JP2006245953A - 画像読取装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 連続スキャンの際、重送搬送、斜行搬送などの搬送異常を検知しても、搬送を止めずスキャンを行い、スキャン後に、異常画像をユーザーに通知する画像読取装置の提供。
【解決手段】 原稿給紙搬送手段106、該原稿給紙搬送手段106で給紙された原稿103から、画像データを読み取る画像読取手段110,111、該原稿給紙搬送手段106で給紙した原稿103を搬送中に、重送搬送、または、斜行搬送などの読み取り異常が起きたかどうかを検知する読取異常検出手段109,203、該読取異常検出手段109,203で異常と判断された場合、読み取り異常された原稿を前記画像読取手段110,111で読み取った画像の詳細情報を出力する異常情報出力手段を有し、前記異常情報出力手段が出力した情報をもとに、該読取異常検出手段109,203で異常と検出された画像データを、ユーザーに知らせる異常画像通知手段を有する構成。
【選択図】 図1

Description

本発明は、原稿の画像情報を読み取る画像読取装置に関する。
従来のシートスルー型スキャナS(以下スキャナと呼ぶ)の断面図を図4に示す。シートスルー型スキャナSは、ホストコンピュータのような外部機器から読取開始指示が行われると、原稿台5に置かれた原稿6が、給紙ローラ1によって引き込まれ、送りローラ2,搬送ローラ3,搬送ローラ12によって搬送され、分離ローラ13によって他の原稿と分離され、センサP1への原稿到達を基準にして、表画像用イメージセンサ4から1ライン分の画像データが図2に示す処理装置540中の画像処理部49を通って、ラインメモリ50に書き込まれる。CPU51はラインメモリ50に書き込まれた1ライン分の画像データを、イメージメモリ55に図3に示す書込み開始位置X1を指定して書き込む。1ライン分の画像データは原稿が搬送されることにより所定のピッチで所定の回数(n回)送られてくることで、次々と書込み位置をX2,X3,・・・のようにCPU51が変えながら図3のようにイメージメモリ55に書き込んで行く。
次にスキャナとホストコンピュータとの画像のやり取りについて説明する。図1はホストコンピュータのような外部機器とスキャナとの接続を示す図である。メモリに書き込まれた画像は、ホストコンピュータ220からの画像読み込み命令を受けると、スキャナは通信ケーブル221を介して画像をホストコンピュータに送信する。ホストコンピュータは、スキャナから受け取った画像を不図示のディスク装置等の記憶装置に記憶するとともに、ディスプレー223に表示する。複数枚の原稿の連続読取が指示された場合、順次送信されてきた画像データにページ番号を付与して記憶装置に記憶する。
スキャナの機能として、重送検知機能がある(例えば、特許文献1参照。)。重送を検知した場合、搬送を止めユーザーに重送を通知する。また、斜行を検知した場合も、搬送を止めユーザーに通知する。
特開平11−298665号公報
前述したように、スキャナは、重送、斜行搬送などの異常搬送を検知した場合、搬送を停止しユーザーに通知している。しかし、途中で搬送を止めることが、ユーザーの作業効率を悪くする結果を招くことがある。その例の1つとして、ユーザーが大量の原稿を用意し、画像読み取り処理をスキャナに任せて、スキャナから離れた状況がある。例えば、500枚の原稿の連続読取を行うとする。ユーザーは、自分がスキャナのところに戻ってくる頃には原稿が全て読み取り終わっていることを期待している。このとき、5枚目の原稿で、重送、斜行搬送などの異常搬送を検知して連続読取が止まっているとユーザーとしては期待通りの結果ではない。さらに、残りの495枚分の読み取り処理は行われていないので、スキャナから離れていた時間が無駄になってしまう。これでは、作業効率が悪くなってしまう。
また、原稿束の中に封筒が混ざっていると、重送検知機能が、封筒を重送と判断して搬送を止めてしまう。この場合も前述したように、ユーザーが500枚の原稿をスキャナに読み取らせている間、スキャナから離れ、暫くして戻ってきたとき、スキャナが5枚目の封筒を重送と検知して止まってしまったらユーザーの期待通りの結果が得られない。残り495枚分の読取処理は行われていないので、離れていた時間が無駄になってしまう。つまり、封筒が重送と判断された場合は、重送エラーをキャンセルしたい。
このため、重送や斜行を検知しても搬送を停止せず、一通りの連続読取処理を終えた後で、異常搬送された原稿の画像を削除したいという要望がある。従来例では、この要望に応えられない。この要望に応えるために、スキャンの最中に異常搬送を検出しても、画像読取処理を止めない機能が必要である。また、画像読取処理を止めない場合、一連の連続読取終了後、スキャン画像群の中から、異常搬送された原稿の画像を探し、ユーザーにその画像を分かりやすく通知しなくてはならない。さらに、異常画像を見つけた後、異常搬送された原稿を再度スキャンして前記異常画像と置き換えたい場合、置き換え処理が、ユーザーの作業効率を下げることなく実現されなくてはならない。
本発明は、以上の点に着目して成されたもので、連続スキャンの最中、重送搬送、斜行搬送などの読み取り異常を検知しても画像読み取り処理を停止せず、異常画像の情報を出力し、記憶しておくことで、画像読み取り終了後、読み取られた複数の画像から異常画像をユーザーに通知することが出来るようにするとともに、さらに、ユーザーが異常画像をスキャン画像の中から探す手間を省き、さらに画像読み取り後、再度スキャンを行った場合、自動で異常画像を削除し、再スキャン画像を異常画像のページに挿入し、置き換えることができるようにして、ユーザーの作業効率を向上させるようにした画像読取装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を解決するために、画像読取装置をつぎの(1)ないし(6)のとおりの構成とした。
(1)複数枚の原稿を連続して給紙し搬送する原稿給紙搬送手段と、該原稿給紙搬送手段により給紙され搬送される原稿から画像データを読み取る画像読取手段と、該画像読取手段により読み取られた画像データを保存する画像データ保存部と、前記画像読取手段で搬送される原稿を読み取り中に、読取異常を検知する読取異常検出手段と、読取異常の有無を記録する読取結果記録部と、
前記読取異常検出手段により読取異常と検出された読取画像データを、ユーザーに知らせる異常画像通知手段とを有し、
複数枚の原稿の連続読取動作中に、前記読取異常検出手段が読取異常を検出した場合、連続読取動作を停止せず、前記読取結果記録部の情報をもとに、前記読取異常検出手段が読取異常を検出したときの読取画像データを、前記異常画像通知手段によってユーザーに知らせることを特徴とする画像読取装置。
(2)前記読取異常検出手段が読取異常を検知したとき複数枚の原稿の連続読取動作を停止するか否かの切り替えを、複数枚の原稿の連続読取動作を開始する前にユーザーが設定する切り替え手段を附加して有することを特徴とする前項(1)に記載の画像読取装置。
(3)前記読取異常検出手段は、搬送異常を検出することを特徴とする前項(1)または(2)に記載の画像読取装置。
(4)前記異常画像通知手段は、読取処理後の状態をユーザーに通知する読取結果通知手段を有し、読取異常の有無と、異常画像のページ番号を前記読取結果通知手段に表示することを特徴とする前項(1)ないし(3)のいずれかに記載の画像読取装置。
(5)前記異常画像通知手段は、前記画像読取手段で読み取った画像をサムネイル表示するサムネイル表示手段を有し、前記サムネイル表示手段が表示するサムネイルにおいて、異常画像を強調表示させることを特徴とする前項(1)ないし(3)のいずれかに記載の画像読取装置。
(6)前記画像読取手段で読み取った画像データを前記画像データ保存部から削除する画像削除手段と、前記画像データ保存部に保存された複数ページの画像データの間に、再度前記画像読取手段で読み取った画像を挿入する再読取画像挿入手段を附加し、
複数枚の原稿の連続読取動作終了後、読取異常の検出に応じてユーザーが再度読み取りを指示することで、前記読取異常検出手段で異常と検出された画像を必要に応じて前記画像削除手段により前記画像データ保存部から削除し、異常画像のあったページ位置以降に再度前記画像読取手段で読み取った画像を前記再読取画像挿入手段により挿入することを特徴とする前項(1)ないし(5)のいずれかに記載の画像読取装置。
(7)ホストコンピュータと該ホストコンピュータに接続された画像読取部で構成されたことを特徴とする前項(1)ないし(6)のいずれかに記載の画像読取装置。
本発明によれば、連続スキャンの最中、重送搬送、斜行搬送などの読み取り異常を検知しても画像読み取り処理を停止せず、異常画像の情報を出力し、記憶しておくことで、画像読み取り終了後、読み取られた複数の画像から異常画像をユーザーに通知することが出来る。そのため、ユーザーが異常画像をスキャン画像の中から探す手間がなくなる。
また、画像読み取り後、再度スキャンを行った場合、自動で異常画像を削除し、再スキャン画像を異常画像のページに挿入し、置き換えることができるので、ユーザーの作業効率が向上する。
以下に、本発明を実施するための最良の形態を、実施例に基づいて説明する。
以下、請求項1〜5にかかる本発明の実施例について説明する。図1は、スキャナ101の外観図とスキャナと通信ケーブル221を通して接続されたホストコンピュータ220の図である。スキャナ101とホストコンピュータ220の組合せで画像読取装置の機能が実現される。給紙トレイ102上の原稿103は、給紙部106から給紙され、排紙部104から排紙される(給紙部106は請求項1の原稿給紙搬送手段に相当する)。スキャナ101から読み込んだ画像は、通信ケーブル221を通り、ホストコンピュータ220に伝えられる。ホストコンピュータ220側は、スキャナに画像読取命令を送信すると、スキャナは、読み取った画像を送信する。画像を受け取ったホストコンピュータ220は、不図示のディスク装置等の記憶装置に記憶するとともに、ディスプレー223に受信した画像を表示する。ホストコンピュータ220には、Windows(登録商標)等のOSが動いており、OS上で動く画像表示アプリケーションが、スキャナから受け取った画像をディスプレー223に表示している。また、スキャナが重送、及び斜行を検知した場合、エラーメッセージをホストコンピュータ220に送信する(重送、斜行の説明、及び、エラーメッセージを受け取ったホストコンピュータの説明は後述する。)。
図5は、原稿の搬送経路の説明図である。原稿103は、搬送経路112に沿って搬送され、表面は表面画像読取部110で、裏面は裏面画像読取部111で読み取られる。(画像読取部110と111は請求項1の画像読取手段に相当する)また、重送検知部109で重送を検知することができる。重送検知部109は、搬送経路112を挟んで対構成で配置され、紙厚を測り、ある厚さ以上の原稿を重送と判断する重送検知センサを用いている。
図5の203は、斜行検知センサである。斜行検知の方法は、図14を用いて説明する。図14は、斜行検知センサ203が3つ、搬送方向201に直交する方向に並んでいる。図14(b)は、原稿が斜行せずに搬送されている図である。図14(b)では、3つのセンサの検知するタイミングはほぼ同時になる。しかし、図14(a)のように、原稿103が斜行して搬送されると、真中のセンサが、初めに原稿103を検知し、続いて両端のセンサが、原稿103を検知する。斜行を検知するには、3つのセンサ203の検知タイミングを監視し、初めのセンサが原稿103を検知してから、全てのセンサが原稿103を検知するまでの時間を測り、ある閾値以上の時間がかかった場合、斜行と判断することで実現できる(重送検知部109と斜行検知センサ203は請求項1から3の読取異常検出手段に相当する)。
図6は、スキャナ制御部の説明図である。制御部120は、表(裏)面画像用の画像記憶部121、紙搬送制御部122、画像処理部123、画像読取部124、読み取り異常検知部125で構成されている。
次に連続読取動作において原稿が搬送されて、読取が終わるまでについてフローチャートを用いて説明する。図7は、ユーザーのスキャン要求から、原稿を読み取るまでのスキャナ動作のフローチャートである。まず、ユーザーがスキャナにスキャン要求を出すと(S130)、スキャナは、給紙トレイに原稿があるかどうかを調べ(S132)、原稿が無かった場合、ユーザーに紙が無いことを告げる「紙無しエラー」を通知する(S131)。S132で紙があった場合、紙を給紙し搬送を行う(S141)。次に搬送された原稿が重送していないかどうかを調べる(S133)。重送と判断されなかった場合、原稿をスキャンし(S135)、排紙トレイまで搬送する(S137)。次いで、S139でユーザーによる中断命令がなければ、再びS132に戻り、読み取り作業を行う。また、S133で、重送が検知された場合、エラー情報(後詳述)を出力し(S134)、読み取り(S135)を行う。
ここで、エラー情報について説明する。スキャナは重送、斜行の読み取り異常を検知すると、エラーメッセージを、ホストコンピュータ220に送信する。エラーメッセージを受け取ったホストコンピュータは、異常画像のページ番号、その画像の幅、高さ、カラーモードを、アプリケーションのメモリ領域に記憶する。記録方法としては、図15のように、ページ番号、幅、高さ、エラーの種類を要素としたリスト構造で保持しておく。このリスト構造で保持したメモリ領域が、請求項1の読取異常の有無を記録する読取結果記録部に相当する。
次に、スキャン画像群の中から重送検知された原稿の画像を、エラー情報を利用して、ユーザーに知らせる機能を設けた画像表示アプリケーションについて説明する。図8は、アプリケーション画面140の概要図である。アプリケーションは、ユーザー設定により、任意の分割数で表示ウインドウ146を起動できる(図8での説明では、10分割して表示する。)。アプリケーションは、スキャンした画像を左上から、右下にかけて順番に画像を表示している(ここで、図8のアプリケーションが表示している画像の右端に、便宜上番号を記載する。以後説明するとき、画像のページ番号と、前記番号を対応させて説明していく。)。また、アプリケーションで表示する画像データは、ホストコンピュータのハードディスクにデータファイルとして保存されている(図16)。保存する場所は、ホストコンピュータで設定されているテンポラリフォルダに保存している。このホストコンピュータのハードディスクは、請求項1の画像データ記憶部に相当する。
アプリケーション画面140上のスキャン開始ボタン143は、読み取り処理を開始するボタンである。
次に、画像表示アプリケーションにおいて、読み取り処理中、重送が起きた場合のアプリケーションの振る舞いについて説明する。まず、ユーザーは、アプリケーションのスキャン開始ボタン143を押す。スキャン開始ボタン143が押されると、図9に示すスキャン開始ダイアログ148が表示される。ここで、「異常を検知しても搬送を止めない」チェックボックス149をチェックすると、重送検知時にスキャンを止めずにスキャンを行う。この「異常を検知しても搬送を止めない」チェックボックス149が、請求項2の切り替え手段に相当する。
該チェックボックスをチェックしなければ、スキャン中、重送が検知された場合、図11に示すような異常検知をユーザーに通知するダイアログを表示してスキャン動作を終了する。
前述したチェックボックスをオンにして、スキャンを行うと、図7で説明したフローチャートの通りにスキャンが始まる。
給紙トレイに原稿がなくなった場合、図12に示すようにユーザーに継続スキャンを尋ねるダイアログを表示する。ここで、ユーザーが原稿をセットし継続を選択すれば、再びスキャン動作に移る。終了を選択すれば、スキャン作業は終了する。
終了後に図17のように、重送が検知されていた場合、異常画像のページ番号を表示するダイアログが起動する。このダイアログは、請求項1、4の異常画像通知手段に相当する。
ここで、スキャン終了後のアプリケーションの動作について説明する。図10は、8枚目の原稿が重送した場合の例を示している。図10で、アプリケーションは、重送した原稿のスキャン画像を点滅(147)させて表示している(この点滅表示機構が請求項1、5の異常画像通知手段に相当する)。
アプリケーションは、前述したエラー情報から、異常搬送された原稿のスキャン画像のページ番号を引き出している。ユーザーは、スキャンした画像群の中から、異常搬送された原稿の画像(8枚目の画像)を見つけだし、削除を行うことが出来る。
以上が、請求項1〜5にかかる実施例の説明である。
さらに、実施例1での重送検知の方法で、超音波を利用した重送検知センサを使用してもよい。
また実施例1では、読取異常の例として重送を用いたが、以下に列挙する重送以外の読取異常も、実施例1の重送と置き換えて、同様に説明することができる。
読取異常の例
1:原稿が斜行して搬送された場合。
2:定型フォームの原稿のみを読み取るスキャナにおいて、読み取り原稿の中に定型フォームでない原稿(サイズ、色、厚さ、原稿に書いてある内容が違う原稿)が混ざっていた場合。
3:定型フォームの原稿のみを読み取るスキャナにおいて、読み取り原稿の中に表裏逆または、逆向きの原稿が混ざっていた場合。
4:定型フォームの原稿のみを読み取るスキャナにおいて、読み取り原稿の中に皺が沢山ある原稿の場合。
5:四角形の原稿を正常原稿と判断するスキャナにおいて、破れた原稿が搬送された場合。
6:読み取った画像の明るさが異常である場合(明るさが異常である画像とは、読み取った画像が真っ黒に近かったり、真っ白に近い画像のことをいう)。
以上が重送以外の読取異常の例である。
また、読取異常を検知したとき、連続読取を止めずに継続して読取処理を行うと同時にブザーなどの警告音を出しても良い。
また、読取異常を検知したとき、連続読取を止めずに継続して読取処理を行うと同時に、スキャナに取り付けたLEDを点滅させてもよい。
切り替え手段としてアプリケーション画面上のチェックボックスを利用する他、スキャナ本体にモード選択スイッチを設けてもよい。
また、上記実施例のようにホストコンピュータと接続されるスキャナとの組合せで本発明を実現する場合の他、スキャナ本体内にホストコンピュータ相当の機能を内蔵して本発明を実現してもよい。
次に請求項6に係る実施例について説明する。スキャナの概要、画像読取処理の流れは、実施例1と同様である。実施例1では、異常画像をユーザーに通知して、ユーザーが異常画像を削除するまでの説明であったが、実施例2では、異常画像をユーザーに通知した後、再読み込みを行うときの説明である。実施例2の説明でも、図10の8枚目の画像を重送検知された原稿の画像とする。
図13は、図12のダイアログで、終了を選択したときに表示されるダイアログの図である。ここでは、重送があったことをユーザーに告げ、さらに再読み込みを行って読み込んだ画像と8枚目の画像を置き換えるかどうかをユーザーに尋ねている。ここで、「いいえ」を選択すると、画像読み取り処理が終了し、読み取られた画像はアプリケーションに表示される。「はい」を選択すると、異常画像がハードディスクから削除され(この削除機能は、請求項6の画像削除手段のことである。詳細は後述。)、再度読み取られた画像は8枚目の画像と置き換わり、その後読み取られた画像は8枚目と9枚目の間に挿入される(この挿入機能が請求項6の再読取画像挿入手段に相当する。)。
請求項6の画像削除手段は、OSのファイル削除用のAPIを用いて画像のファイルデータを削除するとともに、アプリケーションで表示している画像もこのときに削除している。
図13で「はい」を選択したあと、再スキャンする原稿の枚数を指定できるようにしてもよい。
本発明によれば、連続スキャンの最中、重送搬送、斜行搬送などの搬送異常を検知しても連続画像読み取り処理を停止せず、異常画像の情報を出力し、記憶しておくことで、連続画像読み取り終了後、読み取られた複数の画像から異常画像を点滅、または、ダイアログ表示することで、ユーザーに通知することが出来る。そのため、ユーザーが異常画像をスキャン画像の中から探す手間がなくなる。
また、原稿束の中に封筒が紛れていた場合、エラーをキャンセルできるので、最後まで画像読み取り動作を行うことができる。これは、ユーザーが画像読み取り作業をスキャナに任せて、スキャナから離れて別の作業をすることができるので、ユーザーの作業効率が向上する。
また、画像読み取り終了後、再度スキャンを行った場合、自動で、異常画像を削除し、再スキャン画像を、異常画像のページに挿入し、置き換えることができるので、ユーザーの作業効率が向上する。
スキャナとホストコンピュータとの関係を示す説明図 関連技術例の制御系を示すブロック図 イメージメモリの書込み開始位置を説明する図 従来のシートスルー型スキャナの断面図 原稿の搬送経路の説明図 スキャナ制御部の説明図 ユーザーのスキャン要求から原稿を読み取るまでのスキャナ動作のフローチャート アプリケーション画面の概要図 スキャン開始ダイアログ表示画面の概要図 原稿が重送した場合の強調表示例を示す図 異常検知をユーザーに通知するエラーダイアログ画面を示す図 ユーザーに継続スキャンを尋ねるダイアログ画面を示す図 図12のダイアログで、終了を選択したときに表示される通知ダイアログ画面を示す図 斜行検知の方法を説明する図であって、(a)は原稿が斜行して搬送されている図、(b)は原稿が斜行せずに搬送されている図 読み取り結果記憶部説明図(メモリ) 読み取り結果記憶部説明図(ファイル) 異常画像のページ番号を表示する通知ダイアログ画面を示す図
符号の説明
S シートスルー型スキャナ
103 原稿
106 給紙部(原稿給紙搬送手段に対応)
109 重送検知部(読取異常検出手段に対応)
110 表面画像読取部(画像読取手段に対応)
111 裏面画像読取部(画像読取手段に対応)
120 制御部
140 アプリケーション画面
146 表示ウインドウ
203 斜行検知センサ(読取異常検出手段に対応)
220 ホストコンピュータ
221 通信ケーブル

Claims (7)

  1. 複数枚の原稿を連続して給紙し搬送する原稿給紙搬送手段と、該原稿給紙搬送手段により給紙され搬送される原稿から画像データを読み取る画像読取手段と、該画像読取手段により読み取られた画像データを保存する画像データ保存部と、前記画像読取手段で搬送される原稿を読み取り中に、読取異常を検知する読取異常検出手段と、読取異常の有無を記録する読取結果記録部と、
    前記読取異常検出手段により読取異常と検出された読取画像データを、ユーザーに知らせる異常画像通知手段とを有し、
    複数枚の原稿の連続読取動作中に、前記読取異常検出手段が読取異常を検出した場合、連続読取動作を停止せず、前記読取結果記録部の情報をもとに、前記読取異常検出手段が読取異常を検出したときの読取画像データを、前記異常画像通知手段によってユーザーに知らせることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記読取異常検出手段が読取異常を検知したとき複数枚の原稿の連続読取動作を停止するか否かの切り替えを、複数枚の原稿の連続読取動作を開始する前にユーザーが設定する切り替え手段を附加して有することを特徴とする請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記読取異常検出手段は、搬送異常を検出することを特徴とする請求項1または2に記載の画像読取装置。
  4. 前記異常画像通知手段は、読取処理後の状態をユーザーに通知する読取結果通知手段を有し、読取異常の有無と、異常画像のページ番号を前記読取結果通知手段に表示することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像読取装置。
  5. 前記異常画像通知手段は、前記画像読取手段で読み取った画像をサムネイル表示するサムネイル表示手段を有し、前記サムネイル表示手段が表示するサムネイルにおいて、異常画像を強調表示させることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像読取装置。
  6. 前記画像読取手段で読み取った画像データを前記画像データ保存部から削除する画像削除手段と、前記画像データ保存部に保存された複数ページの画像データの間に、再度前記画像読取手段で読み取った画像を挿入する再読取画像挿入手段を附加し、
    複数枚の原稿の連続読取動作終了後、読取異常の検出に応じてユーザーが再度読み取りを指示することで、前記読取異常検出手段で異常と検出された画像を必要に応じて前記画像削除手段により前記画像データ保存部から削除し、異常画像のあったページ位置以降に再度前記画像読取手段で読み取った画像を前記再読取画像挿入手段により挿入することを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の画像読取装置。
  7. ホストコンピュータと該ホストコンピュータに接続された画像読取部で構成されたことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の画像読取装置。
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