JP2006243360A - 電子ブックおよび電子ブックに用いられる表示方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 折り曲げ角度が深いときでも視認性・可読性が低下しない電子ブックおよびその表示方法を提供すること。
【解決手段】 2画面を有し開閉可能に構成されている電子ブック1において、角度検出部4は電子ブック1の見開き角度を検出する。表示制御部5は、角度検出部4が検出した見開き角度に応じて、表示画面6の表示制御を行う。表示制御部5が行う制御としては、表示画面6の領域を所定の大きさに分割し、所定の領域にのみコンテンツを表示する表示領域の大きさの制御や、見開き状態の表示画面6の手前から奥に向かって輝度・コントラストを段階的に上げていく制御がある。
【選択図】 図2
【解決手段】 2画面を有し開閉可能に構成されている電子ブック1において、角度検出部4は電子ブック1の見開き角度を検出する。表示制御部5は、角度検出部4が検出した見開き角度に応じて、表示画面6の表示制御を行う。表示制御部5が行う制御としては、表示画面6の領域を所定の大きさに分割し、所定の領域にのみコンテンツを表示する表示領域の大きさの制御や、見開き状態の表示画面6の手前から奥に向かって輝度・コントラストを段階的に上げていく制御がある。
【選択図】 図2
Description
本発明は、電子ブックおよび電子ブックに用いられる表示方法に関し、より特定的には、少なくとも2つの表示画面を有する電子ブックおよびその表示方法に関する。
近年、電子表示媒体の解像度やコントラストなどハード面の性能の向上と価格の低下、及び紙を使わないというエコロジーの観点から、マンガ本や単行本などを携帯用の表示装置に表示して読むための電子表示装置、いわゆる電子ブックが市販されるようになってきた。また、書籍の形状を模倣した2画面表示の電子ブックも知られている(例えば、特許文献1)。このような2画面表示の電子ブックでは、利用者は、紙の本を読むように読書を楽しむことができる。
特開2003−196012号公報
しかしながら、実際の電子本のような電子表示媒体の使用環境を考慮すると、例えば読んでいる内容を人に見せたくない場合や、混雑した電車の中の狭い空間しか確保できない場合など、見開き形状の電子本を深い角度で折り曲げて読む必要がある。一般的に、電子ブックの画面は紙よりもコントラストが低く、視認性、可読性に劣っている。そのため、折り曲げ角度が深くなると、十分な反射光が得られないため奥に表示されている文字が非常に読みにくくなるという問題がある。
それ故に、本発明の目的は、折り曲げ角度が深いときでも視認性・可読性が低下しない電子ブックおよびその表示方法を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明は以下のような構成を採用した。
第1の発明は、連結部で連結された少なくとも2つの表示画面を有し、当該連結部を中心とした2つの表示画面間の見開き角度を任意に調節できるようにした電子ブックであって、見開き角度を検出する角度検出部と、電子ブックコンテンツを2つの表示画面に表示するとともに、角度検出部によって検出された見開き角度に応じて当該2つの表示画面の表示状態を変化させる表示制御部とを備える電子ブックである。なお、ここでいう表示画面の表示状態の変化とは、表示画面の表示領域の大きさや、画面の明るさ(輝度・コントラスト等)を変化させることをいう。
第2の発明は、第1の発明において、表示制御部は、角度検出部によって検出された見開き角度に応じて、各2つの表示画面における連結部の近傍の画面領域の表示状態だけを変化させる。
第3の発明は、第1の発明において、表示制御部は、(a)角度検出部によって検出された見開き角度が所定の閾値を超えているときには、各2つの表示画面の画面全体に電子ブックコンテンツを表示し、(b)角度検出部によって検出された見開き角度が所定の閾値を下回っているときには、各2つの表示画面における連結部の近傍の画面領域を非表示とし、残りの画面領域にのみ電子ブックコンテンツを表示する。
第4の発明は、第1の発明において、表示制御部は、(a)角度検出部によって検出された見開き角度が所定の閾値を超えているときには、各2つの表示画面の輝度レベルを画面全体で均一とし、(b)角度検出部によって検出された見開き角度が所定の閾値を下回っているときには、各2つの表示画面における連結部の近傍の画面領域の輝度を、残りの画面領域と比して相対的に高くする。
第5の発明は、第1の発明において、表示制御部は、(a)角度検出部によって検出された見開き角度が所定の閾値を超えているときには、各2つの表示画面のコントラストを画面全体で均一とし、(b)角度検出部によって検出された見開き角度が所定の閾値を下回っているときには、各2つの表示画面における連結部の近傍の画面領域のコントラストを、残りの画面領域と比して相対的に高くする。
第6の発明は、連結部で連結された少なくとも2つの表示画面を有し、当該連結部を中心とした2つの表示画面間の見開き角度を任意に調節できるようにした電子ブックに用いられる表示方法であって、見開き角度を検出する角度検出ステップと、電子ブックコンテンツを2つの表示画面に表示するとともに、角度検出部によって検出された見開き角度に応じて当該2つの表示画面の表示状態を変化させる表示制御ステップとを有する、電子ブックに用いられる表示方法である。
上記第1の発明によれば、角度検出部から得られた電子ブックの見開き角度に応じて2つの表示画面の表示状態を変化させることができる。その結果、例えば電子ブックを深い角度で折り曲げて利用するときでも、利用者に見やすい表示状態でコンテンツを表示することできる。
上記第2の発明によれば、角度検出部によって検出された見開き角度に応じて、各2つの表示画面における連結部の近傍の画面領域(折り曲げたときの電子ブックの谷間部分)の表示状態だけを変化させることができる。そのため、利用者にとって見にくい、連結部の近傍の画面領域について、利用者が見やすいような表示状態に調整することができ、利便性の向上を図ることができる。
上記第3の発明によれば、電子ブックを折り曲げて利用する場合において、利用者にとって見にくい、連結部近傍の画面領域を非表示とし、残りの画面領域にのみ電子ブックコンテンツを表示する。そのため、電子ブックを折り曲げて利用するとき、利用者にとって見易い、手前側の表示領域にのみコンテンツを表示できる。その結果、電子ブック折り曲げ時における視認性を向上させることができ、利便性の向上を図ることができる。
上記第4の発明によれば、電子ブックを折り曲げて利用する場合において、利用者にとって見にくい、連結部の近傍の画面領域について輝度を上げることで視認性を向上させることができ、利便性の向上を図ることができる。
上記第5の発明によれば、電子ブックを折り曲げて利用する場合において、利用者にとって見にくい、連結部の近傍の画面領域についてコントラストを上げることで視認性を向上させることができ、利便性の向上を図ることができる。
また、本発明の電子ブックに用いられる表示方法によれば、上述した第1の発明と同様の効果を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。尚、この実施例により本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施形態に係る電子ブック1の外観図である。図1(a)において、電子ブック1は、書籍の形状を模倣した2画面表示の電子ブックである。一方の表示画面6aを有する部材13aと、もう一方の表示画面6bを有する部材13bは中央のヒンジ部11で接続されている。このヒンジ部11を基軸として、左右に見開くことができるよう開閉可能な構成になっている。図1(a)では、電子ブックの見開き角度は180度である。一方、図1(b)は、電子ブック1を閉じた状態(見開き角度=0度)の概観図である。また、図1(c)は、電子ブック1を半分開いた状態(見開き角度=90度)の概観図である。
入力部3は、利用者が電子ブックを操作するための各種操作ボタンである。例えば、電源のON/OFFや、ページめくりコマンドが入力される。また、後述する表示制御モードの選択についても、入力部3から行われる。
ヒンジ部11には、角度検出部4が設けられている。角度検出部4は、例えばロータリタイプの検出スイッチが考えられる。当該検出スイッチにおいては、ヒンジ部11の回転に伴って、角度検出部4の操作部(図示せず)が回転する。これに同期して角度検出部4内部の可動接点が回転し、設定した角度で固定端子と接触、ON/OFFすることで回転角度を検出することができる。
コンテンツ格納媒体挿入部14には、コンテンツが格納されている媒体、例えば、CD−ROMやメモリーカード等の可搬性記憶媒体が挿入される。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る電子ブックの機能構成を示すブロック図である。図2において、電子ブック1は、コンテンツ取得部2、入力部3、角度検出部4、表示制御部5、表示画面6とを備えている。
コンテンツ取得部2は、コンテンツ格納媒体挿入部14に挿入されたCD−ROMやメモリーカード等の可搬性記憶媒体からコンテンツを読み出し、表示制御部5に出力する。また、外部との通信が可能な通信部(図示せず)を設け、アンテナなどを介して、外部からコンテンツを入手してもよい。なお、ここでは、コンテンツのデータは画像形式で格納されているとする。
入力部3は、上述したように利用者が電子ブックを操作するための情報を入力するための装置である。入力部3から入力された指示のうち、画面表示制御に関する指示は、表示制御部5に出力される。
角度検出部4は、上述したように電子ブック1の見開き角度を検出し、表示制御部5に通知する。
表示制御部5は、上記取得したコンテンツを表示画面6に表示する。また、角度検出部4が検出した角度に応じて表示画面6の表示領域や輝度・コントラストの調整等の画面表示制御を行う。
表示画面6は、反射型液晶ディスプレイや有機EL(electroluminescence)ディスプレイ等が該当する。
次に、本実施形態における電子ブック1の動作の概要を説明する。まず、本実施形態における電子ブック1には、「通常表示モード」と「特殊表示モード」の2つの表示モードがある。「通常表示モード」は、見開き角度が90度以上のときにおいて、初期値として設定されている輝度・コントラストで、表示画面6の全面を使用してコンテンツを表示する。一方、「特殊表示モード」は、電子ブック1の見開き角度が90度未満の時に作動し、見開き角度に応じて表示画面の表示制御を行う。「特殊表示モード」においては、更に以下の3つの「表示制御モード」がある。
(1)見開き角度に応じて表示画面の表示領域の大きさが変わる「領域制御モード」。
(2)見開き角度に応じて表示画面の輝度が変わる「輝度制御モード」。
(3)見開き角度に応じて表示画面のコントラストが変わる「コントラスト制御モード」。
利用者は、これら3つのモードのうち1つをあらかじめ、あるいは電子ブック動作中の任意のタイミングで選択する。そして、特殊表示モードにおいては、選択された制御モードに基づいて画面の表示制御が行われる。なお、利用者が表示制御モードを明示的に選択しない場合を想定し、初期値として「領域制御モード」が設定されている。以上のような表示モードを有する電子ブック1において、電子ブック1が動作中、角度検出部4は見開き角度の変化を随時監視する。そして、見開き角度の変化が検出されたときに、その角度に応じて、通常表示モードと特殊表示モードを切替えて表示する。
(1)見開き角度に応じて表示画面の表示領域の大きさが変わる「領域制御モード」。
(2)見開き角度に応じて表示画面の輝度が変わる「輝度制御モード」。
(3)見開き角度に応じて表示画面のコントラストが変わる「コントラスト制御モード」。
利用者は、これら3つのモードのうち1つをあらかじめ、あるいは電子ブック動作中の任意のタイミングで選択する。そして、特殊表示モードにおいては、選択された制御モードに基づいて画面の表示制御が行われる。なお、利用者が表示制御モードを明示的に選択しない場合を想定し、初期値として「領域制御モード」が設定されている。以上のような表示モードを有する電子ブック1において、電子ブック1が動作中、角度検出部4は見開き角度の変化を随時監視する。そして、見開き角度の変化が検出されたときに、その角度に応じて、通常表示モードと特殊表示モードを切替えて表示する。
以下、図3〜図8を用いて、電子ブックが行うコンテンツ表示処理の詳細動作を説明する。まず、利用者が図示しない電源スイッチを入れることにより、電子ブック1が起動される。電子ブック1の起動後、利用者は、コンテンツの入ったCD−ROMをコンテンツ取得部2に挿入する。コンテンツ取得部2は、当該CD−ROMからコンテンツを読み込み、表示制御部5にデータを渡す(ステップS1)。次に、利用者は、必要に応じて表示制御モードを設定する。すなわち、上記の3つの表示制御モードのうち、任意のモード(初期値は「領域制御モード」)を1つ選択する。なお、利用者は、電子ブック動作中であれば、いつでも任意のタイミングで表示制御モードの選択ができる。
次に、角度検出部4は、電子ブック1の見開き角度を検出する。そして、検出した角度(以下、検出角度と称す)を表示制御部5に通知する(ステップS2)。表示制御部5は、当該検出角度に基づいて見開き角度に変化があったか否かを判定する(ステップS3)。当該判定の方法としては、例えば検出角度を図示しない記憶部に一時的に保持しておき、新たに通知された検出角度と記憶部内の検出角度とを比較する等の方法が考えられる。ステップS3の判定の結果、見開き角度に変化が生じていれば(ステップS3でYES)、表示制御部5は、処理をステップS5に進める。一方、見開き角度に変化が生じていないときは(ステップS3でNO)、表示制御部5は、処理を次のステップS4に進める。
ステップS4においては、表示制御部5は、表示制御モードの変更が生じたか否かを判定する。すなわち、利用者が入力部3を介して制御モードの変更を行ったか否かを判定する。当該判定の結果、表示制御モードの変更が生じていなければ(ステップS4でNO)、上記ステップS2に戻って処理を繰り返す。一方、表示制御モードの変更が生じていれば(ステップS4でYES)、表示制御部5は、処理を次のステップS5に進める。
ステップS5においては、表示制御部5は、上記検出角度が90度以上か否かを判定する。当該判定の結果、検出角度が90度以上のときは(ステップS5でYES)、上記通常表示モードでの表示を行う(ステップS8)。すなわち、ステップS8において、表示制御部5は、初期設定されている表示設定(輝度・コントラスト等)で、コンテンツの内容を表示画面6に表示する。一方、検出角度が90度未満のときは(ステップS5でNO)、表示制御部5は、上記特殊表示モードで表示するために、以下に述べる表示制御処理(ステップS6)を行う。
図4は、上記ステップS6で示した表示制御処理の詳細を示すフローチャートである。図4において、まず、表示制御部5は、現在選択されている表示制御モードが領域変更モードか否かを判定する(ステップS11)。当該判定の結果、領域変更モードが選択されている場合は(ステップS11でYES)、表示制御部5は、検出角度に応じて表示画面6の表示領域を調整する(ステップS12)。このステップS12の処理を、図5を用いてより具体的に説明する。図5は、ステップS12で行われる表示領域の調整の一例である。図5において、表示画面6のヒンジ部11側の一定領域を非表示領域52とし、その他の領域を表示領域51とするように表示画面6の領域の調整を行う。すなわち、人間の眼から見て手前のほうにコンテンツを表示し、奥のほうは何も表示しない状態にする。
表示制御部5は、まず、次式を用いて表示領域51の横幅Yを算出する。
Y=(X/90)×W
上記の式において、Xは、検出角度を示し、Wは表示画面6aおよび6bそれぞれの横幅を示す。なお、計算の簡略化のため、ここでは、検出角度を四捨五入し、10度単位に正規化された値を用いてYを算出している。例えば、Xが65度のときは70度として、64度のときは60度としてYを算出する。また、算出されるYについても小数点以下を四捨五入して扱うものとする。Yが算出できれば、表示制御部5は、各表示画面の外側から内側に向かってYまでの領域(縦幅は変化せず)を表示領域51とし、それ以外の領域を非表示領域52と決定する。
Y=(X/90)×W
上記の式において、Xは、検出角度を示し、Wは表示画面6aおよび6bそれぞれの横幅を示す。なお、計算の簡略化のため、ここでは、検出角度を四捨五入し、10度単位に正規化された値を用いてYを算出している。例えば、Xが65度のときは70度として、64度のときは60度としてYを算出する。また、算出されるYについても小数点以下を四捨五入して扱うものとする。Yが算出できれば、表示制御部5は、各表示画面の外側から内側に向かってYまでの領域(縦幅は変化せず)を表示領域51とし、それ以外の領域を非表示領域52と決定する。
表示領域51および非表示領域52の大きさを決定すれば、次に、表示制御部5は、表示する画像データ(コンテンツ)をYの値に応じて加工する。具体的には、上記算出された表示領域51内に収まるように、各ページ毎の画像を分割する。図6は、画像分割の一例である。ここで、1ページ分の画像の横幅はWと等しいものとする(図6(a))。そして、例えばWが80であり、Yが60と算出された場合、図6(e)に示すように、表示画面の表示領域51の横幅Yは60に、非表示領域52の横幅は20になる。この場合は、図6(b)〜(d)に示すように1ページ目を幅60(A)と幅20(B)に、2ページ目を幅40(C)と幅40(D)に、3ページ目を幅20(E)と幅60(F)に分割する。そして、図6(f)〜(g)に示すように、表示画面6bに(A)を表示し、表示画面6aに(B)と(C)を表示する。この状態でページめくりが行われると、表示画面6bに(D)と(E)とを表示し、表示画面6aに(F)を表示する。以上のように、表示領域51の大きさに合わせて表示できるように画像データを適宜分割する。そして、画像データの分割が終われば、表示制御部5は、分割後の画像を表示画面6に表示し、表示制御処理を終了する。このように、電子ブック1の見開き角度に応じて表示領域の大きさを制御すれば、例えば電子ブック1を深い角度で折り曲げている場合、視認性の悪い奥のほうは何も表示せずに視認性の良い部分だけを利用してコンテンツを表示することができる。その結果、視認性、可読性の向上を図ることができる。
なお、上記のように画像を分割する替わりに、1ページ分の画像の横幅が表示領域51の横幅Yと一致するように、画像を横方向に縮小して表示するようにしてもよい。
図4に戻り、次に、ステップS11で表示制御モードが領域変更モードでない場合の処理について説明する。この場合は、表示制御部5は、表示制御モードが輝度変更モードは否かを判定する(ステップS13)。当該判定の結果、輝度変更モードが選択されていれば(ステップS13でYES)、表示制御部5は、検出角度に応じた輝度の調整処理(ステップS14)を行い、表示制御処理を終了する。一方、表示制御モードが輝度変更モードでもないときは(ステップS13でNO)、表示制御部5は、検出角度に応じたコントラスト調整処理(ステップS15)を行い、表示制御処理を終了する。
上記ステップS14およびS15の処理を、図7および図8を用いて具体的に説明する。まず、図7は、上記ステップS14で行われる輝度調整の一例を示す図である。ここで行われる輝度の調整方法は、まず、表示画面6aおよび6bを、その外側からYの幅を有する領域であって通常表示モードと同じ輝度で表示する領域(以下、通常輝度領域)71と、それ以外の領域(以下、高輝度領域)72とに分ける。そして、高輝度領域72を、更に所定の間隔で縦に区切り(当該区切られた各領域を、段階領域73と称す)、ヒンジ部11に向かって段階的に各段階領域の輝度を高くしていくような輝度の調整を行うものである。すなわち、人間の眼から見て表示画面の手前の領域は通常の輝度で表示され、奥に行くほど段階的に高い輝度で表示される(図7(b)参照)。
なお、表示画面の輝度の調整方法は任意である。例えば、バックライトを備えていない反射型液晶を表示画面に採用している場合には、液晶の透過率を変化させることによって表示画面の輝度を調整することができる。また、バックライトを備えた透過型または半透過型液晶を表示画面に採用している場合には、バックライトの輝度を変化させたり、液晶の透過率を変化させたり、これらを組み合わせたりすることによって表示画面の輝度を調整することができる。
表示制御部5は、まず、上記ステップS12における表示領域51の算出と同様の式を用いて通常輝度領域71の幅Yを算出し、通常輝度領域71及び高輝度領域72を決定する。高輝度領域72はさらに、それぞれW/10の幅を有する1以上の段階領域73に分割される。表示制御部5は、次に、段階領域73において輝度を段階的に変化させるための輝度の変化値ΔLを以下の式で算出する。なお、算出される値は小数点以下を四捨五入して扱うものとする。
ΔL=(β−α)/10
上記の式において、αは通常輝度領域71における輝度(通常輝度)を示し、βは表示画面6が実現できる最高輝度を示す。
ΔL=(β−α)/10
上記の式において、αは通常輝度領域71における輝度(通常輝度)を示し、βは表示画面6が実現できる最高輝度を示す。
次に、各段階領域における輝度を算出する。これは、通常輝度領域71の輝度を基準として、ヒンジ部11に向かうにつれてΔLを加算していくことで算出する。例えば、通常輝度領域71に隣接する段階領域73aにおける輝度α1は、以下の式で算出する。
α1=α+ΔL
また、段階領域73aのヒンジ部11側に隣接する段階領域73bの輝度α2は、以下の式で算出する。
α2=α1+L
以下、段階領域73がヒンジ部11に近づくにつれ、ΔLの値だけ輝度を高めていくことで、各段階領域の輝度を算出する。そして、表示制御部5は、高輝度領域72の輝度を上記算出した輝度に調整し、表示制御処理を終了する。
α1=α+ΔL
また、段階領域73aのヒンジ部11側に隣接する段階領域73bの輝度α2は、以下の式で算出する。
α2=α1+L
以下、段階領域73がヒンジ部11に近づくにつれ、ΔLの値だけ輝度を高めていくことで、各段階領域の輝度を算出する。そして、表示制御部5は、高輝度領域72の輝度を上記算出した輝度に調整し、表示制御処理を終了する。
このように、電子ブック1の見開き角度に応じて表示画面6の領域を複数の領域に区切り、それぞれの領域の輝度をヒンジ部11に向かうにつれて段階的に上げていくことで、電子ブック1の視認性・可読性を向上させることができる。すなわち、電子ブック1を深い角度で折り曲げて利用する場合に、通常では視認性が低い、ヒンジ部11に近い領域の輝度を段階的に上げて表示することで、ヒンジ部に近い領域に表示されているコンテンツ内容の視認性を上げることができる。また、高輝度領域72を複数の段階領域に分割して輝度を段階的に変化させることにより、画面の輝度を部分的に変化させていることによる違和感をユーザに与えてしまうことを防止している。
次に、上記ステップS15の処理を説明する。図8は、上記ステップS15で行われるコントラスト調整の一例を示す図である。ステップS15で行われる処理は、図8に示すように、通常表示モードと同じコントラストで表示する領域である通常コントラスト領域81とそれ以外の領域である高コントラスト領域82とに表示画面6を分ける。そして、高コントラスト領域を更に段階領域83a、83bおよび83cで区切り、ヒンジ部11に近づくにつれて段階的にコントラストを高めていくような表示制御を行うものである。ステップS15におけるコントラスト調整処理は、輝度の代りにコントラストを調整する点が異なるだけで、その他の動作は上述のステップS14の処理と同様であるので、ここでは詳細な説明を省略する。なお、コントラストの調整方法は任意である。例えば、文字部分の明るさと地の部分の明るさの差を変化させることによってコントラストを調整することができる。
このように、見開き角度に応じてヒンジ部11に向かってコントラストを段階的に高めていくことで、上記輝度の調整の場合と同様に、電子ブック1を折り曲げて利用している場合における奥のほうの領域について、視認性・可読性を向上させることができる。
図3に戻り、ステップS6の表示制御処理が終了すると、表示制御部5は、終了指示の有無を判定する(ステップS7)。その結果、終了指示が出ていない場合は(ステップS7でNO)、表示制御部5は、上記ステップS2に戻って処理を繰り返す。一方、終了指示が出された場合は(ステップS7でYES)、表示制御部5は、当該コンテンツ表示処理を終了する。
このように、本実施形態では、見開き角度に応じて表示画面6の表示領域の大きさを変化することにより、視認性の良い部分のみを利用したコンテンツの表示ができる。また、見開き角度に応じて、表示画面6の輝度やコントラストをヒンジ部に向かって段階的に高めて表示することで、視認性・可読性を向上させる。その結果、電子ブックを深い角度で折り曲げていても、読みやすい表示を行うことができ、利用者の眼精疲労を防ぐことができる。
なお、上記ステップS12において図5および図6を用いて説明した画像分割の処理に関して、画像を分割する箇所が文字と重なる場合は、適宜分割箇所をずらす、あるいは表示領域を拡大等するように調整を行っても良い。例えば、縦書きのコンテンツを表示する場合において、画像分割箇所と重なる行については、次の画面表示分に含める、あるいは分割箇所と重なる行が全て表示されるように一時的に表示領域を拡大する、等の調整処理が考えられる。
また、本実施形態では画像形式のデータのコンテンツを例として説明したため、上述のような画像の分割処理を行っているが、コンテンツがテキストデータの場合は、上記表示領域に収まるような行数または文字数を計算し、当該行数または文字数でコンテンツを表示すればよい。
また、本実施形態では、特殊表示モードに移行するか否かの閾値を90度としているが、これに限らず、任意の見開き角度を閾値として利用者が設定できるようにしてもよい。また、輝度やコントラスト変化の段階数(上記段階領域の数)についても、本実施形態では最高10段階としているが、これに限らず、利用者が段階数を設定できるようにしてもよい。
また、上述の実施形態では、見開き角度の変化が発生したタイミングで特殊表示モードへの移行の判定を行っているが、特殊表示モードに移行するタイミングを利用者に指示させるようにしてもよい。例えば、ページめくりコマンドを入力したタイミングで、その時の見開き角度を検出し、上述したような表示制御を行っても良い。また、「特殊表示ボタン」を設け、当該ボタンが押されたタイミングで上述したような表示制御を行うようにしてもよい。これにより、利用者の意思に沿わない表示制御処理(利用者が望む望まないに関わらず、見開き角度が変化する度に表示が変わってしまうこと等)を抑止することができる。更に、特殊表示モード自体を使用するか否かを利用者が選択できるようにしてもよい。
また、本実施形態では、表示領域のサイズを変化させるモード、画面の輝度を変化させるモード、画面のコントラストを変化させるモードの3つのモードを選択可能な電子ブックについて説明したが、本発明はこれに限らず、いずれか1つのモードのみに対応するものであってもよい。
また、本実施形態では、見開き角度が0〜90度の範囲において、見開き角度が10度変わる毎に画面の表示状態が段階的に変化する例を説明したが、本発明はこれに限らない。例えば、見開き角度がある閾値(例えば90度)を超えたかどうかによって画面の表示状態を2通りに変化させるものであってもよい。
また、本実施形態では、2つの表示画面の連結にヒンジ部を用いた形態で説明したが、ヒンジ部に限らず、2つの表示画面を連結することができる部材であれば、何を用いてもよい。
本発明にかかる電子ブックおよび電子ブックに用いられる表示方法は、見開き角度に応じて表示画面の表示制御を行うことができ、電子ブックの他、2画面以上の表示画面を有し、見開くことができるよう開閉可能な構造を有するPDA(Personal Digital Assistants)等にも有用である。
1 電子ブック
2 コンテンツ取得部
3 入力部
4 角度検出部
5 表示制御部
6 表示画面
11 ヒンジ部
13 部材
14 コンテンツ格納媒体挿入部
51 表示領域
52 非表示領域
71 通常輝度領域
72 高輝度領域
73 段階領域
81 通常コントラスト領域
82 高コントラスト領域
83 段階領域
2 コンテンツ取得部
3 入力部
4 角度検出部
5 表示制御部
6 表示画面
11 ヒンジ部
13 部材
14 コンテンツ格納媒体挿入部
51 表示領域
52 非表示領域
71 通常輝度領域
72 高輝度領域
73 段階領域
81 通常コントラスト領域
82 高コントラスト領域
83 段階領域
Claims (6)
- 連結部で連結された少なくとも2つの表示画面を有し、当該連結部を中心とした前記2つの表示画面間の見開き角度を任意に調節できるようにした電子ブックであって、
前記見開き角度を検出する角度検出部と、
電子ブックコンテンツを前記2つの表示画面に表示するとともに、前記角度検出部によって検出された見開き角度に応じて当該2つの表示画面の表示状態を変化させる表示制御部とを備える電子ブック。 - 前記表示制御部は、前記角度検出部によって検出された見開き角度に応じて、各前記2つの表示画面における前記連結部の近傍の画面領域の表示状態だけを変化させるものであることを特徴とする、請求項1に記載の電子ブック。
- 前記表示制御部は、
(a)前記角度検出部によって検出された見開き角度が所定の閾値を超えているときには、各前記2つの表示画面の画面全体に電子ブックコンテンツを表示し、
(b)前記角度検出部によって検出された見開き角度が所定の閾値を下回っているときには、各前記2つの表示画面における前記連結部の近傍の画面領域を非表示とし、残りの画面領域にのみ電子ブックコンテンツを表示することを特徴とする、請求項1に記載の電子ブック。 - 前記表示制御部は、
(a)前記角度検出部によって検出された見開き角度が所定の閾値を超えているときには、各前記2つの表示画面の輝度レベルを画面全体で均一とし、
(b)前記角度検出部によって検出された見開き角度が所定の閾値を下回っているときには、各前記2つの表示画面における前記連結部の近傍の画面領域の輝度を、残りの画面領域と比して相対的に高くすることを特徴とする、請求項1に記載の電子ブック。 - 前記表示制御部は、
(a)前記角度検出部によって検出された見開き角度が所定の閾値を超えているときには、各前記2つの表示画面のコントラストを画面全体で均一とし、
(b)前記角度検出部によって検出された見開き角度が所定の閾値を下回っているときには、各前記2つの表示画面における前記連結部の近傍の画面領域のコントラストを、残りの画面領域と比して相対的に高くすることを特徴とする、請求項1に記載の電子ブック。 - 連結部で連結された少なくとも2つの表示画面を有し、当該連結部を中心とした前記2つの表示画面間の見開き角度を任意に調節できるようにした電子ブックに用いられる表示方法であって、
前記見開き角度を検出する角度検出ステップと、
電子ブックコンテンツを前記2つの表示画面に表示するとともに、前記角度検出部によって検出された見開き角度に応じて当該2つの表示画面の表示状態を変化させる表示制御ステップとを有する、電子ブックに用いられる表示方法。
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