外光の反射光による被検眼1の前眼部1bないし眼底1aの像を撮像素子(CCD)40上に結像する結像光学系が設けられている。更に、励起光により励起された眼底1aからの自然蛍光を集光して受光素子であるフォトダイオード(以下、PDという)58に入射する受光光学系が設けられている。結像光学系と受光光学系は対物レンズ22からビームスプリッタ36までの構成部材を共用している。また、両光学系において、眼底1aと共役な位置がRで、また前眼部(特に瞳)1bと共役な位置がPで示されている。
照射光学系の光路にはフィルタ15が配置される。このフィルタ15は、図2(a)に示すように、約550nmから600nmの励起光と約800nm以上の赤外光の波長域の光を透過する特性を有する。なお、本実施例では、眼底に蓄積されたリポフスチンからの自然蛍光を測定するため、励起光は黄色の波長域の光とする。
アライメント時には、ランプ11から発せられた光並びに凹面鏡12で反射された光は、可視カット赤外透過フィルタ13を介して赤外光のみとなり、ストロボ(フラッシュランプ)14とフィルタ15を通過して、前眼部1bと共役な位置に配置されたリングスリット16を照明する。このリングスリット16からの照明光は、レンズ17、対物レンズ22の反射を除去するための黒点板18、ハーフミラー19、リレーレンズ20を通過し、中心に穴の開いた穴あき全反射ミラー21で反射される。
アライメントの初期段階では、全反射ミラー21の前の光路に前眼部レンズ42が挿入され、全反射ミラー21で反射された赤外光が前眼部レンズ42と対物レンズ22を経て前眼部1bに照射され、前眼部の像でのアライメントが可能になる。また、前眼部アライメントが完了したら、前眼部レンズ42が光路から離脱させられ、全反射ミラー21で反射された赤外光が対物レンズ22を経て被検眼1の前眼部1bより眼底1aに入射し、眼底1aを照明し、眼底の像でのアライメントが可能になる。
前眼部1bないし眼底1aからの赤外光の反射光は、対物レンズ22を介して受光され、穴あき全反射ミラー21の穴を通過し、さらに絞り31、フォーカスレンズ32、結像レンズ33を通過して、ハーフミラー34で反射され、眼底1aと共役な位置Rに配置された視野絞り35を介して赤外透過可視反射ミラー(ビームスプリッタ)36に入射する。ミラー36を透過した赤外光は、ミラー38で反射され、結像レンズ37を通過して赤外光に感度を有する赤外CCDなどで構成される撮像素子40に入射される。
ここで、前眼部1bないし眼底1aの赤外光による像が、結像レンズ37を介して撮像素子40上に再結像される。そして、その像に応じた画像信号が撮像素子40から出力され、画像信号の出力切り換えと合成を行う切換・合成回路61を介してモニタ41に入力され、前眼部1bないし眼底1aの画像がモニタ41に表示される。検者はそれを見てアライメントを行うことができる。
また、撮像素子40から前眼部1bの画像信号が瞳孔径演算部64に入力され、その画像信号に基づいて瞳孔径が算出されるようになっている。瞳孔径演算部64と制御部53及び演算部59はマイクロコンピュータやASICなどで構成される。
なお、照射光学系には、フォーカスドット光源30が設けられ、この光源30からの光束がハーフミラー19を介して被検眼1に入射され、フォーカスレンズ32の移動に応じてフォーカスドット位置が変化するので、検者はフォーカスドットを観察することにより被検眼にピントを合わせることができる。また、アライメントや合焦操作のときは、内部固視灯43が点灯され、検者は被検者にこの固視灯を注視させることによりアライメントや合焦操作を確実にすることができる。
一方、蛍光測定時には、フィルタ15が光路に挿入され、シャッタ54が開いた後、ストロボ14が発光する。ストロボ光の励起光域と赤外光域の波長の光がフィルタ15を透過し、被検眼1の眼底1aに入射する。
眼底1aの網膜に蛍光物質であるリポフスチンが蓄積されている場合、そのリポフスチンが励起光の照射により励起されて自然蛍光を発光する。この眼底からの自然蛍光と励起光は、赤外光透過可視光反射のビームスプリッタ36で反射されて、変倍レンズ47a,47bのいずれかと、シャッタ54を通り、バリアフィルタ55に入射する。バリアフィルタ55は、図2(b)に示すように、励起光と赤外光の波長域の光を透過せず、その間の自然蛍光の波長域の光のみ透過する波長特性を有する。このため自然蛍光のみがバリアフィルタ55を透過し、絞り57を通ってPD58に入射する。その自然蛍光の強度に応じたPD58の出力信号が演算部59に入力され、それに基づいて自然蛍光の強度が演算される。
絞り57は、PD58と一体的に設けられ、XYステージ(変位手段)56上にPD58と共に支持されており、受光光学系の光軸上でPD58の近傍で眼底1aにほぼ共役な位置Rに配置されている。ここで、本実施例では、1回の測定は、ストロボ14の1回の瞬間的な発光により行われ、そのときの絞り57の受光光軸に垂直な平面内における位置と絞り57の開口の大きさにより、眼底1aの測定される部位の位置と大きさ(範囲)が決められる。
XYステージ56は、絞り57とPD58を受光光学系の受光光軸に垂直な平面内でX方向とY方向に移動させる。その駆動は、装置の操作部48に付設されたステージ制御スイッチ49の操作の入力に応じて制御部53により制御される。検者は、ステージ制御スイッチ49を操作して絞り57をX方向ないしY方向に移動させて絞り57を受光光軸に垂直な面で移動させることにより、眼底1a上の自然蛍光の測定部分の位置を変化させることができる。
次に、図3のフローチャートにより、本実施例の眼底蛍光測定装置による眼底自然蛍光の測定動作を説明する。
まず、図3のステップS1において、検者が装置のジョイスティックを操作して装置本体10を被検眼1に対して移動させ、前眼部1bの像によるアライメント(粗アライメント)を行う。このとき、ランプ11が点灯されていると共に、前眼部レンズ42が光路に挿入されている。これにより、赤外光が被検眼1の前眼部1bに照射され、その反射光による前眼部1bの像が撮像素子40上に結像される。そして、モニタ41の画面上に前眼部1bの像が図3に符号M1で示すように表示される。検者は、この表示を見ながらアライメント操作を行う。そして、モニタ41の表示が符号M2のようになり、前眼部1bの画像の瞳の中心が画面の指標で示される中心と一致したら、検者は前眼部アライメントを完了し(ステップS2)、操作部48の所定スイッチ(不図示)をオンにする(ステップS3)。
それに応じて、前眼部の画像が瞳孔径演算部64に取り込まれ(ステップS4)、瞳孔径の測定演算がなされる(ステップS41)。この演算の際にはフォーカスレンズ32の位置情報も参酌される。
また、前眼部画像の取り込みの直後に前眼部レンズ42が光路から離脱させられる(ステップS5)。これにより、眼底1aの像が撮像素子40上に結像され、モニタ41の画面上に符号M3で示すように眼底の画像が表示される。なお、ここでXYステージ56上の絞り57のX方向とY方向の位置が制御部53により検知される。そして、モニタ41には、眼底上の測定部位を示すマークmが眼底画像とともに検知位置に応じた位置に表示される。
検者は、眼底画像を見ながら、ジョイスティックの操作により眼底に対する微アライメントを行うと共に、フォーカスレンズ32を移動させて被検眼1の視度に応じたピント合わせの調節を行う(ステップS6)。ここでフォーカスレンズ32の位置により被検眼の視度が検知される(ステップS61)。
次に、検者は、眼底画像と測定部位分マークmを見ながら、ステージ制御スイッチ49を操作してXYステージ56を駆動し、絞り57を移動させて、測定部位マークmを眼底画像上の所望の測定位置へ移動させる(ステップS7)。
そして、測定部位の位置決めが完了(ステップS8)したら、検者は、シャッタスイッチ46をオンする(ステップS9)。これに応じてシャッタ54が開いた後、ストロボ14が発光する(ステップS11)。
その前に撮像素子40から眼底画像のデータが記録部62に取り込まれ(ステップS10)、眼底画像のデータと眼底上の測定部位の位置データが記録部62に記録される(ステップS101)。
眼底1aの網膜にリポフスチンが蓄積されている場合、ストロボ14の発光によりリポフスチンが励起されて自然蛍光を発光する。受光光学系には、バリアフィルタ55が配置されているので、眼底1a上の測定部位からの自然蛍光のみがPD58に入射する。PD58に入射した自然蛍光の強度に応じた信号がPD58から演算部59に入力され、演算部59は入力信号に基づいて眼底の測定部分からの自然蛍光の強度を演算して測定する(ステップS12)。
ところで、図4にPD58の出力信号の強度(レベル)の経時変化を示してある。装置の電源がオンされると、PD58自身のノイズが出力される。その後、シャッタスイッチ46のオンに応じてシャッタが開かれたタイミングAで散乱光などによるノイズが上乗せされる。さらにストロボ14の点灯のタイミングBから消灯のタイミングCまでの間に入射される自然蛍光による信号成分が出力信号に上乗せされる。タイミングCからシャッタ54が閉じられるタイミングDまではタイミングA,B間と同様の信号強度に落ち、タイミングD以後はさらにタイミングA以前と同様の信号強度に落ちる。このようなことから、ステップS12における自然蛍光強度の測定に当たって、それ以前のタイミングB以前からPD58の出力信号強度を監視しておき、タイミングA,B間の信号強度ないしはC,D間の信号強度に対するB,C間の信号強度の差を自然蛍光の強度に対応するものと見なし、演算部59はその差に基づいて蛍光強度を測定値として演算する(ステップS121)。
さらに、測定時の被検眼1の瞳孔径と視度により、網膜から発せられる光のうちで前眼部を透過してくる光の割合が変わるので、演算部59は、先にステップS41で算出された瞳孔径と、ステップS61で検知された視度の値に基づいて、ステップS121で算出した蛍光強度の測定値を補正する(ステップS122)。この補正は、例えば、瞳孔径に反比例して測定値を減少させ、また視度を正方向に増加するに従って測定値を減少させ、負方向に増加するに従って増加させる。
そして、最終的に補正された蛍光強度の測定値を算出し(ステップS123)、その測定値をモニタ41に出力して表示させると共に、測定値のデータを記録部62に出力し、先にステップS101で記録した眼底画像と測定部位の位置データに関連付けて記録させ、保存する(ステップS124)。
なお、測定時には絞り31は開口の口径がなるべく大きい方が望ましいので、絞り31を口径が可変のものとして、シャッタ54の開閉に同期させて絞り31の口径を大きくするようにする。
以上のような本実施例の装置によれば、励起光の光源としてストロボ14を使用しているので、比較的強い励起光を眼底に照射できる。そのため、S/Nが良く、正確に測定を行うことができる。また、絞り57を、眼底共役位置で受光光軸に垂直な方向に沿って移動させることにより、眼底上の測定部位を変えられると共に、モニタ41に眼底像と共にその測定部位の位置を表示するようにしたので、検者は、測定部位が意図した部位であるかを確かめることができる。そして、その意図する測定部位からの自然蛍光のみをPD58に入射させて正確に自然蛍光の測定を行うことができる。
さらに、PD58の蛍光が入射されている間の出力信号強度と、その直前ないし直後の出力信号強度の差に基づいて蛍光強度を算出するので、正確に測定を行うことができる。また、被検眼の瞳孔径を測定すると共に視度を検知し、それぞれの値に基づいて蛍光強度の測定値を補正するので、正確な自然蛍光の測定値を求めることができる。
また、従来の眼底カメラをベースにした光学系で構成しているので、装置を安価にすることができる。さらに、本体10から取り付けユニット50を取り外して眼底カメラ用の取り付けユニットを取り付ければ眼底カメラとしても使用することができる。
なお、本実施例では、絞り57を移動させて眼底上の測定部分の位置を変化させるものとしたが、その代わりに、固視灯43を光軸に直交する方向に移動させる手段(変位手段)を設け、固視灯43を前記方向に移動させることにより、被検眼1の視線の方向を変化させるようにしてもよい。これにより被検眼の光軸に垂直な面における位置が移動するので、眼底1a上の測定部位を変化させることができる。
また、本実施例では眼底のリポフスチンから発せられる自然蛍光のみを測定するものとしたが、眼底に存在し得る他の蛍光物質であって、その励起光と蛍光の波長がリポフスチンと異なる蛍光物質からの自然蛍光も測定できる構成としてもよい。その場合、フィルタ15の他に、前記他の蛍光物質の励起光の波長域と赤外光の波長域の光を透過するフィルタを設ける。また、バリアフィルタ55の他に、前記他の蛍光物質の蛍光の波長域の光のみを透過するバリアフィルタを設ける。そして、自然蛍光の測定対象がリポフスチンか他の蛍光物質かに応じて、フィルタ15と他のフィルタを択一的に使用して励起光の波長域を変化させると共に、バリアフィルタ55と他のバリアフィルタを択一的に使用することにより透過する自然蛍光の波長域を変化させる。
また、本実施例の装置は、無散瞳型仕様としたが、そうすると1回に1箇所の測定部分しか測定できない。これに対して、被検者の負担は大きくなるが、被検者に散瞳剤を投与して被検眼を散瞳させて、複数箇所の測定部分の測定を連続的に行えるようにしてもよい。その場合、観察光を可視光にしても良いが、ビームスプリッタ36の特性は、蛍光反射を低くしないようにする必要がある。また、連続測定する場合は、1回の測定(1つの測定部位の測定)が終了する毎に、絞り57の位置が順次変わって測定部位の位置が変化するように、XYステージ56を制御するプログラムを作動させるようにすれば便利である。なお、絞り57を移動させる代わりに固視灯43を移動させる場合も同様に固視灯43の移動手段を制御するプログラムを作動させるようにすればよい。
図5は、本発明の実施例2による眼底蛍光測定装置の構成を示している。図5において実施例1の図1中と共通ないし対応する部分には共通の符号を付してあり、共通部分の説明は省略する。
本実施例の装置は、SLO(走査型レーザー検眼鏡)の技術をベースにして構成されており、被検眼1の眼底1aにおける自然蛍光の測定部分(測定範囲)を励起光としてのレーザービーム(ビーム光)で走査して自然蛍光の測定を行う。このために、励起光の光源としてのレーザーダイオード(以下、LDという)ユニット110が取り付けユニット50内に設けられている。また、ビームスプリッタ104、走査ミラー100,103、ミラー駆動装置101、及びレンズ102が取り付けユニット50に設けられている。さらに、ビームスプリッタ104の後方に、実施例1と共通のシャッタ54、バリアフィルタ55、絞り57、及びPD58が設けられている。
ここで、絞り57は、実施例1と同様に、眼底1aとほぼ共役な位置Rに配置されており、LDユニット110の本体筐体先端のレーザービームが射出される開口も眼底1aとほぼ共役な位置Rに配置されている。さらに、走査ミラー100,103は、光学系の光軸上で前眼部1bとほぼ共役な位置Pに配置されている。すなわち、以下に述べるようにLDユニット110の先端の開口からレーザービームを射出して眼底1aに入射する光学系と、眼底1aからの自然蛍光をPD58に入射する光学系は共焦点光学系となっている。なお、絞り57の開口の径は、LDユニット110の先端の開口におけるレーザービームの径より僅かに大きい値に設定される。
LDユニット110は、リポフスチンを励起させる青色の波長成分の励起光(レーザー光)を発光するLDと、そのレーザー光をビーム光に整形する光学系からなり、本体筐体先端の開口からレーザービームを射出する。そのレーザービームは、励起光を反射し蛍光を透過する特性を有するビームスプリッタ104により反射され、走査ミラー103に入射する。走査ミラー103と100は、ステッピングモータなどから構成されたミラー駆動装置(走査手段)101の駆動により、それぞれの中央を揺動中心として、2次元方向(左右方向と上下方向)に揺動する。
レーザービームは走査ミラー103で反射され、レンズ102を通って更に走査ミラー100で反射され、レンズ47を通ってビームスプリッタ36に入射し、被検眼1の眼底1aに入射する。そのとき、レーザービームは前眼部1bと共役な位置Pに配置された走査ミラー100,103の揺動により前眼部を中心に2次元方向に偏向され、眼底1a上を2次元に走査し、その走査範囲によって測定範囲が定まる。
モニタ41の画面には不図示のタッチパネルが設けられており、検者がタッチパネルの操作により眼底1a上の測定範囲、すなわちレーザービームの走査範囲を指定できるようになっている。指定された測定範囲に応じて、制御部53が走査ミラー100,103の揺動角度の範囲を決定し、ミラー駆動装置101により走査ミラー100,103を決定した揺動角度の範囲で揺動させる。これにより、眼底1aに入射するレーザービームが2次元方向に偏向されて眼底1a上の指定された測定範囲を走査する。
眼底1aにリポフスチンが蓄積されている場合、入射されたレーザービームにより励起されたリポフスチンが自然蛍光を発する。この発光がビームスプリッタ104を通過し、バリアフィルタ55により自然蛍光のみが絞り57を介してPD58に入射する。
なお、ビームスプリッタ104は非常に難しい透過特性を求められているので、バリアフィルタ55が補助的に設けられている。また、実際には、走査ミラー103は図5の紙面に垂直な方向(手前側か向こう側)を向いており、ビームスプリッタ104、LDユニット110、シャッタ54、バリアフィルタ55、絞り57及びPD58は、紙面に垂直な方向に沿って配置されている。
一方、本実施例の装置では、前眼部1bの照明及び撮像を行う光学系と、眼底1aの照明及び撮像を行う光学系を別にしている。装置本体10の正面には赤外LEDなどの赤外光の光源65が設けられており、これにより前眼部1bを照明する。照明された前眼部1bからの反射光が対物レンズ22を通り、可視光を全部透過して赤外光を半分反射し半分透過するハーフミラー67で反射され、その赤外光による前眼部1bの像が赤外光に感度を有するCCDなどからなる撮像素子63上に結像される。そして撮像素子63から出力される前眼部の画像信号が切り換え・合成回路61を介してモニタ41に入力されて前眼部の画像が表示されるようになっている。また、前眼部の画像信号が瞳孔径演算部64に入力され、瞳孔径が演算されるようになっている。
また、実施例2では、実施例1で用いていた励起光用のストロボ14とフィルタ15及び前眼部レンズ42が省かれている。
このような構成において、検者が装置のジョイスティックを操作して装置本体を被検眼1に対して移動させ、前眼部1bの画像による粗アライメントを行う。このとき、光源65が点灯され、前眼部1bが赤外光で照明され、その反射光による前眼部1bの像が撮像素子63に結像される。そして、撮像素子63の出力信号によりモニタ41に前眼部1bの像が表示される。検者は、この表示を見ながら粗アライメントの操作を行い、粗アライメントが完了したら、操作部の所定スイッチを操作する。
これに応じて、ランプ11が点灯し、赤外光により眼底1aが照明され、眼底1aの像が撮像素子40上に結像される。そして、撮像素子40の出力信号により、モニタ41上でそれまでの前眼部1bの像に変わって眼底1aの像が表示される。
検者は眼底画像を見ながら、微アライメントの操作を行うと共に、フォーカスレンズ32を移動させて被検眼の視度に応じたピント合わせを行う。このときレンズ32の位置で被検眼の視度が検知される。
なお、この微アライメント及び視度調節の間に、前眼部1bの照明と結像が継続して行われ、撮像素子63から前眼部の画像データが瞳孔径演算部64に逐次入力され、被検眼1の瞳孔径が演算される。
微アライメント及び視度調節を完了したら、検者はモニタ41のタッチパネルを操作し、眼底1a上の測定範囲を指定し、続いてシャッタスイッチ46を操作する。それにより、レーザービームが眼底1aに結像され、そのレーザービーム径に応じた部位からの自然蛍光が、PD58に入射する。レーザービームは眼底を2次元的に順次走査するので、眼底の異なる部位からの自然蛍光が絞り57を通過して連続的にPD58に入射され、測定される。
ここで、PD58の出力信号の強度は、シャッタ54の開閉と励起光(レーザービーム)の照射のタイミングにより、基本的には先に図4で説明した実施例1の場合と同様に変化する。すなわち、PD58の出力信号において、シャッタ54が開いている間でレーザービーム走査の直前ないし直後の出力信号強度とレーザービーム走査中(蛍光入射中)の出力信号強度の差が自然蛍光による光強度信号と考えられる。このため、演算部59は、シャッタ54が開かれている間のPD58の出力信号強度に基づいて、前記の差から、測定部分からの自然蛍光の強度を演算する。さらに、算出されている被検眼1の瞳孔径と、検知した被検眼1の視度により、自然蛍光強度の算出値を補正し、最終的な蛍光強度の測定値を算出する。
そして、実施例1と同様に、蛍光強度の測定値をモニタ41に強度マップとして表示すると共に、測定データを眼底画像と共に記録部62に出力し、関連付けて記録させ、保存する。
以上のような本実施例の装置によれば、励起光をレーザービーム光とし、それで眼底を走査するので、被検眼に照射する光量は少なく、無散瞳で広範囲の測定を行うことができる。
なお、本実施例の装置では、レーザー走査による測定のため被検眼に照射するレーザーを微弱にできるので、無散瞳型仕様としたが、光量不足の場合にはレーザー光の光量を被検眼に安全な範囲で増加させなければならない。その場合には瞳孔径を小さくしないために被検眼を散瞳させて測定するような構成としてもよい。
また、被検眼の眼底上で離れている複数の測定部分を連続的に測定する場合は、1回の測定が終わる毎に、走査する範囲が順次変わるように、走査ミラー100,103の揺動角度範囲を変化させる。
また、本実施例においても、眼底に存在し得るリポフスチン以外の蛍光物質であって、その励起光と蛍光の波長が異なる蛍光物質からの自然蛍光をも測定できる構成としてもよい。その場合、LDユニット110の他に、前記他の蛍光物質の励起光の波長域のレーザー光のレーザービームを射出するLDユニットを設ける。また、バリアフィルタ55の他に、前記他の蛍光物質の蛍光の波長域の光のみを透過するバリアフィルタを設ける。そして、自然蛍光の測定対象がリポフスチンか他の蛍光物質かに応じて、LDユニット110と他のLDユニットを択一的に使用すると共に、バリアフィルタ55と他のバリアフィルタを択一的に使用する。
本発明による眼底蛍光測定装置の実施例1の構成を示す構成図である。 図1中のフィルタ15とバリアフィルタ55の透過特性を示すグラフ図である。 図1の装置による眼底蛍光測定動作の手順を示すフローチャート図である。 図1中のシャッタ54の開閉とストロボ14の発光に応じたPD58の出力信号強度の経時変化を示す信号波形図である。 実施例2の眼底蛍光測定装置の構成を示す構成図である。
符号の説明
1 被検眼
10 装置本体
11 ランプ
13,15 フィルタ
22 対物レンズ
32 フォーカスレンズ
40 撮像素子
41 モニタ
49 ステージ制御スイッチ
50 取り付けユニット
53 制御部
54 シャッタ
55 バリアフィルタ
56 XYステージ
57 絞り
58 PD(フォトダイオード)
59 演算部
62 記録部
63 前眼部用撮像素子
64 瞳孔径演算部
65 前眼部照明光源
100,103 走査ミラー
101 ミラー駆動装置
110 LD(レーザーダイオード)ユニット

Claims (12)

  1. 被検眼眼底に励起光を照射する照射手段と、
    前記励起光の照射により被検眼眼底から発せられる自然蛍光を、被検眼眼底とほぼ共役な位置に配置された絞りを介して受光する受光素子と、
    前記絞りと被検眼の受光光軸に垂直な面における相対位置を変化させる変位手段とを備え、
    前記変位手段により、絞りと被検眼の相対位置を変化させ、被検眼眼底の所望の部位からの自然蛍光を前記受光素子で受光して自然蛍光を測定することを特徴とする眼底蛍光測定装置。
  2. 被検眼眼底に励起光をビーム光として照射する照射手段と、
    前記ビーム光で被検眼眼底を走査する走査手段と、
    前記ビーム光の照射により被検眼眼底から発せられる自然蛍光を受光する受光素子とを有し、
    前記ビーム光で被検眼眼底を走査し、被検眼眼底の所望の部位からの自然蛍光を前記受光素子で受光して自然蛍光を測定することを特徴とする眼底蛍光測定装置。
  3. 前記測定される部位が、眼底画像とともに、表示手段に表示されることを特徴とする請求項1又は2に記載の眼底蛍光測定装置。
  4. 前記変位手段は、絞りを受光光軸に垂直な方向に沿って移動させることより、あるいは固視灯の位置を変化させて、絞りと被検眼の相対位置を変化させることを特徴とする請求項1又は3に記載の眼底蛍光測定装置。
  5. 測定ごとに前記絞りと被検眼の相対位置を変化させることを特徴とする請求項1、3、4のいずれか1項に記載の眼底蛍光測定装置。
  6. 自然蛍光の種類に応じて該自然蛍光の波長域のみを透過するフィルタが選択され、自然蛍光が該選択されたフィルタを介して受光素子に受光されることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の眼底蛍光測定装置。
  7. 励起光の波長成分が可変であることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の眼底蛍光測定装置。
  8. 前記励起光の波長成分が選択されたフィルタに応じて可変にされることを特徴とする請求項6又は7に記載の眼底蛍光測定装置。
  9. 前記励起光を黄色光とし、被検眼眼底に存在するリポフスチンから発せられる自然蛍光を測定することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の眼底蛍光測定装置。
  10. 自然蛍光入射時の受光素子の出力信号強度と、自然蛍光の入射直前ないし直後における受光素子の出力信号強度の差に基づいて自然蛍光の測定値を求めることを特徴とする請求項1から9のいずれか1項に記載の眼底蛍光測定装置。
  11. 自然蛍光の測定値を、被検眼視度及び/又は被検眼瞳孔径に応じて補正することを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の眼底蛍光測定装置。
  12. 自然蛍光の測定部が、ユニットとして眼底蛍光測定装置の本体に着脱可能に取り付けられ、該ユニットの代わりに、眼底撮像用の撮像素子が設けられた他のユニットを装置本体に取り付けることにより、眼底撮像装置として機能させることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の眼底蛍光測定装置。
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