JP2006246658A - インバータ装置およびそのパラメータ設定方法 - Google Patents

インバータ装置およびそのパラメータ設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ユーザが必要とするパラメータをユーザ選択パラメータに登録するために必要な操作回数を大幅に削減し、操作性の向上したインバータ装置におけるパラメータ設定装置を提供する。
【解決手段】 パラメータ設定装置に特定キーを設け、デフォルト値と異なるパラメータを検出する機能であるベリファイ機能で登録されたパラメータ情報を、ユーザ選択パラメータに、パラメータ設定装置の特定キー39を押すことにより、一括登録できるようにし、さらにパラメータ設定変更時に、上述の特定キー39を押すことによりユーザ選択パラメータに変更中のパラメータが追加されるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インバータ装置において各種のパラメータを設定するためのパラメータ設定装置およびその方法に関する。
交流電動機を可変速制御するためのインバータ装置では、交流電動機の特性を要求される仕様と合わせるために様々なパラメータを設定する必要がある。そのため、インバータ装置には、各種のパラメータを設定するためのパラメータ設定装置が備えられていて、ユーザはこのパラメータ設定装置を用いて各種のパラメータの設定、変更および確認を行っている。
図4は、このようなパラメータ設定装置の外観を示している。
このパラメータ設定装置には、表示部30と、ESCキー31、DATA/ENTERキー32、右シフトキー33、UPキー34、DOWNキー35、RUNキー36、STOPキー37、MENUキー38、JOGキー39’等の各種の操作部とが備えられている。他にもキーはあるが、本発明の説明には関係しないため省略する。
このパラメータ設定装置では、各種のキー31〜35を操作することによりパラメータの設定、確認が行われる。そして、RUNキー36を操作することによりインバータ装置の始動が行われ、設定されたパラメータに応じて交流電動機の制御が行われる。そして、STOPキー37を操作することによりインバータ装置は停止する。また、MENUキー38を操作することによりパラメータ装置の各種のモード切替が行われる。
従来装置1に係るパラメータ設定装置では、インバータ装置の有する複数の機能に対応して準備された各種のパラメータがパラメータ番号とともに表示部30に表示されれる。インバータ装置の操作者は、設定値を変更したいパラメータを表示部30に表示させ、そのパラメータの設定値の変更を行っていた。
インバータ装置には設定しなければならない数多くのパラメータがある。例えば、パラメータが141種類ある場合に、そのパラメータの機能名をパラメータ番号順に配列したものを図5に示している。また、図6は、パラメータ番号と機能説明テキストの表示例であり、UPキー34あるいはDOWNキー35を操作することにより図6に示されたように、パラメータ番号とその機能名がスクロールして表示された。
そして、ある機能のパラメータの値を変更したい場合には、変更したいパラメータのパラメータ番号および機能名を表示部30に表示させ、DATA/ENTERキー32を操作することによりパラメータの値を変更するためのモードに移行した。そして、そのモードにおいてパラメータの値の変更が終了すると、ESCキー31を操作することにより元の機能名が表示されるモードに戻ることができた。
この従来のインバータ装置におけるパラメータ設定装置では、インバータ装置の複数の機能のうちのある機能のパラメータを変更する場合、インバータ装置の操作者は、変更を行うとするパラメータ番号およびパラメータの機能名が表示されるまで、UPキー34またはDOWNキー35を操作しなければならず多くの操作回数を必要とし操作が煩雑であった。
従来装置1に係るパラメータ設定装置では、設定されている値を変更したいパラメータを表示させるためには多くの操作回数を必要とし操作が煩雑であるという問題点があった。
そこで、本出願人は、インバータ装置のパラメータの設定変更を行うために必要な操作回数を削減して、操作性を向上させるために改良型のパラメータ設定装置(以後、従来装置2と言う)を先に開発した(特許文献1参照)。
特開2002−34261
そこで、従来装置2についてまず説明する。
従来装置2のインバータ装置におけるパラメータ設定装置の外観は図4に示した従来装置1と同様となっていて、パラメータ番号の構成および設定変更したいパラメータを表示させる場合の操作方法のみが従来装置1と異なっている。
図7は、従来装置2のインバータ装置におけるパラメータ設定装置におけるパラメータ番号の構成を示す階層図である。
図7に示されるように、パラメータ番号は、それぞれ独立して変更可能な概略機能番号と詳細機能番号とから構成されている。概略機能番号とは、機能が類似している複数のパラメータに共通に付した番号である。詳細機能番号とは、同一の概略機能番号が付されている複数のパラメータの内から各パラメータを特定するために1つのパラメータに対して付される番号である。各パラメータには、設定できる値として、図8に示されるような値が定義されている。
図8において、従来装置2のパラメータ設定装置では、概略機能番号と詳細機能番号とから構成されるパラメータ番号が、その機能名とそのパラメータに設定されている値とともに表示部30に表示される。そして、概略機能番号が選択されている場合にUPキー34またはDOWNキー35が操作されると概略機能番号のみが変化し、詳細機能番号が選択されている場合にUPキー34またはDOWNキー35が操作されると詳細機能番号のみが変化する。
図9はパラメータ番号表示の遷移図を示すもので、(a)は、パラメータ番号B1−01の概略機能番号が選択されている際にUPキー34またはDOWNキー35を入力したときのパラメータ番号表示の遷移図を、(b)は、パラメータ番号B1−01の詳細番号01が選択されている際にUPキー34またはDOWNキー35を入力したときのパラメータ番号表示の遷移図を、それぞれ示している。概略機能番号、詳細機能番号のいずれかが選択されていることを示すために、概略機能番号、詳細機能番号のうち現在選択されている機能番号を点滅させるようにしている。以下の図では、番号等が点滅していることを示すために“ ”を用いる。例えば、概略機能番号B1が点滅している場合には、“B1”として表示する。概略機能番号の選択と詳細機能番号の選択を切替えるために右シフトキーを使用する。
図10は、概略機能番号の選択と詳細機能番号の選択を切替える操作を説明した図であり、右シフトキー33を操作する度に概略機能番号B1の点滅と詳細機能番号01の点滅がサイクリックに切り替わるようにした場合を用いて説明する。そして、表示されているパラメータの設定値を変更しようとする場合にはDATA/ENTERキー32を操作することにより設定値を変更するモードに移行する。その設定値を変更するモードでは、設定値が点滅することにより設定値の変更ができることが示される。そして、この状態においてUPキー34またはDOWNキー35を操作することにより設定値が切り替わる。そして、設定値の変更が終了するとESCキー31を操作することにより元のパラメータ表示画面に戻ることができる。
図11はある機能名が表示されるようになった状態を示す図で、(a)は、概略機能番号B1が点滅している際に、UPキー34を操作することにより概略機能番号がB2に変わり、概略機能番号B1の機能名である「運転モード選択」から概略機能番号B2の機能名である「直流制動開始周波数」が表示されうようになった状態を示す図である。また、図11(b)は、概略機能番号がB1で、詳細機能番号が01が点滅している際に、UPキー34を操作することにより詳細機能番号が01から02に変わり、詳細機能番号01の機能である「周波数指令の選択」から詳細機能番号01の機能名である「運転指令の選択」が表示されるようになった状態を示す図である。
次に、図12〜図15を用いて従来装置2に係るパラメータ装置を実際に実現する場合の手段について説明する。
図12は従来装置2に係るパラメータ設定装置の表示機能の階層を示している。このパラメータ設定装置では、MENUキー38を操作することによりパラメータ設定装置のモードが切り替わるようになっている。MENUキー38を操作することによりモードは、ドライブモード、クイックプログラムモード、アドバンスプログラムモード、ベリファイモード、オートチューニングモードと切り替わる。
ドライブモードは、インバータ装置を運転するモードであり、周波数指令、出力周波数、出力電流、出力電圧等のモニタ表示、および異常内容、異常履歴表示等を行うことができるようになっている。
クイックプログラムモードは、インバータの試運転に必要な最低限の定数の参照、設定を行うためのモードである。
アドバンスプログラムモードは、インバータ装置の全ての定数の参照、設定を行うためのモードである。
ベリファイモードは、プログラムやオートチューニングモードにおいて初期値より変更された定数のみを表示するモードである。
オートチューニングモードは、モータ定数を自動設定するモードである。
また、このパラメータ表示装置では、各概略機能、詳細機能、モード等毎にメッセージテーブルを設け、このメッセージテーブルに表示部30に表示するためのメッセージデータ等を格納するようにしている。
図13はこの各メッセージテーブルのつながりを示す図である。
図に示されるように、DATA/ENTERキー32、UPキー34、DOWNキー35等を操作することにより各メッセージテーブル間の遷移が行われる。
図14は図13中のメッセージテーブルの構造を示す図である。
図において、“menutxt”により示される領域は、表示部30に表示するためのメッセージデータを格納するための領域であり、機能番号“A1−00”の機能である“表示言語の選択”において選択された文字列の表示を行うことができるように、複数言語のメッセージデータを格納している。
“prev”により示される領域は、DOWNキー35を操作したときに移動するメッセージテーブルへのポインタを格納するため領域である。
“next”により示される領域は、UPキー34を操作したときに移動するメッセージテーブルへのポインタを格納するため領域である。
“go”により示される領域は、DATA/ENTERキー32を操作したときに移動するメッセージテーブルへのポインタを格納するため領域である。
メッセージの表示は、メッセージテーブルのポインタ“thismenu”が指すメッセージの機能番号“A1−00”で示される機能により選択した言語を表示する。
UPキー34を押すと“next”、DOWNキー35を押すと“prev”、DATA/ENTERキー32を押すと“go”により示されるメッセージテーブルへポインタ“thismenu”を移動する。
また、ESCキー31が操作されたことにより上の階層へ戻る処理を行うために、メッセージテーブル用のスタックを備えておく。DATA/ENTERキー32を操作した際に、“thismenu”に“go”により示される領域に格納されているポインタを設定する前に、“thismenu”に現在設定されているポインタをスタックに格納しておく。そして、ESCキー31が押された際に、スタックに格納されているデータを“thismenu”に設定することによりDATA/ENTERキー32が押される前のメッセージテーブルへ戻ることができる。
図15は図13中の定数テーブルの構造を示す図である。
定数テーブルは、全ての定数、モニタ、その他MODBUSでアクセスする変数に1対1に対応し、そのデータの詳細な情報を格納するテーブルである。
図13において、“定数RAMのアドレス”により示される領域は、対応している定数が記憶されているRAMのアドレスを格納するための領域である。
“下限”により示される領域は、定数設定の下限値を格納するための領域である。
“上限”により示される領域は、定数設定の上限値を格納するための領域である。
“情報ビット”により示される領域は、定数のサイズ等を表すビットを格納するための領域である。
“定数計算アドレス”により示される領域は、定数計算の関数のアドレスを格納するための領域である。
“スキャンRAMのアドレス”により示される領域は、定数計算後の値を格納するスキャンRAMのアドレスを格納するための領域である。
“表示”により示される領域は、定数の表示桁と小数点位置を格納するための領域である。
“定数番号”により示される領域は、定数番号を数値により格納するための領域である。
“レジスタス番号”により示される領域は、MODBUSレジスタ番号を格納するための領域である。
“アクセスレベル”により示される領域は、制御モード別にアクセスレベルを格納するための領域である。
従来装置2に係るパラメータ設定装置によれば、インバータ装置の操作者は、あるパラメータの設定値を変更しようとする場合、概略機能番号を用いて先ずそのパラメータの概略機能を選択することにより大まかにパラメータを検索した後に、つづいて細かな詳細機能を検索表示した後にパラメータの設定値の変更を行っている。上記のような操作を行うことにより、従来装置1に係るパラメータ設定装置と比較してより少ない操作回数で設定値の変更を行ないたいパラメータを表示させることができ、操作性の向上を図ることができるようになった。
ところが、その後、さらに改良が必要なことに本出願人は気がついた。
従来装置2に係るインバータ装置では、デフォルト値から変更されたパラメータを設定・参照する機能とユーザが選択したパラメータのみ設定・参照する機能が独立していたので、ユーザが必要なパラメータのみを設定・参照する場合、ユーザは、機械緒言に合わせてインバータを調整するために、まず、パラメータを変更する。その後、図16で示すベリファイ機能、つまり、デフォルト値から変更されたパラメータのみを表示する機能を用いて、必要パラメータを特定するか、あるいは、必要なパラメータ番号を控えておいた。
ベリファイ機能は、図16においてインバータ装置にあらかじめ登録されているデフォルト値とパラメータの設定値を比較し(S1)、次いで、異なっているパラメータの番号をデフォルト値から異なるフラグを用いて、パラメータ表示用メモリに登録し(S2)、パラメータ表示用メモリに登録されたパラメータ番号の内、最小の番号から表示して(S3)、必要なパラメータを特定する。
次に、図17のユーザパラメータ機能を用いて、ベリファイ機能で特定したパラメータ番号をユーザ選択パラメータに登録するか、控えておいたパラメータ番号をユーザ選択パラメータに登録する必要があった。
ユーザパラメータ機能は、図17においてA2パラメータに登録されたパラメータ番号をパラメータ表示用メモリに登録し(S11)、パラメータ表示用メモリに登録されたパラメータ番号の内、最小の番号から表示させた(S12)。
例えば、図18のように、ユーザが全パラメータ(パラメータ番号「b1−01」、「b1−02」、・・・、「O1−01」)の中から、9つのパラメータ(C1−01、C1−02、C1−03、C1−04、D1−01、D1−02、D1−03、D1−04、H1−01)を変更し、当該パラメータのみを設定・参照したい場合、ベリファイ機能により、デフォルト値から変更されたパラメータを表示させ、その後、図19のように、ユーザ選択パラメータであるA2−01、A2−02、・・・、A2−09に、順番に、デフォルト値から変更されたパラメータ番号C1−01、C1−02、・・・、H1−01を1つ1つ登録していく必要があった。あるいは、必要なパラメータ番号を控えておき、図19の要領にて、A2パラメータに登録していく必要があった。
このように、従来装置2に係るインバータ装置において、ユーザが必要なパラメータのみを設定・参照する場合、ユーザが必要とするパラメータ番号をユーザ選択パラメータに1つ1つ登録していく必要があり、パラメータ設定において多くの操作回数を必要とし、煩雑であるという問題点があった。
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたものであり、ユーザが必要なパラメータのみを設定・参照する場合のパラメータ設定の操作回数を削減し、パラメータ設定の操作性を向上したインバータ装置およびそのパラメータ設定方法を提供することを目的とする。
上記問題を解決するため、請求項1記載の発明は、インバータ装置におけるパラメータ設定装置に係り、複数のパラメータの設定値を記憶させる記憶手段と、各パラメータを表示可能な表示手段と、各パラメータ値を設定可能な設定手段と、ユーザが必要なパラメータのみを登録し、当該パラメータのみ表示させることができる表示手段と、登録した当該パラメータを記憶させる記憶手段と、パラメータの初期値として当該装置に記憶されているデフォルト値とパラメータの現在の値を比較してデフォルト値と異なるパラメータを検出する相異パラメータ検出手段と、当該パラメータを記憶する記憶手段と、当該パラメータのみ表示させることができる表示手段とを備えたインバータ装置におけるパラメータ設定装置において、デフォルト値と異なるパラメータを、ユーザが必要なパラメータとして登録する異デフォルト値パラメータ登録手段を備えたことを特徴としている。
請求項2記載の発明は、請求項1記載のインバータ装置におけるパラメータ設定装置において、前記各パラメータ値を設定中に、ユーザが必要とするパラメータに登録ができる設定手段を備えたことを特徴としている。
請求項3記載の発明は、インバータ装置におけるパラメータ設定方法に係り、複数のパラメータの設定値を記憶し、各パラメータを表示し、各パラメータ値を設定し、ユーザが必要なパラメータのみを登録し、登録された当該パラメータのみ表示させ、登録した当該パラメータを記憶させ、パラメータの初期値として当該装置に記憶されているデフォルト値とパラメータの現在の値を比較してデフォルト値と異なるパラメータを検出し、検出された当該パラメータを記憶し、当該パラメータのみ表示させるインバータ装置におけるパラメータ設定方法において、デフォルト値と異なるパラメータを、ユーザが必要なパラメータとして登録するようにしたことを特徴としている。
請求項4記載の発明は、請求項3記載のインバータ装置におけるパラメータ設定方法において、前記各パラメータ値を設定中に、当該パラメータをユーザが必要とするパラメータに登録ができるようにしたことを特徴としている。
請求項1および3記載の発明によると、インバータ装置のもつデフォルト値とパラメータの現在の値を比較して、デフォルト値と異なるパラメータを検出する機能を用いて記憶されたパラメータ番号情報を、パラメータ設定装置上の特定キーを押すことにより、ユーザ選択パラメータ表示メモリ領域に追加するので、ユーザでデフォルト値から変更されたパラメータを一括して、ユーザ選択パラメータに追加することが可能となる。
また、請求項2及び4記載の発明によると、パラメータ設定時にパラメータ設定装置上の特定キーを押すことで、当該パラメータ番号を、ユーザ選択パラメータ表示メモリ領域に追加できるので、ユーザが必要とするパラメータの設定値を変更しているときに、当該パラメータをユーザ選択パラメータに登録することが可能となる。また、特定キーの変わりに、特定パラメータにより、ユーザ選択パラメータ表示メモリ領域に追加してもよい。
したがって、本発明によれば、これまで1つ1つユーザ選択パラメータに必要なパラメータを登録していた煩雑さを大幅に解消できるようになる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明に係るインバータ装置のパラメータ設定装置の外観を示す図である。図1の装置が従来装置2(図4)と異なる部分は、従来装置2の「JOG キー39’」に代えて「JOG/USER キー39」を備えた部分である。
「JOG/USER キー39」は、ベリファイ機能によりメモリに登録されたデフォルト値から異なるパラメータ番号を、ユーザ選択パラメータに自動登録するものである。
図2は、本発明のデフォルト値から異なるパラメータを、ユーザ選択パラメータの表示用メモリに移すまでの遷移を表している。つまり、ベリファイ機能により、デフォルト値から異なるパラメータのパラメータ番号がメモリに登録される。その後、JOG/USER キー39を押すことにより、当該パラメータ番号を登録したメモリ内容を、ユーザ選択パラメータ用のメモリに移動させることにより、デフォルト値から異なるパラメータすべてが、ユーザ選択パラメータ表示用のメモリに書き込まれ、設定・参照することが可能となる。
このようにするために、インバータ装置は、デフォルト値とパラメータの現在の値を比較して、デフォルト値と異なるパラメータを検出する異パラメータ検出機能を備えている。そして検出された異パラメータのラメータ番号情報を、パラメータ設定装置上の特定キーを押すことにより、ユーザ選択パラメータ表示メモリ領域に追加することで、ユーザでデフォルト値から変更されたパラメータを一括して、ユーザ選択パラメータに追加することが可能となる。
図3は、ユーザがパラメータの設定を変更している際に、JOG/USER キー39を押すことにより、変更パラメータ番号が、ユーザ選択パラメータの表示用メモリに追加されるまでの遷移を表している。
これによれは、B1−01のパラメータの設定を1に変更している際に、JOG/USERキー39を押すことで、ユーザ選択パラメータ A2−10のメモリにB1−01が登録され、ユーザ選択パラメータの表示用メモリに書き込まれ、設定・参照することが可能となる。
このように、実施例2によれば、ユーザが必要とするパラメータの設定値を変更しているときに、当該パラメータをユーザ選択パラメータに登録することが可能となる。
以上のように、従来装置2によればユーザ選択パラメータに必要なパラメータを1つ1つ登録していたのでとても煩雑であったが、本発明によればかかる煩雑さを大幅に解消できるようになる。
本発明に係るインバータ装置のパラメータ設定の外観を示す図である。 本発明のデフォルト値から異なるパラメータを、ユーザ選択パラメータの表示用メモリに移すまでの遷移図である。 本発明におけるパラメータの設定を変更している際に、JOG/USERキーを押すことにより、変更パラメータ番号が、ユーザ選択パラメータの表示用メモリに追加されるまでの遷移図である。 従来装置1のパラメータ設定装置の外観を示す図である。 従来装置1のパラメータ設定装置において用いられるパラメータ番号と各パラメータの機能との関係を示した図である。 従来装置1のパラメータ設定装置におけるパラメータの設定方法を説明するための図である。 従来装置2のパラメータ設定装置におけるパラメータ番号の構成を示す階層図である。 従来装置2のパラメータ設定装置における各パラメータの種類を示す図である。 従来装置2のパラメータ設定装置におけるパラメータの設定方法を説明するための図である。 従来装置2のパラメータ設定装置におけるパラメータの設定方法を説明するための図である。 従来装置2のパラメータ設定装置におけるパラメータの設定方法を説明するための図である。 従来装置2のパラメータ設定装置の表示機能の階層を示す図である。 各メッセージテーブルのつながりを示す図である。 図17中のメッセージテーブルの構造を示す図である。 図17中の定数テーブルの構造を示す図である。 従来装置2に係るベリファイ機能のフローチャートである。 従来装置2に係るユーザパラメータ機能のフローチャートである。 従来のベルファイ機能によるパラメータ表示例である。 ユーザ選択パラメータにパラメータ番号を登録する手順例を示している。
符号の説明
30 表示部
31 ESCキー
32 DATA/ENTERキー
33 右シフトキー
34 UPキー
35 DOWNキー
36 RUNキー
37 STOPキー
38 MENUキー
39 JOG/USERキー
39’JOGキー

Claims (4)

  1. 複数のパラメータの設定値を記憶させる記憶手段と、各パラメータを表示可能な表示手段と、各パラメータ値を設定可能な設定手段と、ユーザが必要なパラメータのみを登録し、当該パラメータのみ表示させることができる表示手段と、登録した当該パラメータを記憶させる記憶手段と、パラメータの初期値として当該装置に記憶されているデフォルト値とパラメータの現在の値を比較してデフォルト値と異なるパラメータを検出する相異パラメータ検出手段と、当該パラメータを記憶する記憶手段と、当該パラメータのみ表示させることができる表示手段とを備えたインバータ装置におけるパラメータ設定装置において、
    デフォルト値と異なるパラメータを、ユーザが必要なパラメータとして登録する異デフォルト値パラメータ登録手段を備えたことを特徴とするインバータ装置におけるパラメータ設定装置。
  2. 前記各パラメータ値を設定中に、ユーザが必要とするパラメータに登録ができる設定手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のインバータ装置におけるパラメータ設定装置。
  3. 複数のパラメータの設定値を記憶し、各パラメータを表示し、各パラメータ値を設定し、ユーザが必要なパラメータのみを登録し、登録された当該パラメータのみ表示させ、登録した当該パラメータを記憶させ、パラメータの初期値として当該装置に記憶されているデフォルト値とパラメータの現在の値を比較してデフォルト値と異なるパラメータを検出し、検出された当該パラメータを記憶し、当該パラメータのみ表示させるインバータ装置におけるパラメータ設定方法において、
    デフォルト値と異なるパラメータを、ユーザが必要なパラメータとして登録するようにしたことを特徴とするインバータ装置におけるパラメータ設定方法。
  4. 前記各パラメータ値を設定中に、当該パラメータをユーザが必要とするパラメータに登録ができるようにしたことを特徴とする請求項3記載のインバータ装置におけるパラメータ設定方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017099265A (ja) * 2015-11-20 2017-06-01 株式会社安川電機 モータ制御装置およびモータ制御装置の制御方法

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