JP2006245272A - 発光ダイオード装置及び面状光源ユニット並びにメータ - Google Patents
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Abstract
【課題】 発光ダイオード装置及び面状光源ユニット並びにメータにおいて、LEDを導光板の端部に設置する際、容易にマザーボードとの電気的接続を可能にすること。
【解決手段】 導光板の端部近傍に設置されマザーボードのコネクタ部材に電気的に接続可能なLED装置10であって、LED11と、表面配線が形成された表面にLED11が接着されると共に、裏面の一端側にLED11と表面配線を介して電気的に接続された接続電極部12bを有するフレキシブル基板12と、フレキシブル基板12の表面に形成された樹脂成形体13と、を備え、樹脂成形体13が、接続電極部12bをコネクタ部材に差し込み接続可能に補強する電極補強部15を有している。
【選択図】 図1
【解決手段】 導光板の端部近傍に設置されマザーボードのコネクタ部材に電気的に接続可能なLED装置10であって、LED11と、表面配線が形成された表面にLED11が接着されると共に、裏面の一端側にLED11と表面配線を介して電気的に接続された接続電極部12bを有するフレキシブル基板12と、フレキシブル基板12の表面に形成された樹脂成形体13と、を備え、樹脂成形体13が、接続電極部12bをコネクタ部材に差し込み接続可能に補強する電極補強部15を有している。
【選択図】 図1
Description
本発明は、携帯電話機の液晶ディスプレイや自動車等のメータに使用する導光板等に用いて好適な発光ダイオード装置及び面状光源ユニット並びにメータに関する。
近年、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯電話機、PDA等の薄型で小型な情報端末機器に用いられる液晶ディスプレイでは、液晶パネルを背面側から照明するバックライト機構が採用されている。このバックライト機構は、線状光源の蛍光ランプと、該蛍光ランプからの白色光を面状の照射光に変換する導光板と、を用いた面状光源が用いられていたが、近年、蛍光ランプの代わりに、長寿命であると共に更なる薄型化、小型化が可能なLED(発光ダイオード)を光源として用いるエッジ照明構造のものが採用されるようになってきた。
従来、エッジ照明構造の場合、LEDとマザーボードとが、FPC(フレキシブル基板)やリード線を介してコネクタ部材や半田付けにより電気的に接続されている。
例えば、特許文献1には、図8に示すように、導光板1の端部にLED2を配して搭載した面状光源ユニットが提案されている。この面状光源ユニットでは、支持枠3上において導光板1の端部近傍にLED2を搭載し、該LED2にFPC4の一端が接続されていると共に、FPC4の他端がマザーボード5上に固定したコネクタ部材6に差し込まれている。なお、FPC4の他端は、コネクタ部材6に差し込むために補強板等で補強が施されている。また、LED2を搭載したFPC4の一端は、両面接着テープ等で支持枠3に固定されている。
例えば、特許文献1には、図8に示すように、導光板1の端部にLED2を配して搭載した面状光源ユニットが提案されている。この面状光源ユニットでは、支持枠3上において導光板1の端部近傍にLED2を搭載し、該LED2にFPC4の一端が接続されていると共に、FPC4の他端がマザーボード5上に固定したコネクタ部材6に差し込まれている。なお、FPC4の他端は、コネクタ部材6に差し込むために補強板等で補強が施されている。また、LED2を搭載したFPC4の一端は、両面接着テープ等で支持枠3に固定されている。
上記従来の技術には、以下の課題が残されている。
すなわち、導光板1の端部近傍にLED2を設置する際、LED2をFPC4の一端部に接続し、これを導光板1の端部近傍に組み込んだ後、FPC4の他端部をコネクタ部材6に差し込んで接続する作業が必要となり、通常のマウンターを用いて実装後にリフローで接続する場合に比較して、工数の増大及び部材費のアップにより製造コストがかかってしまう不都合があった。また、LED2からマザーボード5までの距離をFPC4により間接的に延長する必要があり、この点で小型化が困難であった。さらに、LED2の構造としては、設置位置の関係上、端子形状を大きくとることができない側面発光タイプのLEDを用いる必要があった。
すなわち、導光板1の端部近傍にLED2を設置する際、LED2をFPC4の一端部に接続し、これを導光板1の端部近傍に組み込んだ後、FPC4の他端部をコネクタ部材6に差し込んで接続する作業が必要となり、通常のマウンターを用いて実装後にリフローで接続する場合に比較して、工数の増大及び部材費のアップにより製造コストがかかってしまう不都合があった。また、LED2からマザーボード5までの距離をFPC4により間接的に延長する必要があり、この点で小型化が困難であった。さらに、LED2の構造としては、設置位置の関係上、端子形状を大きくとることができない側面発光タイプのLEDを用いる必要があった。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、LED装置を導光板の端部に設置する際、容易にマザーボードとの電気的接続が可能な発光ダイオード装置及び面状光源ユニット並びにメータを提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明の発光ダイオード装置は、導光板の端部近傍に設置され回路基板のコネクタ部材に電気的に接続可能な発光ダイオード装置であって、発光ダイオード素子と、配線が形成された表面に前記発光ダイオード素子が接着されると共に、裏面の一端側に前記発光ダイオード素子に前記配線を介して電気的に接続された接続電極部を有するフレキシブル基板と、前記フレキシブル基板の表面に形成された樹脂成形体と、を備え、前記樹脂成形体が、前記接続電極部を前記コネクタ部材に差し込み接続可能に補強する電極補強部を有していることを特徴とする。
この発光ダイオード装置では、樹脂成形体が発光ダイオード素子を固定したフレキシブル基板全体を補強していると共に、樹脂成形体の電極補強部が、接続電極部をコネクタ部材に差し込み接続可能に補強しているので、発光ダイオードパッケージ単体のコネクタ部として接続電極部を直接コネクタ部材に差し込むことで電気的接続と実装とを同時に行うことができる。また、従来のように、発光ダイオードから回路基板までの距離を別途FPCにより間接的に延長する必要がなく、回路基板側のコネクタ部材に直接スナップインにより接続することができる。さらに、側面発光タイプの発光ダイオードを用いなくても、フレキシブル基板が樹脂成形体で補強されて全体を立設可能であるため、一般的な面発光タイプの発光ダイオード構造でも、出射方向を容易に導光板に向けることができる。
したがって、電気的接続のためのFPCやリード線等を別に用意する必要がなく、部材点数を削減することができると共に、実装工程の簡略化及び実装空間の省スペース化が可能になる。すなわち、本発明の発光ダイオード装置を実装する光源ユニットやこれを搭載した装置の薄型化、小型化及び低コスト化が可能になる。
したがって、電気的接続のためのFPCやリード線等を別に用意する必要がなく、部材点数を削減することができると共に、実装工程の簡略化及び実装空間の省スペース化が可能になる。すなわち、本発明の発光ダイオード装置を実装する光源ユニットやこれを搭載した装置の薄型化、小型化及び低コスト化が可能になる。
また、本発明の発光ダイオード装置は、前記樹脂成形体が、内部に前記発光ダイオード素子を配し前記発光ダイオード素子からの光を内周面で前記導光板側に反射する反射凹部を有していることを特徴とする。すなわち、この発光ダイオード装置では、樹脂成形体が反射凹部を有しているので、発光ダイオード素子の光を導光板に効率的に入射させることができ、導光板からの高い輝度を得ることが可能になる。なお、反射凹部の形状としては、より効率的に導光板へ光を反射させて入射させることが可能なすり鉢状とすることが好ましい。
また、本発明の発光ダイオード装置は、前記樹脂成形体が、前記導光板の表裏面の少なくとも一方に当接して保持する突出保持部を有していることを特徴とする。すなわち、この発光ダイオード装置では、導光板を保持する突出保持部を有しているので、導光板を保持するための部材を簡略化できると共に導光板と発光ダイオード素子との位置決めも容易となる。
また、本発明の発光ダイオード装置は、前記樹脂成形体の外周面に、位置決め用の溝部が形成されていることを特徴とする。すなわち、この発光ダイオード装置では、樹脂成形体の外周面に位置決め用の溝部が形成されているので、コネクタ部材に差し込んだ状態で支持部材等に設けた突部を溝部に嵌合させることで、容易に位置決めすることができると共に使用時の位置ずれを防止することができる。
本発明の面状光源ユニットは、導光板と、コネクタ部材が固定された回路基板と、前記導光板の端部近傍に配されて前記コネクタ部材に差し込み実装される上記本発明の発光ダイオード装置と、を備えていることを特徴とする。
この面状光源ユニットでは、上記本発明の発光ダイオード装置を回路基板のコネクタ部材に差し込み実装するので、ユニット全体の構造の簡略化が可能であると共に、部材削減によるコストダウンが可能となる。また、発光ダイオード装置の着脱がコネクタ部材への抜き差しだけで容易であるので、バックライトユニットとしての輝度、均斉度等の検査もワンタッチで容易に行うことができる。
この面状光源ユニットでは、上記本発明の発光ダイオード装置を回路基板のコネクタ部材に差し込み実装するので、ユニット全体の構造の簡略化が可能であると共に、部材削減によるコストダウンが可能となる。また、発光ダイオード装置の着脱がコネクタ部材への抜き差しだけで容易であるので、バックライトユニットとしての輝度、均斉度等の検査もワンタッチで容易に行うことができる。
また、本発明の面状光源ユニットは、前記導光板と、前記コネクタ部材に差し込み実装された前記発光ダイオード装置と、を支持する支持部材を備えていることを特徴とする。すなわち、この面状光源ユニットでは、導光板と発光ダイオード装置とが一つの支持部材で支持されるので、さらに支持構造の簡略化及び部材削減を行うことができると共に、導光板と発光ダイオード装置とをさらに正確に位置決めすることができる。
本発明のメータは、上記本発明の面状光源ユニットと、前記導光板に対向して配置され前記導光板からの光を選択的に透過させるマスキングされた表示板と、を備えていることを特徴とする。すなわち、このメータでは、上記本発明の面状光源ユニットをバックライトとして用いて、表示板を照明するので、低コスト化が可能であると共に、全体として薄型化や小型化が可能である。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、本発明に係る発光ダイオード装置によれば、樹脂成形体が発光ダイオード素子を固定したフレキシブル基板全体を補強していると共に、樹脂成形体の電極補強部が、接続電極部をコネクタ部材に差し込み接続可能に補強しているので、別途FPCやリード線等を用いずに電気的接続と実装とを同時に行うことができ、実装工程の簡略化、部材削減による低コスト化及び組み込みユニットや装置全体の薄型化や小型化が可能になる。したがって、本発明の発光ダイオード装置を用いた面状光源ユニットによれば、ユニット全体の構造の簡略化が可能であると共に、部材削減等によるコストダウンが可能となる。さらに、この面状光源ユニットをバックライトユニットとして用いたメータによれば、低コストで、全体として薄型化及び小型化を図ることができる。
すなわち、本発明に係る発光ダイオード装置によれば、樹脂成形体が発光ダイオード素子を固定したフレキシブル基板全体を補強していると共に、樹脂成形体の電極補強部が、接続電極部をコネクタ部材に差し込み接続可能に補強しているので、別途FPCやリード線等を用いずに電気的接続と実装とを同時に行うことができ、実装工程の簡略化、部材削減による低コスト化及び組み込みユニットや装置全体の薄型化や小型化が可能になる。したがって、本発明の発光ダイオード装置を用いた面状光源ユニットによれば、ユニット全体の構造の簡略化が可能であると共に、部材削減等によるコストダウンが可能となる。さらに、この面状光源ユニットをバックライトユニットとして用いたメータによれば、低コストで、全体として薄型化及び小型化を図ることができる。
以下、本発明に係る発光ダイオード装置及び面状光源ユニット並びにメータの第1実施形態を、図1から図5を参照しながら説明する。
本実施形態のLED(発光ダイオード)装置10は、バックライトユニットに用いる導光板の端部近傍に設置されマザーボードのコネクタ部材に電気的に接続可能なLEDパッケージであって、図1の(a)(b)及び図2に示すように、LED(発光ダイオード素子)11と、表面配線12aが形成された表面にLED11が接着されると共に、裏面の下端(一端)側にLED11に表面配線12aを介して電気的に接続された接続電極部12bを有するフレキシブル基板12と、フレキシブル基板12の表面に形成された樹脂成形体13と、を備えている。
上記LED11は、フレキシブル基板12の上部の表面上に導電性接着材料や半田付け(図示略)やワイヤーボンディングで接続されている。また、LED11は、白色LEDやR(赤)、G(緑)、B(青)のいずれか1色又は複数色のLEDであって、一般的な面発光タイプのLED構造を有している。なお、本実施形態では、青色LEDチップと蛍光体とを組み合わせて白色光を得る白色LEDを採用している。
上記フレキシブル基板12の表面配線12aは、図2に示すように、互いに所定間隔を空けて左右に離間して一対設けられたCu膜であり、その上に配置されたLED11の各電極(図示略)に導電性接着材料等を介して電気的に接続されている。
上記フレキシブル基板12の表面配線12aは、図2に示すように、互いに所定間隔を空けて左右に離間して一対設けられたCu膜であり、その上に配置されたLED11の各電極(図示略)に導電性接着材料等を介して電気的に接続されている。
上記フレキシブル基板12の接続電極部12bは、互いに所定間隔を空けてフレキシブル基板12の長尺方向に平行に延在した一対の略帯状Cu膜で形成されている。また、フレキシブル基板12の表面配線12aと接続電極部12bとは、角部に形成されたスルーホール12cを介して電気的に接続されている。
上記樹脂成形体13は、フレキシブル基板12の表面上にエポキシ系樹脂等で成形され、LED11の周囲を補強する上部補強部14と、接続電極部12bをコネクタ部材に差し込み接続可能に補強する電極補強部15と、を有している。上部補強部14は、内部にLED11を配しLED11からの白色光を内周面で導光板側に反射する反射カップ部(反射凹部)16を有している。
この反射カップ部16は、すり鉢状に形成されており、LED11からの白色光を前方に平行光として反射するようになっている。なお、この反射カップ部16の内周面に、反射膜を形成して、より反射効率を高めても構わない。
また、上部補強部14の上端面には、フック嵌合用の溝部14aが形成されている。
上記電極補強部15は、上部補強部14よりも薄く成形されており、接続電極部12bと共にコネクタ部材に挿入可能な厚さに設定されている。なお、コネクタ部材への差し込みをより容易にするため、差し込み状態でがたつきが生じない程度に電極補強部15の下端部分をテーパー状に成形しても構わない。
また、上部補強部14の上端面には、フック嵌合用の溝部14aが形成されている。
上記電極補強部15は、上部補強部14よりも薄く成形されており、接続電極部12bと共にコネクタ部材に挿入可能な厚さに設定されている。なお、コネクタ部材への差し込みをより容易にするため、差し込み状態でがたつきが生じない程度に電極補強部15の下端部分をテーパー状に成形しても構わない。
次に、本実施形態のLED装置10を搭載したバックライトユニット(面状光源ユニット)について、図3を参照して説明する。
本実施形態のバックライトユニット100は、図3に示すように、導光板1と、導光板1を支持する支持枠(支持部材)17と、コネクタ部材18が固定されたマザーボード(回路基板)19と、導光板1の端部近傍に配されてコネクタ部材18に差し込み実装される複数のLED装置10と、を備えている。
上記導光板1は、光学プラスチック材料(例えば、アクリル板)等の透光材で形成されており、その一辺近傍に複数のLED装置10が所定間隔を空けて配置されている。
上記コネクタ部材18は、端子18aがマザーボード19に半田付け等で固定されており、マザーボード19に形成されているLED駆動用の回路配線(図示略)に電気的に接続されている。
上記導光板1は、光学プラスチック材料(例えば、アクリル板)等の透光材で形成されており、その一辺近傍に複数のLED装置10が所定間隔を空けて配置されている。
上記コネクタ部材18は、端子18aがマザーボード19に半田付け等で固定されており、マザーボード19に形成されているLED駆動用の回路配線(図示略)に電気的に接続されている。
上記支持枠17は、導光板1の背面及び側面を囲むように箱状に形成されている。また、支持枠17は、白色の樹脂で形成されており、導光板1からの白色光を上方に反射する反射機能も有している。なお、支持枠17上に、反射率の高いアルミ箔シート等の反射シートを貼り付けても構わない。また、支持枠17は、LED11をコネクタ部材18に差し込む際に接続電極部12bを挿通させる貫通孔17aと、コネクタ部材18に差し込み実装されたLED11を支持するLED支持部20と、を有している。
このLED支持部20は、上方に向けて立設されていると共に、上端部にコネクタ部材18に差し込まれたLED11の溝部14aに嵌合可能な突部21aを有するフック部21bを有している。すなわち、フック部21bの突部21aは、下方に突出して形成されており、コネクタ部材18にLED11を差し込んだ際に、溝部14aに嵌合して支持するようになっている。
なお、LED装置10は、コネクタ部材18に差し込み実装された状態で、導光板1の厚みの中心部にLED11の発光面が位置するように設定され、LED11からの光が有効に導光板1内に取り込まれるようになっている。
なお、LED装置10は、コネクタ部材18に差し込み実装された状態で、導光板1の厚みの中心部にLED11の発光面が位置するように設定され、LED11からの光が有効に導光板1内に取り込まれるようになっている。
このように本実施形態では、樹脂成形体13がLED11を固定したフレキシブル基板12全体を補強していると共に、電極補強部15が、接続電極部12bをコネクタ部材18に差し込み接続可能に補強しているので、LEDパッケージ単体のコネクタ部として接続電極部12bを直接コネクタ部材18にスナップインすることで電気的接続と実装とを同時に行うことができる。したがって、本実施形態では、電気的接続のために別途FPCやリード線等を用意する必要が無く、部材点数を削減することができると共に、実装工程を簡略化することができる。
また、樹脂成形体13が反射カップ部16を有しているので、LED11の光を導光板1に効率的に入射させることができ、導光板1からの高い輝度を得ることが可能になる。
さらに、樹脂成形体13の上端面に位置決め用の溝部14aが形成されているので、コネクタ部材18に差し込んだ状態でフック部21bの突部21aを溝部14aに嵌合させることで、容易に位置決めすることができると共に使用時の位置ずれを防止することができる。
さらに、樹脂成形体13の上端面に位置決め用の溝部14aが形成されているので、コネクタ部材18に差し込んだ状態でフック部21bの突部21aを溝部14aに嵌合させることで、容易に位置決めすることができると共に使用時の位置ずれを防止することができる。
本実施形態のバックライトユニット100では、LED11をマザーボード19のコネクタ部材18に差し込み実装するので、ユニット全体の構造の簡略化が可能であると共に、部材削減によるコストダウンが可能となる。また、LED11の着脱がコネクタ部材18への抜き差しだけで容易であるので、バックライトユニットとしての輝度、均斉度等の検査もワンタッチで容易に行うことができる。さらに、導光板1とLED11とが一つの支持枠17で支持されるので、支持構造の簡略化及び部材削減を行うことができると共に、導光板1とLED11とをさらに正確に位置決めすることができる。
次に、上記第1実施形態のバックライトユニット100を用いたメータについて、図4及び図5を参照して説明する。
本実施形態のメータは、図4に示すように、自動車に搭載されるスピードメータであって、図5に示すように、バックライトユニット100と、導光板1の前方に対向して配置され導光板1からの光を選択的に透過させるマスキングされた表示パネル(表示板)22と、表示パネル22の中心を起点に表示パネル22に沿って回転可能な指針部23と、指針部23を回転駆動するクロスコイルモータ(指針駆動装置)24と、これらを支持する下カバー26と、を備えている。
上記下カバー26は、上記バックライトユニット100を支持する支持柱部26aを有し、支持柱部26aの頂部に支持枠17がネジ27で固定される。また、支持枠17の背面には、下方に突出した支持用ダボ28が設けられており、この支持用ダボ28の下端がマザーボード19に当接してマザーボード19との間に所定間隔が保持される。
上記指針部23は、表示パネル22、導光板1及び支持枠17を貫通した支持棒29の先端に固定され、支持棒29の基端にマザーボード19を貫通して接続されたクロスコイルモータ24によって車速に応じて回転駆動され、表示パネル22の所定の目盛り部30を指し示すようになっている。
上記指針部23は、表示パネル22、導光板1及び支持枠17を貫通した支持棒29の先端に固定され、支持棒29の基端にマザーボード19を貫通して接続されたクロスコイルモータ24によって車速に応じて回転駆動され、表示パネル22の所定の目盛り部30を指し示すようになっている。
上記表示パネル22は、目盛り部30、数字部31及び警告灯部32に対応する部分を除いて背面にマスキングが施されている。
上記警告灯部32の直下に位置する支持枠17の部分には、警告光の透過用孔17bが貫通して形成されていると共に、透過用孔17bの直下に位置するマザーボード19上には、赤色LEDである警告灯用LED33が設けられている。すなわち、異常時等に警告灯用LED33が発した赤色の警告光は、透過用孔17b及び導光板1を介して表示パネル22の警告灯部32を照明することで、警告灯部32を赤く表示することができる。
上記警告灯部32の直下に位置する支持枠17の部分には、警告光の透過用孔17bが貫通して形成されていると共に、透過用孔17bの直下に位置するマザーボード19上には、赤色LEDである警告灯用LED33が設けられている。すなわち、異常時等に警告灯用LED33が発した赤色の警告光は、透過用孔17b及び導光板1を介して表示パネル22の警告灯部32を照明することで、警告灯部32を赤く表示することができる。
このように本実施形態のメータでは、上記バックライトユニット100をバックライトとして用いて表示パネル22を照明するので、部材削減や組み立て工数削減により低コスト化が可能であると共に、全体として薄型化や小型化が可能である。
次に、本発明に係る発光ダイオード装置の第2及び第3実施形態を、図6及び図7を参照しながら説明する。なお、以下の各実施形態の説明において、上記実施形態において説明した同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明は省略する。
第2実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では支持枠17だけで導光板1を支持しているのに対し、第2実施形態では、図6に示すように、LED装置40に設けた突出保持部41で導光板1を支持している点である。すなわち、第2実施形態のLED装置40は、樹脂成形体43が、導光板1の背面(裏面)に当接して保持する突出保持部41を有している。この突出保持部41は、上部補強部44の下部に設けられ前方に突出した断面矩形状に形成されている。
また、第1実施形態では、上部補強部14に反射カップ部16が形成されているが、第2実施形態のLED装置40では、上部補強部44に内部にLED11を配した長孔状の導光孔45が形成されている点でも異なっている。
この第2実施形態では、LED装置40が導光板1を保持する突出保持部41を有しているので、導光板1を保持するための支持枠を簡略化できると共に導光板1とLED11との位置決めも容易となる。
この第2実施形態では、LED装置40が導光板1を保持する突出保持部41を有しているので、導光板1を保持するための支持枠を簡略化できると共に導光板1とLED11との位置決めも容易となる。
第3実施形態と第2実施形態との異なる点は、第2実施形態ではLED11を1つ用いて1つのコネクタ部材18に実装するLED装置10であるのに対し、第3実施形態のLED装置50では、図7に示すように、複数のLED11を有していると共にこれらに対応した複数の接続電極部12bがそれぞれ電極補強部15で補強され、複数のコネクタ部材18に複数の接続電極部12bを同時に差し込んで実装可能とされている点である。すなわち、第3実施形態のLED装置50は、3つの第2実施形態のLED装置10をアレイ状に横方向に連結部51を介して連結した形態となっている。これらの連結部51は、上部補強部44同士をそのまま横方向に延長した形状を有している。
このように、第3実施形態では、3つのLED11を有し複数のコネクタ部材18へ差し込み可能な3つの接続電極部12bを備えているので、複数のLED11を同時に実装及び電気的接続を行うことができると共に、導光板1に対して複数のLED11を同時に位置決めすることができる。また、各上部補強部44が互いに連結されているので、全体としての強度も向上する。なお、本実施形態では、3つのLED11及び接続電極部12bを搭載しているが、LED11及び接続電極部12bの個数はこれに限定されるものではなく、2又は4以上の複数であっても構わない。
なお、本発明の技術範囲は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、フレキシブル基板12の表面配線12aに、LED11駆動用の回路に使用する調整抵抗や静電気防止用のコンデンサ等を設けても構わない。これにより、マザーボード19におけるLED駆動用の回路配線を簡略化することが可能になる。
また、上記各実施形態のLED装置10、40、50及びこれを用いたバックライトユニット100は、上述したように自動車等のメータ等への適用が好適であるが、その他、ノート型パーソナルコンピュータ等の広面積液晶ディスプレイ、携帯電話等の小面積液晶ディスプレイ又はインジケータ類に用いる種々の照明ユニットに適用しても構わない。
また、上記各実施形態のLED装置10、40、50及びこれを用いたバックライトユニット100は、上述したように自動車等のメータ等への適用が好適であるが、その他、ノート型パーソナルコンピュータ等の広面積液晶ディスプレイ、携帯電話等の小面積液晶ディスプレイ又はインジケータ類に用いる種々の照明ユニットに適用しても構わない。
また、第2及び第3実施形態のLED装置40、50では、導光板1の裏面(背面)側を突出保持部41で支持しているが、導光板1の表面側又は表裏面両方を支持するように樹脂成形部に突出保持部を形成しても構わない。
さらに、上記各実施形態では、溝部14aが樹脂成形体13,43の上端面に形成されているが、上端面だけでなくフック部21bの位置に対応して樹脂成形体13、43の側面等の外周面のいずれかに溝部14aを形成しても構わない。
さらに、上記各実施形態では、溝部14aが樹脂成形体13,43の上端面に形成されているが、上端面だけでなくフック部21bの位置に対応して樹脂成形体13、43の側面等の外周面のいずれかに溝部14aを形成しても構わない。
1…導光板、10、40、50…LED装置(発光ダイオード装置)、11…LED(発光ダイオード素子)、12…フレキシブル基板、12a…表面配線、12b…接続電極部、13、43…樹脂成形体、14a…溝部、15…電極補強部、16…反射カップ部(反射凹部)、17…支持枠(支持部材)、18…コネクタ部材、19…マザーボード(回路基板)、22…表示パネル(表示板)、41…突出保持部、100…バックライトユニット(面状光源ユニット)
Claims (7)
- 導光板の端部近傍に設置され回路基板のコネクタ部材に電気的に接続可能な発光ダイオード装置であって、
発光ダイオード素子と、
配線が形成された表面に前記発光ダイオード素子が接着されると共に、裏面の一端側に前記発光ダイオード素子に前記配線を介して電気的に接続された接続電極部を有するフレキシブル基板と、
前記フレキシブル基板の表面に形成された樹脂成形体と、を備え、
前記樹脂成形体が、前記接続電極部を前記コネクタ部材に差し込み接続可能に補強する電極補強部を有していることを特徴とする発光ダイオード装置。 - 請求項1に記載の発光ダイオード装置において、
前記樹脂成形体が、内部に前記発光ダイオード素子を配し前記発光ダイオード素子からの光を内周面で前記導光板側に反射する反射凹部を有していることを特徴とする発光ダイオード装置。 - 請求項1又は2に記載の発光ダイオード装置において、
前記樹脂成形体が、前記導光板の表裏面の少なくとも一方に当接して保持する突出保持部を有していることを特徴とする発光ダイオード装置。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の発光ダイオード装置において、
前記樹脂成形体の外周面に、位置決め用の溝部が形成されていることを特徴とする発光ダイオード装置。 - 導光板と、
コネクタ部材が固定された回路基板と、
前記導光板の端部近傍に配されて前記コネクタ部材に差し込み実装される請求項1から4のいずれか一項に記載の発光ダイオード装置と、を備えていることを特徴とする面状光源ユニット。 - 請求項5に記載の面状光源ユニットにおいて、
前記導光板と、前記コネクタ部材に差し込み実装された前記発光ダイオード装置と、を支持する支持部材を備えていることを特徴とする面状光源ユニット。 - 請求項5又は6に記載の面状光源ユニットと、
前記導光板に対向して配置され前記導光板からの光を選択的に透過させるマスキングされた表示板と、を備えていることを特徴とするメータ。
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