JP2006244325A - 伝送信号波形解析方法及びプログラム - Google Patents

伝送信号波形解析方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】プリント基板上の半導体装置内部で発生する電源ノイズが半導体装置間の伝送信号に与える影響の解析を短時間かつ高精度に行うことができる伝送信号波形解析方法を提供する。
【解決手段】全工程を電源ノイズ解析工程S1と伝送信号波形解析工程S2に分ける。電源ノイズ解析工程S1では、DIE、PKG、PCB各部のレイアウト情報10〜12を用いてDIE、PKG、PCB各部の電源ノイズ波形16〜18を算出する。伝送信号波形解析工程S2では、DIE、PKG、PCB各部のレイアウト情報10〜12から着目信号と電源ノイズの流入経路のみをモデル化した伝送信号波形解析用モデル19を作成し、伝送信号波形解析用モデル19にDIE、PKG、PCB各部の電源ノイズ波形16〜18を挿入して回路解析シミュレーションを行い、伝送信号波形品質劣化量20と伝送信号遅延変動量21を算出する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プリント基板上の半導体装置内部で発生した電源ノイズがプリント基板上の半導体装置間の伝送信号に与える影響を解析するための伝送信号波形解析方法及びプログラムに関する。
近年、プリント基板に搭載したLSI(large scale integrated circuit)内部で発生する電源ノイズに起因する様々な問題が顕在化している。LSI内部で発生する電源ノイズとは、LSI内部の回路(コア論理回路やI/O回路)が同時に動作することで発生する電源電圧変動のことである。
LSI内部で発生した電源ノイズは、LSI内部だけでなくプリント基板にも伝播するため、LSI内部やプリント基板上の回路誤動作を引き起こすだけでなく、LSI間伝送信号波形に入り込むことで、伝送信号波形の品質劣化による論理誤認識及び遅延変動によるタイミングマージン割れを引き起こす要因となる。
LSIの高速化・多ピン化・大電流化に伴う電源ノイズの増加や、バスクロックの高速化・低電圧化に伴う伝送信号波形やタイミングの電源ノイズ耐性低下により、電源ノイズがLSI間伝送信号に与える影響は益々増加することが予想される。このため、電源ノイズがLSI間伝送信号に与える影響を考慮した上で、回路設計を行うことが望まれる。
従来、LSI内部で発生した電源ノイズがLSI間伝送信号に与える影響を解析するための伝送信号波形解析方法として、LSIのダイ、パッケージ、プリント基板各部の電源構造とLSI間伝送信号の構造(ドライバI/O、LSI間信号配線、レシーバI/O)とを一体としてモデル化した電源ノイズ解析用モデルを用いる方法が知られている。
しかしながら、この伝送信号波形解析方法は、LSIのダイ、パッケージ、プリント基板各部の電源構造とLSI間伝送信号の構造とを一体としてモデル化するため、伝送回路のモデルが非常に大規模なものとなり、1回の解析を実行するのに1〜2日を必要としてしまう。
ここで、例えば、電源ノイズによるLSI間伝送信号の遅延変動量の最悪値を求めるためには、電源ノイズに対して、LSIの出力回路に入力する信号のタイミングをずらして複数回の解析を実行しなければならないが、この伝送信号波形解析方法では、1回の解析につき1〜2日かかるシミュレーションを複数回実行しなければならず、多大な時間を要してしまうという問題点がある。
また、この伝送信号波形解析方法は電源ノイズの解析を主目的とするため、LSI間信号配線は粗くモデル化される。このため、電源ノイズがLSI間伝送信号に与える影響(伝送信号波形品質劣化量、伝送信号遅延変動量)を精度良く解析することができないという問題点を有している。LSI間信号配線を詳細にモデル化すれば、解析精度を向上させることができるが、このようにする場合には、シミュレーション時間の増大を招いてしまうという問題点がある。
このように、LSIのダイ、パッケージ、プリント基板各部の電源構造とLSI間伝送信号の構造とを一体としてモデル化する従来の伝送信号波形解析方法では、LSI内部で発生した電源ノイズがLSI間伝送信号に与える影響を短時間かつ高精度に解析することができないため、従来は、設計者にルールベースの設計規約を遵守させることで、LSI内部で発生した電源ノイズだけでなく、各種ノイズを考慮した回路設計を行ってきた。
特開2004−54522号公報 特開2000−35984号公報 特開平11−45294号公報 特開2005−31850号公報
しかしながら、ルールベースの設計規約を用いた場合、伝送回路の動作速度が遅ければ、その設計規約を遵守することが可能であるが、動作速度が高速になると、一律にその設計規約を満足するように回路設計を行うことが困難になる。
なぜなら、ルールベースの設計規約は、各種ノイズが複合的に発生する様々な状況を考慮し、その規約を守れば確実に回路の正常動作を保障できるように設定されているため、極めて厳しく過剰な規約となっており、一律に規約を満たそうとすると設計が収束しなくなるからである。他方、規約を無視して設計すると、製造後の実動作の段階で問題が発覚し、大きな手戻りが発生してしまうという問題点がある。
本発明は、かかる点に鑑み、プリント基板上の半導体装置内部で発生する電源ノイズが半導体装置間の伝送信号に与える影響の解析を短時間かつ高精度に行い、解析ベースで回路の正常動作を保障できるようにし、設計容易性の高い設計規約を使用することができるようにした伝送信号波形解析方法及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明の伝送信号波形解析方法は、プリント基板上の半導体装置から出力されて前記プリント基板上を伝送する伝送信号の波形解析を行う伝送信号波形解析方法であって、電源ノイズ波形をシミュレーションにより抽出する電源ノイズ解析工程と、着目信号及び電源ノイズ流入経路のみをモデル化した伝送信号波形解析用モデルに前記電源ノイズ波形を挿入してシミュレーションにより伝送信号波形解析を行う伝送信号波形解析工程を含むというものである。
本発明の伝送信号波形解析プログラムは、プリント基板上の半導体装置から出力されて前記プリント基板上を伝送する伝送信号の波形解析をコンピュータに実行させる伝送信号波形解析プログラムであって、電源ノイズ波形を抽出する電源ノイズ解析工程と、着目信号及び電源ノイズ流入経路のみをモデル化した伝送信号波形解析用モデルに前記電源ノイズ波形を挿入して伝送信号波形解析を行う伝送信号波形解析工程を前記コンピュータに実行させるというものである。
本発明によれば、着目信号及び電源ノイズ流入経路のみをモデル化した伝送信号波形解析用モデルに電源ノイズ波形を挿入して伝送信号波形解析が行われるので、電源構造と半導体装置間伝送信号の構造とを一体としてモデル化して伝送信号波形解析を行う場合と比較して伝送回路のモデルを小規模化し、半導体装置内部で発生する電源ノイズが半導体装置間伝送信号に与える影響の解析を短時間かつ高精度に行うことができる。したがって、解析ベースで回路の正常動作を保障することができ、設計容易性の高い設計規約を使用することができる。
図1は本発明の伝送信号波形解析方法の一実施形態を示す流れ図である。本発明の伝送信号波形解析方法の一実施形態は、電源ノイズ解析工程S1と伝送信号波形解析工程S2とで構成される。
なお、ここでは、LSIのダイ部のレイアウト情報をDIEレイアウト情報、LSIのパッケージ部のレイアウト情報をPKGレイアウト情報、プリント基板部のレイアウト情報をPCBレイアウト情報という。
また、LSIのダイ部の電源ノイズ解析用モデルを電源ノイズ解析用DIEモデル、LSIのパッケージ部の電源ノイズ解析用モデルを電源ノイズ解析用PKGモデル、プリント基板部の電源ノイズ解析用モデルを電源ノイズ解析用PCBモデルという。
また、LSIのダイ部の電源ノイズ波形をDIE部電源ノイズ波形、LSIのパッケージ部の電源ノイズ波形をPKG部電源ノイズ波形、プリント基板部の電源ノイズ波形をPCB部電源ノイズ波形という。
電源ノイズ解析工程S1では、まず、DIEレイアウト情報10を用いた電源ノイズ解析用DIEモデル13の作成と、PKGレイアウト情報11を用いた電源ノイズ解析用PKGモデル14の作成と、PCBレイアウト情報12を用いた電源ノイズ解析用PCBモデル15の作成を実行する(ステップP1〜P3)。
次に、電源ノイズ解析用DIEモデル13と、電源ノイズ解析用PKGモデル14と、電源ノイズ解析用PCBモデル15のそれぞれについて回路解析シミュレータを用いた回路解析シミュレーションを行い、DIE部電源ノイズ波形16と、PKG部電源ノイズ波形17と、PCB部電源ノイズ波形18を取得する(ステップP4)。
伝送信号波形解析工程S2では、まず、DIEレイアウト情報10と、PKGレイアウト情報11と、PCBレイアウト情報12から、着目信号と着目信号への電源ノイズの流入経路のみをモデル化した伝送信号波形解析用モデル19の作成を実行する(ステップQ1)。
次に、伝送信号波形解析用モデル19にDIE部電源ノイズ波形16とPKG部電源ノイズ波形17とPCB部電源ノイズ波形18を挿入して回路解析シミュレータを用いた回路解析シミュレーションを行い、伝送信号波形解析結果として、伝送信号波形品質劣化量20と、伝送信号遅延変動量21を算出する(ステップQ2)。
図2は伝送信号波形品質劣化量を説明するための波形図である。図2中、23〜26は伝送信号受信側LSIの入力信号波形を示しており、23は電源ノイズがない電源、いわゆる理想電源下でのHレベル信号波形、24は伝送信号送信側LSI内部で発生した電源ノイズの影響を受けたHレベル信号波形、25は理想電源下でのLレベル信号波形、26は伝送信号送信側LSI内部で発生した電源ノイズの影響を受けたLレベル信号波形、ΔV1〜ΔV4は電源ノイズによる伝送信号波形品質劣化量を示している。
すなわち、本例で、伝送信号波形品質劣化量とは、理想電源下での伝送信号受信側LSIの入力信号のHレベル及びLレベルがそれぞれ伝送信号送信側LSI内部で発生した電源ノイズの影響により変動した場合の変動量のことである。
図3は伝送信号遅延変動量を説明するための波形図である。図3中、28は伝送信号送信側LSIの出力回路の入力信号、29、30は伝送信号受信側LSIの入力回路の入力信号であり、29は理想電源下での入力信号、30は伝送信号送信側LSI内部で発生した電源ノイズの影響を受けた入力信号、Tは理想電源下での伝送信号の遅延時間、ΔTは電源ノイズによる伝送信号遅延変動量である。
すなわち、本例で、伝送信号遅延変動量とは、理想電源下での伝送信号送信側LSIの出力回路の入力端子から伝送信号受信側LSIの入力回路の入力端子までの伝送信号の遅延時間が伝送信号送信側LSI内部で発生した電源ノイズにより変動した場合の変動量のことである。
図4は伝送信号波形解析対象のLSI搭載プリント基板と電源ノイズ解析用モデルの概念図である。図4中、33はLSI搭載プリント基板、34は電源ノイズ解析用モデルである。
LSI搭載プリント基板33において、35はプリント基板であり、36は信号配線、38はVDE(例えば、3.3V)電源配線、39はVDD(例えば、1.0V)電源配線、40はVSS(0V)電源配線、41、42、43は絶縁層である。
また、44は伝送信号送信側LSI、45は伝送信号送信側LSI44が送信した伝送信号を受信する伝送信号受信側LSIである。伝送信号送信側LSI44において、46はダイ、47はパッケージ、48はボンディングワイヤ、49はリードフレームである。
また、本例では、電源ノイズ解析用モデル34は、電源ノイズ解析用DIEモデル13と、電源ノイズ解析用PKGモデル14と、電源ノイズ解析用PCBモデル15とで構成される。
電源ノイズ解析用PCBモデル15において、50は信号配線モデル、51は伝送信号受信側LSI45のモデルであり、伝送信号受信側LSI45は、入力容量Cでモデル化している。なお、52はVDE電源配線モデルの一部分、53はVDD電源配線モデルの一部分、54はVSS電源配線モデルの一部分を示している。
図5は電源ノイズ解析用DIEモデル13を説明するための図である。図5中、56はVDE電源配線層、57はVDD電源配線層、58はVSS電源配線層であり、電源ノイズ解析用DIEモデル13は、コア論理回路をモデル化したコア論理回路モデルとI/O回路をモデル化したI/O回路モデルを含むものである。
59はコア論理回路モデルの1個を示している。即ち、コア論理回路部については、パワーユニット(Power Unit:以下、PUという)と呼ばれる構造でモデル化している。これは、コア論理回路部を小さな領域(PU)に分割し、その電気特性をPU単位の空間分布で表現するという手法である。
この手法は、電源ノイズの空間分布の全体像を少ない素子数で表現できるという大きなメリットを持っている。PUのサイズは、必要となる空間分解能と計算機リソースのトレードオフで決める。典型的には、一辺を100〜200μm程度とする長方形を用いる。
PUは、インダクタンスL、抵抗R、容量C、電流Iの4種類の素子を、電源種別ごとに格子状に結合した構造を持っている。インダクタンスLと抵抗Rは、電源配線の面内分布を表現するものである。一般に、PUの大きさは実際の電源配線に比べて粗くなるのが普通であるが、PU内の電源配線をすべて合成したLR値で代表する。
容量Cは、コア論理回路部内の容量分布を表現するものである。容量Cの主な成分は、電源配線、容量セル、スタンダードセル、マクロの持つ容量、シリコン基板のウエル容量であり、容量Cは、これらの容量を加算したものを用いる。電流Iは、コア論理回路部内の消費電流の面内分布と時間変化を表現するものであり、PU内の全スタンダードセルとマクロの電流を合成したものである。
また、60はI/O回路モデルの1個を示しており、61はI/Oセルである。本例では、I/O回路部については、LSIの信号と電源を1ピンごとに別々にモデル化している。I/O回路部のネットリストは、プリント基板設計で通常使用されているIBIS(IO Buffer Information Specification)等のモデルでは精度的に不十分であり、トランジスタを含むネットリストを使用することが好適である。なお、I/Oセルには、入力セル、出力セル、入出力セルがある。
図6は電源ノイズ解析用PKGモデル14を説明するための図である。電源ノイズ解析用PKGモデル14は、市販の電気特性抽出ツールが作成するネットリストを使用することも可能であるが、回路規模が大きくなる場合には、図6に示すようにモデル化することもできる。
本例では、ボンディングワイヤと、リードフレームの信号配線と、リードフレームの各種電源配線をそれぞれモデル化しており、62はボンディングワイヤのモデル、63はリードフレームの信号配線モデル、64はリードフレームの電源配線モデルを示している。
ボンディングワイヤについては、信号配線及び各種電源配線ともに、インダクタンスLと抵抗Rと容量Cのラダー回路でモデル化し、容量Cは直下の電源配線モデルに接続している。リードフレームの信号配線は、インダクタンスLと抵抗Rと容量Cのラダー回路でモデル化し、容量Cは直下の電源配線モデルに接続している。
リードフレームの電源配線は、プレーン構造を持つものについては、メッシュ状に分割し、それぞれのメッシュをインダクタンスLと抵抗Rと容量Cの2次元ラダー回路でモデル化している。容量Cは電源配線間の寄生容量を表現している。
なお、ボンディングワイヤのモデル62、リードフレームの信号配線モデル63及び電源配線モデル64のLRC値については、市販の電気特性抽出ツールを使用して、単位スケールでのLRC値を抽出し、各モデルのLRCに割り当てる。
図7は電源ノイズ解析用PCBモデル15を説明するための図である。図7中、66はパスコン、67はOBP(On Board Power Supply)であり、本例では、プリント基板35は、信号配線36、各種電源配線38〜40、パスコン66、OBP67、伝送信号受信側のLSI45をモデル化しており、68は信号配線モデル、69は電源配線モデル、70はパスコンモデル、71はOBPモデルである。
信号配線36は、インダクタンスLと抵抗Rと容量Cのラダー回路でモデル化し、容量Cは直下の電源配線モデルに接続している。電源配線38〜40は、プレーンを多角形のメッシュに分割し、インダクタンスLと抵抗Rと容量Cの2次元ラダー回路でモデル化している。これにより、高速で高精度な解析を実現している。
パスコン66は、容量Cだけでなく、ESR(Equivalent Series Resistance)とESL(Equivalent Series Inductance)もモデル化している。これにより、パスコン66の周波数特性を正確に表現することができる。OBP67は、理想電源としてモデル化することも可能であるが、周波数特性を持たせることも可能である。
図8は伝送信号波形解析用モデル19を説明するための図である。伝送信号波形解析用モデル19において、74は伝送信号送信側LSI44のダイ46の伝送信号波形解析用モデル(以下、伝送信号波形解析用DIEモデルという)、75は伝送信号送信側LSI44のパッケージ47の伝送信号波形解析用モデル(以下、伝送信号波形解析用PKGモデルという)、76はプリント基板35の伝送信号波形解析用モデル(以下、伝送信号波形解析用PCBモデルという)である。
伝送信号波形解析用DIEモデル74において、77は出力セル、78は出力セル77の入力端子、79はVDE電源配線に対応して設けられた電源ノイズ波形挿入部、80はVDD電源配線に対応して設けられた電源ノイズ波形挿入部、81はVSS電源配線に対応して設けられた電源ノイズ波形挿入部である。
電源ノイズ波形挿入部79〜81に電源ノイズ解析工程S1で抽出したDIE部電源ノイズ波形16のうち、対応する電源ノイズ波形を挿入することにより、ダイ46における着目伝送信号への電源ノイズ流入経路を再現することができる。
伝送信号波形解析用PKGモデル75において、82はボンディングワイヤのモデル、83はリードフレームの信号配線モデル、84〜87は電源ノイズ波形挿入部である。なお、リードフレームの信号配線は、インダクタンスLと抵抗Rと容量Cのラダー回路で表現している。
電源ノイズ波形挿入部84〜87に電源ノイズ解析工程S1で抽出したPKG部電源ノイズ波形17のうち、対応する部分の電源ノイズ波形を挿入することにより、パッケージ47における着目伝送信号への電源ノイズ流入経路を再現することができる。
伝送信号波形解析用PCBモデル76において、88は信号配線のモデル、89は伝送信号受信側LSI45のモデル、90〜92は電源ノイズ波形挿入部である。なお、伝送信号受信側LSI45は、入力容量を表現した容量Cでモデル化している。
電源ノイズ波形挿入部90〜92に電源ノイズ解析工程S1で抽出したPCB部電源ノイズ波形18のうち、対応する部分の電源ノイズ波形を挿入することにより、プリント基板35における伝送信号への電源ノイズ流入経路を再現することができる。
図9は伝送信号波形品質劣化量20を算出する場合の手順を説明するための波形図である。図9(A)は伝送信号送信側LSI44の出力回路の入力端子に与える信号及び電源電圧を示し、図9(B)は伝送信号受信側LSI45の入力信号を示している。なお、VDE、VDD、VSSはダイ46における電源電圧VDE、VDD、VSSである。
伝送信号波形品質劣化量20を算出する場合には、伝送信号送信側LSI44の出力回路の入力端子に、図9(A)に示すように、例えば、まず、Hレベル信号94を印加する。このようにすると、例えば、図9(B)に示すように、電源ノイズの影響を受けたHレベル信号95を求めることができ、これにより、理想電源下でのHレベル信号96との差であるHレベルにおける伝送信号波形品質劣化量ΔV5、ΔV6を求めることができる。
次に、同じく、伝送信号送信側LSI44の出力回路の入力端子に、図9(A)に示すように、Lレベル信号97を印加する。このようにすると、例えば、図9(B)に示すように、電源ノイズの影響を受けたLレベル信号98を求めることができ、これにより、理想電源下でのLレベル信号99との差であるLレベルにおける伝送信号波形品質劣化量ΔV7、ΔV8を求めることができる。
図10は伝送信号遅延変動量21を算出する場合の手順を説明するための波形図である。図10(A)は伝送信号送信側LSI44の出力回路の入力端子に与える信号及び電源電圧を示し、図10(B)は伝送信号受信側LSI45の入力信号を示している。
伝送信号遅延変動量21を算出する場合には、伝送信号送信側LSI44の出力回路の入力端子に、図10(A)に示すように、例えば、立ち上がり遷移信号100を与える。このようにすると、例えば、図10(B)に示すように、伝送信号受信側LSI45の入力信号として、電源ノイズの影響を受けた立ち上がり遷移信号101を求めることができ、これにより、理想電源下での立ち上がり遷移信号102との時間差、すなわち、伝送信号遅延変動量ΔTを求めることができる。伝送信号送信側LSI44の出力回路の入力端子に立ち下がり遷移信号を与えるようにしても良い。
図11は伝送信号遅延変動量の最悪値を算出する場合の手順を説明するための波形図である。伝送信号遅延変動量の最悪値を算出する場合には、伝送信号送信側LSI44の出力回路の入力端子に与える立ち上がり遷移信号100の遷移タイミングを、電源ノイズ波形の変動周期よりも十分に短い時間でスイープ(sweep)させることで、伝送信号遅延変動量の最悪値を求めることができる。
図12は本発明の伝送信号波形解析方法の一実施形態を実施するためのコンピュータの概念図である。図12中、200はCPU(中央処理装置)、201はCPU200が使用するDRAM(ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ)、202は入力手段、203は表示手段、204はHDD(ハードディスク装置)であり、205は伝送信号波形解析プログラムである。
なお、HDD204は、伝送信号波形解析プログラム205のほかに、DIEレイアウト情報10、PKGレイアウト情報11、PCBレイアウト情報12、電源ノイズ解析用DIEモデル13、電源ノイズ解析用PKGモデル14、電源ノイズ解析用PCBモデル15、DIE部電源ノイズ波形16、PKG部電源ノイズ波形17、PCB部電源ノイズ波形18、伝送信号波形解析用モデル19、伝送信号波形品質劣化量20、伝送信号遅延変動量21等の保存にも使用される。
伝送信号波形解析プログラム205において、206は電源ノイズ解析用DIEモデル作成プログラム、207は電源ノイズ解析用PKGモデル作成プログラム、208は電源ノイズ解析用PCBモデル作成プログラム、209は回路解析シミュレータ(回路解析プログラム)、210は伝送信号波形解析用モデル作成プログラムである。
電源ノイズ解析用DIEモデル作成プログラム206は、DIEレイアウト情報10を用いて電源ノイズ解析用DIEモデル13を作成するためのプログラムであり、この電源ノイズ解析用DIEモデル作成プログラム206を用いて、CPU200を電源ノイズ解析用DIEモデル作成手段として機能させることにより、ステップP1を実行することができる。
電源ノイズ解析用PKGモデル作成プログラム207は、PKGレイアウト情報11を用いて電源ノイズ解析用PKGモデル14を作成するためのプログラムであり、この電源ノイズ解析用PKGモデル作成プログラム207を用いて、CPU200を電源ノイズ解析用PKGモデル作成手段として機能させることにより、ステップP2を実行することができる。
電源ノイズ解析用PCBモデル作成プログラム208は、PCBレイアウト情報12を用いて電源ノイズ解析用PCBモデル15を作成するためのプログラムであり、この電源ノイズ解析用PCBモデル作成プログラム208を用いて、CPU200を電源ノイズ解析用PCBモデル作成手段として機能させることにより、ステップP3を実行することができる。
回路解析シミュレータ209は、電源ノイズ解析用DIEモデル13と、電源ノイズ解析用PKGモデル14と、電源ノイズ解析用PCBモデル15のそれぞれについて回路解析シミュレーションを行い、DIE部電源ノイズ波形16と、PKG部電源ノイズ波形17と、PCB部電源ノイズ波形18を求めるためと、伝送信号波形解析用モデル19について回路解析シミュレーションを行い、伝送信号波形品質劣化量20と伝送信号遅延変動量21を求めるためのプログラムである。
この回路解析シミュレータ209を用いて、CPU200を電源ノイズ波形算出手段として機能させることにより、ステップP4を実行することができ、また、CPU200を伝送信号波形品質劣化量算出手段及び伝送信号遅延変動量算出手段として機能させることにより、ステップQ2を実行することができる。
伝送信号波形解析用モデル作成プログラム210は、DIEレイアウト情報10と、PKGレイアウト情報11と、PCBレイアウト情報12から、着目信号と電源ノイズの流入経路のみをモデル化した伝送信号波形解析用モデル19を作成するためのプログラムであり、この伝送信号波形解析用モデル作成プログラム210を用いて、CPU200を伝送信号波形解析用モデル作成手段として機能させることにより、ステップQ1を実行することができる。
すなわち、本発明の伝送信号波形解析方法の一実施形態では、CPU200は、電源ノイズ解析工程S1では電源ノイズ解析手段として機能し、伝送信号波形解析工程S2では伝送信号波形解析手段として機能することになる。
以上のように、本発明の伝送信号波形解析方法の一実施形態においては、全工程を電源ノイズ解析工程S1と伝送信号波形解析工程S2に分け、電源ノイズ解析工程S1では、DIEレイアウト情報10とPKGレイアウト情報11とPCBレイアウト情報12を用いて、DIE部電源ノイズ波形16とPKG部電源ノイズ波形17とPCB部電源ノイズ波形18を算出するとしている。
そして、伝送信号波形解析工程S2では、DIEレイアウト情報10とPKGレイアウト情報11とPCBレイアウト情報12から、着目信号と着目信号への電源ノイズの流入経路のみをモデル化した伝送信号波形解析用モデル19を作成し、この伝送信号波形解析用モデル19にDIE部電源ノイズ波形16とPKG部電源ノイズ波形17とPCB部電源ノイズ波形18を挿入して回路解析シミュレータによる回路解析シミュレーションを行い、伝送信号波形品質劣化量20と、伝送信号遅延変動量21を算出するとしている。
このように、本発明の伝送信号波形解析方法の一実施形態によれば、着目信号と着目信号への電源ノイズの流入経路のみをモデル化した伝送信号波形解析用モデル19にDIE部電源ノイズ波形16とPKG部電源ノイズ波形17とPCB部電源ノイズ波形18を挿入して回路解析シミュレーションを行うとしているので、設計対象回路のモデルの規模を小さくすることができる。
したがって、従来例のようにLSIのダイ、パッケージ、プリント基板各部の電源構造とLSI間伝送信号の構造を一体としてモデル化して伝送信号波形解析を行う場合と異なり、LSI内部で発生する電源ノイズがLSI間伝送信号に与える影響の解析を短時間かつ高精度に行うことができる。この結果、解析ベースで回路の正常動作を保障することができ、設計容易性の高い設計規約を使用することができる。
ここで、本発明を整理すると、本発明には、少なくとも、以下の伝送信号波形解析方法及び伝送信号波形解析プログラムが含まれる。
(付記1)プリント基板上の半導体装置から出力されて前記プリント基板上を伝送する伝送信号の波形解析を行う伝送信号波形解析方法であって、電源ノイズ波形をシミュレーションにより抽出する電源ノイズ解析工程と、着目信号及び電源ノイズ流入経路のみをモデル化した伝送信号波形解析用モデルに前記電源ノイズ波形を挿入してシミュレーションにより伝送信号波形解析を行う伝送信号波形解析工程を含むことを特徴とする伝送信号波形解析方法。
(付記2)前記電源ノイズ解析工程は、前記半導体装置のダイ、前記半導体装置のパッケージ、前記プリント基板各部のレイアウト情報から前記半導体装置のダイ、前記半導体装置のパッケージ、前記プリント基板各部の電源ノイズ解析用モデルを作成する工程と、前記電源ノイズ解析用モデルから前記半導体装置のダイ、前記半導体装置のパッケージ、前記プリント基板各部の電源ノイズ波形を抽出する工程を含むことを特徴とする付記1記載の伝送信号波形解析方法。
(付記3)前記伝送信号波形解析工程は、前記半導体装置のダイ、前記半導体装置のパッケージ、前記プリント基板各部のレイアウト情報から前記伝送信号波形解析用モデルを作成する工程を含むことを特徴とする付記1又は2記載の伝送信号波形解析方法。
(付記4)前記伝送信号波形解析工程での伝送信号波形解析は、伝送信号波形品質劣化量を算出するものであることを特徴とする付記1、2又は3記載の伝送信号波形解析方法。
(付記5)前記伝送信号波形解析工程での伝送信号波形解析は、伝送信号遅延変動量を算出するものであることを特徴とする付記1、2又は3記載の伝送信号波形解析方法。
(付記6)前記半導体装置の出力回路に対する入力信号の遷移タイミングを電源ノイズ波形に対してスイープさせて複数回の解析を実行することにより、前記伝送信号遅延変動量の最悪値を算出する工程を含むことを特徴とする付記5記載の伝送信号波形解析方法。
(付記7)プリント基板上の半導体装置から出力されて前記プリント基板上を伝送する伝送信号の波形解析をコンピュータに実行させる伝送信号波形解析プログラムであって、電源ノイズ波形を抽出する電源ノイズ解析工程と、着目信号及び電源ノイズ流入経路のみをモデル化した伝送信号波形解析用モデルに前記電源ノイズ波形を挿入して伝送信号波形解析を行う伝送信号波形解析工程を前記コンピュータに実行させることを特徴とする伝送信号波形解析プログラム。
(付記8)前記電源ノイズ解析工程は、前記半導体装置のダイ、前記半導体装置のパッケージ、前記プリント基板各部のレイアウト情報から前記半導体装置のダイ、前記半導体装置のパッケージ、前記プリント基板各部の電源ノイズ解析用モデルを作成する工程と、前記電源ノイズ解析用モデルから前記半導体装置のダイ、前記半導体装置のパッケージ、前記プリント基板各部の電源ノイズ波形を抽出する工程を含むことを特徴とする付記7記載の伝送信号波形解析プログラム。
(付記9)前記伝送信号波形解析工程は、前記半導体装置のダイ、前記半導体装置のパッケージ、前記プリント基板各部のレイアウト情報から前記伝送信号波形解析用モデルを作成する工程を含むことを特徴とする付記7又は8記載の伝送信号波形解析プログラム。
(付記10)前記伝送信号波形解析工程での伝送信号波形解析は、伝送信号波形品質劣化量を算出するものであることを特徴とする付記7、8又は9記載の伝送信号波形解析プログラム。
(付記11)前記伝送信号波形解析工程での伝送信号波形解析は、伝送信号遅延変動量を算出するものであることを特徴とする付記7、8又は9記載の伝送信号波形解析プログラム。
(付記12)前記半導体装置の出力回路に対する入力信号の遷移タイミングを電源ノイズ波形に対してスイープさせて複数回の解析を実行することにより、前記伝送信号遅延変動量の最悪値を算出させることを特徴とする付記11記載の伝送信号波形解析プログラム。
本発明の伝送信号波形解析方法の一実施形態を示す流れ図である。 本発明の伝送信号波形解析方法の一実施形態で算出する伝送信号波形品質劣化量を説明するための波形図である。 本発明の伝送信号波形解析方法の一実施形態で算出する伝送信号遅延変動量を説明するための波形図である。 伝送信号波形解析対象のLSI搭載プリント基板と電源ノイズ解析用モデルの概念図である。 本発明の伝送信号波形解析方法の一実施形態で作成する電源ノイズ解析用DIEモデルを説明するための図である。 本発明の伝送信号波形解析方法の一実施形態で作成する電源ノイズ解析用PKGモデルを説明するための図である。 本発明の伝送信号波形解析方法の一実施形態で作成する電源ノイズ解析用PCBモデルを説明するための図である。 本発明の伝送信号波形解析方法の一実施形態で作成する伝送信号波形解析用モデルを説明するための図である。 本発明の伝送信号波形解析方法の一実施形態で伝送信号波形品質劣化量を算出する場合の手順を説明するための波形図である。 本発明の伝送信号波形解析方法の一実施形態で伝送信号遅延変動量を算出する場合の手順を説明するための波形図である。 本発明の伝送信号波形解析方法の一実施形態で伝送信号遅延変動量の最悪値を算出する場合の手順を説明するための波形図である。 本発明の伝送信号波形解析方法の一実施形態を実施するためのコンピュータの概念図である。
符号の説明
10…DIEレイアウト情報
11…PKGレイアウト情報
12…PCBレイアウト情報
13…電源ノイズ解析用DIEモデル
14…電源ノイズ解析用PKGモデル
15…電源ノイズ解析用PCBモデル
16…DIE部電源ノイズ波形
17…PKG部電源ノイズ波形
18…PCB部電源ノイズ波形
19…伝送信号波形解析用モデル
20…伝送信号波形品質劣化量情報
21…伝送信号遅延変動量
200…CPU
201…DRAM
202…入力手段
203…表示手段
204…HDD
205…伝送信号波形解析プログラム
206…電源ノイズ解析用DIEモデル作成プログラム
207…電源ノイズ解析用PKGモデル作成プログラム
208…電源ノイズ解析用PCBモデル作成プログラム
209…回路解析シミュレータ(回路解析プログラム)
210…伝送信号波形解析用モデル作成プログラム

Claims (5)

  1. プリント基板上の半導体装置から出力されて前記プリント基板上を伝送する伝送信号の波形解析を行う伝送信号波形解析方法であって、
    電源ノイズ波形をシミュレーションにより抽出する電源ノイズ解析工程と、
    着目信号及び電源ノイズ流入経路のみをモデル化した伝送信号波形解析用モデルに前記電源ノイズ波形を挿入してシミュレーションにより伝送信号波形解析を行う伝送信号波形解析工程を含む
    ことを特徴とする伝送信号波形解析方法。
  2. 前記電源ノイズ解析工程は、
    前記半導体装置のダイ、前記半導体装置のパッケージ、前記プリント基板各部のレイアウト情報から前記半導体装置のダイ、前記半導体装置のパッケージ、前記プリント基板各部の電源ノイズ解析用モデルを作成する工程と、
    前記電源ノイズ解析用モデルから前記半導体装置のダイ、前記半導体装置のパッケージ、前記プリント基板各部の電源ノイズ波形を抽出する工程を含む
    ことを特徴とする請求項1記載の伝送信号波形解析方法。
  3. 前記伝送信号波形解析工程での伝送信号波形解析は、伝送信号遅延変動量を算出するものであることを特徴とする請求項1又は2記載の伝送信号波形解析方法。
  4. 前記半導体装置の出力回路に対する入力信号の遷移タイミングを電源ノイズ波形に対してスイープさせて複数回の解析を実行することにより、前記伝送信号遅延変動量の最悪値を算出する工程を含むことを特徴とする請求項3記載の伝送信号波形解析方法。
  5. プリント基板上の半導体装置から出力されて前記プリント基板上を伝送する伝送信号の波形解析をコンピュータに実行させる伝送信号波形解析プログラムであって、
    電源ノイズ波形を抽出する電源ノイズ解析工程と、着目信号及び電源ノイズ流入経路のみをモデル化した伝送信号波形解析用モデルに前記電源ノイズ波形を挿入して伝送信号波形解析を行う伝送信号波形解析工程を前記コンピュータに実行させることを特徴とする伝送信号波形解析プログラム。

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