JP2006243729A - オーバードライブ装置とオーバードライブ方法 - Google Patents

オーバードライブ装置とオーバードライブ方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 適切なオーバードライブを可能とする技術を提供することを目的とする。
【解決手段】 次に表示するフレームにおける画素階調値と、その1つ前のフレームにおける画素階調値と、二つ前のフレームにおける画素階調値に基づいて、静的オーバードライブ・ルックアップテーブル、又は動的オーバードライブ・ルックアップテーブルを選択して参照することによって、適切なオーバードライブ階調値を取得する。それにより、動画の表示品質を効果的に向上させることができる。
【選択図】図4A

Description

本発明はオーバードライブ装置とオーバードライブ方法に関する。
図1Aは、画素輝度の応答が遅い従来の液晶ディスプレイにおける画素階調の変化と画素輝度の変化との対照図である。図1Aに示すように、画素階調値が時間tにおいてgからgに切り換わったとき、画素の輝度もYからYに変わる。しかし実際の輝度がYからYに変わる応答に時間がかかりすぎるため、画素輝度は1フレーム周期(t−t)内に画素階調値gに対応するYに到達することができない。
従来、液晶ディスプレイの画面表示の応答が遅すぎるという問題を解決するために、オーバードライブという方法をとることにより、液晶ディスプレイがある表示フレームの画素階調の輝度から次の表示フレームの画素階調の輝度に切り換わるのに必要な応答時間の短縮を図ってきた。オーバードライブでは、図1Bに示すように、画素輝度の応答時間を短縮するため、入力した画素階調値gに対して、実際の画素階調値をgからg’に切り換える(g’>g)。これにより、画素の輝度は時間(t−t)内にYからYに到達することが可能となる。入力した画素階調値に対して高めた又は低めたオーバードライブ階調値によって駆動することにより、液晶の回転を速めて必要な画素輝度に到達させる。オーバードライブ階調値g’は、次に表示するフレームにおける画素階調値gと、その1つ前のフレーム(現フレーム)における画素階調値gに応じて決定される。
図2Aは、従来の液晶ディスプレイのオーバードライブ装置の構造を示すブロック図である。図2Aは、解像度I×Jの液晶ディスプレイを例にとっている。図2Aに示すように、オーバードライブ装置200は、制御ユニット210と、フレームメモリ220と、オーバードライブ・ルックアップユニット230を備えている。制御ユニット210は、各フレームにおける各画素の画素階調値を入力する。G(M+1、i、j)は、(M+1)番目のフレーム、即ち、次に表示するフレームにおける(i、j)番目の画素の画素階調値を示している。ここで、1≦i≦Iであり、1≦j≦Jである。G(M、i、j)は、M番目のフレーム、即ち、現フレームにおける(i、j)番目の画素の画素階調値を示している。フレームメモリ220は、M番目のフレームの全ての画素階調値G(M、i、j)を記憶する。オーバードライブ・ルックアップユニット230は、次に表示する(M+1)番目のフレーム内の(i、j)番目の画素の画素階調値G(M+1、i、j)と、その1つ前のM番目のフレーム内の(i、j)番目の画素の画素階調値G(M、i、j)に基づき、オーバードライブ・ルックアップテーブル232を参照し、オーバードライブ階調値God(M+1、i、j)を液晶ディスプレイパネル240に出力する。
図2Bに示すように、従来のオーバードライブ・ルックアップテーブル232は、2次元のルックアップテーブルである。横軸はM番目のフレームの階調値G(M)を表し、縦は(M+1)番目のフレームの階調値G(M+1)を表す。例えば8ビットでは、階調値G(M)およびG(M+1)はそれぞれ0〜255であり、それぞれ計256通りの値を取り得る。(M+1)番目のフレームにおける画素のオーバードライブ階調値God(M+1)は、(M+1)番目のフレームの階調値G(M+1)とその1つ前のM番目のフレームの階調値G(M)に基づいて、ルックアップテーブル232を参照して決定される。
上記のオーバードライブ・ルックアップテーブル232は、静的オーバードライブ・ルックアップテーブルであり、オーバードライブ階調値God(M+1)には(M+1)番目のフレームの階調値G(M+1)とM番目のフレームの階調値G(M)しか考慮されない。また、(M−1)番目のフレームの階調値G(M−1)はM番目のフレームの階調値G(M)と等しいという仮定に基づいている。しかし、実際には(M−1)番目のフレームの階調値G(M−1)は階調値G(M)とは異なることが多く、静的オーバードライブ・ルックアップテーブルを参照しても、実際に必要なオーバードライブ階調値God(M+1)を得ることができない。
図3Aに示すように、実験の結果によれば、時間tの前の画素階調値がgの値に一定ではなく、先にgの値にあり、そこからgの値まで下降した場合、オーバードライブ階調値をg’とすると、1つのフレーム周期(t−t)が経過した時点で、画素輝度はYから目標のYに直接的に変化するのではなく、一旦より高いYに達した後に、目標であるYまで徐々に低下していく。一方、図3Bの示すように、オーバードライブ階調値をg”とすると(g”≠g’)、画素輝度をYから目標とするYに直接的に変化させることが可能となる。このことから、画素階調値の変化が単純でないことを考慮すると、上記した静的ルックアップテーブルだけを用いてオーバードライブ階調値を得ても、動画の品質を効果的に向上させることは困難である。
上記の問題を鑑み、本発明は適切なオーバードライブを可能とする技術を提供することを目的とする。
本発明の技術では、次に表示されるフレームにおける画素階調値と、その1つ前のフレームにおける画素階調値と、二つ前のフレームにおける画素階調値に基づいて、静的オーバードライブ・ルックアップテーブル又は動的オーバードライブ・ルックアップテーブルを選択して参照することにより、オーバードライブ階調値を取得する。それにより、動画の表示品質を効果的に向上させることができる。
本発明の技術により、液晶ディスプレイパネルに用いられ、画素の複数のフレームにおける複数の画素階調値を入力し、オーバードライブ階調値を出力するオーバードライブ装置を提供される。このオーバードライブ装置は、記憶手段と、オーバードライブ選択手段を備えている。記憶手段は、画素の各フレームにおける画素階調値を記憶する。オーバードライブ選択手段は、記憶手段に接続されており、次に表示するフレームの2つ前のフレームにおける画素の画素階調値と、次に表示するフレームの1つ前のフレームにおける画素の画素階調値との比較に基づき、利用するオーバードライブ・ルックアップテーブルを少なくとも1つ選択し、さらに、次に表示するフレームにおける画素の画素階調値と、1つ前のフレームにおける画素の画素階調値に基づき、選択したオーバードライブ・ルックアップテーブルを参照して、オーバードライブ階調値を出力する。
このオーバードライブ装置では、次に表示するフレームの1つ前のフレームにおける画素階調値と、次に表示するフレームの2つ前のフレームにおける画素階調値の比較に基づいて、適切なオーバードライブ・ルックアップテーブルを選択し、選択したオーバードライブ・ルックアップテーブルを用いてオーバードライブ階調値を決定する。それにより、単に静的オーバードライブ・ルックアップテーブルのみを使用する従来の方式と比べ、動的画面の品質をより効果的に向上させることが可能となる。
本発明の技術により、液晶ディスプレイパネルに用いられ、画素の複数のフレームにおける複数の画素階調値を入力し、オーバードライブ階調値を出力する他のオーバードライブ装置を提供する。このオーバードライブ装置は、記憶手段と、オーバードライブ選択手段を備えている。記憶手段は、画素の各フレームにおける画素階調値を記憶する。オーバードライブ選択手段は、記憶手段に接続されており、次に表示するフレームにおける画素の画素階調値と、その1つ前のフレームにおける画素の画素階調値と、2つ前のフレームにおける画素の画素階調値に基づき、少なくとも1つのオーバードライブ・ルックアップテーブルを参照し、オーバードライブ階調値を出力する。
本発明の技術はまた、画素の各フレームにおける画素諧調値を入力し、オーバードライブ階調値を出力して、液晶ディスプレイパネルをオーバードライブするオーバードライブ方法を提供する。このオーバードライブ方法は、次に表示するフレームの2つ前のフレームにおける画素の画素階調値と次に表示するフレームの1つ前のフレームにおける画素の画素階調値との異同を判定する工程と、その異同の判定結果と、次に表示するフレームにおける画素の画素階調値と、次に表示するフレームの1つ前のフレームにおける画素の画素階調値に基づき、少なくとも1つのオーバードライブ・ルックアップテーブルを参照して、オーバードライブ階調値を取得する工程とを備えている。
本発明の技術はまた、画素の各フレームにおける画素諧調値を入力し、オーバードライブ階調値を出力して、液晶ディスプレイパネルをオーバードライブする他のオーバードライブ方法を提供する。このオーバードライブ方法は、次に表示するフレームにおける画素の画素階調値と、次に表示するフレームの1つ前のフレームにおける画素の画素階調値と、次に表示するフレームの2つ前のフレームにおける画素の画素階調値に基づいて、少なくとも1つのオーバードライブ・ルックアップテーブルを参照して、オーバードライブ階調値を取得する工程を備えている。
本発明の上記の目的、特徴および利点をさらに明らかにし理解しやすくするため、以下好適な実施形態を2例挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1実施形態)
図4Aは、本発明の第1実施形態であるオーバードライブ装置400の構造を示すブロック図である。解像度がI×Jである液晶ディスプレイを例にとると、オーバードライブ装置400は、(M+1)番目のフレームにおける(i、j)番目の画素の画素階調値G(M+1、i、j)を入力し、(M+1)番目のフレームにおける(i、j)番目の画素のオーバードライブ階調値God(M+1、i、j)を出力する。ここで、1≦i≦Iであり、かつ1≦j≦Jである。オーバードライブ装置400は、メモリユニット420と、オーバードライブ選択ユニット430を含む。
メモリユニット420は、M番目のフレームにおける(i、j)番目の画素の階調値G(M、i、j)を記憶する。メモリユニット420は、例えば一種のフレームメモリであり、M番目のフレームにおける全て画素の画素階調値{G(M、i、j)|i=1〜I、j=1〜J}を記憶する。オーバードライブ選択ユニット430は、メモリユニット420に接続されており、次に表示するフレームにおける(i、j)番目の画素の画素階調値G(M+1、i、j)と、その1つ前のフレームにおける(i、j)番目の画素の画素階調値G(M、i、j)に基づいて、オーバードライブ・ルックアップテーブルを参照し、次に表示するフレームにおける(i、j)番目の画素のオーバードライブ階調値God(M+1、i、j)を出力する。
図4Aに示すように、オーバードライブ選択ユニット430は、比較ユニット432と、動的記録ユニット434と、選択ルックアップユニット436を備えている。
比較ユニット432は、次に表示するフレームにおける画素階調値G(M+1、i、j)と、その1つ前のフレームにおける画素階調値G(M、i、j)とを比較し、両者の異同を示す比較結果値D(M+1、i、j)を出力する。比較結果値D(M+1、i、j)は、D(M+1、i、j)とD(M+1、i、j)によって記述される。動的記録ユニット434は、比較ユニット432と選択ルックアップユニット436との間に接続されており、比較ユニット432が出力する比較結果値D(M+1、i、j)を記録するとともに、前回記録した1つ前のフレームと2つ前のフレームとから得られた比較結果値D(M、i、j)を出力する。
選択ルックアップユニット436は、次に表示するフレームにおける画素階調値G(M+1、i、j)と、その1つ前のフレームにおける画素階調値G(M、i、j)を用い、静的オーバードライブ・ルックアップテーブル435を参照して静的オーバードライブ階調値Gs(M+1、i、j)を取得するとともに、動的オーバードライブ・ルックアップテーブル437を参照して動的オーバードライブ階調値Gd(M+1、i、j)を取得する。ここで、静的オーバードライブ・ルックアップテーブル435は、図2Bに例示したものと同様に、次に表示するフレームにおける画素階調値G(M+1、i、j)とその1つ前のフレームにおける画素階調値G(M、i、j)との2次元マップに、静的オーバードライブ階調値Gs(M+1、i、j)を記述している。また、動的オーバードライブ・ルックアップテーブル437は、次に表示するフレームにおける画素階調値G(M+1、i、j)とその1つ前のフレームにおける画素階調値G(M、i、j)との2次元マップに、動的オーバードライブ階調値Gd(M+1、i、j)を記述している。静的オーバードライブ・ルックアップテーブル435と動的オーバードライブ・ルックアップテーブル437は、データ構造は略同一であるが、記述されているオーバードライブ階調値が互いに異なっている。次いで、比較結果値D(M、i、j)に基づいて、静的オーバードライブ階調値Gs(M+1、i、j)又は動的オーバードライブ階調値Gd(M+1、i、j)を選択し、オーバードライブ階調値God(M+1、i、j)として液晶ディスプレイパネル440に出力する。以下、発明の内容をより簡潔に記述するために(i、j)の表記を省略する。
2つ前のフレームの画素階調値G(M−1)と1つ前のフレームの画素階調値G(M)とが等しいときは、比較結果値D(M)は0となり、かつD(M)は1となる。この場合、選択ルックアップユニット436は、比較結果値D(M)が0であることに基づき、静的オーバードライブ・ルックアップテーブル435を選択し、これを参照することによりオーバードライブ階調値God(M+1)を出力する。即ち、直前の2つのフレームの画素階調値G(M−1)、G(M)は安定した状態であることから、静的オーバードライブ・ルックアップテーブル435を用いるだけで正確なオーバードライブ階調値God(M+1)を得ることができる。一方、2つ前のフレームの画素階調値G(M−1)と1つ前のフレームの画素階調値G(M)とが異なるときは、比較結果値D(M)は1となり、かつD(M)は0となる。この場合、選択ルックアップユニット436は、比較結果値D(M)が1であることに基づき、上記の動的オーバードライブ・ルックアップテーブル437を選択し、これを参照することによりオーバードライブ階調値God(M+1)を出力する。即ち、直前の2つのフレームの画素階調値G(M−1)、G(M)は不安定な状態(変化している)であるため、静的オーバードライブ・ルックアップテーブル435では正確なオーバードライブ階調値God(M+1)を得ることは不可能となり、したがって動的オーバードライブ・ルックアップテーブル437の方を選択するのである。
図4Bは、本発明の第1実施形態に基づく一の変形例であるオーバードライブ選択ユニット430を備えるオーバードライブ装置の構造を示すブロック図である。このオーバードライブ選択ユニット430は、比較ユニット432と、動的記録ユニット434と、オーバードライブ・ルックアップユニット431と、選択補正ユニット433を備えている。比較ユット432は、次に表示するフレームにおける画素階調値G(M+1)と、1つ前のフレームにおける画素階調値G(M)とを比較し、比較結果値D(M+1)を出力する。動的記録ユニット434は、比較ユニット432と選択補正ユニット433との間に接続されており、比較ユット432が出力する比較結果値D(M+1)を記録するとともに、前回記録した1つ前のフレームと2つ前のフレームとから得られた比較結果値D(M)を出力する。
オーバードライブ・ルックアップユニット431は、次に表示するフレームにおける画素階調値G(M+1)とその1つ前のフレームにおける画素階調値G(M)に基づき、静的オーバードライブ・ルックアップテーブル438を参照して、静的オーバードライブ階調値Gs(M+1)を出力する。選択補正ユニット433は、動的記録ユニット434に記憶されている次に表示するフレームの1つ前のフレームと2つ前のフレームとから得られた比較結果値D(M)に基づき、動的補正ルックアップテーブル439を参照して、上記の静的オーバードライブ階調値Gs(M+1)に対して階調値補正を行う。これにより、必要なオーバードライブ階調値God(M+1)を出力する。
2つ前のフレームの画素階調値G(M−1)と1つ前のフレームの画素階調値G(M)とが等しいときは、比較結果値D(M)は0となる。この場合、選択補正ユニット433は、比較結果値D(M)が0であることに基づき、論理演算を行った後、静的オーバードライブ階調値Gs(M+1)を、オーバードライブ階調値God(M+1)として直接出力する。即ち、直前の2つのフレームの画素階調値G(M−1)、G(M)は安定した状態であるため、静的オーバードライブ・ルックアップテーブル438を用いるだけで正確なオーバードライブ階調値God(M+1)を得ることができる。一方、2つ前のフレームの画素階調値G(M−1)と1つ前のフレームの画素階調値G(M)とが異なるときは、比較結果値D(M)は1となる。この場合、選択補正ユニット433は、比較結果値D(M)が1であることに基づき、次に表示されるフレームの画素階調値G(M+1)および1つ前のフレームの画素階調値G(M)を用い、動的補正ルックアップテーブル439を参照して、動的補正階調値Gc(M+1)を取得する。そして、動的補正階調値Gc(M+1)を用いて静的オーバードライブ階調値Gs(M+1)を補正し、必要なオーバードライブ階調値God(M+1)を出力する。即ち、God(M+1)=Gs(M+1)+D(M)×Gc(M+1)の関係となる。
上述した説明では、G(M−1)とG(M)とが等しいときD(M)は0となり、G(M−1)とG(M)とが異なるときD(M)は1となる。ただし、G(M−1)とG(M)との差の絶対値|G(M−1)−G(M)|が所定の臨界階調差x未満のときにはD(M)が0となり、G(M−1)とG(M)との差の絶対値|G(M−1)−G(M)|が所定の臨界階調差x以上のときにはD(M)が1となるように設定してもよい。臨界階調差xは、ノイズ信号の大きさ等を考慮して設定および調整を行えばよい。例えば、ノイズ信号が大きくなるほど、より高い臨界階調差を設定することにより、計算結果がノイズ信号により不適当に影響を受けるのを回避することができる。8ビットの映像資料(画素階調値)を駆動する実施形態においては、臨界階調差は例えば8とし、6ビットの映像資料(画素階調値)を駆動する実施形態においては、臨界階調差は例えば2とすることができる。
図4Cは、第1実施形態に基づく他の変形例のオーバードライブ選択ユニット430を備えるオーバードライブ装置の構造を示すブロック図である。オーバードライブ選択ユニット430は、比較ユニット432と、動的記録ユニット434と、オーバードライブ・ルックアップユニット450を備えている。
比較ユニット432は、次に表示するフレームにおける画素階調値G(M+1)と1つ前のフレームにおける画素階調値G(M)とを比較し、両者の異同を示す比較結果値D(M+1)を出力する。動的記録ユニット434は、比較ユニット432とオーバードライブ・ルックアップユニット450との間に接続されており、比較ユニット432が出力する比較結果値D(M+1)を記録するとともに、前回記録した1つ前のフレームと2つ前のフレームとから得られた比較結果値D(M)を出力する。
オーバードライブ・ルックアップユニット450は、1つ前のフレームと2つ前のフレームとから得られた比較結果値D(M)と、次に表示するフレームにおける画素階調値G(M+1)と、1つ前のフレームにおける画素階調値G(M)に基づき、三次元オーバードライブ・ルックアップテーブル452を参照することにより、オーバードライブ階調値God(M+1)を出力する。
この変形例では、1つ前のフレームの画素階調値G(M)と2つ前のフレームの画素階調値G(M−1)とから得られる比較結果値D(M)は、1つ前のフレームの画素階調値G(M)と2つ前のフレームの画素階調値G(M−1)との諧調値差(G(M)−G(M−1))に応じて、両者の異同の程度を数値化して示すものである。例えば、図4Dに示すように、階調値区間[−255、255]を5つの範囲に区分する。第Iの範囲を[−255、−128]とし、対応するD(M)の値を1とする。第IIの範囲を[−128、−8]とし、対応するD(M)の値は2とする。第IIIの階調値範囲を[−8、8]とし、対応するD(M)の値を0とする。第IVの範囲を[8、128]とし、対応するD(M)の値を3とする。第Vの範囲を[128、255]とし、対応するD(M)の値を4とする。
図4Eは、第1実施形態に基づくまた別の変形例であるオーバードライブ選択ユニット430を備えるオーバードライブ装置の構造を示すブロック図である。オーバードライブ選択ユニット430は、比較ユニット432と、動的記録ユニット434と、オーバードライブ・ルックアップユニット460と、選択補正ユニット470を備えている。
比較ユニット432は、次に表示するフレームの画素階調値G(M+1)とその1つ前のフレームの画素階調値G(M)とを比較することにより、対応する比較結果値D(M+1)を出力する。
動的記録ユニット434は、比較ユニット432と選択補正ユニット470との間に接続されており、比較ユニット432が出力する比較結果値D(M+1)を記録するとともに、前回記録した1つ前のフレームと2つ前のフレームとから得られた比較結果値D(M)を出力する。
オーバードライブ・ルックアップユニット460は、次に表示するフレームの画素階調値G(M+1)と1つ前のフレームの画素階調値G(M)に基づき、静的オーバードライブ・ルックアップテーブル462を参照して、静的オーバードライブ階調値Gs(M+1)を出力する。選択補正ユニット470は、1つ前のフレームと2つ前のフレームとから得られた比較結果値D(M)と、次に表示するフレームにおける画素階調値G(M+1)と、1つ前のフレームにおける画素階調値G(M)に基づき、三次元動的補正ルックアップテーブル472を参照することにより、動的補正階調値Gc(M+1)を取得する。そして、動的補正階調値Gc(M+1)を用いて静的オーバードライブ階調値Gs(M+1)に対して階調値補正を行い、オーバードライブ階調値God(M+1)を出力する。ここで、God(M+1)=Gs(M+1)+Gc(M+1)である。
上記したように、1つ前のフレームにおける画素階調値G(M)と2つ前のフレームの画素階調値G(M−1)とから得られる比較結果値D(M)は、1つ前のフレームの画素階調値G(M)と2つ前のフレームの画素階調値G(M−1)との階調値差(G(M)−G(M−1))に対応する階調値範囲を判定することにより生成される数値である。
図5は、第1実施形態に基づくオーバードライブ方法のフローチャートである。
先ず、ステップ500において、次に表示するフレームの1つ前のフレームの画素階調値G(M)と2つ前のフレームにおける画素階調値G(M−1)を用いて、対応する比較結果値D(M)を得る。
次に、ステップ510において、1つ前のフレームと2つ前のフレームとから得られた比較結果値D(M)と、次に表示するフレームの画素階調値G(M+1)とその1つ前のフレームの画素階調値G(M)に基づき、少なくとも1つのオーバードライブ・ルックアップテーブルを参照することにより、オーバードライブ階調値God(M+1)を取得する。以上により、本フローは終了する。
図5Aは、図5のオーバードライブ方法の第1の詳細フローチャートである。この第1の詳細フローチャートは、図4Aに示すオーバードライブ装置400の動作フローを示すものである。
ステップ500では、次に表示するフレームにおける1つ前のフレームの画素階調値G(M)と2つ前のフレームにおける画素階調値G(M−1)を用いて、対応する比較結果値D(M)を得る。上述したように、1つ前のフレームの画素階調値G(M)と2つ前のフレームの画素階調値G(M−1)との差の絶対値が臨界階調差x未満のときは、比較結果値D(M)は0となりD(M)は1となる。一方、画素階調値G(M)とG(M−1)との差の絶対値が臨界階調差x以上のときは、比較結果値D(M)は1となりD(M)は0となる。
ステップ512では、次に表示するフレームにおける画素階調値G(M+1)と1つ前のフレームにおける画素階調値G(M)を用い、静的オーバードライブ・ルックアップテーブル435を参照することにより、静的オーバードライブ階調値Gs(M+1)を得る。
ステップ514では、次に表示するフレームにおける画素階調値G(M+1)と1つ前のフレームにおける画素階調値G(M)を用い、動的オーバードライブ・ルックアップテーブル437を参照することにより、動的オーバードライブ階調値Gd(M+1)を得る。
ステップ516では、1つ前のフレームと2つ前のフレームとから得られた比較結果値Dと、静的オーバードライブ階調値Gs(M+1)と、動的オーバードライブ階調値Gd(M+1)により、オーバードライブ階調値God(M+1)を取得する。以上により、本フローは終了する。ここで、God(M+1)=D(M)Gs(M+1)+D(M)Gd(M+1)である。
図5Bは、図5のオーバードライブ方法の第2の詳細フローチャートである。この第2の詳細フローチャートは、図4Bに示すオーバードライブ装置の動作フローを示すものである。
ステップ500では、次に表示するフレームの1つ前のフレームの画素階調値G(M)と、2つ前のフレームの画素階調値G(M−1)から、対応する比較結果値D(M)を得る。上述したように、画素階調値G(M)とG(M−1)との差の絶対値が臨界階調差x未満のとき、比較結果値D(M)は0となる。一方、画素階調値G(M)とG(M−1)との差の絶対値が臨界階調差x以上のときは、比較結果値D(M)は1となる。
ステップ518では、次に表示されるフレームの画素階調値G(M+1)および1つ前のフレームの画素階調値G(M)を用い、上記の静的オーバードライブ・ルックアップテーブル438を参照することにより、静的オーバードライブ階調値Gs(M+1)を得る。
ステップ520では、次に表示するフレームにおける画素階調値G(M+1)と、その1つ前のフレームにおける画素階調値G(M)により、動的補正ルックアップテーブル439を参照することにより、動的補正階調値Gc(M+1)を得る。
ステップ522では、1つ前のフレームと2つ前のフレームとから得られた比較結果値D(M)と、静的オーバードライブ階調値Gs(M+1)と、動的補正階調値Gc(M+1)を用いて、オーバードライブ階調値God(M+1)を得る。以上により、本フローは終了する。ここで、God(M+1)=Gs(M+1)+D(M)Gc(M+1)である。
図5Cは、図5のオーバードライブ方法の第3の詳細フローチャートである。この第3の詳細フローチャートは、図4Cに示すオーバードライブ装置の動作フローを示すものである。
ステップ502では、次に表示するフレームの1つ前のフレームにおける画素階調値G(M)と、2つ前のフレームの画素階調値G(M−1)を用いて階調値差(G(M)−G(M−1))を得る。
ステップ504では、階調値差(G(M)−G(M−1))に基づき、対応する階調値の範囲を判定することにより、比較結果値D(M)を得る。図4Dに示すように、階調差の値(G(M)−G(M−1))に対応する階調値範囲I〜Vに基づき、対応する比較結果値D(M)=1、2、0、3、4を得る。
ステップ524では、1つ前のフレームと2つ前のフレームとから得られた比較結果値D(M)と、次に表示するフレームにおける画素階調値G(M+1)と、1つ前のフレームにおける画素階調値G(M)を用い、三次元オーバードライブ・ルックアップテーブル452を参照することにより、オーバードライブ階調値God(M+1)を取得する。以上により、本フローは終了する。
図5Dは、図5のオーバードライブ方法の第4の詳細フローチャートである。この第4の詳細フローチャートは、図4Eに示すオーバードライブ装置の動作フローを示すものである。
ステップ502では、次に表示するフレームの1つ前のフレームにおける画素階調値G(M)と、2つ前のフレームにおける画素階調値G(M−1)を用いて、階調値差(G(M)−G(M−1))を得る。
ステップ504では、階調値差(G(M)−G(M−1))に基づき、対応する階調値の範囲を判定することにより、比較結果値D(M)を得る。図4Dに示すように、階調差の値(G(M)−G(M−1))に対応する階調値範囲I〜Vに基づき、対応する比較結果値D(M)=1、2、0、3、4を得る。
ステップ526では、次に表示するフレームにおける画素階調値G(M+1)と、その1つ前のフレームにおける画素階調値G(M)を用い、静的オーバードライブ・ルックアップテーブル462を参照することにより、静的オーバードライブ階調値Gs(M+1)を得る。
ステップ528では、1つ前のフレームと2つ前のフレームとから得られた比較結果値D(M)と、次に表示するフレームにおける画素階調値G(M+1)と、その1つ前のフレームにおける画素階調値G(M)に基づき、三次元動的補正ルックアップテーブル472を参照することにより、動的補正階調値Gc(M+1)を得る。
ステップ530では、静的オーバードライブ階調値Gs(M+1)と動的補正階調値Gc(M+1)との和を算出することにより、オーバードライブ階調値God(M+1)を得る。ここで、画素階調値G(M)および画素階調値G(M−1)の差の絶対値が臨界階調値x未満であったときは、動的補正階調値Gc(M+1)は0となる。以上により、本フローは終了する。
(第2実施形態)
図6Aは、本発明の第2実施形態に基づくオーバードライブ装置600の構造を示すブロック図である。解像度がI×Jである液晶ディスプレイを例にとると、オーバードライブ装置600は、(M+1)番目のフレームにおける(i、j)番目の画素の画素階調値G(M+1、i、j)を入力し、(M+1)番目のフレームにおける(i、j)番目の画素のオーバードライブ階調値God(M+1、i、j)を出力する。ここで、1≦i≦Iであり、1≦j≦Jである。
オーバードライブ装置600は、メモリユニット620と、オーバードライブ・ルックアップユニット630を備えている。メモリユニット620は、(M+1)番目のフレームにおける(i、j)番目の画素の画素階調値G(M+1、i、j)を記憶する。M番目のフレームの画素階調値{G(M、i、j)|i=1〜I、j=1〜J}はフレームメモリ622に記憶される。一方、(M−1)番目のフレームは、別のフレームメモリ624に記憶される。以下、発明の内容をより簡潔に記述するために(i、j)の表記を省略する。
オーバードライブ・ルックアップユニット630は、メモリユニット620に接続されており、次に表示するフレーム、例えば(M+1)番目のフレームの画素階調値G(M+1)と、その1つ前のフレームにおける画素階調値G(M)と、2つ前のフレームの画素階調値G(M−1)に基づき、三次元オーバードライブ・ルックアップテーブル632を参照することにより、オーバードライブ階調値God(M+1)を液晶ディスプレイパネル640に出力する。
図6Bに示すように、8ビットを例にとると、三次元オーバードライブ・ルックアップテーブル632は、X軸の256個のG(M−1)の値(0〜255)と、Y軸の256個のG(M)の値(0〜255)と、Z軸の256個のG(M+1)の値(0〜255)から構成されている。各座標点(x、y、z)には、次に表示するフレームにおける画素階調値G(M+1)であり、その1つ前のフレームにおける画素階調値G(M)であり、2つ前のフレームの画素階調値G(M−1)である場合に、必要とされるオーバードライブ階調値が記述されている。
なお、図6Cに示すように、オーバードライブ・ルックアップユニット630は、静的オーバードライブユニット634と動的補正ユニット636を備えてもよい。静的オーバードライブユニット634は、次に表示するフレームの画素階調値G(M+1)とその1つ前のフレームの画素階調値G(M)に基づき、静的オーバードライブ・ルックアップテーブル635を参照することにより、静的オーバードライブ階調値Gs(M+1)を出力する。動的補正ユニット636は、次に表示するフレームの画素階調値G(M+1)と、その1つ前のフレームの画素階調値G(M)と、2つ前のフレームの画素階調値G(M−1)に基づき、三次元動的補正ルックアップテーブル637を参照して動的補正階調値Gc(M+1)を取得し、静的オーバードライブ階調値Gs(M+1)を補正し、必要なオーバードライブ階調値God(M+1)(=Gs(M+1)+Gc(M+1))を出力する。ここで三次元動的補正ルックアップテーブル637は、上記の三次元オーバードライブ・ルックアップテーブル632と似ているが、異なる点は、三次元動的補正ルックアップテーブル637の各座標点(x、y、z)には、次に表示するフレームにおける画素階調値がG(M+1)であり、その1つ前のフレームにおける画素階調値がG(M)であり、2つ前のフレームの画素階調値がG(M−1)である場合に、必要とされる静的オーバードライブ階調値Gs(M+1)の補正量を記述している点である。
図6Dは、第2実施形態に基づくオーバードライブ方法のフローチャートである。ステップ600において、次に表示するフレームの画素階調値G(M+1)と、その1つ前のフレームの画素階調値G(M)と、2つ前のフレームの画素階調値G(M−1)に基づき、三次元オーバードライブ・ルックアップテーブル632を直接参照することにより、必要なオーバードライブ階調値God(M+1)を取得する。以上により、本フローを終了する。
図6Eは、第2実施形態に基づく他のオーバードライブ方法を示している。図6Eに示すフローは、図6Cに示すオーバードライブ装置の動作フローを示すものである。
ステップ610では、次に表示するフレームにおける画素階調値G(M+1)と、その1つ前のフレームにおける画素階調値G(M)に基づき、静的オーバードライブ・ルックアップテーブル635を参照することにより、静的オーバードライブ階調値Gs(M+1)を得る。
ステップ620では、次に表示するフレームにおける画素階調値G(M+1)と、その1つ前のフレームにおける画素階調値G(M)と、2つ前のフレームにおける画素階調値G(M−1)に基づき、三次元動的補正ルックアップテーブル637を参照することにより、動的補正階調値Gc(M+1)を得る。
ステップ630では、静的オーバードライブ階調値Gs(M+1)と動的補正階調値Gc(M+1)との和を算出することにより、対応するオーバードライブ階調値God(M+1)を得る。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組み合わせによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時の請求項に記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数の目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
画素輝度の応答が遅い従来の液晶ディスプレイにおける画素階調変化と画素輝度変化との対照図である。 従来のオーバードライブ方式により画素輝度応答時間を短縮したときの画素階調変化と画素輝度変化との対照図である。 従来の液晶ディスプレイのオーバードライブ装置の構造ブロック図である。 従来のオーバードライブ・ルックアップテーブルの概略図である。 直前の2つのフレームの画素階調値が異なる場合に、静的オーバードライブ方式を使用したときの画素階調変化と画素輝度変化との対照図である。 直前の2つのフレームの画素階調値が異なる場合に、新たなオーバードライブ階調値を用いてよりよい画素輝度変化を得たときの画素階調変化と画素輝度変化との対照図である。 本発明の第1実施形態に基づく1つのオーバードライブ装置の構造ブロック図である。 本発明の第1実施形態に基づく一変形例のオーバードライブ選択ユニットを備えたオーバードライブ装置の構造ブロック図である。 本発明の第1実施形態に基づく一変形例のオーバードライブ選択ユニットを備えたオーバードライブ装置の構造ブロック図である。 本発明の第1実施形態に基づく次に表示するフレームの1つ前のフレームと2つ前のフレームとの画素階調値の異同を、5つの階調値範囲に区分することを示す概略図である。 本発明の第1実施形態に基づく一変形例のオーバードライブ選択ユニットを備えたオーバードライブ装置の構造ブロック図である。 本発明の第1実施形態に基づくオーバードライブ方法のフローチャートである。 図5のオーバードライブ方法の第1の詳細フローチャートである。 図5のオーバードライブ方法の第2の詳細フローチャートである。 図5のオーバードライブ方法の第3の詳細フローチャートである。 図5のオーバードライブ方法の第4の詳細フローチャートである。 本発明の第2実施形態に基づくオーバードライブ装置の構造ブロック図である。 三次元オーバードライブ・ルックアップテーブルの概略図である。 本発明の第2実施形態に基づく一変形例のオーバードライブ装置の構造ブロック図である。 本発明の第2実施形態に基づくオーバードライブ方法のフローチャートである。 本発明の第2実施形態に基づく一変形例のオーバードライブ方法のフローチャートである。
符号の説明
200、400、600:オーバードライブ装置
210:制御ユニット
220、622、624:フレームメモリ
230、431、450、460、630:オーバードライブ・ルックアップユニット
232:オーバードライブ・ルックアップテーブル
240、440、640:液晶ディスプレイパネル
420、620:メモリユニット
430:オーバードライブ選択ユニット
432:比較ユニット
433、470:選択補正ユニット
434:動的記録ユニット
435、438、462、635:静的オーバードライブ・ルックアップテーブル
436:選択ルックアップユニット
437:動的オーバードライブ・ルックアップテーブル
439:動的補正ルックアップテーブル
452、632:三次元オーバードライブ・ルックアップテーブル
634:静的オーバードライブユニット
636:動的補正ユニット
472、637:三次元動的補正ルックアップテーブル

Claims (27)

  1. 液晶ディスプレイパネルに使用され、画素の複数のフレームにおける複数の画素階調値を入力し、オーバードライブ階調値を出力するオーバードライブ装置であって、
    前記複数の画素階調値を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に接続されており、次に表示するフレームの2つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値と、次に表示するフレームの1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値との異同に基づいて、オーバードライブ・ルックアップテーブルを少なくとも1つ選択するとともに、次に表示するフレームにおける前記画素の画素階調値と、前記1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値に基づいて、選択した前記オーバードライブ・ルックアップテーブルを参照してオーバードライブ階調値を出力するオーバードライブ選択手段と、
    を備えるオーバードライブ装置。
  2. 前記オーバードライブ選択手段が、
    次に表示するフレームにおける前記画素の画素階調値を順次入力し、その一つ前の1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値と比較し、両者の異同を記述する比較結果値を順次出力する比較手段と、
    前記比較手段に接続されており、次に表示するフレームと1つ前のフレームとから得られた前記比較結果値を記録するとともに、次に表示するフレームの1つ前のフレームと2つ前のフレームとから得られた前記比較結果値を出力する動的記録手段と、
    前記動的記録手段に接続されており、次に表示するフレームにおける画素階調値と、次に表示するフレームの1つ前のフレームにおける画素階調値に基づいて、静的オーバードライブ・ルックアップテーブルを参照して静的オーバードライブ階調値を取得するとともに動的オーバードライブ・ルックアップテーブルを参照して動的オーバードライブ階調値を取得し、1つ前のフレームと2つ前のフレームとから得られた前記比較結果値に基づいて、取得した静的オーバードライブ階調値と動的オーバードライブ階調値のいずれかを選択して前記オーバードライブ階調値を出力する選択ルックアップ手段と、を備えることを特徴とする請求項1のオーバードライブ装置。
  3. 前記選択ルックアップ手段は、前記比較結果値が前記2つ前のフレームにおける画素階調値と前記1つ前のフレームにおける画素階調値とが等しいことを示しているときに、前記静的オーバードライブ階調値を選択して出力することを特徴とする請求項2のオーバードライブ装置。
  4. 前記選択ルックアップ手段は、前記比較結果値が前記2つ前のフレームにおける画素階調値と前記1つ前のフレームにおける画素階調値とが異なることを示しているときに、前記動的オーバードライブ階調値を選択して出力することを特徴とする請求項2又は3のオーバードライブ装置。
  5. 前記オーバードライブ選択手段が、
    次に表示するフレームにおける前記画素の画素階調値を順次入力し、その一つ前の1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値と比較し、両者の異同を記述する比較結果値を順次出力する比較手段と、
    前記比較手段に接続されており、次に表示するフレームと1つ前のフレームとから得られた前記比較結果値を記録するとともに、次に表示するフレームの1つ前のフレームと2つ前のフレームとから得られた前記比較結果値を出力する動的記録手段と、
    次に表示するフレームにおける前記画素の画素階調値と、その1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値に基づいて、静的オーバードライブ・ルックアップテーブルを参照して静的オーバードライブ階調値を出力するオーバードライブ・ルックアップ手段と、
    前記動的記録手段に接続されており、次に表示するフレームの1つ前のフレームと2つ前のフレームとから得られた前記比較結果値と、動的補正ルックアップテーブルとに基づいて、前記静的オーバードライブ階調値を補正して前記オーバードライブ階調値を出力する選択補正手段と、を備えることを特徴とする請求項1のオーバードライブ装置。
  6. 前記選択補正手段は、前記比較結果値が前記2つ前のフレームにおける画素階調値と前記1つ前のフレームにおける画素階調値とが等しいことを示しているときに、前記静的オーバードライブ階調値を補正することなく出力することを特徴とする請求項5のオーバードライブ装置。
  7. 前記選択補正手段は、前記比較結果値が前記2つ前のフレームにおける画素階調値と前記1つ前のフレームにおける画素階調値とが異なることを示しているときに、次に表示するフレームにおける前記画素の画素階調値とその1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値を用いて前記動的補正ルックアップテーブルから動的補正階調値を取得し、取得した動的補正階調値を用いて前記静的オーバードライブ階調値を補正することを特徴とする請求項5又は6のオーバードライブ装置。
  8. 前記オーバードライブ選択手段が、
    次に表示するフレームにおける前記画素の画素階調値を順次入力し、その一つ前の1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値と比較し、両者の異同を記述する比較結果値を順次出力する比較手段と、
    前記比較手段に接続されており、次に表示するフレームと1つ前のフレームとから得られた前記比較結果値を記録するとともに、次に表示するフレームの1つ前のフレームと2つ前のフレームとから得られた前記比較結果値を出力する動的記録手段と、
    前記動的記録手段に接続されており、1つ前のフレームと2つ前のフレームとから得られた前記比較結果値と、次に表示するフレームにおける前記画素の画素階調値と、その1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値に基づいて、三次元オーバードライブ・ルックアップテーブルを参照して前記オーバードライブ階調値を出力する三次元オーバードライブ・ルックアップ手段と、を備えることを特徴とする請求項1のオーバードライブ装置。
  9. 前記オーバードライブ選択手段が、
    次に表示するフレームにおける前記画素の画素階調値を順次入力し、その一つ前の1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値と比較し、両者の異同を記述する比較結果値を順次出力する比較手段と、
    前記比較手段に接続されており、次に表示するフレームと1つ前のフレームとから得られた前記比較結果値を記録するとともに、次に表示するフレームの1つ前のフレームと2つ前のフレームとから得られた前記比較結果値を出力する動的記録手段と、
    次に表示するフレームにおける前記画素の画素階調値と、その1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値に基づいて、静的オーバードライブ・ルックアップテーブルを参照して静的オーバードライブ階調値を出力するオーバードライブ・ルックアップ手段と、
    前記動的記録手段に接続されており、1つ前のフレームと2つ前のフレームとから得られた前記比較結果値と、次に表示するフレームにおける前記画素の画素階調値と、その1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値に基づいて、三次元動的補正ルックアップテーブルを参照して動的補正階調値を取得し、取得した動的補正階調値を用いて前記静的オーバードライブ階調値を補正して前記オーバードライブ階調値を出力する三次元選択補正手段と、を備えることを特徴とする請求項1のオーバードライブ装置。
  10. 前記比較手段は、次に表示するフレームにおける前記画素の画素階調値と、次に表示するフレームの1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値との差分が、予め設定されている少なくもと2つの範囲のいずれにあるのか判断し、判断した範囲に応じた比較結果値を出力することを特徴とする請求項2から9のいずれかのオーバードライブ装置。
  11. 液晶ディスプレイパネルに使用され、画素の複数のフレームにおける複数の画素階調値を入力し、オーバードライブ階調値を出力するオーバードライブ装置であって、
    前記複数の画素階調値を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に接続されており、次に表示するフレームにおける前記画素の画素階調値と、次に表示するフレームの1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値と、次に表示するフレームの2つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値に基づいて、少なくとも1つのオーバードライブ・ルックアップテーブルを参照してオーバードライブ階調値を出力するオーバードライブ・ルックアップ手段と、
    を備えるオーバードライブ装置。
  12. 前記オーバードライブ・ルックアップ手段が、次に表示するフレームにおける前記画素の画素階調値と、次に表示するフレームの1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値と、次に表示するフレームの2つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値に基づいて、三次元オーバードライブ・ルックアップテーブルを参照して前記オーバードライブ階調値を出力することを特徴とする請求項11のオーバードライブ装置。
  13. 前記オーバードライブ・ルックアップ手段が、
    次に表示するフレームにおける前記画素の画素階調値と、次に表示するフレームの1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値に基づいて、静的オーバードライブ・ルックアップテーブルを参照して静的オーバードライブ階調値を出力する静的オーバードライブ手段と、
    次に表示するフレームにおける前記画素の画素階調値と、次に表示するフレームの1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値と、次に表示するフレームの2つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値に基づき、三次元動的補正ルックアップテーブルを参照して動的補正階調値を取得し、取得した動的補正階調値を用いて前記静的オーバードライブ階調値を補正して前記オーバードライブ階調値を出力する動的補正手段と、を備えることを特徴とする請求項11のオーバードライブ装置。
  14. 液晶ディスプレイパネルに使用され、次に表示するフレームにおける画素の画素階調値に基づいて、オーバードライブ階調値を得るオーバードライブ方法であって、
    (a)次に表示するフレームの1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値と、次に表示するフレームの2つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値を用い、前記画素の比較結果値を取得する第1ステップと、
    (b)1つ前のフレームと2つ前のフレームとから得られた前記比較結果値と、次に表示するフレームにおける前記画素の画素階調値と、次に表示する1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値に基づき、少なくとも1つのオーバードライブ・ルックアップテーブルを参照して前記オーバードライブ階調値を得る第2ステップと、
    を備えるオーバードライブ方法。
  15. 前記第2ステップ(b)が、
    (b−1)次に表示するフレームにおける前記画素の画素階調値と、次に表示するフレームの1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値を用い、静的オーバードライブ・ルックアップテーブルを参照して静的オーバードライブ階調値を得るステップと、
    (b−2)次に表示するフレームにおける前記画素の画素階調値と、次に表示するフレームの1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値を用い、動的オーバードライブ・ルックアップテーブルを参照して動的オーバードライブ階調値を得るステップと、
    (b−3)1つ前のフレームと2つ前のフレームとから得られた前記比較結果値と、前記静的オーバードライブ階調値と、前記動的オーバードライブ階調値を用いて、前記オーバードライブ階調値を得るステップと、を備えることを特徴とする請求項14のオーバードライブ方法。
  16. 次に表示するフレームの1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値と、次に表示するフレームの2つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値との差の絶対値が所定値未満であるときに、前記静的オーバードライブ階調値を前記オーバードライブ階調値とすることを特徴とする請求項15のオーバードライブ方法。
  17. 次に表示するフレームの1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値と、次に表示するフレームの2つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値との差の絶対値が所定値以上であるときに、前記動的オーバードライブ階調値を前記オーバードライブ階調値とすることを特徴とする請求項15又は16のオーバードライブ方法。
  18. 前記第2ステップ(b)が、
    (b−1)次に表示するフレームにおける前記画素の画素階調値と、次に表示するフレームの1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値を用い、静的オーバードライブ・ルックアップテーブルを参照して静的オーバードライブ階調値を得るステップと、
    (b−2)次に表示するフレームにおける前記画素の画素階調値と、次に表示するフレームの1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値を用い、動的補正ルックアップテーブルを参照して動的補正階調値を得るステップと、
    (b−3)1つ前のフレームと2つ前のフレームとから得られた前記比較結果値と、前記静的オーバードライブ階調値と、前記動的補正階調値を用いて、前記オーバードライブ階調値を得るステップと、をさらに備えることを特徴とする請求項14のオーバードライブ方法。
  19. 次に表示するフレームの1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値と、次に表示するフレームの2つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値との差の絶対値が所定値未満であるときに、前記静的オーバードライブ階調値を前記オーバードライブ階調値とすることを特徴とする請求項18のオーバードライブ方法。
  20. 次に表示するフレームの1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値と、次に表示するフレームの2つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値との差の絶対値が所定値以上であるときに、前記静的オーバードライブ階調値と前記動的補正階調値との和を前記オーバードライブ階調値とすることを特徴とする請求項18又は19のオーバードライブ方法。
  21. 前記第1ステップ(a)が、
    (a−1)次に表示するフレームの1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値と、次に表示するフレームの2つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値との階調値差を得るステップと、
    (a−2)前記階調値差に対応する階調値範囲を判定することにより、前記比較結果値を得るステップと、を備えることを特徴とする請求項14のオーバードライブ方法。
  22. 前記第2ステップ(b)が、
    (b−1)1つ前のフレームと2つ前のフレームとから得られた前記比較結果値と、次に表示するフレームにおける前記画素の画素階調値と、次に表示するフレームの1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値を用い、三次元オーバードライブ・ルックアップテーブルを参照して前記オーバードライブ階調値を得るステップと、を備えることを特徴とする請求項21のオーバードライブ方法。
  23. 前記第2ステップ(b)が、
    (b−1)次に表示するフレームにおける前記画素の画素階調値と、次に表示するフレームの1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値を用い、静的オーバードライブ・ルックアップテーブルを参照して静的オーバードライブ階調値を得るステップと、
    (b−2)1つ前のフレームと2つ前のフレームとから得られた前記比較結果値と、次に表示するフレームにおける前記画素の画素階調値と、次に表示するフレームの1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値に基づき、三次元動的補正ルックアップテーブルを参照して動的補正階調値を得るステップと、
    (b−3)前記静的オーバードライブ階調値と前記動的補正階調値との和を算出することによって、前記オーバードライブ階調値を得るステップと、を備えることを特徴とする請求項21のオーバードライブ方法。
  24. 次に表示するフレームの1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値と、次に表示するフレームの2つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値との差の絶対値が所定値未満であるときに、前記動的補正階調値をゼロとすることを特徴とする請求項23のオーバードライブ方法。
  25. 液晶ディスプレイパネルに使用され、次に表示するフレームにおける画素の画素階調値に基づいて、オーバードライブ階調値を得るオーバードライブ方法であって、
    (a)次に表示するフレームにおける前記画素の画素階調値と、次に表示するフレームの1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値と、次に表示するフレームの2つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値に基づき、少なくとも1つのオーバードライブ・ルックアップテーブルを参照してオーバードライブ階調値を得るステップと、
    を備えるオーバードライブ方法。
  26. 前記ステップ(a)が、次に表示するフレームにおける前記画素の画素階調値と、次に表示するフレームの1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値と、次に表示するフレームの2つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値に基づいて、三次元オーバードライブ・ルックアップテーブルを参照して前記オーバードライブ階調値を出力することを特徴とする請求項25のオーバードライブ方法。
  27. 前記ステップ(a)が、
    (a−1)次に表示するフレームにおける前記画素の画素階調値と、次に表示するフレームの1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値に基づき、静的オーバードライブ・ルックアップテーブルを参照して静的オーバードライブ階調値を得るステップと、
    (a−2)次に表示するフレームにおける前記画素の画素階調値と、次に表示するフレームの1つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値と、次に表示するフレームの2つ前のフレームにおける前記画素の画素階調値に基づき、三次元動的補正ルックアップテーブルを参照して動的補正階調値を得るステップと、
    (a−3)前記静的オーバードライブ階調値と前記動的補正階調値との和を算出することによって、前記オーバードライブ階調値を得るステップと、
    を備える請求項25のオーバードライブ方法。
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