JP2006242841A - 時刻設定システム、撮像装置および映像機器、並びに、時刻設定方法 - Google Patents

時刻設定システム、撮像装置および映像機器、並びに、時刻設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 撮像装置に内蔵された時計の日付や時刻を自動的に設定できるようにする。
【解決手段】 テレビ2は、ディジタルテレビジョン放送による電波に含まれた時刻情報に基づき、現在の時刻を知ることができるようになっている。テレビ2は、時刻情報に基づき、内蔵された時計の日付や時刻を設定する。ユーザが撮像装置1とテレビ2とを伝送路3を介して接続すると、撮像装置1とテレビ2との間で映像データの伝送が行われるとともに、テレビ2から撮像装置1に対して時刻情報が送信される。撮像装置1は、得られた時刻情報に基づき、内蔵された時計の日付や時刻を設定する。このようにして、ユーザが映像データ伝送のために撮像装置1とテレビ2とを接続するだけで、撮像装置1に内蔵された時計の日付や時刻を設定することができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、機器に内蔵された時計の日付や時刻を容易に設定する時刻設定システム、撮像装置および映像機器、並びに、時刻設定方法に関する。
携帯型ビデオカメラは、内部にカレンダーや時計を持ち、撮影された映像に撮影時の日付や時刻を付加して記録することができる。この時計は、精度が高く、誤差の少ない水晶振動子を用いているため、日付や時刻を設定した後、長期間放置された場合でも時刻のずれが小さい。しかしながら、この時計は、誤差が少ないといえども、実際には時間が経過するにつれて徐々に時刻がずれてしまう。また、ビデオカメラの動作中は、筐体内の温度が上昇して高温になるため、水晶振動子の温度特性により発振周波数が変化してしまい、時刻がずれてしまう。さらに、時計のバックアップ用電池の電圧の変化によっても、発振周波数が変化してしまい、時刻がずれてしまう。
また、ビデオカメラの使用頻度や使用環境は、ユーザによって異なる。例えば、年間に数回程度しか使わない場合もあれば、業務用などで24時間365日常時稼働させる場合もあり、使用時の温度や電圧等が異なる。このような様々な使用環境に対して、内蔵された時計の精度を高い状態で維持し誤差を小さくすることは、非常に困難である。
従来は、内蔵された時計の日付や時刻がずれた場合、ビデオカメラに搭載されるモニタに表示された指示に従って、ユーザが手動で日付や時刻の設定を行っていた。このように、メニューにしたがって、ビデオカメラに設けられたキーを操作して時刻設定を行う技術が特許文献1に記載されている。
特開平6−86107号公報
従来の日付や時刻の設定方法の一例について、図8を用いて概略的に説明する。図8Aは、携帯型ビデオカメラ200の一例の外観を示す。ビデオカメラ200の外部の側面等には、ビデオカメラ200の設定などを行うためのキーが設けられた操作部220が設けられている。また、モニタ210は、撮影時の映像や記録された映像、および設定情報を表示する。
日付や時刻を設定する場合、例えば、操作部220に設けられたメニュー表示のためのキーを操作して、モニタ210に設定メニューを表示させ、設定メニューから例えば、日時設定のメニューを選択する。図8Bは、日時設定のメニューを選択してモニタ210に表示された日時設定の画面を示す。モニタ210には、「年」、「月」、「日」、「時」および「分」等の項目を設定するための画面が表示される。
各項目を変更する場合は、キーを操作して各項目の数字、例えば「月」を表す数字を選択し、さらにキーを操作して選択された項目の数字を変更することにより、日付や時刻の変更を行う。同様にして、キーを操作して「日」、「時」および「分」の数字を選択してそれぞれ変更する。このように、各項目を順次選択して数字を変更し、最終的に画面の右下に表示された「OK」を選択することで、ビデオカメラ200に内蔵された時計に対して日付や時刻を設定することができる。
ところで、ビデオカメラを使用するユーザによっては、常に正確な日付や時刻を必要とする者がいる。また、撮影時の日時や時刻が証拠として用いられる場合など、当然、正確な日付や時刻が必要となる。このような場合、従来は、ビデオカメラを使用する度に、ユーザが上述したような操作を行い、いちいち手動で時刻を設定する必要があるため、操作が煩わしいという問題点があった。
また、手動で日付や時刻を設定する場合、ユーザが所有する時計やテレビ放送時に表示される時計、電話の時刻案内等を用いて時刻を設定する方法が考えられる。しかしながら、これらの方法では、現在の日付や時刻を確認する手段がない場合には、日付や時刻の設定ができないという問題点があった。さらに、上述したような時刻の設定方法は、時刻を確認しながらキーを操作して時刻を設定するので、現在の時間と設定時間とに誤差が生じてしまい、正確な日付や時刻を設定することが困難であるという問題点があった。
したがって、この発明の目的は、ユーザが手動で時刻の設定をすることなく、自動的に正確な時刻を設定することができる時刻設定システム、撮像装置および映像機器、並びに、時刻設定方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、被写体を撮像して取得された撮像信号に基づき映像データを出力する撮像手段と、映像データを記録媒体に記録し、記録媒体に記録された映像データを再生する記録再生手段と、第1の時刻情報を出力する時計手段と、所定のプロトコルに従い、他の機器と通信を行う第1の通信インターフェースとを有し、第1の通信インターフェースを介して他の機器と映像データのやりとりができるようにされた撮像装置と、基準となる第2の時刻情報を外部から自動的に取得する基準時刻情報取得手段と、映像信号に対して所定の信号処理を行う映像信号処理手段と、所定のプロトコルに従い、他の機器と通信を行う第2の通信インターフェースとを有し、第2の通信インターフェースを介して他の機器と映像データのやりとりができるようにされた映像機器とからなり、第1および第2の通信インターフェースにより撮像装置および映像機器が接続されると、映像機器は、基準時刻情報取得手段で取得された第2の時刻情報を撮像装置に対して送信し、撮像装置は、受信された第2の時刻情報に基づき時計手段の時刻を設定するようにしたことを特徴とする時刻設定システムである。
また、請求項14に記載の発明は、被写体を撮像して取得された撮像信号に基づき映像データを出力し、映像データを記録媒体に記録し、記録媒体に記録された映像データを再生し、第1の時刻情報を時計手段から出力し、所定のプロトコルに従い第1の通信インターフェースを介して他の機器と通信して映像データのやりとりを行うようにされた撮像装置と、基準となる第2の時刻情報を外部から自動的に取得し、映像信号に対して所定の信号処理を行い、所定のプロトコルに従い第2の通信インターフェースを介して他の機器と通信して映像データのやりとりを行うようにされた映像機器とを第1および第2の通信インターフェースで接続した際に、映像機器は、第2の時刻情報を撮像装置に対して送信し、撮像装置は、第2の時刻情報を受信して時計手段の時刻を設定するようにしたことを特徴とする時刻設定方法である。
また、請求項15に記載の発明は、被写体を撮像して取得された撮像信号に基づき映像データを出力する撮像手段と、映像データを記録媒体に記録し、記録媒体に記録された映像データを再生する記録再生手段と、第1の時刻情報を出力する時計手段と、所定のプロトコルに従い、他の機器と通信を行う第1の通信インターフェースとを有し、第1の通信インターフェースを介してなされる通信により、他の機器と映像データのやりとりを行うと共に他の機器から第2の時刻情報を受信し、受信した第2の時刻情報に基づき時計手段の時刻を設定するようにしたことを特徴とする撮像装置である。
また、請求項23に記載の発明は、被写体を撮像して取得された撮像信号に基づき映像データを出力し、映像データを記録媒体に記録し、記録媒体に記録された映像データを再生し、第1の時刻情報を時計手段から出力し、所定のプロトコルに従い第1の通信インターフェースを介して他の機器と通信して映像データのやりとりを行うようにされた撮像装置を第1の通信インターフェースを介して他の機器と接続した際に、撮像装置は、他の機器から受信した第2の時刻情報に基づき、時計手段の時刻を設定するようにしたことを特徴とする時刻設定方法である。
また、請求項24に記載の発明は、基準となる第2の時刻情報を外部から自動的に取得する基準時刻情報取得手段と、映像信号に対して所定の信号処理を行う映像信号処理手段と、所定のプロトコルに従い、他の機器と通信を行う第2の通信インターフェースとを有し、第2の通信インターフェースを介してなされる通信により、他の機器と映像データのやりとりを行うと共に基準時刻情報取得手段で取得された第2の時刻情報を通信により他の機器に送信するようにしたことを特徴とする映像機器である。
また、請求項28に記載の発明は、基準となる第2の時刻情報を外部から自動的に取得し、映像信号に対して所定の信号処理を行い、所定のプロトコルに従い第2の通信インターフェースを介して他の機器と通信して映像データのやりとりを行うようにされた映像機器を第2の通信インターフェースを介して他の機器と接続した際に、映像機器は、第2の時刻情報を他の機器に対して送信するようにしたことを特徴とする時刻設定方法である。
上述したように、請求項1および請求項14に記載の発明は、被写体を撮像して取得された撮像信号に基づき映像データを出力し、映像データを記録媒体に記録し、記録媒体に記録された映像データを再生し、第1の時刻情報を時計手段から出力し、所定のプロトコルに従い第1の通信インターフェースを介して他の機器と通信して映像データのやりとりを行うようにされた撮像装置と、基準となる第2の時刻情報を外部から自動的に取得し、映像信号に対して所定の信号処理を行い、所定のプロトコルに従い第2の通信インターフェースを介して他の機器と通信して映像データのやりとりを行うようにされた映像機器とを第1および第2の通信インターフェースで接続した際に、映像機器は、第2の時刻情報を撮像装置に対して送信し、撮像装置は、第2の時刻情報を受信して時計手段の時刻を設定するようにしているため、第1および第2のインターフェースにより、映像データのやりとりを行うために撮像装置と映像機器とを接続した際に、撮像装置は、映像機器から第2の時刻情報を受信し、受信した第2の時刻情報に基づき撮像装置に内蔵された時計の日付や時刻を自動的に設定することができる。
また、請求項15および請求項23に記載の発明は、被写体を撮像して取得された撮像信号に基づき映像データを出力し、映像データを記録媒体に記録し、記録媒体に記録された映像データを再生し、第1の時刻情報を時計手段から出力し、所定のプロトコルに従い第1の通信インターフェースを介して他の機器と通信して映像データのやりとりを行うようにされた撮像装置を第1の通信インターフェースを介して他の機器と接続した際に、撮像装置は、他の機器から受信した第2の時刻情報に基づき、時計手段の時刻を設定するようにしているため、第1のインターフェースを介して、映像データのやりとりを行うために撮像装置と他の機器とを接続した際に、撮像装置は、他の機器から第2の時刻情報を受信し、受信した第2の時刻情報に基づき撮像装置に内蔵された時計の日付や時刻を自動的に設定することができる。
また、請求項24および請求項28に記載の発明は、基準となる第2の時刻情報を外部から自動的に取得し、映像信号に対して所定の信号処理を行い、所定のプロトコルに従い第2の通信インターフェースを介して他の機器と通信して映像データのやりとりを行うようにされた映像機器を第2の通信インターフェースを介して他の機器と接続した際に、映像機器は、第2の時刻情報を他の機器に対して送信するようにしているため、第2のインターフェースを介して、映像データのやりとりを行うために映像機器と他の機器とを接続した際に、映像機器は、他の機器に対して第2の時刻情報を送信し、送信した第2の時刻情報に基づき他の機器に内蔵された時計の日付や時刻を設定させることができる。
この発明は、正確な時刻情報を有する外部の映像機器と接続した際に、時刻情報を取得するようにしているため、撮像装置に内蔵された時計の日付や時刻を自動的に設定することができる。
また、この発明は、映像を再生するために撮像装置と外部の映像機器とを接続し、映像データを伝送すると共に時刻情報を取得するようにしている。そのため、撮像装置に内蔵された時計の日付や時刻を設定する際、映像を再生するための接続だけで、時刻情報を取得することができるという効果がある。
以下、この発明について説明する。この発明は、携帯可能な撮像装置と外部の映像機器とを撮像画像の映出や記録のために接続し、映像データを伝送する際に、外部の映像機器から時刻情報を取得して、撮像装置に内蔵された時計の日付や時刻を自動的に設定するようにしている。
図1は、この発明を適用可能な第1の使用形態を示す。この図1の例は、例えば携帯型のビデオカメラからなる撮像装置1とテレビジョン受像機(以下、テレビ2と適宜称する)とを伝送路3で接続し、撮像装置1とテレビ2との間で映像データを伝送する場合の例である。テレビ2は、テレビジョン放送の電波に含まれた時刻情報に基づき、現在の時刻を知ることができるようになっている。
この発明では、撮像装置1とテレビ2との間で映像データを伝送するために撮像装置1とテレビ2とを伝送路3で接続したときに、映像データの伝送が行われると共に、撮像装置1に内蔵された時計の日付や時刻を設定するためのやりとりが撮像装置1とテレビ2との間で伝送路3を介して行われる。撮像装置1は、このやりとりによってテレビ2から受け取った時刻情報に基づき、撮像装置1に内蔵された時計の日付や時刻を設定することができる。このようにして、ユーザが映像データ伝送のために撮像装置1を伝送路3によってテレビ2に接続するだけで、撮像装置1に内蔵された時計の日付や時刻を設定することができる。
図2は、この発明を適用可能な第2の使用形態を示す。この図2の例は、撮像装置1と、テレビジョン放送による映像データを記録可能な記録装置4とを伝送路3で接続し、撮像装置1と記録装置4との間で映像データを伝送する場合の例である。記録装置4は、通常、テレビジョン放送を受信することができ、予約録画のために時刻情報を取得できるようになっている。
この発明では、撮像装置1と記録装置4との間で映像データを伝送するために撮像装置1と記録装置4とを伝送路3で接続したときに、映像データの伝送が行われると共に、撮像装置1に内蔵された時計の日付や時刻を設定するためのやりとりが撮像装置1と記録装置4との間で伝送路3を介して行われる。撮像装置1は、このやりとりによって記録装置4から受け取った時刻情報に基づき、撮像装置1に内蔵された時計の日付や時刻を設定することができる。このようにして、ユーザが映像データ伝送のために撮像装置1を伝送路3によって記録装置4に接続するだけで、撮像装置1に内蔵された時計の日付や時刻を設定することができる。
なお、記録装置4としては、例えば、磁気テープを記録媒体として用いたVTR(Video Tape Recorder)や記録可能なDVD(Digital Versatile Disc)を記録媒体として用いたDVDレコーダ、HD(Hard Disc)を記録媒体として用いたハードディスクレコーダが適用できる。
次に、この発明の実施の一形態について、図面を参照して説明する。以下では、図1を用いて説明した、伝送路3により互いに接続された撮像装置1とテレビ2との間で映像データを伝送するシステムを例にとって説明する。図3は、この発明の実施の一形態によるシステムの一例の構成を示す。撮像装置1は、撮像部10で取得した撮像信号に基づく映像信号を記録媒体16に記録することができる。また、撮像装置1は、記録媒体16から映像信号を再生し、再生された映像信号を接続部23を介して外部に出力することができる。
撮像部10は、例えば、CCD(Charge Coupled Devices)等の撮像素子に受光された光を撮像信号に変換し、サンプリングやノイズ除去等の処理を施し、撮像信号を出力する。信号処理部11は、撮像信号に対してAGC(Auto Gain Control)処理、ホワイトバランス処理およびγ(ガンマ)補正等の信号処理を施してビデオ信号を得る。さらに、得られたビデオ信号をA/D変換して、ベースバンドのディジタルビデオ信号を出力する。
ビデオ回路部12は、例えば、ベースバンドのディジタルビデオ信号の圧縮符号化および圧縮符号化されたディジタルビデオ信号の復号化を行う。ビデオ回路12は、記録時には、ベースバンドディジタルビデオ信号を圧縮符号化し、圧縮ディジタルビデオデータを出力する。また、再生時には、圧縮ディジタルビデオデータを復号化し、ベースバンドのディジタルビデオ信号を出力する。圧縮符号化の方式としては、例えば、MPEG2(Moving Picture Experts Group 2)の規格に準じた方式を用いることができる。また、これに限らず、他の圧縮符号化方式を用いてもよい。
表示部13は、例えば、ビデオ回路部12から出力されたディジタルビデオ信号が供給され、撮像時のファインダーや撮像画像の確認等に用いられる。
転送制御部14は、例えば、図示されないメモリを用いて、ビデオ回路部12の入出力と記録再生部15の入出力とにおけるデータ転送速度の整合をとる。例えば、記録時には、転送制御部14は、ビデオ回路部12から供給された圧縮ディジタルビデオデータをメモリに一旦書き込み、記録再生部15の要求に応じて圧縮ディジタルビデオデータをメモリから読み出し、記録再生部15に供給する。また、再生時には、記録再生部15から供給された圧縮ディジタルビデオデータをメモリに一旦書き込み、ビデオ回路部12からの要求に応じて圧縮ディジタルビデオデータをメモリから読み出し、ビデオ回路部12に供給する。
記録再生部15は、例えば、記録媒体16の記録再生動作を制御する。記録時には、記録再生部15は、転送制御部14から供給されたデータに対して、エラー訂正符号化や記録符号化等の処理を施し、さらに変調して記録信号として、記録媒体16に記録する。また、再生時には、記録媒体16からの再生信号を復調し、復調された信号に対して、記録符号の復号化やエラー訂正符号の復号化処理を施し、ディジタルビデオ信号として出力する。記録媒体16は、特に限定されないが、例えば、磁気テープや光ディスク、ハードディスクを用いることができる。また、記録媒体16として、半導体メモリを用いてもよい。
時計22は、例えば、水晶振動子の発信周波数に基づき、秒単位やフレーム単位で時刻情報を生成することができる。また、外部から供給された時刻情報に基づき、時計22の時刻を設定することができる。時計22は、図示されないバッテリーにより常時駆動されている。
システムコントローラ20は、例えばマイクロプロセッサを有し、ROM21に予め格納されたプログラムに従い、撮像装置1の各部を制御する。また、システムコントローラ20は、図示されないRAM(Random Access Memory)を有し、プログラム実行時のワークメモリとして用いる。
システムコントローラ20は、図示されない操作部等をユーザが操作することにより入力された時刻情報や、後述する通信インターフェース23を介して外部の映像機器から供給された時刻情報に基づき、時計22の時刻を設定することができる。また、システムコントローラ20は、時計22から時刻情報を取得し、取得された時刻情報をビデオ回路部12へ送ることができる。
ビデオ回路部12は、例えば、供給された時刻情報に基づき、ビデオデータに対して時間管理情報を付加したり、表示部13に表示するための表示信号を生成したりすることができる。
通信インターフェース23は、伝送路3を介して接続された外部の映像機器との通信を、所定のプロトコルに従い制御する。通信インターフェース23における通信制御は、システムコントローラ20の命令に基づきなされる。通信インターフェース23は、転送制御部14やシステムコントローラ20から供給されたデータを外部の映像機器に転送する際の通信制御を行う。また、伝送路3から供給されたデータを受信し、受信したデータを転送制御部14やシステムコントローラ20に供給する。
次に、この発明の実施の一形態に適用可能なテレビ2の構成の一例について説明する。ここでは、テレビ2は、ディジタルテレビジョン放送を受信して表示できるものとする。すなわち、テレビ2は、アンテナ30で受信したディジタルテレビジョン放送の電波から、チューナ部31で所望のチャンネルを選択してビデオ信号を取り出し、映像回路部32で所定の処理を行って表示部33で映像を表示する。
放送設備50では、例えば、MPEG2システムズ(MPEG2 Systems)の規定に従い、映像データ、音声データおよびこれらに付加される付加データを各チャンネル毎およびデータ種類毎にパケット化し、多重化してトランスポートストリームと呼ばれるパケット列として送信する。また、パケット内のデータは、必要に応じてスクランブル処理が施される。
ここで、トランスポートストリームについて、概略的に説明する。トランスポートストリームは、TS(Transport Stream)パケットで構成されている。TSパケットは、188バイトの固定長のパケットであり、TSヘッダとTSペイロードおよび/またはアダプテーションフィールドで構成されている。TSパケットのTSヘッダは、TSパケットの先頭を検出するための同期バイト、パケットの中のビットエラーの有無を示す誤り表示、新たなPES(Packetized Elementary Stream)パケットの開始を示すユニット開始表示、パケットの重要度を示す優先度、パケットの属性を示すPID(Packet IDentification)等で構成される。アダプテーションフィールドは、TSペイロードのデータに関する情報を示すことができるものである。
PIDは、13ビットの値によりパケットの属性を示し、例えば、PIDの値が「0014h」のパケットは、TDT(Time Date Table)のパケットであることを示している。このTDTは、現在の日付および時刻を示すものである。したがって、受信側で、PIDが「0014h」のパケットを抽出することで、現在の日付および時刻を示す時刻情報を得ることができる。なお、値の右側に付されているアルファベット「h」は、16進数で表記されていることを示す。以下、16進数を用いる場合は、同様に表記する。
テレビ2において、放送設備50から送信されたディジタルテレビジョン放送によるトランスポートストリームは、アンテナ30で受信され、チューナ部31に供給される。チューナ部31は、供給されたトランスポートストリームから、TSパケットのヘッダ部に格納されたPIDの値に基づきフィルタリングを行い、所望のチャンネルのパケットを選択する。そして、音声や映像などの圧縮されたデータを再構築し、例えば、圧縮ディジタルビデオデータや圧縮ディジタルオーディオデータとして出力する。また、データにスクランブル処理が施されている場合には、デスクランブル処理を施す。さらに、チューナ部31は、供給されたトランスポートストリームからPIDの値に基づくフィルタリングにより、時刻情報を取り出す。チューナ部31は、再構築された圧縮ディジタルビデオデータを映像回路部32へ供給すると共に、時刻情報をシステムコントローラ40へ供給する。
映像回路部32は、例えば、チューナ部31から供給された圧縮ディジタルビデオデータを復号化し、さらに必要に応じて、所定の処理を施して、表示部33に供給する。表示部33は、映像回路部32からの出力に応じた表示を行う。表示部33として、例えばCRT(Cathode Ray Tube)やLCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)が用いられる。
システムコントローラ40は、例えばマイクロプロセッサを有し、図示されないROMに予め格納されたプログラムに従い、テレビ2の各部を制御する。また、システムコントローラ40は、図示されないRAMを有し、プログラム実行時のワークメモリとして用いる。
時計41は、例えば、水晶振動子の発信周波数に基づき、秒単位で時刻情報を生成することができる。また、外部から供給された時刻情報に基づき、時刻を設定することができる。時計41は、常に電源が供給され、常時駆動されている。システムコントローラ40は、チューナ部31から供給された時刻情報に基づき、時計41の日付や時刻を設定する。
通信インターフェース42は、伝送路3を介して接続された外部の映像機器との通信を、所定のプロトコルに従い制御する。通信インターフェース42における通信制御は、システムコントローラ40の命令に基づきなされる。通信インターフェース42は、映像回路部32やシステムコントローラ40から供給されたデータを外部の映像機器に転送する際の通信制御を行う。また、伝送路3から供給されたデータを受信し、受信したデータを映像回路部32やシステムコントローラ40に供給する。
この発明の実施の一形態では、通信インターフェース23と通信インターフェース42とをIEEE1394のプロトコルに対応したものとし、撮像装置1とテレビ2との間の伝送路3を介して行われる通信のプロトコルとして、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)1394の規格に準じたプロトコルを適用することができる。
次に、IEEE1394によるデータの転送方式について説明する。IEEE1394は、400Mbps(Mega bit per second)までの高速のデータ転送が可能なインターフェースである。MPEG2などのビデオストリームを同時に複数転送することができ、非圧縮のビデオストリームを転送することもできる。データの転送方式には、非同期転送のアシンクロナス転送と同期転送のアイソクロナス転送とがあり、全体のバンド幅を共有することにより、これら2つの転送方式を混在させることができる。
アシンクロナス転送は、転送相手との確実なデータのやりとりが保証される。この転送方式は、送信側の機器から受信側の機器に対して命令やデータが転送される要求サブアクションと、送信側の機器に対して完了ステータスを返す応答サブアクションとで構成され、データ転送に対して、必ず認識(Ack:Acknowledge)が行われる。送信側の機器からの転送に失敗した場合には、受信側の機器から再送を要求するようになっている。制御コマンドや連続して送る必要のないデータ等は、この転送方式が用いられる。IEEE1394においては、アシンクロナス転送のために全体のバンド幅の少なくとも20%が確保されている。
アシンクロナス転送で伝送されるデータは、所定のサイズのパケットであるアシンクロナスパケットとして転送される。アシンクロナスパケットのパケットサイズは、転送速度によって制限されている。例えば、転送速度が400Mbpsの場合には、転送データサイズは、最大2048Byteと規定されている。
アイソクロナス転送は、時間管理されたパケットデータ転送方式である。アイソクロナス転送では、送信側の機器は、受信側の機器に対してデータを一定の間隔で送り、受信側の機器から応答が返されることはない。したがって、この転送方式を用いた場合、エラーが発生してもデータの保証はされない。ビデオストリームなど、リアルタイム転送が必要なデータには、この転送方式が用いられる。
アイソクロナス転送で転送されるデータは、所定のサイズのパケットに分割されたアイソクロナスパケットとして転送される。アイソクロナスパケットのパケットサイズは、有効なバスバンド幅によって制限されている。
データの転送は、125μsの周期で規定されるサイクル毎に行われ、この周期内でアシンクロナス転送とアイソクロナス転送とが行われる。これらの転送は、ギャップによって管理されており、アイソクロナス転送は、所定の期間を示すアイソクロナス・ギャップ時間経過後に行われる。また、アシンクロナス転送は、所定の期間を示すサブアクション・ギャップ時間経過後に行われる。転送が行われていない時間が一定以上になると、一つの転送が終了し、次の転送が可能になる。また、アイソクロナス・ギャップがサブアクション・ギャップに比べて短く規定されているため、アイソクロナス転送の優先順位が確保される。
図4は、IEEE1394接続における、アシンクロナス転送とアイソクロナス転送とによるデータ転送の一例を示す。図中の斜線で示されたパケットは、アイソクロナス転送によるアイソクロナスパケットを示す。図4に示す例に従って、データの転送方法について説明する。はじめに、サイクル開始パケット100が送信される。アイソクロナス・ギャップ時間経過後、送信側の機器は、圧縮ディジタルビデオデータを所定のサイズに分割し、チャンネルB(ch B)〜チャンネルN(ch N)を使ってアイソクロナスパケットに格納し、送信する。
アイソクロナスパケットの送信が完了し、サブアクション・ギャップが検出されると、送信側の機器からの命令などが格納されてアシンクロナスパケットB101が送信される。送信側の機器から送信されるアシンクロナスパケットB101を受信側の機器が受信すると、受信側の機器は、アシンクロナスパケットB101の受信状況を示すAck(Acknowledge)パケット110を返す。サブアクション・ギャップ時間経過後、送信側の機器は、次のアシンクロナスパケットC102を送信し、受信側の機器が受信すると、アシンクロナスパケットC102に対するAckパケット111を返す。
1サイクル内で最初にアイソクロナス転送が行われた後、アシンクロナス転送が行われ、常にアイソクロナス転送がアシンクロナス転送よりも先に開始されるため、アイソクロナス転送を保証することができる。
このようにして、アシンクロナス転送とアイソクロナス転送とで全体のバンド幅を共有することができる。この発明では、撮像装置1とテレビ2とを伝送路3で接続し、撮像装置1とテレビ2との間でIEEE1394のプロトコルに従い、ディジタルビデオデータの伝送を行う際に、ディジタルビデオデータの転送がアイソクロナス転送で行われると共に、撮像装置1がテレビ2から時刻情報を取得するためのやりとりがアシンクロナス転送により行われる。撮像装置1は、このアシンクロナス転送により取得された時刻情報に基づき、内蔵された時計22の日付や時刻を自動的に設定することができる。
次に、この発明による自動時刻設定機能の処理の流れについて図5を参照して説明する。上述の図1に示す第1の使用形態のように、撮像装置1をテレビ2に接続して、撮像装置1の時刻を設定する場合について考える。なお、図2に示す第2の使用形態の場合についても、第1の使用形態と同様に適用できるので、詳細な説明については省略する。
図5の左側は、撮像装置1内のシステムコントローラ20による処理を示す。また、右側は、テレビ2内のシステムコントローラ40による処理を示す。先ず、一連の処理に先んじて、テレビ2側では、放送設備50から受信した電波に含まれる時刻情報に基づき、予め時計41の時刻設定が行われているものとする。
例えば、ユーザにより記録媒体16に記録された映像データを再生し、テレビ2に映出させるために、撮像装置1とテレビ2とが伝送路3により接続されると、撮像装置1とテレビ2との間で、IEEE1394のプロトコルに基づき、互いに接続された映像機器の認証が行われる(SEQ100)。
撮像装置1とテレビ2との間において、認証が完了した後、撮像装置1からテレビ2に対してディジタルビデオデータの転送が行われる。映像や音声などを再生しない場合であっても、何らかのデータが常に転送されている。また、データ転送の方向は、この例に限られない。例えば、テレビ2から撮像装置1に対してデータの転送が行われてもよい。
テレビ2側では、ステップS20において、システムコントローラ40は、シーケンスSEQ100の認証結果に基づき、接続された映像機器がこの発明の実施の一形態による自動時刻設定機能に対応した撮像装置1であるか否かを判断する。もし、接続された映像機器がこの発明の実施の一形態による自動時刻設定機能に対応した撮像装置1でないと判断された場合は、一連の処理が終了する。一方、接続された映像機器がこの発明の実施の一形態による自動時刻設定機能に対応した撮像装置1であると判断された場合は、システムコントローラ40は、現在の時刻を示す時刻情報と、時刻情報を撮像装置1側に設定させるためのコマンド(以下、時刻設定コマンドと称する)とを、通信インターフェース42から伝送路3を介して撮像装置1に送信する(SEQ101)。
シーケンスSEQ101で送信された、現在の時刻を示す時刻情報および時刻設定コマンドは、通信インターフェース23で取得され、システムコントローラ20に供給される。システムコントローラ20は、時刻設定コマンドを受信すると、ステップS10において、撮像装置1自身が時刻設定コマンドに対応しているか否かを判断する。時刻設定コマンドに対応しているか否かの判断は、撮像装置1がこのコマンドを解釈できるか否かにより、判断することができる。
もし、撮像装置1自身が時刻設定コマンドに対応していると判断された場合は、ステップS11で、時刻設定コマンドと共に転送された時刻情報に基づき、内蔵された時計22の日付や時刻を設定する。そして、設定完了後、撮像装置1は、通信インターフェース23から伝送路3を介してテレビ2に設定が完了したことを通知する応答データを返し(SEQ103)、一連の処理が終了する。
一方、上述のステップS10でシステムコントローラ20がシーケンスSEQ101で受信したコマンドに対応していないと判断された場合は、システムコントローラ20の制御により、撮像装置1からテレビ2に対してコマンドに対応していないことを通知する応答データを返し(SEQ102)、一連の処理が終了する。
なお、図2に示す第2の例の構成の場合でも、テレビ2をビデオデッキ4に置き換えるだけで、この発明による自動時刻設定方法が適用可能である。この場合、ビデオデッキ4は、概略的にはテレビ2の構成から表示部33を取り除き、新たに記録部が映像回路部32に接続された構成となる。
ここで、図5で説明したシーケンスSEQ101、シーケンスSEQ102およびシーケンスSEQ103に適用可能な、現在の時刻を示す時刻情報および時刻設定コマンドについて、図6および図7を参照して説明する。
IEEE1394では、様々なコマンドのフォーマットが規定されている。例えば、図6に示すような、時刻を指定して記録媒体上の位置をサーチするコマンドが規定されている。この例では、このコマンドは、命令の動作を表す「opcode」としてコマンド「TIME CODE」を表す値が8ビットで規定されている。また、この命令に付加して「operand[1]」〜「operand[4]」として、「フレーム(frame)」、「秒(second)」、「分(minute)」および「時(hour)」がそれぞれ8ビットで規定され、時刻情報をフレーム単位で表現することが可能となっている。なお、「operand[0]」の値「20h」は、サーチ動作を示す。
この発明の実施の一形態では、上述の図5におけるシーケンスSEQ101で用いる時刻設定コマンドとして、図6に示すコマンド「TIME CODE」のフォーマットに倣って、新たなコマンド(例えば、時刻設定コマンド「SET TIME」とする)を定義することが考えられる。例えば、「opcode」の値は、様々なコマンドを示す値が予め規定されているため、新たなコマンドを規定するには、使用されている値以外の値を定義する。また、例えば、「operand[0]」〜「operand[2]」の値として「秒(second)」、「分(minute)」および「時(hour)」の値を規定し、「operand[3]」および「operand[4]」の値として「日(day)」および「月(month)」を規定する。
このように時刻設定コマンドを定義することで、時刻情報として「月:日:時:分:秒」を指定することができ、撮像装置1に内蔵された時計の日付や時刻を設定することができると考えられる。
なお、コマンドのフォーマットは、この例に限られず、様々な形態が考えられる。例えば、時刻設定コマンドは、「operand[2]」〜「operand[4]」の値として「秒(second)」、「分(minute)」および「時(hour)」の値を規定し、日付設定は、日付設定のための別のコマンドをさらに定義してもよい。また、年号を設定するようにしてもよい。
図7は、IEEE1394による、外部の映像機器からのコマンドに対する応答の一覧を示す。外部の映像機器からのコマンドには、映像機器を制御するコマンドや映像機器の状態を問い合わせるコマンドなど、複数のコマンドがあり、これらのコマンドに対する応答が割り当てられている。
応答「NOT IMPLEMENTED」は、コマンドが実装されていないことを示す。応答「ACCEPTED」は、コマンドが実行されたことを示す。応答「REJECTED」は、コマンドが実行できなかったことを示す。応答「IN TRANSITION」は、機器のステータスが遷移中であることを示す。応答「IMPLEMENTED」は、コマンドが実装されていることを示す。応答「STABLE」は、機器のステータスが遷移中でなく、安定していることを示す。応答「CHANGED」は、機器の状態が変化したことを示す。応答「INTERIM」は、コマンドが処理中であることを示す。それぞれの応答は、4ビットの値で識別される。
図7に示す応答の一覧のうち、この発明の実施の一形態における時刻設定コマンド「SET TIME」に対する応答として、応答「NOT IMPLEMENTED」、応答「ACCEPTED」、応答「REJECTED」および応答「INTERIM」の4種類の応答を割り当てることができる。
一例として、この発明の実施の一形態において、上述の図5の例では、シーケンスSEQ101で撮像装置1がテレビ2から時刻設定コマンド「SET TIME」を受信し、撮像装置1がこのコマンドに対応していると判断された場合、システムコントローラ20は、ステップS11で、時刻設定コマンド「SET TIME」を解釈し、時刻情報に基づき時刻を設定する。そして、シーケンスSEQ103における「完了」通知として、システムコントローラ20の制御により撮像装置1からテレビ2に対して、例えば、応答「ACCEPTED」を通知する。
一方、ステップS10で撮像装置1が時刻設定機能を搭載しておらず、時刻設定コマンド「SET TIME」に対応していないと判断された場合、システムコントローラ20は、このコマンドを解釈できない。したがって、システムコントローラ20は、シーケンスSEQ102における「不可」通知として、撮像装置1からテレビ2に対して、例えば、応答「NOT IMPLEMENTED」を通知する。
この発明は、上述したこの発明の実施の一形態に限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば、テレビ2の代わりに、時刻設定機能を有するビデオデッキやDVDレコーダ、ハードディスクレコーダを用いてもよい。すなわち、撮像装置1を時刻設定機能を有する映像機器に伝送路3を介して接続することで、上述と共通して時刻情報を取得し、時計22の日付や時刻を設定することができる。
なお、撮像装置1とテレビ2との接続は、IEEE1394の規格に準じた伝送路3による接続を用いて説明したが、これはこの例に限られない。例えば、USB(Universal Serial Bus)2.0を用いてもよい。USB2.0は、転送速度が480Mbpsと高速であり、また、時間管理されたリアルタイム転送が必要なデータと時間管理される必要がないデータとを混在して転送できるため、適用可能である。すなわち、データの転送速度が圧縮ディジタルビデオデータを転送するのに十分なほど高速であり、かつ時間管理されたリアルタイム転送が必要なデータと時間管理される必要がないデータとを混在して転送できるものであれば、他のプロトコルを用いてもよい。
また、上述の説明では、撮像装置1は、テレビ2に対して映像データを転送すると共に、テレビ2から時刻情報を取得するように説明したが、これに限られない。例えば、撮像装置1は、テレビ2に対して映像データを転送しない場合でも、テレビ2から時刻情報を取得することができる。
また、テレビ2は、ディジタルテレビジョン放送が受信可能なテレビであるように説明したが、これはこの例に限られない。例えば、アナログテレビジョン放送が受信可能なテレビであってもよい。この場合、テレビに内蔵された時計の時刻は、特定のチャンネルに含まれる時報の音声に基づき、設定することができる。
さらに、撮像装置1とテレビ2との接続は、有線による接続に限らず、無線よる接続を用いてもよい。例えば、撮像装置1は、リモートコントロールコマンダによる遠隔操作を可能とするための赤外線受信部を備える場合が多いので、赤外線通信を用いて通信するようにしてもよい。ただし、この場合、送信側の映像機器が赤外線信号によるデータ通信が可能な機能を有している必要がある。
また、例えば、通信インターフェース23と通信インターフェース42とを無線通信によるデータ転送を行うインターフェースとして、電波による通信を行うことも考えられる。
さらに、撮像装置1に対して上述の図5に示すステップS11での時刻設定が完了したときに、ユーザに対して時刻設定が完了したことを通知する機能を設けると、より好ましい。例えば、時刻設定完了を通知するメッセージやマークを表示部13に表示するようにしてもよい。また、例えば、撮像装置1の外部の側面にLED(Light Emitting Diode)等の表示素子を設け、表示素子の点灯や点滅によって、ユーザに対して時刻設定が完了したことを通知するようにしてもよい。さらに、上述の例に加えて、ビープ音などの音声を鳴らすことで、ユーザに対して時刻設定が完了したことを知らせるようにしてもよい。また、ユーザに対して、時刻設定が完了したことを音声のみで知らせるようにしてもよい。
このような通知の表示は、システムコントローラ20によって制御される。表示部により通知する場合、システムコントローラ20は、図5に示すシーケンスSEQ103の通知を行った後、時刻設定完了を通知するメッセージやマークを表示するための表示制御信号を生成し、この表示制御信号をビデオ回路12に供給する。ビデオ回路12は、表示部13に供給するディジタルビデオデータと表示制御信号とを合成し、表示部13に表示する。
さらに、例えば、日付や時刻を表示するための表示部を独立して設けた撮像装置では、その表示部に時刻設定完了を通知するマークを表示するようにしてもよい。
さらにまた、テレビ2側に時刻設定完了を通知するメッセージやマークを表示できるようにしてもよい。例えば、テレビ2において、システムコントローラ40は、図5に示すシーケンスSEQ103の通知を受信したら、時刻設定完了を通知するメッセージやマークを表示するための表示制御信号を生成し、映像回路部32に供給し、テレビ2が有するOSD(On Screen Display)機能などを用いて表示部33で表示するようにしてもよい。
また、例えば1ヶ月間などの一定の期間、撮像装置1の時刻設定を行わなかった場合に、時刻情報を取得して時刻の設定を促すメッセージやマークを表示部13に表示するようにしてもよい。例えば、撮像装置1にバッテリーバックアップされたメモリを設け、手動または上述の図5の処理に従い自動で時刻設定を行った日付および時刻を記憶しておく。撮像装置1の起動時やユーザの操作部に対する操作に応じて、システムコントローラ20は、時計22が取得した現在の時刻とメモリに記憶されている時刻とを比較する。比較の結果、その時刻の差が所定の期間を越えたと判断された場合には、時刻設定を促す通知を表示部13に表示させる。
さらに、撮像装置1の時刻設定後、短時間のうちに、撮像装置1をこの発明による自動時刻設定機能を有する映像機器に接続した場合、撮像装置1の時計22の時刻は、ほとんどずれていないと考えられる。
そこで、このような場合、この発明における自動時刻設定を行わないようにすることが考えられる。例えば、撮像装置1にバッテリーバックアップされたメモリを設け、手動または上述の図5の処理に従い自動で時刻設定を行った日付および時刻を記憶しておく。システムコントローラ20は、撮像装置1がこの発明による自動時刻設定機能を有する映像機器に接続された時刻と、メモリに記憶されている時刻とを比較する。比較の結果、その時刻の差が所定の時間内であると判断された場合には、上述の図5に示す撮像装置1側のステップS10以降の処理を行わないようにする。
さらにまた、例えば、ユーザによっては、時刻のずれを気にしない場合や、時刻機能を使用しない場合が考えられるので、上述の図5に示すの撮像装置1側のステップS10以降の処理を行うか否か選択できるようにしてもよい。
さらにまた、撮像装置同士を接続して、互いにこの発明による自動時刻設定機能を有すると判断した場合、最も新しく時刻設定を行った一方の撮像装置から、他方の撮像装置に対して時刻情報を送信し、他方の撮像装置に内蔵された時計の日付や時刻を自動的に最新の時刻に設定できるようにしてもよい。例えば、それぞれの撮像装置にバッテリーバックアップされたメモリを設け、手動または自動で時刻設定を行った時刻をそれぞれ記憶しておく。そして、撮像装置同士が接続されたときに、互いの撮像装置のメモリに記憶された、時刻情報を設定した時刻を通信によりやりとりし、比較する。比較の結果、一方の撮像装置のメモリに記憶された時刻が他方の撮像装置のメモリに記憶された時刻よりも新しいと判断された場合には、一方の撮像装置の時刻情報に基づき、他方の撮像装置に内蔵された時計の日付や時刻を設定する。
さらにまた、例えば、撮像装置1をこの発明による自動時刻設定機能を有する映像機器に接続して、撮像装置1に設定されている日付や時刻と大きく異なる時刻情報を取得した場合に、時刻設定を行うか否かを選択できるようにしてもよい。例えば、海外旅行等において、撮像装置1を現地の自動時刻設定機能を有する映像機器に接続した際に、時差の影響により、予め撮像装置1に設定されている時刻と、現地の映像機器から受け取った時刻情報に基づく時刻とが大きく異なる場合が考えられる。ユーザによっては、現地の時刻に設定する場合もあれば、出発地の時刻のままにしておく場合も考えられる。このような場合に、自動時刻設定を行うか否か選択できるようにしておくと、ユーザにとって使い勝手がよい。
また、例えば、時刻情報と共に地域データや国データを送受信する機能を追加すれば、時差を補正するようにすることもできる。
さらにまた、時刻設定を少なくとも2回以上行った場合に、以前の時刻設定時からの現在までの経過時間と、時刻設定の前後の時刻の誤差とを記憶しておき、記憶された情報に基づき、現時点の誤差を予測して補正を行う機能を設けてもよい。こうすることで、自動時刻設定機能を有する映像機器がない場合や、長時間時刻設定を行わない場合であっても、より精度の高い時刻を設定することができる。また、時刻設定を行う回数が増えることによって、誤差の補正の精度を高めることができる。
使用形態の第1の例を示す略線図である。 使用形態の第2の例を示す略線図である。 この発明の実施の一形態による撮像装置とテレビとの一例の構成を示すブロック図である。 IEEE1394接続におけるデータの転送方式を示す略線図である。 この発明の実施の一形態における自動時刻設定の処理の流れを示すフローチャートである。 時刻を指定して記録媒体上の位置をサーチするコマンドのフォーマットを示す略線図である。 外部の映像機器からのコマンドに対する応答の一覧を示す略線図である。 撮像装置における従来の時刻設定方法を示す略線図である。
符号の説明
1 撮像装置
2 テレビジョン受像機
3 伝送路
10 撮像部
11 信号処理部
12 ビデオ回路部
13 表示部
14 転送制御部
15 記録再生部
16 記録媒体
20 システムコントローラ
21 ROM
22 時計
23 通信インターフェース
31 チューナ部
32 映像回路部
33 表示部
40 システムコントローラ
42 通信インターフェース
50 放送設備

Claims (28)

  1. 被写体を撮像して取得された撮像信号に基づき映像データを出力する撮像手段と、
    映像データを記録媒体に記録し、記録媒体に記録された映像データを再生する記録再生手段と、
    第1の時刻情報を出力する時計手段と、
    所定のプロトコルに従い、他の機器と通信を行う第1の通信インターフェースと
    を有し、
    上記第1の通信インターフェースを介して他の機器と映像データのやりとりができるようにされた撮像装置と、
    基準となる第2の時刻情報を外部から自動的に取得する基準時刻情報取得手段と、
    映像信号に対して所定の信号処理を行う映像信号処理手段と、
    上記所定のプロトコルに従い、他の機器と通信を行う第2の通信インターフェースと
    を有し、
    上記第2の通信インターフェースを介して他の機器と映像データのやりとりができるようにされた映像機器と
    からなり、
    上記第1および第2の通信インターフェースにより上記撮像装置および上記映像機器が接続されると、上記映像機器は、上記基準時刻情報取得手段で取得された上記第2の時刻情報を上記撮像装置に対して送信し、上記撮像装置は、受信された上記第2の時刻情報に基づき上記時計手段の時刻を設定するようにしたことを特徴とする時刻設定システム。
  2. 請求項1に記載の時刻設定システムにおいて、
    上記映像機器は、上記映像データのやりとりのための上記接続の際に、上記撮像装置に対して上記第2の時刻情報を送信するようにしたことを特徴とする時刻設定システム。
  3. 請求項1に記載の時刻設定システムにおいて、
    上記映像機器は、
    テレビジョン放送の電波を受信し、受信した上記電波から所定チャンネルの映像信号を選択的に取得して上記映像信号処理手段に出力するチューナと、
    上記映像信号処理手段により出力された上記映像信号を表示する表示手段と
    をさらに有し、
    上記基準時刻情報取得手段は、上記チューナに含まれ、上記テレビジョン放送の電波から上記第2の時刻情報を取得することを特徴とする時刻設定システム。
  4. 請求項1に記載の時刻設定システムにおいて、
    上記映像機器は、
    テレビジョン放送の電波を受信し、受信した上記電波から所定チャンネルの映像信号を選択的に取得して上記映像信号処理手段に出力するチューナと、
    映像データを記録媒体に記録し、記録媒体に記録された映像データを再生する記録再生手段と
    をさらに有し、
    上記基準時刻情報取得手段は、上記チューナに含まれ、上記テレビジョン放送の電波から上記第2の時刻情報を取得することを特徴とする時刻設定システム。
  5. 請求項1に記載の時刻設定システムにおいて、
    上記第1および第2の通信インターフェースにより接続されると、上記撮像装置と上記映像機器との間で認証を行い、上記映像機器は、上記認証の結果に基づき、接続された機器が上記撮像装置であるか否かを判断し、接続された機器が上記撮像装置であると判断した場合は、上記撮像装置に対して上記第2の時刻情報を送信するようにしたことを特徴とする時刻設定システム。
  6. 請求項1に記載の時刻設定システムにおいて、
    上記映像機器は、上記撮像装置に対して上記第2の時刻情報を送信すると共に、上記撮像装置に対して該第2の時刻情報に基づき上記時計手段に時刻を設定させるコマンドを送信するようにしたことを特徴とする時刻設定システム。
  7. 請求項1に記載の時刻設定システムにおいて、
    上記撮像装置は、上記第2の時刻情報に基づき上記時計手段の時刻を設定した後に、上記時計手段に対する時刻の設定が完了したことを通知するようにしたことを特徴とする時刻設定システム。
  8. 請求項7に記載の時刻設定システムにおいて、
    上記完了通知は、上記撮像装置が有する表示手段による表示を行うことによってなされることを特徴とする時刻設定システム。
  9. 請求項7に記載の時刻設定システムにおいて、
    上記完了通知は、上記撮像装置から上記映像機器に対して、上記時計手段の時刻が設定された旨を示す情報を送信し、上記映像機器により受信された該情報に基づき上記映像機器が有する表示手段に表示を行うことによってなされることを特徴とする時刻設定システム。
  10. 請求項7に記載の時刻設定システムにおいて、
    上記撮像装置は、音声による通知を行う音声通知手段をさらに備え、
    上記完了通知は、上記音声通知手段を用いてなされることを特徴とする時刻設定システム。
  11. 請求項1に記載の時刻設定システムにおいて、
    上記撮像装置は、上記第2の時刻情報に基づき上記時計手段の時刻を設定した時刻を示す第3の時刻情報を記憶手段に記憶するようにしたことを特徴とする時刻設定システム。
  12. 請求項11に記載の時刻設定システムにおいて、
    上記撮像装置は、上記記憶手段に記憶された上記第3の時刻情報と、上記時計手段から出力された現在の時刻を示す上記第1の時刻情報とを比較し、比較の結果、上記記憶手段に記憶された上記第3の時刻情報と上記現在の時刻を示す上記第1の時刻情報との差が所定の時間を越えている場合は、上記時計手段に対する時刻の設定を促す旨を通知するようにしたことを特徴とする時刻設定システム。
  13. 請求項11に記載の時刻設定システムにおいて、
    上記撮像装置は、上記記憶手段に記憶された上記第3の時刻情報と、上記映像機器に接続した時刻を示す第4の時刻情報とを比較し、比較の結果、上記記憶手段に記憶された上記第3の時刻情報と上記映像機器に接続した時刻を示す上記第4の時刻情報との差が所定の時間以内である場合は、上記時計手段の時刻を設定しないようにしたことを特徴とする時刻設定システム。
  14. 被写体を撮像して取得された撮像信号に基づき映像データを出力し、映像データを記録媒体に記録し、記録媒体に記録された映像データを再生し、第1の時刻情報を時計手段から出力し、所定のプロトコルに従い第1の通信インターフェースを介して他の機器と通信して映像データのやりとりを行うようにされた撮像装置と、
    基準となる第2の時刻情報を外部から自動的に取得し、映像信号に対して所定の信号処理を行い、上記所定のプロトコルに従い第2の通信インターフェースを介して他の機器と通信して映像データのやりとりを行うようにされた映像機器と
    を上記第1および第2の通信インターフェースで接続した際に、
    上記映像機器は、上記第2の時刻情報を上記撮像装置に対して送信し、上記撮像装置は、上記第2の時刻情報を受信して上記時計手段の時刻を設定するようにしたことを特徴とする時刻設定方法。
  15. 被写体を撮像して取得された撮像信号に基づき映像データを出力する撮像手段と、
    映像データを記録媒体に記録し、記録媒体に記録された映像データを再生する記録再生手段と、
    第1の時刻情報を出力する時計手段と、
    所定のプロトコルに従い、他の機器と通信を行う第1の通信インターフェースと
    を有し、
    上記第1の通信インターフェースを介してなされる通信により、上記他の機器と映像データのやりとりを行うと共に上記他の機器から第2の時刻情報を受信し、該受信した第2の時刻情報に基づき上記時計手段の時刻を設定するようにしたことを特徴とする撮像装置。
  16. 請求項15に記載の撮像装置において、
    上記撮像装置は、上記第2の時刻情報に基づき上記時計手段の時刻を設定した後に、上記時計手段に対する時刻の設定が完了したことを通知するようにしたことを特徴とする撮像装置。
  17. 請求項16に記載の撮像装置において、
    上記完了通知は、上記撮像装置が有する表示手段による表示を行うことによってなされることを特徴とする撮像装置。
  18. 請求項16に記載の撮像装置において、
    上記完了通知は、上記他の機器に対して、上記時計手段の時刻が設定された旨を示す情報を送信し、上記他の機器により受信された該情報に基づき上記他の機器が有する表示手段に表示を行うことによってなされるようにしたことを特徴とする撮像装置。
  19. 請求項16に記載の撮像装置において、
    音声による通知を行う音声通知手段をさらに備え、
    上記完了通知は、上記音声通知手段を用いてなされることを特徴とする撮像装置。
  20. 請求項15に記載の撮像装置において、
    上記第2の時刻情報に基づき上記時計手段の時刻を設定した時刻を示す第3の時刻情報を記憶手段に記憶するようにしたことを特徴とする撮像装置。
  21. 請求項20に記載の撮像装置において、
    上記記憶手段に記憶された上記第3の時刻情報と、上記時計手段から出力された現在の時刻を示す上記第1の時刻情報とを比較し、比較の結果、上記記憶手段に記憶された上記第3の時刻情報と上記現在の時刻を示す上記第1の時刻情報との差が所定の時間を越えている場合は、上記時計手段に対する時刻の設定を促す旨を通知するようにしたことを特徴とする撮像装置。
  22. 請求項20に記載の撮像装置において、
    上記記憶手段に記憶された上記第3の時刻情報と、上記他の機器に接続した時刻を示す第4の時刻情報とを比較し、比較の結果、上記記憶手段に記憶された上記第3の時刻情報と上記他の機器に接続した時刻を示す上記第4の時刻情報との差が所定の時間以内である場合は、上記時計手段の時刻を設定しないようにしたことを特徴とする撮像装置。
  23. 被写体を撮像して取得された撮像信号に基づき映像データを出力し、映像データを記録媒体に記録し、記録媒体に記録された映像データを再生し、第1の時刻情報を時計手段から出力し、所定のプロトコルに従い第1の通信インターフェースを介して他の機器と通信して映像データのやりとりを行うようにされた撮像装置を上記第1の通信インターフェースを介して上記他の機器と接続した際に、上記撮像装置は、上記他の機器から受信した第2の時刻情報に基づき、上記時計手段の時刻を設定するようにしたことを特徴とする時刻設定方法。
  24. 基準となる第2の時刻情報を外部から自動的に取得する基準時刻情報取得手段と、
    映像信号に対して所定の信号処理を行う映像信号処理手段と、
    所定のプロトコルに従い、他の機器と通信を行う第2の通信インターフェースと
    を有し、
    上記第2の通信インターフェースを介してなされる通信により、上記他の機器と映像データのやりとりを行うと共に上記基準時刻情報取得手段で取得された上記第2の時刻情報を上記通信により上記他の機器に送信するようにしたことを特徴とする映像機器。
  25. 請求項24に記載の映像機器において、
    上記第2の通信インターフェースを介して接続された上記他の機器に対して、上記第2の時刻情報を送信すると共に該第2の時刻情報に基づき上記他の機器が有する時計手段に時刻を設定させるコマンドを送信するようにしたことを特徴とする映像機器。
  26. 請求項24に記載の映像機器において、
    テレビジョン放送の電波を受信し、受信した上記電波から所定チャンネルの映像信号を選択的に取得して上記映像信号処理手段に出力するチューナと、
    上記映像信号処理手段により出力された上記映像信号を表示する表示手段と
    をさらに有し、
    上記基準時刻情報取得手段は、上記チューナに含まれ、上記テレビジョン放送の電波から上記第2の時刻情報を取得することを特徴とする映像機器。
  27. 請求項24に記載の映像機器において、
    テレビジョン放送の電波を受信し、受信した上記電波から所定チャンネルの映像信号を選択的に取得して上記映像信号処理手段に出力するチューナと、
    映像データを記録媒体に記録し、記録媒体に記録された映像データを再生する記録再生手段と
    をさらに有し、
    上記基準時刻情報取得手段は、上記チューナに含まれ、上記テレビジョン放送の電波から上記第2の時刻情報を出力することを特徴とする時刻設定システム。
  28. 基準となる第2の時刻情報を外部から自動的に取得し、映像信号に対して所定の信号処理を行い、所定のプロトコルに従い第2の通信インターフェースを介して他の機器と通信して映像データのやりとりを行うようにされた映像機器を上記第2の通信インターフェースを介して上記他の機器と接続した際に、上記映像機器は、上記第2の時刻情報を上記他の機器に対して送信するようにしたことを特徴とする時刻設定方法。
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