JP2006246748A - 育苗箱移し換え装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 並んだ育苗箱1の背面部を育苗箱1の並び方向と交差する方向に押し操作して台車5の棚部5eに移す移し換え機構22,23を備え、並んだ育苗箱1の間の背面部を押し操作することにより並んだ育苗箱1の間を移し換え機構22,23により押し操作される方向に向かって開かせる押し部25を、移し換え機構22,23に備える。押し部25を押し位置に移動させて、並んだ育苗箱1の間を移し換え機構22,23により押し操作される方向に向かって開かせ、移し換え機構22,23により並んだ育苗箱1の背面部を押し操作し、移し換え機構22,23により並んだ育苗箱1の背面部が押し操作されるのに伴って、押し部25を戻り位置に移動させる。
【選択図】 図12
Description
特許文献1では、ベルトコンベア(特許文献1の第1図及び第2図の11)により育苗箱が搬送されてきて、2列に並んだローラーコンベア(特許文献1の第1図及び第2図の12)に育苗箱が送られて、育苗箱がローラコンベアに2列に並ぶような状態となる。2列の育苗箱の先頭の2個の育苗箱に対して横側に、棚入プッシャー(特許文献1の第1図及び第2図の18)が配置されており、棚入プッシャーが先頭の2個の育苗箱を横外方(特許文献1の第1図の紙面上方)に押し操作して、先頭の2個の育苗箱が台車(特許文献1の第1図及び第2図の45)の棚部に移される。
この場合、先頭の2個の育苗箱における棚入プッシャー側の育苗箱に棚入プッシャーが接当するのであり、棚入プッシャーの押し方向(特許文献1の第1図の紙面上下方向)に並ぶ2個の育苗箱が、棚入プッシャーにより押し操作されて台車の棚部に移される。
本発明は、育苗箱移し換え装置において、所定位置に並んだ育苗箱の背面部を育苗箱の並び方向と交差する方向に押し操作して、並んだ育苗箱を台車の棚部に移すように構成する場合、並んだ育苗箱が適切に台車の棚部に移されるように構成することを目的としている。
(構成)
本発明の第1特徴は、育苗箱移し換え装置において次のように構成することにある。
複数の育苗箱を所定位置に並ぶように移す搬送機構と、並んだ育苗箱の背面部を育苗箱の並び方向と交差する方向に押し操作して台車の棚部に移す移し換え機構とを備える。移し換え機構に押し部を備えて、並んだ育苗箱の間の背面部を押し操作することにより並んだ育苗箱の間を移し換え機構により押し操作される方向に向かって開かせる押し位置及び押し位置から押し方向の反対方向に移動した戻り位置に、押し部を移動自在に構成する。並んだ育苗箱に対して押し部を押し位置に移動させて、並んだ育苗箱の間を移し換え機構により押し操作される方向に向かって開かせる第1制御手段と、押し部が押し位置側に移動してから、移し換え機構により並んだ育苗箱の背面部を押し操作する第2制御手段と、移し換え機構により並んだ育苗箱の背面部が押し操作されるのに伴って、押し部を戻り位置に移動させる第3制御手段とを備えて、並んだ育苗箱の間の開かれた部分に台車の支柱が入り込んで、並んだ育苗箱が台車の支柱を通過して台車の棚部に移されるように構成する。
[I]
台車では一般に、棚部を支持する支柱(図3及び図8の5c参照)が台車の4角に備えられているのに加えて、台車の横辺部の途中部分にも支柱(図3及び図8の5b参照)が備えられている。この場合に、所定位置に並んだ育苗箱の背面部が、移し換え機構により育苗箱の並び方向と交差する方向に押し操作されて台車の棚部に移される際に、並んだ育苗箱の間を台車の支柱(前述のように台車の横辺部の途中部分の支柱)が通過するように構成する必要がある。
前項[I]に記載のように(図12参照)、並んだ育苗箱1の間が移し換え機構22,23により押し操作される方向に向かって開かれると、並んだ育苗箱1の背面部を押し操作して台車5の棚部5に移す方向(図12の紙面下方)に対して、並んだ育苗箱1が少し傾斜したような状態となる。
この後に、並んだ育苗箱1の背面部が移し換え機構22,23により育苗箱1の並び方向と交差する方向(図12の紙面下方)に押し操作されると、前項[I]に記載の状態(押し部25が押し位置に移動し、並んだ育苗箱1の間が移し換え機構22,23により押し操作される方向に向かって開かれる状態)とは逆の状態が生じて、並んだ育苗箱1の間を支点として並んだ育苗箱1が前項の状態とは逆方向に回転(傾斜)するような状態となり、並んだ育苗箱1の間の開かれた部分が閉じようとする状態となることがある。
これにより、例えば図12,13,14に示すように、並んだ育苗箱1の背面部が、移し換え機構22,23により育苗箱1の並び方向と交差する方向(図13及び図14の紙面下方)に押し操作されるのに伴って、移し換え機構22,23と一緒に押し部25(押し位置側)が移動するので、並んだ育苗箱1の間を支点として並んだ育苗箱1が前項[I]に記載の状態とは逆方向に回転(傾斜)しようとしても、押し部25により並んだ育苗箱1の間の背面部が止められて回転(傾斜)が止められる。
本発明の第1特徴によると、育苗箱移し換え装置において、所定位置に並んだ育苗箱の背面部を育苗箱の並び方向と交差する方向に押し操作して、並んだ育苗箱を台車の棚部に移すように構成する場合、台車の横辺部の途中部分に支柱が備えられていても、並んだ育苗箱が台車の棚部の支柱を無理なく通過して台車の棚部に移されるように構成することができる点、及び、並んだ育苗箱の間の開かれた部分が維持されながら、並んだ育苗箱が移し換え機構の押し方向に沿う状態に戻り、並んだ育苗箱が台車の支柱に引っ掛かると言うような状態を伴うことがない点により、育苗箱移し換え装置の作動の確実性を向上させることができた。
図1は育苗箱処理施設の全体を示しており、搬送コンベア2、整列コンベア3(搬送機構に相当)、昇降自在に支持された育苗箱移し換え装置4、台車5を案内する案内レール6等を備えて、育苗箱処理施設の全体が構成されている。育苗箱処理施設に隣接する播種施設(図示せず)において、空の育苗箱1に床土の供給、灌水、播種及び覆土の供給が行われ、播種の終了した育苗箱1が搬送コンベア2により図1の紙面右方から整列コンベア3に搬送されてくる。
次に、育苗箱移し換え装置4について説明する。
図1,2,3,5に示すように、2本の支柱12が所定間隔(育苗箱1の2個分の長さよりも少し広い)を置いて床部に固定されており、2個の支持部材13がローラー13aを介して支柱12に沿って移動自在に支持されて、2個の支持部材13に亘って支持フレーム14が連結されている。支柱12の上部にモータ15及びモータ15により回転駆動されるスプロケット16が備えられ、支柱12の下部にスプロケット16が備えられており、上部及び下部のスプロケット16に亘ってチェーン18が巻回されている。支持部材13がチェーン18に連結されており、モータ15により上部のスプロケット16が回転駆動されることにより、支持部材13が支柱12に沿って昇降駆動される。
次に、台車5について説明する。
図2,3,8に示すように、台車5は枠状に構成された底部5a、底部5aの横辺部の中央に固定された2本の支柱5b、底部5aの一方及び他方の端部の4角に固定された4本の支柱5c、支柱5b,5cの上部に亘って連結された上部フレーム5d、支柱5b,5cに所定の上下間隔(育苗箱1の上下幅よりも充分に大きな間隔)で配置された棚部5e、底部5aに備えられた移動用の車輪5f等を備えて構成されている。台車5において同じ高さの2個の棚部5eに2個の育苗箱1が載置可能であり、同じ高さの4個の棚部5eに4個の育苗箱1が載置可能である。
次に、育苗箱処理施設の全体の流れについて説明する。
図8に示すように、空の台車5が案内レール6に乗せられており、ガイド部27の後方に台車5の支柱5bが位置し、ガイド部31の後方に台車5の支柱5cが位置するように台車5が配置されている。播種の終了した育苗箱1が1個ずつ搬送コンベア2により図8の紙面右方から整列コンベア3に搬送されてきて、整列コンベア3の搬送ベルト3bが図8の紙面左方に回転駆動されることにより、整列コンベア3の搬送ベルト3bに乗った育苗箱1が図8の紙面左方に搬送されるのであり、下降位置に操作された整列ストッパー9の図8の紙面上側部に育苗箱1が接当することにより、育苗箱1が止まる(整列コンベア3の搬送ベルト3bと育苗箱1との間にスリップが発生する)。
前述の[発明を実施するための最良の形態]では、図12及び図13に示すように、プッシャー24により押し部25が戻り位置から押し位置に移動駆動されてから、移動部22が支持フレーム21のレール21aに沿って、図5の紙面右方(図13の紙面下方)に移動駆動されるように構成しているが、プッシャー24により押し部25が戻り位置から移動駆動され始めて押し位置に達する前に、移動部22が支持フレーム21のレール21aに沿って、図5の紙面右方(図13の紙面下方)に移動駆動され始めるように構成してもよい。
3 搬送機構
5 台車
5b 台車の支柱
5e 台車の棚部
22,23 移し換え機構
25 押し部
Claims (1)
- 複数の育苗箱を所定位置に並ぶように移す搬送機構と、
並んだ育苗箱の背面部を育苗箱の並び方向と交差する方向に押し操作して台車の棚部に移す移し換え機構とを備え、
前記移し換え機構に押し部を備えて、並んだ育苗箱の間の背面部を押し操作することにより並んだ育苗箱の間を前記移し換え機構により押し操作される方向に向かって開かせる押し位置、及び押し位置から押し方向の反対方向に移動した戻り位置に、前記押し部を移動自在に構成すると共に、
並んだ育苗箱に対して前記押し部を押し位置に移動させて、並んだ育苗箱の間を前記移し換え機構により押し操作される方向に向かって開かせる第1制御手段と、
前記押し部が押し位置側に移動してから、前記移し換え機構により並んだ育苗箱の背面部を押し操作する第2制御手段と、
前記移し換え機構により並んだ育苗箱の背面部が押し操作されるのに伴って、前記押し部を戻り位置に移動させる第3制御手段とを備えて、
並んだ育苗箱の間の開かれた部分に台車の支柱が入り込んで、並んだ育苗箱が台車の支柱を通過して台車の棚部に移されるように構成してある育苗箱移し換え装置。
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