JP2006242537A - 刺股 - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数が少なく構造が簡素であり、耐久性に優れた、アームが回転可能な刺股を提供する。
【解決手段】湾曲したアーム2が先端部に固着された中空状のロッド3と、このロッド3と同径であり中空状の把持部4と、ロッド3の内部と把持部4の内部とを連通する中パイプ6とを備えている。把持部4は、中パイプ6を介在してロッド3の長手方向上に設けられている。ロッド3には、中パイプ6を固定するための固定具であるネジ7が螺入されて設けられており、これにより、アーム2と、ロッド3と、中パイプ6とが固定されて一体となっており、使用者が把持する把持部4は分離、独立した構造となっている。また、把持部4を貫通する中パイプ6の把持部4側の端部6aには、把持部4の先端4aに係止するための係止具8が設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、不審者を捕えるために用いられる刺股に関する。
不審者を捕えるために用いる道具として刺股が知られている。刺股の構造としては、両手で把持するロッドの先端部に不審者を捕えるための湾曲したアームが設けられている。しかしながら、ロッドとアームが一体となって固定されていると、不審者にアームを抑えられた場合に、アームの部分の径がロッドの径よりもはるかに大きいため、アームの回転力が使用者の抑える力を上回ってしまい、刺股の使用者は振り払われて不審者を逃してしまうという問題点があった。この問題点を解決するために、湾曲アームがロッドに対してロッドの軸回りに回転可能に設けられた刺股が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1に記載の刺股について図6〜図8を用いて説明する。図6はこの刺股の正面図、図7はこの刺股の連結装置の部分断面図、図8は図7のA−A線断面図を示している。
特許文献1に記載の刺股は、湾曲アーム20とロッド10とを連結する連結装置30を設け、その連結装置30に、湾曲アーム20をロッド10の軸回りに回転させる機能と、湾曲アーム20とロッド10の間に所定の力以上の回転力が加えられたときにのみ回転を許容する回転制御機能とを有する構成としている。
連結装置30は、図7,図8に示すように、湾曲アーム20を保持する保持部31と、保持部31から一体に突出した軸部32と、軸部32の先端側に配置される固定部33と、固定部33に対して軸部32をその軸部32の軸回りに回転可能に連結する締結手段34とを備えている。そして、それら軸部32と固定部33及び締結手段34がロッド本体11の先端部内に挿入されている。
固定部33は、ロッド本体11に対して固定ピン35により固定されていて、軸部32がロッド本体11に対して回転可能であり、さらに軸部32と固定部33との間に、それら軸部32と固定部33との間の相対回転に抵抗を与える摩擦手段36が設けられている。この摩擦手段36は、軸部32と固定部33との間に挿入した摩擦制御ワッシャー36aを含み、締結手段34は、軸部32と固定部33との相対距離を調整可能に設けてある。
締結手段34は、ボルト34aとナット34bを含み、ボルト34aが湾曲アーム20のアーム本体21部分と保持部31及び軸部32と固定部33をそれぞれ貫通する構成としている。ナット34bと固定部33との間には通常のワッシャー34cが設けられている。また、締結手段34のボルト34aと軸部32との軸回りの相対回転を阻止するための回り止めピン37が設けられている。
このような構造の連結装置30においては、湾曲アーム20は締結手段34により保持部31に固定され、保持部31と一体の軸部32はロッド本体11内に回転可能に挿入され、固定部33は固定ピン35によりロッド本体11に固定されている。そして、ナット34bを締め込むことにより摩擦手段36が機能し、ロッド本体11に対する湾曲アーム20の回転抵抗が発生するようになっている。即ち、ナット34bを締め込むと、軸部32と固定部33との間に摩擦制御ワッシャー36aが存在しているため、軸部32及び固定部33との間に、ナット34bの締め付け力に応じた摩擦抵抗が発生する。
特開2000−18890号公報
しかしながら、特許文献1に記載の刺股は、図7,図8に示すように、アーム本体21をロッド本体11に対して回転可能に設けるためには、軸部32やボルト34a等、多くの部品を必要とした複雑な構造となっている。また、摩擦手段36としてワッシャー36aが使用されており、このワッシャー36aは、湾曲アーム20を回転させると摩耗が起こり、摩耗が激しくなると摩擦手段として機能せず、交換する必要がある。さらに、摩擦抵抗を調整するためには、一旦固定ピン35を外して締結手段34をロッド本体11から取り出して調整する必要があり手間がかかる。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、部品点数が少なく構造が簡素であり、耐久性に優れた、アームが回転可能な刺股を提供することにある。
本発明の刺股は、不審者を拘束するための湾曲したアームを有する刺股において、前記アームが先端部に固着された中空状のロッドと、当該ロッドと同径で中空状の把持部と、前記ロッドの内部と前記把持部の内部とを連通する中パイプと、を備え、前記把持部は、前記中パイプを介在して前記ロッドの長手方向上に設けられ、前記ロッドには、前記中パイプを固定するための固定具が設けられ、前記中パイプは前記把持部を貫通し、前記中パイプの端部には、前記把持部の先端に係止するための係止具が設けられたことを特徴とする。
本発明の刺股は、上記の構成とすることにより、アームと、ロッドと、中パイプとが固定されて一体となり、これらと把持部とは分離、独立した状態となっている。このため、アームが回転したとき、このアームの回転力が把持部に伝達しない構造とすることができる。これにより、不審者が抵抗しようとしてアームを掴んで回転させても、この回転の影響を受けることなく、使用者は把持部を把持し続けることができる。
また、中パイプの端部に係止具を設け、これを把持部の先端に係止させることにより、把持部の内部に中パイプを位置させて、把持部が中パイプから抜け落ちることを防止することができる。
さらに、部品点数が少なく構造が簡素であるため、製造が容易となり、部品の消耗を防ぐこともできるため、耐久性に優れた刺股とすることができる。
ここで、前記ロッドと前記把持部との繋ぎ目には、円筒状の被覆部材を設けることが望ましい。これにより、ロッドと把持部とを滑らかに接続することができる、また、アームが固着されたロッドが把持部に対して回転するとき、被覆部材は摩擦手段として機能し、アームが把持部に対して無駄に空転することを防止することができる。さらに、被覆部材をグリップ部分として使用すれば、使用者は、刺股を安定して把持して使用することができる。
本発明の最大の特徴は、アームと、ロッドと、中パイプとを固定して一体とし、これらと把持部とは分離していることにある。これにより、アームが回転したとき、このアームの回転力が把持部に伝達しない構造とすることができる。従って、捕えた不審者が抵抗してアームを掴んで回転させても、使用者が把持部を把持した状態でアームは把持部に対して回転することとなり、使用者は把持部を持ち続けることができる。さらに、部品点数が少なく構造が簡素であるため、製造が容易となり、部品の消耗を防ぐこともできるため、耐久性に優れた刺股とすることができる。
以下、図1〜図4に基づいて本発明の実施形態である刺股について説明する。
図1は本発明の実施形態である刺股を示す図、図2は図1のA−A線拡大断面図、図3は図1のB−B線拡大断面図、図4は中パイプが把持部に係止されていることを示す底面図である。
図1〜図3に示すように、刺股1は、湾曲したアーム2が先端部に固着された中空状のロッド3と、このロッド3と同径で中空状の把持部4と、ロッド3の内部と把持部4の内部とを連通する中パイプ6とを備えている。把持部4は、中パイプ6を介在してロッドの長手方向上に隣接して設けられている。ロッド3には、中パイプ6を固定するための固定具であるネジ7が螺入されて設けられており、これにより、アーム2と、ロッド3と、中パイプ6とが固定されて一体となっており、使用者が把持する把持部4は分離、独立した構造となっている。
このため、刺股1は、部品点数が少なく簡素な構造でありながら、アーム2を回転させたときに、このアーム2の回転力を把持部4に伝達させない構造とすることができる。これにより、不審者がアーム2を掴んで回転させて使用者を振り払おうとしても、アーム2の回転に伴ってロッド3と中パイプ6とが回転するのみで、把持部4は回転しない。従って、使用者は、大きな力を要せずに把持部4を把持し続けることができる。
また、図4に示すように、把持部4を貫通する中パイプ6の把持部4側の端部6aには、把持部4の先端4aに係止するための係止具8が設けられている。このように、把持部4に中パイプ6を貫通させて、これらを係止具8で係止することにより、把持部4が中パイプ6から抜け落ちることを防止することができる。ここで、本実施形態においては、係止具8は、金属性の棒状のものを端部6aに貫通させて使用しているが、把持部4の先端4aに係止されるものであれば、他の形態としても良い。また、本実施形態においては、ロッド3と把持部4の長さを同程度としているが、これに限定されることはなく、使用状況を想定して適宜長さを変えても良い。
ここで図5に示すように、刺股1において、ロッド3と把持部4とが隣接する位置である繋ぎ目5には、円筒状の被覆部材9aを設けることが望ましい。被覆部材9aとしては、弾性変形可能な樹脂製のものを使用している。これにより、ロッド3と把持部4とが隣接する繋ぎ目5において段差を生じることなく滑らかに接続することができる。
また、アーム2が固着されたロッド3が把持部4に対して回転するとき、この被覆部材9aとロッドとの間に摩擦が発生する。これにより、被覆部材9aは摩擦手段として機能し、アーム2が把持部4に対して無駄に回転(空転)することを防止することができるため、使用者は不審者を正確に捕えることができる。
なお、摩擦の大きさは、被覆部材9aを適宜選択することにより調整することが可能である。さらに、被覆部材9aをグリップ部分として使用すれば、使用者は、刺股1を安定して把持して使用することができる。
また、把持部4の先端4aには、係止具8および中パイプ6の端部6aを被覆する被覆部材9bが設けられている。これにより、使用者は係止具8や端部6aに衣服などを引っ掛けることが無く、安全に使用することができる。なお、被覆部材9bの材質については樹脂製のものを使用しているが、これに限定されるものでは無く、金属等他の材質とすることもできる。
本発明の刺股は、学校やコンビニエンスストア等、不審者が侵入する恐れのある場所において広く利用することができる。
本発明の実施形態である刺股を示す正面図である。 図1のA−A線拡大断面図である。 図1のB−B線拡大断面図である。 中パイプが把持部に係止されていることを示す底面図である。 本発明の実施形態である刺股に被覆部材を設けたことを示す正面図である。 従来の刺股を示す図である。 従来の刺股を示す図である。 従来の刺股を示す図である。
符号の説明
1 刺股
2 アーム
3 ロッド
4 把持部
4a 先端
5 繋ぎ目
6 中パイプ
6a 端部
7 ネジ
8 係止具
9a,9b 被覆部材

Claims (2)

  1. 不審者を拘束するための湾曲したアームを有する刺股において、
    前記アームが先端部に固着された中空状のロッドと、当該ロッドと同径で中空状の把持部と、前記ロッドの内部と前記把持部の内部とを連通する中パイプと、を備え、
    前記把持部は、前記中パイプを介在して前記ロッドの長手方向上に設けられ、
    前記ロッドには、前記中パイプを固定するための固定具が設けられ、
    前記中パイプは前記把持部を貫通し、前記中パイプの端部には、前記把持部の先端に係止するための係止具が設けられたことを特徴とする刺股。
  2. 前記ロッドと前記把持部との繋ぎ目には、円筒状の被覆部材が設けられた請求項1記載の刺股。
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