JP2006244194A - Usb制御装置、デバイス制御装置 - Google Patents

Usb制御装置、デバイス制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2006244194A
JP2006244194A JP2005059949A JP2005059949A JP2006244194A JP 2006244194 A JP2006244194 A JP 2006244194A JP 2005059949 A JP2005059949 A JP 2005059949A JP 2005059949 A JP2005059949 A JP 2005059949A JP 2006244194 A JP2006244194 A JP 2006244194A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
endpoint
fifo
setting
usb
controller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005059949A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyuki Kitao
朋之 北尾
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2005059949A priority Critical patent/JP2006244194A/ja
Publication of JP2006244194A publication Critical patent/JP2006244194A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Systems (AREA)

Abstract

【課題】 使用しないエンドポイントに対してFIFOを割り当てることのないUSB制御装置、及びデバイス制御装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 USB規格のプロトコルに基づいてデータの転送を制御するための、予め定められた数のエンドポイントを実装するUSB制御装置に、エンドポイントで用いるFIFO35と、各エンドポイントに対する設定として少なくとも各エンドポイントを使用するか否かの情報を記憶するコントロールレジスタ34と、コントロールレジスタ34に使用する旨が記憶されているエンドポイントに対してのみFIFO35の容量が割り当てられるように、FIFO35に対する読み出し及び書き込みを制御するFIFOコントローラ33とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)によりホストに接続されたデバイスに備えられ、USBによる通信を制御するUSB制御装置、及びデバイス制御装置に関する。
近年、例えばPC(パーソナルコンピュータ)とその周辺機器(例えばプリンタ等の画像形成装置)との接続を行うためにUSBが広く使用されている。USBデバイス(USBにより接続可能な前記周辺機器)はホスト(例えばPC)との通信において複数の論値チャネルをサポートすることができるようになっている。この論値チャネルはパイプと呼ばれ、各パイプはデバイス内に規定されるエンドポイントと関連付けられる。USBデバイスはそれぞれのエンドポイントにおいてホストからデータを受信し、それぞれ対応のエンドポイントにデータを書き込むことによってホストにデータを送信する。
USBデバイスは最大16個のエンドポイントを保持することができる。USBデバイスに多くの機能を持たせるためには複数のエンドポイントを持たせることが望ましい。複数のエンドポイントに対してそれぞれバッファ(FIFO(ファースト・イン・ファースト・アウト:先入れ先出し))を持たせることにより、それぞれのエンドポイントの処理を同時に行うことができるようになり、パフォーマンスを向上できる。
例えば下記特許文献1には、複数の機能を実現するためにエンドポイントを複数サポートするデバイスコントローラにおいて、デバイスコントローラが実装するエンドポイントの数を超える機能を実現したい場合にでも、デバイスコントローラの数を増やすことなく、エンドポイントの切り替えを行うことで、本来デバイスコントローラが実現している機能よりも多くの機能を実現できるデバイスコントローラが開示されている。
また、下記特許文献2には、複数のエンドポイントを実装するUSBデバイスコントローラにおいて、FIFOメモリの一部を複数のエンドポイントで共有することで、各エンドポイントに関連付けられたFIFO容量を使用状況によって可変にすることでシステムのパフォーマンスを向上することのできるUSBコントローラが開示されている。
特開2001−265706号公報 特開2004−70423号公報
しかしながら、複数のエンドポイントを実装し、それぞれのエンドポイントに対してバッファ(FIFO)を実装するUSBコントローラを設計した場合、そのUSBコントローラを実装したシステムにおいて、USBコントローラが持つ機能を全て利用する場合、そのUSBコントローラとして最大の効率で動作を行うことができるが、全ての機能を使用しないシステムで使用する際には、あるエンドポイントに割り当てられたFIFOは使用されないことになってしまう。
上記特許文献1の技術においては、使用しないエンドポイントがあるか否かに関わらずそのエンドポイントに対する制御が行われる。また、上記特許文献2の技術においては、あるエンドポイントに対して占有のFIFOを搭載しているため、使用しないエンドポイントが存在する場合には、共通で使用するFIFOに関しては別のエンドポイントに割り当てることができるが、それ以外のFIFOに関しては使用されないことになってしまう。
本発明は、上記問題点に鑑みて成されたもので、使用しないエンドポイントに対してFIFOを割り当てることのないUSB制御装置、及びデバイス制御装置を提供することを目的とする。
請求項1に係るUSB制御装置は、ユニバーサル・シリアル・バス規格のプロトコルに基づいてデータの転送を制御するための、予め定められた数のエンドポイントを実装するUSB制御装置において、前記エンドポイントで用いる先入れ先出しのバッファリング手段と、前記各エンドポイントに対する設定として少なくとも各エンドポイントを使用するか否かの情報を記憶する設定記憶手段と、前記設定記憶手段に使用すると記憶されているエンドポイントに対してのみ前記バッファリング手段の容量が割り当てられるように、前記バッファリング手段に対する読み出し及び書き込みを制御するFIFO制御手段とを備えるものである。
この構成によれば、FIFO制御手段により、設定記憶手段に記憶されている各エンドポイントが使用されるか否かの情報が読み出され、使用されると記憶されているエンドポイントのみにバッファリング手段が割り当てられてバッファリング手段に対する読み出し及び書き込みが制御される。
請求項2に係るUSB制御手段は、請求項1に記載のUSB制御装置であって、前記設定記憶手段は、前記各エンドポイントに対する設定として少なくとも各エンドポイントに割り当てる前記バッファリング手段の容量を記憶し、前記FIFO制御手段は、前記設定記憶手段に記憶されている前記バッファリング手段の容量が各エンドポイントに割り当てられるように、前記バッファリング手段に対する読み出し及び書き込みを制御するものである。
この構成によれば、FIFO制御手段により、設定記憶手段に記憶されている各エンドポイントに割り当てるバッファリング手段の容量が読み出され、読み出された容量のバッファリング手段が各エンドポイントに割り当てられてバッファリング手段に対する読み出し及び書き込みが制御される。
請求項3に係るUSB制御装置は、請求項1又は2に記載のUSB制御装置であって、前記設定記憶手段は、前記エンドポイントに対する設定として更に、各エンドポイントを用いたデータ転送における、パケットサイズ、データ転送方向、及びユニバーサル・シリアル・バス規格で定められた転送タイプを記憶するものである。
この構成によれば、FIFO制御手段は、設定記憶手段から各エンドポイントのデータ転送パケットサイズ、データ転送方向、及び転送タイプを読み出し、各エンドポイントにおけるデータ転送制御を、データ転送パケットサイズ、データ転送方向、及び転送タイプに合わせて行う。
請求項4に係るデバイス制御装置は、外部装置とデータ転送を行うデバイスに備えられ、請求項1〜3のいずれかに記載のUSB制御装置と、前記USB制御装置の前記設定記憶手段に前記各エンドポイントに対する設定を書き込む設定手段と、前記外部装置と当該装置との間で転送されるデータを記憶するデータ記憶手段と、前記外部装置と前記データ記憶手段との間でのデータ転送を制御するデータ転送制御手段とを備えるものである。
請求項1に記載の発明によれば、使用しないエンドポイントに対してFIFOが割り当てられることがないので、使用するエンドポイントに対してより多くのFIFOを割り当てることができ、より効率よくデータ転送を行うことができる。
請求項2に記載の発明によれば、各エンドポイントに対して使用するFIFOの容量を設定することができるので、使用するエンドポイントや大容量の転送を行うエンドポイントに対してより多くのFIFOを割り当てることができ、更に効率よくデータ転送を行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、転送パケットサイズ、データ転送方向、及び転送タイプに則ったデータ転送を行うことができる。また、前記バッファリング手段のサイズをデータ転送パケットサイズの倍数とすることで、データ転送パケットを格納した際に余ってしまう領域が発生することなく、バッファリング手段を効率よく使用できる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3のいずれかの効果を奏するデバイス制御装置を提供することができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るUSBコントローラ(USB制御装置)3及びデバイスコントローラ(デバイス制御装置)2の機能構成を示すブロック図である。PC4にUSBで接続された複合機1は、デバイスコントローラ2を備え、デバイスコントローラ2はUSBコントローラ3を備える。複合機1は、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ等の機能を備える複写機で、PC4をホストとして動作する。USBコントローラ3は、デバイスコントローラ2とPC4との間でUSBのプロトコルに従ってデータ転送を行うように制御するものである。デバイスコントローラ2は、複合機1の動作全体を制御するものである。
まず、USBコントローラ3の構成を説明する。USBコントローラ3は、トランシーバ31、SIE(シリアル・インタフェース・エンジン)32、FIFOコントローラ33、コントロールレジスタ34、FIFO35、及びバスセレクタ36を備える。
トランシーバ31は、USBバスとの電気的なインタフェースをなすものである。FIFO35は、先入れ先出しのデータバッファである。SIE32は、高速のシリアルデータの送受信を実行するもので、通常専用ハードウェアで実現される。FIFO35は、例えばRAM(ランダム・アクセス・メモリ)等により構成される。FIFO35は、FIFOコントローラ33及びバスセレクタ36とそれぞれ最大エンドポイント数分の接続(データバス)を備える。
バスセレクタ36は、バスセレクタ36とコントロールレジスタ34及びFIFO35との間で接続される複数の経路(データバス)のいずれかを選択的に、USBコントローラ3とデバイスコントローラ2の他の部分とを接続するバス21に接続するものである。
コントロールレジスタ34は、当該USBコントローラ3が使用することのできる全エンドポイントに対する設定を記憶するものである。図2は、コントロールレジスタ34に設定された各エンドポイントに関する記憶内容の一例を示す図である。コントロールレジスタ34は、上記設定として、各エンドポイントに関して、例えばエンドポイントに割り当てるFIFO35の容量、データ転送パケットサイズ、データ転送方向、及び転送タイプを記憶する。ここで、データ転送方向は、ホスト(PC4)からデバイス(複合機1)への転送と、デバイスからホストへの転送とのいずれの方向の転送であるかを示す情報で、例えばホストからデバイスへの転送を「OUT」、デバイスからホストへの転送を「IN」で表す。転送タイプは、USB規格において予め定められた転送の種類で、コントロール転送、バルク転送、インタラプト転送、及びアイソクロナス転送がある。これらの転送はそれぞれ異なる特徴(例えば大容量転送に適している)を有し、転送の用途(例えば大容量転送)により使い分けられる。使用しないエンドポイントには、FIFO容量に「0」を設定する。
図1に戻って、FIFOコントローラ33は、コントロールレジスタ34に記憶されている各エンドポイントの設定を読み出し、この設定に基づいて各エンドポイントのFIFO35とPC4又はメモリ23との間の転送を制御する。具体的には、FIFOコントローラ33は、上記設定のFIFO容量が各エンドポイントに割り当てられるようにFIFO35を分割し、各エンドポイントがそれぞれに分割された部分を使用するようにデータの書き込み、読み出しを制御する。FIFOコントローラ33は、コントロールレジスタ34に設定された転送タイプに従ったプロトコルで、上記設定の転送方向に、上記設定のパケットサイズのパケットを用いて転送が行われるように制御する。
図3は、FIFO35の分割の一例を示す図である。この図は、128Byteのメモリを3つのエンドポイントで分割した例、すなわち、EP(エンドポイント)0に64Byte、EP1に32Byte、EP2に8Byteを割り当てた場合の分割イメージを示したものである。FIFO35に用いられるメモリは、エンドポイントとして最小の所定分割メモリサイズ、例えば8Byteのメモリブロックに予め分割されている。このうち、メモリブロック0〜7のセレクト信号をEP0のセレクト信号と内部で接続することによりメモリブロック0〜7をEP0に割り当てる。そして、EP0のメモリアドレス0〜7をメモリブロック0〜7に割り当てる。これにより、EP0のメモリアドレスがメモリブロック0〜7に対応付けられる。
同様に、EP1に対しては、メモリブロック8〜11のセレクト信号をEP1のセレクト信号と内部で接続し、EP1のメモリアドレス0〜3をメモリブロック8〜11に割り当てる。また、EP2に対しては、メモリブロック12のセレクト信号をEP2のセレクト信号と内部で接続し、EP2のメモリアドレス0をメモリブロック12に割り当てる。
また、メモリブロック13〜15は使用しないので、メモリブロック13〜15のセレクト信号は常にネゲートされるように設定する。
FIFOコントローラ33は、コントロールレジスタ34に設定された全エンドポイントのFIFO容量の合計が、FIFO35の容量を超える場合には、コントロールレジスタ設定部221に対してエラーを送信する。FIFOコントローラ33は、コントロールレジスタ34に設定された全エンドポイントのFIFO容量の合計が、FIFO35の容量を下回る場合には、余ったメモリブロックのセレクト信号をネゲートし、どのエンドポイントとも関連付けられないようにする。
次に、デバイスコントローラ2の構成を説明する。デバイスコントローラ2は、USBコントローラ3、制御部22、メモリ23、DMAC(ダイレクト・メモリ・アクセス・コントローラ)及びそれらを接続するバス21を備える。
制御部22は、デバイスコントローラ全体を制御するもので、プログラムを実行するCPU(中央処理装置)、CPUで実行するプログラムを記憶するROM(リード・オンリー・メモリ)、一時的な記憶領域として使用するRAM(ランダム・アクセス・メモリ)等から構成される。制御部22は、本発明に係る機能構成として特に、コントロールレジスタ設定部221及びデータ転送制御部222を備える。
コントロールレジスタ設定部221は、コントロールレジスタ34に各エンドポイントの設定を書き込むものである。コントロールレジスタ設定部221は、当該デバイスコントローラ2の備えられるデバイス(例えば複合機1)に応じて予め上記設定内容を例えばプログラムにより記憶しておく。
データ転送制御部222は、FIFO35とメモリ23との間におけるデータの転送を制御するものである。データ転送制御部222は、PC4にデータを送信する場合には、転送するデータをメモリ23に書き込み、DMAによりメモリ23からFIFO内の適切なエンドポイントの領域に書き込まれるように制御する。
メモリ23は、データを書き込むもので、例えばRAM(ランダム・アクセス・メモリ)により構成される。DMAC24は、DMA転送を制御するものである。
複合機1のデバイスコントローラ2以外の構成は、本発明とは直接関係ないので説明を省略する。
次に、USBコントローラ3を用いたデータ転送の処理の流れを説明する。図4は、USBデバイスコントローラ3を用いたデータ転送の処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1では、コントロールレジスタ設定部221は、コントロールレジスタ34に各エンドポイントに対する設定(図2参照)を書き込む。ステップS2では、FIFOコントローラ33は、コントロールレジスタ34に記憶された各エンドポイントの設定を読み出し、各エンドポイントの転送制御の設定として、各エンドポイントに対する論理的なFIFO35の分割設定、転送方向の設定、パケットサイズの設定、転送タイプによる転送プロトコルの設定を行う。
ステップS3では、FIFOコントローラ33は、PC4からパケットを受信したか否かをチェックし、受信した場合(ステップS3でYES)には、ステップS4へ進む。ステップS4では、FIFOコントローラ33は、受信したパケットを、PC4の指示するエンドポイントのFIFO35に書き込む。エンドポイントへのパケットの書き込みは、当該データ転送に対する一連の全パケットを受信し書き込まれるまで繰り返される。
ステップS5では、FIFOコントローラ33は、DMAC24に対しDMAREQ(DMAリクエスト)信号を送信する。ステップS6では、DMAC24は、調停回路(図示省略)にバス21の使用要求を送信してバス21の使用権を獲得する。ステップS7では、DMAC24は、DMAACK(DMAアックナレッジ)信号をFIFOコントローラ33に送信する。
ステップS8では、FIFOコントローラ33は、ステップS4でデータが書き込まれたエンドポイントのFIFO35からデータをバス21に出力する。ステップS9では、DMAC24は、バス21からデータを読み取りラッチし、メモリ23に書き込む。このDMAによるデータ転送は、全データの転送が完了するまで繰り返される。
ステップS3において、パケットを受信しなかった場合(ステップS3でNO)には、ステップS10へ進む。ステップS10では、データ転送制御部222は、デバイス(複合機1)がPC4に対するデータ転送を行うか異なか否かをチェックし、データ転送を行わない場合(ステップS10でNO)には、ステップS3へ戻る。データ転送を行う場合(ステップS10でYES)には、ステップS11へ進む。
ステップS11では、データ転送制御部222は、FIFOコントローラ33に、ホスト(PC4)へのデータ転送を行う旨、及びこのデータ転送に使用するエンドポイント(FIFO35)の指示を送信する。ステップS12では、FIFOコントローラ33は、DMAC24に対しDMAREQ(DMAリクエスト)信号を送信する。
ステップS13では、DMAC24は、調停回路(図示省略)にバス21の使用要求を送信してバス21の使用権を獲得する。ステップS14では、DMAC24は、転送するデータをメモリから読み出し、FIFOコントローラ33に送信する。ステップS15では、FIFOコントローラ33は、バス21からデータを読み取りラッチし、このデータ転送に使用するエンドポイントのFIFO35に書き込む。
ステップS16では、DMAC24は、DMAACK(DMAアックナレッジ)信号をFIFOコントローラ33に送信する。このDMAによるエンドポイントへのデータの書き込みは、全データの書き込みが完了するまで繰り返される。ステップS17では、SIE32は、PC4から送信要求を受信した場合に、上記エンドポイントのFIFO35からパケットを読み出し、PC4に送信する。
このように本実施形態においては、初期設定としてコントロールレジスタ設定部221によりコントロールレジスタ34に設定された各エンドポイントが使用するFIFO容量に応じて、FIFOコントローラ33がFIFO35の容量を各エンドポイントに振り分けてFIFO35を使用したため、使用しないエンドポイントに対してFIFOが割り当てられることがなく、また、大容量の転送を行うエンドポイントに対してより多くのFIFOを割り当てることができるので、より効率よくデータ転送を行うことができる。
なお、本発明は、上記実施形態のものに限定されるものではなく、以下に述べる態様を採用することができる。上記実施形態においては、FIFO35とメモリ23との間のデータ転送にDMA転送を用いたが、他の転送方法を用いてもよく、例えばPIO(Programmed Input/Output)転送を用いて行ってもよい。また、上記実施形態で説明したのとは異なる方式のDMA転送を用いてもよい。
上記実施形態においては、各エンドポイントが使用するFIFOの容量をコントロールレジスタ34に設定するようにしたが、これは例えば容量の割合であってもよい。この場合には、FIFOコントローラ33が上記割合から各エンドポイントの使用するFIFO35の容量をFIFO35の全体容量から算出し、この容量を各エンドポイントに振り分けて使用する。
また、各エンドポイントが使用するFIFO容量を、そのエンドポイントが使用するパケットサイズの倍数に設定するとよい。このようにすると、FIFO35にパケットが満杯に書き込まれた場合に余る領域がなく、FIFO35の領域を無駄なく使用することができる。
本発明の一実施形態における複合機の機能構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態におけるUSBコントローラが備えるコントロールレジスタの設定内容の一例を示す図である。 本発明の一実施形態におけるUSBコントローラが備えるFIFOの領域を各エンドポイントへ割り振るイメージを示す図である。 本発明の一実施形態におけるUSBを用いたデータ転送制御の処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
2 デバイスコントローラ(デバイス制御装置)
221 コントロールレジスタ設定部(設定手段)
222 データ転送制御部(データ転送制御手段)
23 メモリ(データ記憶手段)
3 USBコントローラ(USB制御装置)
33 FIFOコントローラ(FIFO制御手段)
34 コントロールレジスタ(設定記憶手段)
35 FIFO(バッファリング手段)
4 PC(外部装置)

Claims (4)

  1. ユニバーサル・シリアル・バス規格のプロトコルに基づいてデータの転送を制御するための、予め定められた数のエンドポイントを実装するUSB制御装置において、
    前記エンドポイントで用いる先入れ先出しのバッファリング手段と、
    前記各エンドポイントに対する設定として少なくとも各エンドポイントを使用するか否かの情報を記憶する設定記憶手段と、
    前記設定記憶手段に使用すると記憶されているエンドポイントに対してのみ前記バッファリング手段の容量が割り当てられるように、前記バッファリング手段に対する読み出し及び書き込みを制御するFIFO制御手段と
    を備えるUSB制御装置。
  2. 前記設定記憶手段は、前記各エンドポイントに対する設定として少なくとも各エンドポイントに割り当てる前記バッファリング手段の容量を記憶し、
    前記FIFO制御手段は、前記設定記憶手段に記憶されている前記バッファリング手段の容量が各エンドポイントに割り当てられるように、前記バッファリング手段に対する読み出し及び書き込みを制御する請求項1に記載のUSB制御装置。
  3. 前記設定記憶手段は、前記エンドポイントに対する設定として更に、各エンドポイントを用いたデータ転送における、パケットサイズ、データ転送方向、及びユニバーサル・シリアル・バス規格で定められた転送タイプを記憶する請求項1又は2に記載のUSB制御装置。
  4. 外部装置とデータ転送を行うデバイスに備えられ、
    請求項1〜3のいずれかに記載のUSB制御装置と、
    前記USB制御装置の前記設定記憶手段に前記各エンドポイントに対する設定を書き込む設定手段と、
    前記外部装置と当該装置との間で転送されるデータを記憶するデータ記憶手段と、
    前記外部装置と前記データ記憶手段との間でのデータ転送を制御するデータ転送制御手段と
    を備えるデバイス制御装置。
JP2005059949A 2005-03-04 2005-03-04 Usb制御装置、デバイス制御装置 Pending JP2006244194A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005059949A JP2006244194A (ja) 2005-03-04 2005-03-04 Usb制御装置、デバイス制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005059949A JP2006244194A (ja) 2005-03-04 2005-03-04 Usb制御装置、デバイス制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006244194A true JP2006244194A (ja) 2006-09-14

Family

ID=37050545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005059949A Pending JP2006244194A (ja) 2005-03-04 2005-03-04 Usb制御装置、デバイス制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006244194A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008287717A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 仮想レーン資源を割り当てるための方法及びコンピュータ・システム

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63201986A (ja) * 1987-02-18 1988-08-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 2ポ−トメモリ
JPH10326251A (ja) * 1997-05-01 1998-12-08 Smc Standard Microsyst Corp Usb周辺マイクロコントローラ
JPH11328069A (ja) * 1998-05-19 1999-11-30 Sony Corp Usbインタフェース装置
JP2001134528A (ja) * 1999-11-05 2001-05-18 Funai Electric Co Ltd データ転送制御装置
JP2004070423A (ja) * 2002-08-01 2004-03-04 Ricoh Co Ltd Usbコントローラおよびそのデータ転送制御方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63201986A (ja) * 1987-02-18 1988-08-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 2ポ−トメモリ
JPH10326251A (ja) * 1997-05-01 1998-12-08 Smc Standard Microsyst Corp Usb周辺マイクロコントローラ
JPH11328069A (ja) * 1998-05-19 1999-11-30 Sony Corp Usbインタフェース装置
JP2001134528A (ja) * 1999-11-05 2001-05-18 Funai Electric Co Ltd データ転送制御装置
JP2004070423A (ja) * 2002-08-01 2004-03-04 Ricoh Co Ltd Usbコントローラおよびそのデータ転送制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008287717A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 仮想レーン資源を割り当てるための方法及びコンピュータ・システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7072996B2 (en) System and method of transferring data between a processing engine and a plurality of bus types using an arbiter
US8001296B2 (en) USB controller and buffer memory control method
US8065448B2 (en) DMA control system, printing apparatus, transfer instruction method and computer readable medium
JP5551512B2 (ja) 通信制御装置、データ通信方法及びプログラム
US9471521B2 (en) Communication system for interfacing a plurality of transmission circuits with an interconnection network, and corresponding integrated circuit
JP2019016063A (ja) データ転送装置及びデータ転送方法
JP5438371B2 (ja) 画像処理装置および画像処理方法
EP0772831B1 (en) Bidirectional parallel signal interface
JP2008310798A (ja) 画像処理コントローラ及び画像形成装置
JP2008541276A (ja) 同時読み出し応答確認拡張ダイレクト・メモリ・アクセス・ユニット
JP5209535B2 (ja) Usbホストコントローラ及びusbホストコントローラの制御方法
US7380027B2 (en) DMA controller and DMA transfer method
US8756356B2 (en) Pipe arbitration using an arbitration circuit to select a control circuit among a plurality of control circuits and by updating state information with a data transfer of a predetermined size
KR100602204B1 (ko) 메인 제어부와 부 제어부로 구성된 제어 시스템 및 버스연결 방법
JP5340058B2 (ja) 画像処理装置、その制御方法及びプログラム
JP2006244194A (ja) Usb制御装置、デバイス制御装置
JP2017156924A (ja) 情報処理装置、データ転送装置、データ転送装置の制御方法、及びプログラム
JP2004227580A (ja) 直接メモリ接近媒体のデータ伝送装置及び方法
JP6146306B2 (ja) I/oデバイス制御システムおよびi/oデバイス制御システムの制御方法
KR20050063939A (ko) 주변 장치로부터 데이터 전송 크기를 자동으로 갱신하는직접 메모리 액세스 제어 장치 및 방법
JP2002288115A (ja) Usbコントローラ
JP2006024134A (ja) Dma転送装置及びdma転送方法
JP5245803B2 (ja) 画像処理装置及び画像処理モジュール
TWI230863B (en) Input/output system and method for transferring control and data, and arbiter for coordinating data communication
JP2017085786A (ja) 低レイテンシと高スループットのデータ通信を両立するモータ制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20080226

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101210

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20101214

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110214

A02 Decision of refusal

Effective date: 20110719

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02